だだもれ

2005年9月30日

LSPSM(Light Space Perspective Shadow Map)って使い物になるんだな。 以前途中まで実装して放置していた。

やっぱマルチスレッドはいいね。性能が違う。でも、バグ出まくり。

なんかみんなで声録った。使われんのかなああれ。 たいがいの人はちょっと恥ずかしがりつつも実はノリノリで やっていたのだけれども、若干名マジで恥すかしがって録れない人もいた。 あんなおもろい機会そうそうないのにもったいない。 くそーもう一回やらしてくれればもう少しうまくやれるんだがなあ。

SHUFFLE!のオープニングの歌下手くそだなあ。どうでもいいけど。

知合いで先生やってんのが何人かいるが、授業受けてえ。せめて覗き見してえ。

私はリーダーに向いてない。 それは人に任せるのが下手で、同時に複数のことを考えられないからだ。 No2が楽でいい。 責任はないけどなんか存在感があって相談され、いざとなったら他人の尻拭い。 今現在No2であるとは言わないが、実際そんな状態になっていると思う。 今くらいの感じのままで存在感だけ増していければ楽でいいだろうな。

やっぱりもう少しここにいるハメになるような気がしてきた。 次の移植作業が終わる前にいなくなったらクソ野郎である気がする。 自分がやりたいことは大切だが、クソ野郎はダメだ。 できるだけ早く自分の担当範囲を片づけてしまいたいところだが、 たぶん片づいたら片づいたで今みたいに予定外の仕事やら 尻拭いがたくさん入ってくるんだろう。まあいい。また2ヶ月後に考える。

2005年9月29日

Airの特別編を見た。始終にやけっぱなし。もちろん会社でな。 幸せという以外には何もないのだが、それだけあればいい。

2005年9月27日

久しぶりに単純労働っぽい仕事になった。 実装が終わった後のテストとデバグの無限ループ。 テストしては止まって直すのをえんえん繰り返す。 頭はそれなりに使うが、頭の使い方が同じなのである意味単純労働。 マルチスレッドなんて面倒くさいだけで理屈が難しいわけではない。 大本の設計をある程度ちゃんとやれば、 あとはクリティカルセクションとダブルバッファとキューをどう組み合わせるか という問題にすぎないからだ。しかし、量が多いと質も変わる。 どうにか問題を分割して私の乏しい短期記憶で把握できるように せねば到底手に負えない。 最初からマルチスレッド前提で設計してあればそう難しいことではないのだが、 シングルスレッド向けにほぼ完成寸前まで行ったアプリを 改造するとなると巨大な困難がある。 そんなことをやってしまうこと自体がおかしいのは確かだが、 やらないと性能が出ないんだから仕方ない。 もっともそこら中にダブルバッファやらキューやらのオーバーヘッドが 追加されているのであまり速くならんかもしれん。 一度動くようにしてから じわじわとマルチスレッド向けに改良していくことになるんだろう。

ヘルシングを5冊読んだ。昔見た時は何とも思わなかったが、 なるほど悪くないかもしれん。好きという程ではないが。 それにしても、みんなナチ大好きなんだなあ。 実はナチをちゃんと嫌っている人ってのは少数派なんじゃなかろうか。

2005年9月26日

ギャルゲーの開発環境がどんなものかはさっぱり知らない。 目に見える結果がまともでもそれが適正な手間で作れたかどうかは判断できないのだ。 仮にアニメーションを全フレーム座標指定で作っても出来る結果は同じだからな。 しかし、ギャルゲーで許容できる人員規模と期間であれだけやれてるということは それなりな開発環境が整っていると考えて良いのだろう。 私はギャルゲーを舐めていたようだ。反省。 負けんように本業に精を出すとしよう。

あーあ。乙女さんみたいなのが押しかけてきて私に修行を 強いてくれないものかな。どうにも一人だと怠けていかん。 しかしまあ、修行を好むタイプの人はたいがい他人に興味なんて ないだろうから私の面倒など見てくれるはずもないのである。 そもそも双方にメリットがなければ関係は成り立たないわけで、 私にとってだけ都合のいい関係などあるはずがない。 一番いいのは得意分野が違う人と励まし合いながら 一つの目標に向かって邁進することだが、 それを期待すること自体がすでに他力本願だ。 他人に引っぱり上げてもらおうという試みは今まで ことごとく失敗に終わっているわけだし、 やはり自分でどうにかせねばならんか。

2005年9月25日

いきなりうにが来た。夜通しつよきすとおとボクを垂れ流していたら 気に入られた。そうだよ。おとボクはこの女臭さがたまらないんだよ。 意見が合う。みんな「案外普通」とか言ってこのムンムンする匂いには 全然無反応だからなあ。 マリみてやろうとしたが失敗して普通になった、 みたいな評価に私は同意しない。

ところで、やっぱり子安って大根だと思う。 あの声だけで勝ちなので二枚目をやっている分にはいいのだけれども、 お笑い系の声をやるとものすごくガッカリ。カレー屋とか。 一方ベジータの人は私の印象が基本的にベジータなので フカヒレはとっても新鮮。GS美神とか見てたらそうでもないんだろうけど。 でもまあ、つよきすの声で一番なのはやっぱりカニ。 気合入りすぎだ。

なごみん。ツンデレを強調しすぎて、ラインを越えたあたりでどうでも良くなった。 しかしその直前までは大層楽しかったのでまあ良い。

祈先生。どうでもいい。

姫。良い出来だ。実に心地良い。乙女さんシナリオもそうだが、 野望とか目標みたいなものを大切にしているのがいい。 人間関係が当事者二人だけで完結するタイプの作品とも違うし。 むろん、そいいう作品もモノによっては好きだが、 それはそれで納得できるだけの条件が揃っていればこそである。 Airくらいの極限状況でない限り、やはり人間は未来を見据えて 長期的な目標を持って生きていくべきだ。 で、いつも思うわけだよ。オレギャルゲーとかやってる場合じゃないよな。 特に今は人から頼まれた仕事とかもあるわけで、 遊んでていい理由なんてこれっぽっちもないのだが。 とりあえず重りを回して気分を紛らわせよう。

