だだもれ

2004年12月29日

ラジオ体操の曲をピアノで弾く夢を見た。 楽譜なんて見たこともないのだが、今思い出してもかなり正確な楽譜だった。 夢作成時に耳コピから楽譜画像を生成したに違いなく、 人間の脳の不思議さを思うのである。 しかし考えてみるとあれ結構簡単に弾けそうだな。

ではまた来年。実家帰ります。

2004年12月28日

会社飲み会というか肉。好き放題な話しててむちゃくちゃ楽しかった。 効率化とか言わずに好き放題作りたい、というみんなの願いが熱かった。 ああいう昔ながらの職人にシステムを押しつけるのはやはり非効率だ。 うまく職人とシステムの領分のバランスを取っていければ うちの会社にとってはそれが最良だろう。 プログラマはツールを作れば良く、デザイナは素材を作れば良く、みたいな 分業はうちにいる人材を考えると絶対に合わん。 しかしかと言ってそういう分業はこれからどうしても必要なことなので、 絶対に目を背けることはできない。うまくそれを考慮したより大きな システムを作るのに貢献できたらと思う。

計算量という概念はそんなに理解し難いか。 格ゲーで二人のキャラがいて、どちらが強いのかを知る方法として どんなものが考えられるか、という話題において あるプログラマが「毎フレーム全入力を試して勝った場合数が多い方が強い」 という解答をした。これが論外であることは考えるまでもない。 秒間60フレーム、試合時間45秒、入力種10種と仮定した場合、 この場合数は10の60*45乗である。宇宙が終わっても計算が終わらん。 それを「コンピュータが速ければできる」などと言うのは一体どういうことか。 情報工学で修士を出た人間がそんなこと言っちゃダメだろう。 一応その場で「そりゃ無理だ」と上記の理屈を説明してやったが、 果たしてわかってくれたのだろうか。 ちなみに、仮にこの計算が可能だったとしてもこれは使えない。 人間がやるゲームであることを 考えれば無効な入力シーケンスというものが少なからず存在しており、 平等な数え挙げでは間違いなくゲーム的には的外れな結果が出るからだ。

なんて話を宴会でできる会社はそうそうあるまい。最高。

デザイナすげえよ。みんなあんなに絵うまいんだな。 とあるゲームの資料集というか攻略本みたいなのを見ていて思った。 電撃文庫の表紙とかよりよほどうまい。 そんなのがうちの会社には100人単位でいるわけだ。 このパワーをもっと直接的に活かす方法はないものだろうか。 デザイナのセンスが直に画面に出るための技術的な支援を するのがプログラマの仕事ではあるが、それだけでは足りない気もする。

今日はすげえ誉められた。誉められるっていいなあ。 君はもっと給料をもらうべきだ、とかなんとか。もっとがんばろ。 ちょっと最近ダレ気味だったのでいい刺激だ。 と言うところで正月休みなのがちと残念ではあるが。 まあ明日中にある程度の区切りをつけて、気持ちよく正月を迎えよう。

今度の部署では派遣社員と正社員を区別する風習があるらしい。 派遣社員と飲みに行ったりすると怒られるそうだ。馬鹿馬鹿しい。 まあきっと昔何かあったんだろうが、それにしても そんなことをするデメリットの方が大きい。

2004年12月27日

馬歩しよう。姿勢をちょっと直したらおもしろいくらいギチギチに張るようになった。 あとはこれをちゃんと保ったまま型をやれればいいのだが、 それにはまだ強度が不足している。

2004年12月26日

坂の上の雲6、7。5巻が終わったら急におもしろくなった。 一体何が違うんだろう。実際6巻はあまり違わない気もする。 私の精神状態のせいなのだろうか。 ともかくも、次が最後の決戦である。 朝までに読んでしまって、気持ち良く寝よう。 それにしてもまた日曜日がやってきた。

完。なんだかんだ言って興奮してしまった。海軍勝ちすぎ。 しかし勝たなかったら日本は独立を保てなかっただろう、 という記述を読んでぞっとした。一方で、勝ったからこそ 第二次大戦であんな状態になったのだという話もある。

