だだもれ

2009年9月30日

「むずかしい微分積分」。いい本だと思う割に 気に入らないのは、たぶん私が書いた奴と似たノリだからだ。 なお、「大学レベルならdxとかdyを数のように四則演算していい」 と書いてあるが、その根拠は書かれてない。 何をどうすれば安心できるんだろう。 つうか、理系の人々はどういう過程を経て安心して それができる状態になってるんだろう。

結局凸包に帰ってくるのな。 たぶんみんなそのへんの奴をもってきて組みこんでるんだろう。 自力で書こうとすると脳がもたない。 データ構造をどうするか考えるだけで辛い。

ゲーひつじこ復活。

2009年9月28日

家を2件見てきた。 一軒目は今より50mほど会社から遠くなるくらいの場所にあり、 フロの温度調節がない以外に問題はない。家賃も8.5万で 「アリかな」と思うものでは一番安かった。 二軒目は大鳥居の交差点からすぐの所にあり、 会社もビッグライズも近い。 フロは温度調節がついていた。 ただ国道沿いなので若干音があるのと、家賃が9.5万するのと、 新しい割に古く見えることが問題。

そういえば昨日の朝も一軒見た。今よりもかなり糀谷寄り。 家賃は8万台で、フロは昔タイプ。 しかしそれ以外に問題はなし。

まずこのあたりは一定以上の規模の集合住宅なら大抵光は来ている。 だから光ファイバーがある物件のみを選んでもほとんど選択肢は減らない。 テレビに関してだが、UHFアンテナがないというのはまずないので地デジは映る。 ケーブルが来ている率は低いので、 BSアンテナは自力で立てねばならないケースが多い。 また、8万台の物件はそこそこある。 今飛びつかなければなくなる、という類のものではおそらくない。

なお、ひつじこが一番いいと思った奴はもう売れてしまったようだ。 結構すぐなくなるものらしい。 ただ同じ建物の2階が近く空くという話を聞いたので、 いつでも引っ越せるように整理を始めるべきかもしれない。 礼金なしなので、18万くらい浮くと考えれば、 3年住むと仮定して5千円安い部屋と同コストと考えられる。

やっぱり分数のように扱うのは納得が行かない。 逆関数と考えると分子と分母をひっくり返せることは手を使って納得できた。 しかし、sqrt(dx^2-dy^2)のdx^2をくくり出して sqrt(1-(dy/dx)^2)dx と書く、みたいな自由度の高さがどうやって保証されるのかが やっぱりわからん。分子と分母をバラバラに好き放題していい、 ということを証明するのは、結構骨だ。 最終的にdy/dxという定義された記号になるものは証明できるが、 dyだけとかdxだけとかに定義の実体はないからな。 村山本は実用的で話が先に進むのはいいが、 納得したいという時には意外に足りない。

LiSPSMがどういう流れで出てきたかを納得できる気配がした。 ただ、実際の歴史の流れはログな奴とかPSMとかが はさまっててなんか面倒くさい。 実際の歴史ではこいつらがあってのLiSPSMだということはわかるのだが、 物事を理解するためのストーリーを作る上では こいつらを省いてもやれるんじゃないだろうか。 均一な奴の弱点をちゃんと調べてやった上で、 「ここどうにかしたいよねー」「でも、ここで不便になるのは嫌だよねー」 みたいな話からいきなりLiSPSMが出てくるようなストーリーは作れないのだろうか。

誰か「納得して使うシャドウマップ」みたいな本作らないかな。 まずは普通のシャドウマップ。そしてそれを実用的にするためのカリング、 それに伴う幾何学系の処理、あとどうしても必要な透視変換行列を 自力で作るための基礎。そしてLiSPSM。 きちんと納得して使えるように導いてくれる本があるととてもうれしい。

2009年9月27日

シュガー8話まで。やっぱりいい。 ちゃんと生きようと思った。

ひつじこが大食いを見て興奮している。 一人やけに顔がいい人がすごい勢いで食ってておもしろかった。

幻想即興曲がやけに長い。まともな速度で弾けるようになれば なんでもない長さなんだろうが。 先にシンフォニア7をどうにかしよう。

ふとジンギスカン食べたいと言ったらひつじこが過激に反応し、 そんな感じのものを作ることになった。 しかし丁度良く羊肉があるはずもなく、 100g69円の牛切り落としと、キャベツ、もやし、ピーマン、玉ねぎ。 そしてベル食品のジンギスカンのたれ。 先に野菜を鍋で蒸し焼きにした後肉を乗せた感じ。 肉は650gもあって半分しか食えなかったので、明日の昼もう一回作る。 今度は肉をタレに漬けておいたので少し味わいが違うと思う。 明日の朝ごはんはチャパティとカレー。

ひつじこの足の皮をベビーフットで引き剥がしたい欲求にかられる。 ひつじこの足は何故か臭くならないが、 これが乾燥しているからなのか、そういう体質なのかを見極めたい。 足が臭くない人間がいるなんて私は夢にも思わなかった。

2009年9月26日

西糀谷2,3、東糀谷1,2,3,4、萩中3、羽田1。 まずはこの中から検索しよう。 検索サイトは10くらいあるっぽいので、 全部調べて片っ端から問い合わせ。 あとは目についた不動産屋に入って話を聞く。 うちのすぐ隣あたりに7.5万で2Kのがあるので、 これも即問い合わせ。

7.5万のを見てきた。風通し悪すぎ。却下。

東糀谷4丁目の奴。広い。 フロの設備が古い以外に問題はなさそう。9万。 ただし、光ファイバーが来ているかどうかは不明。 月曜にもう2軒見に行く。

痛みと吐き気が引くようにと手を当ててえんえん祈った。 私はいまいち気功とかはよくわからんが、 たぶんこれは気功みたいなもんなんだろう。 この手の妄想を小学生の頃からしていたせいか、 なんか通りが悪い所とかがなんとなくわかるような気がしなくもない。 効くのかどうかはさっぱりわからないが、 効いてる気がするとひつじこは言うのでそれでいい。 こんなことで役に立つならいくらでもやる。 なお、両手ではさんで片方から送りこんで片方から引き抜くような イメージでやっていたが、なんか冷たい何かをもらってきてしまって なかなか抜けない。

シュガーを二人で1話見た。ひつじこも見られそうだ。 絵柄があまりにアニメなので不安だったが安心した。 考えてみればけいおんを見られるくらいなので心配する必要なんてなかったのだが。 ちらほら一緒に見ていこうと思う。

有川浩「フリーター家を買う」。 この人の最近の作品は物語性よりもメッセージ性を強く感じることが 多く、面白いには面白いがそんなにワクワクはしない。 ただそれはそれとして、真面目に働こうと思った。

荒山徹「鳳凰の黙示録」。途中からひどい。 肉付けする前のプロットがそのまま書かれているような感じで、 セブンブリッジを思い出す。 でも真田のザコっぷりは面白かった。

2009年9月25日

引越すことになった。子供ダメだって。 契約書に書かないんだなこういうこと。 で、不動産屋で聞いたのだが、 2DK以上なら大抵大丈夫だがそれでも100%ではなく、 1Kであれば大抵ダメだがダメだと書くことはまずないらしい。

とりあえず、こうなっては仕方ない。 いつか2部屋以上必要になる日が来るのだから、 今回の引越しで2部屋ある家に入ることにする。 「昼休み帰れる距離」は非常に重要なので、 それを優先して検索してみたところ、 10万払う覚悟があればいくらでも出てくるし、 条件的も似たりよったりである。 あとは見ないとわからないことがあるだろうから、 片っ端から見に行って 動画とメモを撮りまくってくる感じになる。 一個だけ9万のところがあるので、 これに関しては今すぐ見に行く。 明らかに相場より安いからだ。 もしこれが問題ないならすぐ引っ越す。

問い合わせメールを出した。返事待ち。

光ファイバーがない可能性は結構高い。 ADSLになるとかなり遅くなるが、まあしゃーないな。 あと、ケーブルテレビがない可能性は相当高い。 加えて、今みたいにチューナーが置いてあることはまずありえないので テレビを買う必要がある。

