だだもれ

2010年7月31日

サーバが死んでいるので日記が書けない。 しかしたまちゃんが寝ているのでサーバの様子が見られない。 仕方ないのでgmailで書いて自分に送ることにする。

チェルニー40-28終わり。まだ12曲もあるのか。

ショパンop10-1。目標速度176。 現在8割完成度なら80、5割でよければ92。 三週間で120まではもって行きたい。

平均律1のフーガ、難しすぎ。 あと50回弾いてから考える。 ようやく一日3回弾ける速度になってきた。 一日に5回弾けるようになると上達が一気に加速するので、 まずはそこまで行かないと。

ヨドバシ。ヘッドホンもってったが、まるで使えなかった。 うちのP-140は穴が小さいのだが、 今日見た機種は全部穴がでかかったのだ。 P-155すら穴が大きい。 いったいどういうことだ。

CA63は確かにいい。しかし、あれ、実は鍵盤短いだろ。 白鍵の根元の方は相当弾きにくい。 それ以外は感触といい重さといい実にいいのだが、 根元で弾きにくいのは困る。 その部分ではヤマハやローランドのほうがマシ。 今日のレッスンで改めておもったが、グランドピアノは そこが圧倒的に違う。

ローランドもいいかもしれんなあ。 今度の音源は無段階で音質が変わる。 ピアノ練習用の電子ピアノに一番大切なのは、 入力と出力の関係が可能な限りダイレクトなことなので、 その意味では理想的だ。 鍵盤がゴチョンと底に当たるのが気にはなるが、 鍵盤はある程度まともであれば、 あとは音がダイレクトなほうがよほど重要だ。 今のP140を買った理由は そのためだけにサンプリングが1段階のP-60から 3段階のP-140に買い換えたりしてるわけで。 まして鍵盤が今より長くなるならなおさら価値がある。

DP990RFも候補だな。P-155を買うくらいならこっちだろ。 50kgあるのが問題ではあるが。 最新鍵盤を乗せた後継機が出るといいがなあ。

ひつじこクッキー。ココア味は、口の中の水分が 一瞬でゼロになる感じで面白かった。 食べながらしゃべったらココアの粉を吐くこと必至。 だが、悪くない。 あずきクッキーは普通にうまい。

11nのルータを4000円で買ってきた。150の奴。 300いらないだろ。 どうせ出ないし。ギガなイーサもいらん。 消費電力でかくなって熱くなるのも困るしこれでいい。 明日つなぐ。 gの3倍くらいは出るだろ。それだけでれば動画がこま落ち することもないだろうし、写真の転送もさしてストレスにはなるまい。

うちの電球340ルーメンだった。 340/4.1で、82ルーメン/W。もうちょっとで蛍光灯を抜けるところまでは 来ているわけだ。 なお、蛍光灯と大差ないのに高いLEDを買ったのは、 新しいものが好きというのと、 紫外線を出さず虫が寄ってこないことを重視したからだ。

2010年7月30日

今日もトイレ。

「だから、男と女はすれ違う」。NHKスペシャルを本にまとめたもの。 番組でおおまかには見たが、改めて考えるきっかけになるのはいい。 ひつじことうまくやっていくためにも、男女にどういう違うがあるのかは よくよく知っておくべきだ。 アフタヌーンの四季賞作品にもあったが、 男というのは今の人間社会においては極端すぎて適さない性質が多々あり、 より多く歩み寄るべきは男の方だ、という意見がある。 それが正しいかどうかはともかく、 それくらいに思っておかないとうまく行かないだろう。 ところで、もし男がその攻撃性と競争心、論理性といったものをある程度 捨てねばならないのだとしたら、草食系男子というのは進化あるいは適応 の方向として正しいのかもしれない。

たまちゃん激泣き。昨日大家さんに吠えかかったのをきっかけに 何かが開花したらしく、素晴らしいパワー。 乳を含ませてもなかなか泣きやまない。 そして、そこそこ落ちついてきて乳を飲み始めると、 今度はひつじこの乳の出が良すぎてむせて、さらに泣く。

HOTD3。パニック映画の王道を行く感じでいい。 それ以上のものがこの先あればいいと思うが、さてどうだろう。

屍鬼3。始まってきた。しかし、本当の始まりはこの後だ。 その後このアニメがどういうふうに描くのかが気になる。

おとボクの小説読んだ。とりたてて良いとは言わないが、 とりたてて悪いとも言わない。こういうものだろうと予想し、 こういうものを期待していたのだから、ある意味においては100点だ。 まあこれはこれでいいとして、おとボク2が気になるわけである。 たぶん著者としてはこの外伝で全てが 終わった気でいたんだろう。後書きからもそういう感じがする。 ビジネスの都合で2を出すことになったんだろうと勝手に想像しているが、 さてどうなのだろうか。

ゲームコーディングコンプリート、読んだ方がいいんだろうな。 誰かに借りよう。

2010年7月29日

ピアノを動かした。奥の部屋は暑くて寒いのだが贅沢は言っていられない。 いずれ状況が変われば戻せばいいし。

P-140くらいだとスタンドごと持てる。やはりこのタイプじゃないとダメか。 デカくて持ちにくいので、苦労せずに運べる限界は30kgくらいだろう。

たまちゃん乳飲みまくり。おなかを見て胃の形が分かるくらい飲んだ。

大家さんに家賃を払いに行った。 3人で行ってほどよく挨拶することにしているのだが、 たまちゃんが吠えた。 今までにない泣き方で、明らかに大家さんに向けている。 これが人見知りという奴なのか。 泣くというよりは吠えると言った方がしっくりくる。 メソメソグシュグシュ泣くのではなく、 いきなり全力。しかも秒単位でスイッチが入ったり切れたりする。 大家さんの玄関を出た時にはもう平常通りだった。

何故か150円で買えた白菜を無理矢理使ってみた。 ブリのアラとカツオのアラを酒2カップで圧力鍋で15分。 横で別の鍋に白菜を切って水を切ったものと短く切った昆布を入れて蓋をし、蒸す。 魚の加圧が終わったら合流させて、こんにゃくとしめじとねぎを追加。 弱火で蓋をして蒸す。酒にかなり塩が入っていたらしく塩気が強かったので、 白菜を追加して、また蒸し、完成。 水分は酒2カップしか加えておらず、あとは全部白菜から出た水分だから 味が薄くならない。仮に魚のダシが足りなくても白菜の味は薄まらないので 食べられる。幸い魚のダシも十分だった。

なお、たぶんビタクラフトじゃないと無理。 鍋に水を入れずに、いきなり白菜をドーンと入れてもほとんど焦げない鍋なんて ビタクラフトくらいだろう。料理は水と火を使えば使うほど味が落ちる、 と考えておけばおおよそ間違いはないと思う。

こんにゃくは塩を振って棒で叩いて、水を抜いてから洗う。 丸元本にこうしろと書いてあったが、なるほどこれはいい。 コシが強くなって臭みも抜け、味も強くなる。 手間も、電子レンジにかけたり鍋で炒ったりするのと大差ない。

酒は塩が入ってない奴の方がいい。 調味が難しくなりすぎる。 今日みたいに他に水を加えてない場合には特に問題になる。 たぶん煮魚なんかでも同じことが起こるだろう。 酒を入れた段階で塩分がきつくて醤油や味噌を足せなくなる。 その意味でタカラの塩が入ってない料理酒はだいぶいいんだが、 酒税がかかって高いのが問題だ。あまり売られていないし。 使い分けるのがベストだが、冷蔵庫の容量や劣化の問題もある。

長いこと日本酒飲んでないな。

今日も休み。明日も休み。 月曜は働くかもしれない。夏休みの残りをちょっと後回しにさせてもらえると ありがたいな。私がクリティカルパスにいる仕事が二つあり、 これらは先にやった方がいいはずだ。 今日やっちゃえば良かったと言えばそうなのだが、 片方は私の前で詰まっているのでまだ手をつけられない。 二つまとめてやれる状態になってからの方がいいだろう。

おとぼく2が気になる。 そして、ファミ通文庫で小説が出てたことを今更知った。 あれ、本当に売れたんだな。

実家もskypeを使える状態にしてくれればテレビ電話ができる。 webカメラくらいはプレゼントするんだが。 弟よ。もしここを読んでるならよろしく。

LED電球と、800円の電源ケーブル及びスイッチつきソケット。とても便利。 好きなところに持っていって、好きなところを照らせる。 20Wも食う蛍光灯をつけなくてもいいことは多いのだ。 それほど熱くならないし、蛍光灯みたいに割れたらヤバいという感じもないので 安心して使えるのもいい。 カステラの包み紙なんかをランプシェードにすればまぶしくないし、 包み紙の模様がちょっとおしゃれだったりもする。 これで電球が単体で調光可能なシャープの奴だったりしたらもっと便利なんだろうが、 7000円は出せん。1年もしないうちに豪快に下落するだろうから待つ。

うちのシャープのは4.1Wで300ルーメンだから、75ルーメン/W。 白熱灯は15とかなのですでに圧勝だが、蛍光灯はいい奴は110くらいあって まだまだかなわない。 また、今のところ効率がいい色のLED電球は赤い光が出ていないために 赤い物がおかしく見えるという欠点があるので、 それも込みで改善しようと思うとさらに壁は高くなる。 なお、効率の理論最大値は683ルーメン/Wらしい。 LEDが200とか300を達成するなら照明は全部LEDになるんだろう。

国内債券投信はいらんという意見を良く聞くが、 円建ての安全資産の形としてはいい気がする。 少なくとも個人向け国債よりはいいだろう。

2010年7月28日

ワッフルは食い尽した。 「ひつじこが食べる時に私も食べる」 というルールだったが、見事にひつじこが手を出した。 今日はカステラも食べたし、まったくもって間食だらけだ。 そのせいで晩飯はサラダとカレースープだけ。

今日もピアノ弾いてない。やっぱり奥に移動させないとダメか。 たまちゃんが5時台に起きることに依存するリズムはまずい。

一日びっくりするくらい何もしてない。

ひつじこは母親に向いている。 私は父親にはそんなに向いてない気がするが、 ひつじこのおかげで父親をやっていけそうな気がする。

たまちゃんは、大黒天とかそんな感じ。 どんどん肉がたるんでシワが増えてくる。 顔はまるっきり力士。 背も伸びてるのかもしれないが、今のところはあんまりよくわからない。 なお、体重は6.4kgくらい。3ヶ月時点では5.1-6.8kgに80%が入るらしいので、 ごくごく標準である。母乳ではミルクより小さくなりがちらしいので、 むしろ立派と言える。ひつじこの乳はえらい。 一つ気になるとすれば、いつ髪の毛が生えてくるんだろうということくらいか。 webで情報を集めていると赤ちゃんの写真がいろいろ出てくるわけだが、 女の子は3ヶ月でも毛が黒々としていることが多い。ありえない。 そういう子しか写真をwebに上げない、ということだと思っておく。

電子ピアノ総合スレを3000レスくらい読んで思った。 子供にピアノを習わせようというのに楽器に払える額が5万とかいうのは 一体どういうことなのだろうか。 長期的に見れば月謝の方がはるかにかかるわけで、 そこでケチっても仕方ないだろう。 1年と続かずにやめる可能性があるから最初は安いの、とか言うなら もっと安上りな別の習い事にした方がいい。 そういう親は間違いなくピアノを特別視していないはずだ。

