だだもれ

2008年10月31日

アルミは軽く熱伝導がいいが保温性が悪い。 鉄は重く熱伝導が悪いが保温性は高い。 熱伝導性が悪い材質だと一箇所が派手に熱くなるので焦げやすいが、 これは鍋を厚くすることで軽減できる。 平和圧力鍋はアルミ性なので、たぶん加熱後放置して徐々に冷めつつどうこう、 みたいな用途にはあんまり向かない。しかし軽いし焦げにくい。 フィスラーはガチで鉄な上に分厚いので保温性に優れ、 ぶ厚さゆえにたぶんそんなには焦げない。 ワンダーシェフはアルミをステンレスで挟んでいるので 伝導性も良く保温性もいいが、保温性だけ見ればフィスラーには及ぶまい。 用途を良く考えて選ぼう。

カレー作り。レンズ豆、ひよこ豆を1カップづつ水で戻して、 水1リットルで煮る。じゃがいも5個とにんじん2本を適当に小さめに切って ぶちこむ。あとしめじ2パック。しばらく経ったら塩で調味。その後カレー粉。 カレースプーン山盛り3。ふたをしめて若干加熱した後夜まで放置。 元々はブロッコリーとキャベツとトマト缶も入れるつもりだったが、 十分味が出ていたのでストップ。おいしいといいがなあ。

食い物を持って行き忘れたので昼帰ってきた。 カレーは結構カレーだった。

カオスヘッドを見た。これどうする気なんだろう。

ラインバレルを4まで見た。こいついつまで最低なんだろう。 まあ最低であることがウリのアニメなのだから最後まで最低なのかもしれないが。

相対論。一つわかった。地球とロケットの例は、互いに相手が遅く見える。 一見変だが、こういうものなのだ。 常に地球とロケットの中間点にいる人から両方を見れば、 両方の時間が同じだけ遅く見えるだろう。 同時に起こったことが同時に起こったように見えるのは ある座標系においてだけだ。 ロケットと地球は別の座標系にあり、それぞれバラバラの時間にいると 考えればそれでもかまわないのである。 しかし、ロケットが帰ってきて地球の速度に合わさった時には時間の流れが 一致しなくてはいけない。その時にどうなっているかはまた別の問題で、 計算すれば出ることだ。だからそこは今は踏みこまない。

宇宙からやってきた放射線が地球の大気にぶつかると、寿命が短い粒子ができる。 こいつの寿命は短いので、仮に光速で突っこんできたとしても、 それに寿命をかけ算した値は地上に届くほどのものではない。 しかし、何故か地上まで届く奴がいる。 これは速度が光速に近いために時間の進みが遅くなって寿命が伸びたからだ。 さて、粒子から見たらどうだろう。粒子にとっては自分の寿命が 伸びたことはわからない。時間の流れる速度のズレは他人にしかわからないからだ。 しかし粒子側でも、普通なら自分が空で燃えつきるはずなのに 地上まで辿りついてしまったことは認識できる。 「地上まで辿りついた」という事実は共有されるはずだからだ。 しかし、速度は同じだし、時間も同じだ。 それで地上に辿りつくにはどうすればいいか? ここで「速く動いているものは縮んで見える」を適用する。 粒子から見れば地球がすごく速く動いているので、これが適用できる。 つまり、地上までの距離が減るのだ。 同じ速度で同じ時間動いたつもりでも地上に辿りついてしまうのはそのせいである。

今、地球時間0時に生まれた粒子がある。普通なら1時には燃え尽きるのだが、 光速近い速度だったので2時まで生き残って地上まで来たとしよう。 さて粒子から見たらどうか。粒子時間0時に生まれて、粒子時間1時に燃えつきる寸前に 地面に衝突する。 粒子にとっては寿命は変わらず1時間だ。ただ、地上までの距離が半分になったので、 辿りつけてしまっただけである。 さて、ここで地面に衝突した時間について考える。 粒子時間では1時で、地球時間では2時だ。 この時、粒子から見える地球は何時の地球だろうか。 粒子にとっては地球が速いのだから、地球の時間は遅くなる。 であれば、衝突寸前の地球の風景は0時半の風景だろう。 粒子は1時に0時半の地球に衝突し、地球は2時に1時の粒子に衝突される。 0時半には衝突地点に人がいたが、2時にはいなかった、というようなことになると 衝突の結果が同じにならない。さて、私はどこで間違ったんだろう。 あるいは、それでいいのか?衝突するということは瞬間的に減速するということで、 そこで粒子と地球の座標系は無理矢理一致させられる。 この一瞬の間に何かいろいろ起こってつじつまがあうのかもしれない。

2008年10月30日

TOEIC結果来た。800点ぴったり。妙な作為を感じるが、偶然だろう。 聞き取り350の読取り450。読取りはファインマンを読み終える頃には ほぼ満点取れる状態になってると思うが、 聞き取りは引き続き英会話をやらないとダメだろうな。 しかし、まあ、こんなもんということでいいだろう。 900取ったからといって何かが有利になるとも思えない。

ファインマン、15章まで。 相対論がさっぱりわかってないことがよくわかった。 速いほど時間が遅くなる、というのはいい。 地球からロケットの時計を見れば遅く見え、 ロケットから地球の時計を見れば速く見える。 しかし、ロケットの人が、「動いてるのは地球だ」 と言い張ったらどうか。結果は逆になり矛盾する。 ロケットには加速がかかったが地球にはかかってない、 というのが唯一の違いだが、何故加速がかかった方が遅れるのかを 説明できない。 もう一日ゆっくり考えないとダメだ。 そして英語読解力のなさに唖然とする。 whereとかthatの節がどこまでかかってるのかがさっぱりわからなくなるのは 全然できてない証拠だ。英語なんて前から順番に理解していけばいいはずなのだが、 無駄に日本語の語順に直そうとする何かが私の脳に住んでいる。 こいつをブチ殺さないとダメだ。

かなりの数の人がここから予約してくれたらしく、 ランキングが160位とかになってた。 もしかして、アフィリエイトとかいうのをやってたら、 猛烈にもうかってたんじゃね?鍋一個買えるくらいに。 まあ手遅れだし、そういうの好きじゃないからいいけど。

今日のごはんは、大豆メシと煮魚。半額になってたサバ。 安い上にサバということは、要するにダメになっているということなのだが、 その割にはおいしく食える。今回はこの前の味噌煮の失敗の経験を活かして、 やり方を変えた。 酒を数ミリ張って醤油を少しかけて魚を並べ、 ふたをして弱火。別に身が汁に浸かる必要はない。 勝手に吸い上げてくれるのでちゃんと味はしみる。 身全体が茶色くなったら、汁をかけながら煮つめる。 圧倒的に短時間。しかも加熱が過ぎないので味も落ちてない。 この調子でやれば、イワシだろうがアジだろうがサバだろうが 同じ手順でやれる。 この前に塩を振って身を締める工程を入れるともっとうまい気がするので、 食わせる人がいる時にはそうしよう。

圧力鍋は今すぐ買ってもいいかもしれない。 もし10リットル級のものにすれば、一気に12カップは炊けるので 効率が1.5倍になる。大豆がより柔らかくなるならなお素晴らしい。 今のやり方では大豆はボリボリ言うレベル以上には柔らかくならないのだ。 ただ、問題は10リットルという大きさが他の料理を作る時に障害になるかもしれない。 当然ながら大きいほどエネルギーロスが大きい。 少量の料理に大きな鍋を使うのは無駄だ。 もし一つしか買わないのだとすれば、 3リットル程度の物を買う方が良いのかもしれない。 おかずを作る分には十分なサイズだ。 安い買い物ではないので、効果が最も大きくなる選択をしたいものである。

フィスラーの10リットル圧力鍋。一体どれくらいデカいんだろうな。 重さ4.3キロって相当だろう。それだけ分厚いということは保温性は素晴らしいに ちがいない。 火を止めて一晩放置しておいてもまだ暖かそうだ。 ゆっくり冷めるほど味が良く染みるわけで、煮物を作ったらさぞやうまかろうと思う。

2008年10月29日

一日でユーロが8円、ドルが4円動いている。 短期保有メインで一日中モニタの前に張りついているような 輩が持つ資本の割合がよっぽど高くないとこうはなるまい。 市場原理に逆らわないのが経済の基本なのは 何冊か本を読んでわかったけれども、 変化がここまで速くなってくると「人間は統計的には合理的とみなしていい」 という経済の根本近似が怪しくなってくる。

