だだもれ

2016年05月30日

妻実家。義父は2週間くらい前から腰痛で元気がない。 2週間引かないのは変だ。前立腺肥大があり、PSAは過去を確認すると 6とかあった時期もある。今は4弱だが、アボルブを飲んでいるなら低く出ているはずで、 本当はもっと高いかもしれない。 つい前立腺癌の骨転移という最悪の可能性が頭にチラついてしまう。 2ヶ月前にも超音波と触診してるみたいだし、まさかあるまいとは思うのだが。 一回それを疑った検査を受けてほしいところだがなあ。

2016年05月27日

弟。整形外科ではいきなり「主治医は予後に関してどう言っていますか。 まだ戦うべきだと言っておられるんですか」みたいなことを言われた。 案外進行遅いみたいなんでまだやりたいんですよ、 的なことは答えたが、本人がいる状態でいきなり言われるとどっきりする。 しかし、すでにしてそういう状態なのだ。 胃癌再発肺転移肝転移骨転移、なんて救いようがないほど絶望的な状況だ。 去年の3月には「半年後生きているかわからない」とある先生に言われているのである。 今回の先生はいい先生に思える。 できるだけ通院の負担がないように予約をねじこんでくれ、 とにかく手術することになった。6月15日を予定。

骨転移の手術には、椎体を丸ごと取り出してその部分での根治を目指す手術と、 腫瘍は取れるだけ取るに留めて、上下の椎体と板で固定して補強し、 つぶれるのを防ぐ手術の二つがある。 前者はそこさえ除けば年単位で生きるという確信がなければ行われない。 入院3ヶ月、手術時間10時間級という凄まじい手術だからだ。 苦痛も半端ではない。 当然、肝転移がいる弟の場合はそんなことが提案されるはずもなく、 人によっては姑息的手術と言うような後者の手術となる。 入院期間2週間で、事前の血管塞栓に2,3時間、本体に3,4時間だという。 脊髄は出血が激しくなりがちなので、 前もって塞いでも問題ない血管は塞いでおき出血を軽くするらしい。 塞栓はゼラチンで行い、数日で溶ける。 筋や骨は多少血流が悪くなっても数日なら問題ないそうだ。 ただし、神経に行く血管を塞ぐと神経が死ぬので、 塞栓は意識がある状態で諸々のチェックをしながら行う。

そうして手術が終わったら、再燃するまではそのまま化学療法に任せ、 明らかに再燃したら定位照射で焼く、という手順。 もう全身を癌細胞が泳いでいるのは確実であり、 部分で根治を狙っても意味がない。 癌細胞がゼロでなくても生き残れる方法はあるに違いない、 という世界観でこうしてやってきているのだし、それは問題ないだろう。 ゼロにしなければ絶対に生き残れないというのであれば、 ダメ元でもいいから骨転移に関して根治を狙う手もあるのだろうが、 もしそれをやるなら肝転移とリンパもまとめて消す手立てを考えねばならない。 現状それは無理だ。肝転移はともかくリンパはやりようがない。場所が深すぎる。

本当、癌は厄介だ。恐ろしい。

ずっと迷っていたことを、今日やった。仕事の話だが。 うまくやれたのかわからない。やるべきだったのかもわからない。 しかし、やらない限り前に進めない気がしたのでやった。 後でこれを猛烈に後悔することもあるのかもしれん。

2016年05月25日

こういう本があるのか。 今のところscratchとかの子供にプログラミングを教える話には あまり乗り気になれないでいる。 根本的に「これで遊んでると頭が良くなる」的なことを あまり信用できてない。いや、そういうことはあると思うのだが、 それを期待してやることにどれくらい確実性があるのか、 ということがわからない。 そのうち結果が出るのかもしれないし、 はっきりとした結果は出ないのかもしれない。

プログラミングができるかどうか以前に、 まともに考えられるかどうかという問題がある。 プログラミングはまともに考える力を鍛える道具にもなるだろうが、 残念ながら人類の応用力はおしなべて低く、 考え方なり知識なりを他の領域に応用するのはかなり難しい。 それには応用する能力を鍛えることが別途必要だ。