このシナリオの人それなりに成績良かったんだろうか。なんかそんな気がした。

よっぴー、マジ怖かった。

どのシナリオでも主役でないキャラの描写が実にきめ細やかなのがこの 作品のすごいところだと思う。どのシナリオでもよっぴーは黒いし、 スバルはカニに恋してるし、カニはレオを好いている。 特にスバルのカニへの想いとカニのレオへの想いは涙ぐましいまでに 首尾一貫している。カニのことを考えると他のルートがことごとくカニ を捨てる選択であることが辛いわけだが、 しかしカニルートは唯一スバルからカニを奪い去る選択なのである。 どのシナリオであっても皆に100%の満足はもたらされないというあたりが 実に切なくてたまらん。多くのギャルゲーでは 攻略対象でなかったヒロインを意図的に無視することで この切なさを回避しているが、この作品は真っ向勝負である。素晴らしい。 他ルートの伏線が多く散りばめられているのも構成的に優れている。 こういう良さがある作品を見てしまうと、 やはりシナリオライターは一人であることが望ましいのだなということが 再確認される。複数人でこれをやれるとは到底思えない。 一方話そのものは結構どうでも良かったりもするのだが、 こういうものはそれでいいのである。 ストーリーはキャラを描写するための道具であると考えれば それで不都合な事は何もない。 ストーリーの都合上キャラの変化が急すぎたりもするが、 まあそれはゲームのコンセプト上(ツンデレゲー)仕方ない部分もある。特になごみん。

プログラムなんてどうでもいいのだが、一応書いておく。 十分良く出来てる。Direct3Dを使ってるっぽく、 スクロールの滑らかさが心地良い。CPU合成ではこうは行くまい。 あと字が進みながらでも絵がアニメーションしているので、 動作を指定するための特別な仕組みがあるのだろう。 また、加算合成エフェクトなんかもあって、それなりにいろいろある システムであることが伺える。 そういえばたまに音が不自然に途切れることがあったような気もするがわからん。 もしかすると効果音が1チャネルしかないからかもしれないがそれも不明。 スキップが遅いのが若干気になるが、スキップ 時間が極度に少なくなるようにシナリオが設計されているのでさしたる問題ではない。 あと、既読文章の色が変わるのはいいのだが、この色読みにくい。 変える方法も見つからんし。 あと、フレーム間の実経過時間をもとに動作を決定しているっぽい。 どんなに処理落ちしても適当にフレームを間引いてくれるので アニメーションが遅くなることはないわけだ。 日本のコンシューマゲームでは稀なのだが。

設定でソフトエミュレートモードにしたらすげえことになった。 Baias1.3GHzで1FPS以下。これ単にD3DDeviceがRefなだけなんじゃないのか。 メッセージループに回ってくる頻度も同じく下がってるから 全く入力受けつけなくてゲームにならん。 GPUショボくても一応動くという保証か。 つうか、この設定項目DirectXプログラミングしたことない奴には チンプンカンプンだろうな。何のために作ったのかわからん。 まあそれはそれとして、良く出来ている。 そういえばヘタレなプログラムが減った気がするな。 ギャルゲーも市場として成熟したということなのだろう。

2005年9月24日

カニ。お話は酸っぱくてとてもいい。 スバルかっこいいし。 ただ、後半のバカップルっぷりはちと辛かった。 基本的なスタンスは一歩引いた感じで、それが 主人公の精神状態に合わせて盛り上がっていくのが 心地良いわけだが、 このバカップル描写は文章が醒めているのに主人公がアレなので どうにも辛い。まあわざとだとは思うが。

ところでこのゲーム、絵はあんまり良くないな。 やっぱ私は目が肥えちゃったみたいである。 「明度落としゃ影だろ?」みたいな絵はどうにも不自然に思えていかん。 まあ絵は内容さえおもろければまるで気にならないのでどうでもいいのだが。

しかし考えてみりゃそのへんのいわゆるイラスト的な絵描きの絵で ライティングにまっとうな統一感が感じられるのなんて相当レアだ。 夕焼けとか夜の花火とか、そういう色が特殊な照明環境だと 皆ある程度は気をつけるようなのだが、太陽光だとどうしても そのへんが適当になる。

たぶん自分で色塗ろうとしたら 事実上脳内でレイトレーシングするハメになるんだろう。 光沢のある素材なんて描こうとしたらたぶん窓がどっちにあるからこのへんが反射、 みたいなことまで考えちまう。 きっとセンスがある人は絵全体の中で鍵になるような色が ポンポンと脳内に浮かぶのだろうな。

ダンベル雲手の重りを強化。2.5kgから3.5kgにアップ。辛いなあこれ。 ちゃんと胴体を使わないと到底回らない。

カニがパンツ丸出しで寝ていることにぜんぜん気づかなかった。 ああ、これサービスCGだったんだな。 私もカニを女として見ていなかったようである。

2005年9月23日

チーム焼肉。なんか私一部でシェーダの神とか呼ばれてるらしいですよ。照れるね。 でもデザイナには評判悪いと思うんだがなあ。 なにせ頑固だし。バリバリやる気ないし。 まあいい。そうやっておだててくれるんなら もう少し仕事するか。というか、ぶっちゃけ今やってる仕事は ジャマが入ると凄まじく効率が落ちるので休日くらいしかできないわけだが。 アプリもライブラリも全くマルチスレッドを考慮していないものを 可能な限り他の人のコードを改変せずに済むようマルチスレッド化する、 という相当に無茶な作業である。

念のためネリネ。なんか一番人気ありそうだし。だが。 くそうふざけるなおいしいシチュエーションと売れ線の絵だけで ギャルゲーになると思うなよこのやろう。

それ散るあんなにおもろかったのに。本当に同じ人が書いたのか?

バジリスク最後まで見た。 先に小説を読むべきではなかった。 いやむしろ小説だけで良かったと言うべきか。 アニメは冗長すぎる。妙な人生ドラマに時間を使うよりは 骨子である忍法争いをもっとテンポ良く展開すべきだろう。 どう考えても13話で足りる。

もし私がギャルゲーのシナリオ書いたら全キャラ私になるんだろうな。 そして女なんてロクに見たことがないのでリアリティの かけらもないものが出来上がるんだろう。 恐くて書けんわい。一回書いてみたいわけだがな。

つよきす。ケタ違いにオモロイ。なんてセンス。なんて心地良さ。 音楽的なテンポ。素晴らしい。素晴らしすぎる。これだよ。これ。 つうか、フカヒレ本当にかっこいいなあ。 そして、カニ。カニ最高。たまらんカニ。本気でたまらんよカニ。 声もまたたまらん。

こんな軽妙で素晴らしい会話は本当に久しぶりだ。 それでいて、絶妙に思いやりが溢れている。なんか暖い。 ネタ物かと思ったが、そういうわけでもない。大変よろしい。

やっとオープニングまで来た。会社行こうと思ってたんだが、 なんかどうでも良くなってきた。まあいつでもできるさそんな仕事。

乙女さん。いい人。しかし、話はどうでもいい。 もちろん話なんてどうでもいいんだがな。 これくらい干渉されたいなあ。干渉の方向が 健康的だからたぶん全然気にならない。 鍛えることを強制されることを私はいつも望んでいる。 乙女さんはちょっと他人に思えない。 私を理想化すると乙女さんになるような気がするのだ。 この人の善意の押しつけっぷりは見ていて複雑な気分である。 でも、自分でそれに気づけてしまうあたりは私より上。 あーあ。私が絶世の美少女だったら案外萌えキャラだったかもしれないのに。 世の中うまく行かないものだ。ところで、乙女さんは アホがやる私のモノマネとやらに実に似たしゃべり方をするので そのへんはちょっと複雑だった。

