だだもれ

2013年04月30日

夜中会社で寝てた所にSOS電話が来たが、 気づかないままだった。超怒られた。 申しわけない。 オタマ鼻づまりで激泣き。滅多に風邪なんてひかないので、 こういう時は弱いのである。ひつじこは妊婦で、 タダでも睡眠時間が足りていない。大きな負荷をかけてしまった。

なんで会社にいたかと言えば、もちろん本を書くためである。 しかし、前の日朝までいた上に、オタマから風邪をもらっており、 体力が限界だった。だから寝てからやろうと思ったのだ。 家で自然に起きるまで眠るのは無理なので、 体力を回復させようと思えば多少寝床が劣悪でも会社で寝る他ない。

で、さっき二人でいろいろ話した。考えたことをまとめておく。 忘れるからな。

事の根本は、 私が、何時に帰るか前もって言っておくとか、寝る前にメールしておくとか、 そういうふうに、予定を立てて行動するのが根本的に嫌いで苦手なことにある。 しかし、今まであらゆることにそうやって取り組んできて、 それで今のスキルを手に入れているわけで、 言うならば「成功体験がジャマをするケース」そのものだ。 今までうまく行っていただけに、それを捨てられないのである。

なにせ、いつゾーン(集中状態)に入るかはわからず、ゾーンに入った後は それが終わるまで他のことは一切目に入らなくなる。 ゾーンが来なかった一週間よりも、ゾーンに入れた一日の 方がはるかに仕事が進む。本なんてその最たるものだ。 だから私にできるのはゾーンに入りやすくするために、 他の一切のことを遮断して忘れることだけだった。 前の本はそうやって書いたし、 今まで関わったゲームの仕事は全部そうやってきた。 休日とか勤務時間とか昼休みとか、そんなものは知ったことではなかった。 体が「無理」と言うまではやる。「無理」と言えば、 時間に関係なく食ったり寝たりする。 時間とか休日とかの概念が根本的に希薄だったわけである。 「休みだからどこか行こう」とか、もうその段階でありえない。 ブラック上等である。

で、これがもうダメだ、という話なのである。 そういうやり方をする人間は家庭では役立たずだからだ。

並のプログラミング仕事や、人と関わる仕事であれば、 規則的に働くようなマネもできなくはない。 家族を犠牲にせずに働こうと思うのであれば、そっちの方向に振るべきなのだろう。 しかし、組織で働く以上、私は私に向いたことをすべきだ。 そして、私に向いた仕事とは、 ゾーンに入ることを必要とするような仕事のはずである。 他の仕事は知らんが、ゲーム屋で働くような人間であればたぶん ほとんどの人がそうだろう。 集中を必要としない仕事は私の周りにはない。 そんな仕事には価値がないか、あるいは適任者が他にいる。

しかしそれはそれとして、結婚して子供もいて、 ひつじこは妊娠中で体力がない。 ひつじこにとって持続可能な負荷に抑えなくてはならない。 これは全てに優先する。 朝オタマと外出し、昼休み帰り、夕方帰るというのは ゾーンに入る上では不利だが、 それくらいはしないとひつじこの負担が大きくなりすぎる。 ひつじこが子育てを手抜きするタイプなら ここまでせずともいいのだろうが、 ひつじこが子育てに関して手抜きをするなどありえない。 九州行くとその後2、3日回復しないことからも、それは伺える。 私の母は夫がまるで帰ってこず家事や育児に関して役立たずな状況でも、 親類縁者もいない北海道でうちら3人を育てていたわけで、 それだけ聞けば大したものだと思うし、 実際感謝もしているが、それはそれとして よほど手抜きをしていなければ説明がつかない。 実際、ひつじこがオタマの相手をする様を見ていればよくわかる。 私はこんなのは見たことがない。 こんな遊び方してたら絶対無理だ。体力がもつわけがない。 「緊急時くらい体力温存して手を抜いても良くね? 多少退屈させてもいいんじゃね?」 と私なんかは思うが、それができないのがひつじこなのである。 それは絶対的に長所であってつぶすべきではない。

のだが、私は私で本来の働き方ができないストレスが 溜まりに溜まっている。 ここ3年以上それでもどうすれば成果が出せるかを模索してきたが、 全然ダメだ。給料分働けている気がしない。どう考えても給料泥棒だ。 「協力してくれないの?」と言ってしまったのは間違いだったし反省しているが、 その原因は自分の働き方ができず、 自分が成長を実感できず、成果も出ていないということにある。

さてどうするか。といっても、結論は一つしかない。保留。 より一層努力する。 とりあえずSOSに応じられないのはマズいということはわかったので、 電話の電池切れと寝落ち対策はする。それ以上の根本解決は今は無理だ。 いかん、充電せねば。

ひつじこの体力が持たないのはダメだ。 これは全てに優先する。 本来は本なんか書いてる場合じゃない。 だが、本はここまでやってしまった。 この段階で「うっかり」webに流出させておしまいにするというのも 考えられなくはないが、さすがに迷惑がかかるし、立場がなさすぎる。 だから、引き続き、仕事は夜にやる。 二日あるいは三日に一度徹夜して、そこで一気に進める。 それなら確実性は高い。

荒木飛呂彦みたいに、規則的に仕事をしても、 あれほどの作品を長期に渡って作れている人もいる。 仕事としてやるならそれを目指すべきだというのはわからなくはない。 でもな。無理だろ。単純に無理。ありゃ超一流だ。 私くらいのレベルから見れば、コマ切れの時間のままで成果を出すというのは、 一見コマ切れに見えてコマ切れじゃない、という以外に説明がつかない。 机に向かってる時間以外もあの人漫画描いてるんじゃないのか。 漫画以外のことをやっているように見えて、あらゆることが 漫画につながっているんじゃないのか。 それで良ければできなくはない。 料理しながらとか、買い物しながらとか、掃除しながらであれば、 本のことは考えられる。途切れさせずに済む。 ピアノを弾いたり、運動したりしても同じだ。 昔はよく8時間とか歩いてたが、その間は脳内で別のことをしていた。 考えも整理できるし、何かを思いつくこともあるし、 歩きながら脳内で拳法の練習をしていたこともある。そういう並列性は確かにある。 しかし、人と会話するとか遊ぶとかいうのはちょっと違う。 だって、それやったら絶対上の空になるじゃん。 でもたぶんひつじこを見てる感じ、 女性はそういうマネを難なくできるんだろうな。 少なくともひつじこは高い並列性を持っている。 私には到底できる気がしない。

ちなみに、荒木先生については こういう証言もあったりするので、 たぶん私の想像はそれほど間違ってないんじゃないかという気がする。

とりあえず、夜がんばる。ただし、夜でも連絡がつかない状態にならないようにする。 それで今回のようなことは起こらないはずだから、 この問題については解決する。あとはだましだましでも本がいずれ片づけば 問題は消える。他にも書こうと思っている本はあるが、 それらはネタが明瞭で今回ほど悩む必要はないはずだし、 「空いた時間に書く」というスタンス以上のものにしなければ遅れても問題ない。 今回のように主力仕事にしてしまわなければいい。 給料分の仕事を別途確保した上でやるようにしよう。そうすれば厄介は生じない。 まあ今も結局給料分の仕事を別途確保する努力をしてしまっているんだけどな。 あまりに穀潰しすぎて申しわけないし、異動先で立場がないというのもある。

音楽なあ。

オタマに関する事で私がひつじこより良くできることなんてほとんどない。 だからオタマはひつじこと私が両方いればほとんど常にひつじこを選ぶ。 オタマが楽しめるように歌を歌えとか、絵を描けとか、ピアノを弾け、 と言われても、ひつじこがやるよりもオタマにとって楽しくなるように やらねばそっぽを向かれてしまう。 自転車にオタマを乗せてる時とかは大抵何かを歌っているのだが、 それはバッハもどきだったり、アニソンだったりしている。 自分でも次に何を歌うかわからない。意識してないからだ。 オタマは自転車に乗っている時であれば文句は言わない。

しかし家に帰れば別だ。もっといいものがあればオタマはそっちを求める。 バッハもどきの鼻歌なんて歌ってても家でオタマが興味を持つことはないし、 ひつじこには「もっとオタマが楽しめるように歌って」 と言われる。意識してオタマが知ってる歌を記憶から掘り出してこないといけない。 しかし私は歌の歌詞にほとんど全く興味がないのでまず歌詞は出てこない。 そもそも意識してメロディを掘り出すという行為自体に慣れていないので、 どうしていいかわからなくなり、思考がストップする。怒られる。 そんなことが続いたこともあって、家ではバッハもどきすら出てこない。 意識が必要なことは準備せねばならないわけで、 歌であれば何度も聞きながら歌って覚えねばならない。まあやればいいんだけどな。 難しいとか言うのはやらない言い訳だと言われるし、実際そうなんだろうが。

何かのためにやる、ということがダメなこともある。 「何に使うかとうかどうでもいい。やりたいからやる」 というのでなくては何もできない人はいる。 私はそうなんだろう。よくわかった。 「オタマを楽しませるためにやる」という目的から出発するやり方が どうにも嫌なのも、「成功体験を捨てられないパターン」 なのだと思う。音楽に関しては目的なんてないままでやってきて、 今こうなっている。歯磨きをするとか、トイレに行くとかいうのと 同レベルに無意識でやっていることだ。 他人の音楽を覚えて演奏するには意識的にやらないといけないが、 それがあまりに面倒くさいのでそうしないままでいる。 それがダメなのだろう。 しかし、そんな面倒なことをするくらいならピアノもヴァイオリンも 捨ててしまった方がマシだと思うくらい嫌なのだ。 良いとも思えない他人の音楽をいちいち覚えて歌ったり弾いたりするのが嫌だ。 馬鹿げてると言われるが、嫌なものは嫌なのである。 理由は「嫌」だけで十分だったのだ。それ以上の理由をひねり出そうとするから 面倒なことになる。所詮主観の問題にすぎない。そして主観の問題だからこそ、 解決しないのである。

