だだもれ

2009年12月30日

「刃物のおはなし」。何が書いてあったのかよくわからないが、 著者が刃物を愛していることはわかった。 「今、私たちは多彩な刃物用素材と刃物があふれる、 世界で一番恵まれた国に住んでいます。」から話が始まるあたり、 この人は本気だ。

「乳酸菌」。やっぱり嫌気発酵か。ただ、乳酸菌は酸素があっても死にはしない。 なので、たまにかきまぜてやることで、底にいる嫌気性細菌を酸素に 触れさせて殺したり、表面にいる好気性細菌を底に押しこめたり してやる必要はある。ぬかみそ漬けはかきまぜなくてはいけないが、 かきまぜすぎると乳酸発酵が止まってしまうのである。 また、塩分濃度が高すぎると乳酸菌も元気がなくなり、 好塩菌まみれになる。低温すぎても低温耐性菌まみれになる。 防御よりも攻撃だ。 とにかく乳酸菌を増やすことを考えるべきなのだろう。

おおむねわかった。 一刻も早く水を出して全体を水没させ、圧力をかけて空気を追い出す。 表面はラップして空気を触れさせない。 温度はあんまり下げない。塩濃度はおいしく食べられる2%。 品質を低下させる酵素を殺すために下ゆでするのも効果的。 一ヶ月以上の長期保存をやらないならこの条件で行けるはずだ。 なお、ヨーグルトをぶちこんで最初からPHを下げると安全性が増すが、 たぶん味は落ちる。複数種類の乳酸菌が勢力交代した方がおいしいらしく、 いきなりPHが低いと最終勢力になる乳酸菌だけに占領されてしまう。 高PHで増える乳酸菌から順に勢力を持つようにした方がうまいらしい。 酵母も重要で、奴等が嫌気発酵して作るアルコール類が香りを添えるとか。

容器の煮沸消毒って意味あるんだろか。だって白菜に山ほど雑菌ついてるじゃん。 レシピによっては漬けた後に雑菌が入らないよう注意とか書かれてることもあるが、 乳酸菌が増えてしまえば後からどれだけ雑菌が入ろうが関係ない 気がする。

なるほどこう考えると葉物は有利だな。大根やカブは 切り方や容器の形状によっては水没させにくい。

10度を保てる何かが欲しいな。

ヴァイオリン。まあこんなもんだろう。どこがなまるのか、どこがなまらないのかが よくわかった。二時間も弾けばそこそこ回復できるだろうが、 元通りというわけには行かないな、というくらいのなまり方。 ピアノと拳法は無駄じゃない。 正直まともに聞かせられる水準ではないが、今回はまともでなくてもいいので 良しとする。

外貨MMFはいらない。止めよう。毎月分配だから余計に税金を払っている。 為替リスクの軽減は外国債券投信で十分果たせる。 ドルに偏りがちなのは問題だが、 円だけで資産を持たない、ということさえ達成できればそれでいいのだ。

ここ1年ちょいの間に勉強のためにいろいろ買ってみたのはいいが、 種類が多すぎて自分がいくら持ってるのかわかりにくい。 ETFへの変換テストをそのうちやるが、その時に整理してしまうか。

SBI証券のインターフェイスのショボさはどうにかならんのか。 株と債券がそれぞれいくらあるのかを知るには自力で計算するしかないっぽい。 サイトを見た感じ楽天証券の方がマシなんじゃないかという気がするが、 口座を作ったわけではないので実際にはわからない。 なお、野村は一年前いくらあった、というようなログや、 種別ごとの金額がグラフで見られるのはSBIよりいいが、 全体的にインターフェイスがダメだし、 あそこで投信を買うのは手数料的に無理。

生身で人に教える経験が少し欲しいな。 もう一冊本を書きたいわけでいろいろ妄想しているのだが、 説明の仕方で迷う所がいくつかある。 人間が物事を理解するしくみを考えるためにも、 実際に人間に接してサンプルを蓄積したい。 塾講師とか家庭教師とかを週に一回くらいできないものかな。 あるいはどっかの専門学校とか大学とかで教えるとか。 できれば数人以下を相手にできる場所がいい。 会社の中でもやらないよりはいいが、一様すぎてサンプルとしてはイマイチだし、 勤務時間中はやることがいくらでもある。

2009年12月29日

アホ忘年会。といっても、6人でダラダラしただけ。 ずいぶん久しぶりに漫画を読んだ。 ローマ人が日本にタイムスリップする漫画が面白い。 漫画としてはレベルが低いが、発想が変だ。 作者が妙に詳しい所もいい。 浴衣をトーガのように着るシーンとか何の説明もないし。 あとシグルイを13まで読んできた。内容はないのですぐ読める。 どうやらじわじわと進んでいるらしい。

同人誌の市場規模って拡大してるんだな。 東方はそんなにすごいのか。最近のあっちの世界はさっぱりわからない。 ひぐらしも本編以外はさっぱり知らないし、うみねこなんて見てすらいない。

「ゴールド、金と人間の文明史」。正直よくわかってないが面白かった。 金がいかにして価値の尺度として君臨し、またいかにしてその地位を 追われていったかという話。 金本位制と為替レート等々の関係はなにやら勉強になった。

リスク軽減のために金を資産として持つのがいいという話はよく聞くが、 金は持たずに済むならその方がいい資産だ。 利子がつかないどころか管理コストがかかる。 自分の家に延べ棒を置くなんて怖すぎるし、 金ETFだって信託報酬がかかるだろう。 債券と株で済むならそれで済ませたいわけである。 安全性にいくら払うか、という話になるのだろう。