「一人で動かせる」という条件を加えるとカワイのMP8IIが限界。 しかし、あれはスピーカーがついてないので、 外に音を出す時にはわざわざスピーカーをつながないといけない。 ひつじこは結構頻繁に音を出すことを求めるので、少々面倒ではある 軽量型の電子ピアノで使えるものを出しているのはヤマハだけで、 今買い換えるとしたらうちにあるP-140の後継のP-155 という面白くない結論になる。 ヘタってないものに換えるだけでかなりマシにはなるし、 ペダル、スタンド、椅子等が無駄にならずコストパフォーマンスもいいが、 いくらなんでも面白くない。 同時発音が64から128に、アンプ出力が6Wから12Wに、 音色数が14から17に、鍵盤あたりのサンプル数が3から4にと、 それなりに進化はしているわけだが、地味すぎる。何せ鍵盤が同じだ。 ヘタってないだけで全然違うのはわかっているが、 2年後に同じようにヘタるとわかっていると買いにくい。

前のP-120もアンプは12Wだったらしい。P-140は 軽量化とコストダウンのためにそこを捨てたんだな。 評判が悪くてP-155で戻したんだろう。

2010年7月27日

たまちゃん発熱。もっとたまちゃんが元気な時に休んだ方がいいので働いた。

たまちゃんが寝ている間はピアノは弾けない。 ヘッドホンを使っても鍵盤の音はしてしまう。 ピアノを奥の部屋に移動すべきか。 そうやってレイアウト変更がありうることを考えると、 一人で動かせない機械は無理。

乾燥容量6kgでヒートポンプなドラム式。東芝のが14万から。 値段と機能はいいとしても、でかくて重いのがなあ。

2010年7月26日

たまちゃん予防接種。 九州からのおみやげを届けに会社に行って、結局そのまま働いた。 夏休みは後ろに一日ズレたということで。

試しに18時に帰ってきた。人に聞かないとわからないことが結構出てきて はかどらなくなったというのもある。

じゃこ、辛味大根おろし、ワカメを、醤油、みりん、粕酢を1:1:1で混ぜて アルコールを飛ばしたもので和えた。案外うまかった。 ワカメはもう少し細く切ろう。食べにくい。

レンズ豆スープを3L作った。明日の朝にはいい具合においしくなっているだろう。 玉葱、にんじん、ピーマン、にんにく、レンズ豆。 ダシグッズなしでまとまるかワクワクする。 ちょっと味見した感じでは悪くないが、まだ塩が尖っていて全体にまとまりがない。 やはりスープ類は1時間では作れない。

そういえば土曜はまたヨドバシでピアノ。 平均律1番プレリュードと、321同音連打なその場でっちあげ曲を ほとんど全機種で弾いてみた。 15万以下の機種は全部おもちゃ。 ローランドは鍵盤が底にゴチンゴチン当たる印象。 なお、帰ってきてうちので弾いたら驚くほど弾きにくい。 経年劣化だなこれは。しかし丁寧に押しこまないと音が出ないというのは いいことかもしれないのでしばらくがんばる。

九州でLED電球を買ってきたのだが、なかなかいい。もう一個買おう。 なにせトイレが暑い。最近トイレにいる時間が長いので、 電球の熱がどうにもこたえるのである。 というわけで試しにつけてみたら十分な明るさだった。 トイレなら300lmで十分だ。もっと消費電力が低い奴があるなら もっと暗くてもいい。ちなみに今回買ってきたのはシャープの30W相当の白い奴。 赤っぽい光の奴は効率が悪いのだ。 用途的に演色性なんてどうでもいいのである。本が読めればいい。 PCは自分で光るから灯りはいらないしな。

2010年7月25日

今日も二人が寝た後トイレで書いている。

明日から夏休みだが、たまちゃんは予防接種があり、 たぶんそれに伴って熱を出すのでどこへも行けない。 夏休みを後ろにずらした方がいいかもしれないな。 九州でもらったみやげを届けねばならないのでどうせ会社には行くし、 そこそこ締切がきつい仕事が二つほど溜まっているので 片づけてから休む方が人に迷惑がかからず心おきなく休めるというのもある。

ナス豆腐炒め。マーボナスとマーボ豆腐を肉なしで作ったような料理。 丸元本にあったので試してみたが、うまい。 調味にはまだ改良の予知があるが、肉なしで味がまとまるのは便利だ。 ナスを炒め、にんにくと生姜をごっそり刻んで入れ、 水を抜いた豆腐を入れ、味噌と豆板醤を入れ、ねぎを刻んで入れる。 おおまかにはそんな感じ。最後に塩こしょうでちゃんと調味するのを 怠ったので少々味がボケ気味だが、基本的にうまいのでたぶん次はうまく行く。 豆板醤は倍量にしてもいいだろう。 もう肉を入れたマーボー豆腐は作らないかもしれない。 コストは高いし、時間もかかるし、 食器を洗うのも面倒くさいからだ。 なお、ナスは必須。豆腐だけでは無理だ。ナスがいろんなものの味を吸って 満足感をもたらすのがこの料理の肝である。 ナスうめえ。

中華鍋で炒め物をする頻度が減っている。 ビタクラフトの方が加熱時間も短かくなり、かつ焦がさずに済むからだ。 ふたを閉めることで蒸せるのが大きいし、この鍋は容易には焦げない。 劣るところがあるとすれば、 皿に盛るのが大変なことくらいである。なにせ5.5Lの両手鍋だからだ。 仮に同じ直径でもっと浅いビタクラフトがあれば、 その欠点も消えるだろうが、そのためだけに買うには高すぎるし、 これ以上調理器具を増やすなら既存のものをいくつか捨てる必要がある。 魚焼くのに使えたりしてたぶん相当便利なんだがな。 簡易オーブンとして使える。

九州でwebカメラを買ってきた。バッファローの130万画素マイク内蔵の奴。 130万画素もいらんかなあと思ったが、 あったらあったで画質はいいし、紙に書いた字を見せたりもできる。 マイクも高品質なようだし。1000円余計に出した意味はあっただろう。 そして、ひつじこの実家と妹に同じものをプレゼントした。 彼等がskypeの使用に慣れてくれれば電話代はタダになり、動画も送れる。 電話の大半がその二箇所っぽいので、結果的にうちの電話代も減るだろう。 うまく行くようなら私の実家にも送るか。

「ポスト・ヒューマン誕生」。たまらん。「科学の終焉」とは正反対の内容。 両方読んで丁度いいくらいだろう。 この本によれば、技術は指数関数的に発展し、 21世紀末には今とは似ても似つかない世界が訪れるという。 私はおとついまでは「オレらが死ぬ直前のコンピュータは せいぜい今の100倍くらいしか速くないんだろうな」 なんて思っていたが、今はもうちょっと何かが起こりそうな気がしている。 この本はトンデモと紙一重ではあるものの、 「確かにそうならないとも限らないよな」という気はしてくるのだ。 例えばコンピュータの速度の限界についての議論は大層面白い。 まず、動くものはなんでも計算に使える、という前提がある。 たとえばそろばんは動力が人である計算機だ。 それは確かにコンピュータである。andそろばんやorそろばんは作れるわけで、 それをコンピュータをみなさない理由はない。 そして著者は、「単位質量あたりの計算性能及び記憶容量」というおもしろい 考え方をしている。 ただの石はまるで計算をしない割に重いが、 そろばんはもう少しマシだ、 そして今のコンピュータはそれらに比べるとずっと高い性能を持っている。 しかし、仮に電子や素粒子の類が記憶素子や演算器になるのであれば、 その限界は今のコンピュータよりずっと上だ。 そして現状の物理法則はそれを否定はしていない。 「じゃあ、いつか辿りつくんじゃね?」というわけである。 1kgの素粒子全部が理想的に計算機を成したとしたら どれだけの計算と記憶ができるだろう、という発想は面白いし、 「宇宙全体の質量全部がコンピュータとして使われた 時の計算性能がコンピュータの限界だ」という発想はさらに面白い。 たまらん。

さて、現実問題コンピュータはこの先どうなるんだろう。 今の2次元的なシリコンチップによるコンピュータはいいかげん限界だ。 何か素敵なパラダイムシフトが起こらないと今の100倍かそこらの性能で 止まってしまう。2022年くらいまでは現状のペースで微細化が続く そうだが、微細化してもクロックは上がらないし、消費電力も大して減らない。 しばらくは今までバラバラだったものがくっついて安くなる、 という効果しか期待できないだろう。 そもそも普通の人向けの機械としては 性能が飽和しつつあるという現実もあって、バラ色の未来とは言えない。 3次元化とか、SGTとか、そういうのがモノになってくるんだろうか。 そして、そのへんの人がより高い性能を必要とするような用途が 何か出てくるんだろうか。 確かに、何か出てきそうな気もする。今まではなんだかんだ言って 出てきたのだから。

夫婦の仕事分担は難しい。私が仕事している姿は見えないわけで、 理性ではわかっていても、感情としては「私がどこかで遊んでいる」 のと等価に感じられるのはやむを得ないことだ。 一方、ひつじこがした仕事は掃除やらなにやらで私にも見える形であり、 ここに非対称性がある。 私が外でどの程度の労働をしたのかは知り得ず、 また異なる人の異なる種類の労働のきつさを 比較することはできないという立場に立てば、 私が家にいない間はひつじこと同程度に働いているとみなすのが妥当だし、 かつ、私が家にいる間はひつじこと同じ程度に働くのが妥当ということになる。 しかし買い物や料理を引き受けても、その間ひつじこはたまちゃんの相手をしている わけで、買い物とたまちゃんの相手が同じくらいの労働だとみなすのであれば、 計算上まったくひつじこは楽にならない。 まして私の仕事はプログラミングで、目以外にはわかりやすい疲れは来ないのだ。 一方、たまちゃんを抱いて一時間も二時間もバランスボールに座っていることのきつさは 想像を超えるものがある。

夜中子供が泣いても父親が寝ていてムカつく、という母親の意見はメジャーなようだ。 ピアノの先生も言ってた。 次の日会社で寝るのはマズいだろという話になるのだが、 会社で寝ても妻に直接迷惑がかかるわけではないので、どうにもならない。 外部性という奴で、環境問題と同じ構図だ。

まあ、ひつじこはいい子なので、うちの場合この問題はそれほど重大ではない。 私がいろいろ気をつければ済むことだ。 今ほど子育て負荷が高い状態はそれほど長くは続かないのだし。

つうか、二人目作るとかどんだけ無茶なんだ。みんなどうしてるわけ? 「大変だった」と振り返る程度で済んでるあたり、どうにかなってるんだろう とは思うのだが、どうどうにかなるのかが想像できない。

洗濯改善できんかなあ。負荷の大半が干すことと取りこむことにある以上、 ドラム式はもっともな解決策に思えてくる。 ただ、欠点が多すぎるんだよな。 高すぎるとか、乾燥できる容量が小さいとか、機械がデカすぎるとか。 値段はこの際目をつむるにしても、機械がデカいのはかなり問題になる。 実際に置いてみたら狭くて取り出すのしんどかった、なんてことになるのは御免だ。 乾燥の際の熱もヤバい。夏どうなるんだよ。水に熱を吸わせて流す奴は 水をバカ食いするし、かといって周囲に吐き出されても困る。 ヒートポンプ式はマシらしいが、出始めのものなんて怖くて買えないしな。 「ダメなら買い換えるし」とあっさり言えるくらいの財力があれば いいんだろうが、15万超えの機械をそのノリで買うような金はない。 とにかく、もうちょっとこなれるまでは怖くて買えない。欲しいのは今なんだが。