ゲームショーの感想とか書こうと思ったが、何あったっけ的な。 それどころじゃない。 でも、全体的にまったくワクワク感がなかったのは確か。 みんながんばって作ってるなあと思う一方で、 たぶんゲーム会社が相手にしないといけない人間は あのショーに来ない人々なのではないかと思う。 当然ながらあのショーはあそこに来るような奴に向けてやっているわけだが、 あそこに来るような奴はもはや多数派ではない。 やけにWiiのゲームが少なかったが、 それが即座にWiiが流行っていないことを意味するわけではないだろう。 大きな展示スペースを取る作品というのは、 どうしても見栄えがいい作品になりやすく、 結果的に金をかけて作った360やPS3の大作になる。 しかし、そういう大作が必ずしも100万200万売れるわけではないわけで、 展示してもさっぱり見栄えのしないDSや携帯のゲームこそが すでに主流になっているような気がする。

にしても、携帯電話ゲームの進歩は案外遅いな。 ソフト側の問題なのかもしれないが、 スーファミレベルのゲームが大半に見える。 半導体の進歩を考えれば初代バーチャロンくらいは60フレームで 動いても良さそうなものだが、まだそこまでは来ないようだ。 iPhoneとかならいけるんだろうか。

そういえば面積がえらく余っていた印象があるのだが。 あのショーそのものが縮小傾向なんじゃないだろうか。

ひつじこはよく王獣のものまねをする。 実は吐いているだけなのだが。

ロスプラ綺麗だったな。あれだけは鮮明に思い出せる。 どんだけがんばればああなるんだろ。 何をどう見せたいのかがはっきりしてるんだろう。

結局頂点足りないよな。今の絵を見てると。 輪郭に出ないポリゴンは法線マップやら何やらのおかげで 問題ないのだが、輪郭線はいつになってもなめらかにはならない。 曲面の動的分割が普通になる日は一向に来ないな。 しかし、よほど大写しになった時でない限り気になるほど ガクガクしているわけでもないわけで、 たぶんもう十分ということなんだろう。

2009年9月24日

ひつじこがみかんの皮を鼻の穴に入れてじゃがいもを切っている。 楽らしい。

最近やけに引越しをすすめられるので、 状況を整理する。

まず現状把握。現在の家は1Kで、専有面積は22.68平方。家賃は7万。 台所は5畳くらいあり、 かなり広い。台所に置くものはかなり多いので、 これが狭くなると結構困る。 少なくとも、「玄関から細長い廊下みたいなのがのびててそれが台所」 というタイプの家は無理だ。 あとの設備。風呂トイレ別、ガスがあり、 湯沸器があり、光ファイバーが来ており、 ケーブルテレビのチューナーが置いてあり、 そして、会社から走れば5分で帰ってこられる。 さて、問題は、これに相当する設備があって、 部屋が2つあるような物件がどれくらいあるかだ。 9万以下ではまずない。

そもそも、何故引っ越す必要があるのか、ということを 一番始めに考える必要がある。 今足りないものはなんだろうか。 面積か。部屋数か。

面積に関して。 まず、今よりもかなり改善できる見込がある。 棚を買ってでっぱった窓の所に置けば 地べたにあるものをほとんど収納できるのでだいぶ空く。 PCが乗っているちゃぶ台は、PCの買い換えと再配置で モニタ以外は乗せる必要がなくなるので、 より小さな台を買ってきてモニタだけを置けば、 かなり面積が減る。 あと座椅子はたぶん捨てる。 押入の中もまだまだ捨てられる。 広い部屋に引っ越せばそれらのことをしなくても済むようにはなるが、 それにいまひとつ意味を感じない。

部屋数について。 まず子供のための部屋について。 部屋の明かりを消しておけるのはいいことだ。 確かにこの点は大きいかもしれない。 ここに住み続けるなら部屋の何か仕切りを作って光が 多少でも弱くなるような工夫がいるだろう。

ひつじこと赤ちゃんが赤ちゃんのペースで寝起きするように なった時に私がどうするかは問題になるだろうな。 帰ってきて日記を書くとか、webを見るとかいうのは控えることになるんだろう。 しかし、PCを買い換えて移動できるようになれば、 私が台所でコソコソやればいいのかもしれないな。

あと、妊婦が階段で3階まで上がらないといけない点を指摘されたが、 これに関してはひつじこに聞くしかない。 ひつじこがゲーな今はゴミ捨てや買い物の類はほぼ 私がやっているわけだが、 生まれて体力が戻るまで私がそれを続ければいいだけのことなら そうすればいいだけのことに思える。

一番深刻なのは泣き声が隣の部屋に及ぼす迷惑かもしれない。 しかし、これは建物の防音性能に依存するので、 引越し先が今よりいいとは限らない。 ピアノを置けるくらいの部屋に引っ越せば100%問題ないだろうが、 10万以下の家賃では無理だろう。 菓子折りを持って二人で挨拶に行こうということになった。

なお、今度大家さんに子供が生まれることを言うのだが、 これで「じゃあ出てけ」と言われた場合は是非もない。 問答無用で引越しとなる。 ただ、二人で住んでもいいですか?と聞いてオーケーを出した大家さんであることと、 契約書には済む人数についての規定がないことから、 その公算は低いと考えている。

ちなみに、今の家の一番いいところは、 私が昼休みに帰ってこられる距離にあることだ。 朝出てって夜まで子供に会えないのはよくないと思う。 子育ての負担は可能な限り分担されるべきだ。 もちろんそんな恵まれた条件にある人が滅多にいないのは知っているが、 今こうして恵まれているのをわざわざ捨てるまでもないという気はする。 ひつじこもこの点はかなり重視しているので、 これを捨てられるほどの理由が引越しになかなか見出せないのだ。

2009年9月23日

やっぱ一人にしちゃダメだ。 当分休日は一緒にいるか、 すぐ帰れる距離にある会社で働くかのどっちかにする。こりゃいかん。

ひつじこが夢に見た鳥そぼろ。 家庭科の教科書のまんま作ったので、 味に責任は持てないが、どうやら食えるものになったようで安心した。

家なあ。

2009年9月22日

布団調べ大会。

何を選ぶかに関して問題になるのは、 高い羽毛と安いのでぬくさがそんなに違うのかと、 ひつじこにとって「十分にぬくい」レベルがどこかだ。 羽毛が高いと側の生地も比例して良くなるケースが多いので、 まともな店で買うならそこはたぶん気にしなくていい。 それと値段の問題。激安通販とかだと16cmの高級品が4万で買えたりする。 それでいて「スペック表に書ける要素」にはなんら問題がない。 同じものが普通の布団屋で10万するのが、 スペック表に書けない要素に違いがあるからなのか、 単に量販/量産効果によるものなのか、 あるいは原料仕入れ経路が異なる等の事情があるのか、 そのへんはさっぱりわからない。 というあたりのことを布団屋さんにメールで聞いてみた。

あと、布団の耐用年数や、進化速度によって払える金額は変わる。 寿命に関しては最長15年という印象。 進化もかなり速そう。羽毛布団が日本に入ってきてからまだ30年なので、 ここ10年くらいでもかなり状況が変化しているようだ。 また、ネット通販の出現で価格の下落が激しいというのもある。 今高いのを買うのは得策ではない気がしてきた。

68%OFFとかザラに見る、布団の定価って本当意味わからない。 定価がおかしいだけだろこれ。

羽毛みたいにかさばるものよりは、 「布一枚でこんなにぬくい!」みたいな科学の勝利を期待したいところなのだが、 考えてみれば保温する実体は空気なわけで、 空気をどれくらい含めるかでぬくさは決まる。 かさばらないというわけには行かないんだろう。 通気性を犠牲にすればいくらでも手はあるんだろうが、 それだと水蒸気がこもってひどいことになる。