私の本は、そもそも問題を解くとはどういうことか、 ということをあのひどい言語をネタにして説明した本だ。 しかし、あの本を読めるようになる年にはもう手遅れということはあって、 子供のうちに手を打ちたいという考えはよくわかる。 より大きな視点で見れば率が上がればいいのだから、 確実性はさほど問題ではない。 「scratchで遊ばせた子と遊ばせてない子で有意差が出る」 ということが証明されればいいだけのことだ。

弟病院。MRIの結果、第九胸椎が激しく侵されていて、 定位照射では十分な効果が上がらないとの判定。 しかし、全身状態が良く、ここ数ヶ月の進行速度から見て、 まだあきらめる時期ではなく手術を勧めるというお話。 明日整形外科を受診して、どういう手術なのか話を聞く。 もはや選択の余地はないので、おそらくやることになるのだろう。 背中から開けて癌を掻き出せるだけ掻き出し、セメント注入、 プレートで上下の胸椎と連結して補強、といったあたりだろうか。 その後定位照射でダメ押し、という感じっぽい。 早ければ二週間後に手術となる。

ゾメタを早くやっていればと思う。骨転移治療ガイドラインを持って主治医に会う くらいのことはすれば良かった。諸々資料を親に渡しはしたが、 やはり医者に意見するというのはそう簡単ではない。 私がやるべきだった。もし12月の段階で始めていれば、 進行が遅くなり、定位照射で済んだかもしれない。

骨転移治療法の資料もう一つ。 一つ目の資料の予後推測スコアはキツいな。 弟はPS1、脊椎以外の骨転移なし、 脊椎転移数1、原発巣は胃、臓器転移は切除可能だがあり、 麻痺はなし。スコアは6。予想予後は6ヶ月未満だそうだ。 このスコアを提唱している医者は、6ヶ月未満と判定した場合には手術はせず、 放射線や薬での緩和を狙うという。 また、別の医師によれば、 抗癌剤をやった後で再燃したケースではさらに余命が短いことが多く、 スコアに抗癌剤をやったか否かを加えているという。 ほぼほぼ原発がどこかで決まり、胃はそれだけタチが悪いということになる。 しかしそれでも、手術をしようという気になるくらい状態が良いわけで、 かなり運が良い部類だということは言える。こんな状態だが。

手術法。前から開けることもあるのか。というか、 まともに癌を取ろうとすると前からが主流っぽい。これは前からになりそうだな... しかしこれは2005年の文献だから、今はもうちょっと進歩があるかもしれん。 それに期待しよう。

脊椎全摘。丸ごと取り出して液体窒素につけて癌を殺し、砕いて チタンの人工頚椎の中に入れる。 死んだ癌細胞がワクチン代わりになるのではないかという仮説のもと、 単にチタンを入れるだけでないことをしているわけだ。

侵襲デカいな。 やる予定だった人のブログ を見つけた。肋骨を4本も切除するという。でもこの人は寸前で肺転移が発覚して 中止している。たぶんこれはないんだろうなという気がしてきた。

2016年05月23日

調子に乗ってリザードマンに続いてマーマンも孵化。 城レベルは上がるだろうが、強化がまるで追いつかない。 城18でキャラの最大が15。大半は12までしか上がっていない。 防衛はほぼ失敗で、溜まった金をごっそり持っていかれる。

2016年05月20日

今週はCTを撮ってもらえなかったようだ。 25に東京に行く予定があるのでそっちでやってもらえと言われたのか。 長いこと弟の主治医と話していないので、 どういう考えなのかよくわからない。 「ステージ4は何でもアリだと思う」とは言ってもらえて、 効果が怪しいピシバニールも毎週打ってくれているのだが、 できれば先回りして手を打ってほしいなあ。 ゾメタももっと早く始めた方がよかったんじゃないかと思ってしまう。

自分が何で給料をもらって生きていくべきかを考える時期らしい。 専門家か、人を働かせるか、教えるか、より客に近い現場で何でも屋をやるか。 何にしても、C++でグラフィクス周りをやることに関しては限界を感じる。 なにせもうからないし、その道で一流になれる気はしないし、その意思もない。

Javascriptは最近覚えたものの中では一番筋がいい。 これが手に馴染めば、かなりやれることが増える。 C++で書いていたようなものも数倍遅くなる程度で書けるし、 ブラウザ上で動かすこともできる。 さらに、サービスを作るというC++ではやりにくい仕事へも進出できる。 ネットワークが素人なのが問題ではあるが、 httpから上だけ見ていてもそれなりにやれることはあるし、 やっていれば下層も見えてくるだろう。