0時15分、たまちゃんが泣いた。ひつじこは起きて乳を飲ませている。 ひつじこに麦茶を出して、またトイレに戻ってきた。 なお、最近ひつじこは1Lのビーカー(パイレックス)で麦茶を飲む。 コップになんてチマチマ入れてられない状態らしい。

2010年7月24日

帰ってきた。博多ラーメンを2回食べた。2回目はいかにも大衆感のある店 だったが、かえってうまかったように思う。 ホテルの横にあったところに入っただけなので店の名前はわからない。 ホテルは昔からやってるところっぽく、ネットもなく鍵も古来からのタイプだったが、 別に問題なく泊まれたのでいい。

なお、今日は下痢。一日外食だけで生きるともうおかしくなる。

HOTD2話。盛り上がってきたが、幼馴染ヒロインが普通に持ち直してることに ちょっと安心しつつがっかりした。まあまだまだ序の口だ。

屍鬼を2話まで見た。キャラデザはともかく、もとから話がおもろいので、 だいぶ見られる。見る意味があるか、と問われると難しいが、 ほどよく忘れているので「次どうなるんだっけ?」というふうには気になるし、 キャラの造形がかなり強調されているのでそこがどう影響してくるかも気になる。 それにしても坊主のキャラデザはやりすぎだろう。

みつどもえ、原作の汚いところがいい具合に綺麗になって見やすいのはいいが、 根本的に私の好みというわけでもないのでまあいいか。

Zの映画2話目。次から次へと女性。そして、切り貼りすぎて話がよくわからん。 Zは元々全話見てないので余計にわからん。 新しい所が綺麗すぎてまるでなじんでないのだが、そこはいい。 ただ、新しい方のフォウの顔がかわいくないのが残念なだけだ。 昔の絵だってかわいいとは言えないのだが、 整ってないのが絵っぽくて良かった。

「ミッション・リーダーシップ」。本当のリーダーシップ、本当の企業経営とは 何か、みたいなことを医療関係の会社のCEOだった人が語った本。 まるごと間に受ければ著者すげーで終わりだが、 ほどほどに差し引きつつ、ほどほどに間に受け、さらにほどほどに 自分の周りに置き換えながら読むとかなり面白いし、 考えるきっかけになる。 自分がどう社会に関わっていくのかとか、 会社の中でどういうふうに貢献していくべきかとか、 果たして出世する努力をすべきなのかとか、 いろいろ。

出世すべきかという問いはなかば無意味だ。 出世するかどうかは私が決めることではないし、 努力は出世するためにするものでもない。 結果として出世するならするんだろうし、しないならしない。 どうしたら自分がたまたま関わることになった社会集団の状態を良くできるのか、 ということだけ考えて、できる範囲で実行すればいいだろう。 ひつじことたまちゃん、うちの両親やひつじこの両親、 友達、うちのチーム、うちの会社、 このへんの地域、日本という国、プログラマという人々、 世界の人々、等々、「たまたま関わることになった社会集団」 はいろんな範囲、いろんな濃度で存在している。 そのどれをどれくらいのバランスで見ていくかも これからなんとなく考えていくんだろう。

授業が終わった後、ひつじこからメールで「ふくさやのカステラ食べたい」 と言われた。21時を過ぎていたし、次の朝も7時の飛行機なので、 買える場所があるかどうかわからない。さて、どうしたものかと 思ってふと荷物を見たら、そこに求めるものがあった。 大学の先生にもらったおみやげが丁度そのカステラだったのである。

最後の授業だった。「来年もできたら」と言われたが返事はしなかった。 そんな先のことはわからない。 それに、先生が評価してくれるのはうれしいが、 学生の評価が問題だ。こんなのバカバカしくてやってられっか、 と言うのであれば考え直した方がいい。

にしても、プログラミングは7時間やそこらではどうにもならんな。 100時間くらいはやらないとダメだろう。 授業時間以外で取りくんでた奴は3人もいなかったように見える。 マンツーマンでつきっきりなら10時間でもそこそこ教えられると思うが、 あの人数では無理だ。根本的にやる気がないのも混ざってるし、 そういう奴にも単位をやらざるを得ないという現実もある。 100時間やらないとできない課題を宿題にするくらい しないと大学は教育機能を果たさないと思うのだが、 大学はそもそも教育する気なんてないのでそんな面倒なことはしない。 できない奴ほど邪魔なのでさっさと卒業させたいというのが本音だろう。 最近は企業からの圧力と、就職実績という形での圧力が かかってきているので少しづつは意識も変わってきているようなのだが、 いかにも遅い。

ひつじこはたまちゃんを20時に寝かせることにしたようだ。 問題は夕食である。それよりも後になるからだ。 戸一枚で隔てたくらいでは料理の音はさして小さくならないし、 暗闇の中でごはんを食べるのも結構大変である。 奥の部屋にたまちゃんを寝かせられればいいが、 奥の部屋にはエアコンがない。奥の部屋とメイン部屋の間にある 戸を開けてしまえば奥の部屋に寝かす意味はなくなるし、 二部屋冷すとなると電力を食う。 となると、根本的に夕食の時間に問題があるということになる。 休日ならともかく、平日の夕食をそれより早めるには 朝十分に早く出勤して仕事時間を確保するか、 18時くらいに一旦家に帰って、食べてからまた出勤するということになる。 起こしてしまう危険に怯えながら料理をしたり、 暗闇の中で食べたりするよりはマシと考えるとどちらかの手を打つべきだろう。 問題は、一応会社は19時までが標準労働時間っぽいので そのへんの時間にミーティングが入ったり、 そのへんの時間に人から話しかけられるケースが結構あるということだ。

今月は水代がデカいらしい。一体何があったんだ。 いいかげん電気にしろ水にしろガスにしろ、 「何日何時にこれくらい使ってます」というグラフを出すくらいの サービスはしてくれてもいいと思う。 エコを推進する上ではそれくらいやった方がいいだろう。 いつ何に使ってるかわからない状態で節約するのは相当難しい。 ちなみに、電話もでかかった。友達や身内とちょっと携帯電話で話せば あっというまだからな。skypeを使う前提でUIを洗練させた超小型PC、 みたいなものがあったらいいのだろうか。

私は何かをしている間は他のことができない。 多少何かが起こっても気づきさえしない。 日記を書くなんてのはその最たるものだ。 たまちゃんの様子を見ていないといけない時に日記を書くのはアウトである。 そして私の場合、日記に限らずほとんど全てが同じようにアウトだ。 webを見ることそのものはそれほど脳を使わないが、 得た情報をきっかけにしていろんなことを考えることには脳が使われるので 同じことである。 要するに、単にたまちゃんを見てろってことだ。 そう最初に決めてしまえば別に退屈でもなんでもない。 なにせかわいいからな。 今日は日記を書き始めた後だったのがまずかった。

別に今日は大したことも書いていないが、 昨日今日あったいろいろやら読んだ本やらがきっかけになって いろんなものがうずまいており、 すでに書いたことなんて氷山の一角にすぎない。

2010年7月22日

サーバが毎日死ぬ。これは不良セクタだろう。 ddでnullにコピーして読めるか確認してみる。

久しぶりにちょっとアプリ寄りの仕事。 設計だけしたところで休み突入。微妙な気分。 明日は九州。

みんなそんなに独自ライブラリ嫌か。 DirectXやOpenGLだってどうせ年々変わってるし、 DXUTなんて使われた日には結局未知で自分では使わんしで 独自と変わらんだろと思うんだが。 最小ギリギリでありさえすれば独自であることで遠回りをするという ことはないと思うが、とにかく独自であることが嫌われる。 今となっては独自でない限り年代順の進化を追えない状況にあるのだがな。 例えば、シェーダとか言う前に学ぶべきことは、 シェーダがない環境で集中して学んだ方が効率がいい。 そういうことはなかなか伝わらない。

もちろん、うちらはそんなお膳立てなしでやってきたし、 アホみたいに建て増しされまくった歴史的なAPIを ひたすら眺めて必要なものを探す作業に何十時間も使うことを 経てこの経験を得ている。だからそれが完全に無駄だと言うつもりはない。 しかし、それを通らないと同じスキルを身につけられない、 なんてことはあるはずもなく、より効率のいい方法があるなら その方がいいんじゃないのか。 アボカドとドリアンとスターフルーツから果物の概念を学ぶよりは、 みかんとりんごといちごから学ぶ方がずっと楽に 「果物ってのはこういうもんか」ということを理解できる。 ある概念を理解するためにどのような具体例の集合に触れるかは 学習の効率を大きく左右するのだ。 DirectX9の経験がないとDirectX10がわからないということはないし、 OpenGLの知識がなくてもOpenGLESは学べる。 どうせ何もかも移り変わっていくわけで、 重要なのは具体例ではなく、それらに共通する概念をいかに早く学ぶかだ。 そう思うんだがなあ。

九州行きのためにヒマつぶしデータをThinkPadにコピーするわけだが、 その途中でサーバが死なないでくれるだろうか。

ごはん食べようと思ったら、もうなかった。 慌てて炊く。今回はカレーを用意できない。申しわけない。 カボチャスープくらいだ。

今の農水大臣って有機農法とかにこだわりのある人なのか。 農村の風景とかになんか妙な幻想を持っているらしい。 そんなこといってたら自給率なんて上がらんだろう。 農家に補償金を渡そうとかいう考えが出てくるのもそのへんか。 自給率を上げたり、農業の生産効率を上げたりようと思ったら 会社で農業するしかないと思うんだが、なぜダメなんだろう。 うちらみたいな会社員を小作人と同一視する人はいないわけで、 そろそろ小作人という言葉のイメージから自由になって 物を考えてみた方がいいんじゃないだろうか。

不良セクタないな。とすると、一体なんだろう。 後でちゃんと調べよう。

今日のごはんは、辛子明太子、 ニンジンとシメジとキュウリとチンゲンサイとネギのオイスターソース炒め。 今日も質素。

辛子明太子はそう品質が悪いものではないのだが、何分味付けが濃いので たらこの品質はわかりにくい。 タラコと言ったはずなんだがなあ。 あの店はどうも信用できん。前も間違ったからな。 別の店を開拓するか。

一回無添加のたらこを買ってみるか。2kgで1万円と猛烈に高いが、 そのへんで買うタラコの相場と比べると大差ないどころか安いくらいである。 前回のが4200円、今回の明太子が2200円で、それと比べると高いが、 添加物入りはどうしても味がおしつけがましい。 一回くらいは本物を味わってもいいだろう。

4kgで1.6万円の、塩しか使ってない奴を見つけた。最高級品だ。 ただ、4kg。冷凍してれば半年は保つので問題ないといえば問題ないが、 ちと勇気がいる量ではある。だが、買いだ。 今の明太子がある程度減ったら注文しよう。

Mマートすげえ。業務用の楽天。普通にイワシ5kgとか買える。 冷凍や冷蔵が必要なので送料が馬鹿にならず買い方が難しいが、 これを活用すれば築地いかなくて済むんじゃないか。 手で運べる量には限度があるので、 いかに手で運べば送料が800円(電車賃)で済むといっても無茶は無茶だ。 毎度10kg超えの水産物を持って帰ってくるのはしんどいし、 あそこで品物を探すのもかなりの手間である。