とりあえずこの小説は面白かった。小説としてというよりは 知識が得られることが面白かったのかもしれないが、どちらでもいい。 ただ知識として見るのであれば、同じ事実を別の視点から書いたものを 読まないとマズいような気はする。

とりあえずちらっとgoogleで調べてみたが、 やっぱり乃木って人は軍人としてはダメっぽい。 ただ、軍人の能力とは全然別のところでかなりすごい人だったらしく、 ちょっと興味はある。目星はついているので一冊読んでみようか。

PS2が戻ってきたので、φなる・あぷろーち。ギャルゲーは実家ではできないので ゼロを正月に回すつもりで始めた。で、おもろい。 例えばすごい勢いで明鐘(あかね)が西守歌(しずか)に籠絡されてるのがおもろい。 会話がいい。モノはいかにもギャルゲー的で最初はどうかと思ったが、 とにかく会話がいい。会話がいいというのはキャラがいいというのと だいたい似たようなものだ。 会話は楽しいがキャラに魅力がない、という例はほとんどない。

絵が一緒ということもあってか それ散るを思い出した。あれも会話がよかったなあ。 今にして思えば2人分しか読んでいないのはもったいなかったかもしれない。 ストーリーさえまともだったら絶対全部読んでいたに違いないのに。

これくらい無茶な押しかけ方されたら私はどうだろうと考えてみたが、 たぶん問題なくうれしいな。 なるほどギャルゲーはフィクションで願望を満すという 機能をきちんと持っている。 ちなみに、ゲームの涼はアニメの主人公ほど頑固ではなく、 二日目にして早くも態度が軟化し始めている。安心。

西守歌おしまい。 確かにあれだけ無茶なマネをされれば腹も立つし、 そもそも西守歌本人があまりにも常軌を逸している。 脅迫はないだろう脅迫は。 ここまでの異常事態となるとやっぱり私でも嫌だろうという気はしてきた。 最後の結末はどう考えても周りの圧力によるものである。 彼の周りにはおせっかいな人がいたからああなったのだ。 もし別れたままだったとしてもしばらく経てば 何事もなく落ちつくだろう。もちろんしばらくの間彼は自分で思っているほど 落ちついてはいられないだろうが、そんなものは時間の問題である。 感情が薄れさせないというのは本当に大変なことなのだ。 シナリオ書きの人は無邪気に思い出パワーを信仰できない人らしく、 その点には私も強い共感を覚える。 が、それはともかくとして、西守歌はいい。 こんな変な奴がいたらどんなにかいいだろう。

周りにこれだけまともな人間がいて、しかもそのまともさを 論理的に表現してくれる、というのはずいぶんな幸せだ。 もちろん彼自身もまともである。脅迫に腹を立てて無視するあたりは 十分まともの範疇であり、 いかに周りから諌められたとは言え彼がああも早く 改心したのは、やはり彼が十分まともな人間であることを裏付けている。 が、もう自分でも自覚するほどラブラブになったにも関わらず 西守歌を泣かせたことは許せん。わからんでもないが、 敢えて「ヘタレ野郎!」と言おう。 自分だったらどうかということは棚に上げて言う。 誰かを不幸にし得る選択に関してうじうじ悩むのは私もわかるので 君望の主人公にはさっぱり強いことが言えないのだが、 この場合は誰も不幸にならないのだ。

ところで、アニメで「なんでこんなに怒るかなあ」 と思ったことはゲームではさっぱり問題なかった。さすがに脅迫は怒るだろ。 演出は全般にアニメの方が劇的だが、ゲームの方が説明能力が高いので 納得はしやすい。

これ他のキャラ選ぶと西守歌さようならだよなあ。 物語のきっかけを作ったキャラがさっぱり顧みられず消えるというのは ギャルゲー的には仕方ないことだが、やはり変だ。 メインヒロインへの依存性が高いストーリーだけに一体どうなるんだろうという 不安がある。僕夏なんかはその不安があまりにも大きすぎて 他のシナリオをついに読むことができなかった。

