だだもれ

2014年03月31日

確定申告したら4万返ってきた。 確定申告のための手間と時間は4万円に対してどうか、という問題だが、 今回はプラスと言っていいだろう。 数千円なら割に合わないが、数万円となれば十分割に合う。 もし給料が10倍とかになれば数万円でも割に合わなくなるんだろうが、 そんな日は来ない。

土曜日はひつじこがオタマとシノンを連れてひつじこの実家に行った。 私は仕事。ひつじこが気を利かせてくれたわけで、 ありがたく昼間から夜中まで仕事ができた。 おかげで気になっていたことがどういう状況にあるのかがよくわかって、 問題が思っていたよりも根深いこともわかった。 挙動を変えないまま高速化すればいいと思っていたが、 そもそもこの挙動で本当にいいのかということ自体が気になって仕方ない。 そこまでやる責任はないんだが、責任とかいうことを言い始めると何も良くならない。 見てしまったものは無視するわけには行かない。

仕事が終わったら土曜の夜に私も行く予定だったが、 全く終わらず、そもそも終わるということ自体がありえない状況。 そのまま夜中の3時。しかし、 翌朝は朝から市川の動物園。 雨が予想されるので防寒着や雨合羽、 それにシノンの薬を持ってきてくれと連絡を受けていた。 9時出発というので、7時頃には出る必要がある。 6時に目覚ましをかけて寝た。

そして、案の定起きられなかった。一回は起きたが、二度寝して8時半。 2分で家を出てひつじこに詫びメール。 目覚しをかける時間を間違った。 9時出発なら7時半に起きて出れば良かった。 余計に早く仕掛けたために起きられなかったとも言える。 まあ7時半でも起きられたかは怪しいが。

数分後電車に乗る寸前に、ひつじこから電話。 間に合わないから来なくていい、みたいな。 雨が来そうなので、私を待たずに行くとのこと。 しかし乗る寸前だったのでそのまま乗った。 動物園に行かないとしてもそもそも合流しないという選択肢はないだろうと思ったし、 シノンの薬も届ける必要があると思った。 ひつじこの実家で待っていればいい。

9時頃、ひつじこから先に出るとのメール。 しかしそこに、東松戸からタクシーで来てもいいし、 大町から徒歩22分とも書かれている。 来いってことか?そのまま行けば大町には10時付近に着く。 9時30分開園だから、30分以上動物園に留まっているなら合流できる。 さっさと見て帰るのであれば間に合わないだろうし、 ひつじこの実家で待てばいいと思ったが、 ならば行こう。間に合わなくても損をするわけではない。というわけで大町へ。

寝過ごして一旦新鎌ヶ谷まで行ってしまったが、一駅戻るだけで済んだ。 そうでなかったとしても東松戸で各駅停車に乗り換えねばならず、 それと比べれば時間のロスはない。 その後遊歩道的な所を1.5kmほど走って動物園へ。 朝起きる時にふくらはぎがつったせいで結構な痛みがあり、 それで走り方がおかしかったのか反対の脚に変な衝撃が来て踵を痛めた。 さらに傘を持っているので走りにくいし、地面は結構砂利でビブラムには痛い。 しかし走るのは久しぶりだったし、そういう痛みがむしろ面白くなり、 ズンズン走った。その途中メールが来て、見終わったとのこと。 雨が降ってきたこともあるし、オタマの体力はそれほど長時間は続かない。 というわけで、動物園の入口で待って、合流。 じいじの車でひつじこ実家へ。

で、まあ何もせず寝てしまって夕方。 ひつじこ的にはもう一晩泊まるか帰るかの選択肢があり、 シノンの痒みケアや、風邪をひいたっぽいオタマのことを考えると 帰った方がいいんじゃないか、ということと、 月曜まで滞在していればひつじこの妹がやってくるので会えるとし、 じいじばあばが子供の相手をしてくれて楽ということが天秤にかけられていた。 私は二泊する可能性は考えていなかったので夜も働くつもりでいたが、 ひつじこが泊まりたいなら泊まってもいいし、 帰ってもしんどいから会社に行かないでほしいということで あれば行かなくてもいいとは言った。 結局帰ることになった。

みたいな一日で、一体私は何をしに行ったんだろうな的な状況。 それでまたひつじこを怒らせたわけだが、さてどうしたらよかったんだろうな。 動物園に間に合った上で、 寝てしまわずにオタマやシノンと遊べていれば良かったわけだが、 そのためには前の日にあんなに仕事をしてはいけなかったわけだ。 合流せずに家で寝ていれば体調の問題はなかったかもしれないが、 そうすればそうしたで別の問題があったかもしれない。今となってはわからないことだ。 「そんなに体調悪いなら家で寝てればいいのに」と言われても、 何せ体調とか疲労とかいうものは主観だ。 主観なので、「疲れたので合流しないで家で寝てる」ということがどの程度正当かは 自分では判断し難い。それこそ本当に体が動かなければ仕方ないし、 そこまで行かなくても熱が38度あるとか、咳が止まらないとかであれば ある程度はっきりするのだが、眠くてダルい程度だと、 休んで寝ていることの正当性は怪しい。少なくとも休んでいいことを確信できない。 休みたいかと言われれば休みたいが、その欲求は単に身体的なもので、 カワウソとは握手したいし、一人だけ家にいて寝てるのが楽しいわけでもない。 それに前の晩にはシノンがかゆがってひつじこがしんどいという 電話がかかってきている。 それを放っておいて家で寝ているわけにも行かない。 まあ結果から言えば、動物園には間に合わず、大半の時間寝てただけなわけで、 「何しに来た」というのももっともなわけである。 役に立ったとすれば電車でシノンをだっこしてた程度だな。 ほぼ1時間ずっと立っていたのでしんどかったが、 そのおかげで泣かせずに済んだ。

私の判断基準として、「私がしんどいのは気にしない」 というのがあるのが問題なのはわかっているのだが、 「しんどいからやだ」と言うのが正当とも思えないのが難しい。 しかし実際しんどいので、起きられなかったり体調を崩したりする。 なにせ結婚するまでは、家にいる時間のほとんどは寝転がっていたわけで、 1日15時間働いても、なお8時間半は寝転がっていられたのである。 それで体力をギリギリ保っていたのだとすれば、 今の状況で耐えられないのは仕方ない。 食べ物や体の動かし方などを改良してどうにか耐えるしかない。 働く時間を減らしても、寝転がっていられる時間が増えるわけではないからな。 他に選択肢がない。

今やってるのは人を働かせる仕事だ。 自分の都合でペースを緩めることはできないし、 何せ初めてやることなので軌道に乗るまでは多少の無茶はやむをえない。 間接部門なので「締切に間に合わないと何千万の損害が!」 みたいなことはないのだが、そのヌルさそのものが、 一緒に仕事をする現場の人々と協力することを難しくしている。 最大の課題はそこだ。 現場の人達と同じ時間の流れ方に身を置く努力をし、 現場の人達ができないことを容易にできる技術力を持って、 初めて間接部門の人間は存在を許される。 それをうちらは身体で理解しないといけない。 「俺達が徹夜してるのにあいつらは19時に帰っていやがる」 と思われたら終わりだ。それでも許される圧倒的なスキルを持った上で、 それでもなお一緒にしんどい思いをする姿勢を見せて、 初めてうちらは必要とされる存在になる。 それができないなら部署ごとなくなった方がいいし、実際なくなるだろう。