2010年7月21日

ひつじこが食べる。ごはん300gではまるで足りないようで、 追加で解凍しにいった。

夜はかぼちゃのスープとカツオのたたき。なんだろうこの組み合わせは。

サーバが死にまくる。ディスク書きこみのDMAでエラー、みたいな エラーメッセージが出ているが、夜は消灯されているので 調べられない。次の休日まで放置だ。 普通に日記を書いたりしている分には大丈夫だが、 ファイルの転送が致命傷になってる可能性はあるな。

とりあえず不良セクタがあるのかどうかをはっきりさせよう。 あるならもうどうにもならないから、マシン買い換えだ。 九州から帰ってきてからだな。

考えてみれば、せっかくwindows7マシンになったのだし、 DirectX11くらい触ってみるべきなんだろう。 DirectX9で止まった状態で5年も経っているのはマズい気がしてきた。 しかしむしろ勉強するならモバイルな何かかという気もするな。 機械がないし買う気もないので無理だが。

ThinkPadはすこぶる調子がいいが、やっぱり消費電力がデカい。 結構熱くなる。ひざに置けるギリギリのラインだ。

LED電球を一個試しに買ってこよう。あと動画通話用のマイクつきカメラ。

CEDECやらSIGGRAPHで講演して本まで出した、なんて言うといかにも えらい人っぽく、まるで他人事に聞こえる。 自分の身に起こったこととは思えない。 人生で一番目立つ時期は終わったようだ。 もう一回本が出せればいいなあと思うが、 正直webでpdfをバラまいて終わりでも一向にかまわない。 しかし、ちゃんと出版できるならその方が完成度も高いし、 人の目にも触れやすかろうと考えると、その方が社会に貢献できる度合は 大きい気がする。

2010年7月20日

熱出して一日何もしないで寝てた。 二日間ほとんど何もしなかったというのは結構すごい。

高速化仕事はクセになるところがあるから、ほどほどでやめないと危ない。 重要なのは、できた余裕を使ってどう品質を上げるかだ。

そのうちロード時間とかと同じようにバッテリーの保ちも ゲームの評価になるのかもしれんよなあ。 無駄に性能を引き出そうとすると電池の食い方も激しくなるわけで、 ロード時間を削るために絵を妥協するのと同じようなことが 電池に関しても必要になるのかもしれない。

CEDECは行くつもりだが、行けるかは不明。

九州大学用のテキトー言語で縦シューを作ってくれた人がいる。 学生に紹介せねば。

体重計は「体内年齢」というのを出してくれる。23歳らしい。 要するにどれくらい脂肪がついたり筋肉が落ちたりしているか、 というものをわかりやすく表示したものだろう。 体脂肪率が12%台なのは良いが、筋肉が落ちすぎているので ちょっと鍛えないとダメだ。

2010年7月19日

「ハーバードビジネススクール-不幸な人間の製造工場」を読み終えた。 いいな、ビジネス。 金を稼いで生きていく以上、この手のことをある程度は勉強しておくべきかと 思った。ビジネスってどうやって勉強するんだろうな。

2010年7月18日

昨日のたまちゃんはバターくさかった。 モロヘイヤとにんじんのバター炒めを食べた次の日だったからだろう。 まだまだたまちゃんはひつじことつながっている。

いっぺいとトイレで電話。プログラミングってどうやって教えたらいいんだろうな。

私にはゲーム以外の手段でプログラングを教える方法が浮かばない。 ゲーム以外のプログラミングは、普通は欲しい機能を実現することであり、 欲しい機能が先にないとやりようがないからだ。 テキストファイルにある特定の単語の数を数える、とかいうのを書かせるのは いい訓練になるが、単語の数を数えたいという欲求がある学生はおそらくゼロ であり、どうしても自分に関係ないことという印象が先に来る。 「そのものは役に立たないし興味もないが、それを通じて得られるスキルのために がんばる」という考え方を普通にできる奴は一種の変態で、 そんな奴は普通の大学にはいない。 もちろん、学生の大半が興味を持てるようなお題があれば最良だが、 たぶんそれは難しい。 最初はつまらなくてもやってるうちに面白くなってくれればそれでもいいのだが、 単語を数えているうちに面白くなるのはかなり変な奴であり、 なかなかそれを期待するのも難しい。 「何かを学ぶのって楽しいよね?」なんていう理想を人に押しつけるのは 非現実的なのである。 その点ゲームは少し違う。何を作るかに関して自由があるので 自分で作ってる感が多少はあるし、 やってるうちに面白くなる可能性に関してもなんぼかマシだ。 実際、九州大学の講義では勝手に考えたゲームを作っている奴が 5人くらいはいる。音も出ないのに音ゲーってどういうことだとか いろいろツッコミ所はあるが、そうやって自分で決めたものなら そこそこ真面目にやれるだろう。 技術がついてこないので完成はしないのだろうが、 ほどよく導いてやればいくつかの部品は作れるだろうし、 大学の授業としてはそこまでで十分である。

たまちゃんの体重は6.3kgっぽい。

今日のたまちゃんの臭いは魚醤。

酸素は植物のウンコであり、うちら動物はそれにたかるハエみたいなものだ。 どの生物のウンコもその生物にとっては毒になるが、 それを食べる奴はなにかしら存在する。 というような話をラジオでやってたらしい。 硫化水素やら水素やら、妙なものを食べている奴は結構いる。

DSの違法コピー天国っぷりは凄まじいな。 DSのカートリッジからPCにデータを移す方法があることがまず問題だが、 そういうハードウェアを作ること自体を罰するのは難しいだろうし、 仮にそれが困難でも誰か一人がやってしまえばネットに流れて終わりだ。 ここで防衛するのは効率が悪い。 次に、そのデータをDSから読める形にする方法だが、 これもDSの端子の仕様がわかってしまえば作ることを防ぐのは難しい。 実際マジコンが売られているわけだ。だが、ここはDSの台数分だけ必要なので、 これの入手コストを高めることで被害は軽減できる。 作っている奴を訴える、売り手や流通に圧力をかける、 などの手段で入手コストを上げればいい。 5000円で買える状態よりは10000円ないと買えない状態の方が被害は減る。 しかし被害が減るというだけで撲滅はできないし、 実際DSはこの状況である。 さらに、マジコン経由であることを判別する方法が存在するのであれば、 プログラム側でも対処できる。途中で進まなくなるドラクエ5なんかが有名だ。 しかし、それもプログラムコードを改造して破られる。 どっかにある分岐命令か、 マジコンであることを判別する根拠をいじればいいだけだから、 単純に技術と時間の問題だ。 そして一旦破られれば、改造をスクリプト化して自動化してしまえるので、 改造が面倒なのは最初の一人だけである。 開発効率を犠牲にしてif文をそこらじゅうに 入れまくったとしても時間稼ぎにしかならない。 なんと恐ろしいネットワーク社会。

売った数しか実行できないようにする確実な方法は、ネットで認証することだろう。 無線でいつもつながってるのが当たり前になればそれも手だろうが、 現時点では少々難しい。そして、マジコンユーザが実行中に 正規ユーザが実行できない、なんていう恐ろしい問題が起こるし、 マジコンユーザが順次実行するように示し合わせることだってできる。 今までプロテクトについてはロクに考えたことがなかったが、なるほど面倒だ。

究極の解決は全部サーバ実行だろうな。あるいは無料にして広告で稼ぐ。 後者は有料ゲームにとっては現実の脅威になっており、 ゲーム全体に価格下落圧力をかけている。 まだテレビの前に座って7000円のゲームをやる層が一定数いるからいいが、 5年も経てば状況は一変しているだろう。 もっとも、そういう状況であることそのものよりも、 そういう状況であることに危機感を持ってない人が多数派であることの方が 問題なのだが。

私は結局この手の情報商売の主流はタダかタダ付近になるんだろうとは思っている。 もちろん、 「長期的には皆死んでいる」わけで、そこに至るまでの時間稼ぎをどうやるかは 重要な問題だ。また、少数ではあっても金を払う人間はゼロにはならないだろう。 しかし、それはそれとして、対策を考えてそろそろ実行に移さないとダメなような 気がする。つうか、すでに遅い。

そりゃグーグルが強いわけだ。これから10年くらいは世界を支配するんだろう。 少なくとも普通の大企業になってしまうまでの間は。

「蝶のように舞い、蜂のような虫に刺される」。ラジオでひつじこ大ウケ。

かぼちゃと牛乳のスープ。残念ながらおいしくないのは、 かぼちゃがおいしくないからだ。種が熟してないような状態なので 実がおいしいわけがない。もっと気をつけて買おう。 仮に100円高くてもおいしい方を買うべきだ。

私が教えるか、誰か別の先生に習うかはあんまり問題じゃない。 問題は、毎日練習することを強いるかどうかだ。 強いないでもできるようになる子なら問題ないが、 さてどうだろう。

サーバは熱暴走くさい。魚焼き網を下に敷いて、少しズラした。 所詮Pentium-Mの通常電圧版だから、いくら普段は150MHzくらいでしか 動いていないといってもそう劇的に全体の電力が下がるわけではない。 液晶を閉じた状態で24時間稼働となれば排熱も滞る。 atomマシンが欲しいところだ。

うちのP140は生ピアノに比べて鍵盤の感度が悪い。 最低これだけの強さがあれば音が鳴る、という強さがかなり大きいし、 これ以上強く叩いても大きさが変わらない、という強さはかなり小さい。 大きい方はまあいいが、問題は小さい方だ。 平均律1番前奏曲をうるさくならないようにノンレガートで弾こうとすると、 ほとんどなでるような力の入れ具合が要求される。 しかし、うちのでそれをやると鳴らないのだ。 とは言え、そういう繊細な曲を避けてとにかく指を動かす曲を練習している分には 問題なく使えるのも事実である。 CA63は値段もさることながらデカいのが辛い。P140ならいざとなったら 立てかけられるが、奴の場合は無理である。 75kg以上あるので動かすことすらままならない。 スピーカーやアンプ、液晶ディスプレイ、 余分なペダルなどをごっそり削って、とにかくその鍵盤だけを 積んだ機種があればいいのだが。

いわゆるステージピアノって奴があればいいんだよな。 プロ用でかつ移動させる用途、ということになれば鍵盤は豪華だが、 スピーカーは別にあるのでその手の機械を全部外せるし、 重量も削らないといけなくなる。 一応カワイも出しているが、鍵盤が1世代前なので論外。

2010年7月17日

拳法後買い物。干しぶどう2kg、くるみ1kg、粉末黒砂糖1kg、酒粕450g、 ハナマサの中濃ソース2本、耳式体温計、体重計、紙おむつ。 御徒町から秋葉原まで歩いた。 そしてハナマサでスパゲッティを買い忘れた。3kgくらい買おうと思っていたのに。

今日は途中で2Lのお茶を買った。暑いなか大量の荷物を持って歩いても それほど消耗しなかったのはそのおかげだ。 逆に言えば、前回川崎からおむつを買って帰った時にあれほど消耗したのは、 水分を取らなかったからだろう。気温も今よりだいぶ低かったはずなのに、 あの時の消耗はひどかった。 しかし、水分を取らないと消耗するということ自体、 体力が衰えているということなのかもしれない。 以前は水分補給なんて気にしたこともなかったような気がするからだ。 しかし、それもまた疑わしい。 ひつじこに出会うあたりまでの私はそのへんで ペットボトルを買うことに躊躇しなかったはずだ。 当たり前のように水分補給していたのだが記憶に残っていない、 というだけなのかもしれない。