「自分のためにやったことが、たまたま他人のためになるならうれしいが、 わざわざ他人のためになるようにしようとは思わない」。 音楽に関しては私はこの程度にしか思っていない。 もしプログラミングが大好きな人達が、 私が音楽に対して思うようなことをプログラミングに対して思っているのだとすれば、 理解できる。そこには他から見れば馬鹿げて見えるようなこだわりがあるだろうし、 役に立つ役に立たないよりも大切なことがあるだろう。 それもきっと「嫌」としか言えない類のことに違いなく、 損得で話をしても無駄だろう。 話していて理屈がおかしくなる時というのは、 そこにこだわりがある時なのだ。自分がそうなってみてよくわかった。 「成果が出れば手段はどうでもいい」 と思っている人は、手段にこだわりがないのであって、 その手段に関して一流になろうとかそういう思いはない。 成果を出すのに一流のスキルが必要でないことは多くあり、 オタマを喜ばせるのはまさにそれだし、 プログラミングもまた同じだ。 プログラミングなんてそれなりで十分で、一流でないとできないことは買ってくるなり ググってパクってくるなりすればいい。頭を使うべきはその組み合せ方、提示の仕方 であって、そこではこだわりなんて害にしかならない。 ひつじこは音楽に対して私がそういう考え方をすることを要求していて、 それはオタマのためを考えれば絶対的に正しい。 だが、私はどうもそれが嫌らしい。 ひつじこはこれに関してはドラッカーの化身のように思える。

タダで映像付きの音楽がいくらでも手に入る今の状況は 私にとっては逆風以外の何物でもない。 私が小さい頃に音楽をやろうなんて思ったのは、 音楽に多少なりとも特別さがあったからだ。 小さい頃の私は誰だかのツィゴイナーをレコードで聞いて、 これくらいうまくなろうと思ったのだ。 映像なんてなかったし、お手軽からは程遠かった。 だが、今はあまりにも違う。 それは別に悪いことではなく、単に違うだけだ。 違うこと自体は良くも悪くもなく、人間が対応する以外にない。 だから私が対応するしかない。 音楽がそういうものである、ということに対応しないといけない。

そしてそう考えた時、そもそも私がすごくがんばってオタマに ピアノやヴァイオリンをアピールしたとして、それがオタマのためになるか? という疑問が出てくるのである。 どちらも正直まともに弾けるようになるまでは苦行でしかない。 私は2年くらいでそれなりに弾けるようになって、それが自慢になったから その後も続けられた。運でしかない。 しかし、それでも自発的に毎日一時間とか練習をするほど好きだったわけではない。 カイザーやクロイツェルのような練習曲の類は本気で苦行で、 ほとんど弾かずにレッスンに行って毎回怒られた。 ヴァイオリンを好きになれなかった弟の苦労は私の比ではなかったろう。 親が強制することなしにあんなことはさせられない。

そして、得られるものは少ない。 多少弾けるようになっても、35年前に比べれば得るものははるかに少ない。 それでチヤホヤされることはあるまい。 一流の音楽があっさり手に入る今となっては、自分が頻繁に相対化されてしまい、 自分に醉う幸せな時間は持ちにくい。 私は「もっとうまい奴いっぱいいるのになんで私がやってんだ?」 と思うことは成人するまでなかったが、おそらくそうは行かないだろう。

面倒くさいだけだろと言われればそうかもしれん。実際面倒くさい。 やりたいと言わせる努力もさることながら、 幸運にしてそうなった後は10年以上にわたって相当面倒くさいだろう。

ヴァイオリンを楽しめるように育つにはどうしたらいいんだろう。 最初から楽しくなければ、とても続かない。 泣いてでもやらせる、みたいなのはうちではとても無理だし、 そうするだけの意義を私自身が見出せない。 ヴァイオリンがおもちゃになればいいんだろうなあ。 「もっと楽しいおもちゃにするためにうまくなろう」 と思えるような、そんなおもちゃに。 恐怖や強制で駆動すると副作用が大きすぎるわけで、 何か別の手を考えないといけない。しかし、そんなものはまるで思い浮かばない。 私自身が古いやり方で育っていて、楽しい音楽教育みたいなものが信用できない。 いかがわしい町の音楽教室のパンフばかりが思い浮かぶ。 あんなのでできるようにならんだろと思う。 できるようにならなくても楽しければいい、という考えに対しては なおさら同意できない。それは私のこれまでを全否定することだからだ。 しかしそれは、プログラミングの人達が、これから出るであろう私の本に 対して思うことと同じ構図だろう。だから間違っているのは完全に私の方である。

それしかオモチャがないならまだいいんだけどな。 私はバットやボールや竹刀も置いてある中で、バイオリンを選んだ。 しかし、最初からファミコンがあったらどうなっていたかわからん。

早い段階で作曲に至らないとダメなんだろうな、ということだけは言えるか。 それも「作曲の練習」とかじゃなくて、即興に近い何かだ。 バイオリンがオモチャになればいい。 他人の曲を弾く訓練だけをやっていると、何かのバランスが狂う。 しかし、即興なんてこれまで見てきたパターンの数で決まるという考え方もあるわけで、 数多く他人の音楽を覚えて弾きまくる方が早道かもしれないという気もする。 ただ、それでは時間を短縮できない。10年かかっては話にならない。 バイオリンがオモチャになればいいのだが、 大して弾けない状態でもオモチャになる、ということがありうるだろうか。 でもひつじこは絵や歌に関してはそれができている。 わからない。

2013年04月29日

鮮卑とか突厥とか、漢字表記の民族と ウイグルとかのカタカナ表記の民族と何が違うんだろう。 読みにくいので全部カタカナにしてほしい。 耶律大石とか何て読むんだよ...そもそも この人達漢字使ってたわけじゃないんだろうに。 例え漢字だとしても今の日本のとは別物だろう。 「外来語はカタカナ」でいいじゃん。 まあ歴史的経緯がいろいろあってそうも行かないのだろう。

スキップリストというデータ構造がある。ちょっと調べて作ってみた。 本書けよ、という話なのだが、ちょっとlogNに落ちるコンテナを 調べる必要があったのでそのついでだ。

検索を高速にやるには、何らかの方法で並べ換えておく必要がある。 そうすれば、一回毎に半分に減らしていくことができる。 ゴルゴが100冊順に並んでいて7巻を取る場合、 50より前なので一瞬で後ろ50冊を無視できる。 さらに25より前なので25冊消え、12より前なので13冊消え、 という具合になるわけだ。これがバラバラに並んでいれば 順に見る以外にやりようがない。

しかし、単純に並べておく場合、新しくゴルゴを足したり引いたりすると 何十冊ものゴルゴを動かす必要が出てくる。 1000冊くらいあって、真ん中に1冊入れる場合を想像すればいい。 とても重いわけである。 そういうわけで、もっと凝ったやり方をしないといけない。

まず箱があって、開けると「50巻より前ならこっちの箱を、後ならこっちの箱を開けろ」 と書いてある。前の箱を開けると、25巻より前ならこっちの箱を、 後ならこっちの箱を開けろ」 と書いてある。最後に、「その本は本棚の何冊目にあります」 と書いてある。これなら、ゴルゴが足されても、本棚には最後に入れれば良く、 箱に書いた場所だけ書き換えれば済む。二分探索木だ。

本の比喩だとイマイチわかりにくいのだが、 「本が全部一冊づつ箱に入って中身がわからない状態で本棚に置かれている」 ことを想像すればなんぼかマシだろう。 この状態だと、番号が若い順にゴルゴが並んでいたとしても、 何冊か抜けていたり同じ番号が複数あったりすると簡単には目当ての番号を 見つけられないのである。何回箱を開ければ見つかるか? という問題であり、例えばうまくやれば100巻のゴルゴから7回以内に 必ず見つかることを保証できたりするわけだ。

二分探索木は足す順番によってはヤバいことになることを確認した。 足す前に適当なサイズの配列に入れておいて保留させ、それがあふれた時に ランダムに選んだ番号のものを木に入れる、という一手間を かけることでなんぼかマシになるのだが、 同じ巻が大量にあるとこれも無力だ。「右の箱は同じかより大きな番号」 というルールで配置するため、5巻の右に5巻、その右に5巻、 みたいにえんえん並んでヤバいことになる。 下手にいじると「左は小さい番号」というルールが壊れる。 いわゆる回転が使えないということだ。入れる順を多少いじった程度ではどうにもならない。 ということは、赤黒木等の工夫を使って回転を織り混ぜてもダメだということだ。 標準的な赤黒木ではどうしてんだろ。multimapの実装見るべきか。

赤黒木は作るのが面倒だ。また、そんなに速くない。 遅くなく、誰が作っても同じ動作、というのが魅力なわけだが、 もっと楽に書けるものがあるなら第一選択はそっちになる。

ハッシュは有力な選択肢だ。大抵は赤黒木より速いし、書くのも楽である。 しかし、ハッシュ関数という赤黒木ならいらないものを用意せねばならず、 メモリもかなり余計に食う。余計に食うほど速いので仕方ないのだ。 この性質は実にうれしくない。

でスキップリストに辿りついたわけだ。 リストは一個づつ隣の箱を開けるので遅い。 だったら、2個隣の箱とか、4個隣の箱とか、 そういうのを直接開けられればいい。 最初は遠くの箱を開けて、「80巻か。遠すぎる。もっと近い箱を開けよう」 という具合にできればいい。 これを、確率的にやるのがミソだ。 それぞれ足す時に、「各駅停車でしか止まらない」「急行から止まる」「特急から止まる」 みたいなことを確率的に選ぶ。 とりあえずは特急で行こう。10冊くらいづつ飛ばしていくと、 100巻まででも10回以内に行ける。 それで行きすぎたら、一駅戻って、急行に乗り換える。 それで行きすぎるまで乗って、行きすぎたら一駅戻って、 各駅停車に乗る。これで確実に見つかる。 物を足したり引いたりするのも、所詮リストなので簡単だ。はさむだけである。一定 確率で特急駅だったり急行駅だったりするだけだ。 すごく運が悪ければ各駅停車の駅ばかりになって何も速くならないこともあるが、 大抵はほどよく特急の駅が置かれる。 実際作ってみるとかなりいい具合になる。 100万個から探す場合でも、20回かそこらで済むことを確認した。 メモリもそう食わない。プログラムも短いし、理屈はこんなに簡単だ。 赤黒木を文章で説明するのはしんどいが、 スキップリストなら今こう書いたものだけ読んでちゃんと作れるレベルだ。 ハッシュみたいに余計なものを作ることもなく、 ハッシュほどメモリを食うわけでもない。 若干匙加減があるのと、挙動が確率的なのであやふやで読めないのと、 メモリの使い方があんまり普通はやらない感じになるので コードが読みにくくて、アロケータの作り方次第では断片化が不安、 というのが欠点か。