のじりんが来てダラダラしていった。

SIGGRAPH用のプログラムをうちで動かしたら絶望的な速度だった。 10フレ以下しか出てない。そりゃ640x480フル解像度で 20タップのフィルタを2パスもやればそうなるか。 そして困ったことに、シャドウマップを有効にした段階で すでに30フレに落ちている。 最終版にはバージョン110を足して高速化をやることにしよう。 これではデモにならん。SIGGRAPHはうちのマシンを持っていく予定なわけで、 ここで60フレーム出ないと話にならない。

ポスプロはある意味どうにでもなるのだよな。 1/2解像度に落として、適当にサンプルを間引くか 本気で多段階解像度な奴を入れればそこの負荷はゴミ同然にまで落とせる。 問題はシャドウマップだ。これの負荷を落とす方法なんて 解像度を落としてPCFをやめるくらいしかない。 どっちも猛烈に画質が落ちる。 ミップマップ作ったら効くかもしれんがなあ。 あとはLiSPSMをぶっこむくらいか。しかしあんなもんどうやっても説明できん。 だいたい私がわかってない。あれなんで動くんだろう。

ひつじこがスピカで号泣。吐き気で泣いてるのかわからなくて困った。

ビトンだシャネルだと言ってる人は自分の美意識を持っていないんじゃないかと ひつじこ。「こういうのがかわいい」と学習した結果そう言ってるだけで、 自分が何を美しいと思うのか、美しいとはどういうことか、 というようなことをよく考えてないだけだろう、ということらしい。 他人にそれを常識であるかのように押しつけられるのはそういう人だからこそ ではないか。 今ルイビトン(敢えてこう書く)のサイトを見てみたが、 なるほど非力な女子が普段使うものではなさそうに見える。 自分で荷物を持つ必要のない金持ちが 旅行用に使うためのものとしか思えないとのこと。 明らかにデカいしゴツい。頑丈であることも作りが良いこともわかるが、 それが求められて買われているわけではないだろう。 「本当にビトンのバッグをちゃんと見て買ってるのか?」と疑問に思うという。 外人は「あのババくさいビトンのバッグを若いのがどう使いこなすのか 興味がある」とかいう感じで日本人を眺めているのではないか、だそうだ。 こんな長いことを文章にするのは面倒だということで 私が書いてみた。おもしろかったので。 ここを読んでいる女性にこれで怒るような人はあまりいまい。

こういうのに無縁であることは幸せなことだと思う。 ひつじこは自分に合うものは自分でしか作れないと思っているので、 そのへんに売っているものはどれも大差なく見えるのだそうだ。 お金がかからないことは本当に助かる。 つうか、贅沢で無駄遣いすれば後で自分も困るということを わきまえてくれているのが非常にありがたい。

しかしたけーな。かばん一個に263550円って、 それ私の手取りより多いんだが。

2009年9月21日

ひつじこが食いたいと言ったら逆らってはいけない。 あからさまにゲーゲーしていたので大量には食えんだろうと思って ハーフサイズを買ってきたのが間違いだった。 「残ってももったいないし、オレ食わんし」 とか思った自分を責めてみる。確かにケチだった。

つうか、何が食いたい、という類の欲求が日をまたいで続くということが 感覚として理解できてないのが最大の敗因か。 そういえば以前読んだ本に、女性はそういう不満足が リセットされないまま蓄積していく傾向があると書いてあった気がする。

SIGGRAPHの資料締切だったので働いていたが、 帰ってきたら涙目というか泣いてた。 やっぱり途中一回帰るべきだった。

つわりは大変だと思う。

とにかくSIGGRAPHの配布資料作りは終わったことにした。 どう考えても推敲しないとダメだし、 いろいろおかしいが、たぶん最終版は12月までにあればいいだろう。 パワポ作るのは寸前でいいよな。たぶん。 今は滞った本職を一気に片づけないといけない。 いくらなんでも迷惑かけすぎだ。この連休ですぐできる範囲のことは 全部処理しておかないと。でも、途中一回は帰る。 あと、携帯電話は音が出るようにしておく。 メールは本当気づかない。

ピラミッドなフィルタカーネルでもそれなりに動くな。2パスブラー。 ガウシアンみたいに綺麗に円形にはならないが、あんまりわからない。 ガウシアンだとなんで円形になるんだっけ? というところは後で確認しておこう。

羽毛布団買うか。それがそんなに暖かいなら今あるものをかなり捨てられる。 しかし、10万。まあPCよりも役に立つし、PCよりは安いと考えれば 躊躇する理由はないか。 本当に10万ないと買えないのかと、10万のものと5万のものに有意な 差があるのかどうかだけは確認するが、 おそらくこんなもんなんだろう。

ひつじこ熱下がった。

2009年9月20日

ひつじこを太らせねば。目標60キロ。 しかしゲーしてるうちは無理しない感じで。 筋肉を含めての体重増加でないと良くない。

便秘らしい。「これだけうんこのことを思ってるんだからきっと出るよね」だそうだ。

ペペロンチーノもどきを作ろうとして、 焦って失敗した。ひつじこの調子が悪いので 急いで作らねばと思ったせいか。 にんにくとしょうがが焦げて、苦味が残った。 豆板醤の代わりにコチュジャンを入れたのが失敗だったかどうかはわからない。

揚げ物は家でやるものではないなと片づけながら思ったが、 それはそれとして楽しい。 片づけの面倒くささを忘れた頃にまたやるんだろう。

ブルーム。何段階かの縮小バッファで独立にブラーする 例の方法は教材としては複雑すぎるので、 輝度抽出しつつ1/2、その後適当にブラー、 加算合成、という方法にしてみた。 しかし16回つついてもさっぱりぼけた感じにならないので、 4方向だけにのばして光条エフェクトにしてしまった。 これだと16回でもそれなりになる。汚いが。 でもまあ教材だしこのへんだろう。 真面目にやるなら最低でも2パスガウシアンをやらないとダメだが、 そんなもん説明してられない。 明日文章書く。

図書館で荒山徹の「鳳凰の黙示録」を借りてきた。 最初の数ページしか読んでないが、やっぱり朝鮮だった。

だいぶ食材が減ってきた。だが、まだじゃがいも1袋と、 りんご1袋がある。 じゃがいもはポテトサラダが一番消費しやすいな。 りんごは食うしかない。 みょうがも若干残っているが、 これはそばをゆでた時に薬味として消費されるだろう。

ひつじこがバスタオルを羽織ってトイレに行った。 冷えるほど吐き気が増すという画期的な発見によって、 事前に危険を避けられるケースが増えている。 デザイン的には「ねーよ!」と思ったが、 役に立つものだなバスタオル。 全くバスな用途には使われていないのだが。

薬は楽しい草じゃなくて、草で楽になると考えればいいのか、 みたいなことをひつじこが言っていた。何を言いだすんだろと思った。 ひつじこの友達の占い師によれば、 うちら二人は永遠に理解しあえないらしいのだが、 そんな幸せなことはないと思う。 理解したなんて思いこんだらおしまいだ。 お互いにけったいな生き物を飼っているつもりでいれば 幸せに生きられると思う。順調に行けば4月にはもう一匹 けったいな生き物が増える予定だ。

夢枕貘の神々の山嶺をひつじこに借りてきたが、 どうも最初の地図を見るだけで寝てしまうらしい。 「読みたい名前じゃないんだ」とか言っている。 よくわからないが、ひつじこは女とか人類とかいう前に 哺乳類あるいは脊椎動物なので、 野生に従って生きてくれればそれでいい。

したいこととしたくないこと、好きなことと好きでないことが はっきりしているのは健全なのだろう。 教養のため、とか、後で誰かと会話するネタにしたいから、 とかいう理由で物を見ないのはたぶん良いことだ。 それらの理由で物を見ることを全否定するつもりはないし、 どうせ私はそういう理由で物を見ることをやめはしないのだが。

でも読み始めたっぽい。

このはちみつうめえ。豆のダイマスで通販したカナダ産クローバーはちみつ。 普通のはちみつと違って甘味がやわらかい。 暴力的な感じがないのが素敵だ。 そのままスプーン一杯舐めても苦痛にならない。