体重計はタニタの最強マシンにした。登録さえしておけば、 乗るだけで測れ、しかも勝手にSDに記録していく。 これなら毎日負担なくデータが取れるし、たまちゃんの体重も測れる。 何よりも、ひつじこの体調管理のために体重計はあった方がいい。 ひつじこは毎日何かを測定して記録することを面倒くさがらない 素敵な性質を持っているが、 どうせなら楽な方がいいだろうと思って最強モデルにしておいた。 それにして64MBのSDなんてまだ存在していたんだな。

サーバマシンが死んでいるようだ。pingが通らない。 リブートしてvncが立ち上がらないとかじゃなく、 単純に落ちている。 熱で逝ったか。しかしすでに部屋の電気は消しており、調べられない。 明日の朝に調べよう。壊れていないことを祈る。

ピアノ。ショパンエチュードop10-1は序の口らしいが、 web上ではこれが一番しんどいという意見をよく見る。 たぶん速度次第なのだろう。2分を切ろうと思うと超人的なテクニックが必要になるが、 2分半でよければそれほど難しくないのだと思う。 これが終わったら革命のエチュードらしい。 あと、平均律は6番が終わった。次は1番。初4声フーガ。 前奏曲は絶対ノンレガートだと思うので、そう弾いたら、 「それでやると本当難しいけどやるの?」的な反応。 難しいかどうかなんて問題じゃない。誰の録音を聞いたわけでもないが、 私はあれはノンレガートだと思う。かなり繊細なタッチが必要なのは わかるが、そうせざるを得ない。でないと気持ち良く弾けないのだ。

またヨドバシでCA93やCA63を弾いてきた。この2機種は圧倒的。 CA12はだいぶ落ちる。それでもうちのよりはずっといいし、 うちのと同じ鍵盤のはずのp155すらうちのよりはるかにいいように思えるのだが、 それはそれとしてもし買うならCA93かCA63以外ありえないと思った。 CA93なら30万、CA63なら23万で、すでにオッサンの趣味にかけていい レベルの金ではないのだが。 鍵盤は機械部品なのでそうそうコストダウンはできず、 たぶん5年たっても10年経っても同レベルの鍵盤を積んだ機械は 大差ない値段なんだろう。同時発音数とかはそのころにはほぼ無限 になっているんだろうが。

自分でオッサンと書いてにわかに落ち込んだ。

ヨドバシに用事がある時はほとんど毎回触っているな。CA93。 たまちゃんにピアノを習わせる、みたいな話になればこの買い物も正当化できるんだが、 そんな気はまるでない。 ひつじこは自分で教えられる水泳と書道は教える気だが、 それ以外のものを先生につけてまで習わせる気はないようだ。 まして音楽のようにある程度血反吐を吐かないと楽しくもならないような 習い事は論外である。こういうものは強いなければ練習しないのが普通だが、 強いる気なんてさらさらない。 そして私も、私が弾いてるのを見てやりたくなるようならやればいい、 というくらいにしか思っていない。 多少はそうなるように仕向けようかなとは思うが、そこまでだ。 練習しろと毎日言うことはしないし、そもそも母親が乗り気でなければ 仮に私が熱心だったとしても絶対に無理である。 それに、仮に強いたとしても、上達するかは運次第だ。 私は運よくそれなりに上達できたが、たまたまである。 一日15分かそこらしか練習してなかったような状態で 中二でツィゴイナーが形の上だけでも弾けたというのは 結構異常なことだ。たぶん向いていたのだろう。 私がもともと一番向いていたのは学問やプログラミングではなく 音楽だったのではなかろうか、なんてことを考えたりもする。 ただ、生活の糧にするのに必要なレベルがプログラミングの方が圧倒的に低いわけで、 仮に音楽に向いていたとしてもプログラマになるほうが正解だった。

bluetoothで通信できるカメラがあったら便利だと思う。 つなぐのが面倒くさいために、滅多にPCに移さないのだ。 SDが8GBもあってなかなかいっぱいにならないので余計に 移す気にならない。頻繁に移せればどんどんwebに高解像度 写真を上げて親族に提供できるのだが、面倒くさいので どうにもならないのである。

3年でショパンエチュードまで来た。自分で言うのもなんだが大したものである。 平均律はもう3曲も終わった。あとたった21曲だ。 あと3年やっていれば1巻を制覇できる計算になる。 さて、本来の目標である作曲に関してはどうだろうと考えてみたら、 結構進歩していたことに気づいた。 両手をその場ででっちあげながら弾くのはまだまだ難しいが、 片手なら簡単な伴奏と旋律を同時にでっちあげられる。 左手が単音かオクターブでよければ、それも加えられる。 右手が伸びている間なら左も少しは動かせる。 明らかにバッハのおかげだ。 また、思いつく音楽もかなり和音が混ざるようになった。 しかし、思いつくものは大抵劣化バッハなので、 もっと音楽を広げたい。脳をドビュッシーモードにすればドビュッシーっぽく なるが、それは単なる劣化ドビュッシーだ。 もっと経験を積めば、いろいろなものがもっと混ざってくるだろう。 もう少し余裕が出てきたら是非とも、ラヴェル、ラフマニノフ、 ショスタコービッチ、バルトーク、ガーシュウィンあたりに触れたい。

ハーバードビジネススクール体験記みたいな本を読んでいる。 面白いなMBA。役に立つかどうかというよりは、経験として面白い。 そういう経験をすることは人間を深めるのにかなりいいと思うし、 世界がどういうふうに出来ているかを別の側面から見ることができる。 著者も結局は自分がそっちの世界には向いてないと思うに至ったようだが、 それはそれとしていい経験をしたと思っているっぽい。 面白そうなので調べてみたら、日本では慶応あたりでやってるようだ。 まあ会社を辞めて2年収入なしで400万の学費を払う、 という無茶を許容できればの話であって、 ちょっとやってみたかった、という程度でやることじゃない。 経営学はかじっておきたいが、たまに本を読むくらいで済ませておくのが無難だ。

日本のMBAは駄目くさいな。 普通の修士課程がビジネス対応してる感じだからだ。 大学でてすぐの奴らがたくさんいるような状態では 集団で学習するメリットが薄い。 いろんなところで働いた経験を持つ人が集まらないと集団で学習することの 意味がない。 そういう経験をしたければ英語をマジで勉強してどっか 外国へ行けということか。 日本の大学は就職経験者が少ないのが良くないと思う。 30過ぎの人が何かに行き詰って大学へ行く、 みたいなケースがもっとたくさんあれば、 惰性のまま中年に突入するようなことも減るし、 普通の若い学生にしてもそういう人と一緒に 学ぶことでもっと刺激を受けられるだろう。

単純に大学に魅力がないけどな。正直、 今から情報学科や物理学科に入ったとしても 独学以上の効率で勉強できるとは思えないし、 たぶん学部3年生くらいの知識はすでにあるから 時間の無駄になる。

2010年7月16日

よく食べるひつじこを見ていると、私も人の役に立ついいことをできるのだなと 思う。ひつじこが小食キャラだったなんて一体誰が信じられるだろうか。

カツオは冷凍でしくじった。 可能な限り急速に冷凍できるようにする工夫が足りなかった。 次はしくじらない。とりあえず明日以降はあぶって食べよう。

好きなアドレス同士でDMAできたらいいのにと思うが、 大抵メインメモリ間ではできない。何か理由があるんだろう。

山田農相の資産が180万円って、かなり心配してしまう額なんだが。 しかし普通預金は含まないらしいので、普通預金にそれなりな額があるんだろう と思っておく。でないと大変だろう。

相撲はヤクザとの関係やら排他的でしきたりまみれなところまで含めて相撲 なんだろうから、公益法人とかはやめて普通の会社になればいいんじゃないだろうか。 健全であるべきかどうかは客が金を払うかどうかで判断できるわけで、 道徳や倫理の問題じゃないだろう。 ヤクザがいようが八百長をしようが気にしない客が一定数いるなら そのままでいいわけだし。

しかし、文化の保存が最優先、とか言うならならその手は取れない。 会社であれば、株主やスポンサーや客の要望は無視できない。 株式会社でなかったとしても、 スポンサーが株式会社であれば、スポンサーは株主のリターンを最大化する 義務を負う。相撲のスポンサーであることが株主にとってプラスでないと 判断されればあっというまに撤退するだろう。 結局スポンサーの株主が間接的に相撲の方向性に影響してくることになる。

2010年7月15日

お手紙もらった。感動した。誕生日も悪くないなと思った。 ここに貼って自慢したくなる。

高速化大会。おおむね終わった。

2010年7月14日

ボンゴレうめえ。400gゆでたが、250gくらいはひつじこが食べた。 一食で1000円近くかかったのでうちとしては相当豪華な食事だったわけだが、 ひつじこに本当のアサリの味を教えてあげられるなら安い物である。 どうも焼きはまぐりも食べたことがないらしいので、 そのうち食べさせてやらねば。 ひつじこはおいしいものを知らなさすぎる。不憫属性なので仕方ないが。

クラムチャウダーなんてアサリに対する冒涜だ。 なんて言うと怒られるんだろうが敢えて言う。

アサリはキロ800円とかでかなり高いし、殻から身を外す作業は相当面倒だ。 いくら栄養があっておいしくても、日々の食事に取り入れるには非効率すぎる。 また困ったことに、アサリの場合大量に料理すれば楽になるというものでもない。 砂を吐かせる時も加熱する時も重ならないようにせねばならないので、 相当デカい鍋があっても一度に1kgが限界である。 そういうわけで日常の食材にはなり得ないわけだが、困ったことに アサリはうまい。年に2回くらいならこの手間をかけても惜しくないと 思う程度にはうまい。

ホタテの方が楽かな。今度買ってきてみるか。 あとはカキだな。殻を取り去った状態で売られている貝で コストパフォーマンスがいいものといえばカキだろう。 ただ、デカい貝ほど毒の蓄積が激しいのが不安ではある。

高速化大会。

「何かの間違いで今自分が総理大臣になってしまったとしたらどうだろう」 と考えてみると、今の首相の気持ちもわかってくる気はする。 私くらいの英語力でサミットなんて行かされたらたまったものではないし、 私くらいの経済知識でデフレをどうにかしろだの税制をどうにかしろだの 言われてもたまったものではない。 もちろん、総理大臣なんて大それたことをやる人が こんなふうに共感されるようではどうにもならんわけだが、 そう考えてみると若干やさしくなれる。 さっさと解放してあげたらいいと思う。

池上彰がなにやらグラフで叩かれている。 確かにあのグラフはおかしいし、もし意図的にそうしたなら卑怯だが、 その番組を見てないので判断は保留。 しかし、「自民党も補正予算を組んでたわけで、 民主党が圧倒的にバラマキであるとは必ずしも言えない」 ということを言ったのだとすれば、そのこと自体はそうおかしくはない。 自民党だって今までさんざんバラまいてきたのだ。

グラフでインチキをするのは良くないが、わからなくもない。 絵で表現のにあまり微妙な差だと大小関係が伝わりにくいから 強調しよう、というのは自然な発想だ。 自然だからやっていいというわけではないが、 あんまり考えずに下っ端が作ったとすれば ああいうものができても不思議なことではない。 ただ、 今回のは「途中からスケールが違う」というかなりアウトな細工なので 叩かれて当然だろう。 原点が0でない、というくらいにしておけば良かったのに。

