だだもれ

2006年7月31日

ペルソナ、85F。7/18日。案外良く作ってあるような気がしてきた。 ただ、戦闘そのものは結構単調。アルゴリズムの変更を迫られることが あまりない。弱点を突いて総攻撃するのが基本で、それ以外は些細なことである。

近くに結構繁盛しているラーメン屋があるのだが、やっぱり好かない。 つけめんでスープがぬるいのはダメだと思う。 麺がブチブチ切れていて、すする感覚を得にくいのもマイナス。 10人分近く一気にゆでて、私のを最後に取ったものだから ゆで過ぎになっている上に短いのが集中的に残っていたのだろう。 スープも妙にしょっぱいだけで味に深みがない。 必要以上に臭みがあるし、やはりここおいしくないんじゃなかろうか。 加えてどうも店のシステムもダメっぽい。 店員が大声で「3番さま、中味濃めのり多め、4番さま、小油少なめ」 みたいなのを連呼するのはどうか。甚だ鬱陶しいし、効率的とも思えない。 実際何度も聞き返していた。あれではエラーも多かろう。 麺をゆでる前に必要な情報とゆでた後に個別に聞けば良い情報を分けて 扱う二郎のシステムはやはり優れているのだな。

アーサー・C・クラークの「幼年期の終わり」を読んだ。 これが傑作だと言われると納得できる。 そうそうお目にかかれない壮大すぎるスケールと、独特の嫌な後味がたまらない。 これがSFか。

2006年7月30日

金曜は4時まで仕事。

なんか来週の歌の発表会に出ることになった。 まあそうなるんだろうなあと思っていたので、別に問題があるわけではない。 3曲ほどまともに覚えていないが、まあごまかしは効くだろうし、 あと一週間あればマシにはなるだろう。 問題はそういう短期的なことよりも、 この土曜の夜は合唱という生活パターンを 長期的なものとして受け入れるのかどうかだ。 日曜の第九は所詮年末までだしヤバくなればフェードアウトしても 人数が多いので大した迷惑をかけずに済むが、 土曜のはそれなりにマジな匂いがする。 てきとうな気分で関わって良いものか。

2006年7月28日

昨日も今日も日が変わった。

ペルソナ、6/15、Lv21、64F。

移植してみたら微妙に動作が違う。コードは大半コピペなのに違う。 それもハデに違うならわかるが、違いが微妙だ。 浮動小数点演算計算メインのモジュールでこういう微妙な違いが出るというのは 演算誤差を疑いたくなるが、誤差で済まされる範囲ではなく明らかに違う。 printfも使えない環境への移植なのでデバグは面倒だ。 計算過程を吐き出させるしかないか。

メモリがあふれた。量的に足りないのではなく、断片化で入らなくなっている。 いちばん嫌なパターンだ。ギガあってうち500MBを使う、という場合には 適当にやっていてもどうにかなるのだが、160MB中100MB使う、というくらいになると 断片化が相当効いてくる。

NHK特集の皇居の奴を見た。すげえよ皇居。 格式とか伝統ってあるところにはあるんだな。 ああいうものがえんえん続いているのはすごいことだと思うし 是非とも残してほしいが、それはそれとして中の人は大変そうだ。

2006年7月26日

ペルソナやりたいのに仕事で日が変わる。ふざけるな。 こんなに残業するなら8時に帰ったことにするのは損だな。 残業した時は書類に書かねばならず面倒なので最近は8 時に帰ったことにしているのだが、 ちともったいない気がしてきた。 まあ時給にして300円程度だが、 今日は600円損したことになる、と考えるとやっぱりもったいない。

西の善き魔女おわり。よくわからない。女王何考えてんの。 原作読まないとわからないんだろうなこりゃ。

電撃大王は読むものないなあ。毎月タダでもらっておいて文句を言うのもなんだが、 どうにも厳しい。あずまきよひこと井原裕二は安定して読めるが、 それくらいだ。あとは若干マシなのがいくつかと、 読むことすら困難なものが多数。

ペルソナ。6/13、40F、Lv17。キャラが増えた。 交友関係も広がってきて、それなりに楽しい。 6月のボスはザコだった。

2006年7月24日

ペルソナ。Lv15、40F、5/31。 仏像が激しく強かったが、クリティカルを期待して特技で殴っては総攻撃、 という戦略性も何もないやり方で勝利。 まだ中だるみしてこない。案外ちゃんと作ってあるのかもしれないな。 まあ本当にヤバいのは10月あたりだろうが。

とか言ってる間に3時だ。病院のために早起きせねばならないというのに。

痔について調べてみた。なるほど、これが内痔核、すなわち俗に言うイボ痔か。 人類の構造上やむを得ない病気らしいので、私に落ち度はない。

コミケのカタログが売られているのを見かけた。 もう別の宇宙の事に思える。

BBBの短編集と、フルメタの短編集を読んだ。 どちらも悪くはないが、やはり本編を読みたい。

CTスキャンに感動した。でそれはそれとして、8/29から入院。31手術。 なんで、CEDECはキャンセル。こりゃもう行くことはねえな一生。 なお、放っておいても生きるのに支障はないのだが、 何か重要な場面で破裂されると困るし、 破裂まで行かなくてもこの微妙な違和感がいつまでも続くのは勘弁してほしい。

健康は大切だ。今日の検査だけで8000円かかった。CT、血液、尿、心電図。 これで入院して手術なんてことになると一体いくらかかるのだろう。 加えて肺から管が出てる状態のまま丸一日いないといけないらしく、それも恐い。

2006年7月23日

人前で歌ってきた。数回しか練習してないのでガタガタだが、 それはそれとしてああいうのも悪くない。 ところで声楽のプロの声を間近で聞いた。でかかった。 あんなにでかいのか。 今日発表してた中学生の吹奏楽団よりでかかった。一人であれか。 人間って偉大だ。