本当、「なんだこれでいいじゃん」という感じである。 マズいケースがないとも限らないし、実際特急駅を 作りすぎたり作らなすぎたりすると性能がガタ落ちするので 匙加減が面倒ではあるのだが、 多少多めに置くくらいで問題ないのは確認している。 実用上問題にはならんだろう。

なお、二分探索木で問題になった「同じのが大量にある場合」 にも全く問題なく動く。10種類しかない数を100万個入れても、 全く遅くならないどころか、速くなる。 これ、本当木でやる時はどうしてんだろ。

足が臭いのはどうしたものかな。ビブラムを靴下なしで履いてるのが 主因なんだろうけどなあ。

水を減らす。温度を下げる。繁殖を抑える。エサを減らす。頻繁に抹殺する。 これだけのことだよなあつまり。

2足用意して毎日はきかえるのがたぶん一番効く。あとは靴下。 他に手があるとは思えない。ふくらはぎの凝りをほぐしたら改善したり せんかなあ。関連なさそうだが。

2013年04月28日

オタマ3歳。でも本人は「2歳」と言い貼る。 「にさい」の「に」が数の2であることに気づいてない。 「にさい」で一つの言葉でそれが自分に結びついているようだ。 しばらくこりゃ「にさい」だな。

案外あっさり解決した。3歳。

蒲田のベルフィーユのケーキはうまい。高いとか小さいとか良く言われるが、 たまに食うならこの方がいい。 コンビニでも案外まともだったりはするので侮れないのだが、 スーパーで良く見るモンテールを買うくらいなら 3回に2回我慢してベルフィーユで買いたい。

2013年04月27日

肉野菜炒めは、肉を調味料として使う場合には、 肉だけ乗せて限界の弱火で脂がにじんでくるまで待つ。また細かく切っておくこと。 塩もこの段階で入れておいていい。量にもよるが、おおよそ5-8gくらい。 肉が焦げるんじゃないかというくらいまで加熱してから、 にんにく、ねぎ、しょうがを入れておく。 それらも十分水が飛んだら、強火にして鍋を暖め、 メインの野菜を投入し、そこからは極力短時間。

油を足さずに済むくらい脂多めの肉を使うとうまい。肉はケチらないこと。 うちの量なら200-300gくらいはないとダメ。

愛情のある結婚がしたい、と言う人は、 愛情を欲しがっているだけで、与える方に頭が回ってないかもしれない。 一方、「愛情とか言う前にお互いにとって利のある結婚がしたい」 と言う人であっても、相手に利を提供しようとしている段階で 相手のことを考えているとも解釈できる。 どんな言葉を使っているかだけで本質はわからない。

私はひつじこと結婚する時、 ひつじこの人生に責任を持てるかを考えた。 一緒にいてお互いに気持ちいい、 というのは最低条件にすぎず、 結婚によって相手の人生が良いものにならなければ、 それは失敗だ。私は私の責任を果たしていないことになる。 もちろんこんなことはなんぼ考えたところでわかることでもなく、 最後は勢いでしかないのだが、 こういうことを考えることは必要な段階だと私は思う。

ふくらはぎを揉むと痛い。これは慢性的にそうで、 がんばって揉んでいると足の裏や足の中指が痙攣してきたりする。 これ、どう考えても未熟の現れだよな。肩凝りと同じなわけだから。 一度徹底的に揉みほぐして、 ここが硬直しないような体の動きを研究すべきだ。 ただ、肩と違って歩けば使う筋肉だし、 上半身ほど動きの自由度があるわけでもない。 これを改善するのは相当難しい気がする。 でもきっとこれ直ったら足先の冷えも改善するんだろうなあ。 まずはひたすら揉むか。麺棒をゴロゴロ転がすのも痛くて丁度いい。

この手のってよく1日10分でオーケーとか言ってるが、 10分って相当だぞ。みんなダマされるのか?

2013年04月25日

時村のサイコロアプリ「ダイスふる」。 オタマのいいおもちゃになっている。 絵は綺麗だし、楽しい。 強いて言えば、幼児にとっては若干UIが直感的でないようだ。 場面によっては「どこをタッチしても反応がある」というわけではないようで、 たまにオタマがイラついてバンバン叩いている。 幼児向けじゃないからいいんだが。

あとはアホみたいに出すとなかなか落ちつかないことが気にはなるが、 それこそアホみたいに出した時だけなので問題はないな。 中の物理エンジンの計算精度の問題もあるだろうし。 何が入っているのか知らないが、 大量に積もった状態では現実の挙動とはどうしても差が出てくる。 摩擦の計算で手を抜いて空気抵抗で代替していたりすると 動きが不自然になりがちだ。しかしそんなことが気になることはないだろう。

しかし結構出るもんだなUnity。 でもまあうちのiPad3はVITAと大差ない性能のはずだから当然か。 主負荷がピクセルなのかCPUなのかを調べてみたいが、 解像度を変えられないからわからんなあ。

あとは電池食いまくらないか若干不安。 アプリの性質上大半の時間は動いてないはずなので、 その間はスクショ取って貼るだけにして演算をごっそり省くなどの 工夫をUnityが勝手にやってくれてると最高なんだが。 奴の消費電力の過半はGPUだろうし。 iPadってその瞬間の消費電力を知る方法ないのかなあ。 バッテリー残存量を定期的に見てログを取れば間接的にはわかるのか。 「電気食ってんのはこのアプリですよ」っと教えてくれたらいいのに。

玄関用に電球買ってこよう。110lm/Wまで来たかLED。 そろそろ限界っぽいなあ。チップ単体では200を超える可能性もあるらしいが、 拡散させる覆いやら、交流直流変換やらでどうしようもない損失が出る。 家に来る電気がそもそも直流になりでもすればだいぶ違うんだろうが。

給湯器。まず能力としては20号欲しい。あと温度設定が欲しい。 たぶんうちのは16号で、冬場はかなり絞らないとまともな温度にならない。 それから、エコジョーズと言われる潜熱回収型のものがいい。熱効率がかなり違う。 取り付けに関する問題も、調べた範囲ではそれほどなさそうに見える。 屋外壁掛け型でありさえすれば、それなりに規格化されているようだ。 家を建てる時ににつけたらもう交換不能、みたいなものではないっぽい。

夜部屋を暗くしたら、「ダイスふる」が反応しなくなった。怒るオタマ。 カメラの感度のせいだが、オタマにそんなことはわからない。 暗いバーとかではうまく動作せんかもしれんなあ。

サイコロを足したり捨てたりする画面で、見えない壁があるのが気にいらない様子のオタマ。 通常画面ではそこはUIで隠れているので、そっちまで サイコロが行かないことには合理性がある。 しかしその画面ではUIが出ておらず、壁らしきものはないのだ。 あとは、サイコロをドラッグする時の感度か。 オタマが乱暴に操作するとなかなかサイコロを掴めない。 一定以上の勢いでタッチされたら、適当な半径内にある サイコロを弾き飛ばすといいのかもしれない。 そうすればオタマも納得する。

軌跡をスプライン補間したくなるな。

オタマが広告をタッチして怒る。金払って消そう。

油なしのツナ缶はダメだ。喜びがない。

2013年04月24日

これがあぶく銭か。しかし、 一応の考えがあって、その通りに5年かけてチクチク 投資を続けた結果と考えると、あぶく銭とは言い難い。 不労所得という意味ではあぶく銭と言っているだけだ。 不労所得を軽んじるような態度は良いとは言えないだろう。 金は金である。

小島屋でナッツを1万円分買った。 くるみを避けて、アーモンドとひまわり単体をメイン。 マカデミアとピスタチオも買ってみた。だが高い。 それにしても前回より高いな。円安の効果か。 うちは輸入が多いので円安のダメージはそれなりに受ける。 国産品比率を上げるべきだろうが、 ナッツに関しては落花生くらいしかなく、 落花生はインド産が安すぎるので国産に移るのは無理だ。 チーズも国内産で味と値段で優れたものは知らない。 米、りんご、みかん、玉葱あたりは 根本的に食べなくなってしまったからなあ。 国内経済に厳しい食生活だ。 PCもレノボだし、うちの非国民っぷりはどうしたものかね。

ガス代が6000円とか行っててヤバい。 皿洗いに洗剤を使わずに済ますためにお湯を出してるのが効いている。 でもこれはガス湯沸器の機能の問題なんだよな。 水の勢いに合わせて火力を調節してくれればいいんだが、 そうなってない。 水を絞るほど湯が熱くなってしまうし、 そもそも温度調節がまともにできないのだ。 10万前半までなら金払ってもいいから設備を更新したいなあ。 LED電灯の時みたいに大家さんに相談してみようか。 調べたら15万とかじゃん。それくらい払うけどなあ。

2013年04月23日

ようやく2周目が終わる。推敲プラス作図ラフ。 明日から3周目。各章の最後にスクショ3枚づつ貼って 進捗を示すのと、0,1章をごっそり直すつもりなのと、 図が適当だったり足りなかったりするところを直すのと、 イラストが欲しい所に適当に何か描いておくのと。 根本的に説明そのものの吟味もまあ甘い。 すでに540ページ。本番レイアウトではもっと詰めてもらうが、 それでも400ページは超えるなあこれ。

公野櫻子は実在の人物なのか? シスプリとストパニには共通する臭いを感じたので、 同じ人であってほしいと思うわけだが、それ以外は良く知らない。 さあ、久しぶりに見てみよう。

今日のひつじこが素敵すぎる。本気で尊敬する。

幼稚園に行くかどうかは、つまらん時間がどれくらいあるかで決まるんだろう。 つまらん時間があっても、それ以上に友達と楽しく遊べるならプラスではある。 結局はひつじこが我慢できるかどうかの問題だろうな。 ひつじこが乱入して楽しくしてしまう、なんてことはできないのだから、 どうにもならない。 せいぜいオタマがやりたい放題やることを支援するくらいしかうちらにはできない。 やりたい放題して迷惑がかかることは別だが、 別に工作がフリーダムな出来になったからといって誰に迷惑がかかるわけでもない。 そういうことは好き放題やっていいのだ。 3歳の子が大人が望むようなものを作ること自体がおかしいのである。 知識、経験の差以前に、感じ方が違うのだから。