城ドラおもろいなあ。

リザードマン315,373,533。アシュラ484,533,666。攻撃頻度は36/分で共通。 一対一になった場合、推測されるダメージ計算式であるならば、生存時間はアシュラ666/(315/533*100)=11.26撃、リザードマン533/(484/373*100)=4撃。 リザードマンを2体ぶつけても、 同時に2体がダメージを受けるならばアシュラに勝てない。

オーク210,720,800。アシュラにぶつけるとどうなるか。 アシュラ生存時間=666/(210/533*100)=16.9撃。オーク800/(484/720*100)=11.9撃。 2体いれば同時にダメージを食ってもアシュラを止められる。

全て300のキャラと全て200のキャラがぶつかった場合、生存時間は 300/(200/300*100)=4.5対200/(300/200*100)=1.33。 つまり、全能力値で1.5倍の敵には3体いてもなお不利ということになる。 強い方が単体攻撃であれば楽だが、複数攻撃だと極めて厄介だ。

よくあるケースを考えよう。剣士でゴブリンを止められるか。 剣士200,200,200、頻度45。ゴブリン263,266,400、頻度72。 生存時間比は200/263/72*200:400/200/45*266=2.11:11.82。 圧倒的な戦力比で、1対1を順にやれば計算上ゴブリン1体で剣士5体を倒し得る。 実際には複数同時に当てる上にゴブリンは単体攻撃なので、これほどの差はつかない。 さらに剣士にはコウゲキアップのスキルがある。 しかしそれでも2体では止め難い。コスト1に3体出さねばならないとなると論外であり、 コスト2で止めるべきだということになる。

ゴブリンの代わりに騎馬兵を考えるとさらに厄介で、 騎馬兵は315,373,500、頻度60。生存時間比は200/315/60*200:500/200/45*373=2.11:20.72。 こうなると同レベルだと4体でギリギリの計算だが、 現実には3体で止められることもあるので、コウゲキアップが結構効くのだろう。

2016年05月16日

Dupan2が1600らしい。本当マズい。 ハーセプチン+オキサリプラチンをつっこんで2週間後の測定であり、 効くなら下がり始めてもおかしくない。

去年のデータを調べると、初回のハーセプチンから 1ヶ月経ってもまだ下がり始めていなかった。 今回も遅れがあるというだけの話なのか、 それとも前回のようには効かないということなのか。 判断できる状況ではない。 とにかくCTを撮ってもらって、増大しているのが 肝転移かどうかを判定してもらうよう電話で言った。 デカくなっているのが肝転移ならつぶせないサイズになる前に つぶさないといけない。そしてデカくなってるのが骨転移だと、 定位照射できなくなる可能性が上がって極めてマズい。 どちらでもない所が大きくなっているなら 即座に命に関わることはないが、 それでも当然歓迎はできない。

2016年05月11日

ひつじこは糖質制限してても体重が増えている。食べた脂質が蓄積しているか、 制限しきれてない糖質が脂質に変換されているか、 過剰な蛋白質が脂質に変換されているかで、 食べた脂質が直接蓄積することはないという仮説を信じるなら、 後ろ二つが問題ということになる。 蛋白質を食べすぎているか、 食べる頻度が高すぎるかが怪しい。 とりわけ頻度。 一日一食でいいんだろうけどなあ本当は。

病院に行くまでもない不調には漢方が便利だと思っているのだが、主観。 ここ数日風邪気味かつ疲労が溜まっているので、補中益気湯、柴胡升麻増量、加大黄。 不思議に動けるが、プラセボの可能性はある。生薬に汚染や偽装がないとも言えない。 でも私は使う。結局のところ、多少は危険を冒さないと仕方ないと思っている。