バスっぽい声はなんかヒゲ筋肉っぽくて嫌いだったのだが、 悪くない気もしてきた。 それに、バスっぽい発声に習熟したら 普通の会話ヴォイスもかっこよくなるかもしれん。

土日がやけにハードになっている。土曜は昼が拳法、夜が歌。日曜も歌。 そしてそのついでに無駄に歩いて帰ってきたりするともう体がガタガタだ。 歓迎すべきことだろう。なお、今日は歩いている間に不穏な痛みが走ったので 東京から電車に乗って帰ってきた。 明日再検査なのに無駄に悪化させるわけにも行かない。

ヨドバシで37インチの1080pが出るテレビを見てきた。すげえ綺麗。 しかし35万。そして何よりデカすぎる。 少なくとも32型が25万で売られるまでは待とう。 テレビとして使う場合には32型で1080pをやる必然性は薄いので なかなか出ないかもしれないが。

2006年7月22日

携帯電話の電池が切れてました。連絡くれた人いたらごめんなさい。

ああ、明日の朝どうしよう。 まさか1時まで仕事するハメになるとは思わなかった。 とりあえず行くだけ行くか。 昨日雨だからってペルソナやってたのが間違いだった。

かなりあの機械の使い方がわかってきた。 最初からあれに最適化して作れば相当なことができるが、 まあ無理だ。時間も技術もないからな。 他の奴等はどれくらいの気合を入れてくるのだろう。

アイドルマスターがXBOX360で出るらしい。すでに玉砕したと思われている XBOX360を選んだ理由はわからないが、何か読みがあるのだろう。 ゲーセン版がそのままではコンシューマ化できないゲームシステムなので それなり以上にはコストがかかるはずだ。 何か考えがなければそんなマネはすまい。 ゲーセン向けXBOX360互換基板の開発が進んでいて、 それ用に2を作っているからついでにXBOX360版も、 というなら比較的考えやすいが、さあどうだか。 発表してないだけでPS3でも出せる体勢になっているのかもしれないな。 どうせやることは大して変わるまい。

にしてもナムコは素敵だ。ギャルゲーを作らせてくれるなら行ってみたい。

1080pでHDMI付きの液晶テレビならPCモニタとして使うのもアリだとふと思った。 でも今のところ条件を満たすのは37インチが最小で30万。 値段的には気分が乗れば買ってしまいそうなレベルだが、デカすぎて邪魔。 26インチのがあれば即買うし、32インチでも迷いそうだが。

2006年7月21日

ペルソナ、25F、Lv11。 それなりに盛り上がってきた気もしなくもない。 いろいろ合体できるようになってきたからだ。 しかし、「それほど退屈でもない作業」という域を出ない印象。 今回は仲間のペルソナを変更できないため、やれることが少ない。 逆に言えば、その程度の工夫で勝てるように出来ているはずであり、 ゲームバランスとしてはヌルめであることが予測される。 実際今のところメガテンの割には理不尽な死に方をしていない。 まあムド(=ザラキ)を連打されていきなり二人死んだりはしたが、 それはメガテンの範囲内だ。レベル10にも満たないうちから敵が即死魔法を連打 してくるのがメガテンである。

それにしても絵作りがノクターンに比べて安いな。 キャラのモデルがかっこ悪すぎて辛い。特に伊織。 モーションまでかっこ悪いので、勝利ポーズなんかは見るに耐えない。

2006年7月20日

ヒマそうにしてたら仕事が増えそう。 まあ無理もないのだが。 でもまあ、頼まれた仕事もあるしな。そっちを片づけんと。

2006年7月19日

ペルソナ3開始。 とりあえず第一印象。ポリゴンモデルがかっこわるい。 デザインコンセプトそのものは悪くないのに、なんでだろう。 ポップさを強調したいのはわかるが、これでは ただショボいだけに見える。 FF12の後だけに、もう少しやりようがあったのではないかと思ってしまう。

昼は学園モード。人と話してイベントを起こすと 能力値が上がったりいろいろといいことがある。 夜は戦闘モードでダンジョンを探索するが、 しばらくすると誰かが疲れるのでそこでおしまい。 戦闘モードをやり続けないためのルールだろう。意図は理解できる。 しかし、そのためにおもしろくなっているのかどうかはまだよくわからない。

5/1。6階まで。今のところつまらなくはない。 ただ、相当な密度でイベントが供給されないとあっと言う間に 作業になりそうで恐い。中盤が不安だ。

東芝がヘルシオのパチモンを出した。カロリエ。 実際の性能は知らないが、なんかうさんくさい。

2006年7月18日

実家でダラダラした。

まんがサイエンスは素晴らしい。科学への憧れが蘇ってくる。科学者最高。 しかし絵から微妙に変態の匂いがするのは気のせいだろうか。

まんがサイエンスは91年から。当時はまだ科学がハデさを備えていたのだろう。 花形であった宇宙関係は目に見える動きがなくなって久しい。 その一方で情報技術関連はびっくりするくらい進化しているのだが、 その進化があまりに生活に密着しすぎているために さっぱり感動につながらないのがなんとも皮肉だ。 仮に火星に行ける技術が開発されていたとしても、 我々の生活を変える力ではインターネットに遠く及ばないのだが。

吉村明美の「あなたがいれば」を読んだ。「薔薇のために」以降 パッとしないと言われていたが、それほど悪くはなかった。 作者の道徳観が出すぎていてちとどうかとも思ったが、 まったくもって同意できることばかりなので気にはならない。 ただ、打ち切り丸出しな最終話付近が辛いな。 どうも雑誌の再編成にブチ当たったらしい。

ラーメン発見伝を16冊も読んでしまった。どうも蘊蓄漫画は好きらしい。 しかしラーメンで感動したことはないのだよな私。 食い物で感動したのはたいがいインパクトがある物ばかりで、 完成度の高さに感動したことは皆無だ。