周りに幼稚園行かない子がそこそこいれば オタマが行く必要はないんだがなあ。 私が小さい頃は北海道だったこともあって、周りは基本貧乏だった。 子供も多かったし、幼稚園や保育園に行くのが当たり前という風潮はなかった ように思う。だから私も1年だけしか幼稚園には行っていない。 しかし、このへんは幼稚園が前提になっている。 行かないと不憫に思われるような状態だ。 不憫に思うのは、親が子供とちゃんと遊ばず、テレビ見せて放置 みたいなのを想像するからで、不憫に思う側にこそ問題があると思うわけだが、 まあ言っても仕方あるまい。 ひつじこのオタマとの遊びっぷりを見れば不憫などとはとても言うまいよ。 しかし、単純に子供の人口密度が低く、地域の人間関係が薄くなっていることもあり、 子供同士で遊ぶ経験を与えられないのは確かである。 それに関しては不憫と言ってもいい。 規格化して効率化しないとどうにもならんのだろう。 それで、幼稚園にも学研とかから人間が来てああいうことをやるわけだ。 そして金を払うのは親なので、親にアピールしさえすれば子供にとって 魅力がないものでもまかり通ってしまう。

会社に入ってきた直後の人は変な常識がないので いろいろアイディアが出やすい状況にある。 しかし、経験がないので出たアイディアの大半は的外れだろうし、 そもそも力がないので実行に移しようがない。 さらに言えば、空気を探る時期でもあるわけで、 極力目立たないようにする可能性もある。 そういうわけで、新人という「変なことを言ってくれそうな資源」 は活用されることがない。 これを活用するには上がかなり意識的でいないといけない。

一方、会社を出ていく寸前の人はもう何も怖くないので、 場合によっては大改革の種を撒いてくれる可能性がある。 会社を出ていく人がいるのは損害だが、 それはそれとしてその副産物のアイディアや波紋は有効活用 すべきだ。何か不満があるはずで、 普段なら出てこないそういう不満を容赦なく ブチまけてくれれば、それを活用できる可能性がある。 これに関しても、周囲は意識的でいないといけない。

というか、自分の立場を顧みず提言をする人がいれば、 会社を辞める寸前であることを疑う必要がある。 そうでもなければ、波風を立てて自分の立場を 危うくするようなマネを自分からすることはあまりない。 仮に辞めるつもりではなかったとしても、 一旦波風を立て始めてしまえば、勝つか負けるかだ。 負ければ居辛くなって辞める確率が高い。 そしてこの手のことで勝利することは滅多にない。 だから、目立って提言する人は辞める可能性が高い。 それは消える前の最後の輝きだ。 そういう人が現れたならば、せめて周囲はそれをうまく 利用するくらいのことはしないといけない。

目に見える問題には大抵根がある。 しかし普通は根から掘り返したりはしない。 そこには人間関係や歴史的経緯、政治的事情 という泥がくっついており、そこに手を触れたくはない。 誰かの許可を取らないとできないこと、 誰かに文句を言われる可能性があること、 などは理性で重要だとわかっていても、そうそう実行されない。 個々人は組織の中で自分の利益を守っていかねばならず、 それは仕事の成果よりも優先する。せざるを得ない。 誰にも生活があるからだ。 だから、誰かを敵に回し得る選択肢や、 自分の仕事量が許容できないほど増え得る選択肢は取れない。 そういう選択肢を自発的に取ることはない。 周囲、とりわけ上司はそれを理解しておく必要がある。

だが、問題の表層だけを叩いていても状況は良くならない。 本来であれば、根を掘り返すことは褒められねばならないし、 掘り返すのに多大な苦労が必要なほど 政治や人間関係がこびりついているような状況は 破壊してしまわねばならない。 最終的にはそれが当たり前とされる文化を作りあげるべきだが、 それはあまりにも遠い。 波風を全く立てずに改善する方法があれば最高だが、 そういう方法は可能であったとしても時間がかかる。 時間の面でも満足しようと思えば、 多少の危険は必要なのだろう。

まず自分が必要な危険を冒す覚悟をすること。 それでいて、他人を巻き込む際にはその他人には 危険が及ばないようにすること。 しかしその一方で、 他人が危険を冒そうとすることを妨げてはならない。 「ケツは俺が拭く」は、一歩間違うと「俺に言ってからやれ」 になる。そう思っていなくても、そう受け取られる恐れがある。 さらには恩着せがましく「守ってやる」と言っていると 思われるかもしれないし、 手柄を横取りする兆しと思われるかもしれない。 守るにしてもケツを拭くにしても、 極力本人に気づかれないようにすべきだ。 善行は隠れて積め、ということがこの場合は当てはまる。

会社を辞める覚悟なしにできることなんて高が知れているが、 会社を辞める前提でやっても混乱しかもたらさない。 つまるところ目的は良くすることであって、 自分の感情を満足させることであってはいけない。 これが私にとっては一番難しい。

なんとなくそんなことを考えた。別に今のところそういう戦いをする予定は ないのだが。

コンパイルエラーのメッセージをごっそり整備したが、 すでに文法をいじっているので九州には持っていけない。

あと、いらん機能が露出しているのがいかん。 機能限定版を作ろう。学生に対してデバグ機能を露出したのは 間違いだった。そんなレベルにない。

2013年04月21日

体調悪い。ただ、どこが悪いとはっきりしているわけでもないので、 甘えと言われてしまえばそれまでではある。 晴れていればオタマを連れて公園に行っていただろうし、 突然10km走らねばならなくなったとすれば、 走れなくはないだろう。 肉体的な負荷はどうにでもなるといえばどうにでもなる。 苦痛を我慢することはそう難しいことではない。 しかし問題は精神的な負荷だ。実際金曜の夜に本を書こうとしたが 何一つ進まなかった。意識が朦朧としたまま朝5時に なっていた。 そういうわけで、ゆうべは働かずに寝たわけだが、 10時間近く寝たはずなのに回復していない。

とりあえず出勤してみた。夕方まで寝る。 明日の朝までに2周目の推敲を終わらせねばならないのは絶対だ。 他人にそう決められたわけではないが、そう決めた。 人としてダメだ。

だが、今はダメだ。今は寝ておいて、 今日の夜から戦いをはじめよう。連続した時間が10時間取れれば おそらく終われる。だが5時間では怪しいし、 一旦集中が切れればたぶんその日のうちに再稼動はできない。 今は体力の回復に努めよう。 数時間静かなところで呼吸を整えてじっとしていれば、 おそらく多少はマシになる。

javascriptでHTMLを生成できるとすると、 適当なバイナリを送りつけてそれをその場でHTML化すれば、 転送容量を削れたり、サーバ側の負荷を落とせたりするはずだ。 しかし、2個ファイルを送るとかえって遅くなるだろう。 javascript入りのHTMLの中にバイナリもつっこんで送りたい。 とすると、適当にエンコしてテキストにしたものを 表示されないエレメントの中に入れて送ればいいのかね。 日記とかもそうやって送れば容量も減るし、 動的にいじれたりしていいんだろう。

2013年04月19日

恒常的に4.5時間睡眠で行けるような気がしてきた。 下手に長く寝てもかえって調子が悪い。 長く寝るなら自然に起きるまで寝るべきなんだろうが、 自然に起きるまで寝かせてもらえることはありえない。

コーラゼロは頭痛が来る。無糖コーヒーで頭痛は来ないから、カフェインではない。 頭痛の後に発汗もあり、たぶんこれは低血糖症状だ。 甘味によってインスリンが分泌されるが、 血糖の補充がないので血糖が落ちすぎる、ということだろう。 普通のコーラならおそらくこの症状は出ない。 しかしだからといって普通のコーラがいいというわけではない。 血糖値が上がれば別の不快な症状が多数出るからだ。 もっとも「甘味だけでインスリンが出て低血糖」はあくまで仮説だ。 もしかしたらアスパルテームその他の害なのかもしれん。 エリスリトール水溶液をドカっと飲むなどの実験が必要だ。 あるいはちゃんと血糖値を測るべきだろう。

コーヒーは胃に不快感が残るな。

福砂屋のカステラは絶品だと思うが、ひときれ食うだけで覿面に眠気が来る。 贅沢品という以外に言いようがない。3000円もするし。

今日の九州行きではいかに炭水化物を食べないかが重要になる。 食べないでいられれば、帰ってから夜働ける。 だが、誘惑に負けてしまえばそのまま寝る他なくなるだろう。 それはダメだ。 何か、糖質が少ないながら満足感の得られる食べ物を見つけなくては。 チーズ持ってって終わりにすればいいんだが、 つい見かけた珍しいものを食べたくなってしまう。心が弱い。

11章の作図がまだ途中。まずい。 このままだと月曜に「一週間1文字も進みませんでした。テヘッ。」 とか報告することになってしまう。 ただでもゴクツブシ感満載で立場がヤバいのに。

九州2回目。web見てる奴がいて、 聞いたら、「僕には合わないのでやりません」とか言う。 意味がわからなすぎる。 「内容が好かんのか?それとも難しくてわからんのか?」 と聞いたら、後者だと言う。 「じゃあみっちり教えてやるよ、せっかくだし」 と言ったら、「コンピュータ目当てにここに来たんじゃない」 とか言い出す。マジわからない。 おかしな奴もいるもんだ。

つうか帰れよ...「ここでしかできないことがあるから帰らない」 って何だよ。web見てるだけじゃないのかよ。 授業に参加しない奴が教室にいるのって 邪魔だし本人にとっても時間の無駄じゃん。 先生も気の毒になあ。 もし自分が先生の立場だったらキツいもんなあ。 わざわざ外から人招いて授業してもらってるのに、 自分の学生がこんなでは、失礼すぎる。 私はむしろ珍しいサンプルが取れて喜んでいるくらいだから いいんだけど。

さてそれはそれとして、私にも落ち度があるということだろう。 彼の心に届く授業が出来てないわけだから。 でもなあ、前回は特に気がつかなかったわけで、 そこそこ真面目にやってたんだろう。 二回目になって急にああってのは何がどうだったんだろう。 なんかムカついたんだろうなあ。

でもまあ、嫌なら来なきゃいいじゃんと思うわけだけどな。 「単位やらんよ?」と言ったが、別にいいみたいだったし。 単位が欲しいわけでもないのに何故来ている?

コンピュータ目当てでここに来たんじゃない、 という話だが、あそこの芸術工学部って ぶっちゃければ「芸術にITをつっこむ」か「ITに芸術をつっこむ」 のどっちかをやる学部だろ? 院生の研究見た感じメディアなんたら系のことも やってるみたいなので狭い意味での芸術を扱っているとは 限らんにしても、とりあえずITと無縁なネタはなかった。 コンピュータを触った経験がない、というのは まあこれからやりゃいいんだからかまわんし、 まさにそういう人間相手に授業をやってるつもりなわけだが、 だからってITガン無視ってわけには行かんだろ。 一体どうする気なんだ?