でもしんどい。さっさと後継者に引き継がないと。そしてまた本なんて書きながら 給料泥棒感にさいなまれる生活をしたい。 あれはあれできついんだが。

市場原理で保育園は解決できないというが、 質が落ちて値段が上がっても良ければ供給は増える。 それはそれで解決の一つの方向ではないだろうか。 単純に今の保育園が安すぎるんじゃないのか? 子供一人あずかって月数万って、必要な施設と人件費考えたらありえんだろ。 仮に子供10人あたり1人で人月80万だとしたら、 それだけで1人8万円取らないといけない。 人月80万って、別に高くもなんともないぞ。 もちろん、経済的にしんどい家庭はあるわけで、補助はいる。 それは税金をつっこむべきだ。 子育て支援は国のレベルでしっかりやらないと未来がない。 しかし、うちみたいに裕福な家庭からは月10万やそこらは取っても バチは当たらない。それで施設や人材が良くなるなら、納得して払うだろう。 問題は根本的に、「今現在安すぎること」にあるように思える。 高齢者の政治力が強すぎて子育て支援に税金が回ってこないのは確かに問題だが、 その問題は当然のように起こり、おそらく避けられない。 避けられない問題はもはや問題ではなく、 物理法則と同じく折り込まねばならない条件だ。 つうか、市場原理以外で解決できるのか? 地道な政治活動で子育て支援関連予算を増やせる目処は立っているのか? 比較的収入の低い人にとってこの問題は切実だが、 そういう人向けの政党とて当然高齢者の支持を集めたい。 年金を削って子育てに投入すると言えるわけがない。 だいたい、金がある奴にはそれだけ払ってもらう、というのは当然のことだ。 税金でそれをすればいいと言うかもしれんが、 税金を経由すると政治の影響で用途がねじ曲がることを避けられない。 直接的に払ってもらう方が簡単だろう。

幼稚園も安い。人によって値段変えたっていいと思うんだけどなあ。 というか、補助金を個人に払えば人によって値段を変えるようなマネをせずに済む。 出産の時の補助金みたいに病院に直接払われれば面倒な問題もいくらか防げるし。 結局はこれも政治的な問題だろうな。 すでに補助金を得ている既存の保育園幼稚園にとっては、 それを失うことは痛い。総額が同じだとしても、 自分の幼稚園が選ばれなければ受け取れない わけで、それは競争が激化することを意味する。

テトリス本の在庫がアマゾンで切れた。最近えらい売れてるな。 もう一回くらいは増刷してもらえるだろうきっと。

2014年03月30日

ひつじこ達がじいじの家に行っている間仕事。 これ、真面目にやるとエグいな。 やらないといけないわけでもないが、やればモノが良くなるかもしれない、 という類の仕事なわけだが、何分初めていじるものだけに勝手がわからない。 また、魔改造した結果挙動が変わってしまったのも厄介だ。 何が違うのかを調べるのがまたエグい。 しかし勉強になった。

プログラムは入力と出力をつなぐものだ。 どちらかが複雑になればプログラムも自然と難しくなる。 ただ、その複雑さが、人間の都合によるか、 物理的な都合によるかで少々違ってくる。 センサーにノイズが乗るとか、 出力が反映されるのに遅れが出るとか、 そういう機械の都合を考慮するプログラミングは あんまりやってないので、ちょっと手間がかかる。

2014年03月28日

サンライズの白の小さい瓶を買ってきて味見。 おいしいが、これはジュースだな。 13%あるのでそんなに糖が多いわけでもないんだと思うが。

仕事してたはずが、寝落ち。こりゃダメだ。 できるとわかっている程度の難度だがそこそこ頭を使う、 というレベルが一番気が乗らない。気が乗らないと、眠気が増す。 単純に睡眠が足りてないだけかもしれないが。

今年は4/11と4/18、そして5/2に九州。去年は日帰りにしていたが、 今年は泊まりにして翌朝帰る。 といっても、学生のために時間を取るためで、遊ぶためではないし、 具体的に予定があるわけでもない。 福岡や北九州に知り合いでもいれば会ってどうこうというのもあるのだが、 いないよなあ。まあ、会社辞めて福岡に行った人はいて 知り合いではあるのだが。

あのあたりにはゲーム会社がたくさんあるはずで、 cedecやらgdcやらでそういう会社の人と話したこともあるはずなんだが、 もはやよくわからん。 facebookとかで普段からやりとりをしてる人達がまぶしい。

今年は博多ラーメンを食べるのだろうか。中途半端な待ち時間 ができた時とかに食べてしまいそうな気もするが、 正直もうそんなに魅力を感じない。 つうか、あそこラーメン大があったよな。むしろそっちの方がありうる。

でもまあたぶん、あの特徴的なスーパーで適当に惣菜を買って食うんだろう。

チームにいる人々の給料が増えるためには、どうすればいいか。 まず最低限、給料を増やするに価するだけの成果を上げないといけない。 現場がもうけるのを助けられれば、それが成果となる。 1億円コストを削ってもいいし、1億円余計に売れてもいい。 いずれにしても1億円の成果だ。 ただ、残念ながらそれだけではダメだ。給料は階級と不可分なので、 どうにかして昇進させる必要がある。 しかし、「兵がいないまま全員少佐」みたいな 状態はたぶん難しい。チームの長が昇進してより大きな組織の長になり、 チームの誰かが昇進してチームの長になる、

2014年03月27日

ディレクターごっこを始めてもう3ヶ月半だ。 そろそろ後継者を考えないとなあ。本に戻れなくなる。 さすがにあと3ヶ月くらいやれば十分軌道に乗るだろうし、 私がいなくなるわけでもないから他の人でもどうにかなるはずだ。

最近は給料分くらいは働いてる気がする。 本書いてた間のゴクツブシっぷりを考えればこれでも足りないのかもしれんし、 また書きたいんだから今のうちに貯金っぽいものをつくっておかないと。 でも、間接部門だから給料分働いているかどうかの判定は難しいんだよな。 なんぼいいものを作っても、それが現場の役に立たなければ1円にもならん。 「軌道にのった」と言えるのは、現場の役に立つ状態になることを確認してからだろうなあ。 それまではやめられないか...