ジーザスはおもろい。展開のスピード感、そしてバカバカしさとかっこよさの絶妙な バランス。絵も独特でたまらん。 しかし、知り合いの絵がうまい人二人が「こいつは絵が下手」と言うんだよなあ。 まあ絵が上手いことと漫画がおもろいことの間にはあまり関係がないので どうでもいいことではある。

まじかるぽかーんを見た。どうでも良かった。

毎月電撃大王をもらっているのだが、いいかげん読むものがなくなってきた。 よつばととサイレーンくらいしかまともに読んでない。 はやてブレードは最近そう悪くもないなと思うようになったが、 途中から読んでると主人公が誰なのかすらわからん。 月姫の漫画は結構良く描けてるが、感動するほどでもない。

明智抄の「サンプル・キティ」を読んだ。この人やっぱり変。 「センスがいい」と言うこともできるが、「変」 の方がしっくり来る。それだけに布教は難しい。

ストパニ11まで見た。いい。

つよきすのアニメをがんばって2話見た。まるでギャルアニメのようだ。 何より演出がダサすぎやしないか。

どうしてこういう変更を行ったのだろう。 普通ならもっと安易な作り方をするはずだし、 その方が原作ファンの受けも良かろう。それでも敢えてこういう 事をしたのだから何か狙いがあるはずだが、わからない。

2006年7月15日

ありえねえ。29歳になった。自分がそんな年齢になるなんて考えたこともなかった。 自分が死ぬことはかなりしょっちゅう考えていたが、 自然とその過程にある年齢について考えたことはあまりない。 そんな事に気づいて、面白いものだと思った。 そして、この先も例えば40や50の自分については考えないで生きていこうと思った。 死について考えること以上にそれは辛いことだからだ。 私はハルヒと同じく、自分が60億分の1にすぎないことが 何よりも恐いタイプの人間なのである。 さて、このままダラダラ死ぬのか。 やはりなにか無茶をしでかさねばならないのではないか。 うちの会社は、「こんなところにいたら腐る」とかすげえ事言って 辞めた人が平気で戻ってこられるようなぬるい会社なので、 多少の無茶は大丈夫な気がする。もうすぐTGSだし、 それが終わる頃には本気で考えねばならんな。

しかしそれはそれとして、結婚くらいはしてみたい。 親に孫を見せてやりたいし、じいちゃんに曾孫を見せてやりたい。 それに、どうせ子孫が出来るならば、孫くらいとは話す時間があっても いいと思うから、あんまり遅くなるのも良くない。 この前亡くなった祖父とはほとんど話す機会がなかった。 だから、孫が老人と話してみたいという年頃になるまでは生きていたい のである。まあそういうこともあって、どうにかならんものかなと最近思う。 もちろん生活の効率化と人恋しさの解消という二大効果も見逃せない。 しかし問題は、そう思っても思うだけで実際に何かするわけではないということだな。 今現在不自由なく生きているわけで切羽詰まっているとは言い難いし、 ぶっちゃけどうすれば私とそういう関係になる気になるような人が 見つかるのかもわからん。結婚している人はそれなりに周りにいるが、 そういう人がそうなるまでの過程を聞かせてくれた試しがないので 全く参考にするものがない。そもそも男女関係なんて私にとってはフィクションだ。

無敵看板娘を見た。すげえ頭悪かった。ヒロインが一話目からボディを食って ゲロを吐くアニメ。ちとついていけない部分もあるが、悪くない。なんか動いてるし。

となグラを見た。パンツはもういい。

ちょこッとSisterを見た。 普通疑問に思うところをあっさり納得されて違和感、 というのも確かにあるが、 それ以上になんかハートフル風味にまとめられているのが気に入らない。 鑑賞者のツッコミを華麗にスルーしていても面白いものは面白いのだ。ストパニとかな。 思えばシスプリのアニメは見ている人の疑問をしっかりと主人公が代弁してくれて そこが妙におもろかった。

なんとなくwikipediaで空爆関連の項目を見てたら広島の原爆の項目に つながった。やけに詳しくて、嫌な気分になった。 東京大空襲の死者より多いなんて。 50キロトンでこれだ。メガトン級のものが落ちたら一体どうなるというのだろう。 今のところ人類は技術を火力の強化よりも効率化の方に振り向けているようで、 それはとりあえずは歓迎できる傾向だ。 戦争を飼い慣らそうとしている、とA君の作者が書いていたが、 なるほどそう見方もあるのかと思う。 軍事利用と言うとイコール悪なイメージがあるが、 軍事利用できない技術なんてほとんどありはしないし、 したからといってそれが必ずしも非人道的かどうかはわからない。 あと、鬼畜ルメイで有名なカーチス・ルメイが日本から勲章をもらってた というのがちょっと衝撃。負けるってそういうことなんだな。

EA(アメリカの大手ゲーム会社) がWii参入を発表していた。定番タイトルがたいがいWiiでも出るということになる。 とりあえず全ハードで出す、というあの戦略はすごい。 マルチプラットホーム戦略はますます重要になるだろうから、 その方針はたぶん正しいのだろう。 なにせ何か勝つかわからないし、勝つにしても市場を完全に支配できるほど 勝つことはもうなさそうだからだ。できるだけどの機械でも同じで行ける 部分が多くなるように設計することが大切になる。 がんばって差別化しようとしているハードメーカーにとっては 悲しいことだが、作る側にはまた別の事情があるということだ。

ペルソナの代わりにFF12。もう6時じゃん。次はギルガメ。 一気にやれるモブが増えたのはいいが、 Aランクって20レベルそこそこで行けたっけか。Dですらそれなりに苦戦するの だから、たぶん無理だろう。ギルガメもかなり怪しい。 たぶんムチャクチャに固いのだろうから、何か手を考えないといけないはずだ。 それにしても片手剣と盾の組み合わせは凶悪だな。 レベルが若干上がりすぎているという点を差し引いても強すぎる。 前回あれほど苦戦したウォースラがまるでボロ雑巾のようだ。