アマゾンにページできた。 中身はまだ空。 「新人教育カリキュラムから生まれた」。うん。嘘は言ってない。 去年私が面倒見た4人だけだけど。

ファインマン。14章まで。エネルギー保存則はエネルギー保存則が成り立つように エネルギーを定義しているだけではないか?という 疑問に対して確信を持って答えられないようでは物理がわかっているとは言えないん だろう。 しかし同時に、なぜエネルギー保存則が成り立たねばならないのかというのは 結構難しい問題であり、必ずしも自明というわけではない。 あと、数式の操作で出てきたものと、自然の観察から洞察された何かを 混同しないようにしよう、というのも素晴らしい。 どこを読んでも驚きがある。

そろそろ微積分が呼吸するように できないとこの先はしんどいかもしれない。 地球の重力は全質量が中心に集中したと考えて処理しても同じ、という素敵な 事実があるのだが、これを計算するには地球を玉ねぎのように薄い膜に分解した上で、 それを多数の輪に分解してから積分する必要がある。 この計算過程を追うのにだいぶ苦労した。

f(x)=g(y)の両辺を微分して、f'(x)dx=g'(y)dyになる、 というのに未だに慣れないのも問題だ。 合成関数の微分を正直にやればこうなるのはわかっているが、 dxやdyを演算子でなく値として操作するのが怖い。 単純に微積分経験が足りていないのが問題だろう。 数をこなしていれば途中経過は脳内で処理されるようになるので、 紙にはその結果だけを書けばいい。手を動かすことは大切なのだ。

2008年10月28日

ベジタリアンかつ玉ねぎ抜きでカレーを作る方法は結構みつかる。 しかし、うまいのか?これ? 保存期間がたかだか2週間でそれなりに密封されるタッパーであることを 考えれば、肉を入れてもいいのかもしれないとは思う。 後の問題は単純にコストだ。 まあせっかくだしやれるだけやってみよう。

「となりの億万長者」は面白い本だった。 なんぼ稼ごうが、その分使ってしまうような人は資産は作れない、というお話である。 億万長者にインタビューして回った結果、 400ドル以上の服を買ったことがある人は少数、 みたいな記述があった。時計や車、家についても同じような感じで、 そういうものに金をかけている段階で金持ちになるのは不可能ということだ。 家のローンなんかも「収入の倍を超えるローンは不釣り合い」 と言われていて面白い。日本の場合は事情が異なるとして 仮に4倍にしても、私なら2000万である。要するに私には家を買う資格は ないということだ。むろん、そのつもりもない。 また、高い服やら車やら家やら食い物に囲まれて育った子供は 大抵ダメになるというのも面白い。親はそれを許容するほど稼いでいたかもしれないが、 子がそのレベルに稼げるようになる確率は低い。 かといって貧乏生活を許容することもできず、大抵火の車となる。 そういう子を持った親は子供が遺産を巡って争う光景を 見る羽目になりがちなのだと言う。 大抵の億万長者は親からほとんど支援を受けずに財を築いているのは、 贅沢に慣れた奴は金を溜められないということの証拠だ。

特に印象深かったのは、億万長者の嫁は夫よりもさらに倹約主義だという調査結果。 嫁さんがケチじゃないと金は溜まらないということらしい。 まあ、そうだよな。どこの国でも嫁の方が実質的な権力を握りがちなのだろう。 嫁さんがケチで居続けることが決定的に重要、というのは大変面白い。 負けないようにせねばな。現状の私はボロ負けだが。

さてここで問題は、何のために金を溜めたいのか、である。 稼いだ分使って楽しく生きる方が重要だ、という考え方は根強くある。 この本が問題にしているアメリカ社会はとりわけそういう社会らしい。 その文化のせいで医者や弁護士はいい服を着ていないとナメられるらしく、 そういう職業の人々はなかなか資産を作れない。 億万長者の多くが「そのへんの小さい会社の社長」みたいな自営業なのは そのへんの影響なのだという。 まあ、金を溜める理由は、何かを買うためとかでなく 「金があれば不安がらずに済むことを不安がらずに済ますため」 というくらいでいい気がする。たぶんそれが一番幸せな理由だ。 その程度の理由であれば金の亡者にもなるまい。

なお、この本では倹約と同じくらいに投資の重要性も説いている。 値上がりしそうなものに的確に投資をしておこう、ということだ。 しかし、ここ最近の世界情勢を見ていると、 それを当てにするのは無理だなという気が濃厚にする。 10年かそこらのスパンで見れば、野村MMFにぶっこんで0.5%の利子を粛々と得る、 という以上のことはできると思っているが、 今回のように祭が起こって資産総額が1割引になったりすることは たぶんこの先も起こるだろう。 不安の最小化という意味では、金のかからない生活に慣れること以上に 有効な手段はない気がする。 「おお、そんなもので満足するなんて、不憫な子!」と言われるくらいに なれれば、そんなに幸せなことはない。

でまあ。具体的にどうするかだが、それはこれから考える。 勉強にかける金を減らすことはできないので、結局服と食い物以外に減らせる ところはあんまりないのだ。あとラノベの衝動買いを戒めるくらいか。 例えばマリみては借りよう。もう買う意味ねえ。 とりあえず、家賃プラス5万くらいで生きられないか試してみるか。 入社直後はできていたはずだし、たぶんやればできる。

そういえば、その本によれば資産額がまともかどうかの判断基準が、 「年齢×年収/10」以上あるか、だった。 その倍なら優等生、その半分以下だと劣等生とのこと。 金利がマシなアメリカでの話だから日本では若干違ってはくるにしても、 やっぱ足りんなあと思う。

今頃微妙にレス。 ファミコン、マジでアセンブラで書いてたんですね。 スーファミまでアセンブラということは、FF6とかDQ6をアセンブラで書ける ということですか。どうにもあれが1万とか2万行に収まるような気がしません。 単純なゲーセンのアクションゲームですら30万行もあったのを考えるとなおさらです。 書き方が悪かったのは事実ですが。

運動量保存則が「座標を移動しても現象は同じに見える」ことから導かれることを 知った。また、「左右に対して対象な入力なら、出力も左右に対して対象だろう」 という考え方も素晴らしい。 この本、一体どこまで深いんだ。科学的な考え方というのはこういうことだったかと 思う。今回の本を書く前に読んでおかなかったことを後悔しているが、 むしろ次の本を書く前に読めたことを喜ぶべきだ。 次があるかどうかはともかくとして。

正直、今回の金融危機がどう自分に降りかかってくるのかが実感できてない。 資産の含み損がものすごいことになっている、という意味では直接的な影響も あるわけだが、所詮金なんて数字だ。 これがどうめぐりめぐって私の仕事に関わってくるのだろう、と考えると 結構ピンと来ない。理屈としてはわかるのだが、 「それはそれとして、おもろいゲーム作ればそれでいいじゃん」 と思ってしまう。面白いゲームを作っているのに売れない、 というならともかく、単に面白いゲームを作れていないのであれば、 それは世の中のせいではなく、単に自分の問題だ。

本。とりあえず3000部刷るらしい。増刷がかかればまずまずで、 1万部とか刷るようになれば大勝利、とのこと。 値段が高いのが不安だが、こちらではどうにもならないのでただ待つことにする。

2008年10月27日

土曜のピアノ。シンフォニア3が終わって15に突入。 チェルニー40は変わらず3番。こいつを片づけることが最優先。 そしてそろそろ発表会に向けて悲愴もどうにかしないといけない。

日曜は未来嫁と二人でさらしものになりに行ったが、 まあ予想通りいつも通りダラダラしてただけだった。そしてそれがいい。 本当ありがとう。朝からアメ横で買い出ししたりするのも 久しぶりで楽しかったし。ああいうことをする機会も減るだろうな。

さて金の心配をせねばならないわけである。 借りて読んだ「となりの億万長者」という本によれば 倹約と投資が大事らしいが、 後者の投資に関しては大した期待はできない。 10年スパンで見ればお得だろうと思って投資信託と外貨にじわじわと ぶっこんでいるが、最終的にどうなるかはまったくわからない。 期待していいものではないということだ。 というわけで、主たる課題は倹約ということになる。