この文章のテンポには見覚えがある。なんだろうなあ。

2005年9月22日

shuffle!、楓。なにこれ。ストーリーがないよ。全然ないよ。 だが1人ではまだわからん。もう一人行こう。

シア。なんだかさっぱりわからないうちにそれシーン。 さっぱりわからないうちにエンディング。これ、ダメだろ。 もしかすると大筋決めて構成だけやった状態で 出してしまったのかもしれんなあ。 先に大筋の構成をやってしまって、余った時間で 肉付けをしていくというのは製作手順としては悪くないんだが、 さすがにこのままではマズかろう。 本当に人気あるのかこれ。 みんな絵とシチュエーションだけでオーケーということなのか。 実際単にえっちいだけで意味の薄いシーンが結構たくさんある。

素材はそう悪くないのだ。しかし、あまりにも浅い。薄い。 とりあえずカニの方が気になるのでそっちを先にやる。

ヒロイン3人でいいから、その3人がきちんと絡んでくるようなシナリオが欲しい。 分岐決定後にトラウマが発覚していろいろあって癒されて おしまい、というのはやはり安易にすぎる。 デバグ負荷などを考えるとできるだけキャラ同士に交流がない方がいいのだが、 デバグ負荷を物語の質に優先するようでは話になるまい。

白い服は紫外線いくらか反射するが、かなりの部分が透過するそうだ。 黒い服は反射は少ないが、その分を吸収率が高く、 皮膚に到達する紫外線の量は黒い服を着た時の方が小さいらしい。 紫外線が恐い人は黒い服を着よう。なお私は黒は熱くて嫌いなのでやらない。

2005年9月20日

漫画読みに実家帰った。 読んだもの。 輝夜姫。YASHA。Global Garden。20世紀少年とかのだめとかの続き。

努力してどうにかするストーリーは少女漫画においては稀だ。 それは、女性にとって努力はリアリティを持たないからではないか、 などと言うと怒られそうなので言わない。 しかしうちの母親も同意見っぽい。 考えてみれば最近は少年漫画においてすら努力は主要な主題ではなくなりつつある。 もはや男にとっても努力はリアリティを持たないのだろう。 実のところ、私も努力にはリアリティを感じない。

輝夜姫は良かった。匂い立つ変態性が相変わらずたまらない作品である。 風呂敷の広げ方も前にも増して激しく、 何をどうやったらこういう展開を思いつくのかと感服してしまう。 とは言え、さすがに風呂敷が大きすぎたのかもしれない。 月の子の方が完成度は高いと思う。 キャラも増えすぎて一人一人の描写が浅くなっているように思う。

YASHAも良かった。良かったが、BANANA FISHほどの衝撃はない。 良く勉強しているとは思うのだが、そこに踊らされすぎている感があるし、 物語的な構造がBANANA FISHとあまり変わらない印象を受ける。 そしてその割に十一のキャラが弱すぎるのだ。

Global Garden。さすが日渡である。一体脳内に何が湧いているのかと 思ってしまうくらい優しく暖い。しかし、ぼく地球に比べると あまりにも話の構成面が弱すぎて、ただ生ぬるいだけという印象を禁じえない。 魅力的な設定を掘り下げられずに終わっている気がする。 ちなみに、今やってるらしいぼくの地球を守って二世 は相当ダメっぽかった。いや、幸せなんだが、あまりに幸せしかない。

清水玲子の描く女体は美しい。そのへんを歩いている人の中に ああいう形をした人はまずいない。 一度会社にグラビアアイドルとかいう人種が来たことがあったが、 ああいう形はしていなかった。外人のバレリーナとかはああなんだろうか。

なんか眠くて仕事にならなかったので帰ってきたのだが、shuffle!中。 それなりに楽しい。 ただ、アニメの方が出来がいいというのは今のところ同意。 展開がスカスカである。もっと肉付けしないとキャラへの愛着が出ない。 各シーンにさっぱり重みがない。 例の二人は最初から好感度マックス状態なので 余計にそういうものが大切だと思うのだが、さっぱりだ。 何故そこで次のシーンに飛ぶか。プリムラの胸透けてるシーンとか、 そこでどうするかが問われるんじゃないのか。何故何も起こらない。 シアがメシ作りに来た時とかも、もっと広がりがあっていいはずだ。 なんだこのどうしようもないあっさり感は。 惜しい。惜しすぎる。素材だけなら相当なものなのに、 何故こうも惜しいのか。

身に覚えがないまま楓ルート。脈絡なくそれな展開。 いたたまれなくなって中断。 ふぁいなるあぷろーちって良く出来てたんだなあ。 話も似たようなもんで絵も一緒なんだが、中身はえらい違いだ。 とりあえず明日主要3人は片づけよう。そこまでは読まねばな。

2005年9月18日

ギャルゲーの鉄人たるT氏の家でダラダラしてきた。 何故か弟も一緒。それにしてもT氏、さすがにギャルゲーを生業としているだけあって 大変な見識をお持ちだ。 そこで薦められるままにちょっとだけ「つよきす」を読んでみたわけだが、 大変良い。コンセプトはツンデレなのだそうだが、 シナリオライターがバカ(称賛)なせいか何かが間違っている。 これは強気キャラではない。バカだ。 名前が蟹沢きぬで綽名がカニ、というあたりからしてすでにたまらん。 綽名の脱力度といい、接続詞の用法のズレ具合といい、相当な当たりの臭いがする。 あのレベルの「ところで」はなかなか見られるものではない。 あとshuffle!も借りた。アニメ一話見て 「これは原作の方が幸せになれるに違いない。 いつか触れよう」と思っていたので丁度良かったわけだが、 氏によると極めて残念な出来であるらしい。 とは言え、私の精神は知的には到底面白いと思えない作品に不思議な順応を見せること があるので、そこに期待しておくこととする。

しかしいつやるんだろうな。 本来私はギャルゲーなどやっているヒマがあったら 本業の野望を果たさねばならないはずだし、 それをおくにしてもやる事があったはずなのだ。 外圧がかからないのでついつい怠けてしまう。 何分「本業が忙しい」という大人の言い訳がそれほど嘘でない 状況が続いているため、これを言い訳に使うと自分でも それに打ち勝ってやる気を掘り出すのには大変なのだ。 もっとも最近別のルートで圧力がかかるアテができたので おそらく少しはやる気になるだろうとは思っているのだが。

ちなみに、本業は毎日14時間以上はコンスタントに働かざるを得ない程度 には忙しいが、 こうやって人の家で夜通しバカ話をしてくることができる程度にはヒマであるし、 今日も二日ほど実家に帰ってプレゼントしたテレビを拝んでくるかなどと思っている。 これを忙しいと見るかヒマと見るかは私が決めることではない。