2006年7月14日

ペルソナを買いに行くことすらできねえ。会社の近くのツタヤにはなかった。

忌しい誕生日が来る。で、祝ってやるから実家に帰ってこいとの電話。 すげえ楽しみにしてそう。というわけで帰らねばならないのだが、 土曜の夜と日曜の昼には合唱がある。さてどうしよう。

自分を下手だと思いたいのか上手いと思いたいのかが自分でも良くわからない。 たぶん状況に応じて都合のいい方でありたいと思うのだろう。 しかし何回か大勢の他人の中で自分の位置を見てみれば、都合のいい願望は 消えて比較的客観的な見方ができて来ざるを得ない。 合唱の練習に参加してみたり、河原で大声を出してみたりしてわかった。 私はかなりマシな部類だ。それはしっかり認識しよう。 今でこそ音楽に縁遠い生活をしているが、 これまでの人生における音楽体験の総量は平均よりは随分大きいはずだ。 たぶんそのことがかなり効いている。 しかし、それで天狗になるのも嫌だな。私はすぐ調子に乗る。 いつもそれで失敗してきた。

気胸が完治しない。腹式で空気を吸うとまだ音がする。 痛みもなくそのゴポゴポ感以外に症状はないのだが、どうにも不快だ。 きっとこれは放置しておけばずっとこのままなのだろうな。 できればサクッと手術して完治させてほしいものだ。 まあ24日までは待つほかない。

会社の新人歓迎宴会。新人の出し物で、スク水着てた。男が。 なるほど、見てはいけないものというのはああいうのを言うのだな。 それにしても、スク水というのはそんなにメジャーな代物なのか。 一部の萌え人の間でしか通用しないものだと思っていたのだが。 あとBGMにやけにギャルゲー関連のものが流れていた。プリブラのopとか。 ToHeart2のピアノバージョンくらいでやめておけば良かったものを。 その手の文化が地下から地上に這い出して来つつあることを私はあまり喜べない。

2006年7月13日

ペルソナ3が出るので会社をサボろう、と思っていたが、 そうも行かなくなった。

服が服っぽく動くためには摩擦が必要だ。 より本質的には、局所的なエネルギーの極小が半ばランダムに現れることが 重要である、と言えるか。摩擦に限らず、さまざまな要因による 引っかかりがリアリティに寄与するからである。 でないと全体がやけに協調して動いてしまってどうにも不自然になる。 しかし、この摩擦を実装するのは結構面倒なのだ。 教科書的に言えば摩擦は圧力に比例するが、 まずこの圧力の定義をどうするかが問題になる。 不連続な時刻において観測された位置と、その差分としての速度しかない 状態において、圧力をどう定義するのか。 めりこんでいる深さに比例するとするのは一つの方法であろう。 また、速度と逆方向に働く力が摩擦力ではあるが、 それは物を逆に動かすほど強くなってはいけないから、 摩擦力には最大値が存在する。この処理も面倒だ。

今やっている仕事に使っている物理学は高校物理の範囲を出ない。 しかし、実際には演算誤差や離散化による諸問題のためにかなり複雑化し、 高校物理を理解していれば大丈夫、などということにはならない。 しかし逆に言えば、高校物理すらまともにできていない人間にそれを応用することな どできるはずがない、ということも言える。 幸いにして私はこの分に平均よりも秀でているようなので、 それで仕事ができるわけだ。

バーチャ5が出たそうだ。やらないが。 格ゲーは、人が二人しか出ず、場所も視点もそれほど動かないという、 技術開発の実験台として大変優れた特性を持っているので、 新しい機械が出る度に真っ先に作ってそこで培った技術を社内で共有できると いいと思う。もっとも知識の共有化や再利用と言ったお題目が 半ばファンタジーに属するという現実を見れば、 実際にそういうことができるとは思えないわけだが。

結局たまに出た神が何かを成しても、それは他人には伝わらないものなのだ。 この手の会社の人はどうせ我が強くて教育なんて不可能なのだから、 たまに出た神をいかに逃がさず、また使えない奴をどうはじくか という点に力を集中した方がいい気はする。 まっとうな会社になりたければ教育のシステムを考えるべきだろうが、 どうにも可能とは思えん。ある程度の改善はできるだろうけれども、 果たしてそのコスト(=教える人の時間)を償却できるだろうか。

2006年7月10日

ストパニ8、9。このアニメ本当に頭悪いなあ。面白いよこれ。

財前なんたらを見た。ダゥセエ。さすがオッサン雑誌の漫画だけある。 しかしこのダサさを楽しめる余裕は私にはないのでもう見ない。 原作は普通に読めるんだろうけどな。 「親は関係ねえだろ」の奴とか(名前忘れた)好きだし。

コヨーテラグタイムショーを見た。ずいぶん良く出来ている。 品質に関して一切の文句はない。でも、スリルがない。 なんか、「かっこいい風味」みたいなのが趣味じゃない。 もちろん全然悪くはないし普通に見ていられるのだけれども。

ガーゴイル原作10まで。ついに双葉が1945年に飛んで戦争を体験するという すごい話になった。この人きっと映像の世紀とか見て何日もうなされるような 人なんだろうな。しかし、「戦争イコール悪」というイメージ だけで全てを片づけようとしない姿勢は好感が持てる。 これほど説教くさいラノベが他にあるだろうか。 ここまで来ると「それでいて嫌味ではない」などと言っていいものかどうか 悩んでしまう。私がこういうのを嫌いじゃないだけという気もしてくるからだ。 一部のブッ飛んだ人を除けばたいがいの人は自然に道徳的な話を書いてしまうものだが、 これは度を越している。でも私はそこが好きだ。やはり行きすぎはいい。 創作に関して言えば、過ぎていることは及ばないこととは違う。 良いか悪いかはともかくとして。