オーブンについて調べていた。 電気のオーブンレンジに関しては、 2段調理と発酵用低温設定のある機種なら4.3万から。 一方ガスオーブンは8.4万から。リンナイの業務用のがロングセラーで、 3段調理可能。 ガス故に予熱時間とランニングコストにおいて圧倒的である。 また、発酵用の保温機能もついており(温度は3段階)、焼き物に特化した 用途を考えれば最強に思える。ただし、デカいし重い。47x62x60、39Kg。 電気の奴の49x45x37、17Kgと比べると圧倒的である。 また、なにせ火を使うので、ある程度のスペースと換気が必要になる。本気度たけえ。

家電を一通りそろえようとするとすごい金がかかるな。 優先順位をつけてやらんと。「必要そう」という程度なら買わない。 とりあえずPCと電子ピアノの買い換えは無期限に延期。

芋ねぎスープにカレー粉をぶっこんでみた。微妙な味が消し飛んだ。 カレーはカレーでしかない。しかしカレーがカレーであることも事実で、 カレーが食いたいなら悪くはない。 しかしまあ、やっぱりカレーはカレーとして作るべきか。 何か新しいカレーの作り方を考えよう。 たまねぎと肉抜きで作れるおいしいカレーを開発したい。 とりあえず適当に何種類か野菜買ってきてでたらめに煮てみるかな。 豆乳で煮るとかどうだろう。カレーにする必要もなくうまい気もするが。

本の値段が決まった。4500円。税金入れたら4725円。高いですごめんなさい。 税込4000円くらいかなあとか思ってたけど、結局こんなことになった。

シャープの製品ページのわかりにくさは異常。 ここまで売る気の感じられない製品ページが どうやったらできるのか全くわからない。 しかし他の会社のサイトも結構ひどい気はするので、 そんなもんなのかもしれない。 新しいヨドバシのサイトもダメになってた。異常に重いし。 値段を調べるのにヨドバシを見るのをやめてビックカメラにするようになったくらい ダメ。

2008年10月26日

丸元クックブックは異常に楽しい。絵や写真がないから女性には受けない、 とは未来嫁の評だが、どうせなんぼ写真で飾り立ててもこの手の料理を 作ろうとする人などほとんどいまい。だから、 丸元のノリが最大限に活かされるこの形式でいいのである。 しかし、昔やってたように鮭を丸ごと買ってきて冷凍、 というようなマネはやっぱりできないだろうな。 私の料理に対する優先順位は、死なない、安い、時間がかからない、の順で、 味や料理行為そのものの楽しみはある意味度外視している。 一般的な食生活をしてきた人にとってこの手の粗食は耐え難かろうし、 「大量生産、冷凍保存」を基本とする事自体が一般家庭における料理とは 違いすぎている。

明日のイベントのために、じゃがいもとねぎのスープを作ってみた。 じゃがいもとねぎを煮て塩胡椒。本来はミキサーで砕くが、 ないので両方できるだけ細かく切って、煮ながらつぶした。 じゃがいも4つと白ねぎ6本という通常考えられない分量比だが、これがうまい。 これたぶんカレー粉入れればそれでカレーだな。 今度試そう。

2008年10月25日

大正金時ごはんは常食するには味が強すぎる。豆の味が深いのはいいことだが、 それだけに飽きやすい。 大豆は脂肪と蛋白質がごっそり固まっているためか 味が感じられにくい。しかしそれだけに常食に耐える。

2008年10月24日

帰ってきたところだが、校正来たので会社行く。 家でやるために必要なものを 持って帰ってくるのを忘れてしまったのだ。 弁当持ってこう。大正金時ごはん。 大豆に比べて味が濃く、同じ量の塩では味がきつすぎる。

バグがゼロになった。めでたい。不安だからもう一回読み直すが、 大きなものはあるまい。やっと本が出る、はずだ。

ムチャクチャだな、金融。 株売って、ドル売って、ユーロ売って。 消去法で円を買って、それで円高になって経済がダメになり、 日本の株が売られる。 それらを売った金はどこへ行くんだろう。 あるいは、元々金なんてなかったのかもしれない。 あの世界にはいろんな魔法があるので、 今の私の知識では何が起こっているのかなんて把握しきれないのだ。

ファインマン7章まで。ウランが鉛に変わるのを利用した年代測定 の話がよくわからなかった。元々ウランがこれくらい入っている、 という知識がないとある時点でのウランの量を見ても何も言えないだろう。 そこの見積もりはたぶんものすごい仮定が入りこんでいる気がする。 C14はまだ「生きている間は取りこむから」という理由があって元の量の 見積りにも説得力があるが、こっちはどうにもわからない。 今日読んだ範囲では、重力の話がたまらなかった。 古典力学と量子力学と相対論がからみあって素敵。 高校生でもわかるレベルでこれだけ本質的な説明ができるというのは 本当にすごい。 潮汐の理由も改めて説明されて納得できたし。 星の距離の測定法もこう整理してくれるとわかりやすい。 あと面白かったのは原子核の大きさを測定する実験の話。 モンテカルロだったんだな。知らなかった。 もっと速く読めるようになればもっと楽しくなるんだろう。 今の速度だと、ちょっと退屈な部分に出会った瞬間に寝てしまう。 うまく流し読みできるようになりたいものだ。 あと、一旦中断すると、どこまで読んだか調べるのに時間がかかる。 英文を画像として捉える回路が全然出来てない証拠だ。

これ読み始めて良かったわ。もしこれ読まずに物理シミュの本なんて 書いてたら大恥さらす所だった。 つうか、本書いてる物理学者ってこれ読んでるんじゃないのか? なんであんなに教科書はつまらないんだ?

これ、いっぺい好きなんじゃないかなあ。

4月から6月までの休日賃金が来た。20万とか足されてる。 すげえ。まるでボーナスだ。 印税が入らないかわりに休日賃金がもらえたと考えれば 金銭的にもお得だったと考えて良さそうな気がする。 まあ土日はほぼ全て仕事してたわけで、そんなもんなのかもしれないが。

2008年10月23日

屍姫。棒読みなのはいいが、発声が明瞭じゃないのが辛い。 スキップビート。漫画で良さげ。 のだめ。やっぱおもろいなこれ。

表紙来たり校正したりファインマン読んだり。 ファインマンは名著。だが、それなりに真面目に読んでいるので 時間がかかる。口語のせいか、さっぱり意味が取れない事もある。 本は表紙ができて急に現実味を帯びてきた。 これ、本屋に並ぶんだ。というか、背表紙広いよ。

タイタニアのアニメを見た。ダッサイ脚本だが、 何か安心して見てしまうのは私がもうダメだということか。 ところで、この作品は原作が3冊出たところで止まっている。 つまりアニメは絶対に完結しない。 でもまあ、とりあえず見よう。結局こういうのが嫌いじゃないことに気づいた。

炊飯準備。大豆の代わりに大正金時。

2008年10月22日

サンレッド。こりゃあいい。

ニャ電話。gtalkだと金のことを気にしないのでダラダラできるわけだが、 ダラダラできすぎるのもそれはそれで問題だ。 3時じゃねえかおい。

Atomノートをメインマシンにしてもいいのかもな。2コアになったら コンパイル速度も耐えられるものになりそうだし。 この先ノートPCに20万も出すのはヤバい気が濃厚にしてきた。 とりあえず、4スレ同時実行でSSD、という条件が揃うまでは買わないと誓う。 現状の不便は我慢できるレベルだ。 しかしそれはそれとしてモニタがもう一枚ないと本格的な作業は無理だ。 だが今のちゃぶ台には乗らないわけで、机とか椅子とかそういうのも まとめてどうにかする必要が出てくる。 そうなると完全に30万コースだ。どうするかなあ。

あのニュースって、もしかして全国放送だったのか。 しかもさらに別の番組にまで出てたっぽいし。 うちらには影響ないと思いたいけど。

掃除していて出てきたDVDが、芸人が忍者龍剣伝をクリアする番組だった。 出来がどうこう言う前に過酷すぎるぞこのゲーム。 これが今の忍者シリーズの原点なのか。

ちょっと掃除。腐海になっていた部分に手を入れたが、 捨てる捨てないの判断が甘いので量はあまり減ってない。 ここらで選別をしないとダメだ。 本も問題だが、ゲームの類も問題。とりわけ箱が大きくなりがちなあの手のゲームを どうすべきかを考えねばならない。 本についても、アレなムックの類は体積が大きく悩み所だ。 また、楽譜の類も捨てていいものか迷う。 100%捨てていいのはチェルニーくらいだろう。