うん。単純に私が嫌われてる、と考えるのが一番合理的だろうな。 他のIT系の単位はたぶん取ってるんだろう。 でないと3年になれんもんなきっと。 で、一応出席だけ取るために来てて、 私の担当分が終わったら参加するつもりだ、と。 私の担当は1/4だから、残りの3/4をやれば単位取れるだろ、 という目算なんだろうなたぶん。 実際それはたぶん正しくて、今まで5人くらいは不可を出したが、 たぶんそれで単位落とした奴はいないだろう。 所詮私は1/4だ。

まあ、なんつうか、面白かった。いろいろいる。 つっぷして寝てるのが一人、スキあらば隣の奴と youtubeを見ようとするのが一人。 うち一人はなんか後半にはおもろくなってきたのか、 それなりにやってくれてた気がする。 イタリア女性軍団は残念ながら来なかった。 留学生向けの配慮してないからなあ。申しわけないが仕方ない。 一対一でついていられるなら教えられると思うが、 教える時間効率で言えば日本人の方が高いに決まってるわけで、 つい日本人が優先になりがちになる。 私のは日本語や日本の生活習慣に特化した説明が 色濃く入るからな。それによってわかりやすくしようと しているわけだから、それを捨てるわけにも行かない。 日本語が自由にならない人にとっては、 プログラミング用語を使った素直な説明の方が良かろう。 私の説明は日常語を比喩に使いまくるし、どうしようもなく 口語だから聞きとりにくいに違いない。 留学生に対しては同じく留学生のTAの人が 手厚くついてくれているのでつい任せてしまったというのもある。 次回はオランダ人ともうちょっと話そう。

本来なら演習やってる最中にも採点のための情報は メモっておくべきなのだろう。 顔と名前の対応表は前もってもらっておくべきで、 どいつがどれくらいの状況にあるかは メモっておくべきだ。最終提出物だけだとコピペを検出できない。 しかし、そんなことをするヒマがあったら 横に座って教えることを優先したい。あそこに私がいることの 意味はそこにあるからだ。不正なマネをして単位を取る奴は どうやっても出てくるわけで、 採点が適当になることはあきらめている。 でもまあ一応先週と今週の段階で提出させているので、 全員のコードのクセに関するデータはある。 コピペ検出のヒントにはなるだろう。 最終回の前半の時間に怪しい奴には厳し目の質問を してやればいい。自分で書いたなら答えられるはずの質問、 というのはいくらでもある。

elseがないので、if2個で書くわけだが、上のifの中で 下のifに突入する条件を満たしてしまって両方通ってしまう、 という学生がいた。 「2軒スーパーをはしごして肉を買うとして、 2軒目で肉を買わない条件は何だ?そう、1軒目で肉を買うことだな? 2軒目では、肉を買ってたらもう買わない、という 条件実行をするわけだろ?よし、もうわかるな」 みたいな説明をしたわけだが、 フラグ変数名を本当にnikuとかしてておもろかった。 全体に、プログラムと比喩の往復あるいは翻訳がみんな苦手。 プログラム用語で理解しようとする。 日常概念とのリンクがうまく行かない。 「昨日雨で、今日晴の時に布団干せ、という処理をしたい時に、 もし記憶力が悪くて昨日の天気も覚えておけなかったらどうする? そう、天気メモっとくよな?昨日の天気って書いた紙に。 よし、もうわかるな?」みたいな説明もしたな。

プロの中にも多いと思うんだよ。 プログラミング用語から出られない奴が。 でもそうなっちまうと未来がない。 パターン認識と暗記で済まないケースで対応できんし、 逆に、プログラミングを通してプログラミングに限らない 知恵を養うことができないから 、 せっかくの仕事の訓練効果が限られてしまう。 できるだけ日常概念を使って理解してほしいなあ。

進撃の巨人を読んだ。漫画下手だからやりたいことを 効果的に表現できてない。でもセンスが光る。 うまくないからこそ出てくる表現もあるだろう。 それが味になっている。

2013年04月18日

角振動数を掛けたらいいことがわかったのでそうしておいた。 ライブラリも整備したしこんなもんだろう。

なんか年収の3%もらえるという噂が立っているのだが、 それどういう意味があるんだろ。 社会貢献とか言うなら、 いい製品作って人に喜んでもらうことにつっこむべきで、 社員が消費して景気を上向かせる、 みたいなのは二の次というか会社の役割じゃないと思うんだが。 その金でミドルウェアを買うとか、 足りてない分野の専門家を一時的にでも呼んでくるとか、 GDCやCEDECに多めに送りこむとか、 そういう方がいいと思うんだが、高い所から見ると違う風景が見えるんだろうな。

もし本当にバラまくなら、5年未満の若い人に 集中的にバラまいてほしいものだが。 オレらオッサン層は金足りてるだろ。 「誰にいくら渡せば会社がいい仕事をするのに一番効果的か?」 と考えるべきだ。まんべんなくバラまいてももらった 実感なんてないわけで、「え?いいの?」 と思うくらいの額を集中して投入しないと士気を 上げる効果なんて出ない。

1年目の期末に70万とかもらってえらく驚いたという経験がある。 余った金を均等割でバラまくという凄まじいことを 当時の社長(分社時代だから今で言えば部長相当)がしたためだ。 あれはさすがにがんばる気になった。 なにせ申し分けなかったからな。それに値するだけの 仕事をしたとは到底言えなかったわけで。

「命令」と言うととかく否定的にとらえられがちだが、積極的な効用がある。 命令を出すということは、 「ケツを拭く」という覚悟を部下に対して 示すことなのだから。 やってもらっておいて「やってくれなんて言ってない」 と言ったり、失敗した時に「勝手なことやりやがって」 と言ったりすることはない、ということを保証することでもある。 そういう保証があって初めて全力を 出せるタイプだっているのだ。

「好きにやっていいよ」にはマイナス面もある。 その台詞は「上司はその価値がわかってない」ということを 必然的に意味してしまう。価値があると認めれば、 それは公式の仕事となるだろう。価値があることを やらないことは損失だ。だから上司にとってそれは 「やらないと困ること」になる。 それはすでに「好きにやれ」ではありえない。

一回上司という奴をやってみたいものだ。 失敗するにしてもいろいろと成長できるだろう。 もっとも、今やってる上司ごっこはいい予行演習ではあるか。 丁度危機的な状況だし。最低でも目標設定から やり直さないとこのまま潰える。 強制力がないから、本当に上司であるならば使える 安易な手が使えない。これはいい訓練になる。

「命令」「お願い」「許可」あたりを使い分けられる ようにならんとなあ。

DCCから出てきたものをどういう経路で実機上のアプリに出すか、 というのはどこかで整理して考えた方がいいと思うんだよな。 ここが歴史的経緯でなんとなく決まってることが、 開発工程に多大な非効率を持ち込んでいるのではなかろうか。

古来はDCCから吐いたものをC言語のソースコードにして アプリと一緒にコンパイルしていたと言うが、 これはある意味最も複雑性が低い方法だ。 コンパイル時に発覚するエラーが多いことは有利だし、 ローディングの問題がそもそも発生しない。 今でもこの手法が合理的なケースはある気がするな。 原始的な手法から現代的な手法までをきちんと比較して選ぶ、 ということを忘れるとロクなことにならない。 現代的な手法を正しいと思いこむとひどいことになる。 規模や人間、作る物によって最適解は違うはずなのだ。 今が昔より進化しているという考えは捨てるべきだ。 違うだけで、どちらが優れているとはっきり言えるとは限らない。

図書館戦争の映画、役者は身長で決めたのかなあ。 演技がどうにも良く思えんが、 実写を見慣れてないせいなんだろうきっと。

と思ってひつじこに聞いたら、「予告ですら駄作」らしい。 やっぱそうだよな。

ヤマト見て思ったんだが、CGで味を出すのって無理なのかね。 ゆがまないのがダメだ。 ボトムズ見た時も思ったが。 そのゆがみに人間の意思みたいなものが現れるのであって、 それがない状態では迫力が出ない。 カメラだけでは無理だ。座標変換やレンズいじりでも 無理だろう。ないよりはマシだし、ゲームであれば そこで勝負せざるを得ん。しかし、 動的計算である必要がないアニメの類でそれはなあ。 所詮省力化の手段でしかないのだろうか。

でも考えてみればマダガスカルなんかは激しく変形してるわけで、 丁寧にああやってやればCGでも味は出るわけだ。 ヤマトの場合は宇宙戦艦に対してそれをやらないといけないということだろう。 ゲームもそのへんはもっと追求せんといかんと思う。

2013年04月17日

ガルガンティア面白いけど、これどうすんだ?