夏も終わったし、3月まではPCを買わずに済ませられそうだ。 1920x1200をデジタルで吐ける機種が増えることに期待。 あと超低電圧i7。

2009年9月19日

舞城王太郎「熊の場所」。ひつじこの気晴らしになんとなく 借りてきたものだが、なんか良かった。 この人の文章は独特だが不思議に読みやすい。 そして何やら不思議な共感がある。

スカイクロラ。何だったんだろうこれ。

というわけで、図書館から借りたものを片づけたので、次は有川。

ひつじこがずっと芸能人がものを食ってる番組を見ては大騒ぎしていた。 今日は調子がいいらしく、「ゲーひつじこ」から「オエーひつじこ」 に戻っている。近くの製麺屋で買ったうどんも食ったし、 ふかしたさつまいもも食った。 ダメ野菜煮もそれなりに食ったし、バナナも食った。 実に見ていて気持ちいい。 そしてエリンで号泣。もう何で泣くのかわからない。 ここ最近調子が悪すぎて持ち前のアホっぽさが 見られなくなっていたが、今日はだいぶアホっぽくて実にうれしい。

ハム速で結婚に関する格言集を二人で見ていた。 最低限二人で笑ってこれを読めないとまずいんだろうなと思った。

布団買わないと。冬用羽毛布団と、ついでなので赤ちゃん用布団も買う。 ヨネタさんに相談するか。あの布団屋は良さげだ。

パシーマいい。 パシーマというのは脱脂綿でできたタオルケットみたいなものなのだが、 これが薄くて軽いくせにやけに暖かい。洗濯機で洗えてすぐ乾く。 布団を買った時にシーツ用の厚いの(サニセーフ)と 上にかけるパシーマを買ったのだが、大当たりだった。 で、この生地で赤ちゃん用の服とかあったらいいなあと思って調べたらあった。 買わねば。にしても、このサイトにしても製品本体にしても、 もうちょっとデザインを考えた方がいい気はする。 うちらは気にしないからいいが、 例えば出産祝いにこれをプレゼント、というようなことはしにくい。 デザインに気を使う人だったらたぶん喜ばないだろう。

じゃがいも(メークイン)たぶん7分。さつまいも7分。卵2分で白身だけ固まる。 圧力をかける時間。

ダメ野菜煮が思ったよりうまい。生鮭に塩振って、 上に置いて蒸したら、かなりいい感じになった。 肉やコンソメスープなしで味を整えようと思えば、 水を入れないことが最重要。 汁物にしようと思うから味が薄まって失敗する。 ただしこれをやる時にはトマト缶かトマトが必須だ。

2009年9月18日

ひつじこが泣きながらさだまさしを聞いている。 「この人服の趣味悪いよ」と泣きながら言っているのがおかしい。

シャドウマップの説明。 透視変換、正射影、ビュー行列、バウンディングボックス、 みたいなのを全部当たり前に思えるところまで理解できてないと 根本的に無理だ。相当詳しく説明したが、 これでもわからない人はたくさんいると思う。 そして、次のブルームはさらに厄介な気がしてきた。 バイリニアフィルタ、8bitテクスチャの限界、 みたいなものはそれなりに触れてないとよくわからない のではなかろうか。

キャベツ、ねぎ、にんにくを炒め、 そうめんを入れて、味付けはオイスターソース、醤油、 豆板醤。言うならば中華風なペペロンチーノ。

ダメ野菜をまとめて鍋に放りこんだ。 にんじん2本、じゃがいも5個、たまねぎ2個、キャベツ2/3個、トマト缶2個。 どんな味になるかは不明。所詮ダメ野菜処理用の料理で、 まずくても気にせずくう。

エリンの35話の演出が頭おかしい。いくらなんでも調子に乗りすぎ。 そして、泣くひつじこ。

2009年9月17日

シャドウマップ。説明しようと思うとかなり難しいことがわかった。 まず、影を描くというのがそもそもどういうことなのかということを 論理の飛躍なく考えられる道筋を考えないといけない。 そして、レイと物の交差判定を高速化するために「ライトからの距離」 を表にしておいて、そこから取ってくるという方法を取れること。 そして、これをGPUで実行する手段としてテクスチャレンダリング という考え方を導入すること。 ここまで段階を分けないとピンと来ないんじゃなかろうか。

温水便座の取りつけ。結構大変だったが1時間くらいでどうにか。 一回豪快に水漏れして肝が冷えたが、大事なく済んだ。 こんなことに手数料数千円も払えるか。 しかし邪魔なオリジナル便座。しかも普段見えないところがかなり汚い。

「戻しやすい物」が「吐きやすいので注意を要する物」 ではなく、「苦痛なく吐ける物」であるという衝撃的事実。 そこまで追いつめられているらしい。 実際、「オエーのひつじこ」はすでに卒業して、 「ゲーのひつじこ」になっている。 本人によれば「ゲボ・ひつじこ」らしい。

トイレの取り付けと並列して めんつゆ作り。昆布25g、さばぶしを主体とした安いダシグッズ150g、 水2.5リットル。そして失敗。 酒のつもりでみりんを投入して甘くなりすぎた。 入れてから「あ、酒じゃないしこれ」と気づく始末である。 とりあえず食えるには食えるので、小分けして冷凍しておく。 めんつゆ以外にも煮物の汁に使える。

微積分、本当わかってないな。 もっかい村山本を読みなおさないと。 結局使用頻度が低いのが原因なのだが、 CG関係のことだけやってられるわけでもないし仕方ない。 ゲーム作ってて二重積分が出てくるのなんて本当CGくらいだ。 何か具体的な問題を自力で解いてコードにして動かす、 という過程を何回か経ればわかってくるとは思うんだが。 まあいい。こうやって数学ができないことは 人に何かを説明する上ではプラスだろう。

まあヤコビアンって何だっけ、とかいうレベルでは本当に話にならんのだが。 偏微分した感じの奴だということは覚えていて、面積素片とかを 図にかいて考えなくても機械的に出てくる便利な奴なことも覚えているが、 どっから出てきたっけそれ、みたいなところは怪しい。 そして、面積素片の計算とかを見ていると、 どうにも無限の扱いに納得が行かない事が多い。 sin(x)はxが小ならxだよね、というような事は それ単体なら納得できるが、それが他と複合して、 しかもそれを無限に足し合わせる、みたいなことになった時にも 適用できることがさっぱり納得できない。

理解できてないものは安心して使えない、というのは たぶん技術者としてはダメなんだろうが、 それはそれとして、 たかだかゲームに使う程度の技術なら 全部理解しておきたいし、 逆に、理解できる範囲しか使わなくてもゲームくらいは作れるだろうと いう気もしている。

理解してなくても動くものは作れるんだな、と今すごく実感している。 過去作ったものはそれなりに動いていたが、 しかし今の私が「理解した」と呼べる水準まで理解できていたものなんて ほとんどなかった。 そして、それがメンテナンスや改良、適用範囲の判断を 難しくしていた原因だったのである。

t=cos(x)。xで微分すると、dt/dx=-sin(x) これをあたかも分数のように扱って、dx=dt/-sin(x)と書いていい。 しかし、なぜいいのかが納得できてない。 なお、馬鹿正直にdx/dtを計算したい場合、 t=cos(x)を、x=acos(t)となおす。tで微分すると、 dx/dt=-1/sqrt(1-t^2)になる。 昨日はここで止まっていた。しかしよく考えてみれば、 sqrt(1-t^2)はt=cos(x)から、sqrt(1-cos(x)^2)で、それってsin(x)だ。 つまり、dx/dt=-1/sin(x)。 かくして分数のように扱った結果と一致する。 ここまで行けていれば部分積分の地獄にはまることもなく 昨日のうちに解けていたわけだ。

分数のように扱っていい理由をしっかり理解しよう。 ここを納得できれば飛躍的にいろんなことがわかるようになる気がする。 あとヤコビアン。

2009年9月16日

ひつじこがさらにひどいことになっている。

ひつじこ用の物を貯蔵できるように冷蔵庫を空けることにした。 まずばあちゃんから届いた果物を食い尽す。

ヨーグルトカレー粉塩漬けの肉はおいしくなっていた。 ハムっぽい風味。ハムが食べたくなったら作る。

フレネルとかスペキュラ正規化の事を説明しようとして、 自分がぜんぜんわかってないことに気がついた。 そもそも反射とか屈折とかいうことが全然わかってない。 式とってきて入れただけだ。こんなもん説明できない。 なので今回は省略した。そして省略してもあんまり 絵は変わらなかった。モデルが球や板なので凝ったことをしても あまり変わらないのである。