経済っていろいろ起こるものだなあ。 ユーロ124円はすごい。ヨーロッパ旅行に行くなら今だろうが、でもそんなヒマはない。

2008年10月21日

テレビ調べ。 ヨドバシサイトで見る限りでは、 東芝の300GBの奴と3.5万のiiyamaのスピーカ付きPCモニタの組み合わせが吉か。 8万。半年後には状況が変わってるだろうが、まあそれくらいの買い物と思っておけば 良さそう。実際に店頭に行けば型落ちが安く買えたりもするだろうから、 もう少しは安くなるだろうけど。 これに関しては、いいのを買って長持ちさせようなどとはまるで思わない。 これだけ技術革新の速い状態でその考え方は不可能だ。 どうせ2、3年したらSSDレコーダとかになるんだろうし。

PS2が邪魔だ。デカいよこれ。 考えてみると、PS2でやる予定のゲームがペルソナ4しかなく、 かつそんな時間が取れる気がまるでしない。

玉ねぎ抜きでカレーっぽい何かを作れないものかなと思いつつ 丸元クックブックを読んでいたら、つい楽しくなってしまった。 人に食わせようと思いながら読むとこの本むちゃくちゃ楽しい。 今までの経験上味がだいたい想像できるので、 「これは合わんだろうな」「これは行けるんじゃね」みたいな 想像が広がって余計に楽しくなる。 ただいわゆる普通の家庭料理からは程遠い代物ばかりなので、 普通のもんが食いたいと思う時には未来嫁に作ってもらうことにしよう。 オムレツとかグラタンとか、絶対自分では作らんし。

じゃがいもサラダの作り方のページを見た瞬間に味が蘇えってきた。 あれは本当にうまかった。作ろう。一週間くらいは保つはずだし。

2008年10月20日

TOEIC。聞き取りがダメなのはまあいいとしよう。 集中力が何度か切れて聞きそこねたりもしたが、まあそれも慣れてないからだと いうことで言い訳ができる。 しかし、読み取りがダメなのは言い訳しようもない。 広告文句やメールのように何も難しくないはずの 文章の意味が取れてないのはどう考えてもダメだ。 どう考えても、ほぼ満点取って普通、という内容である。 確かに時間に追われながらやるので難しくなるという面はあるが、 あれが日本語だったらどれだけ楽勝かと考えてみれば やっぱり満点取って当たり前だろうという気がしてくるわけだ。 一応最後まで解いたが、最後の6問くらいはだいぶ適当。 さて、これで何点なのかは経験があまりないので良くわからない。 600とかなら相当焦るべきだし、700ならまあまあ、800なら世の中チョロいな、 という感じである。

帰りにスーパーに寄った。イワシがあった。ものすごく買いたかったが、 一人で魚料理をするのは間違っている気がして、 さんざん迷った末に買わずに帰ってきた。 基本的には動物性のものを取らなくても生きられる体制を整えているわけで、 この状況で肉や魚を買うことは贅沢以外の何物でもない。 そして案の定、帰ってきて米とカレーを食ったらそれなりに満足した。 今日は鍋で混ぜつつあたためてみた。やっぱりインド風カレーは混ぜた方がうまい。

屁が臭いのだ。屁が。自分ではわからないが、たぶん体の臭いも変わってるんだろう。 どう考えてもカレーのたまねぎのせいである。 乳酸菌とか取ったらマシになったりするんだろうか。 このチオール臭が、腸内細菌の勢力図が好ましくない状態にある ことによるものなのか、それともたまねぎをこの量食えば避けられないものなのかを 確認したい。

単純にたまねぎ断ちしてもいいのかもしれないとは思う。 大して栄養がある野菜ではないわけだし。 しかし、たまねぎ抜きでカレーの味が整うとも到底思えない。 動物性のものを入れると保存性が悪くなるので野菜だけで 行きたいわけだが、何か手はないかな。

テレビを買うって難しいな。 地デジとBSとCSが映る、非ブラウン管、録画、 という要求機能を満たそうとすると結構大変。 テレビ+HDDレコーダというまっとうな組み合わせだと、 8+5=13万といったところになる。 チューナがダブって馬鹿馬鹿しいしリモコンも2個になってウザイ。 HDDを積んだテレビを買えば12万と安くなり、 シンプルになってうれしいが、そいつが十分な機能を備えているかは 調べないとわからない。例えば円盤に焼く必要が出てくる可能性があるなら この選択肢は取れない。 あるいはHDDレコーダ+PCモニタ、という組み合わせもあって、 これだと5万+3.5万で済むが、PCモニタのHDMI入力がまともかどうかが 不安だし、残像と付属スピーカーの音質が激しく不安。 あとは、もしPCを買うならチューナ付きのPCにしてそれで済ますという事も 考えられるが、PC上での録画操作の操作性が不安だし、 これも動画性能とスピーカー性能が不安になる。 そしてリモコンがないという欠点も無視できない。 まあ、4月まで保留。

かんなぎ。正統派女ドラエモン。なんか心地いいので見るが、それ以上の 何かがあるかは不明。 5の2。どっかで見たノリすぎてもういいや的な。 ラインバレル。主人公のウザさは漫画では良かったが、アニメになると 逃げ場がないので辛そう。でももう一話くらいは見るかなあ。 タイタニアは予告編だけ見た。 銀英伝そのものっぽく、ネタで見ておこうとは思うが、 なにせ原作が途中で放棄されているので期待はできない。 とらドラは、竜児がハナッからタイガを好きすぎるように見えるのと、 みのりんがただの頭の悪い子みたいに見えるのが辛い。見るけど。 ラオウの奴は30秒と見られなかった。

2008年10月19日

さて寝て起きたらTOEIC。

拳法後、日が変わるまで会社で読書。 まあ自分の本だがな。 それにしても、これだけ直したのにまだ直したくなるのはどういうことか。 二文続けて同じ終わり方だったり、 勢いでつけた副詞がウザかったり、 日常語で置き換えた方がわかりやすそうな場所があったり。 たぶん、米を研ぐのに似て、いくら直しても出てくるんだろう。 いずれゼロに収束すると思うかもしれないが、 この作業をしている間にも私は変化するのである。 過去の私なら直そうと思わなかった所を直そうと思うわけで、 つまり一定以下には減らない。

自分で言うのもなんだが、この本の丁寧さは異常。 情報量は大したことないのだが、 単位情報量あたりの説明量がおかしい。 脱線が多いからだと思っていたがそうでもなく、 普通なら自明あるいは前提扱いされて説明なんてしないことまで くどくどくどくど書いてあるせいである。

ふと思い立って、以前清水が絵を描いた本のamazonの書評を見てみた。 えらい好評だった。なんか猛烈にうらやましくなった。 この本もそういう書評が集まるといいなあと思うわけだが、 ネガティブ人格とポジティブ人格がせめぎあって微妙な心境。 たぶんそれなりに画期的だし、 これ読んでゲームが作れない人はそもそもゲームプログラマになるのは不可能だろ、 と思うくらいの出来にはなったと思っているわけだが、 それはそれとして、根本的にぶ厚さとか文章の長さとかで受けつけない人は 結構いるし、このクソ偉そうな文体と、調子に乗って読者を「君」呼ばわりする ノリを嫌う人もたくさんいるだろう。 なにせ自分で読み返していてもたまにムカつくくらいなのだ。 「てめえ何様だ?」的な。

印刷所に行くのが10/29。見本が来るのが11/11らしい。 とにかく一日でも早くアマゾンにページが出来てほしいと思うわけだが、 完成しないと値段を決められない掟らしく、 値段が決まらないとページを作ってもらえない。 なんというか、いろいろ学んだと思う。二度目があるといいなあ。

ハード知らん人が増えた。私もPS2に触るまでは 微塵も知らなかったから人の事は言えないが、 今は5年前と違ってハードに詳しくなろうと思うきっかけがなさすぎる。 なにせ、ハードに直接触る機会も必要もほとんどないのだ。 しかしそれでも、ハードのことをイメージできているかどうかは 書くコードの品質にモロに影響する。 直接使わなくても必要な知識なのに、直接使わないと学べない、 というのは実に厄介である。

これを根本から学ぶには、ハードが丸見えになってる状態で 何かを作って動かしてみるのが一番だ。しかしそういう教材になるものは あまり多くない。 まずPCは全然向いてない。ややこしすぎるしOSが厚すぎる。 ゲーム機はマシだが、開発環境がタダじゃない。 となるとPC上の仮想マシンが良さげで、 例えばゲームボーイエミュレータなんかは良さげだ。 しかしゲームボーイまで行くと、今度は原始的すぎて 本筋と関係ない所で労力を使わせてしまう。 そう考えていくと、自作した方が早い気がしてくるわけだ。 命令セット決めて、メモリマップ決めて、それを解釈して実行するのを 作ればとりあえず動く。