シノンの皮膚がひどいが、オタマがひどかった時に比べればまだまだ大したことはない。 あの時と違って、対処法はわかっている。治せるわけではないにしてもだ。 ただし、ひつじこにかかる負荷はそう簡単ではない。 というのも、オタマの時にはオタマしかいなかったが、 今度はオタマの相手をしながらシノンの世話をせねばならないからだ。 オタマの相手をしている間に掻きむしられるケースが多発して、 ひつじこの精神が疲弊している。 私が本とか書いてるゴクツブシ状態であれば良かったのだろうが、 今はそうではない。しかも人と関わる仕事だから時間が自由にならない。 いつ話し合いが勃発するかわからないので、 決まった時間に夕方帰るというのはもう無理だ。 一応それを補うために、できるだけオタマが寝るまで家にいて、 その後出勤するようにしているわけだが、 当然夜は2時3時が当たり前になり、私の健康状態がヤバいことになる。 明日も朝からシノンを小児科に連れていくので早く起きねばならないのだが、 すでにして25時だ。さすがに今日はもう帰って寝よう。

白ワインも気になるな。エタノール濃度が同じくらい高ければ、 糖質も同じくらいだろう。赤と白で糖質量に差がないなら、 白を飲んでもかまうまい。白ワインも料理に使いたいしな。 次は白の箱ワインも買おう。ただ、13%くらいアルコールがあることを 前もって確認したものにしたいが。

とはいえ、こうやって夜中になった日に飲むのは禁止にすべきだな。 睡眠の質は極力確保しないと身体が保たない。 澱粉を食べなくなってから酒の影響が残ることがなくなったが、 それでもダメージがゼロというわけではないだろう。

facebookをたまに見ると、社交ってのはこういうもんかと思う。 無理そう。あと、何故かやめたはずのlinkedinにまたアカウントができていて、 しまったなあと思っている。

2014年03月26日

つい最近、重心は保存されるという物理法則を身体で理解した気がしている。 直立して身体を固め、片方の腕を水平に上げると、倒れる。 重心が上げた腕の側にずれるからだ。 倒れない人は脚でふんばっているか、どこかを動かしてバランスを取り直している。 ここで、身体を固めなければ、腕を上げるのに伴って腰がわずかに 逆方向に動いてバランスを保つ。 これは腕が横に動いたことの反作用で体幹が押されるからだ。 理想的に脱力していれば、こういったことが自然に起こり、 バランスは保たれる。つまり重心は自然に保存される。 そうならない人は、股関節がこわばって腰が自由に動けない状態にある。

さて、腕を真上に上げる時、身体が固まっていれば、腕を上げた反作用で 肩から下は地面に押しつけられる。腕を上げる時には、腕の重み全部を 持ち上げるだけの力を出さねばならない。 しかし、膝や背骨を緩めておくと、腕を上げる反作用で腹はへこみ、膝も曲がる。 その結果、腕の回転中心は元肩があった位置よりも下がり、 必要なエネルギーは減ずる。ここで、背骨や膝を曲がりっぱなしにせず、 適当なところでまっすぐに伸ばすと、その運動が腕を持ち上げてくれる。 結果、腕を上げるために腕が払うエネルギーは大きく減って体幹にも分散するし、 固定した時よりも慣性モーメントが小さくなるのではるかに速く腕が上がる。 これも重心が保存されることを利用している。

みたいなことは、それ自体私にとっては発見なわけだが、 今問題にしたいのはそれ自体ではない。 私は基本もやしっ子である。身体を動かす技はことごとく苦手で憎んですらいた。 早々に折り紙やレゴ、ヴァイオリンに逃げてしまい、運動という土俵からは降りて しまっていた。しかし、今は同年代の人の平均に比べれば、 たぶんそこそこ身体が動く。走って速いかとか、腕力が強いとか いうことでは自信がないが、動く効率はたぶんいい。 身体を動かすということ自体のしくみを考える人は、たぶんあまりいない。 同じように、私がプログラミングを始めたのはかなり遅かったし、 最初は面倒くさくて仕方なかった。 perlで100行以上書いたのが22くらいであり、C++で 画像解析や統計処理を書いて修論にしたのは24である。 中学校の時にちょっとだけBASICをやったが、一瞬で投げ出した。 しかし、たぶん今は結構得意な部類だと思う。 なにせ本を書くなんてマネをする気になるくらいだ。

つまり何かと言えば、小さい頃からやっていたことが最終的に得意になるとは 限らないということだ。小さい頃に運動をたくさんしていたら、 今の私の運動能力や運動に対する理解は今より高まっていただろうか? そうとは思えない。プログラミングも同様である。 何が勉強になるかはわからない。レゴが効いたかもしれないし、 ヴァイオリンが効いたかもしれないし、下手をするとファミコンが効いたかもしれない。 たぶん、それらは全部効いている。 たぶん、何であっても勉強になるような、そういう態度みたいなものがあるのだろう。 その、態度みたいなものが育まれるような条件が問題なのだ。 しかし、そんなものはカオスなわけで、狙ってやれるものでは到底ない。 周到に習い事を設計してどうにかなるとは、私には思えない。 オタマとシノンに関してどうしたらいいのかは正直さっぱりわからんのだが、 そのような態度を、一緒に暮らしながら示せばいいんだろう。 具体的に何をするかは、まあこれから考える。

そういうこともあって、プログラミングを子供に教えると良い、とはあまり思えない。 子供は基本的にパターンを蓄積することで学んでいき、その速度は凄まじく速い。 だから、お膳立ての整った開発環境を与えれば、 結構あっさりとそれっぽいものを作るだろうし、それはたぶん楽しかろう。 しかし、それで「論理思考を積み上げて目標を目指す」 という段階に至るにはかなりのジャンプが必要だ。 下手にいろいろできてしまうがゆえに、 そこまで至る必要を感じないままになる危険だってある。 それよりは、ヴァイオリンでも弾いて身体のままならなさを 感じながら育つ方がいいような気もするわけだ。 絵も折り紙もヴァイオリンも、とにかくままならないものなのである。 ただしそれはそれとして、 子供に教えることで役に立つようなプログラミングの 教え方を考えることには興味はあるのだが。

スクラッチみたいなのは好かんのですよ。つまり。

2014年03月25日

「教養としてのプログラミング講座」というのが、 タブレットでプログラミングを教える本だと聞いて本屋で見てきた。 そういう話もありそうだったが、大半はそういう話ではなさそうだったので、保留。

「プログラミングができるとこんなにいいことがある」 という言い方は、私はしないことにする。 もちろん、プログラミングは、学び方によっては実世界にも広く応用ができる。 組織の構造をデータ構造と関連付けて理解したり、 複数の人が相互作用しながら協力する様をパイプライン動作や スレッッド並列と関連付けて理解したり、 分業をカプセル化と関連付けて理解したりできる。 しかし、どちらかと言えば、実世界でそれらのことをおおよそ理解した人間が、 プログラミングにそれらの概念を持ちこむ、 ということの方が先にあるべきだし、そうでなければ応用は難しい。 プログラミングの中で得た概念を、 プログラミングの外に持ち出すのは容易ではないのだ。 しかし、実世界においてそれらの概念をおぼろげにでも理解しているのであれば、 プログラミングに持ちこむのは比較的簡単だし、 プログラミングに持ちこんだ経験を実世界にフィードバックすることで より理解が深まる。元々あった才能を花開かせるきっかけにはなるかもしれない。 しかし、それがプログラミングでなければならないということはない。 ボランティアかもしれないし、アルバイトかもしれないし、 部活かもしれない。

プログラミングができると視野が広がるか。 運が良ければ広がるかもしれないが、たぶんそれは元々視野が広い人だろう。 プログラミングができると考えが深くなるか。運が良ければ深まるかもしれないが、 たぶんそれは元々深く考えられる人だろう。 プログラミングを通してその外にある能力を高められる、 というのは、それほど確実な話ではない。 スポーツを通して人格を育むとか、音楽を通してセンスを磨くとか、 そういう台詞が胡散臭いのと同じだ。 レゴで遊ぶと頭が良くなる、というのと同程度と言ってもいい。 しかし、プログラミングは、できれば金になるところが違う。 それで食える。また、それによって作りたいものを作れたり、 やりたいことを実現できたりもする。 学ぶ価値は、あくまでもそこにある。具体的にやれることがあることに価値がある。 うまく学べばそのついでに他の能力も高まるかもしれないが、 その効果が音楽やスポーツなどに勝ると断言することはできない。 どうせ曖昧なのであれば、即物的で具体的な利益があるスキルを選ぶ、 というのは悪い考えではない。その意味でプログラミングを教育に用いるという 考えには一定の合理性がある。 しかし、その合理性は「具体的にプログラミングができるようになる」 というところに根拠があるのだから、ちゃんとできるようになる教え方、 学び方を工夫すべきだ。単なるおもちゃでは、レゴと変わらない。 それではコンピュータやプログラミングに対して良い印象を持っていない人に 対して説得力を持てないし、余裕がない人にもアピールしない。