「ちょっといい話」はたいがい日和った感じがして嫌いだ。 「すごくいい話」はたいがい酔っぱらった感じがして嫌いだ。 ガーゴイルはだいたい「ちょっといい話」から「すごくいい話」に属す作品だが、 嫌いではない。たぶんマジだからだと思う。もちろん楽しくてしっかり出来ている からこそだが。

たぶんだが、当時それなりな年だった人は 本音では「この戦争ヤベエな」と思っていたのではなかろうか。 みんなダマされていたんだ、という見方はあまり信用できない。 逆に、それなりに冷めた人がいても全体として燃え燃えな雰囲気を装えるような システム、あるいは社会的なノリが日本の恐ろしさだったのではなかろうか。 それは今もあまり変わっていない気もするし、 そもそも平時においてはそう悪いことでもない気はする。 ただ、北朝鮮で盛り上がってる今それがどう出るかはちと不安だ。

最近、大人っぽい人というのはスルーがうまい人のことなのではないかと 思うことがある。保留をデフォルトとする行動様式だ。 平時はそれで良いだろうが、うちのような会社には平時などないのではないだろうか。 なんとなく作ってもどうにかなっていた頃の記憶が 状況を見る目を曇らせているのではないのか。 スルーしているようでいて裏で手を回している悪党タイプなら尊敬するのだが、 どうもそうでもないっぽい。 まあ、私がスルー属性の強い人は苦手なものだから そういう悪い印象を持つだけかもしれないな。 当然そういう人とはあまり話したこともないし、多分に偏見が入っているだろう。 一度きちんと話をしてみたいものだが、やっぱりかみあわなくて 余計にストレスになるような気もする。

2006年7月9日

吉永さんちのガーゴイルの小説を借りたので読んでいる。いい。 そして、まともだ。中身に多少のパロディネタがあろうが、 バカっぽかろうが、根本的に話がまともなので安心できる。 いわゆる「いい話」だが、嫌味がない。 子供にも安心してすすめられる出来だ。 毒にも薬にもならないが、冷えたジュースくらいにはなる。 あとこれは当然だが、萌えとか言い出さないのもいい。

ガーゴイル8まで。びっくりするくらい道徳的な話だった。 それで「ケッ」とか思わないのは私が純真だからなのか、 あるいはこの作品が優れているからなのか。まあ前者だと思ってくれ。

第九の練習終わって帰ってきたらダルくて会社行く気失せた。 まったくもってクソ虫だな。 なお、「クソ虫」はスターオーシャン3のとあるキャラの口癖で、 戦闘中のヴォイスがかなりの率で「クソ虫がぁ!」なので相当笑える。 つうか、基本的にこのゲームのヴォイスはウザい。特に さんざん損害を受けた戦闘の終了時に 「楽勝だったね」とか爽やかに言われると最悪である。

FF12を最初からやってみたが、なんかおつかいしてるうちに嫌になってやめた。 やっぱりダメだ。ゲームのシステムが良く出来てるのになんでこういう 作業を課すかなあ。なおテクスタを3レベル、花サボテンを4レベルで撃破。 本来これくらいの時期にこなすイベントだったのだな。 前回はレベル30とかになってからまとめて狩ったので全然面白くなかったのである。

デモンベインアニメの主題歌もずいぶん高い声だが、 なんかこれはあんまり欲しくない。まだプリプリの方がほしいな。声の質としては、 という話で聞いてどっちが好きかは全く別の問題だが。

昨日合唱に行って、明らかに穴が開いた。ブレスの度にゴポッと来る。 結構あれは気持ち悪いな。しかしまああっさり治ったっぽいので 気にしないことにする。 24日までに肺が広がればいいのだし。

元々高いのが出したくて合唱なんかに参加してみたりしているわけだが、 当然パートはバスになるわけで、バスをやるとなれば 低いのがたくさん出ないと面白くない。低いのも出したいな。

腹式呼吸をしようとして胸郭を縮めすぎていたのを 矯正したら結構楽に高音が出るようになった。 腹式呼吸が望ましいからといって腹式呼吸以外の要素を無理に排除しなくてもいい ということか。あとは、脱力だが、たぶん拳法と同じ。

デモンベインのアニメはどうも好かん。 金はかかっていそうだが、そういう問題ではないようだ。 5話を見ていたのだが、自分でもびっくりするくらいお色気シーンが鬱陶しかった。 その後の展開もなんだかよくわからなくてついていけない。 元々この作品のノリが好かんのか、 アニメが好かんだけなのかは原作をやってないので不明。

味来という種類のとうもろこしは生で食える。 2本150円で叩き売られていたので8本ほど買ってきた。 ちと甘すぎるのは確かだが、ゆでないでいいのは楽でいいし、 生野菜らしいかすかな刺激がまた新鮮だ。 明日の昼飯兼おやつはこれだな。 会社で仕事中生のとうもろこしをかじる男、というのはなかなかに奇行レベル が高くてよろしかろう。おそらく後輩がツッコんでくるので、 私は一言「食うか?」と差し出す予定。 たぶん彼はちゃんと受け取るので、 仕事の真っ最中に野郎二人が生のとうもろこしをかじる 風景を皆が生暖かく見守るという心温まる状況が生まれることになる。 ああ、いいね、そういう日常。肉にかけるコショウくらいの 彩りにはなるだろう。

シャケのアラを買ってきて煮て、その汁を味噌で 味つけした後に、ネギを大きめに切ってぶっこんだ。 ネギはまだ刺激が若干残る程度の加熱で留め、 シャケアラの味噌ダシでネギを食う、という感じの食い方にしてみた。 ネギうまい。でも、量を作りすぎた。時間が経つとネギが煮えてしまって ただの鮭のアラ汁になってしまった。そして油っこい。 シャケほど暴力的な味の魚もそうはないだろうと思う。好きだが。