T氏によると某業界に足りないのは クリエイターそのものではなく、 プロデューサ、ディレクタ、製作進行といった裏方なのだと言う。 本来企画者がそれを行うのが理想だとは思うが、 えてして企画者もまたクリエイターであるために 自分の分担にかまけて全体のディレクションがおそろかになる傾向がある。 だから、うちでは今作っている程度の小さめのゲームであっても ディレクターはディレクターであって、 例え出自がデザイナーであっても自分で手を動かすことはまずない。 より小さなチームになれば兼業もありうるとは思うが、 しかしそれでも明確に「ディレクター」という称号は持つべきだろう。 そうすれば、各々の作業に対する責任と別に 全体の計画に対する責任というものを設けることができ、 ハプニングへの対処もやりやすくなる。 確かにディレクションもそれなりに特殊な能力が必要とされるわけで、 その集団の中にそういう資質を持った人が一人もいなかったとすれば どうしようもないのだが、 もし本当に一人もいなかったとすればそんなチームは意思疎通に破綻を来して 早々に崩壊するだろう。 クリエイターと言ってもそんなにとがった人間なんて一握りで、 残りはそれなりに普通の人のはずだからだ。

実家帰ってくるか。

2005年9月17日

メタルギアを見忘れてた。記事を見ると相当ハデにやったらしい。 今回の目玉となっていたようだ。ちゃんと実機も持ち込んだらしい。 この時期にもうあそこまで使い込むとは。 勝てねえよ。まあ投入されてる資金と人材がケタ違いなので勝てるはずもないのだが、 プログラマ一人でどうにかなる範囲の技術力くらいは対抗したいものだ。 おそらく連中は映画用CGの技術者も取りこんでいることだろうから それに対抗するには私も映画レベルのCG技術を学ばねばならないのだが。

やっぱ勝てる気がしねえ。だいたい私はCGだけやってればいいわけじゃない。 高速化とか、ライブラリのバグ出しとか、ビューアとかツールとか、 さらにはシミュレーション、果てにはカメラワークとかデモまで私の仕事なのだ。 あー無理くせえ。

2005年9月16日

mallocした領域が0で埋まっていることを期待したプログラム を仕様と言い張るなんてありえないと思う。 これがチーム内の誰かがやらかしたことだったらどんなにか良かっただろう。

デッドロックと格闘しつつマルチスレッド化をどうにかやってみたが、 苦労に見合う効果はある。しかし所詮はHT。 XBOX360だったらもっとすごかったに違いないのに。

紫外線産業(=日焼け止め)の規模って結構すごい。 webで検索するとものすごい数が出てくる。 蛍光灯でも日焼けするから家の中でも日焼け止めを塗っとけ、 とか書いてあるサイトもあるくらいだ。そりゃゼロではないだろうが、 たかだか数十ワットのうちの1%にも満たないエネルギー量なんて 太陽光の前ではゴミ同然だろうに。

バグ入りドライバを仕様と言い張る相手がクソ野郎なのは確かだが、 それ以上にウチがナメられているんだろうな。

自分で売れるものを作れないなら他人に作らせればいい。 実際エニックスやバンダイは自力では開発しないタイプの企業で きちんと成功してきている。 どうやら某企業もそういう方向に向かっているようで、 他社との業務提携が目立ってきた。先日の発表によれば今後発売されるゲームの 半分以上が外の開発会社によるものになっている。例えばclannadなんかも入ってる。 これが中の人間は頼りにならんからいらんという意思表示だとするならば 大規模な解雇が起こりそうなものだが、さてどうなるかな。

TGS行ってきた。次世代祭になっているかと思ったが、 ソニーはさっぱり変化なし。捏造映像(=事前レンダリング画像) がいくらか加わっている程度で、実機デモすらなかった。 ひとまずは傍観の構えということのようだ。 対するMSはかなりの本気を見せつけていて、捏造映像も多いが 明らかに実機と思われるものもかなりあり、そもそもプレイアブルの ゲームもそれなりにある。しかしラインナップは万全とは言い難い。 フロムのロボゲーであるクロムハウンドは良い出来だが玄人向けだし、 ワールドエアフォースもなかなかの絵だがやっぱり戦闘機で玄人向けだし、 リッジレーサーはいかにも普通だし、 他の洋ゲーはどうしようもなく洋ゲーだしで 日本のユーザにはさしたるアピールになっていない。 DOAとランブルローズはまさに二大女体ゲーであり それなりに数は出るだろうが、買うのはやはり特殊な人だ。 普通の日本人が買う気になるものが出るのには もう少し時間がかかるだろう。その「もう少し」がどれくらいかが XBOX360の日本での命運を決定するかもしれない。 さて、今回の最強画質は XBOX360のプロジェクトゴッサムレーシング3だ。 リンク先のサイトにムービーが上がっているので見ればわかる。 サイトには全て実機のプレイ映像だというただし書きがあり、 さすがに捏造ではないだろう。 新宿が本当に実写にしか見えん。ただし、PS3でもGTのムービーが 凄まじい出来であり、もしあれが実機で動くならば互角の勝負にもなりうる。 しかし新宿という比較的見慣れた風景があそこまで再現されているという 点のインパクトは大きく、私としてはそっちを推したい。 まあどうせ買わないんだが。車ゲー興味ないし。

なお、次世代機ネタ以外は総じて普通。目玉タイトルもなかった。 セガのブースは総じて寒かったな。 プレゼンの時に唐突に女の人が踊り出したり 野郎二人が太鼓を叩き出したりしたまま1分以上が経過して 「ロード時間か?!」とか思った。 あと龍が如くの密室展示がやりすぎだ。 試遊台が並んでる薄暗い部屋の中を 黒服と白いドレスの女の人がうろついてたりして、 たぶん作品の世界観を表現しているんだろうが、やりすぎ。 そういうバカっぽさは嫌いじゃないけど。 裏にひっそり他社の販売委託もギャルゲーが並んでたりもした。 バンダイナムコはSEEDを大々的に展示していたが、 それ作ったのカプコンだろと思った。

今日最大の驚きは帰ってきてから知った 任天堂新ハードのコントローラ。 片手ですよ片手。両手で持つと言うところから検討に入った、 というあたりがたまらん。これならFPSもやってみたいと思う。 液晶がついてタッチパネルになるとかそんな感じじゃねえの、 とか言ってたのを思い出して恥ずかしくなる。こいつら本気だ。 なんといっても、この斬新すぎるコントローラをデフォルトにしようというのだから その覚悟たるや凄まじい。是非ともこれで作りたいなあ。