しかし、考えてみると私も低レベルなところは良く知らない。 割り込みなんて、全然知らない。 あとは8bit時代にメモリアドレスの指定はどうしてたんだろう、とか。 まあこれに関しては32bitマシンにすればいいだけだが。 もしかしたら私にとってもいい勉強になるかもしれない。 でも一番面倒くさいのは、さすがにアセンブラだけじゃマズかろう、 ってことだよな。 関数と変数が作れるくらいの言語がないとゲームを作るのは無理だよなあ。 あとはデバグ実行環境とか。好きなところで止めてレジスタとか メモリの状態が見られる何かとかは用意しないとマズそうだ。 たぶんそこが相当面倒くさい。

ファミコンのプログラミングって一体どんなものだったんだろう。 もしアセンブラでドラクエ4を作ったのだとすれば、どう考えても神だ。 C言語以後のゲームプログラミングなら私にも想像がつくが、 その前の時代は想像すらつかない。 しかし、その時代の人達がそれほどまでに神がかったスキルを持っている ならば、その時代を経験した人達は今なお現場で君臨していても 良さそうなものである。 案外、やってみたらできなくもないような代物なのかもしれない。 何かしらの言語が提供されていた可能性もあるし、 なければ自分で作るだろう。 当時もパソコンはあったわけで、C言語も存在していた。 であれば、それを使ってアセンブラよりなんぼかマシな言語を作ることは できたはずだ。C言語ほど高級にはできなくても、 変数を名前で扱えて、関数を作れる状態にさえなっていれば 後は結構どうにでもなる気はする。

怖くて最近見ていなかった投資信託が、 やっぱりすごいことになっていた。マイナス23%。 しかしそんな時にも黙々と買い足していく自動設定。 気にするだけ無駄だ。

2008年10月18日

日が変わったあたりでもう一回会社に行って、二時間ほど校正対応してきた。 いよいよ最終段階なので、 申しわけないが明日は合唱をサボって校正対応を続ける。 11/15あたりの発売を現実のものとするために、 効率は度外視して最善を尽す。

大正金時のサラダはおいしい。しかし、せいぜい一週間しか保たないので、 大量生産ができないという欠点がある。 毎日バカみたいな量食べるなら問題ないが、 今は米に大豆を混ぜて炊いているので、豆欲は満たされがちだ。 やはりごはんに混ぜて炊く以外の使い方は難しいかもしれないな。 たまのごちそうとしてはいいにしても。

悲愴の速度を上げている。だが、左手が保たない。 オクターブをえんえん打ち続けねばならず、 相当脱力しないと疲れて動かなくなる。 いきなり曲で修得するのは無理だ。 指地獄からこの手の練習を抜粋してやろう。先生にも相談してみねば。

パブリックドメインクラシックでギーゼキングの録音を聞いて思った。 この速度は不可能。つうか、バリバリ間違えてるじゃんこの人。 だが、この疾走感は異常。常に何かに追われるような緊張感。 まるで速度が揺れないのが原因だろう。これはこれでいい。 さて、その速度で第一楽章が6分。 もうちょいまっとうなルービンシュタインの演奏が6分半。 置いてあった中で一番長いシュナーベルのが8分半だが、 これは律儀に繰り返しを守ってるだけだ。 というか他の人が端折ってることに今気づいた。 すっかり端折った状態で覚えていたようだ。 まあ、繰り返しを端折った状態で7分がラインか。それ以上遅いと私のスキルでは 間が保たない。どうせ大してうまくないんだからとにかく速度だ。 盛り上がる所だけ盛大にやって、後はさっさとスルーする感じで行きたい。

しかしまあ、プロも間違うんだな。これを聞いてると本当にそう思う。 ピアノ漫画とかで「すげえ!ノーミスだぜ!」みたいな台詞がたまにあるが、 あれがずっとピンと来なかった。音外してる段階で全然ダメだろ、 と思っていたのである。 だが、プロですらこれだけ音を外すのだ。なるほどノーミスというのは すごいのだろう。しかし、逆に言えば、プロの演奏は多少外れていても さすがにプロと思わせるだけの何かがあるわけである。 でもそれはそれとして、録音はノーミスでやってほしい。 繰り返し聞くといつも同じところで外すので気になって仕方がないのだ。 これについてはシャンドール先生の本でも書かれていた。 ライブと録音では弾き方が変わり、録音では多少音楽的な閃きを犠牲にしてでも ミスタッチをなくす方が客のためだ、というような事が書かれていた気がする。

拳法に子供が見学に来た。 小さい頃から体が動くというのはなんともうらやましい。 うらやましすぎて気分が暗くなってくる。 まあいい。私の今の性能は体育の時間を12年間呪い続けたことと無縁ではないのだ。 劣等感を力に変える生き方も、そんなに悪い物じゃない。

というわけで合唱行かずに帰ってきた。早速会社で 校正をするとしよう。家でもできるが、やはりモニタが二枚ある方がいい。 家にも二枚置くべきなんだが、1920x1200を出せるUSBビデオアダプタ ってあるんだろうか。今私が会社で使ってる奴は1600x1200が限界。

2008年10月17日

みりんってどうなんだろう。 今回の里芋の煮物は固かった。みりんの糖分による浸透圧のせいだろう。 やわらかく煮たいならみりんは最後に入れるべきなわけだが、 火を止めてからが本番になる保温調理においてはそれは無理である。 また、炒め物の鶏肉も下味をみりんでつけたらやっぱり甘かった。 あれはあれで悪くないが、いつもあれでは飽きるし汎用性にも欠ける。 やっぱりみりんは常備するほどのものではないか。

みりんはいらないとしても、酒はいる。 安く済ませるなら料理酒だが、塩が入ってる奴は論外だ。 それで今まで普通に飲めるものを使っていたわけだが、 コストは高いし、飲んでおいしいものが料理に適しているとも言えない。 というわけで、少し試してみよう。

ごはんを炊きながらさらに片づけを進めた。 今回で古い米と豆を使い切ったので、次回からは新品である。 せっかくだから大正金時を代わりに使ってみてもいいかもな。 さて次は本の選別か。明日の午前はリュック背負ってブックオフ。 とにかく体積を減らしたい。 問題は、まだ読んでないしこの先も読むかさっぱりわからない技術書の類を どうするかだ。物理や数学の教科書の類は今の急速な成長を考えると もう少し置いておきたい。しかしプログラミングは微妙だ。

空いた時間にファインマン。まだ2章。150章とかある本なので、 序盤も序盤。それにしても、英語はしんどい。 普通の技術書のように文が整っていないのもしんどい一因だろう。 間投詞がはさまったせいで構造がよくわからなくなったりするが、 たぶん口語なんだろう。

TOEIC全然ダメなんだろうなあ。数日早く読み始めていれば 脳をなんぼかでも英語モードにできたかもしれないが、 もう手遅れだ。結局いろいろあってTOEIC用の勉強は一秒たりともしていない。 それどころじゃなかった。

2008年10月16日

シンフォニア15番。 玉ねぎが大量に入ったカレーを食ったせいか妙におならが臭くてブルーな気分を 表現してみた。

校正中。明日で片づくはず。片づくはずだ。片づけ。

借りたヴァンパイアハンターDのアニメを見ている。 結構前に借りたまま放置していたが、 たぶんいくら経ってもヒマにはならないので、今日思い切って見てしまうことに したのである。で、なるほど当たりだ。 元々どういう作品だったのかはわからんが、異常にかっこいい。 中身は特にないが絵は一級品だ。猛烈にかっこいい。 そして、やっぱり城は崩れてナンボである。 しかもロケット打ちあげのおまけまでついてきた。SFなのかよ。