私は、「具体的に何かをできるようにする」ところから外れたくない。 もし新書のような形でハナッからプログラミングをする気がない人に向けて プログラミングの話をするのであれば、 「プログラミングができるようになる」とか「プログラミングを理解する」 というようなことは言わない。単に「プログラミングやプログラマに関する面白い話」 を語るだけにしたい。役に立つとは言わず、ただ面白いと言いたい。 そしてその面白さの中に、いかにして具体的に役に立つ何かを盛り込むかを工夫したい。 ひつじこが読む気になり、楽しく読み、しかし結果として、 何か役に立つ知識を得るなり、考えを深めるなりできるような何かにしたい。

「プログラミングとは何か」という問いの答えを、私は言葉では表現できそうにない。 普段やってるこれがプログラミングだ。「これ」としか言いようがない。 「これ」を間違いなく伝えるには、プログラミングを読者にもやってもらうのがいい。 テトリス本はその路線だ。 しかしハナッから書く気がない人に伝えるのであれば、 私の思考や感情、そして周囲の状況の動きを具体例として描写するのがたぶんいい。 23インチのモニタ2枚に向かって、半ば仰向けに近い角度で、 キーボードを叩きながら数時間ロクに動きもせずに座っている、 という風景はまず必要だ。どんな製品を作っていて、 そのどんな位置にある部品を作っていて、それがどのような能力を必要とし、 どのような手順で作られるのかも描写される必要があるだろう。 そしてどのような思考でそれを作り、どのような感情を抱いたのかも 描写される必要があるだろう。その全てがプログラミングというものを表現する。 もちろんそれはただの具体例にすぎないが、 プログラミングというものを知らない人に対して、 抽象的な論理だけを伝えても、ピンとは来ないだろう。

プログラミングが他と違う部分は、アルゴリズムやデータ構造にはない。 それらは工場のパイプラインを設計したり、仕事の割り振りやスケジュールを組んだり するのと同じ論理であり、プログラミングに特有のものではない。 むしろ、プログラミングがそれらの一般的な技術を応用している、 と言う方が実情に近い。クラス設計やカプセル化なども同様に、 実世界で行っていることをプログラミングに持ちこむのであって、逆ではない。 つまりプログラミング固有のものではない。 ではプログラミング固有の部分とは何か。 これは「コンピュータで実行する」という所以外にはない。 強調するべきは、プログラミングが実世界の段取りと共通する点ではなく、 実世界の段取りをプログラミングに持ちこんだ時に何が違ってしまうのかだろう。 コンピュータとは何なのか、ということを理解させずに、 プログラミングについて語るのはたぶんダメだ。

しかし、書ける気がせんな。少なくとも、今の私には無理だ。 今の仕事を片づけて、本をあと3冊くらいは書いて、合計10万冊売ってからかな。

プログラミングという行為が、現実世界における論理や知識、技術を コンピュータに持ちこむものだとするならば、 現実世界における論理や知識が乏しい者は、 プログラミングもうまくできないということになる。 子供はそのへんが弱いので、その意味ではプログラミングはできない。 それ自体は開発環境の問題ではない。 ただ、プログラミングの定義が開発環境によって変わってくることはある。 記号思考をしなくても、見えている選択肢を選んで試すことを繰り返すことで、 「ああするとこう」というパターンを多数経験し、 そこから望みの動作を組み上げてモノを作っていくということはできる。 そして、それでも意味のあるものが作れるならそれでいいし、 それを繰返していく中で記号思考に親しんでいけるのであれば、 なおのこと良い。それが現実世界における思考に きちんとフィードバックされるようになれば、 そのような体験は良い教育手段になる。 しかし、たぶんそこが難しい。

レゴを適当に組んでいるうちに何かを思いついて素敵なものができる、 というのは楽しいものだ。しかし、これに教育効果があるかと言われると よくわからない。しかし、何かを作ろうと心に決め、 そのための段取りを考えながら組んでいくようになれば、それはレゴが 教育的効果をもたらしていると言っていいだろう。 折り紙も、折り方に従って折っているのと、 折り方をアレンジ、創造するのでは遊びの質が違う。 プログラミングを、そのような質的な転換がなされるように 教えられるかどうかはかなり大きな問題だ。 写経させたり、サンプルから改変して作らせたりするのは、まあ最初はいいし、 他にやりようもないのだが、そこから抜け出してゼロから組み上げられる ようにするにはどう教えればいいのか、というところが難しい。 ピアノだって、ショパンエチュードをバリバリ弾けるのに自分で作曲しながら 適当に弾く事は全くできない、というアンバランスな人間はいくらでもいるわけで、 お手本から出発するやり方でいくら修練を積んでも、 自分で作り出す能力がつくとは限らないのである。むしろ、 ほとんどのケースではそのような能力はつかないと見るべきではないのか。 そのような能力をつける訓練は、おそらく別にあるのである。 テトリス本は、そのような訓練として考えられる一つの例として書いた。 もっと間口を広げられる方法はないかを考えるべきで、 キーボードがないタブレットでどうすればプログラミングができるか ということをヒマな時に考えていたりはする。 それは、キーボードの代わりをタブレットでやるのではなく、 そもそもキーボードなるものが存在せず誰も見たことがない世界において プログラミングはどうなるか、という問いだ。

2014年03月24日

シノンも湿疹ひどいなあ。しかし、終わるまで待つしかない。 とにかく油で覆って蒸発を防ぐ。 皮膚は排出する器官であって、物を取り入れる器官ではないので、 保湿剤の類はたぶん効かない。 傷ができたらハイドロコロイド。そうでなければワセリン、 中から何か出て赤くなっているならステロイド。 それ以外にどうしようもない。

ワセリンよりラードがいいという情報。 皮膚にいる最近が食べて増えて守ってくれるらしい。本当か。試すか。 確かにワセリンは最近が食べられないからな。 しかしラードの場合不飽和脂肪酸が酸化するので、 そこそこ風呂に入れて洗ってやった方がいい気はする。 とりあえず実験的に買ってきてみるかな。 牛脂の方が融点が高くて保護効果は高そうだが、 チューブに入った牛脂なんてないだろう。利便性から考えるとラードが上だ。

去年の正月、味噌を6kg仕込んだ。正月に食べ始め、もう半分も残ってない。 少し足りないくらいでいいと思っていたが、少しどころではない。 今年後半は味噌を買うしかないな。