ただ、現実的にはいろいろ辛い要素もある。 まずこうも独創的なコントローラになると、当然それに特化したゲームを 作る必要が出てくる。そうでなければRevolutionで出す必要などない。 結果他の機種でも同時に出すというわけには行かないが、そうすると どう考えても任天堂の次世代機が大きなシェアを握るとは思えない以上、 それほど大きな金はかけられなくなる。 結果アイディア勝負のミニゲーム的なものしか作れなくなって ゲームの種類が偏ってしまう。 任天堂はちゃんとゼルダとかを出してくるだろうが、 他のメーカーがあのレベルの大作を出すのには相当な覚悟が必要だろう。 さらに性能の問題もある。XBOX360とPS3はだいたい同レベルの性能なので 同じものを使い回せるが、おそらくRevolutionは一段低い性能なので そうは行かない。その意味でもマルチプラットホームはやりにくくなるし、 単に普通の大作を出すのであれば絵がショボい分だけ売りが弱くなる。 実に難しい問題だ。しかし、いいかげんコントローラからバッサリ変えるくらいの ことをしないと同じゲームしか作れないというのは間違いない。 おそらくXBOX360でもPS3でも大して新しいゲームは出てこないだろう。

つうか、今日見た中で買いそうなのはクラナドとおとボクくらいなんだけどな。 ぶっちゃけ絵が綺麗とかいうのはもうどうでもいいわけですよ。 普段から頭をひねってリアルな絵を出す方法を考えているわけだが、 自分で作るのでもう満足しているので他人が作ったものを楽しめる気はしない。 絵を差し引いても良く出来ているゲームは多くあるが、 それにしてもしばらくすれば作業になってしまうしな。 あ、でも葛葉ライドウは買うかもしれない。微妙なアクションゲームっぽさが 結構良さそうだった。

DOAのムービーを見て思ったこと。布シミュレーションに相当力を入れている。 体との衝突処理にまだ甘さがあって布がペコペコはじかれているのと、 積分方式上の限界か長い布になると若干ゴムっぽくなるのが気にはなるが、 それ以外は総じて高いレベルにある。少なくともうちよりは上だ。 どうだろう。私があれに挑んで勝てるだろうか。少しやる気が出てきた。

2005年9月15日

オレこんなだった(toいっぺい)。 なんかどうしようもなくこれ以外の結果になりそうもない。 納得以前にションボリだ。 それにしても、やっぱり恋愛はダメなのね。 せっかく人間をやっているのだし一度くらいは恋愛してみたいなあと常々 思っているのだが。

「ある意味」の使い方には気をつけようと唐突に思った。 「ある意味」と言うからにはあらわにしない何らかの意味というものが あるはずだが、 何の意味もなくなんとなく勢いでつけてしまうことが多いのである。

2005年9月14日

夏子の酒を読んだ。仕事中。 いい話だった。しかし、農薬って農家から見たら実際どうなのだろう。 逆の意見も見ておこうと 農薬関係のサイトを見たところ 期待通り夏子の酒なら一発で悪者扱いされそうな考えが書いてあった。 このサイトの基本的な考え方がPDFで置いてあってわかりやすい。 夏子の酒を読んだ直後だけにダマされている気分で一杯だが、 どうなんだろうな。やけに巧妙かつ戦略的なのが気になるが。 もうすこし日を置いてから読み直してみるとしよう。 夏子の酒にあったように空中散布で病院送りになったり、 鳥や虫が死んだりするものなのかも確認を取る必要があるし。

つうか、バリバリ事故ってるな。ちょっと調べただけでも山と出てくる。 そもそも散布区域付近の住民は窓を占めて飲食物を外に置かないようにせよ、 とかいうお触れが出てる段階でさっぱり安全じゃないだろ。 目に入っても大丈夫なくらいのレベルじゃない限り ヘリで広範囲にバラまくなんてことが許されるはずもないと思っていたのだが。 もっとも人が病院送りになってもお釣りがくるくらいの 利点があると判断されているのであれば部外者が口を差し挟む余地はない。 何事も益と害のバランスで決まるものだからだ。

PS3は嫌なマシンになりそうだ。 ソニーは過去からも敵からも学ぶつもりがないのだな。 どうしてああも開発環境を軽視できるのか理解に苦しむ。 それともわざとああすることで技術力のあるメーカー以外が参入できないように したいのだろうか。そういうわけで今回はMSにがんばってほしい。 日本で8:2、海外で6:4くらいの負け方なら市場として成立するだろうし、 もし日本で7:3、海外で5:5まで持ち込めればもはや完全勝利と言っても 過言ではあるまい。

きっとTGSにはPS3のプレイアブルは一つもないのだろうな。 そしてまた捏造映像を垂れ流すのだろう。 E3の映像は「実機映像です」と言ったものもあれば言っていないものもあるし、 実機だと言ったものも「このスピードで動いています」と言ったわけではない。 後になって「あれPC版でした」と白状したものも多い。 あれを見て「やっぱ次世代はPS3だよ」と思いこんだ人が 大量に出たのは腹立たしいが、とは言えそれを狙ってやったソニーは なかなかにうまいと言わざるを得ないだろう。 実機かつプレイアブルで出してきたMSは馬鹿正直すぎたわけだ。 さてTGSではどう出るかな。

2005年9月13日

夢でバーチャルRPGみたいなのをやってたが、 アイテムがカップラーメン。 合成とかあって、赤いきつねと緑のたぬきを合成するとキムチラーメン ができるようなそんな感じ。嫌な夢だった。

夢で物を食うのはいつも苦痛だ。味はしないのに満腹感だけはやけにリアルで。

2005年9月12日

ダンベル棒に1.25kg足してみたが、10回回すのがせいぜいだった。 そして左はやはり握力が足りない。重い奴で少数やるのと、 そんなに重くないものでたくさんやるのとどっちがいいのだろう。 100回やれたら次へ行く、というくらいが妥当かな。 毎日1000回もやっている余裕はないわけだし。

人生について考えるのは二箇月後以降としたい。 今考えても手が止まるだけだ。 しかし、二箇月後には確実に考えねばならなくなる。

ずっと左脚に体重が乗りにくくて困っていたのだが、 唐突に気がついた。右に乗せてる時は右腋を伸ばして左腋を縮めているのだが、 左の時はそういう動作をしてない。 試しにやってみたらあっさり安定した。 これか。まだまだ精度が悪いので改善していかねば。

体が上下に圧縮されるような感じがする力の入れ方をすると 腹筋とも背筋ともつかない よくわからんところの働きであっさり重りが回る。 もう少し試してみるか。

皮膚の色はたぶんかなりの部分が遺伝で決まってるんだろう。 出勤時以外に太陽光を浴びることがほとんどない今の生活でも やはり色白にはならない。 出勤時の被曝量だけでこの色になるのに十分ということだろう。 一回丸一箇月くらいまるで太陽光を浴びずに過ごしてみて 色が変わるか実験してみたいが、好奇心でやるには大変すぎるな。