2010年7月13日

たまちゃんのウンコの音は思い切りが良くて素敵だ。 ブバッと出る。まだ固体になってないので基本的に下痢だ。 そういえば思えば産まれて初めてのウンコの音は「ポンッ!」だった。 あの頃のウンコに比べるとツブツブ+液体という印象が強い。 最初はクリームだったものだが。

築地行くか。

ワカメ1kg、ジャコ2kg、シャケ、タラコ2kg、カツオ3kg、アサリ1kg。 アサリは明日の昼ご飯用で、ボンゴレになる。 とりあえず蒸して身と汁に分けて保存。身は冷蔵、汁は冷凍。 ボンゴレはアサリ1kgあってやっと2人分なので、 850円を一食で食べることになる。豪華だ。誕生日月間ならではである。 あと、カツオをバラした。夜は刺身で食べた。これから一週間くらいは カツオの刺身が続く。ただし明日以降は周りをあぶってたたきにしないといけない。 今回不安なのがタラコ。無着色なのはいいが、バラ子で安かったので品質が気になる。

重要なのはワカメ、ジャコ、シャケ、タラコ。こいつらは即席でおかずになる上に、 保存が効く。この4つを通販で安く買えるならしんどい思いをして 築地まで行かずに済むのだが。

また高速化仕事。嫌いじゃないからいいんだが、 にしても不毛感が漂っている。 どっかを3倍速くしてドーン、みたいなのならまだ気分もいいんだが、 0.1%速くなる改造を100個やる、みたいな状況になるとなかなかに辛い。

仮想関数呼び出しで命令キャッシュミスこいて1000サイクルストールすると、 3GHzのCPUでは300万分の1秒止まることになる。 秒間60フレームのゲームで毎フレームやれば5万分の1が費され、 100回やらかせば500分の1が費される。 基底クラスのポインタがリストでつながっててupdateとdrawが呼ばれます、 みたいな作りだとリストのサイズの2倍の呼び出しが走るわけで、 あっというまに結構な数になってしまう。 リストをたどる時にもキャッシュミスしがちだしな。

STL使わなかったらC++を使う意味ないじゃん、とか言う人がいる。 よほどアクセス制限やメンバ関数の存在から恩恵を受けていないのだろう。

たまちゃんとカツオを並べてみた。長さはいい勝負。 重さはたまちゃんが倍くらい。

2010年7月12日

笑うとパタリロだ。

うちの電子ピアノは64音同時発音なのだが、 ショパンを弾いてると足りない。ペダル踏みっぱなしで 右手が大量に鳴るので、最初に叩いた左手の低音が消える。 消えやすさは音色依存なので、 たぶん音色によっては一発鳴らすだけで2個使ったり3個使ったりするんだろう。 エフェクトで重ねたりしてるんだろうな。 次買う時は128音の奴でないとダメだ。 もっともそういうデジタル部分はどんどん安くなるので、 128音くらいなら普通になっているだろうが。

できればシミュレーションで音をその都度生成するタイプの音源がいいんだがな。 録音したのを鳴らすだけの方式だと自分の 手の動きと出てくる音の間につながりが薄くなってタッチに気を使わなくなる。 ローランドのV-Pianoとかいう奴がそうらしいが、60万もするので話にならない。 20万円級の機種まで降りてくるのはいつになるんだろう。 電子ピアノ市場はデジタル機器の割にデジタル部分の進化は遅いからな。 いまだにフロッピーがついてるのが高級品だったりするし、 32音しか鳴らない機械がいつまでものさばっていたりもする。

ショパン練習曲を制覇するようなことがあったらピアノを買ってもいい気がする。 なんて思うが、たぶん時間が経てば経つほどお金を使いにくくなってくるんだろう。 幼稚園は年30万とかかかるらしいし。

家計簿。5月に5回もSUICAがオートチャージされている。 一体何があったんだ。と思ったが、なんのことはない。入院するひつじこの ところへ行ったせいだ。1.5万というのは使いすぎな気はするが、 なんか別のものを買ったりしたんだろう。たぶん。

私の節約の仕方がおかしいとか言う人がいた。 消耗品のケチり方に比べて設備投資が不釣り合いに大きいという話だろう。 そう思われるのはしゃーないな。平均に比べればうちの調理用具のグレードは 相当高い。もっとも、ケチるためにそういう高いものを買ってる わけではないんだけどな。単純においしいごはんを楽に作るためで。

どうしたら遅くないコードを書くのが普通になるようにしむけられるだろう。 1フレームに10以上のオーダーでnewし得るコードを書くなとか、 1フレームに100以上のオーダーでキャスト、除算、仮想関数呼び出しの類を やるコードを書くなとか、そのくらいのレベルでいいんだが、 それでも難しい。

九州大学のも一段落したし、ガッツリ働こう。

2010年7月11日

選挙どうしよう。行かないという選択肢はないが。

入れてきた。

九州大学用のを更新。 中身がない関数を受けつけ。定数に添字アクセスを許可。 関数の引数の数チェックがバグってたので修正。 矩形コピーハードウェア。再実行ボタン(F4)。

鮭とレタスアボカドサラダ、昆布の煮物、じゃがいもの蒸し焼き。 なんて質素なごはん。

選挙番組を初めて長時間見た。池上彰の説明はわかりやすい。 そして質問がえぐい。枝野氏とかもはやかわいそうだった。 わけのわからんアイドルが政治家に生放送で質問する、 という作りもえぐい。 どんなにアホな質問であっても、政治家がうまく答えられなければ 政治家が悪いということになる。政治家にとっては試練だ。 わざとやってるんだろう。

とあるゲーム会社の採用のところに、私の本を含む5冊の本を 完全に理解していること、というのがあった。 どうやら人の役に立ってるんだなと思った。 希望者もどれくらいできてたらいいのかわかりやすいし、 取る側もハズレを引きにくくなる。

2010年7月10日

授業2回目をやってきた。またバグが見つかったので明日直す。 たぶんそんなにかからない。

やっぱりびっくりするくらい字下げができてない。 字下げができていれば大丈夫というわけではないし、 字下げが適当でも脳内にしっかりした構造がある人もいないとは限らないが、 やっぱり字下げができてない人は高確率でダメだと思う。 しかしダメだと言っても仕方ない。構造を視覚的にわかりやすいように表現する、 ということに利点が見出せていないからやろうとしないわけで、 その必要性をどう理解させればいいのかはかなり難しい。 とりあえず字下げさせてみて、「あ、確かにこうするとわかりやすい」 と納得してくれるならそれでいいんだが、そうでないケースが厄介だ。

あと、変数や関数のように「モノに名前をつける行為」に根本的に慣れてない人が たぶんいる。 考えてみれば、名前をつけることで抽象概念を作り出すというのは 結構高度なことだ。 始めて4時間経ってもメモリアドレス直でしかプログラムを書けない人がいるのは それほど不自然なことではない、ということに気づくのが遅れた。 どうすれば名前をつけるということの本質を理解させられるだろう。 これもプログラミングの外の世界にあって普段接しているものとうまく 結びつけなければならないのだが、 おそらくそこで引っかかっている人は現実世界でも名前をつけることが できていないような気がする。抽象性の度合を上げ下げしながら物事を考える、 ということが根本的にできていないとしたら、どうすればいいだろう。 本来なら現実世界でやっているそういう操作をプログラミングに持ちこむ という順番になるのだが、そこができていない人に関しては まずプログラミングでそれを学んでから外に持ち出す形になる。 しかしそんな事が可能なんだろうか。

ラーメン2回食べた。一風堂という店はえらそうで、実際良くできていた。 あとホテルの前にたまたまあった鳳凛だったかもだいぶ良くできていた。 そして、ラーメンを感動するほどうまいと感じることはもうないんだろうと思った。 帰ってきて食べたカレーはまったくもってパンチ力に欠けた代物なのだが、 満足感はラーメンの比ではない。結局これに戻ってくるわけだ。

あと単純にあの細麺が好きじゃないっぽい。

博多はラーメン屋台がたくさん出ている。 そして、あの細麺の理由がよくわかった。 なるほどああいう業態だからああなのだ。味の問題ではないんだろう。 やっぱり私は二郎っぽい麺が好きだ。

3回目は23日。できるだけ早いうちにバグの修正と、矩形コピー機能と、 テトリスの作り方文書を用意して送らねば。

Zガンダムの映画を1話見た。驚くほど新しい部分が馴染んでないが、 気にしない。そしていろいろよくわからんが、それも気にしない。 会話が成り立ってない感じを味わえたからそれでいい。

ところで、このPCで出力をモノラルにする方法がわからない。 左右に同じ音を送ってくれればいいのだが、それができないのだ。 話がよくわからないままだったのはそのせいだ。没入できてない。 モノラルで一個しかないイヤホンをどこかから仕入れてこないと ノートPCでアニメを見るのはかなり難しいということがわかった。 大抵のアニメはあんまり左右に分けてないので問題ないんだが、 映画みたいに金がかかってる奴はそうは行かないらしい。

ナイトレイド2。地味なアニメだな。よく作ってあると思うんだが。 大魔王4まで。パンツ。しかし、これはかなり嫌いじゃない。 ハイスクールオブザデッド1。パンツとゾンビ。 この原色の組み合わせのドギツサはひどい。 しかし、一体これをこの先どうしていくのか興味があるし、 第一話からこれだけウザい女の子が出てくるのはかなり面白い。見たいな続き。

明日は選挙なのだが、どこに入れたらいいのかとんとわからない。 民主党と宗教政党と共産党と冗談としか思えない候補を除いても、 まだ選択肢が結構ある。まだ調べ始めて1時間かそこらなので わからないのも当然なのだが、一応ちゃんと責任は果たしたいので できるだけは考えよう。

正直わからん。政党というより個人で見よう。その人のブログなりtwitter なりがあればどんな人かはある程度わかるだろうから、それを見てだな。 マニフェストみたいなのはどうせ信用できん。

「テロルの真犯人」。加藤紘一の本。オチが予想通りすぎたが、 ともかくどういう人かはなんとなくわかった。 「暴走する資本主義」。企業は株主と消費者の行動によって 動かされているので、道義とか責任とか言うだけ無駄、という話。 道義とか責任とかを企業に求める前に、 それらが果たされざるを得ないような法律を作るべきで、 それが民主主義だ、という話。 企業はもうけてナンボで、もうけにつながらないことをやると 消費者も株主もすぐに見捨ててしまう。 だから企業が社会のためになることをするとすれば、 それは金儲けの副産物としてであり、また金儲けの手段としてである。 その現実をきちんと見ようというのはもっともだと思った。

2010年7月8日

たますけの機嫌がいい。今日も元気に醤油くさい。 そして服をめくってヘソを見せる。

ぢごぷりの作者は赤ちゃんを実に良く見ていると思う。 あの表情は想像では描けまい。たまちゃんも同じ表情をする。

テトリスは装飾なしなら500行くらいで書ける。 100行を超えるプログラムをちゃんと書けるかどうかで一つの壁があるので、 500行書けてそれがちゃんと動いて関数に分けて整理されていれば、 かなり大きな壁を越えたことになる。 今回の講義の目的は学生全員をそこまで連れていくことだ。 とにかく関数に割って別のファイルに叩き出して整理、 という一番大切な技術をひたすら学んでもらう。 そして、今回の言語には構造化プログラミングを妨げる言語要素は全くないので、 嫌でも構造化プログラミングを強制されることになる。 gotoもbreakもcontinueも途中returnもないからな。 なお、その次の壁はデータ構造の壁で、 1000行か2000行あたりから上は構造体がないと相当しんどい。 そして5000行から上はメンバ関数か、 メンバ関数を模した設計をやるアイディアがないと 書きにくいだろう。たぶんオブジェクト指向って奴だ。 ここまでをできるだけ簡単な環境で勉強できるといいのだがなあ。