クリミアのことは良く知らないが、ああいう問題は良くあるように思う。 住んでいる人の大半がロシアに行きたいと言う時に、 住んでいる人の意見を尊重することは妥当か?ということだ。 そこに住んでいるロシア系の人がそもそも 元いた人を追い出して住んでいるのであれば話も違ってくるだろう。 これは外国人に参政権があるべきか、みたいな話とも近い。 つまるところ、何が正しいというわけでもなく、 力関係がどうで落とし所はどこか、という話にすぎないのだろう。 もっともクリミアは少し前まではロシアだったらしい。 行政上の都合で大田区を神奈川県に移したら、 そのタイミングで神奈川が独立して持っていかれた、 みたいな状態なのだそうだ。 元々ロシアだったのをウクライナに移したが、その時にはソ連がなくなるなんて 考えもしなかったのだという。

糖質制限への反論は、幸せとか文化とかコストとかの問題が ごっちゃになって来る。推進派は「生物学的に身体にいい」 ということしか言っていない。 幸せや文化や金の話は全く別問題だ。 「身体に悪いがおいしいから食べる」で問題ないと思うのだが、 何故か「おいしいんだから身体に悪いとか言うな」という具合になる。 どうしてもごっちゃになってしまう。 しかし、そういうものだろう。 人間の大半はそれほど論理的ではない。 糖質制限推進派はそれを覚悟しておく必要がある。 夏井氏はその覚悟ができているように見えるが、 周囲にいる人達は大丈夫だろうか。

wikiの糖質制限ページに書き加えた。下半分はたぶんいろいろ直した方がいい。

すごくたくさんテトリス本の間違いを指摘していただいた。 増刷してほしいなあ。したところですでに買ってもらった人には何もできないのだが。

なんか有名っぽい人が書評を書いてくれたおかげか、 アマゾンの順位がずっと高い。 発売1ヶ月後くらいの順位が続いている。 もう一回くらいは増刷を期待して良さそう。

「ハナッからコードを書く気がない人にプログラミングを説明する読み物」 も書いてみたい気はするが、それは、もう何冊か書いてからだろうな。 読み物は専門書の実績が溜まって有名になってからでないと売れないだろう。 なにせ読み物だけに安くて薄いはずで、 かなりの部数売らないと商業的な意義が出てこない。 数を出すには私が有名になる必要がある。

早く本を書ける状態にしたい。今やってる仕事はたぶん意義があるものなので 真面目にやるが、それはそれとしてやっぱり私が一番貢献できるのは本な気がする。 なにせ私以外の人間は滅多にやろうとしないからな。

2014年03月23日

日曜日、朝突然じいじの家に行くことになった。 ゆうべ3時までコードを書いていたので眠かったが、 ひつじこの実家に行けば義父がオタマと遊んでくれるので休める。 そんな期待もありつつ出発。

で、動物園に行くことになった。市川市動植物園。 レッサーパンダがたくさんいて、サル系が充実している。 オタマも満足そうだったが、エリマキキツネザルが奇声を上げた時に ビビッって泣いてしまった。オタマは数時間後に 恐かったことを反芻するタイプなので、 家に帰ってくる電車の中で恐かったことをえんえんとしゃべった。 寝る時もひつじこべったりで、私が割って入ると泣く。 困るが、そういう子だ。

ところで昨日の話だが、夜中すき屋で牛皿と豚汁を買って食べた。 そして自分がいかに日常いいものを食べているかがよくわかった。 うちの味噌汁は相当うまい。あの豚汁は味なさすぎだろ。 そして牛皿はしょっぱい上に化学調味料全開で辛い。

味噌汁に鮭の腹身を入れているのは妥協の結果である。 鮭はダシが弱く、不思議と飽きやすい魚だ。 代わりにブリやカツオのブロックを入れられればそうしたい。 そうすれば鰹節の量も減らせる。 しかしこればかりは仕方ない。なにせ安いし、オメガ3脂を取るためにも重要だ。 そして、ブリやカツオのブロックを安く買う方法が見当たらない。 一匹買って自作すれば安いが、手間として許容できない。

糖質制限するとしょっぱいものを受けつけなくなる。 しょっぱいおかずは米があって初めて食えるものなのだ。 塩分摂取量はかなり減っているものと思われる。 例えば味噌汁の場合、水1リットルに味噌80グラムしか入れない。 具を大量に入れることを考えると、塩分濃度は0.6%程度と思われる。 野菜肉炒めなどのおかずでも、塩分濃度1%を超えるものはまず作らない。 1%で塩漬けにしてある肉300g+野菜、という感じで作るため、 全体としては0.5%から0.6%くらいに落ちつく。 そういうこともあって、たまに普通の味付けのものを食べると 猛烈にしょっぱく感じる。

2014年03月21日

windows8が勝手に更新をインストールして再起動する。 これは鬱陶しい。 というわけで、インストールは手動にした。

小沢健二の歌を大槻ケンヂが歌っているのがあって、これがすごく刺さる。 本人の歌にはこの歌詞の力を活かすだけの力がないのかもしれない。 大槻ケンヂの歌がうまいとは言わないが、少くとも本気だ。 歌というよりは詩人の朗読に近い。 いいともに小沢健二が出ていたことでひつじこがあの歌を思い出して、 久しぶりにかけた。ひつじこは当然泣いた。

技術と情念が渾然一体となって来ると、すごい。 技術だけでは面白くない。情念だけでは鑑賞し難い。

6年前の3月22日、ひつじこに初めて会った。 拳法を見学に来た変な人だったが、1年経ったら結婚していた。 いろいろあったが、とりあえず今のところいいし、 たぶんこの先もいい。

ひつじこがipadのgmailアプリで日記を書いていたら、データが飛んだらしい。 UIが一部凍っている。そう安定したものでもないようだ。

オタマは夜中結構な頻度でムクリと起き上がる。 ぐっすりというわけには行かないのか。

湿潤治療+糖質制限の夏井医師が深夜の討論番組っぽいものに出ていたが、 番組のコンセプトとして知を求めていないので、ひどいことになっている。 あれでは一方的に殴られに行くようなものだ。 たぶん夏井医師は覚悟の上で出ているし、 想定の範囲内でさしてこたえてもいないのだろうが、 見ている方は辛い。ひつじこはかなり悲しそうだった。 前のTVタックルはまだマシだったがなあ。

答えを見た時に感動するには、答えを見るまで十分に苦しまないといけない。 そして、感動がなければ、身につかない。第一おもしろくない。 にしてもあんな簡単な工夫で倍近く速くなるとはなあ。

2014年03月19日

忙しい上にしんどくて金の管理をしていなかったので見直し。 日本円の比率が21%。まあこんなもんだろう。 来月から幼稚園で月あたりの支出が3万増えるので、 今のペースでの買い付けは不可能になる。 いよいよ子育て出費が本格化するわけか。

これ、私立高校で月10万とかになったらなかなかエグいな。 しかし、今の収入で子供二人をまともに育てられない なんてことがあるはずもなく、 もしキツいとすれば、それは単に使い方がおかしいだけのことだ。 実際コンビニで無駄使いしすぎてるしな。 あとワイン。まあこれは微々たるもんだが。