この期に及んで想像を絶する事態が勃発。 今日は目も痛いし何よりやる気がないので帰ってきた。 まだ10時だがもう寝る。

ガイバーのアニメ見た。中途半端に古臭い。絵も並。 予想通りの展開。ガイバーは有名な作品らしいが、 これはいらない。原作はおもろいのかもしれないが、 どうも特撮属性の人でないとおもしろくないっぽいし。

2005年9月11日

久しぶりにゲーセンに行った。やっぱあの空間は私には合わないな。 喉は痛いわ、耳は聞こえないわ、頭痛はするわでさんざんだ。 しかしそれはそれとしてちょっぴり感動した。

マジックアカデミーって本当に良くできてる。 全国通信対戦のあのシステムと、 タッチパネルであることを最大限に生かしたインターフェイス、 そして毎月1000問以上追加されるあのサポート体制。見事だ。 とは言いつつ、私には無理なゲームなのだけれども。 とにかくスポーツと芸能がほぼ100%ダメ。 学問、アニメゲーム、雑学あたりならまだどうにかなるが、 それも絶対とは言えない。 元々脳をデータベース化するような傾向がないので 記憶を掘り出す効率が悪すぎるし、 そもそもテレビを見ていない人間が挑めるような代物ではないんだろう。 今日はオーラバトラー戦記が出てこなかったのが痛恨。 あと死亡の塔と死亡遊戯を間違えたこととか。

それにしてもゲーセンはSEED一色だったな。 やっぱガンダムは強い。加えてゲームも良く出来ている。 機種の性能差をゲームシステムに組み込むあのやり方はうまいと思う。 全キャラ同じ強さでなくてはならないという格ゲーの掟から逃れられるのだから。 とは三国志か。最初見た時はどうかと思ったが、 なるほど良く出来ている。

ゲーセン映えする絵、というのは確かにあるのだな。 次世代機を前に写真みたいな絵がバリバリ発表されているが、 あれがゲーセンにあってもさっぱり目立たないだろう。 ゲーセンのマシンは最近家庭用より下の性能しか持っていないことが多いが、 それにはそれなりに理由があるのだろう。

夕方に刀削麺を食った。厚いところと薄いところの食感 の差がおもろい。味も良かったし。

ゆびさきミルクティー2,3。主人公のクソ野郎っぷりが切ない。 一人を選ぶ、というところまでで終わるストーリーが多いと思うのだが、 選んだ後の心の揺れを描くことに主眼が置かれているのがいい。

2ch見てる。ずっと見てる。うーん。

2005年9月10日

徹夜には至らずに祭を開始することができた。

自慢してえ。まだまだ不十分だが。

ときめくなあ。 いざこうなってみると悔やまれることは結構たくさんある。 次の祭までにはそういう心残りは抹消しておかなくては。

2005年9月9日

たぶん今日徹夜。

2005年9月8日

たった2並列とは言え並列は並列だ。 今のうちいしっかり経験を積んでおくことが将来のために必要だろう。 なんといってもPS3は9並列、XBOX360でも6並列だ。

うちのゲームおもろいわ。なんかやる気出てきた。 ガッカリなところを一つでも減らさねばな。

両手にダンベル棒持って響鬼ごっこしてみた。無理。 しかしこれくらいは軽々と扱えるようにならんと重りを足すなんて夢また夢だ。

HyperThreadingは速い。相当速い。この煮詰まった局面でなお3割以上の 高速化が可能とは思わなかった。まだ戦えるぞ。

HyperThreadingの真価はメモリレイテンシの隠蔽にある。 メモリから物を読もうとしたらキャッシュになくて800クロック待たされた、 とかいうような場合でも、待っている間に 別のスレッドの命令を実行することができるからだ。 つまり、多少メモリを読むのに時間がかかってもそれほど性能が落ちずに 済むわけで、これは大きい。そう考えると、XBOX360の3コア各2ハードウェア スレッドというのがべらぼうなパワーであることがわかる。 それにしても、PS3のSPEは一体どう使えばいいんだろうな。

2005年9月7日

昨日ダンベル雲手をがんばったせいで左手の握力がなくなっている。 しかし、それでも結構簡単に回せた。 やはり胴体の力こそ全てである。 筋肉痛でロクに動かない今のうちに腕力を 使わないで回すクセをつけておかねばならない。 超回復してしまってからでは遅いのだ。 今年中には重りを追加できるようになりたいものだ。 あと、今までロクにやっていなかった逆纏糸を始めてみた。

本業ヤバいです。明日から数日祭になります。

2005年9月6日

意識して思考を停止したところ、見違えるように効率が上がった。 ベルトコンベアーを仕事が流れていく。

ダンベルの棒(2.5kg)を持って雲手していると、まっさきに 左の握力が限界に達する。 本来一番疲れてほしい体幹部が疲れる前にどうでもいい末端が疲れて 動かなくなるというのは何かダメだ。 単に必要最低限の筋力に足りないだけという可能性もあるが、 いくらなんでも左右で疲れ方に差がありすぎる。 たぶん左手は不必要に握りすぎているのだ。

2005年9月5日

働いてきた。頼まれてもいないことを自発的にやっているという認識から来る 快楽に身を任せていたが、突如想定外の使い方をすると聞いて 自分でも驚くくらいあっさりとやる気が崩壊した。 さほどの変更が必要ないことがわかってなんとか持ち直したが、 完全とは言えない。

このやる気の脆さは何だ。 一つにはデバグの面倒くささを知ってしまったことがあるだろう。 コードを書くのが嫌なのではない。書いたコードの量に比例して デバグ責任が増すのが嫌なのだ。 しかしやはりそれだけではない。 もっとどんよりとした複合要因が横たわっている。

2005年9月4日

やっぱり自分が関わっているものがメディアに露出するとうれしいな。 webのどこかに画面写真とかあります。あー自慢してえ。 そのためにも自慢できる出来にせねば。 それにしてももう1年も作ってるのか。 大半の時間は開発環境整備とかハードウェア及びライブラリがらみのトラブル 解決に割かれてきたわけで、正味の開発期間は結構短い気がする。

赤ん坊の声と猫の声はたまに区別がつかない。たぶん猫だとは思うが。 いいなあ。目の前であんなデッカイ声で鳴いてくれないかなあ。 会社帰りにたまに会う猫は触らせてくれるのでとてもいい。 自分から寄ってきて尻尾でぱたぱた私の脚を叩いてくる。たまらん。 もふもふした哺乳類はなんでもかわいいが、特に猫は見た目以上の何かがあるので たまらない。また、犬はわしわしできる点が決定的に 優れており、この点では他のどの種族も及ばない。 ねずみ系の種族もかわいいが、あいつらかわいいだけだからなあ。