2年前に「音出したい」と言われてそのままになっていたのを不意に 思い出し、ついやってしまった。 問題はインターフェイスで、割り込みとかスレッドとか言うのはありえない。 波形データの読み込みもありえないと考えれば、 適当なハードウェアのフリをするしかないのだが、 これもどういうものにするかを考えるのはかなり奥深い。

とりあえず正弦波3チャネルにしてみた。 サインコサインを計算するのも重いし、 境界でノイズが入っても嫌なので、 調和振動子を中に入れておくことにした。 発音時は速度にパルスを与える。周波数に応じてバネ定数を変える。 あとは減衰設定だけ。バネ定数はサンプルを時間の単位として 周波数を変換して(48000で割るだけ)から(2pi*f)^2。 そこそこ滑らかでノイズも出ず、計算も簡単である。

問題は周波数が低いほどはみ出す率が上がることだな。 音が割れる。パルスの強度をそのまま与えないようにしないとダメだろう。 まあそんなことは後でいいんだが。 あと、正弦波は振幅の割にエネルギーが低く、つまり小さく聞こえる。 振幅を有効活用する上ではどうしようもなく不利だ。

2013年04月16日

文法ガイドはおおよそ書き終えた。これで本道に戻れる。 機能追加もこれでおおよそ足りるだろう。 サウンドを足すとか言わない限りこれで十分なはずだ。足したいけど。

解像度を200x200とかにするとクリアするだけでえらい時間をもっていかれるが、 まあこれはどうにもならんよなあ。 必要な場所以外塗らないようにがんばってもらう他ない。 あとはランタイムの実行速度を上げるか。

memsetの速度を上げるには命令セットいじらないとダメだなあ。 x86やz80に何故インクリメント命令なんてものがあるのかようやくわかった。 当時の回路規模やメモリのレイテンシを前提とすると合理的なわけだ。 ロード、即値ロード、加算、ストアの4命令が1命令に落ちるとなれば そりゃ効果的だろう。 Sunabaではそれと近い状況があり、RISCは圧倒的に不利である。 極力命令種を増やしていくことに合理性がある。 いい勉強になっている。

2013年04月15日

ゲート読み終えた。良く出来てる。 こっちの方がまおゆうよりおもろい。 化学調味料の味はこっちの方が強いが、 肉付けの厚みのおかげでそれほど気にならない。

主張激しいなあこの人。ラノベだし、これくらいあからさまでも 私はかまわない。

ガルガンティア、これ、どうするんだろ。 普通に楽しみ。

しかし、何見ても「ひつじこに見せて面白がられるか」 と考えてしまうな。絶対無理。

いろいろ立て直さんといかんなあ。 このまま温度が下がると反応が止まる。 最もリスクが高いシナリオだと思っていたが、 その通りになったな。 問題は、それが一番危ないと思っていつつも、 それにどう対処するかを考えていなかったことだ。 ともかく、まずは自分の仕事を立て直そう。 11章は月曜で終えねばならぬ。 その他のことはそれができてからだ。 九州のことを考えるのは木曜だけにせねば。 幸いにしてコンパイラや実行系にバグは見付からなかった。

しかし予想の斜め上を行くことがいくつかあった。 これは対処しておかねばならない。

まず、変数のスコープがわかりにくい。 だから変数なんて教えてないんだよ最初は。 だがあの授業時間で理解度がこれほどバラつくとなると、 「まだ教えてないから使うな」 などと言っていては進行が遅くなりすぎる。 進める奴はどんどん進むべきだからだ。 むしろそれが美徳であるべきだ。 「でもそれ使わなくても行けるからな、ちょっと考えてみろよ」 と言うに留める程度が限界だ。 それ以上は時間が許さん。

ifやwhile内で生成した変数がそこを出たら消える、 というのはわかりにくい。しかし、 これに代わるありうる仕様は限られており、 どれも欠点が大きすぎる。 一つは、出ても消えなくし、 そもそも生成行を通らなくても存在するようにすることだ。 これは「生成行を通ってないのに出来るのかよ!」 というわかりにくさがあり、そもそも初期値が不定になって 気持ち悪い。 さらには、生成行を通らないで使った時には 実行時にエラーにする、という手段もある。 if文を通っている時だけ使えるというものだ。 これはわかりやすいが、変数の確保を 実行時に動的にやる作りにせねばならなくなる。 コンパイル時に自動変数を確保することができない。 それはこっちの都合だからできなくはないが、 やっぱりわかりにくかろうし、デバグもしんどくなる。 どう考えたってコンパイルでエラーにすべきことだからだ。

あとは代入だな。a->5を「aが5になる」と読ませるわけだが、 a<-5の方がわかりやすい人はいる。「aに5が入る」 と読むわけだ。=を使う言語が多いのも一理ある。 しかし、比較演算子との兼ね合いと、「等しいってどういうこと?」 という数学からの類推が裏目に出る問題は無視できない。 とにかく、5 -> aと書きたがる人が数人いたことは 重く受け止めねばならん。 授業でC言語やってるはずの連中が そんなことせんだろと思っていたが甘かった。 書籍本文はしつこく説明してるので大丈夫なはずだが、 授業という形式では説明は最小にせざるを得んから、 そこまでケアできん。 もっと誰の目にも明らかに「aというメモリに5をセットします」 と「感じられる」ような書式はないか。 もしそれが見つかるなら今から変えたっていい。

それこそ「memory[5] に(a + 2) をセット」 というくらいに日本語にすれば確実なんだろうがなあ。 記述の手間が大きくなりすぎる。 これを正式記法として省略記法を用意する、 というのも一つの手なんだろう。 「aが5になる」と言っていいのは、それが 「aというメモリの値が5になる」の省略形であることが 理解できている場合だけだが、 そこの説明が甘すぎたが、 そこに時間は割けん。 やはり個別にそういうことをやる奴に説明して回る しかないだろうな... とりあえず本文の方には「逆にしちゃダメよ」 とは書いておくべきだろう。 「なんで左辺では計算しちゃダメなんだよ!」 という思いは誰でもあるはずだ。

進撃の巨人は大層おもしろい。 だが、これ漫画の方がおもろいんだろうな。

=で「等しい」でなく「代入」になるのがどうにも納得が行かない、 と言っている人に対して全力でバカにするレスがついているのを見かけた。 確かに問題がないとは言わないが、 こういう疑問に対してそれなりな回答をできないような状態は プログラミング世界の落ち度に他ならない。 「等しくする」という動詞として読み、「等しい」という 形容詞として読むな、ということである程度納得してもらえるだろうとは 思うが、 なぜ数学ですでに確立した記号を別の用法に使うのか? という問いには答えられるべきだろう。 実際他の記号を使う言語だってあるのだから。 「わかりやすさよりも、慣れた後短い事を重視したから」 というのは一つの説明になりうる。

こういうところをないがしろにするから初心者がわからんのだ。 良い書法にどれだけの力があるかは、 0入りのアラビア数字がその他の数字に比べてどれほど優れているかを 考えてみればいい。微積分も同様だ。

2013年04月13日

九州大学行ってきた。できないのはわかってたから、 今年は対策して行ったが、おおよそ当たりだったとは思う。 「まずこの5つを覚えて、それを使え」という具合にして、 使う要素をはっきりさせた。 それでも学生は自力で中の文書を漁って道具をできるだけ揃えることを 優先させていたりはしたのだが、それは仕方ない。 教えてないifを使おうが変数を使おうが、まあ動けば良い。

今年は留学生が多かった。中国か韓国と思われる人が数人と、 明るく元気なオランダ人の男の子、 あとはすごく存在感のあるイタリア人女性が数人。 オランダ人がいい。できた時の喜び方が半端ない。 こいつには満足して帰ってほしい。

毎年パターンは同じな気がする。 まずクラスに一人ケタ外れにできるのがいたりいなかったりする。 今年はいない。去年はすごかった。どう考えても私の入社時より上。 それを除けば、一番優秀なのは大抵地味目な女の子。 多くは思考の形式がプログラミングに適応できておらず かなり苦しむのだが、パターン認識と記憶力が高いので、 一旦答えがわかればそれを使って組み上げていくのは速い。 次はITっぽい臭いがする男の子だが、これは単に 「これまでやってた」だけな気もしなくもない。 私の仕掛けた罠にも良くはまってくれる。"=="なんてねえよ。 次が派手目の女の子。真面目にやる気がなさそうな臭いは出ているが、 一旦声をかけて説明を始めてしまえば、案外乗ってくる。 そして、理解できることが実証されてしまえば、後はそれなりに 楽しんでやってくれる。到達点はそう高くなくても良く、 体験してくれればそれでいいのだ。 一番キツいのが、私が学生の時には絶対に交わらず苦手としたであろう男の子。 容赦なくweb見てたりつっぷして寝てたりするし、 「何かわからんか?」と聞くと悪びれもせずに「何もかもがわかりません」 とか答える。まあ今年はマイルドかな。

さて来週はどうするか。

ゲートおもろいなあ。

明太子はすでにおいしいと思えなくなっているため、 善し悪しを評価できない。塩だけのたらこでいいよ。 実家から「九州行くなら送れ」と言われたので仕方ないんだが、 うちにある無添加のたらこを適当に入れてクール宅急便で 送りつけた方がいいんじゃね?という気もする。

カステラの賞味期限は22。ひつじこの体調が良くなるといいがなあ。

ドアを閉まった状態で固定する棒状の金具が「フランス落とし」 という名前であることを空港の貼り紙で知った。

ピーターラビットありがとう。いきなり衝撃の展開でビビッた。

30代で初産でも3人産む気になる状況を作れさえすれば、 それくらい遅い方がいいと思う。 でないと一人前に働けるようにならんうちに 出産と育児が始まってしまい、その後の人生の幅を狭めるし、 労働力の損失は社会にとっても痛い。

2013年04月12日

みやげにローストビーフの寿司と、梅枝餅。ひつじこは吐いた。

福砂屋のカステラは大丈夫かなあ。

カステラはうちの親に送った。あとデパートで明太子を ひつじことうちの親に送った。 ネットで買った方が良かった気がする。送料高いし、比較もできん。

2013年04月11日

九州大学講義の準備。

sqrt求めるのっておもろいなあ。整数しか使えないとrsqrtにできないのが面白い。 今年のSunabaには一応ライブラリ的なものを足してみた。 もちろん本の中では一切触れないが。

このへんでは土着のヤンキーな人達との接触は避けられないが、 そういう人達の比率は下がりつつあるんだろうなあ。 町工場がどんどん減っているし、古い住宅もすごい勢いで消えている。

2013年04月09日

朝6時。燃えないゴミの日だったので電池と古いまな板を捨てた。 これから8時50分まで寝てからオタマを公園に連れていく。 いいかげん無茶だが、どうしようもない。 ひつじこは尻の筋肉がつって何もできない状態だ。

九州大学の準備をまるでしていなかったので、 今日明日でどうにかする。 本書いてりゃそれが準備だろうと思ったが、 留学生がいるらしく、この日本語丸出し仕様はどう考えてもマズい。 英語風文法で授業をやるなら、そのためのサンプルが必要だし、 そのための解説書も書いておく必要がある。 普通のプログラミング解説本的な感じ数十ページくらいの 文書を作ろう。 1日でとりあえずはできるはずだ。

コンパイルエラーメッセージの類を全部日本語文法準拠にしていたので、 英語文法を使ってそうなソースファイルならエラーメッセージを 英語風文法準拠に切り替えるようにした。 「defがないよ」みたいな。

ブレークポイント。コード中で特定のメモリに1を入れると、そこで止まる。 デバッガからメモリの強制書き換えで0にすると動き出す。 そのうちちゃんと一時停止ボタンつけないと。 メモリダンプは間に合わんなあ。 とりあえず、所望のアドレスのメモリがなんぼなのかは取れるようにしておいた から、これでたぶん大丈夫だろう。 だいぶデバグしやすくなったが、こういうのがあればあるほど堕落するな。

あとはやりそうなコンパイルエラーを多少試して、 親切にしておかないといかんなあ。「==じゃないよ=だよ」とか 「;は行末にいらないよ」とか。「コメントは#じゃないだゴメンね」とか。

つうか、考えてみたらコメント#の方がいいじゃん。 1文字だし。pythonっぽいし。なぜ//にした過去のオレ。

いかん6時半だ。とりあえず寝て起きてからだ。

Sunabaのコメントの書式を変えた。 コメントもpython式にした。 別のドキュメントをなんとなく書いた。 第一回の授業はこれで足りるだろ。 あと、丸書いたり四角書いたりするライブラリを 用意しておいた。mallocとかfreeとか、乱数とかも。 気合入った学生向けにおもちゃをなんぼか 用意しておかんといかんからな。 「これくらいできるよ」と言うことを見せないといかん。 2d物理シミュっぽいのでも入れておくかな。すぐできるし。

そうやってコードたくさん書いて思ったのだが、 やっぱりelseとelseif欲しいな... 毎度フラグを用意するのかなりタルい。 まあそれをタルいと思う奴はすでにこの言語は 使ってないはずなので問題ないといえばないんだが...