スペキュラ正規化。cos(x)^e*sin(x)が積分できない自分に気づいて 愕然とした。cos(x)^eさえ積分できれば部分積分と置換積分で どうにかなりそうだが、あんまり綺麗な形にはならない気がする。 実際webで調べても漸化式しか出てこないし。 一応CEDECでやってた講義のパワポを見て最終形がどうなるかは知ったが、 どうやってあそこまで持っていくのかはさっぱりわからない。 わからないものは説明できないので、 やっぱりこれもやめだ。ユーザがスペキュラ色を渡すように仕様を変更。 (e+2)/PIを掛けて正規化してるのをどっかで見かけて それでいいと思ってたんだが、あれは何だったんだろう。

この準備と溜まった本業が片づいたらドーンと勉強しよう。 人に説明できないレベルのことを売り物に入れてはいかん。 胸を張って売り物に入れるためにも、しっかりと理解せねば。

温水便座を買った。明日か明後日に屆く。妊婦には必需品らしい。 パナソニックの一番安い奴だが、基本機能に問題はないだろう。 kakaku.comでも悪い評判は立ってない。 寸法が合うか不安だったが、パナソニックのサイトには 便器の型番を入れるとつけられるか判定してくれる機能があって 助かった。東芝の方が安かったのだが、こういう機能がなく 取り付けられる基準がわからなかったのでパナソニック。

2009年9月15日

シェーダを入れた。ランバート、ブリン、フレネル項スペキュラ減衰、 半球ライティングでの間接照明。 文章はまだ。

歯磨きで吐き気を催して台所へ走り、 そこに置いてある米の臭いでさらに吐き気を催した。 ひつじこは大変だと思った。

幻想即興曲をちょっと譜読み。 これ、弾いてる最中に飽きるな。 ショパンたぶん向いてない。 でも弾けるとおいしいのでがんばる。

2009年9月14日

カメラワークとリプレイ。明日はライティング。 日曜やらなかった分を明日で取り戻す。

昆布ごはんとピーマンのブレイズとひじき。 ひじき煮がだいぶ減った。ピーマンは食い尽した。 そろそろヨーグルト漬けにしてある鶏肉を焼くか。

ひつじこリズム天国。つんくって人がすごいのか、 このゲームを作ったチームの人がすごいのかはわからんが、 ひつじこにここまでリズム感を身につけさせるというのは大したものだ。 シンコペーションなんて絶望的なくらいダメだったのだが、 気がついたらなんかちゃんと野菜を斬ってる。

保育園に入れない問題をテレビでやってた。 こうやって注目されてるのは共働きが予想外に増えたせいだろう。 あんまり急激に増えたせいでいろんなことが追いついていなのだと思う。 供給が足りない状態が続けば価格が上昇するので、 長期的に見れば保育園は増えるのだろうが、 長期的にとか言ってられない人は確実にいるし、 価格が何らかの条件で固定されていれば供給は理屈通りには増えまい。 かといって、いますぐ国がドーンと保育園を増やすというわけにも行かないだろう。 なにせ人が足りない。 そして、国にしてもこの保育園需要がこのまま続くという読みが 支配的にならないと増やせないだろう。 不況で共働きが増えただけ、という読みが支配的であれば、 景気なんてそのうち良くなるんだからそうそう増やすべきではない という話になる。 今すぐできることなんて、保育園に入れないとヤバい家庭を優先するように 点数付けを変えるくらいしかないんじゃないだろうか。

さてうちらの問題。ひつじこは働きたいと思っている。 金のためではなく、生き方としてだ。 であれば保育園は必要だが、 現実問題そうそう入れるものではないと聞く。 そして、こう言ってはなんだが、 経済的にもっと先に入るべき家庭はたぶんたくさんあって、 たぶんそういうことは行政側がちゃんと見ているのだろう。 うちらの子を入れることで今日テレビで見たような家族が はじかれるとしたら、それはあんまりだ。

私が家で働いて食っていけるだけ稼げれば理想的なのだよな。つまり。 一つの理想として頭の隅には置いておこう。 週に一日は家で仕事することを認めてもらうとか、 そういう事からかもしれないな。 とりあえず今すべきことは、金を稼げる人間になることか。 そして、どこまで金を使わないで生活できるかを追求し続けること。

金を溜めよう。生き方を選ぶ権利を未来に残すために。

2009年9月13日

ひつじこの吐き気がひどい。 それを理由に仕事をしないまま一日を終えた。 SIGGRAPHの準備は全く終わってないわけで甚だまずいが、 こういう時に仕事すべきなのかどうかはよくわからない。 仕事をしなかったからといってひつじこの役に立てるわけでもなく、 場合によっては余計に神経を逆なでする事にしかならないかもしれない。

ひつじこが何が食べたくなるかが全くわからない。 ソーセージとかナポリタンとか、 市販品を買ってくるのは簡単だが、 それでいいのだろうか。 特にソーセージは問題で、あれだけ食品添加物ドッサリの物を 妊婦に食わせていいものだろうか。 さんざん悩んで比較的マシそうなものを買ってはきたが、 普段買わないものだけに味なんてまったくわからない。 で、晩飯は焼きそば。

2009年9月12日

昆布だしに味噌漬け鳥胸肉といんげん豆、生姜を入れたスープ。 ひつじこがラーメンを食いたいと言うので、 このスープに醤油を足して麺を入れてラーメンにした。案外悪くなかった。 そのへんのわけのわからんラーメン屋よりよほどうまい。 上品系のラーメンならうちで作ってもそれなりになる。

昆布はグルタミン。これと合わせて相乗効果があるのは動物性のダシで、 味噌漬けあるいは塩漬けの肉、あるいは鰹節など。 昆布同様にグルタミンが入っているのはトマト。 トマト+肉、トマト+魚の組み合わせはこれによる。 トマトか昆布、それに肉か魚。これで鉄板。

岩田規久男「マクロ経済学を学ぶ」。 だいぶわかってきたが、まだぼんやりしている。 エコポイントは道路を作る代わりと考えるとわかりやすいんだろう。 定額給付金はどれくらい乗数効果があったんだろうか。

シンフォニア14、猛烈に納得が行かないが終わったことになった。 次は念願の7番だが、14は弾いてるうちに7より深い気がしてきた。 ちらほら弾いておいて、来週完成形を先生に見せようと思う。 チェルニー40-17、いまいちだが終わったことになった。 こっちはまあいいかという気分。今の指の性能ではこれ以上にはならない。 今週来週は集中的にドビュッシーをやって仕上げにする計画。 その次はメジャーな幻想即興曲。結構長いなこれ。

バルトークのピアノソナタそのうち弾けたらいいなあ。 こういう何だかわからん曲は聞いてもさっぱりいいとは思わないが、 たぶん自分で弾けば何かが見えるような気がする。 バッハも自分で弾いて初めて見えたものが多いのだ。 あと弾きたいのはジャズっぽい奴。 なお、ドビュッシーのアラベスクはわかりやすくいい曲だが 自分で弾いてもいまいち面白くない。 そして幻想即興曲もそうなりそうな臭いが微妙にする。