料理の負荷の問題は深刻。 食欲を満足させる量を作るのが大変すぎるのだ。 フライパンに山盛りの野菜炒めを作っても、 ひつじこの旺盛な食欲にかかれば一瞬である。 チンゲンサイ2株、にんじん1本、もやし1袋、 という程度でフライパンは一杯になってしまう。 これでオタマがまともに食うようになり、 さらにシノンまで参戦したら一体どうなってしまうのか。 今でさえ、料理の種類によってはオタマとひつじこがたくさん食べるので、 私の分が残らないことが多い。 私は最悪外で買い食いするなり、会社に常備しているナッツを 食うなりすればいいが、ひつじこやオタマはそれができない。 だから、作った料理を優先的に食べさせるべきであり、そうしている。 その結果、私にほとんど残らないケースがかなり増えてきた。 作る量を増やせば解決するが、 フライパンや鍋の容量の問題や、 量に比例して切る手間が増す問題などが重くのしかかる。 味噌汁のような煮物汁物は比較的楽だが、 それでも1リットルを超えてくるとかつお節を削る手間が馬鹿にならない。 粉を買って常備することも考えないといけないが、 これがまたべらぼうに高いのである。 もちろん今更安いダシパックでは満足できない。

さらに言えば、食材の備蓄や準備の問題もある。 ハンバーグを作れば、今でも肉1キロが一撃で消える。 今ですらそれで、オタマとシノンが小学校高学年になった後を 想像すると本当に恐ろしい。 ましてもう一人二人増えたら一体どうなるのか。 毎月3万円分とかの肉と魚を通販で仕入れる状態になりかねない。

だが金よりもまず問題は手間と設備だ。 手間と設備はおおよそ量あるいは体積に比例する。 したがって、栄養密度の高い食材の比率が増すほど改善が見込める。 肉、魚、チーズ、ナッツはまさに主力であるべきで、 とりわけナッツは何も調理しなくていい点で優れている。 だから、毎食いくらかの量のナッツを食卓に出しておくべきなんだろう。 チーズは切れば済むので、ナッツの次に優れている。 次に楽なのは肉で、塩漬けにして数日後に真空調理すれば、 結構な期間おいしく食べられる。そのままでも食えるし、 炒め物に入れたり、汁に入れたりできるので飽きも来ない。 今日も羊肉を小さく切ってオリーブオイルで炒めたものをオタマが たくさん食べた。魚は手間の面で大きく劣り、 とりわけ丸のままの魚はちょっと今はしんどい。 しかし、鮭のハラミをパックしたものは重宝している。 味噌汁に凍ったままつっこんで煮れば 脂とダシを一度に提供してくれ、手間もほぼゼロだ。しかも安い。 さかなだマートから10kgづつ買っている。 現状それ以外の魚は辛い。イカやタコは贅沢品だろう。 脂肪をあまり含まないので割高なのである。

金の問題を軽減するには、大豆をもっと取り入れないといけない。 納豆はパルシステムの結構うまい奴でも100g70円くらいで、 蛋白質あたりのコストは肉より安い。調理も不要だ。 ただ、調理が不要であるがゆえに飽きる。しかも案外かさばるので 冷蔵庫に大量には入れられない。 豆腐はさらにかさばり、コストが高い。食べやすいしバリエーションを出すためには 必要なので買うが、主力とは言い難い。 やはり、発芽蒸し大豆を主力メニューとして復活させる必要があるだろう。 あれがあたかも白米のように機能してくれれば最高だ。 ただ、大豆はやっぱり飽きるのである。ピーナッツとローテーションさせても 限度がある。肉はそんなに飽きないことを考えると、 大豆はあまり大量に食い続けるべきものではないのかもしれない。 身体が拒否している気すらする。 発酵させずに大豆を食うな、という意見があるが、一理あるのかもしれない。

便利食品としては卵がある。こいつにはかさばるという欠点があるが、 子供に食べさせやすく、バリエーションを出しやすく、 菓子の材料になる。蛋白質あたりのコストも安い。 やはり積極的に使いたいが、冷蔵庫を占有するのが困りものである。 もう一つの便利食品は牛乳だが、こいつはとにかくかさばる。 蛋白質含有量がわずか3.5%だ。液体はとかく体積効率が悪い。 しかも、かなりの量の糖質が入っている。 ひつじこもオタマも最近太めだが、 糖質制限の理屈が正しいとすれば、その原因になりうるのは牛乳だけだ。 しばらく牛乳を減らして様子を見てみることにしよう。 なにせちょっと前までは毎週8本パルシステムから買っていたからな。 今は3本に落としている。それに、 牛乳があるとオタマが飯を食わず牛乳ばかりを求めて厄介なのだ。 なくなってしまえば文句は言わないので、減らしても問題ない。 それで体重が落ちないのであれば、 「脂をたくさん食えば太る」という常識が正しいことを意味するのだろう。

にしても最近思うわけだが、野菜って本当に必要なんだろうか? 野菜はとにかくかさばり、蛋白質も脂質も乏しい。 繊維なんてナッツと大豆から取れるので、野菜に繊維は期待していない。 何か他に必要なものを野菜から取らねばならない可能性があるのと、 単にうまいので食べている、というだけのことだ。 しかし、もし野菜を食わなくてもいいということになると本当に楽になる。 嗜好品と割り切れるのであれば、余裕のない時には野菜の量を 減らして調理の手間を削減できるだろう。 にんじんを切るのも、ピーマンを切るのも、案外面倒くさいのである。 うちの場合、ピーマンなら一度に5個は使う。 10年後には10個になっているだろう。 カット済み冷凍野菜に頼る手もあるが、 それはそれで「そこまでして野菜って食う必要あんの?」ということになる。 しかし、現状野菜を食わなくていいという確信はないわけで、 それなりに食わざるを得ない。発芽大豆である程度代替できるような 気もしなくもないんだが。

羊肉を真空調理した時に出た汁ともやし、チンゲンサイで炒めて、 スープ的なものを作った。捨てるのが惜しいから使った、というだけなので 味はさほどでもないが、シノンはおいしく飲んだ。 羊の脂肪が結構な量浮いていて、カロリーは多い。

最近、意図的に料理をアブラギトギト気味にしている。 油を多めに使うことが、 カロリー摂取量を上げる一番簡単な手段だからだ。 単純にうまいからそうしているというのもある。 しかし、別に胸焼けとかはしない。ひつじこもオタマも気にせず食う。 考えてみれば当然だ。ナッツの類は重量の半分は脂なわけで、 多少ギトギト気味の卵炒め、味噌汁を作っても、 その脂比率には及ぶべくもない。 クロワッサンの油脂量は半端ないが、 みんな特に気にせずたくさん食べているではないか。 それに、本場の中華や地中海料理を見ていると、 あのギトギト具合にはまだまだ及ばない印象がある。 特に地中海料理。オリーブオイルの偉大さだ。 カルディで売られているラニエリの奴はそう高くない割にうまい。 うちで使う液状の油脂はほとんどオリーブオイルで、 たまに風味付けに胡麻油を使うくらいだ。 しかもオリーブオイルと平気で混ぜる。 胡麻油は多量に使うとくどいが、オリーブオイルは相当多くても 胃に重くない。

そういえば最近バターの消費量が異常だな。 ちと贅沢が過ぎるか。 450gで750円くらいで、これはオリーブオイルの900g1000円に 比べてもかなり高い。ましてカルピスバターなら450gで1000円程度になる。 やはりバターは贅沢品とみなしていい。つうか、カルピスは明治3個につき1個 くらいに制限しよう。今は半々で買ってるからな。 明治でいい用途は多いし、明治でもそこそこうまいのだ。 もちろんカルピスの方がうまいんだが。