2013年04月08日

夜書きに行ったが、眠すぎて無理だった。全く頭が動かない。 邪魔が入らない状況があってなお作業に入れないというのはかなりヤバい。 そして来週は九州の用意があるので書くヒマがない。 さらに一週間遅れたことになる。 用意が見積りより早く終わればいいのだが。 文法マニュアル、サンプル、ブレークポイントとメモリダンプの改造。

消耗から回復できなくなりつつあるなこれは。 ドラクエのボス戦みたいなもんで、だんだん回復が足りなくなりつつあって アイテムでギリギリ持ちこたえてるような状況だ。 それでもこっちが倒れる前にボスを倒せると踏んでいたのだが、 これはダメか。今日は見切りをつけて帰ってきてしまったし、 おとういだったか4時までいたにも関わらず半ば寝ていた。 一回完全回復させて仕切り直さんと無理な気がしてきた。 しかし、あと3日まともな徹夜ができれば2周目は終わる。 3周目は図の補充だけで、そこまでやれば校正を開始できるから、 休める状況になるはずだ。コーヒーその他でドーピングしてでも どうにかならんかなあ。

結局、昼は時間が寸断されるからどうにもならないし、 手を染めてしまった別の仕事も到底放置できん。 自分でコードを書くわけではなく他人に書かせる仕事だが、 戦術と戦略を考え、状況のチェックをすることに関しては手を抜けん。 目的と目標を再構築しないといけないし、リスク要因が見つかったので 策を考えないとマズい。

どっか遠くまで行ってホテルにでも泊まって無理矢理書けばいいのかもしれんが、 それをやればひつじこが持たんし、そもそも会社以外では 作図をやる設備を整えられない。デカいモニタ、机と椅子、といったものは 会社にしかないのである。ユザワヤでペンその他は買ってきたが、 結局スキャンしてからの仕事も多いからな。 あーマウスいるな。さすがにトラックポイントでベタは塗れん。

制作進行系の仕事なんて頭が適当で時間が細切れでもそこそこできる。 制約の列挙と優先順位の明確化、といったところは 文章を書くのに比べれば楽な仕事だ。頭の状態がベストである必要はない。

2013年04月07日

朝からかなまら祭を見に川崎へ行ったはずだったが、 別の神社の祭に行ってしまった。 なんかのどかで地元って感じだったので、 まあそれでもいいかと思った。 かなまら祭はどう考えても一回しか行かないと思うので、 今年行かなくても来年行けばいいのである。

弟にlenovoのUSBモニタをもらった。縦長な方が使い勝手がいいので 90度回して置いてみたのだが、TNなので許容できる 視野角が猛烈に狭い。横方向は比較的広いが、 縦方向は狭いのがTNだからな。 悩みどころだなこれ。 解像度はこんなもんかなという印象。

でも、やっぱり横768は狭いなあ。 こういうモニタの解像度が1920x1080になるのを楽しみに待とう。 弟の携帯電話は1920x1080あるわけで、 やってできないわけではないのだろうし。

オタマにメガネのフレームを折られた。 前から弱くなっていたところなので、 来るべき時が来たかという印象。 仕方ないのでひつじこにガムテープと黒い絶縁テープで くっつけてもらった。さすがだ。いい仕事である。 メガネという奴はこうなってからが長いので、 たぶん年単位でこのままだと思う。 レンズがダメになれば交換だが、フレームの場合 くっついて補強できさえすれば、それほど支障はない。 今回のメガネは熱にさらしたり、乾いた布で拭ったりしないように かなり気をつけているため、レンズはまだまだ健在なのだ。 まあ、次買う時は弾力のある素材のフレームにしよう。 やっぱり固い奴はダメだ。

学生時代も年単位でガムテープで固定して過していたなあ そういえば。就職したとは言え、 外見を気にすべき度合いは大して変わっていないので、 問題あるまい。 CEDECやら何やらで外のセミナーでしゃべるとかなると 多少は考えてしまうが、 今年は何もない。九州大学の授業は数に入れるほどでもなかろう。 そういうわけなので、あと一年半くらいはたぶんこのままでいい。

2013年04月05日

本のコスト。 理想的にたくさん売れるなら、コストのうち問題になるのはおおよそ紙と輸送と保管 だけになる。 しかし、計画を立てる時は初版だけで黒になるように設定し、 また、初版は危なげなく売れそうな数に絞るため、 これで元が取れるような価格をつけると、 編集や組版といった固定費がごっそり乗って高くなる。 でもまあ、1500円くらいで売れそうな気はしなくもない。 問題は、500ページともなると一番読んでほしい人がページ数のために 敬遠してしまうのではないかということだな...l

とにかく、最後まで行こう。今日はとにかく11章を片づけねばならぬ。 今週末までに2周目を終わらせ、来週前半は授業のための準備を片づけ、 4/15あたりまでには3周目を終わらせる。 そのあたりでやっと出版社側に動いてもらえる状況になるはずだ。 そこからがまた長いんだがな。夏までに出るかなあ。

2013年04月04日

lenovoのUSBモニタちょっと欲しいな...1366x768あればメーラその他を 出しっぱなしにしておくには丁度いい。 しかし、1.5万もする。21インチの1920x1080が買える値段だ。 USBのグラフィクスアダプタ+安モニタの方が安いくらいである。 しかしそれでは電源ケーブルも邪魔だし運ぶのは不便だ。 もう一枚あるとだいぶ楽なんだがなあ。

スキャナ来た。動作チェック完了。 これがカメラより楽かどうかは試してみねばなるまい。 にしても案外遅いな...プレビューは3秒くらいにしてほしいがなあ。

プログラマたるものC#5.0とかに触れとかないといけないんだろうが、 現状まるで困ってない。困ってないと、学ぶ動機がない。 もっとうまく書けんか?と思うのは、もっとうまく書くことが利益になる時である。 現状C#で大した規模のものを書いてないため、あまり気になってない。 また、性能が重要になったり、アルゴリズムやデータ構造を云々するような部分は C++で書いてCLIでつなげてしまうため、 C#でそういう要求が厳しいコードをまるで書かない。 たぶん、クソデカく性能要求も厳しいものを真面目にC#で書かねば ならなくなれば、その時に本を3冊くらい買ってきて5.0とやらで望ましい 書き方をゼロから学ぶだろう。Sunabaのデバッガに関しては もうちょっと真面目に書いた方がいいんだろうなあ。

だいたい、新しいので書くと動かすマシンに.netのライブラリを入れねばならず、 それを要求するのが面倒なのである。 特に事情がない限り、 10年前のPCで、何も入れずに動くくらいでいいんじゃないかなあ。 今なら2003年のマシンだからXP以降ということになる。 あと4年経ったらXPを捨ててVista以降にしてもいい。 それまでは一般向けにバラまくものを私が書くとしたら、 DirectXも9にするだろう。GLでもいいが。

dynamic_castと例外以降、 新しい言語要素を導入することで生産性が上がる、 という経験をした覚えがほとんどない。 まあメイン言語がC++で多数のマシンで動かんといかんという制約があれば、 当然そうなるわな。C#に関して言えば、ArrayListは嫌だなというくらいだろうか。 しかし感覚としては、C++のテンプレートがC#でも使えるようになった、 という程度でしかない。プログラマ失格だな。

円安進んでるなあ。どこまで行くのか楽しみだ。

ページ数増えすぎ。ちょっと組版パラメータいじって印刷して見てみることにした。

10pt,jsbook
実文字サイズはどうも9ptらしいが、本当か?とりあえず、B5の前の本より字がデカい。
9pt,jsbook
字がすごく小さくなった。前の本より小さい。そして、何故か下余白がやけにデカい。何故だ。
9pt,jbook
余白デカすぎ。論外。なお、字はデカい。

jsbookの9ptが小さすぎる。これ実際は8ptくらいだろ。しかし10ptはデカすぎる。

jsbookがjbookに比べて綺麗なのは間違いない。 しかし工夫しすぎて挙動が読めない。10pt以外にするとわけがわからん。

とりあえず10ptのまま仮組みしておくしかないか。600ページ級のものが 出来てしまうが仕方ない。 出版社側で前みたいに多少は小さくしてもらうことになるだろう。 とにかく紙代がバカにならんし、厚くなるとビビられる。 文章量は前の半分もないわけで、B5で出せば400ページくらいにしか ならんのだが、B5はデカくて邪魔である。 A5のフレンドリー感を活かしつつ、いかに読みにくくせずに字を詰めるか、 という勝負になる。あとは図の雰囲気をできるだけフレンドリーにせねば。

もう文章量を削ることは半ばあきらめてる。これ、 説明の質を削らずに50ページ以上減らんだろ。 値段が心配だなあ...

10章しか終わらなかったぞ今日。今日は早めに帰る。2時だが。

スキャナ調子いい。プレビューが遅いとか、UIがクソとか、 複数矩形の連続スキャンができないとか、 山ほど不満はあるものの、今あるカメラでやるよりはマシ。 当然画質は圧倒的にいい。音もそんなにうるさくなかった。

複数矩形取れないのはgimpのせいで、スキャナのせいではないっぽい。 あと、4800dpiとあるが、1200dpiより上の設定はない。 出力解像度は1200が限界であるようだ。RGBの素子がズレて置いてあって、 その解像度が4800という話だろうなこれ。 スペック詐欺すぎる。確かに「光学解像度」と書いてあるので、 出力に関しては何も書いていないのだが。

スキャン中音楽を流す機能がついていて、これを有効にするとおそろしくウザい。 アホか?アホなのか?これは笑うところなのか?