国が銀行に金を貸す金利を下げる。 銀行は安い金利にひかれて金を借りる。借りた金は誰かに貸す。 貸す人を増やすには金利を下げて貸さねばならないので金利が下がる。 結果借りる人が増え、借りる人はその金で事業を拡張したりする。 拡張する時に例えば工場を作るなら、 それは工場を作るのに動員した人やら会社やらに金が行くことを意味する。 それらの金は債券やら株やら土地やらに投資されたり、単に物を買われたりする。 物を買えば、この行動がさっきの事業拡張を支える。 また、物は買う人が増えれば値段が上がる。 特に債券やら株やら土地やらの値段が上がれば、 それを持っている人の資産は増えたことになる。 結果気が大きくなって物を買う。 この物を買う行動も、さっき事業拡張した会社を支える。 好景気。 オーケー。金融緩和という奴の理屈がわかった。 この理屈通りに行くにはいくつかの条件が必要で、 一番根本の「金利を下げたら借りる額が増える」 でつまづくと終わる。 最後の「結果気が大きくなって物を買う」も 皆が気弱だとそうならない。 でも、大枠ではこういうふうに動くと考えて政府はがんばっている。

国が銀行に金を貸す金利を上げるケース。 好景気すぎてみんなが物を買おうとしすぎると供給が間に合わなくて 値段が上がる。値段が上がれば企業はもっと作りたくなるので 企業は金を借りてバンバン作る。 バンバン作ろうとするには設備投資をしたり、 人を余計に働かせたり、人を雇ったりしないといけない。 人を余計に働かせるには賃金を上げないといけない。 人を雇おうとしても人が余っていなければ、 より高い給料を出さないといけない。 結果みんなが持つ金の量は増える。 物価と財産が両方増えるわけでインフレだ。 インフレはこういうわけであんまり問題ないことなのだが、 あんまり激しくなると 値段を上げられるものと上げられないもののギャップがまずいことになったりして いろいろ問題が出る。 例えば「年1%」とか決まってる国債の類の価値がガタ落ちしてしまう。 そういうわけでほどほどに抑えたいわけだ。 そこで、国が金を貸す金利を上げることであんまり借りないようにする。 設備投資できない。人を雇えない。物価が上がっても 生産を増やせない。みんな高いのが嫌になって買わなくなる。落ちつく。 オーケー。

給料増やすとその分コストが上がってそれが値段に反映されて 結果売れなくなって意味ねえ、というパターンがあるらしく、 これは誰も幸せにならないインフレらしい。 生産を増やそうと思って人を増やしたがあんまり生産が増えなかったとか、 そういうことだろうか。

ある程度インフレしてないと失業者が増えるという理屈がわかった。 余ってる人がいない状況にしようと思えば、 金がバンバン回って企業が物を作りまくりたくなる状態にしないといけない。 しかしそれを重視しすぎるとインフレしすぎる。

所得税っていらなくね?全部消費税でいいじゃん、 と前ミクロ経済学の本を読んだ時に思ったが、意味がちょっとわかった。 景気が良くなって収入が増えても税金が増すので みんな物をそれほど買わず景気が良くなりすぎない。 景気が悪くなっても税率が下がるせいでそれほど 物を買わなくなるわけではないので景気がそれ以上悪くならない。 安定化装置としての意味があったわけだ。 累進課税ゆえの効果だ。 累進課税のメリットは安定化効果で、デメリットは 働いても税金でもっていかれるので馬鹿馬鹿しくなってがんばらなくなる効果。 この間でバランスを取っているわけか。

豊かになるにはみんなが物を買わないといけない。 その行動で金がグルグル回ることでみんながいろいろ工夫して 技術が進歩して効率がアップして豊かになる。 金が回らないと何もしなくなって技術が進歩しなくなるので 豊かさは増さない。 豊かさを増すには生産性の向上がなければならず、 それは技術が進歩することでもたらされる。 企業活動がなくても技術の進歩が同じくらい起こるなら こんな問題はないんだろうが、それが無理なことは 共産主義の国が身をもって証明してくれている。 人間は富を求める生き物なので、その性質をうまく飼い慣らすしかない、 というのはよくわかる話だ。

でもまあ、オレらまで過剰に富を求めなくてもいいよな。 不安にならないだけの金を溜めて、あとはつつましく暮らせればいい。 生活の効率を高めるものへの投資はある程度はするにしても、 贅沢はいかん。特に食い物と服と住居。こいつらは投資ではなく消費だ。 欲求は満たされないものなのだ。大きな快楽はより大きな快楽を求めて際限がない。

生活を良くしそうな投資。 フライパン。中華鍋を捨てられてスペースを有効活用できる。 PC。消費電力と占有スペースを減らし、子供が触って壊す恐怖を軽減できる。

最近覚えた調理法。丸元の言葉で「ブレイズ」。 野菜を切った後水を切って、ちょっと塩を振っておく。 ビタクラフトなフライパンを空焚きしておく。 野菜投入。少し油をかける。ふたを閉める。 しばらく強火、そのあと適当に弱火か、火を止めて放置。 こんなもんかと思ったら味を調整。 加熱中は焦げないように何回かゆする。 利点。ガタガタかきまわさなくていい。 フタと鍋の保温性のおかげで強火を保つ時間が圧倒的に短く燃料費を節約できる。 この鍋だと焦げないので油は少量でいい。 また油の加熱時間が短い上にフタがあるので酸化もあまりしない。 もちろん油蒸気もあんまり出ないので周りが汚れず 部屋に油の臭いが充満することもない。 ただ欠点もある。複数種類を炒めるのは結構難しい。 フタがあるので具合がわかりにくいためだ。 しかしこれは熟練で補える。 あと、フライパンが小さいと単純に量を作れない。 この調理法のおかげでデカいフライパンが欲しくて仕方ない。

2009年9月11日

鳥胸肉の味噌漬けを、古くなったにんじんと、古くなったきゅうりと 炒めて、塩胡椒して食った。案外悪くない。 そして、ビタクラフトでの炒め物はかなりいい。 中華鍋を捨てられるかもしれない。

デカいのも欲しいなこうなると。 ビタクラフトウルトラの27cmフライパン。 だが、3万する。ありえない。

3D向けにゲームデザインをいじった。明日はカメラワークとリプレイ。 日曜日中にライティングまで行きたい。 ここからは面倒くさいが数年前は専門だったわけで たぶんそんなに苦労はしない。 ランバート、ブリン、フレネル項スペキュラ減衰、 スペキュラマップ、半球間接照明、法線マップ、シャドウマップ、ブルーム、DOF。

早めに来たのだから早めに去ってほしいものだ。ひつじこのオエー。

2009年9月10日

CEDEC打ち上げ。寿司おごってもらった。ごちそうさまです。 そして帰ったらひつじこが寿司食いたいと言い出した。 やっぱり土産を作ってもらえば良かった。 魚の臭いがダメだったりもするので安全を取ったのだが、難しい。 いざ目の前に食べ物がある状態になったら食べられなくなる、 ということもあるし。つわりは本当に難しい。

3D化が終わったが、3D化によって デバグすら困難なほど操作性が悪くなることがわかった。 仕方ないので先にゲームデザインを見直す。 3Dになると厳密な操作を求めるゲーム性は無理になるので、 ある程度あいまいな入力でできるゲームに変えてやらないといけない。

2009年9月9日

3D化。進まない。歯医者に行ったのもあるが、 単純に説明の仕方が難しい。 シーグラフに来るような奴に 「ローカル、ワールド、ビュー、クリップ」みたいな話をしては いけないんだろうと思って端折るわけだが、 どこまで端折っていいのかがよくわからないし、 正直端折って説明するのに慣れてない。

飲み会。飲み会そのものはいいのだが、 タバコはこの世から消えてほしいといつも思う。 帰ってきてすぐ玄関で全裸になってそのまま洗濯機に放りこみ、 部屋に入る前に風呂に入って2回体を洗った。

2009年9月8日

昆布だしの粥。 米100mlに水1000ml。昆布が水を吸って減るので、 できる量は合計1リットル程度になる。 1リットルで昆布を25gも消費するため、 スーパーで買えるような昆布では1g5円以上して不経済だ。 そこで、1kg通販した。 真昆布の耳が1kgで1800円。送料を入れると2500円。

干し椎茸は安くてもキロ5000円はする。あきらめよう。 そんな財力はない。 あとはカツオだが、これは手間を最小化するためにも 削った奴を買ってきて全量投入してダシを作る、という方法にしないと無理だ。