金を掘ってる会社の株を買っても似たような効果はあるんじゃなかろうか。 そういう資源系の会社に投資する投資信託はあったはずだが、 値動きはどうだったんだろう。

2009年12月28日

何もしない日。

エリン最終回。音がらみのセンスのなさは目を覆わんばかりだし、 演出は過剰で意味不明。話は面白いのだが。

正月用に大量に本を借りてきた。

外貨MMFって海外債券投信で、通貨を指定できて、 流動性が高い一方で、 い付け手数料と解約手数料がかかって(スプレッド)、 信託報酬も高めになっているものなのだよな。つまるところ。 通貨比率をまかせるのであれば 単純な海外債券インデクスファンドの方がマシな気がする。

2009年12月27日

私が買ってきた花の名前はプリムラ・マラコイデスと言うらしい。 なるほどリシアンサスやネリネも花の名前だった。

川崎の内陸にある有馬療養温泉旅館というところに行ってきた。 ただフロに入っただけ。赤いお湯だった。 私は温泉経験が浅いのでよくわからないが気持ち良かったのでたぶんいい湯。 京急川崎→JR川崎→JR武蔵小杉→東横線武蔵小杉→自由が丘→二子玉川→鷺沼。 直線距離は近いのにえらく遠かった。

帰りに蒲田でラーメン。しんか。値段が普通で出来がいい。 くさくない豚骨は好きだ。リスクヘッジに頼んだあっさりは凡庸。

2009年12月26日

休むと決めたのは24日のことで、 どうやら28,29はみんな休むらしいと知ったのも24だった。 なので、前もってわからないのは申しわけないが仕方がない。 というか、より根本的な問題として、 そもそも私には「休みだからどこかへ行こう」という思考回路がない。 基本的に日々の営みを変わらず続けるタイプの人間なので、 旅行という選択肢はまず出てこないのである。 一昨年までは正月は実家で溜まった漫画とゲームを消化するのが常だったが、 今年は実家に帰る予定すらない。 であれば、ひつじこと一緒にダラダラ過ごすなり、 休みだろうが気にせず仕事をするなりして過ごせばいいと思っていた。

というわけで、何日かかけて何かしたい、どこかへ行きたいというのであれば、 前もって「いつどこへ行きたい」と言ってほしいわけである。 「そのうちどっか行きたい」はダメだ。それこそ「そのうち具体的なプランが 上がってくるんだろう」と判断して放置してしまうことになる。 できれば連休やら年末年始の高くて混んでいる時期でなく、平日に会社を休んで行けば 効率的だ。有給は掃いて捨てるほどあるし、 こう言うと怒られるかもしれないが、うちの会社は いつ休んでもいい会社なのである。 一応やるべきことはやってるし、最初に出した見積りよりも相当前倒しして 作業してるはずだからな。まあ最初の見積りなんて誰も覚えてないだろうが。

まあ実は今猛烈に中途半端な状態なので隣の席の人には少々申しわけないのだが。

ひつじこと一緒に生きる上で最大の火種は今回の例によく現れている。 「いつか○○したい」という事をひつじこは良く言う。 しかし、私は「いつ」がはっきりしない場合、その台詞を重要なものとして 受け取れない。だからあっさり忘れる。 それが何回かあったとしても、前回から数日以上経っていれば確実に忘れているため、 やはり同じように忘れられる。そしていつかひつじこが爆発する。 「何回も言ってるじゃん!」というわけだ。 しかし申しわけないことに本気で覚えていなかったりするのである。 おそらく、忘れるというよりは、そもそも覚えるという過程を通っていない、 という方が正しいだろう。スルーしているわけだ。 もし「今日○○したい」とか「何月何日○○したい」と言われれば、 それはカレンダーに書くなりして確定スケジュールになるので 忘れようがないのだが、そういう言い方をされることはまずない。 おそらくひつじこは「いつそれをするか」を決める自由を私に渡そうと してくれているのだろう。

それはひつじこが今まで接してきた人々、あるいはひつじこ自身が、 時間的に束縛の多い条件に置かれていたからなのかもしれない。 その時間何かをしなければならない、という仕事についている人は 「明日動物園行きたい」と言われても困ってしまうだろう。 「いつか動物園行きたい」とだけ伝え、 時間の選択を相手に任せることは理にかなうのだろうか。 しかし、私は長年「いつまでにここまでできてればオーケー」という類の仕事の 仕方をしてきたし、周りの人もたいていそんなだった。 極端な話、昼間まるで会社に現れなくても夜のうちにやるべきことを やっていればそれでオーケーなのである(さすがにどうかと思うが、そういう奴はいる)。 仕事でも「いつまでにできる?」と聞かれると 私は困ってしまうタチで、「いいからいつまでにやってほしいのか言え」 という気持ちになる。 また、私の感覚としては、 「いつ」を相手に委ねることは、放置される恐れがある危険な行為である。 私が「そのうちやって」と言う時は、 やってくれなくてもかまわない時か、さし迫ってきたら改めて時間指定付きで 言うつもりかのどちらかだ。そういうわけで、 本当に欲していることなら確実を期すために時間指定するだろう、 と思ってしまうのかもしれない。

分析が済んだところで、事態を改善する方法を考えよう。 私はひつじこが何か望みを言った時には、 「いつ?」と逆に問うように努力する。 また、決めてほしそうなのであればこっちでいつやるかを決める努力もしよう。 しかしそれはそれとして、 ひつじこはできるだけ「いつしたい」と時間指定してくれると助かる。 私は時間の自由度が高いので、大抵の場合はそのまま決まるだろう。 ダメな時はダメと言うので、改めて別の時間を指定してくれればいい。 「いつかしたい」と言っておけば私がスケジューリングしてくれる、 と思っているとほぼ確実に裏切られることになる。 もちろん努力はするが、すぐには無理そう。ごめん。 年単位の計画でもって私を教育していってほしい。