2008年10月15日

禁書目録の2話は途中で挫折した。ダサすぎる。 アリソンの最終話はダメダメだった。がっかりだ。 説明なさすぎだろ。原作読むかなあ。

校正対応とミーティングの合間に微積分の勉強。 2y=xを両辺微分して2dy=dx、みたいに書いていい根拠がどこにあるのかわからず 悩んだが、なんのことはない。合成関数の微分をちゃんとやっていった結果、 たまたまそう書いたのと同じになるというだけだ。 これが常にそうなるのかどうかはもうちょっと吟味しないとわからないが、 しばらくは正直に合成関数の微分を手順通りやった方が良さそうである。 あとは2階の偏微分で変数の順番を変えても結果が変わらないのは何故かとか、 微分と積分が逆演算の関係にあるのは何故かとか、 そういうことでいろいろつまづいた。 それにしてもオイラーの贈物はいい本だと思う。 なるほどシリーズは工学系の人だけに議論が結構適当だし、 たまに論理が飛ぶ。その点オイラーは丁寧だ。 しかしその一方で、オイラーはそれを何に使うのかがさっぱりわからないので、 単体では読む気にならないのである。 やっぱり複数の本を同時に参照しながら勉強することが重要なのだなと再確認した。 しかし、それはそれとして一冊で済むような本を書く努力はしてほしい。

数学がむつかしく見える原因の一つとして、 現実を記号化したものだったはずの体系が、 拡張の末に記号だけが独り歩きし、しまいには記号によって現実の現象を 定義するようになってしまう、ということがある気がする。 虚数角度の三角関数なるものは、三角関数をテイラー展開で定義すれば 計算できて、確かに便利だ。しかしその虚数角度なるものに意味があるのかどうかは わからないし、そもそも問題にされない。 この、「意味があるかどうかが問題にされない」ということに慣れるのには 多大な労力がかかるし、そもそも「意味があるかどうかが問題にされていない」 ということを認識できるかどうかは半ば運次第である。 数学ができている人はそこを誰にも教わることなくあっさり理解できている人で、 それゆえにそこが理解できない人の気持ちがわからないのではないか。 なるほどシリーズの村上先生はだいぶそのへんがわかってらっしゃる人っぽく 大変ありがたいのだが、あのシリーズは高校数学をそれなりにわかっている人向け なので、私のようなニセ理系にはまだしんどい。 中学数学しか前提としない工学向けの実用を目指した数学解説書があれば いいなあと思う。誰かご存知でしたら教えてください。

つうか、中学数学すら怪しい気がする。特に幾何。 対頂角とか、相似の条件とか、さっぱり忘れてた。

ハードウェアに詳しい人の比率が減っている。 コンピュータが速くなってギリギリを目指す必要が薄れてきたことの当然の帰結 なのだが、これが各所で悪影響を及ぼしているような気がしてならない。 やっぱり全員がコンピュータ科学の発展の歴史を順に辿るような訓練を 受けておくべきなのではないだろうか。 人間の胎児が数ヶ月で進化の過程を再現するのと同じように、 最低限のルートをうまく定めてカリキュラムを作れば こういう面倒はかなり減らせるように思うのだが。 今回のゲーム本はゲームにおいてそれを目指したわけだが、 やっぱりプログラミングについてはかなり適当にならざるを得なかった。 どうにかしたい。あるいは、どうにかしてほしい。

数学は苦手だ。ただ本を読むだけでも、 コーラの力を借りなければ到底起きていられない。 数式を飛ばして次のページに行きそうになってはハッと気づいて無理矢理読み 直す、ということを今日一日繰り返したが、とんでもなく消耗した。 根本的に向いていないのだと思う。 しかし、こういうことをやろうと思えるあたり、まだマシなのだろう。 この有利は活かすべきだ。 とにかく量子力学がおぼろげにでも理解できるレベルまで持っていく。

2008年10月14日

日曜はまさひろが原稿を書く横でえんえん料理していた。 大正金時のサラダ、里芋の煮物、カレー、水ようかん、鳥とピーマンとねぎの炒め、 白玉だんご、という感じ。未来嫁には私に完全に欠けている菓子や普通の料理の 技術があり、見ていておもしろい。 私は「時間と金の両面で効率的で健康にいい料理」に特化しており、 大量生産と冷凍、というスタイルが前提にあるので、 普通の料理は良く知らないのだ。炒め物は例外だが、 それですら最近は面倒くさいので客でも来ない限り作らない。 夜には良月(=アホ)が合流し、何をしゃべるか微妙にびくびくしながら過ごした。 そして朝4時に近畿旅行へと出発していった。毎度あわただしいことである。

うちの料理設備は同時に一品しか作らないことを前提にしている。 しかし、未来嫁が来た際には二品以上作ることがほとんどであるため、 鍋も足りなければ食器も足りない。 また、調味料もミニマムなのでどうやってもバリエーションが出せない。 もし真面目にやるならかなり拡充せねばなるまい。

とらドラのアニメは微妙。竜児がハナッから大河を好きなように見えすぎる。 禁書目録のアニメは微妙。アニメになれば薄まるだろうと思っていた設定説明が、 思ったほどには薄まっていなかった。 しかし原作に忠実であることが求められたの であればこうなるのもわかる。

2008年10月11日

嫌な気分ホルモンが出ている時に論理的に考えるのは不可能だ。 そしていい気分ホルモンが出ている時の思考もまた当てにならない。 しかし、ホルモンが出ている時にこそ人生の本体があるとするならば、 そういう時の思考にこそ価値があるということにもなる。

2008年10月10日

シンフォニア3番 1番 2番も出し直した。リンレンが更新されている。

複素関数はグラフを書けない。2次元から2次元へ移すので4次元必要だ。 まだ何に使うかいまひとつわかってないが、そのうち見えてくるんだろう。

英語のレベルが上がった。あと18回しかないので、今回で最後。 あとはギリギリまで引きのばそう。

人を使う仕事をしないと給料が上がらないのはわかったが、それはもういい。 人を使う仕事に価値があるのは、使われる人の性能が低いからである。 仮に全員が十分に訓練されて優秀であれば、 管理者の仕事などほとんどあるまい。 管理者が優秀でないとマズいようなチームはその存在自体が問題なわけで、 管理者の能力を上げるだとか、管理手法を進化させるだとかいう方向は 長期的には余計に事を悪化させる。 ほとんどすべての問題は人間が訓練されていないことによるのだから、 即効性がないからといって後回しにせず、 人間の質の確保をこそ最優先に考えるべきではないのか。

どうしたらプログラミングを教えられるのか? この課題はある意味結論が出ている。 「やる気のある奴は勝手にできるようになるし、なければならない。 つまり何もしなくて良い」。たぶんこれが究極的には真理だ。 私自身教えてもらった覚えはまるでないし、 周りにいる「できている人々」にもたぶん教えてもらった人なんていない。 だから、プログラミングの教育は不可能である、と結論づけたくなる。 しかしこれで終わりにした結果が現状なのだから、 何かしら手を考えないといけない。 ここで私に何ができるかと考えると、やっぱり文章を書くことである気がする。 やる気がちょっとだけ足りていない人を引っぱり上げることくらいなら できるのではなかろうか。

とは言え、今回の本の反応を見ないと何とも言えない。 昨日本屋でオイラーの贈物の著者が書いた「虚数の情緒」という本を見て、 「使命感は認めるが、これはやりすぎだ」と思った。 しかし、あれの方向性は絶対値の差こそあれ私のと同じである。 他人が私の本に対してそんな感想を持たないという保証はどこにもない。

バグ発見プログラムの存在を最近知った。 バンバン致命傷バグを見つけてくれる、頼もしい奴だ。 あれを見て、「今すぐ入れるべきだろ」と思うと同時に、 「あれがおいしそうに見える今の状況ってどう考えてもヤバいだろ」 という気もしてくる。 あれにバグを見つけてもらうことに慣れきった未来を想像すると相当寒い。 でも放っておいたら確実にそんな未来がやってくる。

諭吉先生の異常な使命感にちょっと共感できてきた今日此頃。

TGSに行ってきた。なんというか、驚きがない。 こなれてきているのは間違いないのだが。 大手のパブリッシャー化が著しいなあ、とかいう業界の動向を見る意味では 有益だが、楽しかったかと言われると微妙。

携帯電話ゲームが成長してきている。 モノはまだまだ「電話でできる」以外に利点が感じられないが、 そのうちDS並みになったりPSP並みになったりしてくるんだろう。

最近コンピュータが速くならない。順当に行けば2010年あたりには 次世代機の話が出てくるはずだが、おそらくそうはなるまい。 次はどこも消費電力を抑えて小さく安い機械にしようとするだろうから、 その分性能の上昇は抑えられる。 そもそも360もPS3もまだ一回も小さくなっていないのだ。先は長いと見るべきだろう。 そう考えると、ゲーム業界はきちんとゲームの内容によって 盛り上がらねばならないということになる。