国の借金がどれくらい問題なのかがよくわからない。 増え続けるのはまずいが、一定額に収まっているなら もしかして問題ないんじゃなかろうか。 国は国民から金を借りており、 貸す方は余っている金だから貸しているだけだ。 日本人は他の国の人に比べて溜め込んでいる量が多いので、 それを反映して国が借りられる金の限度も大きいはずである。 ただ、皆がビビって一気に換金しようとすると崩壊するし、 金利の払いが毎年の予算を圧迫するようになるとまずい。 後者はすでにそうなっているのでどうにかしてほしいわけだが、 国が下手なケチり方をするとみんなが金を使わなくなって 税収が減って余計にダメージを負う可能性があるのが難しい。 税収増になって帰ってくるような金の使い方は正当化されるのだが、 そのへんってどうしたらいいんだろうな。 例の定額給付金やエコポイントがそういうものだったのかどうかはよくわからない。 効果的だったと言う人もいれば、単なるバラマキだと言う人もいる。

国内債券投信の買い付け設定を解除して、国債を買うことにした。 積立のかわりなので、年4回買う感じになる。 問題は種類。 途中で換金する恐れがあるかどうか、 これから金利が上がる可能性が高いか低いか、 あたりで選択が変わる。 個人向け10年のを買っておいたが、 換金しないと考えれば10年固定金利の奴でいい気もするな。まあいいか。

pdf39ページ。シーン移動が終わったので、次は3D化。 アニメーション、ライティング、ポスプロ、とネタはたくさんある。

ひつじこが豆腐を食べたいと言い出した。 じゃあ明日買ってくるわと言ったら、 それじゃ明日の夜とかになっちゃう、とか言う。 どうやら今すぐ食いたかったらしい。一緒に買いに行った。

2009年9月7日

pdf27ページ。プログラムを作りながらだと進まんなあ。 一日10ページしか書けないというのは困ったものだ。 VisualStudioの地雷も踏んだし。

同じファイル名のcppを足すとまともに動かない。 2005ではobjの名前をいじって自動で回避してくれたが、 2008では自力でやらないといけないように仕様が変わった。 MSDNで「仕様です」とレスされてたのでこの先も変わらないだろう。 困るよなあ。Versus/Loading.cppとStory/Loading.cpp みたいなことができない。 そして何よりまずいのは、 例の本で思い切りやってしまっていることだ。 2005で作ったプロジェクトを2008用に変換すれば大丈夫なので、 発覚しなかったのである。まずいよなあ。

仮に今書き直したら相当デカい修正になる。 特に10章はほとんど全域が修正されることになる。

カロリーメイト3種類を10箱づつ30箱注文した。4600円。ひつじこ用非常食。

CEDECの記事を見て、聞かなかった講演を確認。 あー使えそうなのがある。 側方抑制まで考えて書けということか。なるほど。

2009年9月6日

ひつじこが大変なことになっている。 冷蔵庫を開けることすら危険。 人類の出来損ないっぷりが憎い。

ミューズリーを買う店を変えた。箱買いできる店の方がお得だ。 カントリーファームのフルーツミューズリ750g袋を12個買った。6600円。

ウィダーを箱買いした。まだ食べやすかろう。

SIGGRAPHの準備二日目。pdfが17ページ。全然進んでないが、 方針を決めながらなので仕方ない、ということにしておく。 明日はテクスチャを貼って、3D化まで行けるといいがなあ。 3D化したら今度はライティングでシェーダが入ってくる。 テトリスと違って今回はシーン遷移やデータ化は扱わない。 CEDECとはほとんどネタがかぶらないので使い回せる部分はほとんどない。

ひつじこが枕を高くして寝ている。そうしないと吐くらしい。

ハヤシライス的なものを目指して作った何か。 にんじん1本、玉ねぎ2個、にんにく1片、挽肉100g、トマト缶1個、かなり多い生姜、 を煮ただけ。味付けは、塩と中濃ソース。ソースは負けた気分だが、 挽肉の量が少なくてダシが弱すぎるので仕方ない。 うまく使えばソースっぽさを感じさせずに深みを足せる。 明日の朝にならないと味がおちつかないので最終的な味はわからないが、 それなりにハヤシライスっぽくそれなりに食えるものができると思う。 ちなみに生姜が大量なのは、 つわりに生姜が効くという話をwebで見たからだ。 生姜粉末のカプセルを飲んだ妊婦の群で有意に改善が見られたとの研究結果。 実際、食ったひつじこはなんか調子良さそう。

一緒に歩きたいとかで買い物についてきたが、オエー。 人類って大変だよなあ。

体デカい人は安産になりやすいんだろうか。 それとも、その分胎児もデカくなるんだろうか。 オランダ人がどうなのか知りたい。 とりあえず、小さいほど帝王切開率が高いという資料は見つけた。 ひつじこは実はデカい部類らしいので、その心配はあまりなさそう。

2009年9月5日

投資の科学、という本を読んだ。 要するに予測不可能という話。 市場は効率的であったり非効率的だったりする。 正規分布を仮定することはたまに命取りになる。

人間は100円拾うより100円落とす方が こたえる生き物だということだ。 研究によると、100円落とすかもしれないことをするなら 250円くらいもうからないと割に合わないと感じるものらしい。 だから期待値で考えることができれば それができない平均的な人よりもかなり得をすることができる。

リアルの事象は正規分布よりも指数的な分布に近づきやすいという分析。 1/2の確率で2円、1/4の確率で4円、という具合に40億分の1の確率で40億円、 みたいなデカい数字まで行く。 暴落は確率が低くてもダメージが甚大なので、無視はできないということだ。 ちなみにこの例の期待値は無限大なので、1億円払ってでもやるべきなのだが、 現実には何回試行できるだけの金を持っているかに制限されるので 誰もが参加できるわけではない。

2009年9月4日

シーグラフの準備再開。 プログラムの検証だけはやってあったが、 具体的なものは何もない。がんばる。 こっちは参加費が高いので 来る奴のレベルも高いだろうと考えてやる。 210分とは言え、パワポの枚数は今回以下でいいはずだ。 なにせやることがそれなりに高度になる。 今回はレンダーターゲットの切り替えからシェーダ設計まで入ってくるわけだし。

どこも似たような苦労をして、だいぶムチャクチャな状態でも根性で作ってる。 作り方とか、使う技術を見直すチャンスがないんだろう。 何をどうしたら全体として良くなるのかはわからないが、 人間の性能が上がれば確実にマシになる。 「問題はバスでどこへ行くかじゃない、バスに誰が乗るかだ」 という事を言った人がいたと思ったが、たぶんそれだ。 すでに走っているバスをどうにかするのは無理なんじゃないかという 気が濃厚にしている。

技術力ってなんだろうと最近考える。

ライブラリが整備されれば整備されるほど 全体の技術力が落ちていくような状況はありうるんじゃなかろうか。 分業による効率化を推し進める場合は 教育によってそれを補うことを同時にやらないと 長期的には破滅が待っているような気がする。 例えば描画ライブラリを一箇所にまとめるということは、 描画ライブラリを書くという経験をもつ人が減るということだ。

2009年9月3日

ガンダムのえらい人。良く見てるなあと思った。 二日続けて業界の外の人から似たようなことを言われれば、 多少は弾みになるかもしれない。 「んなことはわかってるんだよ」と言う人は多いだろうが、 実際にどうやって抜け出すかを本気で考えている人は たぶんあんまりいないんじゃなかろうか。

そうだよなあ。もうパイの大きさは決まってるんだから、 そこから逆算してかけていい金の規模を決めるべきだよなあ。 某セッションを聞いて思った。 でもそれはそれとして高性能ハードだから15億円、 という考え方をどうにかできないものかと思う。 本当にPS3のゲームは絵がガチで綺麗じゃないと売れないんだろうか。 PSPと同じ作り方をして、でもプログラマ一人が徹夜して ドーンとシェーダだけ入れときました、 みたいなゲームをPSPと同じ売値で売る商売は不可能なのだろうか。