嫌日流の日本語版って出てたんだ。いい燃料になるだろうと思っていたが、 ちと燃料としても粗悪すぎる代物らしい。

つよきすのアニメが見るに耐えない。 30分ちゃんと見たわけではないのできちんとしたことは言えないが、 少なくとも今日は30分見られる精神状態ではないので無理。 声がどうとかいう以前に根本的にダメそう。

村上龍がいろんな人にインタビューしてるNHKスペシャルを途中まで見た。 なんかつまんないから止めた。 どういう話になるか予測できすぎて全然面白くない。

2006年7月8日

ベクタ最適化。だいたい見えた。 あとは衝突応答の高速化を考えてテストすればほぼ終わる。 とりあえず平日はジャマが入るので日曜かな。昼からは空いているだろう。

ベクタ演算コア用のプログラムをスカラ演算だけで 適当に書くと本来の性能の1/4も出ない。 まず演算器を1/4しか使っていないし、 またロードしたデータをスカラとして扱える配置に直すのに無駄な手間が かかるのでさらに遅くなる。 つまり逆に言えば、 ベクタ演算を使うように書き直したのに4倍以上速くなっていないという場合には まだまだ最適化の余地があるということを意味する。 今日2倍ほど高速化したが、まだ2倍速くなれるはずであり、 戦いはこれからだ。 C言語的な書き方をしているとロードやストアが見えてきにくいので それも考慮に入れてアンロールせねばならん。

ゼロの使い魔を見た。内容はないが結構楽しい。 グリーングリーンのシナリオの人だったので納得。

ハルヒの最終回を見た。盛り上がるなあ。お美事。

衝突判定のアルゴリズムを考えている。今回はちと特殊だ。 点と球の衝突判定のみしかなく、それぞれだいたい2000個と30個くらい。 両方毎回位置が動くので前もっての凝った構造化は無理。 メモリが少なくてせいぜい余計に使える容量は20KB程度。 さらに、分岐のペナルティが高く、かつ普通の意味での整数演算は甚だ遅い。 しかしだからといって総当たりでは効率が悪すぎる。 いや最悪それも考えてはいるが、なにかちょっとしたコストで激減できるなら そうしたい。そんな状況。 総当たりだと2000*30で60000回。しかし実際に衝突しているのは おそらく点1個あたり平均1個以下なので 凝ったアルゴリズムを使えば理論上これを2000かそこらまで減らせる。 問題はその減らすのにかかるコストだ。それも計算量とメモリ両面が問題になる。

球が存在する範囲をXYZの最大最小で定義する。 これにかかる手間は球の数に比例する。 次にこれを適当に分割する。例えば4x4x4。ここは概念上のことで処理はない。 次に、それぞれの球が その分割空間のどこに属すかを決めてブロックごとにリストを作る。 例えば、ブロック(2,1,3)には3,5,8,14番の球が重なっている、 みたいな表を作る。 この手間も球の数に比例し、ブロックの数だけリストができるので、 必要メモリはだいたいブロックの数に比例する。 例えば4z4x4に分割するなら64個の所属する球の数を表す整数と、 あとは実際に所属する球の総数だけのメモリを食う。 この例だとたぶん一つの球は8つくらいのブロックに属すだろうから、 おおまかに言って240個くらい。つまり合わせて300個くらいの整数を格納する メモリを食う。2byteなら600byte。許容範囲だ。 もうちょい細かく割ってもいいだろう。 で、あとは点一つ一つについてどのブロックに属するかを判定して、 そのブロックに登録された球とだけ判定する。 点は絶対に一つのブロックにしか属さないので(厳密に境界線上なら一個だけ選ぶ)、 ここは簡単だ。ブロックあたり球の数はせいぜい4つかそこらだろうから、 30個がいきなり4個になったことになる。最適な分割を行えばもっと減るだろう。 が、こういう工夫をするのに総当たりに匹敵するような時間を食っては意味がない わけだ。なんとも微妙である。 ブロックごとに球の数が違ったりするので複数の点の判定を一度には できず、ベクタ演算器を活かしにくいのも気になる。 どこに属すかの判定をまず一括でやってどこかに溜めて、 次に衝突判定する点と球の番号のペアを一気にリストに書き出して、 最後にそれを4つづつまとめて処理する、とかすればベクタ演算器を活用できるが、 この場合余分なメモリを必要とする。悩ましい。

あとは、実際の条件で分割をどの程度にした時に最良になるか、 そして総当たりに比べて本当に速くなるのかを検討せねばならない。 まあ半日コースといったところだろう。

社内web日記はおおむねこんな感じ。ただしhtmlではなく 生テキストである。メモなのでよくわからない値が並んでいたりもするし、 たまに昼休みのアニメの感想をメモったり、 グチを書き連ねたりもしている。本来ブログにして 他人がコメントを書き込めるようにした方が助言が得られて良いのだが、 助言が得られるメリットよりも返事を返さねばならず面倒くさいという デメリットを重視するあたり私はずいぶんと傲慢である。 しかし、基本的に読者として想定しているのは未来の自分であり、 他人にわかるように情報を揃える努力はしていないので、それが妥当だろう。 どうも何人か読んでいるらしいという噂は聞くのだが、 まあ聞かなかったことにしよう。