2016年05月04日

科学は宗教の一種、みたいなことを言う人がいる。 それに対して、科学は疑えと言うが宗教は疑えと言わないから違う、 的な反論がある。「全ては今のところ正しく見える仮説でしかない」ということを わきまえろというのが科学の教えだ。 しかし、残念ながら科学に関わる人全てがそれを わきまえているわけではないし、 どのレベルから疑っているかも場合による。 定説に合わないことが起きた時に定説が間違っている可能性を疑える人間は少ない。 逆に、宗教者とて信仰心だけで物を言うわけでもない。 函館ラサール高校の理事長であるラベル先生は、 「イエスは一人のユダヤ人の男ですから」と言った。 現在キリストとして知られているイエスと、 実在のイエスを別物として扱っているからこそ言える台詞だ。 ラベル先生に限らず、宗教者であっても多くの人は科学的な手続きを理解しており、 聖典が当時の状況で書かれていることを理解している。 原理主義者は少数派なのだ。 そして、そもそも「科学は宗教の一種」なんて言う人間が 何故そう言うか、ということも考える必要がある。 科学的な考え方を押しつけてくるのが腹立たしかったのかもしれないし、 科学がわからなくて不信を抱いているのかもしれない。 大抵の科学的なやり方は分解を伴う。なんでも分解していくやり方に 不信感を抱くことは十分ありうることだ。細分化されるにつれて全体が見え なくなることは多い。専門家すら他の専門を解さない。 また、単純に科学科学言う人の言葉がわかりにくくて 腹が立つということは多い。 説明の供給が足りている印象はない。わからない多数派は置いてけぼりにされている。 「何言ってるかわからない」という意味では、知らない宗教と印象が かぶるのは無理からぬことである。 それに、そういうことを言う人間は宗教も良くは知らないのだ。

円高らしい。またたくさん外貨を買えるようになるわけで、 悲しむことはない。ココナツオイルもトマト缶も安くなる。

水素水はインチキか?当然のようにインチキであると考えられていて、 そう考えない奴は頭がおかしい、くらいの勢いだが、 私にはわからないな。 臨床試験で白黒ついてるわけでもないし、「病気がない人が飲んでより健康になるか」 なんて臨床試験は不可能なわけだから、永遠に真偽はわからない。 十分安くて害がないならアリだろう、としか言えない。 そもそも水素が入ってない製品が普通に売られていることや、 難病の人間に偽りの希望を持たせて買わせる宣伝の数々などなど、 明らかに許し難いことはあるのだが、 臨床試験やるまで売ることを許さない、的な規制をやるのがいいのかどうかは 私にはわからない。皆に効きそうかどうかを判断する知識を 持たせるべく教育する、というのは理想論すぎるので 規制でどうにかする方向の合理性もわかるのだが、確信は持てない。

軽く調べた感じ、水素を呼吸することで炎症を抑える効果があるかもしれない、 というところまではウソじゃないんだろうという感じはある。 では病気でもない人間が飲んでいいことがあるか? ゼロではないかもしれないが、その金を他に回した方がマシな程度 でしかないだろうなという気はする。 ただそれも、金がうなるほどある人間であれば別に害はないわけで、 飲んでもかまわないのかもしれない。

食い物気をつけた方がよほど効くと思うが、問題は 何を食ったらいいかについて100%確実なことがないことなんだよな。 運動だってどれくらいしたらいいのかがよくわからない。 個体差もあるだろうし。

2016年05月02日

真田丸が面白いということで見始めたが、 基本殺人シーンまみれだし、オッサンが怒鳴ったりして子供が怖がる。 教育上よろしくないということで、子供がいる時には見ない方がいい感じに。 いつ見たものかな。

スマホのおかげでかなり細切れの時間でもゲームがやれるようになったが、 パズドラのように中断し放題のゲームならともかく、 城ドラやクラロワではやはり中断し難い。 一試合だけやっても勘が戻らず何試合かやらないと勝てない。 ゼルダみたいに1時間あっても足りないよりはマシだが、 それでもなかなか難しい。

時村と城ドラ対戦。負けた。騎馬兵でつっこんで砦奪取、ゼウス+ゴーレム、 押し込みつつスケルトン+猫。この打撃力はヤバいな。 こっちの手札は、ミノタウロス、 ワイバーン、フェアリー、マーメイド、アーチャー、エルフ。 敗因はまともに相手をしたことだ。 ミノタウロス一体でゼウスとゴーレムを相手取るのは無理だ。 エルフの支援があっても打ち負けるし、召喚場所をしくじって1体が遊んでいる。


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