ここ数年動物がかわいく見えて仕方ない。たぶん淋しいんだと思う。 でも動物を飼うことで充足することだけはしたくない。 実際的な理由もあるし、そうでない理由もある。

日本の累進課税は甘めらしい。 制度的にも1800万以上稼ぐと37%というのが最大。 実効税率というのが30%くらいまでしか行かないということは、 所得税が37%でも何かで軽減しているということか。 それにしても、何分私はそんな高額所得者ではないので、 金持ちからさらに税金を取ることが正しいのかはさっぱりわからない。 もしそのへんの人が余った金でバリバリ物を買っているなら景気に貢献している わけだし、逆に単に溜めこんでいるだけなら 税金にして奪ってもそんなに問題がないだろう。 そのへんはプロが決めることとしか言いようがない。

婚外子差別って、相続の話なのな。相続なんて頭にさっぱりなかった。 しかしこれはかなり文化的な問題な気がする。 国の人の大半が嫡子重視を是とするなら外国がどうだろうと知ったことでは ないだろうし、実際そうだったからこそ今そういう法律があるわけだろう。 今みんなに聞いてみないとなんとも言えないが、 案外嫡子を重視する人はまだ多いのではなかろうか。 つうか、それって公約に載せるほど重要な話なのだろうか。 ひょっとして不倫の子って結構たくさんいるんだろうか。

こうやって知識の欠如を晒すのは恥だが、ものすごい勢いで誰かが ツッコんでくれて嫌でも知識がつくので有益ではある気がする。

2005年9月3日

ダイノキングバトルを作ったのは韓国の会社らしい。 タイトーがパクリと知りつつあれほど大々的にアピールしていたとすれば、 もはやそれはケンカを売っているに等しい。 セガが「ニセ物を買う奴にはムシキングも売らん」 みたいな脅迫をかけた場合、タイトーは相当厳しかろう。 さあどうなるか楽しみである。

やっぱCEDEC行きゃよかった。「行きたい!」って言えば行けたのに、 「うーんどうでもいいなあ」なんて言ってもったいぶってるから 行けなくなるのである。せめて宴会だけでも行って 並いるえらい人々の顔を拝んでくれば良かったと本気で思う。 偉い人同士の会話を聞いて自分がどれくらい理解できるかで 自分のレベルが計れそうだからだ。直接バリバリ話ができるとは 思えないあたりがまだまだ卑屈。 そういえば今使ってるライブラリの初期設計者も来てたらしいので、 ちょっとくらいは恨み事も言えたかもしれない。 まあどちらか言ってうちらの受難はあれを作った人のせいというよりは、 あれをそのまま使うという決断を下した人間のせいだとは思うので、 今となってはあまり恨んではいないのだが。話したこともないし。 つうか、その人がこの日記読んでるらしい。一体どこから知ったのか。

ここには私が仕事で何作ってるかは書きません。 発表はされたし違反ではないんでしょうが、 不必要にマークされるのもイヤなので。 2chのスレでウォッチされて、それ経由でこれが会社に知れる、なんてのは 御免です。生身で聞かれれば答えますが。

理解できないコード。

void foo(int*);
int* a;
foo(&*a);

&*って何。aそのままでいいじゃん。イテレータみたいに*がユーザ定義の場合には 意味のあるコードになるが、それただのintだろ。 月曜日に説明を求めようと思う。説明できなかったら罵ろう。 ああおそろしい。どこまでわかってないのかを考えると本当におそろしい。 以前見た時には独自のスタイルなのだろうとスルーしていたのだが、 今にして考えてみれば、 これほど雄弁かつシンプルに無理解を物語るコードはあるまい。

「そのうちどうにかしてくれると思ってたので黙ってた」みたいなのは困る。 やってほしけりゃちゃんと「やれ」と言ってほしい。 何事も命令では息苦しかろうが、そうしないと 責任の所在が曖昧になってしまう。 だから、私はしょっちゅう「命令がない限りやらない」 と言うことにしているし、実際やらない。 が、組織の運営としてはそれが正しくても、 やった方が出来が良くなるのをわかっていてやらないというのは ぶっちゃけクソ野郎だ。自分がそのクソ野郎であることの罪悪感に そろそろ耐えられなくなってきたので、ここらでどうにかすることにする。 というわけで、土日会社行っちゃうかも。アレ関係の人ごめんなさい。 しかし、こうやってやってしまうから、「放っときゃやってくれる」 と思われるのかもしれない。

元々私の管轄でなかった仕事については できなかったとしても責められる筋合はなく 頼んだ側の人間が責任を負うし、本来の私の仕事が何らかの影響を受けることを きちんと認識せねばならない。しかし、能力的に私が一番適任で、 かつ今ヒマ気味で、加えて他の人間はいっぱいいっぱい、となれば 選択肢なんてありゃしないのである。 それに隣にすわっているチーフの労働量を見ていると 何か自分がものすごく怠けているような気がしてきて落ちつかなくなる。 400時間とかだし。対する私は270。1.5倍じゃないか。

描画系のコードって、GPUとの協調のためか妙なスピンロックが入ってたり、 しょっちゅうキャッシュミスしたりで、かかる時間の割に 正味の計算量がえらく小さい気がする。アセンブラを見てみると分岐も多い。 もしそうであれば、HTを利用して 裏スレッドから間断なく命令を流しこめば大幅にCPUの利用率が上げ られるのではなかろうか。つうか、みんなもうやってるんだろうな。

レイと地形の判定ってどうやって高速化すればいいんだろう。 レイは長いのでバウンディングボックスを作るととんでもない大きさになる。 根本が所属するセルから順に経路上のセルを 見ていけるような工夫を施したBSPが最良なんだろうが、 それ実装コスト高いなあ。 多解像度均一空間分割がいい妥協点になる気がするな。試してみるか。 ポリゴンが動かないなら前GDCで聞いた工夫をする必要もないし。

ローマ20まで。哀れカリグラ。哀れネロ。 そんな二人があれだけ失策をやらかしても揺がないローマがすごい。 イギリス人はドイツ人に対してローマに征服されたことを自慢する ことがあるらしいが、なるほどと思わなくもない。

岡田党首語録。 一部だけ取り出した結果そう見えるだけかわからんが、うーん。 とりあえずこの人には入れない。

社民党の公約

最初のブロック。 2番は派遣とかバイトとかを正社員と同格にしろということか。 とりあえず会社がつぶれるし、一日8時間働いておしまい、 みたいな人にはやはりそれなりの待遇しかできないのは当然だろう。 というか話が逆で、それなりの待遇しかしないからこそそういう雇い方が できるのである。 問題は時間ではなく質なのだから。時間に比例する給料がもらえるなんてことは 断じてありえない。3も困る。まずやっぱり会社がつぶれる。 そして何よりも、やりたくてやってるのを制限されてたまるかと思う。 あと4もダメ。甘やかしてそれでニートが減るとは思えん。 5は無理だろとしか言いようがない。いかに子供が減っているとは言え、 1クラス20人にするためには 一体どれだけ学校と先生を増やさねばならんのか。 無理に増やせば質も落ちるだろうに。6番はとりあえず よくわからんので無視。人権がどうこうで不利を蒙っている知合いがいないので 何とも言いようがない。7の婚外子差別撤廃って、具体的にどうするんだろうな。 別に法で差別してるわけじゃないんだろうし人間の心の問題だろう。 8も謎だな。女性が強制的に何人、ってのはおかしいだろ。 平等ってのは機会の平等であるべきではないのか。現実的に困難があるにしても、 その建前は破壊すべきではない気がする。あと、選挙権18歳はありえない。 今の人間は年相応の分別なんてありゃしないんだから 25歳でもいいくらいだと思う。というか、このややこしい社会について知るには 25年くらいは生きる必要があるのではなかろうか。 少なくとも私は8年前の自分には選挙権なんて渡したくないし、 まして10年前の私なんて絶対にありえない。