2006年7月7日

ベクタ最適化。一通り終わったと思ったらタイミングとかコンパイラのバグとか メモリ不足とか、そんなので立ち往生。明日こそ片づける。

会社でストパニを見るのは無理。あんなもの平静を装いながら見てもおもしろくない。

帰ってきた一日15時間労働。明日で終わらせる。

2006年7月6日

一日中ベクタ最適化。たぶん明日も。

やっぱりシムーンは何だかよくわからない。 とりあえず、5話の主役のお子様にはとてもいらいらさせられた。

プリプリアニメの主題歌は何度聞いても何か変な感じがする。 しかしそれはそれとしてこんな声が出るのはうらやましい。修行しよ。

ミサイルで盛り上がっている。あの国は何がしたいんだろう。

2006年7月5日

プリプリの実写ドラマがどこからか回ってきたので見てみたが、ごめん、無理。 いや、むしろ、あやまれ。

ストパニ3。 シズマ様。デカいなあんた。175くらいあるだろ。 そして4。さらにデカいアマネ様。 それにしてもこのやりすぎな乙女展開はどこから出てくるのだろう。 これほど恥ずかしい台詞をこれだけ連続して繰り出してくる のはすげえ。

シュヴァリエ1。よくわからない。

ハルヒ12。CD売る気満々だなおい。楽しんだ。 絵がちゃんと歌詞と合ってるのが恐ろしい。 あと、どこかから回ってきた、 ハルヒの中の人がテレビに出ている映像を見たのだが、 普通にしゃべれと言いたい。ハルヒの方が普通に聞こえるのだが、どうか。

やはり私は三次元にファンタジーを求める趣味を持ち合わせていないようだ。

貧乏姉妹物語1。何このいい話。

美醜よりも自然不自然の方が私にとっては優先度の高い評価基準であるらしい。

病院で「90分でわかるプラトン」みたいな本を読んだ。 えらい書かれ方だが、わかりやすい。 同じシリーズでニーチェのもあって、これもえらい書かれ方だったが やはりわかりやすかった。しかしながら、このわかりやすさには 危うさも感じる。 あまりにもわかりやすいのでそれでわかった気になってしまいかねない。 例えばニーチェについては 「ぶっちゃけ大したことを言っているわけではないが、いちいち かっこいいので読むと元気になる」みたいなことが書かれていて、 なるほどと思ってしまう。もっとも、同じことは私も思ったわけで、 やはりみんなそう感じるものなのかもしれない。 永劫回帰とか超人とか、そういうキーワードは言うならばお飾りで、 つまるところ「がんばって生きろおまえら」というメッセージを 受けとってがんばって生きればいいのである。たぶん。

2006年7月4日

渡したメモリ領域が0埋めされていることを期待する市販ライブラリはどうかと思う。

今日はたくさん寝たので、がんばる。 なんかプロジェクトと関係ない仕事が入ってきたので そっちもやらねばならんし。

インテルに「スキニングはCPUでやってもいいんじゃないか?」 という主旨のペーパーが置いてある。 スキニングというのはポリゴンキャラをアニメーションさせる時に使う技術で、 頂点の数の数倍の行列ベクタ積とベクタ積和算を必要とし、結構重い。 これを昔はCPUでやっていた。それはCPUでしかできなかったからである。 そしてGPUが速くなってくるとGPUでやるようになった。 しかし、GPUでやる場合同じ物を複数回描く時でも毎回 その計算をせねばならず、影やら何やらで描く回数が増えてきた現在においては これが結構な無駄になっている。 それでもCPUでやるよりマシなのでそうしていたわけだが、 これからのハードウェアではこれが変わってくる。 マルチコア化とベクタ演算性能の強化はスキニング演算を再びCPUに 戻すことを可能にするだろう。

Pentium4のSSE命令ってスループット2サイクルなのな。 64bit演算器で二回やってるらしい。 つまり、3.2GHzのP4は1.6GHzでしかSSE命令を発行できない。 flopsで言うと最大6.4Gflops。 PS3のSPUは一個あたりで25.6Gflops。 しかもレイテンシや命令セットの充実度、そして確実に6サイクルで データが帰ってくるメモリのことを考えれば 実効性能でも数倍の開きが出ることが想像できる。 そして、そんなものが6つもあるのだ。

河原。このジャマなのは痰か。つまづいてコケるように声が裏返る。 気胸の症状の一つとして痰があるそうだから、たぶんそれなんだろう。 ここのところ確かに出まくる。 技術が上がるとこういうものの影響を受けずに済むようになるのだろうか。

24日のCTスキャンの結果でもし手術 となったらその後2週間やそこらは行動不能になる。 仕事は病院を出次第すぐできるだろうが、体を動かすことはしんどかろう。 歌も拳法もたぶん無理だ。なお、大声を出しても悪化する兆しはないので、 明日も河原の予定。

2006年7月3日

ラスボスはネトゲ会社の社長だった。 そしてキレた社長はデータを丸ごと抹殺。 そもそもネトゲキャラがたる主人公達が リアル世界に具現化して社長を倒しにいくという段階で 到底真似のできない展開である。 こういうメタっぽいネタはよくあるが、ゲームでやった例は少ないだろう。 それにしても、「そんなバカな」と思う一方で、 その発想で億の金を動かして これほど大きなゲームを作ってしまうそのパワーは本気で賞賛に値する。 よほどパワフルな社長なのだろうな。社長自らこのぶっ飛んだストーリーを書き、 さらにはチーフプログラマまで務めたというのだから。 まあ、社長なんてやってる段階で並の人間ではないんだろうが。