2013年04月03日

エンジンからモーターへの移行は理屈の上では小型のものから順に進む。 重いものを動かすほど、一回に使う電気の量が増える。 充電を家のコンセントでやる場合、時間あたりの充電量は固定だから、 デカいものほど充電時間が長くなる。 また、電池がデカいほど価格が高くなり、全体の値段に占める 電池のコストの存在感が増してくる。 さらに、デカい乗り物ほど一度に乗る距離が長くなり、 なおさら電気の量が増える。 だから、車であれば小型車からだろうし、車よりはバイクの方が早いはずだ。 しかし、バイクの電化はさして進んでいない。 不思議なことだが、バイクに乗ってる人を見ていると理由が見えてくる。 エンジンでないとダメな人達がバイクに残っていて、 そうでない人は自転車か車に逃げてしまっているのである。 長距離乗る人や、競技あるいは趣味としてのバイクを求める人には、 電化する動機はない。そのへんのヤンキーとかは特にそうだ。

しばらくはバスやタクシー、運送のような企業利用に限られるんだろうな。 あとは電動自転車。電池の容量が倍になっても、 充電時間が伸びるので意味がない。電池が安くなれば 軽自動車を置き換え始めるのかもしれないが、それもじわじわとだろうな。 そのうち田舎に引っ越したら車を買うハメになると思うんだが、 その時までに是非とも200kmくらいは走るものが 買えるようになっていてほしいものである。 私はガソリンの臭いが嫌いだし、あの振動や音も好かん。

2560x1440のモニタが5万。これが2万とかになるのに何年かかるかな。 27インチはデカすぎるので、22インチくらいまで小さくならんだろうか。 欲しいのは面積でなく画素密度だ。

nasneの容量増やしたいなあ。最初に増やしておけば良かった。 ファームが上がるとダメらしい。しかし外付けは邪魔だ。 大容量化したnasneが出るまで待とう。 1プラッタ1テラになるのはいつかなあ。 今年中にならないんだろうか。

ダイソンかっけえ。新製品の丸いのがデザイン的にたまらん。 だが買う日は来ないだろう。固いものを吸い取るとすごい勢いで傷がつくらしいし、 ヘッドの外ではまるで吸わないのだそうだ。部屋の隅などでは不利である。 コップや皿を割った時の掃除に使えず、部屋の隅では先っぽを取り替えろ、 なんてことになるとあまりにも面倒くさい。 家が広くて金があれば掃除機を2台置いても良かろうが。

紙パック方式の欠点は、どこに置いたか忘れてしまって交換に手間取ったり、 気がついたらなくなっていたりすることだ。 買う時には「あれ?うちの機種どれだっけ?そもそもメーカー覚えてねえよ」 ということにもなりやすい。まあ通販すればいいのだが、 そんな少額で通販するのは送料もあって若干バカバカしいのである。 しかし現状適当に掃除するのに紙パック式に勝るものはない。

うちのはTC-CF7Pで、総重量4.7kgで60db未満の騒音という悪くない機械だ。 7年経ったが、最新機種も大差ない。総重量が4.3kgに減っている機種があるが、 別にコンパクトになったわけでもなく、騒音は大きく、パワーも劣る。 ホースが軽くなった以外は劣化しているように見える。 掃除機はもう止まったジャンルなのだろう。

ひつじこにジャイアントロボを見せて失敗した。 つまらん時はつまらんと言うので大丈夫だろうと思っていたが、我慢してたらしい。 もう!つまんないなら言えよ!5分で止めるから!

まあ、改めて見直してみて、異常な作画及び音楽のクォリティと「笑う所」 以外に見るべき点がないことに気づいた。 ひつじこはアートを解する感性があり、また、人間が好きなのである。 アニメは人間が作ったものを賞味するものだから、 人間そのものがそこにいる演劇や歌に比べれば間接的にしか人間が見えてこない。 うん。無理。私はこのクォリティは好きだが、話は確かにアレだからな。 15年前に清水に見せた時の反応を先に思い出しておくべきだった。

ジョジョは安いからなあ...ジャイアントロボを見せたせいで、 低予算の作画を許せなくなってしまった。もう安アニメは見せられない。 昔の名作劇場系のアニメって今の水準と比べたらすごいコストかかってたからな... あれと比べるとどうにもならない。広告収入モデルが成立してた頃に 比べると今は条件が悪すぎる。 今ちょっと調べたら、 このサイト が出てきた。すげえなあ。

ゲームも同様の問題があり、ひつじこには勧め難い。 あれも人間性は見えにくい。 まあ勧める必要はないのだが、共有できるものが少ないのは少々寂しい。 音楽に関しては、私は演奏することにしか興味がなく聞く趣味がないし、 人間の声を楽器としか思っていないので 歌詞がどうでもいい上に情感みたいなものを賞味する感性がない。 映画ならいいと思うんだが、単純に今は2時間確保できん。 昼間はオタマが拒否する。

日経平均って2007年あたりは1.8万とかあったのか。 株価的には好景気だったわけだ。 そのへんの人にとって実感があったかどうかは知らんが。 それくらいの好景気がまた来るならば、+40%を超える計算になる。 今の状態でも+30%あり、 25%落ちてもなお定期預金につっこんでいるよりリターンが大きい。 ギャンブルと考えるとしても悪くないと思うけどなあ。つうか値動きとニュースの 関連性を観察してると単純におもろい。実際に投資してないと これほど面白くはならないだろう。

7章まで絵付きで推敲した。8章結構しんどいな...

家電メーカーの取説ダウンロードサイトがアホすぎる。 なぜ各製品ページからその製品の取説を1クリックでダウンロードできないのだ? 著作権云々に同意するページを通った上で、 その後で問題の機種を改めて探すのである。 各機種のページから飛んだのにだ。 少なくとも三菱とシャープはそうである。 買った人用のサービスだよ?みたいな念押しをしているが、 普通に考えて検討のために取説を見る奴だっているだろう。 一体何を恐れてこんな予防線を張っているのだ? 見えない何かと戦ってるんだろうがなあ。

大人になると、見えない何かと戦っている光景を良く見る。 大抵の場合、光を当ててみると敵なんていないか、 いても取るに足らないものであることがわかる。 まず光を当ててから考えればいいと思うのだが、 光を当てないままビビッていることは本当に多い。

何かすると怒られるかもしれない。そりゃそうだ。 しかし、何かして怒られる確率に怒られることの損害を掛けたものが、 何かすることで得られるものよりも小さいと思うなら、 怒られることを恐れる必要はない。 結局のところ、全力で会社に貢献しようと思えば、 会社を辞める覚悟を持つべきなのだろう。 その覚悟をもって全力を尽せば、成果の期待値は最大となる。

失敗したことがない奴など信用できるものか、という台詞をたまに聞くが、 まったくその通りだな。よし。失敗しよう。 全力を尽して挑戦してもなお半分くらいは失敗するような、 そんな挑戦をしよう。そうでなくては成長せんし、成果も上がらん。 今回の本はそういう挑戦として書くし、 他の仕事もそうでなくてはならん。

「いつまでに出来る?」と人に聞く時には、 「50%の確率でできるくらいの期日を言え」と言うことにしよう。 そして、実際にちゃんと遅延するかどうかを見よう。 毎度間に合うようであれば、それは見積りがぬるすぎるのである。 仕事が多数あれば大数の法則から言って、 そのような見積りで進行することが最大の成果をもたらすはずである。 まあ、ヌルい期日を設定しつつ50%になるように調整されたらそれまでなんだが、 士気を高める工夫と併用すればそういう下衆な心配はせずに済むだろうし、 それでもダメならそれはそういう制約条件として扱えば済む。

9章まで済ませたぞー。このへんほとんど図がねえー。イラスト言れないと 雰囲気がキツすぎる。和ませるためだけのイラストも 入れないとイカン気がするなこれは。 さすがに和ませるだけなのはなんなので、 説明の助けにはなるべきだが、和み成分の方が多くなる気はする。 なしでもわかる文章を書くことは前提条件だからだ。

にしても、この本、すげースパルタだな。9章のエグさは半端ない。 いや、優しいんだけどな。かなりの奴が分岐と、それに必要な論理演算の概念で ひっかかるのであって、そこをここまで優しく説明した例を私は知らん。 だが、ここまで優しくしてでも理解させようとするという姿勢自体は スパルタ以外の何物でもない。理解しないで使うことを許さないからだ。 「これで理解できなかったら貴様はバカだ」と断言できるだけの 説明を書くことを私は自分に課している。もちろん言わないけど。

そして4時か...まあいいか。明日は使用不能だな。 二日に一度徹夜、その次の日は集中力のいらん会社の仕事をする、 ということで良かろう。そうでなくては時間を束ねられないので進まんのだ。

2013年04月02日

CEDECかあ。やっぱネタないよなあ。

予定通り去年中に本が発売されて、しかも運良くバカ売れで絶賛! なんてことになってればなにかしらそれをネタに発表できたかもしれんが、 まあいろいろあってダメだったわけだ。 人生設計狂ったなあ的な勢いだが、仕方ない。 つうか、発売してても爆死かもしれんし、 そもそも教育系は需要ないだろ。前落ちたし。みんな新技術が大好きだろうからな。

まあ来年来年。 でも、来年になっても結局ネタなんてない気はする。 なにせ間接部門だ。「こんなことやりながらこの製品作りました」が言えない。 それがない段階で無理だ。 会社の外で目立つのは人生設計上必須なのだが、 とりあえずは本だな。それがうまくいけばまたやれるだろうし。

2013年04月01日

糖質制限が便秘を引きおこしやすいのは、 穀類を削った結果食物繊維が足りなくなるからだ。 ただし、水に溶けない食物繊維は野菜やナッツを普通に食べていれば 足りるはずであり、足りないのは水に溶ける方である。 ネバネバヌルヌルした食品だ。

納豆、オクラ、コンブ、コンニャク、リンゴ、あたりか。 コンニャクは食わんよなあオタマ。納豆とオクラを増やしたい。 果物は不溶性食物繊維の比率が高いので、 便秘の原因によっては逆効果になりかねん。

コーラダメだ。眠くてもダメだ。やめる。やめるぞ。


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