DSはもうちょっと高性能化してほしいな。 例えば解像度が倍の512x384になったら電子ブックとしてはかなりいい感じだろう。 しかしそのためには4倍の性能と4倍の容量が必要なわけで、 それがデメリットなしで達成されるにはもう少しかかりそうだ。

2008年10月9日

複素数がいかん。こいつがわかってないのが一番ダメ。 線形代数と微積はおぼろげに概念くらいは知ってる気がするが、 複素数が圧倒的にわかってなかった。 実数は四則演算について閉じているが、実数係数の方程式の解は実数範囲では ないわけで、数として完全ではない。 複素数はそのへん素敵で、複素数係数の方程式の解は複素数範囲で見つかるのである。 つまり、複素数こそ基本的な数として扱うべきで、 その方がいろんなところで見通しが良くなるのだ。 たまたま虚数部が0になってるのが実数、というくらいの気持ちでいた方が 大抵すっきりする。プログラムで書くにしても、 クラスを作ってしまえばほとんど見掛けはfloatと変わらない。

加法は移動。乗法は拡大回転。 超越関数の類はテイラー展開をもってその定義とすれば、 複素数をぶっこめる。 でもあれ?sinの引数が複素数って一体どういうことだ? テイラー展開の式にぶっこめば計算できるんだから何かしら意味のあるものが 出てくるんだよなきっと。とwikipediaを見たら、sinhになってた。なんかすげえ。

「なるほどフーリエ解析」の著者は他にもたくさん出していることが わかった。あのわかりやすさで他の話題についても書かれているというのだから、 それは買いだろう。2万円分くらいは買ってきてもいいかもしれん。 あとついでにファインマン物理学があるようなら買いか。

数学を勉強する目的は、一つはクォタニオンを理解すること、 そしてもう一つは解析力学を理解することである。 解析力学は制約のある運動を理解するのに必要で、 これがわからないとシミュレーション系の論文はまるで読めない。

量子力学と一緒に編み出された一連の数学技法がある。 ブラケットやらディラックの何とかやら 作用素やら演算子やらでもう大変なことになっているわけだが、 こいつらを理解するとそれ以前の数学や物理が恐ろしくシンプルに理解できるらしい。 複素数を覚えると実数で考えるのがバカバカしくなるんだろうな、 と最近おぼろげに思うわけだが、たぶんそれと一緒だろう。

数学を怖がらない体を手に入れる。もう半年過ぎてしまったが、今年度の目標。

明日はTGS。

微積分その他の数学の書法はプログラマ的にはわかりにくい。 数世紀分の歴史的経緯が凝縮されているせいか、いまひとつ論理的ではない気がする。 それにテキストファイルに書くのに向かないという欠点もある。 そもそもテキストファイルの乏しい表現力で数式を書こうというのは 非効率なのだが、 手書きは保存に向かないという欠点があるし、 texで書くのは玄人以外には無理だ。 数学的な処理をプログラムにする際、コメントに書ける数学書法が あればどんなにか楽になるだろう。まあ学者の業界的にはtexなんだろうが。

D(x,f)で関数fをxで微分、とかいうのはどうかなあ。 オブジェクト指向的には、f.D(x)だが、これだと、 fとgの積の微分が(f*g).D(x)とかになって若干気持ち悪い。 積分はI(x,a,b,f)か。関数fをxについてaからbまで積分。 あるいは、f.I(x,a,b)。 しかし演算子記法と相性が悪いな。「微分する」という単項演算子を前に 置くと考えるなら、D(x)fとか、I(x,a,b)fとかの方がいいのか。 しかしこれはこれで融通がきかない印象がある。

一番簡単なウェーブレット変換は、2つの値を和と差に変換して格納する。 例えばa,bとあれば、a+bとa-bを格納する。 この時、a,bの範囲が[0,255]であれば、和は[0,510]、差は[-255,255]となって、 範囲が倍になる。 ここでもし可逆にしようと思えば、 格納容量は9bit×2と増えることになる。 そして、二回目では10bitに、三回目には11bitに、というふうにどんどん データあたりの容量が増えていく。 実際に圧縮するのは後段のハフマンの役目だが、場所によってデータ単位が違うような 状況ではハフマンはやりにくいし、データサイズがでかいところに合わせると ハフマン木のノード数がとんでもないことになる。 さてどうやってやるのがいいんだろう。

結局今日はTGS行かなかった。明日行く。

なるほど複素数、なるほど線形代数。どちらも6割方理解したと思う。 線形代数の方は恐ろしく絞っていて、 ここまで執拗にクラーメル法の説明をするのはすごい。 LU分解やガウス法といった計算機科学ではおなじみの方法は真っ向無視である。 そして行列と量子力学との関連を明らかにしてくれるのも面白い。 にしても、このシリーズはどれを最初に読むべきかが難しいな。 最低二周しないとダメなのがよくわかった。線形代数には複素数が出てくるし、 複素数には線形代数が出てくるのである。

パウリ行列が熱い。x^2+y^2を因数分解するには複素数が必要だが、 x^2+y^2+z^2を因数分解するにはパウリ行列が必要なのだ。 4次元でも因数分解するには4x4の複素行列が必要らしいが、 さすがにそこまでは使わないだろう。今のところ相対論までやる気はない。 つうか、なんで次元が一個増える度に行列サイズが倍になるんだろう。 1,2,3,4次元でいろんな性質が違いすぎている。

回転には角度の変数と、回転軸を表す変数の二種類が必要だ。 たぶん何次元でも角度の変数は一個だが、軸は全然違う。 2次元だと0個だ。回転軸は一種類しかないので変数がいらないからである。 なのに3次元だと3個だ。3次元空間中のあらゆるベクタが回転軸になりうるので、 ベクタを定めるために3つの変数が必要になる。 じゃあ4次元はどうなんだろう。4次元空間の回転は一体いくつの パラメータを必要とするんだろうか。 たぶん4次元空間のベクタと角度で5つ、というわけには行かないんだろうな。

数学、たぶん行ける。今までバラバラに頭に入れてきたことが つながっていくんだろうなあという予感がある。

脱水シートが届いた。

ファインマン物理学を注文した。今月は本に3万以上使ったことになる。 というわけで、PCを買うのは延期。 今よりクロック×コア数が増えるまでは買わないことを誓う。 半年後とかだったら、普通に4GBのメモリと128GBのSSDを積んでそうだ。

2008年10月8日

スウェーデンなイベントに行ったが、 やっぱりあの環境下で会話をするのは困難だなという実感。 一応英語で話したりはしたが、聞き取れてねえ。 周囲がうるさいのと、相手の発音に慣れてないのと、 暗くて唇が見えにくいのと、あとは緊張。 MPを使い果したので早めに抜けてきた。

親がばあちゃんちに来ていたので行ってきた。 とりあえずAtomノートは渡してきたので、 早急に実家に帰る用事はなくなったが、 そういうものでもない。本が出たら持っていこうと思う。

ままならんなあ。

なんか新しい仕事が入ってきた。 それなりにやりがいがなくもない。 設計だけして人に中身を作らせつつ監督する、 という今までにないタイプの仕事だ。正直全部自分で作りたい気持ちで一杯なのだが、 やったことがないことは面白いわけで、その意味では悪くない。

理には限度があるなと思う。是非の評価が明確でない状況ではなおさらだ。 「金が増えるほど良い」という明確な評価基準があってすら 議論で白黒をつけられることは稀なわけで、 それがない状況では議論そのものが成り立たない。 たぶん一段上のレベルから物を見ないとダメだ。

2008年10月6日

JAGのライブに行った。なるほど、粋だ。クラシックとは全然違う雰囲気が新鮮。 クラシックももうちょっとやりようがあるよなあとも思った。 ところで、上手い下手は結構わかるものだなと思った。 音量があまり変化しないのはたぶん音楽の特性なのだろうから、 それ以外で変化を出して飽きさせない工夫が必要なはずで、 うまいところは確かにそのへんができているっぽい。 まるで退屈しなかったのだ。リズムというか波というか、 そういうものがちゃんと出来ていたのだと思う。

バンドによってはあの音量にも関わらず眠くなることがあった。 なんでだろうと考えてみたのだが、たぶん変化が感じられなかったからだと思う。 音量の変化はなく、テンポの変化もなかった。 しかも、旋律がよくわからない事も多かった。 旋律以外の音量を落とすようなことは あまり行われていないみたいだし、 そもそも高次倍音が猛烈な量混ざっているせいでただでも旋律は聞き取りにくい。 下手をすると和音すらよくわからなくなる。 他のバンドではそういう感じは受けなかったことを考えると、 そのあたりにもスキルがあるのだろう。