税金ブロック。金持ちになることにロマンがあるからがんばるのではなかろうか。 これが完全に失われると共産主義になってしまってやる気が失せる。 増税の前にできることはやってほしいが、 今できていないことがそうそうすぐできるとも思えないわけで、 借金の増加が本当にヤバいのであれば とりあえず増税というのもやむを得ないのではなかろうか。 2の法人税上げろってのはたぶん会社がつぶれるんだろうが、 それに関してはまあ仕方ないなら仕方ないのかもしれん。 3の消費税だが、誰かが「消費税はニートからでも取れる最高に平等な税金なんだぞ」 と言っていていたく感動したので、上げてもらってかまわない。 真っ先にゲームみたいになくても生きられるものが売れなく なるんだろうが、なくても生きられるものがこんなに売れていること自体が おかしい気もするので、まあ仕方ないだろう。 4とか5とかの無駄遣いの防止はまあやってくれという感じだ。 6と7はよくわからん。

福祉ブロック。1はよくわからんが、その金どこにあるんだろう。 2も良くわからんが、その金どこにあるんだろう。 というか、3と4もその金はどうするんだろう。 5、6あたりはよくわからんが、やっぱりこれも金かかるわな。 7はわからん。8、9はなんとも言えない。 しかし郵便局で貯金やら保険やらをやる意味がさっぱりわからんので 私はやめてもらっても全然困らない。というか使ってないし。

その次のブロック。 1は良くわからん。2はよくわからんが、会社が農業やっちゃいけないんだろうか。 それに食料自給率50%はこの国にはもう無理だろう。 3はわからん。4は方針としては嫌いじゃない。 5、6はよくわからん。

自衛隊とか。 ぶっちゃけローマを読んだ後だけに、平和は口先だけでは作れない気がしている。 なので、全体に賛同できん。 ところで、中国と朝鮮以外靖国神社に関しては反対してないと 聞いたことがあるが、どうなんだろう。それに、「無宗教」と「追悼」は そもそも矛盾してないか。昔は政教分離というのがいかにも素晴らしいもののように 勝手に思っていたが、政治を行う原理が宗教になってしまうことさえなければ 適当に宗教的な雰囲気を利用するのは悪いことではないと思う。 特に日本人は寺と神社と教会がそのへんにゴロゴロしてても気にしないのだし、 なおさらそのへんは適当でいい気がするのだが。 もっともあの神社はちと極端らしいので問題になるのもわかる気はする。

その下の「どちらの道を選びますか」はかなり奮っている。 言ってることの内容以前にうさんくさすぎだ。

結論。社民党はありえない。何をしたいのか知らんで毛嫌いするのもなんだし 一応読んでみた。

マニフェスト占い。 自民党・公明党67%。12,4,1,1となった。つうか、これ占いじゃないだろ。

2005年9月2日

幕張行ってきた。タイトーとセガがほとんど同じゲーム (ダイノキングバトルと恐竜キング)を展示していてかなりオモシロ状態。 セガ側には「パクリは犯罪です」みたいな張り紙があったりする。 あとは特に面白いものはなかった。ガンダムはまあガンダムだし。

さて、作ってるもんが発表されたので、これからは友達に 「〜〜作ってるんだぜー」と言ってもいいわけだ。 しかし正直あまり自慢はできんな。

2005年9月1日

今日のびっくり。

char* dst;
memcpy(dst, src, size);
dstが未初期化のままmemcpyしている。当然即死する。 しかしこれがダメな理由を理解できていない奴がいる。
char* dst = texture.lock();
memcpy(dst, src, size);
は通るのに上はダメなんだけど、と言われた。 下はlock()がtextureが持っているメモリ領域のアドレスを返しているので、 未初期化な上のコードとは何もかもが違う。 想像を遥かに超える発言に私の頭はショートした。 私は「ちょっと待て。おめー、今、ものすごいこと言ったぞ?」 と言いつつ頭を整理し、言った通りの意味でしかないことを数秒かけて理解してから 「おめー相当ヤバいぞ。C言語全くわかってねえな。マジやべえ」と言った。 返答は「あはは、そうですか」。笑顔。 怒りを通り越して呆れるとよく言うが、 何故か私の感情は笑いに直結してしまい、慌ててトイレに駆け込んで 落ちつくまでローマを読んだ。 私は罵れる機会があれば逃さず「てめえ本当にできねえな。プログラマ失格だぞ」 と言って罵ってやるつもりでいたのだが、 今回もそれを言うだけの冷静さを保つことができなかったのである。

何かがまた面白くなってきた。しかし、基本的にこういう事が愉快であるはずがない。 こうして書きながらもだんだん不愉快になってきた。 そうだ、この感じは不愉快だ。 表情が笑いであったとしても、それが心地良い笑いであるとは限らない。

たぶん「おまえ全然プログラミングわかってねえな」と言ったくらいでは こたえないんだろうな。というかそれに相当近いことは言ったわけだし。 より直接的に誇りを傷つけるには「おまえ○○(人名)よりできねえな」 と言うのが効果的なんだろうが、それでは○○が可哀想だ。 かといって、「使えねえな」とか「役立たずが」とか言うのは 言う側の品位が疑われるので使いたくない。 どう罵ったら彼を傷つけられるんだろう。 彼が一番言われたくない台詞は何なんだろう。 そんなことを考える自分が嫌になる。 やはり放置しかないのだろうか。

紫外線量は曇りだと6割に、雨だと3割になる。 ガラスは短波長の紫外線の大半を遮断するが、 長波長の紫外線は大半を透過する。 さらに、被曝する紫外線の多くは間接反射によるものであるため、 日陰に入っても線量はそれほどには減らない。 太陽の当たる面を向いていればなおさらである。 また、人間の皮膚の劣化の原因の8割は紫外線であると言われる。 なるほど女性が躍起になって紫外線を避ける理由がわかった。 産まれてから一度も日の光を浴びなかった人間がいたとすれば さぞ綺麗な皮膚をしていることだろう。


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