根本的に、何かを決断するのが嫌いという性格上の問題もある気がするなこれは。 提示された条件の中でどうするかを決めるのはたぶん得意な部類なのだが、 何をするか、というところを決めるのは苦手な気がする。 これは治さないと一生下っ端のままになる。

あとは、他人に期待するかどうかの問題もあるか。 望みはかなえてもらうものではなく、自力でかなえるものだと私は思っている。 他人に期待して裏切られる経験はそこそこ積んでいるし、私も数多く裏切ってきた。 だから、かなえたい望みは可能な限り他人の影響を排して確実性を 増そうとする。これもえらくなるには障害だろうな。 しくじってもかまわないことしか人に任せられないことになるからだ。 まあここ数年自分に向いてない仕事があることを実感してきてはいるので 改善されてきてはいるのだが。

なお、ひつじこはそこにいるだけで私の望みを叶え続けているので、 何か形のあるものを期待しようとはあまり思わない。 期待しなさすぎることも問題になるのでここも難しいところなのだが。

妙にviが凍るな。引越してからということは無線LANのせいか。 ここのところ長時間日記を書くことがなかったので、 もっと前から起こっていたのかもしれないとすると別の原因か。 CPU負荷は低いので無限ループっぽくない。よく見れば再描画も止まっていて、 ktermごと死んでいる。 VNC経由でFreeBSDサバ側で動いているkterm上のviで、 どこが悪いのかさっぱりわからない。scimが凍っている可能性もあるし。 まあ、新マシンを買えばすっきりするだろう。

新マシンには802.11nを積んだネットブックを考えている。 しかし問題は、それがFreeBSDでまともに動くかどうかだ。 安全を期するならば、元々ubuntuが入った奴にすべきだろう。 ドライバだって提供されてるはずだ。 FreBSDを入れてダメならubuntuに戻してやればいい。 というか、FreeBSDでないといけない理由もないので最初からubuntuでもかまわない。 dellの新しい奴にnを入れるオプションがあることを祈る。 他のメーカーはlinuxモデルは用意してないっぽいし。

2009年12月25日

布団を干す棒が届いた。これで布団を干せる。

年末だし投資信託をETFに変換しようかとか思ったが、 料金プランは何が得だとか、手数料がなんぼでどうするのがいいとか、 そういうことを考えるのが面倒くさくなってきた。 利益出てると税金かかるし。

ひつじこを連れて羽田空港。それも歩いて。7.2km。 言い出したのはひつじこだし、7kmという数字を出して脅しても 行くと言うので決行した。 途中で力尽きるのではないかとドキドキしながらの工程だったが、 どうにかなった。だが、やっぱり帰りに爆発。 まああの程度は覚悟済みだったので問題ない。 7km歩けたということで自信を深めてくれればそれでいい。

2009年12月24日

自転車は空気を入れないと。今日は時間がギリギリだったので無理だった。 なお、そんなに真面目に畳まなくても、そこそこ畳めれば 会社の机の下に十分置ける。行けそう。

仕事が中途半端なまま年末。でもいいや。

2009年12月23日

友達が来てダラダラした。ピザを頼んでひつじこの学習が一段階進んだ。 次はおでんな。

折りたたみ自転車をいただいた。高いものをありがとうございます。 明日早めに出て使ってみる。

チューナーを借りて、とりあえず地上波アナログだけ見られるようになった。 そして、UHFが一応来ていることはわかった。 しかし地デジチューナをつなぐと信号レベルが20前後でダメだと言われる。 数字の意味はわからんが、50あればどうにかと言うのだからdbだろう。 デジタルは一定以下の強度になるとパタリと映らなくなるので困る。 なお、BSアンテナは不可能ではないだろうが、できれば大家さんに対応してほしい。 いくらかかるんだろうな。

しかし最低でも地デジに関しては2011年までには大家さんが手を打つだろうとは思う。 でないとテレビが見られない物件になってしまって不動産価値が下がってしまうからだ。 でもそれまでこのままというのは嫌だな。

年100万くらい利子が入ってくるくらい金を溜めたい。 それくらいあったら死なないからな。

2009年12月22日

そろそろDirectX10にも触ってみようか。 今度家のPCを買い換えればいじれる環境ができる。 IntelのGMA4500って一応10対応だよな。 MSDNを読んでみた感じ、既存のDX9ベースのものを移植するとか言わず 一から作るなら大した手間ではなさそう。 むしろ綺麗で作りやすいとすら思える。 でも家でしか動かせないのが問題だ。

SIGGRAPHの授業の感想がちらほら出てきた。おおむね好評。 一人「目が点になった」「世も末だ」とか書いてたが、意味がわからん。

にしても、一時的な置き場所としてここにzipを置いたのだが、 記事で紹介されてしまった以上しばらくは置いておかないとまずいな。 siggraphのサイトから落とせるようになるみたいなのはないんだろうか。 CEDECみたいに。

ひつじこ、羊毛の服は禁止な。こんなブツブツになっててダメでしょ。捨てれ。

ひつじこには1.5%の塩水を作ることがむつかしいらしい。 どうやって家庭科教えてたんだろうな。 本当にドリル作ろう。ダメだ。 近似計算練習ドリル。たぶん、需要あると思う。中学生くらいにはやらせたい。 できたらここに置くわ。