2014年03月17日

オタマ風邪。私も風邪。シノン寝ない。辛すぎる。 なので土日と今日は夜のお仕事は休み。

カサス・パトロナレスの赤。カルメネール主体。 これは若干飲みにくいな。苦味が強い。 それにしても、冷蔵庫を開けると箱ワインが二つ入ってるってのは相当ダメだな。

3次元の点がN点与えられた時、これにそこそこ近い所を通る曲面の式を求めたい。 式が欲しいのは、間の点を補間で求めたいからだ。 補間と言えば、ラグランジュ補間、スプライン補間、最小二乗法、フーリエ、 というあたりが思い浮かぶ。この例ではどれが使えるか。

ゲームプログラミングという奴は、たいがいは数学なんてまるで出てこない。 決まり切った範囲の3次元の線形代数と、 ついでに決まり切った範囲でのクォタニオンの操作 ができれば事足りる。それすらロクにわかっていなくても仕事はできる。 しかし、もう少し数学が欲しくなることがある。上の段落のはそういう例だ。 なければないでどうにかするのだが、 数学があれば劇的にマシな解決策がある、というケースは多い。 こういう時にビビらずに数学を投入できるかで、 できるものの質が大きく変わってくる。

もっとも、数学で解決できない問題なのに数学にこだわって 時間を無駄にする危険もあるので、数学が常にプラスになるとも言えない。 上の問題で言えば、ラグランジュ補間が使いものになるケースは稀だし、 スプライン補間は1変数関数でしか使えない上に、 出来た式は区間ごとにバラバラで使い勝手が悪く、 最小二乗法はデータ数の3乗オーダーの計算量になって遅く、 フーリエはデータが等間隔でないと使えない。 つまり、問題の性質によってはそもそも数学の範疇ではなく、 それ以前にトンチでどうにかする方がいい可能性が高いのである。

私はたぶん相対的には数学がマシな方だ。 しかし、私がやりたい仕事をするには絶対的に足りない。 誰かそこが足りてる奴をうまく使う方がいいんだろう。 真面目に取り組めばできるとは思うが、時間がない。 今はそんなことよりディレクション業をやる方が全体としてはいい。

くそう。自分で書きたいんだがなあ。

2014年03月15日

責任はなくても原因ではある、みたいなことだよなあ。 他人の人生を左右してしまうことは本当に怖い。

ワインうまいな。カスティージョ・デ・アナ。渋くてすっぱい。 日本酒でこの価格帯のものって飲めるんだろうか。 3Lで2000円だから、4合瓶で500円とかだ。考えるだに無理っぽい。

ゲーム作りは昔はあんまり仕事っぽくなかったんだろう。 ベテランの人達の話を聞くにそう思う。ムチャクチャな話ばかりだ。 ムチャクチャやればいいゲームができるというわけではないが、 ムチャクチャなエピソードが滅多に出てこないような状況で いいゲームができるとは思えない。 面白いゲームを作れるのは面白い人間だけだろう。

2014年03月14日

14章に関して、関数型言語とかOSとか言語処理系とか にちょっとくらい触れてくれても良かったのに、 という意見があった。単純に私がそこに興味がないので、 書くという選択肢がなかったし、仮に興味があったとしても テトリス本の主旨を考えればノイズだろう。 テトリス本は「プログラミングの楽しさ」 みたいなものに関しては何も語っていないし、語らない方針にした。 楽しそうだから学ぶ、というのは学ぶ理由としてはマイナーだからだ。 大抵はそれを学ぶことで何かを得たいのである。学ぶことは手段だ。 だから、できるだけ楽しくなるような努力はしたが、 楽しいという言葉は使っていない。 徹底して、プログラミングによって何かを得たい人に向けて書いた。

関数型言語はいつか取り組まないとなあ。 普段やっているプログラミングを根本的に変えるかもしれないし、 そこまで行かなくてもかなり拡張してくれるだろう、という期待がある。 初学者にとってその方が学びやすいという可能性もあるし。

2014年03月13日

kd-treeが一日で書けて、プログラムを書いてない割には 腕が落ちていなくてうれしかった。2.5万個くらいの相互交差判定は それほど高速化しなくてもできるんだな。今のCPUは速い。

セブンイレブンの塩豆大福はなかなか出来が良い。だが糖質44g。

Sunaba、x86の命令を直接吐けば猛烈に高速化するんだろうなあ。 そして、たぶんやってみれば案外簡単にできそうな気はする。 内部はすでにして18命令しかないアセンブラになっているわけで、 それぞれの命令に対応するx86の命令列がたぶん定まる。 あとはメモリを実行可能にして関数呼ぶだけだ。 やらんけど。

2014年03月12日

3時まで会社にいたのに何一つ進んでない。 明日どうにかしないとまずいなあ。

インドミタが尽きそうなので、箱ワインを2つ買った。 カベルネばかりでもなんなので、カルメネールとテンプラニーリョ。 何せ多いのでマズかった時が辛いのだが、 今までのところ飲む気にならないほどマズいものはなかったので、 たぶん大丈夫だろう。適当に400円のを買ってきても、 飲めないレベルではなかった。 ダメなら肉を煮るだけのことだし問題ない。

今のところ、500円級ならサンクスのマルベックかなあ。 おいしいかと言われると微妙だが、 あのアホみたいな渋さには充実感がある。 ちゃんとおいしいのはサンライズだが、何せ高い。

kd-treeとか一体何回書くんだろ。今回は単に書くだけでなく、 書き方を整理しながら書くか。一段上の視点から、 誰か横にいる人に説明しながら書いているような気分で。

交差判定カリングの基本は均一グリッド分割だが、 パラメータの選び方が面倒くさかったり、 状況次第で致命的に性能が劣化したりして、 簡単なフリをして面倒くさい。 だったらハナッから木にした方が楽だ。 分割軸選択と停止条件を単純なものにすればそう難しくない。 というかむしろ均一分割よりも簡単に書けたりもする。 ある図形が無限平面のどちらにあるかを判定するのは、 あるグリッドと交差するかを調べるより楽なのだ。 あとミソは、重複ペアの除去を高速にやる方法。 本にも書いた通り、まとめてソートするとNlogNがモロに来てキツいので、 粗く分類してから分類ごとに挿入ソートをかけて回るのが速い。

2014年03月11日

テトリス本の後書きは妻に感謝してないっぷりがひどいのだが、 まあ仕方ないよね。 でも、結婚してなかったら本なんて書けなかったと思うわけで、 感謝はしている。一人なら、家に帰っても 本のこと以外考えられなくなってしまう。 それはあまりにも過酷だ。 無理矢理に家事や育児で思考を遮られるくらいの方が健康には良い。 実際、前の本の時には出逢ったばかりのひつじこに 本を書いている話をいきなりしてしまうくらい本のことしか 考えられなくなっていた。

そんなこともあって、 自分としては前の本よりもテトリス本の方が良く書けたと思っている。 世間の評価は逆かもしれんが、テトリス本の方が「唯一無二」っぽさがある。 荒削りさというか勢いというかは やはり前の本の方が上だし、現場でさんざん苦しんだ体験が 噴出している意味でも面白いのは間違いないのだが、 そういう面白さを出すのは比較的簡単だ。 テトリス本にそういうネタがあまりないのは、単に題材のせいだろう。 またアプリに近い層の本を書けば、同じように過去の体験が噴出するに違いない。