なんか受賞した。あまりのありえなさにさっぱり実感がない。 よく「夢のようです」と言って喜びを表現するが、 それとは違う意味で夢のようだ。あれ現実だったの?的な意味で。 たぶん私はそれなりにいいことをしたんだとは思うから、 それはうれしい。現実のありえなさが極端すぎて あんまり喜びの感情みたいなのが出てこないのでよくわからないが、 たぶんうれしいんだとは思う。

でもまあ、それはそれとして、 最初に出たものの価値は「最初に出たこと」にすぎず、 出来は悪いに決まっている。 それがなんかバイブル的な扱いをされるのは怖いし変だ。 もっと選択肢はたくさんあるべきで、 もっとバンバン淘汰されていかねばならない。 私の本が本屋から駆逐される日が早く来ればいいと思う。 もし3年とか本屋に置かれているような状態になったら 何かがマズいと思う。

考えてみれば、印税をもらってたらこうは言えなかったかもしれないな。 業務著作だから売れても売れなくても私には関係ない、 というのは精神衛生上いいことかもしれない。

twitterに「チュートリアル眠い」と書かれててへこんだ。 何人か寝てたからな。明らかに玄人で、 たぶん隣のセッションが満員であふれた難民なんだろう。 くそうどう考えても冷やかしじゃねえか。 だが仕方ない。私にスキルがあれば冷やかしの人間すらをも 楽しませられるはずであり、単純に私のスキルが足りなかったということである。 反省しよう。 せめて同じ建物にいた学生が タダで聞けるようになっていたらと思わなくもないが、 きっといろいろあってダメだったんだろうからこれも仕方ない。 学生にとって役に立つものだったという自信も正直ないしな。

つうか、「誰が聞くものか」を特定できない状態で講義するとか、無理。 その段階で引き受けちゃダメ。

でもまあcedecでしゃべるなんてこれで最後だろ。

ああもうくそう。この先思い出す度にああすれば良かったこうすれば良かったと 後悔するのか。シーグラフ、やれるならもうちょいどうにかしよう。

宴会。人多い。物を食ってさっさと退散しようと思ったが、 何かと話しかけられたおかげで 勇気を出して自分から話しかける必要がなく助かった。 明らかにあの賞のおかげだ。 でも、握手してくださいとか言われたり、誉められたりする度に、 自分の心がヤバい方向にねじまがってないか怖くなった。 誉められるのは嫌いじゃないが、でもこんなに怖いのは困る。

弁当作って持ってったのに箸を忘れた。 コンビニで安い麺類を買って食い、少し後で弁当を食った。 負けた気分だった。

CEDEC、終わった。 三日目は適当に聞きに行った割にはおもろかった気もする。 で、帰ってきたらひつじこがどっかよくわからないところを見てた。 宴会行かなくて良かったと思った。こりゃいかん。 何の役にも立ちゃしないんだが、 どうも私が帰ってくると気分がマシになるらしい。

宴会は人多すぎて絶対会話にならないと思ったので行かないで帰ってきた。 あれ100人じゃ済まないだろう。絶対無理だ。

資金調達の話、別に新しい情報はないがおもろかった。 なにせ銀行マンによるセッションだ。こんな珍しいものはない。 そして、このオッサンどんだけの夢をつぶしてきたんだろうな、とか思った。 もちろんつぶされるのは浅はかな夢だからなので当然なのだが。 そして、銀行の人はコンテンツの中身にちゃんと精通してるんだなということが わかったのも面白かった。さらりと「萌え系なのかどうかとかよりも、 運営の仕方をどう考えているかの方が重要」みたいな台詞を言う。 萌え系って、さらりと言えるのな。

SATソルバーの話。中身に一切触れないのがおもろかった。 自作するって選択肢はハナッからないんだな。 使うかどうかはともかく、そういうものがあるということは知っておく。

パネルディスカッションってよくわからんな。 まあ、ああなるよな。

学者さんのゲームの展望の話。地雷覚悟だったがこれが当たりだった。 資源配分とか、ルールとかの話。一段上から眺めるとこう見えるのか、 と思ってワクワクした。 「遊びであれば違うルールを受け入れる」 「仮想通貨と現実通貨は価値基準が異なることが多い」 みたいな。ヨドバシのポイントとネトゲの金を同種のものとして 見る視点は本当に新鮮だった。 もしみんながスカウターみたいな機械つけてて、 それでそこにいる人の生活上のCO2排出量が表示されるようになったら、 たぶんみんな大したストレスも感じずにCO2排出量を減らすように 行動するだろう、という考察が面白い。 経済学の視点というのが有用であることを再確認できた。 ゲームデザインは経済学用語を使って捉え直すと 何かが見えてくる気がする。

ドラクエの話。物量路線に足を踏み入れてしまったなあという印象。 元からそうだったんだろうが、今回は特に。 そして、9をやるのはしんどいなあと思った。 やったら面白いのはわかってるのだが。

2009年9月2日

学生いたんだな。感想メールが届いた。

2009年9月1日

CEDECおしまい。結局学生なんてあんまり来てなかったっぽく、 人は少なかった気がするが、会場がデカすぎて よくわからない。でもまあ、あんなデカい会場で やる必要がなかったのは確かだ。 とりあえず、やるだけはやった。 さんざん言ったことだが、 やっぱりCEDECに初心者向けはいらんだろう。 そもそもそういう人に来てほしいのか どうかというところから怪しい。 なんか今年はずいぶんデカい会場だったが、 あんなに拡大路線にしていいんだろうか。

あとはアンケートか。 アンケートなんてものは仮に5段階あったとすれば 下の2つはダミーであり、普通の人は上の三つしかつけない。 さらに言えば、4は「どうでもいい」を意味することが多いだろうし、 結局5がいくつあるかでしか評価できないような気がする。 まあ、ダメだろう。しゃーない。 実際に集計が来たらへこむんだろうが、 そういうネタでやった段階でしゃーない。

一応他のセッションも見てきた。あーやっぱそうなるよなーみたいな セッション多数。「何!この手があったか!」みたいなのは あんまりなかったが、まったくなかったわけでもない。 機会があればありがたくマネさせてもらおう。

その後宴会。人多すぎて耐えられなくなったので帰ってきた。 生まれて初めて乾杯の音頭とか取らされて死ぬかと思った。 しゃべる人だけの宴会なら大した人数じゃないだろうと思って、 タダ飯を食いに行くつもりで行ったのだが、 考えたら150とかセッションがあるわけで、 チームの飲み会よりも多くなるに決まっている。 10人の飲み会ですら辛くなるのだから、そんなのは無理だ。

その宴会。話しかけられて話しこみ、ふと後ろを向いたら食料がなかった。 夕飯代が浮いたと思ったのにガッカリした。 しかしそれはそれとして、最初皿に取る時に、 オエーなひつじこを思い出してかなりためらって、ちょっとしか取らなかった。 あのためらいが敗因だったのだと思う。 明日はきちんと食費を浮かせることを重視してごっそり食おうと思う。

そういえば、同じくらいの時間に同じく居場所のなさそうな感じでいた人が 出てきて、エレベータから駅までいっしょだった。 似たような仕事をしてる人っぽく、かなりいろいろ聞けて良かった。 やっぱり一対一にならないと会話なんて無理。 人が話してるところに入りこむスキルはねえ。

今日はほぼ金を使わずに済んだ。 行く途中やむを得ずポカリを買った150円のみ。 結局外食もせずに帰ってきたし、 昼は炊いた米と野菜ジュースを持っていったのでゼロである。 明日もこの調子で金を使わないで行こう。

そういえば、基調講演の人はわかってんなーという感じでおもろかった。 もちろん、言われるまでもなく中の人もそういうことはわかってはいるのだろうが、 いざ自分で実行に移すとなると二の足を踏む。 そういう意味で、ああいう外の人に言ってもらえるのはいいことだろう。

帰りに電車が事故で止まって振替輸送になったのだが、 あれタダになったんだろうか。 wikipediaによると 「スイカだと着駅が未定なので振替輸送はできない」と書いてあるんだが、 普通に券をもらった。出る時にスイカを渡して改札の外にいる状態に してもらったが、あの時引かれてたんだろうか。よくわからない。


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