2009年12月21日

レイトレースについて調べてみたり。 工夫するところはだいたいわかった。 そして、もうちょい未来の技術であることもよくわかった。 焼きを自力でやるなら必要だろうが。

テレビは当分見られない。とりあえずアナログチューナーを調達しないと。 大家さんが「地デジって何?」という人なので当分無理だろう。 停波する頃にはどうにかなるんだろうが、それでは遅すぎる。 BSアンテナは自力で立てればいいんだろうが、 一階で通りに面した側に窓がないのでそれも無理な気がする。 あれ屋根で遮られたらダメだよな。そうなると どうにか大家さんに立ててもらう他ない。

フレッツテレビしかないかもな。毎月支払いが生じるのでできれば避けたいが、 初期費用1万に月額700円は払えない額ではない。 ただ、建物単位っぽいので勝手にできるものではない気もする。 NTTに聞くだけ聞いてみるか。

割り算で本当に割り算をしないといけないケースはほとんどないわけで、 そのへんは小学校で教えておくべきだと思う。 かけ算も2倍と10倍を組み合わせれば大半の計算はできるわけで、 7倍なんかを直接計算しないといけないことは稀だ。 そろばんは優れたスキルだが、 そういう手抜きを工夫する機会を奪ってしまうという意味では あまり良くないような気がする。 習ったことがないので印象だけで言っているのだが。

2009年12月20日

寝る以外になにもしてない気がする。

窓にフィルムを貼った。冷暖房効果が上がるはず。 残念なことに下半分は直接は貼れないガラスだが、 無理矢理貼ったらそこそこくっつくので、 上下をセロテープで止めればそこそこ行けそう。

地デジ対応がいつになるか大家さんに聞かねば。

ワンセグって何なんだろうと思っていたがようやくわかった。 低解像度にして帯域を削ったバージョンの地デジなのな。 案外見られるが、さすがに画質は悪い。 内容がわかればそれで良く字幕が読めなくてもかまわないものなら これでいいのかもしれないが。

siggraphのレポート記事をちらほら見ている。 体調がどうあれ行けば良かったかと思う一方で、 今行ってもそれほど得るものはないなという思いもある。 私が最新技術を受け入れる体勢になってない。

kd-treeくらいの原始的な技術でも、現場でまともに使いこなされているとは 限らない。単純な図形同士の交差判定ですら皆にとって常識になっているとは 言い難いのだ。クラスをうまく使う設計の仕方だってどれくらいの人ができているか 怪しいものである。そういう状態で一握りの人が論文レベルの技術を入れて ああだこうだする所にばかり注目していても全体として良くはならない気がする。 もっとも最新技術を必要とするゲームを作れば自然とそういう技術を学んで どうこうするんだろうなとは思うが。

レイトレースが流行るらしい。素直にやると不可能なのは明らかだが、 どっかで表を作って簡略化すればできるというのは想像できる。 目から物への方向と、光から物への方向の二つをどう混ぜて扱うかという話に なる気もするし、そうであればそれほど選択肢は多くない。 5年後のゲーム機で実用になるくらいまで来ているのであれば、 3年後くらいに学べば間に合うだろう。 結局指数な計算量オーダーをどうやって二乗以下に落とすかの問題で、 そこの大本さえきちんと理解できれば60点は取れる。

2009年12月19日

シンフォニアが終わった。1月から平均律。 2年半かかったわけか。

siggraphでやった意味があったのかいまいちわからない。 聞いてた人の感想がwebで一件も見つからないというのは かなり淋しいことだ。丸ごと幻だったんじゃないかとすら思える。

一ヶ月背広とか初耳だがなあ。

モニタをつながないならDVIはいらない。 vaioT以外に候補はないかな。

豆注文。ひじき1kg、ひよこ豆10kg、大豆10kg、レンズ豆10kg。

粉注文。6000円分。

はちみつ注文し忘れた。カナダ産のクローバーはちみつがおいしくて また注文しようと思っていたのに。450gで1200円と、 高いには高いがそんなにべらぼうではない。

2009年12月18日

カノッサの屈辱というのを見た。おそろしくくだらねえ。

FF13の評判がおもしろいことになっている。

2009年12月17日

そういえば、昨日ヒゲの外人さんが挨拶してきた。運営の人っぽい。 英語でできなくてすみません、と言ったら、 むしろ英語以外でやった初の本格的なセッションで画期的だみたいなことを言われた (気がする)。新鮮だった。 あの人は英語でやるのが当たり前だと思ってないんだろう。 自国語がたまたま世界標準になってしまっているだけで言語は平等、 という考えでいられるのだとしたら、それはすごいことだと思う。 実際のところ何をやっている人だかは知らないのだが、 たぶん相当すごい人なんだろうと思った。 なお、後で聞いたらピクサーのえらい人だったらしい。 そりゃすごい。

役所行って転居届。本籍も一緒に変えようと思ったら、 ひつじこのサインもいると言われたので保留。 おちびが出てきてからにする。

洋室に断熱シートを敷いてさらにゴザ。

尻洗い便座取りつけ。

金属製の棚を調整してヘルシオ置き場を作った。

ピアノ設置。

コーナンで窓フィルタを買ってきた。

ひつじこに怒られながらPCの再配線。というか、ひつじこがやった。

まだ24インチのモニタやスピーカーはつないでない。 モニタをつないでないのでドッキングステーションも出してない。 キーボードもマウスも出してないので直接ノートPCので打っている。 PCを買い換えるまでこれで生活してみて、 これでいいやとなったら24インチモニタは捨てるというのもアリかもしれない。 もしこのノートの小さい画面で困らないならそれでいいのである。 そうすれば一番デカイものが消えてすっきりする上に ドッキングステーションも無用になる。 作業は会社でやればいい。もし本当に余ったら会社にもってって使おう。