腹減った。食い物のことばかり浮かんでくる。軟弱者め。 ちょっと運動してこよう。しかし外に出たらスーパーに走りかねんな。

明鐘。バリバリ結ばれてる。兄妹でそうなる例があるかどうかは知らんが、 あったらあったで別にいいんじゃないのかと簡単に考えてしまう。 しかし、シナリオによって設定が違うと考えざるを得んなこれは。 到底西守歌とくっつくことを許容できまい。

ZEROをちょっとやってみた。これムチャクチャこわい。 志村後ろ後ろ、というのはモノを見たことはないが、 たぶんこんな感じなのだと思う。 ノートを見つけたところで丁度フリーズしてしまったので かなり嫌な気分で中断している。このマシンもうヤバいのか。

2004年12月25日

坂の上の雲5。やっと旅順が終わった。正直この巻はおしなべて 退屈だった。前半は旅順の残りだし、 後半もバルチック艦隊の航海にかなりの部分が割かれていて さっぱり小説らしくない。どうでもいいエピソードも多すぎる。 たまに小説らしくかっこいいキャラ描写をやって印象づけてはいるが、 別のところでは史実で結構バカなことをしていたりして 前のキャラ描写の印象が粉砕されるというガッカリなことが 何度となく起きた。時期によって人は違うものだ、というのは確かにそうなのだが、 そう言って開き直られると辛い。 全体にキャラ描写が減った上に、人がゴミのように死ぬ話ばかりで辛い。 たぶん最大の見せ場になるであろうバルチック艦隊との戦いも、 さんざんバルチック艦隊がどうしようもない状態であることを 強調しまくっているので、手こずれば気持ち良くないし、 あっさり勝ってもやはり気持ち良くないしで、さっぱり期待感が起こらない。 まあ史実だから、私がいつも期待してしまうような意味で 面白くなくても当然だとは思うのだが。

つうか、乃木って人なんか有名くさい割にすげえパッとしないんですが。 私は歴史は相当疎いので、なんか名前聞いたことがある気がするなあ、 という程度の印象。この作品の登場人物の大半はさっぱり知らない。

クリスマスだが3時帰り。 いつも通り働いていたのは私ともう一人くらいで、 あとの人はハナッから休みか、あるいは夕方過ぎには帰ってしまうかの いずれかであった。良く噂に聞くような過ごし方をする人が 何割程度いるのかは知らないが、しかし少なくとも多くの人にとっては 何らかの意味で特別な日であるらしい。

2004年12月24日

坂の上の雲4。3巻までのボロクソ度がゴミ同然に思えるほどのボロクソ度。 海軍にしても北上している方にしても決してうまく行っているとは言い難い 状態なのだが、旅順のひどさはあんまりだ。 4巻はほとんどが旅順のバカさ加減を語るのに費されていて、 2巻あたりまで支配的だったキャラ描写がさっぱりなりを潜めている。 たまに息抜きとばかりに明治天皇の萌え描写が奮ったりもしているが、 基本的には相当な鬱展開だ。 作者のやりきれない思いがびしびし伝わってきて読んでいるこちらまで辛い。 この先気持ちよく勝つ場面なんてあるのだろうか。 1、2巻あたりはいかにも勇ましく完全にフィクションとして楽しんでいたが、 ここに来て過去の出来事なのだということが強く感じられるようになった。 やっと歴史小説を読む準備が整ったということかもしれない。 ところでこれをドラマ化するそうだが、戦争描写は一体どうするんだろう。 今やるとなればCGしかないが、もしこれがショボいと相当がっかりなことになる。

それにしても当時の兵士すげえよ。うちら全然ダメだ。 小説だけに多少の誇張があって全員がこんなにすげえわけはないだろうと 思っていたが、それを差し引いても同じ人類とは思えない凄まじさである。 旅順ではものすごい戦死者が出ているわけだが、そのこと自体が すごい。言わば「ちゃんと」2万5千人が死んでいるのだ。 そして、うちのじいさん達もそういうことをやっていたのであって、 決してさっぱり関係ないくらい昔の人のことではないのである。 私は自分ではそれなりに硬派な方だと思っていたが、話にならん。 だからといってどうできるというものではないが、 しかしもう少し真面目に生きねば面目が立たないような気はする。 ゲーム作ってて言うのもなんだが。