とりあえず全体としてはまあおもろかった。 何よりいろいろ尖っていたのがいい。 ダンジョンの仕掛けも面倒ではあったが面白い発想が多かった。 敵もそれなりに考えてやらないとザコすら苦戦するシビアさで 新鮮だった。全体に荒削りだが、まあたぶんそこが魅力なのであって、 ドラクエやFFが進化してきた方向とは別の方向を向いていると考えるべきだろう。 不親切な点に関して文句を言うのは筋違いな気はする。 とはいえAIがバカすぎる点は辛い。 ラスボスにサイレンス(マホトーンみたいなの) を連呼する光景はドラクエ4のクリフトを思い出させる。 また中盤以降のボス級の敵はたいがい自分を中心とした範囲攻撃を持ち、 これが一撃で全滅しかねないくらい強いのだが、 AIはそんなことを気にせずとにかく接近して殴ろうとする。 それを止めることはできないので、味方を生かしたければ その技を出そうとしたところでうまく技をヒットさせて技の発動を抑える他ない。 これも辛い。 敵の攻撃を的確に避けつつそんなマネをするのは 結構しんどいし、なにせ敵が固いので 何分にもわたってそれを成功させるだけの集中力が必要になる。 多少むつかしくても数回やればいいだけならまだ良かったのだが、 こうなると自分の腕も考慮に入れて作戦を立てざるを得なくなる。

アクションゲームは自分の腕でどうにかするゲームだが、 AIキャラがいる段階で純粋にそうとは言えなくなる。 この問題はなかなか解決するのが困難な問題だ。 AIキャラが取れる行動が複雑になればなるほど こちらが予想した行動と実際に取る行動がズレやすくなって ストレスが溜まる。かといって、あまりAIキャラが賢すぎると 自分がうまくても下手でもあまり関係なくなってしまって これもまたよろしくない。一人用なのにまるで友達と協力プレイをしている ような感覚のゲーム、というのは一つの理想だが、実現した例はないし、 これからも当分出ないだろう。挑戦する価値があるテーマだとは思うが。

裏ダンジョンはしんどいのでやらない。 エンディング見てからが本当の戦いだとは良く聞くが、 もうやりこみをやれるエネルギーは残っていない。

あと音楽が良かった。ボス戦がノリのいいラップだったりして、たまらん。

気胸はさらに経過観察。今日の時点ではまだ肺が元のサイズに戻ってない。 元に戻ったあたりでCTスキャンをしてどうするか決めるのだそうだ。 ふくらんでいる方が見易いらしい。で、そのCTスキャンが24日なのだが、 いっそその前にハデに再発して手術した方が気が楽だ。 もう生活に支障がないくらいには回復しているが、 この微妙な状態であと3週間というのは長すぎる。 とりあえず安静にするのは今日でおしまい。 明日から河原を再開しよう。

6つも並列で動いていて、printfもなく、デバガも使い物にならない、 という状態でも案外どうにかなるものだな。

2006年7月2日

もう3年の前のゲームだしネタバレしてもいいだろ。 世界はネトゲでした。なるほどな、酷評もされるわ。 こういう台無し設定が嫌いな人は多かろう。 しかし、私はそのこと自体にそれほどの問題があるとも思わない。 ネトゲ世界とリアル世界の関係が、ちょうど主人公達の 宇宙文明と未開惑星の関係の相似形を成しているあたりはなかなかの趣向だ。 また、この作為的におファンタジアかつSFチックな世界観は ネトゲだからなのだ、と強弁するのはそれはそれでおもしろい。

さて、世界の仕組みもわかったことだし、そろそろ終盤かな。 それにしても「黒鷹旋」様々だ。この技がなかったらザコすら苦戦する。 ほぼ全ての戦闘でこれを連打している状態だ。 そろそろ通用しなくなるかもしれない。

2006年7月1日

絶対無理と思われたボスだが、とある技を使うと瞬殺できる。 1分かからない。 試行錯誤しないとクリアできないのはいいことだろうが、 いくらなんでも極端すぎやしないか。 そしてその技を持ってるキャラを常用していなかったらどうすればいいのだろう。

必死こいて辿りついたダンジョンの奥深くで、 遥かかなたの街にある何かを取りに行くように言われた。 いくらなんでもそりゃねえだろ。 またこの道を歩けというのか。 このゲームのおつかいっぷりは度を越している。

溶岩洞窟の敵固すぎだ。ただでも敵が固い(=与えられるダメージの割にHPが高い) このゲームの中でも いくらなんでもやりすぎだろうと思うくらい固い。 弱点を突けばいいのかと思ったが、さっぱりそんなことはない。 そして固い上に強い。やってられるか。全部逃走。

やっぱこのゲームダメなんじゃないのか?

MPが0になっても倒せるので、それを利用したらザコだった。 敵が固い件に関しては私がバカだっただけ。 で、ボスを倒したのだが、 その前に出てきて何度となく全滅させられたあの中ボスは一体何だったんだろう。 説明が微塵もねえ。いや、違うな。たぶん、 何度も挑むからイベントをスキップするモードにしていたので、 倒した後にあったはずの何かも省かれてしまったのだろう。 戦闘前と戦闘後のイベントを一つとして扱っている気がする。 今回のボスもイベントスキップにしてたらいきなり二度連続して戦闘になって わけがわからなかったのだが、イベントを見るようにしたら 「じゃあ真の力を見せてやろう」というイベントがちゃんと出た。 この仕様はどうかと思う。 何度も挑む予定のボスだったらイベントスキップするだろ普通。

よく、「6時間で終わらせます」「4時間でやれ」 みたいなやりとりがあるが、どうなんだ?それリアルなのか? 単に「できるだけがんばってくれ」という意味に取れば問題はなさそうな気はするが、 何か釈然としない。 とりあえず会社ではそういうやりとりはないな。 私はいつも所要時間を過大に報告するが、 皆それが過大であることを今までの経験から知っているので 誰も信じていない。3日と言ったら1時間で終わんだろうと思われるくらい 信じられていないが、実際それくらいのレートであることも多いので文句は言えない。 もっとも、別にウソをついているつもりはないし、 実際それくらいかかることもあれば、それ以上かかることもある。 スケジュールを組む側からすれば私は甚だ使いにくい人間だろう。

いきなり謎のエネルギーで敵艦が撃墜されました。 ダンジョンをいくつも廻って、 しんどいボスを倒してまで手に入れたあの新兵器は何の役にも立たなかったんですが。 ものすごい徒労感。


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