早くPC買い換えたい。LANケーブルを減らしたい。

二日ほど元々PCがのっていたちゃぶ台でごはんを食べてみたが、 ひつじこがやっぱり地べたでいいんじゃないかと言い出した。 そして、またPCをのせてしまった。元通り。

地デジ入ってないこの建物。大家さんにいつごろ入れるつもりか問い合わせ中。 ついでにBSも入れてほしいな。というわけで、現状何も見られない。 最悪地上波チューナーを別に買わねばならなくなるな。あとBSアンテナも。

この家、広すぎだ。部屋が増えるだけならいいが、台所やトイレなんて 広くならなくていい。フロおけがデカいのはうれしいが、その前の空間は不要だ。 特に台所はできるだけ配置を密集させていかないと使いにくすぎる。 和室はひつじこから一人出てくるまでは封印。

産まれるという言葉には違和感がある。すでにそこにいるのである。 出てくると言うべきだ。

2009年12月16日

シーグラフアジアでしゃべってきた。 疲れた。もう年だなと思った。 せっかくの機会なのにもったいないが、数日何もしないで休みたい。 体が動かない。

でもまあ210分間一人でしゃべり続ければそりゃ 疲れるだろうという気もする。 しかも、二三日前から舌のつけ根が炎症だか潰瘍だかになっていて 物を食ったりしゃべったりすると相当痛い状態だ。 さらにゆうべは新居で過ごす初めての夜だったわけで、 落ちつかないわ寒いわでロクなものではなかった。 当然寝不足。何もかもが試練だったと思う。

もうゴールしていいよね。こういう仕事は充実感はあるが、正直どうかと思うので、 たぶん最後だと思う。金にならないし。

というか、私一人が思ってるだけのことを こんなふうに会社の外でベラベラしゃべるのは マズイんじゃなかろうか。 客はきっと会社の代表として私を見るだろう。 実際私が考えるような研修をうちの会社でやったことなんてないし、 これからもないだろう、なんて言ったら詐欺だと思われそうだ。 あの本ですら研修に使ったことはないわけで。

ワリカンのモラルハザードと一緒の構造なのか。 生活が破綻して社会保障の厄介になると言うのは。 自分が食ったものの値段の大半を 他人が負担するために、食った方が得だという認識が生まれ、 皆が必要以上に飲み食いしすぎて全員が不幸になる。 自分が負担するべきものを他人に負担させるシステムは、 その負担が望ましくないものに対する負担でないと不合理になる。 例えば病気やら事故であれば、仮に他人に負担してもらえたとしても わざわざ病気になろうとは思うまい。 その意味でワリカンはシステムとしては非効率だ。 ただ、誰がいくら食ったのかをいちいち覚えておくのが面倒あるいは不可能だ、 ということがあるために存在しているにすぎない。 もしそれをたやすくする方法があればワリカンは追放されるべきである。 しかし、そういう方法を店が用意することはないだろう。 店はワリカンがもたらすモラルハザードのために余分な利益を得る立場だからだ。

2009年12月15日

復旧した。 引越しそのものは終了。広すぎて落ちつかない。

2009年12月14日

会社を休みにして引越し準備。少しやっては昼寝。

昨日はいっぺいとのじりんが来て朝までダラダラしていった。 良かった。いろいろ食わせられて良かった。

いろいろ考える。 結婚前、あるいは実家で暮していた頃につちかった常識や 生活スタイルを再検討せずに結婚後も続けるのは大変危いことだ。 例えば車を持つのは当然のことだ、という感覚で車を持ちつづける。 生命保険に入るのは当然のことだ、という感覚で高い保険料を払いつづける。 そういうことが積もりつもって、貯金できないまま 時間が過ぎていく。 生活のリストラを怠った結果として破綻するケースはこれから増えてくるのだろう。 現在の経済力や未来の経済力を過大に見積る、 あるいはそういう見積りそのものをしないという人は きっとたくさんいるのだろうと思う。 仮に夫婦の片方がそういうことに気づいていても、 もう片方がそれについて考えることに耐えられないのであれば 現状を続けざるを得まい。

でもまあそうやって破綻した人を放置しておくことは国としてできないわけで、 そういう人には社会保障がなされることになる。 そして、その財源はそうならなかった家庭からの税金になるんだろう。 その意味で、今節約しても後々大変な税金を負担して何も残らないという可能性はある。 今好き放題使っても後で救済してもらえるならばその方がいいという 考え方だってできるだろう。 こうなると、損得というよりは、 どういう生き方をしたいかという問題になる。

私ができるだけ節約したいと思っているのは、 もしかしたら損得勘定によるものではないのかもしれない。 質素な暮らしに慣れること自体がすでに幸せなのではないか。 もちろん、必要な時に必要な事に金を使える自由を確保したいということが 一番大切ではあるのだが、 質素であること自体が目的になっているという面はかなりあると思う。 物質的な豊かさは度を過ぎると精神的な渇きを連れてくる。 そして、大抵の人が思い描く「常識的な生活」は おそらくすでに度を越しているのだ。

結婚はあんまり勧められるものではないと思う。 私は運が良かっただけで、根本的には結婚に向いていない人間だ。 相手を間違えれば今ごろ恐ろしいことになっていただろう。 私はもう一生分の運を使い切ってしまったのかもしれない。 今まで私が積んできた努力その他に対するごほうびがこれなのであれば、 あるいはこの幸運がこれからの人生における幸せの前借りなのであれば、 私はこれ以上を望むべきではないだろう。 むしろ何かの形で還元していかないとバチが当たる。