1マスづつしか落ちてこないテトリスを書くだけで100ページ以上の 説明が必要になっている。プログラマでない人にとって論理の飛躍がないように 説明していくとそれくらいの分量になるわけだ。 プログラマというのはそれだけ遠くへ行ってしまった人種なのだと言える。

データを更新しておいた。

アボガドサラダとネギピーマンシメジのオイスターソース炒めとタラコ。 タラコとシャケの備蓄と、大量に炊いたごはんのおかげで、 あと一品何か作ればそれで食事にすることができる。 アボガドサラダなんて皮剥いてレモンと胡椒と醤油をかけただけだから もはや料理とすら言えない。 今日は真っ暗な中で食べた。

留守中の食料としてカレー。玉葱8個、レンズ豆1カップ、ひよこ豆1カップ、 激安だったしめじ3パック、にんじん1本、じゃがいも3個、にんにく3片、 ブロッコリー1本、鶏ガラストック2リットル。だいたい5リットルくらい。 これから3日から4日はカレーを食べ続けることになる。

料理で一番難しいのは塩分濃度だ。ダシは十分に濃ければ濃すぎてもいいが、 塩分濃度は足りなくても行きすぎてもダメだからである。 また、時間の経過による変化も難しい。 塩を入れてから時間が経つほど具の内部に塩が入りこむので、 舌が感じる濃度は下がってくるのだ。 なので、作ってすぐ食べるなら塩は少な目にしておかないといけないし、 次の朝には塩を足すことになる。 しかし、今日は「朝に丁度良くなるように塩を入れる」ことに挑戦してみた。 その方がなじんでおいしいからだ。 そういうわけで今は若干しょっぱすぎるくらいにしてある。 朝までには馴染むとわかっていても不安だ。

2010年7月7日

お客が4人も来た。来た瞬間たまちゃんが激しく泣いたが、 そこそこおさまってくれた。よかった。 スパゲティ計1kgと、ソース3種類。トマトとズッキーニ、トマトと玉葱のいわゆる ナポリタン、そしてジャコとしめじとにんにくの和風スープ。 あと、レタスとアボカドのサラダ。ドレッシングはレモン粕酢醤油胡椒に かつおぶし。材料費1000円くらいでこれだけの人数が腹一杯になれるのだから、 自炊は素敵だ。自分で言うのもなんだが、よくわからん店で食うなら うちの方がうまいと思う。見栄えは悪いし、 カンティーナのようなまともな店にはとても勝てないが。

うちのナポリタンは丸元準拠。ただし、簡略化してある。 まずにんにく1片と玉葱一個をミキサーで粉微塵にする。 オリーブオイルで炒めてかさを減らす。 うちの場合気分で豆板醤を入れてアラビアータ気味にしたりもする。 これ以上やったら焦げ始めちゃうよ、というくらいになったら トマト缶2個を加えて煮つめる。 あとは塩と胡椒で調味。塩はおおよそ1%。 トマト缶2個で800gあり、それに玉葱が加わるがその分くらいは煮つめるはずだ。 というわけで8gくらいになるのだが、 危険なので5gくらいから始めて足していくのがいい。 粘性の高いものに塩を入れる場合そこそこなじむまで時間がかかるので、 入れた瞬間に味見をしたのではうまく行かない。 なお、本当はバジルとパルミジャーノなチーズがあると完璧なのだが、 今日は両方ともなかったのでプレーン。 なくてもそこそこうまい。 あと、トマト缶の質がイマイチだったりしてうま味が弱い場合、 塩でなく醤油を使うと手っ取り早く整う。しかも、 トマトが強いので醤油を入れたとは気づかれない。 今回はトマト缶がカゴメでうまいので入れなかった。

和風のも簡単。前準備として、 数時間前にジャコ100gと昆布20gを水1リットルに入れて冷蔵庫。 つくるとなったら、にんにくを炒めて、しめじを放りこみ、 しんなりしたらピーマンを加えて炒める。野菜はなんでもいいが、 ここで炒めておかないと汁を加えた後グズグズになるので炒めるのが重要。 その後昆布だけ除いたダシ汁を加えて、沸騰するまで加熱。 アクが出るのでアクを取って、あとは醤油で調味。 すでにジャコが塩を持っているので、醤油はわずかで味が整うはず。 スパゲッティは塩ゆでするので、スープはそんなにしょっぱくなくていい。 簡単。

サラダはちょっと手間をかけないとおいしくない。 まず、レタスをちぎって水を切る。水を切るのが最重要。 そしたらできるだけデカいボールに入れて油をかけて、混ぜる。 ここも重要。まんべんなく油コーティングしないとおいしくならない。 油の量はレタス1個で大さじ2くらい。しつこく混ぜるなら油を減らしてもいい。 あとは、できるだけ冷やしておくのが望ましいが、今日はそれをやる余裕がなかった。 あとはドレッシングを油抜きで作ってかければいいだけだ。 今日はレモン汁大さじ1、粕酢大さじ1、醤油大さじ1、胡椒てきとう。 たっぷりかつおぶしを削ってサラダにかけて、その上からドレッシングをかけて 混ぜる。レモン汁だけだとちょっと尖る。粕酢だけだと爽やかさがない。 というわけで両方ある時には混ぜている。

明後日はまた九州。バグを直して文章を追加した奴を明日ここに置こう。 テトリスが完成するところまでは文章書かないとなあ。

2010年7月5日

a-5が解釈できないバグを直した。-5でまとめて字句解析してしまっていたので 演算子が消えてしまっていたのだ。 a - 5とスペースが空いていれば問題ないので、空けて書く クセがついている私では気づけなかったのである。 というわけで、-は単体でトークンとして、 後の数値と結合するのは後でやることにした。 といっても現状コード生成時に符号反転命令を入れるだけで、 マイナスの即値は一切扱ってない。-aと-7で別のコードを通すのが 面倒くさかったからだ。 そういえばC言語でも-0x80000000とか書くと怪しいという話を聞いた気がするが、 同じ理由かもしれない。 あと、エラーメッセージをだいぶ親切にした。 しかし、括弧の閉じ忘れは構文木を大幅に変えてしまうので 適切なエラーメッセージは出しにくい。

教育用言語としてはインデントを強制するしくみが欲しいか。 しかしタブとスペースが混ざってたりすると見た目の幅と 実際の幅が違ったりして厄介なことになる。無理だな。

トイレ紙を買ったが失敗した。変な臭いがついてる。いらない。 普段と違う店で買ったせいだ。反省。

ひつじこも先生ができる日が来るといいと思う。 もしたまちゃんが大きくなる前にやりたいようなら、 何か手を考えるので言ってくれ。 お手伝いさんを雇うとか、いくらでも手はあるはずだ。 うちはすでにつつましく生きるのに問題ないだけは稼いでいるので、 お金が得か損かとかいうのは気にしなくていい。

そば粉が高い。キロ800円からという値段をどう見るか。 米や豆の倍以上だ。とりあえずそのへんのスーパーで少量買って試してみて、 たくさん欲しいとなったら送料がタダになるくらい大量に買う、というのが良いか。

エンジェルビーツ最後まで見た。ああ、と思った。 まるで鍵。しばらく呆然とした後いろいろサイトを見て回っていろいろと腑に落ちた。 なるほどな。それにしても私の頭はどうもこういうのを考えるのに向いてない。

2010年7月4日

土曜は九州大学講義一回目。 経緯はともかくとして、何故か九州大学で講義をすることになったので、 行ってきた。あと9と23も行く。全3回で、普通の講義でなく演習だ。

朝羽田。飛行機で福岡。福岡は子供の頃に旅行で通ったのを除けば初めてだ。 気温は東京と大差なかったが、湿気は結構激しかった。

大学までの経路を全く調べていかなかったが、駅員に尋ねたりして どうにかなった。 しかし調べた方が早かったのは確かだ。 天神から大橋まで電車に乗るつもりが、大橋で止まらない特急か何かだった せいではるか彼方まで言ってしまう羽目になったし。 時間に相当な余裕を持っていたし、風景も見られたのでいいのだが、 暑いせいか何かと体力を消耗する。 なお、風景は「ああ、日本」。ある程度の都市部でそんなに 個性的な風景なんて日本にはない。

九州は本当にSUGOKAなんだな。いい命名だ。 あと、SUICAが使えて驚いた。きっと逆は使えないんだろう。 東京の人間は得をしている。 まあその分高い家賃を払っているのだが。

せっかくだから博多ラーメンを食おうと思ったが、 これまた調べていかなかったためにそのへんで食うしかなかった。 天神駅近くのアーケードの中にあった、啓燻亭。普通。 次は調べて行く。長浜ってどこだよ、というあたりから。

元祖長浜屋という代表的な店は二郎みたいなものっぽい。ラーメンの質ではなく、 位置づけが。安い、多い、早い、上品からは程遠い、インスパイア店が多い、 といったあたりがよく似ている。なんかどうでも良くなってきた。むしろ二郎食いたい。

大橋駅。駅には周辺地図があるという思い込みのせいでちょっとあせった。 何故地図がない。 一応駅員に聞いたときに見せられた地図をおぼろげに覚えていたので どうにかなったが。

大学には立派なコンピュータ部屋があった。 core2だし、Vistaだ。今となっては当たり前なんだろうが、 自分の学生時代を思い出してしまう。 私が一回生の時の演習室なんて、 386のunixなマシンが並んでて、 いちいちどこぞのメインコンピュータにログインして云々、みたいな状態だった。 そしてやることも「fortoranでテンソルを計算しろ」とかである。 もちろん早々に脱落した。あの当時の私にとってプログラミングもコンピュータも 完全に別世界のものだったからな。

授業。自作言語の実行環境を持っていって、 その場でその文法を説明していきなり学生にプログラミングさせるという無謀な授業。 何人かの学生が激しく不安そうな顔をしていたが、始まってみれば そこそこどうにかなっていたようで安心した。 何分かかけて「なんでプログラミングを勉強するとお得なのか」 を説明したのと、覚えることが極小であることと、 新言語なので出来る奴も出来ない奴も一応同じスタートライン、 というのがたぶん良かったのだと思う。 あとは話し方がフレンドリーというか適当なのも良かったんだろう。 何分か経つと質問してくる奴も増えてきた。 時間の限り巡回して声をかけ続けたので 寝てる奴もいなかったし、何人かの理解度が低そうな奴も そこそこ拾えた気がする。

実に有意義だった。「なるほどこういうふうにプログラミングができないのか」 という発見が山ほどあった。 まず、字下げが適当な奴はだいたいできない。 脳内の論理構造が曖昧なことの表れだからだ。 だから、そういう奴はまず字下げを正しく整理することから始めさせた。 あと、同じような記述を何度も繰り返す奴はだいたいわけがわからなくなって 立ち往生する。単純に文字の数が多ければ多いほど脳の容量から あふれやすくなるからだ。 そういう奴には変数をうまく使って別名をつけることを勧めた。 そこそこ出来ている奴にはさらに関数にして分けることも勧めた。 あとメモリ番地直指定なら書けるのに変数にした瞬間におかしくなる奴が多かった。 これは、コピーと参照の区別が付いてないことによる。 「マウスが動くとこの番地に値が入ります」 というメモリを、whileの外で変数にコピーするバグを5回くらい見た。 「空いてるメモリを見つけてきて、そこに名前をつけるのが変数」 という説明をうまく理解できてなかったということだ。 なのでそこの説明は改めてしつこくやった。 このへんは文章に反映させる必要がある。