とりあえず、ものすごく辛いところで終わっているのでさっさと次を読もう。 まあ土曜か。

今日は天皇の誕生日だったか。 そういえば日露戦争では皇族が騎兵隊長をしていたようだ。 なんかいい感じに武士とか貴族とか平民とかが入り混っていたのだな。 司馬遼太郎がそのあたりの時代に思い入れがあるのもわかる気がする。

今日は弟とばあちゃん家に行ってケーキ食ってた。 ケーキは東京駅で買ったTopsのチョコレートとレアチーズ。 topsのレアチーズはちゃんとすっぱいのが特徴でかなり好みだが、 今の私には少々口あたりが重い。でも好き。 そしてやはりチョコレートケーキは安定している。 知らない店のも試してみたいが、土産としては危険なので馴染のものにした。 そういえば、せっかく京都にいたのに和菓子について全然調べなかったのが 今考えると惜しい。私は比較的素朴な、あるいは粗野な和菓子が好きなのだが、 そもそもちゃんとした上品な和菓子など食べたこともないので 公平な判断とは言えない。まあ学生の頃にはそんな金などなかったわけだが。 ちなみに、あんこ菓子として有名なものに赤福があるが、私はあまり好きではない。 十勝のおはぎの方がいい。元が豆であることを忘れたようなあんこは あんことしてどうかと思う。

まあ菓子なんて太るし高いし生きるのにいらないしで、 結局こういう機会でもない限り食わないんだがな。 干し芋、干し柿、干しいちじく、あたりで十分ではある。 自分であんこを作ろうとしても、どうしても単なる煮豆になってしまうし。

戦争なんて嫌だし死にたくもない。 しかし戦争の善し悪しは別として、 戦争になった時にきちんと行けるだけの精神と肉体を備えているということ 自体に正直あこがれてしまう。 むろん、その時代に生まれていれば耐えられるように成長するだろうから そんな仮定は無意味だが、しかしこの私には絶対に耐えられないという 事実そのものが一種の罪のように感じられるのである。 拳法をやっているのもそれとは無関係ではないだろう。

水月ってPS2版出てたけど、ストーリーどうなったんだろ。体裁整ったのかなあ。

2004年12月23日

言われてみればうたかたのパンツはそれほど悪いわけではないような気もしてきた。 実際カット割りが不自然になるほどではない。 私のもやもやした何かがパンツを出口にしてしまっただけだろう。 ところで、考えてみるとD.C.はパンツを見た記憶がさっぱり残っていない。 目に映っていないことはないだろうが、 あの世界はパンツが馴染む世界なので気付かなかったに違いない。 パンツが見えて喜びそうなキャラが世界の中にいてくれると、 パンツは格段に世界に馴染む。 うたかたのパンツに違和感を感じたのは、 あの世界にパンツを見て喜ぶキャラがいそうもないからだろうか。

5時帰り。大改造をしてコンパイルだけ通った状態で止め。 明後日はたぶん丸一日バグを取ることになるのだろう。 しかし、描画エンジンを作るってのは相当しんどいな。 割り切ってあるゲーム専用にしてしまうならまだいいが、 何でもそれなりに使えるようにするとなるともはや悪夢である。 RenderWareとか一体どうしてるんだろう。

同期の企画の人がインタビューとかされてて、正直うらやましい。

なんか給料1万だけ上げてもらった。 部署替えの際のバランス調整で、さすがに新入社員と一緒はマズいだろという 判断らしい。そのかわり技術系のイベントやら説明会やら には全部出てレポートを書けという。他の部署、さらには他の会社の人とも バンバン友達になってくれとのことだ。私に向いているとは到底思えんし、 1万では割に合わない気もするが、命令とあらば仕方ない。 ともかく引越しによるダメージがいくらか軽減されるので、素直に喜んでおこう。

PS2のVUはやっぱりいいなあ。 ACCレジスタ、書きこみマスク、そしてブロードキャスト演算。 なんで他にはないんだろ。ACCレジスタなんてmaddを連発で呼ぶためには 必須だと思う。でないと行列にベクタをかけるだけで 3命令分丸々待たされることになる。 いっそ10倍クロックのVUが3つ入ったマシン作ってくれたらいいのに。 まあ確かにあれの性能は自力でハードべったりの高速化をやることが 前提なので、このマルチプラットホーム時代には似つかわしくないし、 長いレンテンシを並列化によって隠蔽するのが流行なのかもしれないとも思う。