ひつじこは女性なので、女性に多く見られる思考のパターンには かなり精通している。例えば、ひつじこが 私が冬に夏用スーツを着ていることに耐えられない人だったとして、 これに関する対立をどうにかするのは難しいということを 説明してもらった。 私側としては、スーツなんて滅多に着ないし、 周りにスーツについてああだこうだ言う人間もいない。 であれば、これにコストをかける意味は薄い、 それよりも、5万なり10万なりをもっと有効に使った方が 二人にとっての幸せは大きくなる、 ということを主張するだろう。 しかし、ひつじこが耐えられない、ということがあまりに辛い問題なのであれば、 そこは妥協して冬スーツを買うのが妥当ということになる。 と、ここまでは実は問題ではない。 問題は、私がそういう主張をし、ひつじこがそれに対して「それは耐え難い」 という反駁をするという過程そのものが、すでにひつじこにとって耐え難い、 ということなのである。 まあ、スーツの件一つであれば、何も言わずに従って 5万なり10万なりを払えば終わりになる わけで穏便に済ませることはできよう。 しかし、こういう事がいくつも重なって年間数十万という コストになってきた時、穏便に済ませるという選択肢は 将来的にあまりに高くつく。 子供を育てるために、あるいは老後の資金を残すために リストラをする必要がある、という主張をすることは 必要なことなのだが、 「将来の事と、そのミスマッチな背広のまま外に出ることは関係ねーだろ」 という感覚的なものをそれで納得させるのは大変な困難だということが なんとなくわかってきた。 わけのわからん屁理屈をこねているとしか思われない可能性は高く、 夫婦関係を悪化させた上に要求を呑まざるを得ないという事態になる。

私は本来結婚などすべきでない類の人間だったということがはっきりわかった。 今の状況は途方もなく大きな幸運の結果にすぎない。

結婚は、他人が夫婦になっていく過程の始まりにすぎない。 結婚してすぐなんて他人同士だ。がんばって夫婦になろう。 油断さえしなければ楽しみながらがんばれると思う。

PCを畳む時が来た。復旧は明後日あたりと思われる。ごきげんよう。

2009年12月13日

徳川家康(トクチョンカガン)、下巻。 ひどかった。コンドルのジョーはありえない。 あと池田隆なんとか。調子に乗りすぎだろ。 全体に多数派に異論を唱えるための手段になってしまっている印象も強い。 ダメ真田幸村とか、やけにかっこいいムネノリとか、 実は秀忠はまともだったとか、そんな感じ。 それにしてもいつも通り朝鮮。

友達が来るのでピザとかケーキとか。 引越しの準備は明日にしよう。そもそも大した作業もない。

2009年12月12日

ガスコンロを買った。4.7万。高級品。

カードのサイトを経由して買うと ポイントがたくさんつくことがわかった。 面倒くさいが仕方ない。ちゃんとやろう。 ガスコンロは楽天で、ポイントが2倍になる。 ソニースタイルとdellもポイントが何倍かになるので、 PCを買う時には忘れないようにする。

そろそろvaioTの冬モデルが投げ売りされないかな。 1月には春モデルが出るのだろうし。 しかし春モデルでi7が入るなら待ちたい気もする。

USBチューナー買った。15日に屆くので、 これでテレビが見られない日ができずに済む。

2009年12月11日

結局普通に働いた。でも動作確認もできたし、 月曜は休んで引越し準備。

こたつはダメ。入りっぱなしになってそのまま寝て体を壊すのが目に見えている。

コーラはどうしようもなく眠い時に買っているのであって、 別にストレスが溜まった時ではない。 つわりの時に比べれば大したことでもないので気にしないように。

プロバイダ変えないとダメだな。そのうち引っ越す。

2009年12月10日

私の本を読んで文法がわからない、とyahooその他で質問してる人が何人かいる。 文法わからないなら言語の勉強すればいいだろ と思うが、たぶんそういうことじゃないんだろう。 そういう初心者でも引き上げられる確率を高めるには どうすればいいんだろうか。

初心者をどうにかせねばと言っている私だが、正直に言えば やる気のある奴は勝手に勉強してどうにかなるはずだ、と思う。 こう言ってはなんだが、あれ以上親切に書かれてないと できるようにならない人と一緒に働きたいとは思えない。 ただ、それはそれとして、 プログラマの平均値を高めるためには もっと初心者向けの何かが必要だろうと思う。 それも単に説明がわかりやすいとか親切とかいうのでは足りず、 そもそもなんでそれを勉強するのか、 そして勉強すると何がおいしいのかをちゃんと伝え、 さらに、それが楽しくなるように幾重にも仕掛けをほどこす必要がある。 ゲームでなくてもかまわない。それが勉強の手段でなく 目的として見えるくらいに魅力的であればなんでもいいのだ。 しかし私にはゲームくらいしか思い浮かばない。

つうか、誰か本書けばいいのに。 私は業務で書いたのでお金は会社に行ったが、 会社によっては副業を認めてて丸々自分に入ることだってあるだろう。

やる気のない奴はダメで、それはそいつが悪いのだから自業自得だ。 それは厳然たる事実で、対個人で考える時にはそれでおしまいなのだが、 集団として考えるとそれで済ませてはどうにもならない。 統計あるいは確率として考える必要がある。 政治家とか役人という人達はそういう視点で仕事をしているのだろう。 それを冷静にできる人はすごいと思う。