米20キロ、豆7キロ、脱水シートを注文。豆は金時1、小豆1、大豆5。 脱水シートはプチ干物を作るのに使う。 開いて塩振って脱水シートにはさんで放置するだけで干物っぽい何かになるのだ。 そこで冷凍すればかなり保つのである。

一回の炊飯で米を6合使う。約1kg。ほぼ毎週炊いているわけで、 つまり20kgは20週で消える計算になる。 1年あたり米代は18000円。 豆は毎週300g程度だから、年15kg。9000円くらい。 さすがに年とかいう単位で見るとでかいな。 まあ他の食材の方が圧倒的に高いので誤差みたいなものなのだが。

フーリエ変換が内積だ、という意味がようやく納得できた。 N次元ベクタの内積をN個求める操作。 今まで納得できてる気になってたが、できてなかったっぽい。

二次元ベクタと2x2回転行列が両方複素数で表せることがようやく納得できた。 クォータニオン理解したいなあ。しかし何が必要なのかすらわからない。 代数と微積と群論の基礎くらいはないとマズいっぽいことはわかるし、 テンソルって何?とか言ってるようでは話にもならないのも確かだ。 そもそも複素数の知識すら怪しい。

そもそも数学ってどうやって勉強したらいいんだろ。 とりあえずオイラーの贈物レベルまではどうにかなるが、 その後どうすればいいのかはさっぱりわからない。 どんな本をどんな順番で読めばいいのか。

2008年10月5日

久しぶりにグールドのゴルトベルクを聞いているが、 超絶技巧に唖然とする。 全く超絶技巧に聞こえないところが超絶技巧なのだ。 まあバッハは元々そういう所があって、 まともに弾くために必要なスキルがバカみたいに高いくせに、 さっぱりそうは聞こえない。しかしこれはいくらなんでもひどい。 グールド以外が弾いたらここまで簡単そうには聞こえない気がする。

ピアノ。チェルニー40-1終わり。チェルニーばっかり弾いてて 曲がおろそかになっていたせいで、いつもなら3番も指令が下るところなのに 2だけとなった。まあ指令がなくても弾くけど。 しかしそれはそれとして今週は何としてもシンフォニア3を仕上げ指令が出る ところまで持っていく。

2008年10月3日

7日はスウェーデンのゲーム職人と話をしにいくことにした。 会話できるのか激しく不安だが、何事も経験だ。

とらドラのアニメの予告を見て、というか聞いてげんなりした。 あまりにまんますぎてどうレスしていいかわからない。 あと、あのピンク髪はまさかみのりんか?その色はどうなんだ?

2008年10月2日

「されど罪人は竜と踊る」。これは良いウィザードリィ。 薔薇のマリアは挫折したが、こっちは読める。 味付けの仕方も、話の展開もこっちの方が格段にうまい。 いろいろくどかったり強引だったり鼻についたりもするが、 それも含めて楽しんだ。 にしても、これ続編ってありうるのか? 最後にティルトウェイト撃っちゃってるわけで、 これ以上盛り上がれるとは思えないのだが。 なんというか、続きが読みたいとは思わない。 何かの拍子に買ったら楽しく読んでしまうんだろうとは思うのだが、 それはそれである。

校正中。表とか図とか、結構おかしいところがあるので指摘。 図は清書まで含めて自分でやるべきだったと今更ながら後悔している。 やりとりの時間が惜しいのだ。 関わる人の数が増えるほどコミュニケーションコストが増すわけで、 そこを軽視した私が間違っていた。 タダのドローソフトは結構あるみたいなので、 使い方を学ぶ手間を措しまなければ自分で描けたはずなのである。

新DS。電池の保ちが悪くなってるのはバッテリーが小さくなったせいだろうか。 それとも消費電力が増したせいだろうか。 そこを犠牲にするのは何か違う気がするのだが、 それだけの価値がある進化だと判断したのだろう。 カメラや音楽再生に「おもちゃ性」を持たせる工夫をしているところや、 ネットワーク親和性を上げるような変更が入っているところは評価できる。 SDを差せるのもいい。 しかし、単純にゲームをやるだけならLiteでいいのだろうなという気はする。 電池が保つのは強かろう。当面はLiteも併売とのことだが、 やはり最終的にはこちらに絞るのだろうな。

2008年10月1日

「ラテン語のしくみ」という本がヌルくていい。 2時間でラテン語がどんなもんかのイメージができる。 もちろん、それで読めたり書けたりするわけではないが。

TOEICは10/19に受けることにした。明日申し込む。 800くらい取れないとマズいんだろうが、 8年かそこら前に受けた時で700だったことを考えると それより劇的に良くなっているとは思えない。 あの頃は会話は今よりダメだったが、 読解は今よりできていたはずだからだ。 まあ700取れてればいい、くらいに考えておくとしよう。 履歴書に書いておいしいのは800以上らしいので、 本気でそこを求めるなら必死に勉強して800取るべきなんだろうが。

物理。 解析力学は理解したい。あれがわからないと読めない論文が結構ある。 昔買った物理シミュレーションの英語の教科書も解析力学の章だけは 手も足も出なかった。 解析力学をやるには偏微分やら何やらを読めねばならないが、当然それは 線形代数と微積分学を要求する。 こんな状況では量子論や相対論を理解するなんて夢のまた夢だ。 しかし思うに、線形代数と微積の最初のところを 本当にきちんと理解したら、後はすんなり行けるのではなかろうか。 要するに私に足りないのは「数学記号への慣れ」なのだ。 手を動かして慣れ親しめば、たぶん勝手にできるようになる。 そしてそのための最大の手段は、プログラムという形で実践することだ。

二次元ベクタは複素数で表せ、二次元の回転は複素数で表せる。 一方、三次元ベクタはクォータニオンで表せ、 三次元の回転もクォータニオンで表せる。 二次元ベクタと二次元回転は同じ複素数で単なる積で回転するが、 三次元ベクタと三次元回転のクォータニオンの形は違うし、 回転も単なる積では表せない。 次元によって違うのは何故だろう。 逆に言えば、どういう時に次元によらない説明ができるのだろうか。 本当知識ねえな。金谷先生の本を買ってくるか。

2次元のベクタや回転は1x1複素行列、3次元のベクタや回転は2x2複素行列。 4次元のベクタや回転は何で表せるんだろう。 4次元の回転行列は容易に作れるが、それに関しても対応するクォータニオンみたいな 何かが存在するんだろうか。 4次元の外積って、3つのベクタからその全てに直交す るベクタを作り出すような演算なんだよなあ。きっと。

ルルーシュ最終回。綺麗にまとまったなあと思う。 あれだけむちゃくちゃしていたのが嘘のようだ。 しかし、綺麗すぎてうそくさい。わざとかもしれんが。 マクロス最終回。異様に盛り上がるが、中身はない。 あと、見てて恥かしい。 そして最も重要な判断は保留。 三角関係に決着をつけると勝手に思いこんでいた自分が嫌になる。 私は敗者を見たかったのだろうか。

大人の社会には「職安」と「ハローワーク」の違いくらい微妙なものがたくさんある。

自分が偽物の理系であることの劣等感を抹殺してやる。 そして後悔してやるのだ。「こんな簡単なもので苦労していたなんて、 オレの大学生活は何だったんだ」と。

vaioT。今のvaioSZはYonahの1.66GHzだが、 vaioTのはPenrynの1.4GHzだ。下がるのは嫌な気分である。しかし、 超低電圧版が1.66GHzを超えるにはまだ1年はかかるだろう。 小さく軽く静かで涼しくなってカメラやマイクが内蔵されメモリも倍になって HDDが飛ぶ恐怖からも解放されてバッテリーも使えるようになる、 というメリットに、24万円という金とピーク性能の低下という コストを払えるか。難しい。このSZはバッテリーが死に、HDDにも 不良セクタ、という状態なので、サーバの置き換えにも使えない。 何か使いみちがあれば買うという選択にも現実味が出てくるんだが、 さっぱりだ。とりあえず、買取価格がどれくらいになるのか 聞いてみることにした。しかし完全体でも5万なので、 たぶん良くても2万とかだろう。微妙すぎる。 事情を知った上で欲しがる人がいるならあげてもいいんだろうが、 それもなあ。


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