気合の入った奴は自力で言語仕様のpdfを読んで 説明してもいない機能をバリバリ使っていたし、 課題のお絵かきソフトにパレット機能をつけたり、 ハートマークをスタンプしたりと、実に好き放題やってくれた。 ああいう奴らはおもちゃを与えておけば勝手に伸びるので、 来週までにもう少しおもちゃを用意しておかねばならない。 ファイルアクセスとポリゴン描画くらいはつけといてもいいか。 Zバッファのスイッチと。 おもちゃさえ用意すれば出来る奴らは放置できる。 特別できる奴が誰かはだいたいわかったし、 そいつらの中には周りに教える意思のある奴が何人かいるので、 その周辺も心配いらない。だから、どのへんを重点的に見ればいいかは だいたいわかった。どうせ毎回席は同じだろうしな。 まあ、できる奴に教える方が楽しかったりはするんだが、 そのへんはその場のノリで。

そういえば、 「かつ」はないんですか、という質問をしてきた奴は 見所があった。「自分で作れ。ちなみに、不等号は0か1を返すぞ。」 と返したら、即座に了解したようだった。実に気持ちいい。 (a<10)*(a>0)と*で結べば「かつ」に なることを自力で編み出せるのはたいしたものである。 下手に他の言語で学んだ奴ほどそこに気づきにくくなるものだからな。 「あるいは」も一緒だ、と言ったらすぐにそっちにも気づいてくれたようだし。

というわけで、来週までに何を用意すればいいかはおおまかにわかった。 あと、不具合。コンパイルエラーの表示が不親切すぎて、 「これはコンパイラのバグで、オレのバグじゃないんじゃね?」と 学生が不信感を持つことが多かったのが反省点だ。 あと、何故かデスクトップ上からプログラムを起動できないというのも あった。とりあえずD直下に置いてもらってどうにかしたが、 直せるものなら直したい。 今ここでやる分には動くので、あの演習室の構成に依存するんだろう。 Vistaのせいかもしれない。 とりあえずどこでどう死ぬかがわかるように、assertを自作して、 中でテキストファイルにエラー内容を書き出すようにした。 向こうの先生に演習室で実行してもらってエラーの内容を尋ねよう。

自分で言うのもなんだが、いい授業だと思う。 これで脱落するのは根本的にやる気がない奴だけだろう。 まして九州大学なんて入れる奴ならほぼ脱落はすまい。 テトリスを作れるところまで行かなくても、 「ああ、プログラミングってこういうもんなのか。 コンピュータってのはこういうもんなのか」 という記憶が体に残ればそれだけでいい。 将来プログラマにならなくても、コンピュータをちょっと高度に使ったり プログラマと会話したりする時にはそれが助けになるはずだ。

なお、こっそり表紙に学生に配ったzipが置いてある。 中身は一切保証しないが、興味がある人はもってってほしい。 まあ、どんどん直すから、3回終わってからの方がマシにはなってるだろうけど。

終わった後は向こうの先生におごってもらってメシ。 いわしの刺身うまかった。 あと次は酒はやめよう。次の朝しんどすぎる。 次回はもう少し学生と話をしたいので、 終わった後しばらくは演習室にいようかと思う。 二回目が終われば学生も少しは緊張せずに話しかけられるようになっているだろうし。

電池が壊れてないノートPCがいかにありがたいものか、よくわかった。 電車や飛行機でエンジェルビーツが見られるというのはすばらしい。 しかもthinkpadは頑丈なので安心感がある。 家で使う分には液晶の視野角が狭くて微妙に不便なんだが、 持ち運ぶ用途ならすごくいい。 しかし、私が持ち出している間ひつじこがPCを使えないのは困るので、 そのうち手は打たないといけないな。 今回は古いのが幸い動いてくれたからいいが、 いつ動かなくなるかわかったものではない。 というか、今回だって何百回も電源を連打してたらたまたまついた、 という状態だ。23日まで電源を落とさずスリープさせておくつもりである。

金曜は久しぶりにアルコールを取って、やっぱりビールより日本酒だよなと思った。 考えてみれば、500ml×5%と、180ml×15%は大差ない。 ただ、問題はおいしい日本酒が置かれているとは限らないことだ。 そもそも九州だったら焼酎だろうし。 本当なら家に一升瓶を置いておきたいが、そんな無駄はダメだよな。

実家から送られてきたウニ。貝にごっそり乗せた小名浜名物だ。 久しぶりに食うとうまい。高いから次いつ食えるかわからんし。

築地行かないといろいろなくなる。ワカメ。鮭。タラコ。ジャコ。 干物も欲しい。あと白身魚があればそれも欲しい。 鶏肉屋でレバーとトリガラも買いたい。 特に鮭は6月から獲れるので今買えば前買った時より新鮮なものが 安く買える。

いつか家族3人で行けるだろうか。そうすればもっとたくさん買える。

アボカドがアホみたいに安かったので買ってきた。5個300円。 タコと一緒に醤油かけて食ったが、まだ若かった。明日が楽しみだ。

ズッキーニ2本で200円。またナポリタンなソースを作って冷凍しておこう。

東芝のAW-80DGもいいかと思ったが、価格コムの評判が微妙。 使う水の量が少ない以外に利点はないようだし、三洋でいいだろう。 むしろ問題は買う勇気が出るかどうかだ。 何せ動いているからな。

2010年7月3日

カレーうめえ。とりたててわかりやすい味はないが、うめえ。 鳥のストックの威力はすごいな。これが深い味という奴か。 今度これで飯炊いてみるかな。

誕生日月間なのでトップスのレアチーズケーキを買ってきた。 ワクワクしながらひつじこが開けてみて、第一声が「小さい」。 え?と思ってる間に「半分こして一回でいいね」と言って真っ二つに切った。 2000円する大サイズで、普通は一回で食うサイズではない。 確かに小さいには小さいし昔より小さい気もするが、 チーズ、生クリーム、砂糖、というカロリー三兄弟が主成分なだけに 腹には相当重い物のはずである。 が、ひつじこはペロリと食った。 脂肪取りすぎると乳が詰まるとかさんざん言ってたのにこれである。

でもやっぱりそこそこ腹一杯になったようだ。 ただ、それに気づいたのがカレーを温めようとしてから、 というのがさすが母親だと思う。 二人分食わないとな。

ヨドバシでLEDを見てきた。電球内に調光装置が入っている奴が良さげ。 単体で明るさを変えられる。まさにこれだ。 ただ、7000円という値段にビビって帰ってきた。 調光対応してない普通の奴は3000円で買えるのだ。 あと、LED電球は全方位に光が出ないので、同じ感じにはならない。 運用方法をもう少し考えてからにする。

トイレと風呂も白熱球だが、風呂は夜入らなくなったので使わないし、 トイレは時間が短い。どちらも換えるまでもないな。 切れたら考えよう。

ヨドバシでASW-800SBが値下がりして5.5万になった。 洗濯機は設置の問題などもあるのでヨドバシでいいかと思っているが、 さて今買うべきか。

CA93すごいな。カワイの電子ピアノ。

飛行機やらホテルやらでエンジェルビーツを12まで見た。 なんでこれを私は普通に見られるんだろうな。 普通なら「体が不自由」という属性が「アホで元気」という属性と矛盾なく 共存できるはずはないが、この作品世界は「あの世」なので そんな無茶ができる。ギャルゲー、というか麻枝 に慣れてないとこれを普通に見るのは無理なんじゃないかと思う。 しかし考えてみれば「末代まで!」のヒロインもそうだった。 あれのトラウマ要素は本人ですらなかったが、作りは一緒だ。 これほど化学調味料的なキャラ作りを見ても変だと思わないのは たぶん何かがおかしいのだと思うが、 そういうのが珍しくないところを見るに、 もうギャルゲー的な文法はずいぶんと普及してしまっているのだろう。

で、私はこれ結構好きだ。 麻枝ギャグはなんだかんだ言っておかしい。きりもみって何だよ。 さて、最終回はどうするんだろうな。

2010年7月1日

明日は九州なので、カレーを作った。 丸一日留守にするので、何か作っておかないとひつじこが飢えてしまう。

作ったばっかりのカレーは味気ない。 失敗したんじゃないかと不安になるくらいだ。 しかし、たぶん朝にはおいしくなる。なってくれ。頼む。 もしイマイチだったらレンズ豆を投入してドーピングしよう。 今回は鳥ガラストックがあるので、 ナイルレストラン風に「カレー風味玉葱スープ」 を作れるはずなのだ。レモン買い忘れたからトマトの酸味しかないけどな。

なんか昇格したとかで、純粋平社員じゃなくなってしまった。 責任ある立場って奴なわけだが、 こうやって九州とか行ってるわけで、仕事してないなあと思う。 埋め合わせは8月くらいにまとめてやろう。 どうせ7月中はいろいろ気になって完全には集中できないんだろうし。 たまたま関わった学生ではあっても、できるだけのことをしてやりたいからな。 明日の終わりには一応提出してもらって、 みんながどれくらいの状態かは把握しておこう。 そして、どういうふうにわからないのかのサンプルを集めて 「どうすればプログラミングを理解できるか」 という最近の問いに答える材料としたい。 それがはっきりすれば、自分がどのようにプログラミングしているのかを 再発見できるはずだし、人の役にも立てる。 人に教えるのは何よりも自分の成長のためで、別に慈善事業などではない。 私が成長すれば長期的には会社のもうけも大きくなるだろうし、 その過程で誰かの役に立てば会社のイメージも良くなるだろう。

実家にたまちゃんの写真入りメールを送っているんだが、見てるだろうか。

洗濯機は買う方向で。ASW-800SB。7kgでなく8kg。 「もう少し大きければ2回やらずに済んだ」というケースが それなりにあるっぽいので、大きい奴にする。 パシーマとサニセーフを同時に洗うには、うちの奴はちと小さい。

昇格試験の結果みたいなのが来た。点数は書いてないんだが、 心理テストの結果が面白かった。 「人の話も聞けよ」とか、「よく考えてからやるのも大切よ?」とか。あと、 「リーダーはやりたくないようだが、喜べ。向いてないから」 とか。もっともだ。あと「専門家になりたいようだが、残念ながら向いてない」 とも言われた。同じことをえんえんやってるのに耐えられない性分なのが ダメらしい。「一生ヘラしぼりの技を磨き続ける」みたいなのは 確かに私には無理だ。いろいろやることで根本的な何かを鍛える、 というのが私の方針だから仕方ない。 プログラマに関してはその方がいいと思うんだけどな。 例えば今回コンパイラを作ることで学んだことは即座に仕事のコードを 改善する役に立っている。 「木構造をなめている最中にエラーが起きた時にそのエラーを わかりやすく表示する良い方法」とか。 一年中アセンブラで最適化してるとどっかでダメになるように思えてならない。

ひつじこから相撲が大変になってる件について説明されて、 なるほどと思った。ダメじゃん。 詳しいことはひつじこが説明を書いてくれるので、そちらで。


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