パワポ作り終えた。300枚行かない。 CEDECの1.75倍の時間なのに枚数は3/5。 かなり余裕をもってやれるはず。

昼ひつじこが吐いた。 ゲロロロロという力強い音をBGMにごはんを食べる。 ひつじこが食えない状態だからといって私も食べない、 というのは何の解決にもならないからやらない。 同様に晩飯も一人で作って食った。 にんにく、ねぎ、白菜、わさび菜、チンゲンサイの オイスターソース炒め。全部余りな上に味も適当。 一人で食うなら味なんてどうでもいい。

明日発表PCの動作テストと若干湧いた本業が片づいたら さっさと帰って片付けその他をしよう。 うまくすれば月曜火曜は休める。

2009年12月9日

パワポ218枚。3/4まで来た。 体験談まみれになるので300枚行かずに済む。

無線LANの実効速度はよく書かれているものの4割くらいが限度っぽい。 それでもケーブルを減らすために次は無線にしよう。 dellの10vが11nを積んでくれることを期待して待つ。 ubuntuモデルなら使わないwindowsに金を払わずに済むからな。

無線のスピーカーってあるんだな。 やろうと思えばPCとスピーカーの間のケーブルも削れるわけか。

2009年12月8日

パワポ149枚。今回は300行かないな。 250くらいと思われる。 減りすぎて時間が余りそうになったら華麗にアドリブしたい。 できそうにないが。

かなり体験談を入れながらになりそう。 それにしてもSIGGRAPHでやる内容なのかこれ。 ゲーム専門学校とかでやったら喜ばれるんじゃね?

近くのヤマダ電器にガスコンロを見に行った。 さすがに売れると思えないのか最上位機種はない。 普通のものなら2万で買えることがよくわかった。 そういう低価格帯のものはネットよりもリアルの方がいいのかもしれない。 売れ残りの旧式が安く買える。

ガス器具専門店の方がガス器具は安い気がする。 そして、何故かリンナイの最新機種はガス器具専門店にしかない。 何かそういう仕組みがあるのだろうか。 電気は敵だ、とかそういうのが。

ガラス天板、無水両面焼きグリル、汁うけレス、で4.7万円。 ホーロー天板、無水両面焼きグリル、汁うけレス、で4万。

最近とにかくメモリが足りない。異常に遅い。 メモリ増設してまだ続けて使おうかとも思ったが、 1万も払って2GBにしてどうするというのだろう。 i7寸前にcore2マシンが投げ売りされることを期待して、 メモリの増設はやめておくべきか。

ひつじこはたまに透き通って見える。よくここまで育ってくれた。

2009年12月7日

しゃーない。腹が減れば機嫌が悪くなるものだ。

パワポ82枚作った。今回は400枚までは行かない。 CEDECの失敗を踏まえて雑談率(正確に言えば体験談率)と、 デモ時間をかなり増やすことにしたので、パワポ作りは楽。 45分を4コマ、というくらいでいい気がする。 本体はPDFだ。講義は概要紹介と考えるべきだろう。

大学の時に仕送りしてもらっていた郵便局の口座に まだ入っていることがわかったので、全部出してきた。 仕送りの余りなのだから親に返してもいいなと思うが、 向こうはあげたつもりだろうからいずれプレゼントか何かにして返そう。 アナログ停波した頃にHDDレコーダでも買うか。 あと、海外出張の時に余ったドルが出てきたので 外貨定期預金の口座に放りこんでくる。 タンス預金はジャマだし、円に換える気もしない。

2009年12月6日

「世界を不幸にしたグローバリズムの正体」。 原題を直訳すれば「グローバリゼーションと、その欠点」。 不況の時は減税してバンバン公共投資し、 インフレなど気にせず金利を下げるべきだ、ということらしい。 どこかの国が不況になって輸入が落ちれば、 それが他の国の輸出を減らすことになって世界に不況が連鎖する。 減税や公共投資には金がいるが、 不況になっている国には金がないのが普通だし、 とりわけ途上国は余裕がないので、 国際的な機関がそのための金を一時的に出してやる必要がある。 それがIMFだったはずなのに、実際にやっていることはまるで逆だ。 予算を絞って増税し、為替相場が下落しないように介入する、 ということを条件に金を貸すため、 余計に不況になり、為替相場が過大な状態であるために輸出もできず、 その間に海外の投資家は有利な条件で財産を引きあげるために国内がスカスカになる。 IMFは金持ちのためになることしかしておらず、 途上国の成長を妨害する陰謀だと言われても仕方ないレベルだと言う。

また、民営化は危険がつきもので、移行期に誰かが私腹を肥やしまくる のを助けてしまいがちだと言う。 先に十分な規制と競争状態を作るための準備をしておかないと、 民営化しても効率化されずロクなことにならない。 国営で赤字の状態も非効率ではあるが、民営化すればマシになると思うのは 間違いだということも書いてあった。 日本の郵便局についてもそういうことが言われているのを読んだ覚えがある。

貿易の自由化や金融の自由化も、準備ができていない状態でやれば 競争力で勝る海外企業に国内企業が破壊されてしまって 国がボロボロになる。 いままでうまく行った国を見てみれば、 例外なく自由化をゆっくりゆっくり進めてきた国ばかりだという。 日本なんかいい例だし、アメリカだって今でも輸入をかなり制限して 国内産業を保護している。

放っておけばみんながんばって競争して安くいいものが出回る、 という理論通りの世界は、相当な努力と準備なしでは作れないのだなということが 最近なんかわかってきた。 金持ちはもっと金持ちになるようにできているので、 放っておけば確実に独占が起こり、その立場を利用して 値段も上げるし、品質も下がる。 強くなりすぎた奴を強制的に弱めるような介入を常にしつづけなければ ならないというのがよくわかった。 平等主義は効率が悪いと言われるが、そんなのはウソだとも書かれている。 日本が一番派手に発展した時期はみんな中流家庭な雰囲気だったのだ。