部署替えで一ついいことがあった。上のえらい人(課長くらい)が 好みの人になったことだ。 前のえらい人は相性が悪いのか 話してるうちに「もういいや」ムードになってしまうことが多かったのだが、 今度の人は会話がかみあう。賛成と反対をはっきりしてくれるのがいい。 仮に「賛成だけど通らないと思うよ」みたいな曖昧な答であっても こちらがわかるまで理由を言ってくれるのがありがたい。

家をだいたい決めてきた。家賃7万。だいたい、というのは、 まだ出ていっていないのでモノを実際に見られないからだ。 予約という形になる。少々危うい気もするが、 だいたい似たようなグレードの部屋をいくつか見せてもらって、 どこも大差ないことを確認したので大丈夫だとは思う。 何より近いのがいい。会社から歩いて5分で今より近い。 便所フロ別、洋間6畳、キッチン別。台所には普通のガスコンロが置ける。 洗濯機はベランダ置き。 最寄駅は京急羽田空港線糀谷。

しかし高いよ家賃。とは言え、フロなし木造とかにしても5万を切らないので 全然ケチる気がしない。壁が薄くてクーラーが窓付きで二階建の二階で フロが正方形の狭い奴に変わってもいいなら5000円安いのがあったが、 気が進まない。二階建木造の二階で窓クーラーというのは あまりに京都のあの部屋の夏地獄を思い出させる。

というわけで、正月早々に引越す予定は少々延期。2月には人を 泊められる状態になるので活用してほしい。広くはないが。

2004年12月22日

昨日の力石のは「力石の行為に意味があるか」ではなく、 「力石みたいに水まで断つような減量にメリットがあるのか」の意。 作中では階級を落とすために水まで断たざるを得なかったのであって、 それはメリットがどうとかいう話ではない。

会社をやめる同期の送別会。みんなテンション高いなあ。

うたかた12。完。いつも試されている、いつも見られている、みたいな 語りがあって、なんかキリスト教っぽいのだが、それで何を言いたいのかは よくわからない。全体のストーリーは「一夏が成長したお話」 とまとめてしまえば確かにそうなのだが、どうにも釈然としない。 一夏の心理描写は彼女の人柄が好きかどうかはともかくとして それほどおかしいとは思わなかったのだが、 その分だけストーリーの要請による歪みを舞夏が一身に引き受けたような 印象があるし、サヤさんなどは結局何がしたいのかついにわからなかった。 最後のオッサンの声も、それで何がいいたいのかがよくわからない。 「人一倍涙もろいくせに」なんていうセリフは説明を通り越して 言い訳にしか聞こえない。 「つまり何なのかよくわからないアニメ」という印象は ついに拭えなかった。 そもそも「人間全部を消すか、自分を消すかのどちらかを選べ」 なんて唐突に言われてもなあ。「意地悪な質問だよなあ」とかいう以前の問題だろう。 しかしまあ、思い返してみれば一夏の心理描写の生臭さはそれなりに 価値あるものだったかもしれない。見ていてイライラする のは私も身に覚えがあるからだ。ただそれを引き出すための御膳立てが あまりにも作為的に感じられたのが残念なだけである。 また、これは私だけかもしれないが、 パンツやら胸やらに妙な力を入れていると作品の主眼がボヤけたような気がして 嫌だ。それはそういうもので、乳やら尻を写したからといって不真面目な作品 というわけではないのはわかるが、納得はしにくい。 「結局水着が見せたい作品でストーリーなんてどうでもいいのか?」 なんて思ってしまうのは狭量の証に他ならないので、自分でもどうにかしたいのだが。