土曜はてんやで天麩羅を買ってきた。 ちょうど私がてんやの近くを通りかかるであろう時間に予約するよう ひつじこに頼んでおいたので、私はどれくらい何を頼むのか知らなかったのだが、 案の定ひつじこは控え目で、盛り合わせ的なものに舞茸を足しただけ。920円。 オタマが丸一人前食べたので、私とひつじこで合わせて一人前。 2000円分くらい頼めば良かったのにと思ったが、 ひつじこはあっさり飽きたらしく、ひつじこ的にはあの量で良かったらしい。 まあいいか。

まあ私はまだジャンク欲を捨て切れず、あの甘いタレをつけて 天麩羅をバカ食いしたくなったりもするわけだが、 食べたら確実に後悔するのはわかっている。

二郎を食ったというツイートを見る度に猛烈に食べたくなるのだが、 スニッカーズ一個の血糖値変化で相当に不快になる今の体には辛かろう。 前に二郎で血糖値測定した時には180近くまで上がっていたわけで、 それは時間が長ければ血管にダメージが出る値だ。 普段糖質を食べていないせいでインスリンの出は遅くなっており、 たまに食べた時の血糖値上昇はかなり激しいものがある。

箱ワインが尽きる。2週間ちょいしか経ってないんだがなあ。 さてどうするか。正直このインドミタ程度なら、サンクスにある マルベックの奴を置いておく方がいいなあ。 それに、箱ワインの問題は、冷たい状態で飲むことを強いられる点にもある。 4度というのはワインがうまい温度ではない。 ものにもよるが、冬場の室温くらいが丁度いいのではなかろうか。15度とか。 もっとも、2週間でなくなるなら室温で放置してもいい気はする。

コンチャイトロのフロンテラも箱あるのか。若干上の価格帯になるんだな。

2014年03月06日

本当に字を書いてる。トイレは上手に書けるようになった。 やっぱりカタカナが先の方がいいんだな。

ひつじこを休ませたいが、仕事もヤバい。 何にしても、来週の福島行きは無理だな。 仕事がヤバいだけなら気にせず行くところだが。

シノンの人見知りが始まった。じいじにだっこされると泣く。 せっかく来てもらったわけだが、乳幼児だし仕方ない。

仕事がヤバいくらい祭状態だな。「聞いてない」「話が違う」がデフォルト。 予定通り決めたことをやる、という仕事の仕方が不可能な世界に 来てしまっていることをチームの皆さんはどう思っているんだろう。 楽しんでくれているといいのだが。

2014年03月05日

スレンダーロリスはメガネザルっぽい生き物。 メガネザル系は顔にインパクトがあって、 オタマ的には怖いけれども目を離せない生き物らしい。

味噌汁をシノンが飲んだ。前の白菜汁に比べれば少しだが、うれしい。

ひつじこの風邪が治癒してきて咳が出るようになったが、 咳でオタマとシノンが起きる。 咳止めの薬はこんな時間には買えないが、コンビニで飴くらいなら買えるかもしれない。 そう言ったら、新発売の桃アイスが食べたいらしい。 まあ、ワイン飲んで若干回っていることもあるし、行かないことにした。

シノンは膝を浮かせる。がんばるなあ。

もうちょっと重厚な箱ワインないかなあ。

ひつじこは朝から眼科。ひつじこは弱るといろんなところに感染症が出る。 今回は結膜炎くさい。朝早かったので、オタマも理性が効かず、 一緒に行くと泣きまくり。だがそんな時にはミクゲーム。 ひつじこが出ていってすぐミクゲームを起動し、数分で泣き止んだ。 まあやるのは私なんだが。extraむずいよ。

シノンが移動できるようになったので、気がつくと寄ってきて caps lockを叩く。このキーの存在を抹殺してくれ。

ところでその眼科は7時45分から開いているのだが、 残念ながらそんな時間には薬屋が開いていない。 簡単な薬は処方してくれよ。

2014年03月04日

日が変わるまでは他人のデバグ、ディレクション的な何か、 そして会議あるいは駆け引き。 日が変わってからはコンパイルエラーを消す単純作業。 これがコードを書かないということか。 これ以上は昇進しちゃいかん。絶対にマズいことになる。

また仕事が派手に増えた。しかし想定の範囲内だし、 おおよそうまい所で妥結できたように思える。 にしても、今日で終わらなかったのが痛いな単純作業。 明日で終わらせたい。

本当は朝役所に行って電子証明書を更新する予定だったが、 ひつじこが風邪でダウンしていたので延期。まあ金曜でいいか。 どうせ確定申告そのものは日曜までできない。

10から13まで福島に帰省する予定でいる。 今会社の仕事がだいぶヤバい感じに忙しいし、 今日さらに仕事が増えたわけだが、それでも休む。 それが許されるくらいの働きはしてきたはずだし、 ここで予定を撤回すれば、 「仕事のために私事を犠牲にすることを求めるチーム」になってしまう。 それは極めてマズい。 私は上司ではないが、私が実質的にリーダー的なものであるならば、 私の行動は必ず何かしらのシグナルとなる。 まあそういう空気を読むタイプの人間はあまりいないチームな気はするが。

そういうこともあって、というわけでもないが、 幼稚園の日は昼間3時間とか容赦なく抜けるし、 確定申告したいからという程度に私的な理由で遅刻するし、 ほとんど毎日一旦18時かそこらには家に帰って、その後21時過ぎまで来ない。 単に家の都合なわけだが、今の状況になってからは 意識して好き勝手するようにしている。結果が出ればあとは好きにしろ、 というスタンスであることを示したいからだ。

インドミタのジュース感は異常。ジュース的にはうまいのだが、 もう少し重さが欲しいな。3リットルで3000円くらいは払ってもいいんだが、 その価格帯の箱ワインはない。今度デルソルというのを試してみよう。

箱ワインはとにかく便利だ。どうしても冷えすぎた状態で 飲む羽目になるので、そこは欠点だが、消費速度が遅いうちには箱ワインは合っている。

2014年03月02日

夜出勤して苦行な仕事。目論見よりもはるかに厄介なことがわかり、 げんなりしている。可能なことはわかっているが、かかる手間が尋常じゃない、 という類の仕事って嫌だなあ。 だが仕方ない。作業の順序を間違えたので、先にそれをどうにかしておく。

オタマがオリンピックの4人乗りボブスレーにハマッた。 「あれ、やろう!」と言うので、 掛布団を丸めてV字にしてそりに見たて、家族4人でボブスレーごっこ。 ダカダカ足踏みをしてから、ジャンプして乗り込む。 録画を見ながら20チームの滑走に合わせて毎回ボブスレーごっこ。 しんどい。

魔女の宅急便にハマッたオタマは毎日ほうきに乗って飛ぶ練習をしている。 飛べないことに本気で落ちこんでいて切ない。

今日は夕方から働いたが、しんどくなったので21時過ぎに帰ってきた。 インドミタとコノスルを飲み比べてみる。 インドミタはやはり安い。尖っている。コノスルは樽くさいのが 好みではないが、丸いし濃い。これが500円と1000円の差か。

もう少し高級寄りな箱ワインはないだろうか。

明日は朝から役所に行って、電子証明書を更新してくる。 でないと確定申告ができん。


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