そう考えると、 所得税の累進課税をもっときつくすべきだというのもうなづけるし、 贈与税や相続税なんてもっとべらぼうに高くてもかまわないのだなという気もする。

ゲーム屋というのはある意味健全かもしれない。 独占であぐらをかくことが不可能な産業だからだ。 高くしたり、品質が落ちたりすれば、みんな他の遊びに切り換えるだけだ。 急になくなってもほとんど誰も困らないというのは気軽でいいことだと思う。 政府の支援がないとかいって嘆いてる奴もいるようだが、 あるわけないだろそんなもん。ゲームをなんだと思ってるんだろうか。 うちらはなくても困らないものを作っていることに誇りを持つべきなのだ。

片づけ中。キャラコレだけ残して全部捨てる。楽譜もいいや。 windowsXPのディスクとか、リカバリCDとか、 そういうのも全部破棄。 あと、面倒くさくて放置していた借り物を全部返す。

monsterTVはD-subでつながないと動かない。 そして、うちのモニタはD-subとDVIが両方つながっているとD-sub からしか信号を取らない。あるいはPC側が信号を出さないのかもしれない。 いずれにせよ、テレビを見るのがかなり面倒くさくなる。 そして見られても640x480。 PCを買い換えるまでの一時的なものではあるが、ちと面倒だ。

メモリが多いPCが欲しい。1GBじゃダメだ。 タスクマネージャで見ると常にいっぱいいっぱい。 4GBなんていらないと思ってたが、多すぎるというほどでもないのかもしれない。

ガスコンロ。実は結構進化してるらしく、 汁受けがなかったり、天板がガラスで汚れにくかったりと いろいろあるらしい。ただし、それは5万くらい出せばの話だ。 ガス器具の場合、さらに引っ越した時にそのまま使えるとも限らないわけで、 ヘルシオのように気合を入れて最上位機種を買うという気分にもなりにくい。 なお、理想的には4.8万。現状維持なら1.7万。 近くのヤマダ電器にひつじこを連れていって選ばせる。

「おなかに人がいる」と言うひつじこは、 すでにおなかの子を自分とは別個の人間として扱っている。 最初はおもしろい表現だと思っただけだったが、よく考えてみると深い。

幸せなことだ。こんなに良い毎日が訪れるとは思わなかった。

2009年12月4日

SIGGRAPHの準備が進まない。本業が襲ってくる。 一応パワポはテンプレートを作って適用するところと、 最初の3枚だけ作った。本業はしばらく休む。 本気でやばい。日曜もやれるならやらないと。

鳥はむ汁でカレーを作った。 具はひよこ豆、たまねぎ、にんじん、ブロッコリー。 実はカレー粉を入れる前はおいしいトマトスープだったのだが、 鳥くさいのでカレーを入れてしまったのである。 食べられるのは明日。

ひつじこのパンはうまい。

郵便局の手続きもネットでできた。 電気ガス水道電話もおしまい。 あとは引っ越してから証券と銀行とプロバイダとカードと免許。

めでたくボーナスが出た。もしかしたら引越し代と相殺してくれるか と期待したが、さすがに無理だった。 がんばって会社をもうけさせないとな。

802.11nの実測値は50から80くらいという記事を見た。 うちの100baseの実測値は70くらいなので、互角か劣るくらいだ。 距離が2m以下なのでもうちょい出るかもしれないが、 あんまり期待はできない。 しかし、動画のビットレートが50メガ越えということはないだろう。 無線でネットワーク越しの動画再生をするのに支障がないなら ケーブルを削れることの利点の方が大きい。 マシンを買い換える日が楽しみだ。

GDCとかSIGGRAPHとかに会社の金で行くことについて考えてみると 結構難しい。自分が会社に払わせた金以上の利益を 会社にもたらせるかどうかは相当怪しいからだ。 仮に30万かかったとして、30万円分の知識をもたらせるか、 あるいはその後私が作るものの品質が30万円分高まるか。 どちらもさっぱり自信がない。 今まで3回も行かせてもらって私はいい経験をできてありがたかったが、 それが金につながった自信はやっぱりない。

2009年12月3日

ひつじこがまたかゆみに襲われて大変そうだ。

ロードヒットストア大会中。 コンパイラはいつになったらそういうことを気にしなくて済むくらい 賢くなるのだろう。せめて3回キャストする時に1回しか ひっかからないようなコードを吐いてくれれば文句はないのに。

SIGGRAPHという奴はみんな論文目当てで、 講義なんて時間つぶしだと聞く。 なにがなんだかわからないまま行かされた学生とか の避難場所になることを期待するくらいしかない。 10万払って来る奴も、10万を会社に払わせて来る奴も、 同じように優秀で気合が入った人だろうから、 私の授業なんてお呼びではあるまい。 本当どうしたものかと思う。

教育にかかわるのは本だけで十分だ。そう思う。

2009年12月1日

SIGGRAPHの準備進まない。本業やらなきゃ。 10日はかからないはずなのでまだ余裕はあるが。

ロードヒットストア。 インオーダーだと仕方ないという説明だが、 ちいさい整数型で持っておいてふくらませて使うような用途って 結構あると思うんだがなあ。

ひつじこは「もろびとこぞりて」の意味を知らず、 それゆえに「もぞりとこぞりて」とか言ってしまう。 「諸人こぞりて」なんだよな。

「だって、おなかの中に人がいるんだよ」と言われ、 確かにすげえなと思った。人がいる、と表現すると不思議に新鮮だ。


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