2004年12月21日

最近すっかり黒子だ。ゲーム本体には触ってもいない。

今日の朝飯はいつも通りのミューズリなのに素晴らしくおいしかった。 加えて、食ってしばらくするとものすごい勢いで体温が上がってきて 気持ちまで高ぶってきた。これおもろい。 というか、わかるくらい体温落ちてたんだなきっと。今度体温計ってみよう。 ヨガの本には一週間に一度くらい胃を休ませろ とか書いてあった気もするが、たぶんやりすぎ。

ところで、力石は水まで断っていたが、それ意味あるのか。 乾物は重量の割に栄養があるというのと同じに、 体重の割に筋肉が多くてもいいので有利、 とかそういうことなのだろうか。

2004年12月20日

腹が減ると食い物のことしか考えられなくなる。 単なる肉体的な刺激が 具体的にケーキやら肉やらを思い浮かべるところにつながっていくのが不思議だ。 こういう働きは食欲よりも性欲において一層顕著だろう。 ところでさっき体重を計ったら61.5kgだった。落ちすぎだろ。 予定では脂肪だけが減っていくはずだったのだが、 体脂肪率の値から考えるに他の何かが減っている様子である。 運動さえしていれば筋肉が落ちることはないと思っていたが、 そうでもないらしい。面白いものだ。

2004年12月19日

坂の上の雲3。ボロクソじゃん日本軍。これで本当に勝ったのか。

なのは12。恥かしいまでに真っ直ぐな脚本。恥かしい演出。 到底素面で見られるものではない。たぶん私は素面じゃないんだろう。 実際飲み会の後だしな。

水樹奈々の演歌度はすごいと思うが、好きかと言われると甚だ微妙。

頭痛い。比喩じゃなくて。こんなに酒弱かったかなあ。 いくらなんでもここまでではなかったはずだけれども。

φなる・あぷろーちのゲームの存在を確認。アニメに匹敵する凶悪な 始まり方をするらしくちょっと気になる。正月はゼロとそれかな。 正月ドラクエをやらなかったらもうずっとやらんかもしれんが、 それでどうなるわけでもあるまい。出遅れた段階でやる価値は半減している。 ところで、実家でギャルゲーやるのは結構キツい。 二年くらい前だったか、 ゆめりあやってたら母に「うわ、気持ち悪っ」とか言われた。 ポリゴンだから余計だ。思わずムキになって「この立体造形がすごいんだよ」 などと抗弁してしまったが、まったくもって若さ故の過ちである。

固形物を食わないまま25時間が経過。結構フラつく。すげえな空腹。 明日の朝飯は感動的においしいだろう。

昨日の宴会の前にアメ横をうろついたのだが、ヤバい。 あんなに食欲を刺激する場所が他にあるだろうか。 しかしあそこで買物をするためには冷蔵庫が必要なのであって、 引越すまでは我慢せねばならない。

本屋で「死星マリア」という名前の漫画を見かけて、何て読むのかと思ったら 「シスターマリア」だった。すげえ。

2004年12月18日

あれ、辛いはずのφなる・あぷろーちがなんか普通に見られるぞ。 私の頭がおかしくなったのか。ところで、これW-Wishと半々なのな。 そっちはいらない。あまりのギャルゲー度に頭がおかしくなる。

3。いかん慣れてきてる。楽しいぞこれ。 4。なんかいい感じにもっともらしい説教されてるけど、 なんかダマされてる気もする。 まあ確かに自分の意思だなんだと言ってみたところで どうにもならんことは山とある。 研究室の教授が「結婚してから恋をする方がずっといい」 と言っていたのを思い出した。 ソれにしても確かにびっくりな展開である。 そんな引き方されたら次も見なきゃ。 5。前回の引きをこう受けるとは想像だにしなかった。 西守歌、おまえすげえよ。これ、ひょっとしておもしろいだろ。 中途半端にいい話路線にしたりせず直球でバカを繰り返すあたりに 非常に好感が持てる。6。とってつけたようにすごい展開に。 実際とってつけてるわけだが。でもそんなに怒るかなあ。 そら西守歌は相当人間としてどうかと思うが、 でもこんなに怒る理由はわからん。きっかけ、あるいは口実を見つけた だけなんだろうと思う。しかしそんなこともあるだろう。 7。妥当な解決。妥当な演出。西守歌がえらくかわいくなってきた。 ところで、推論の形式が合っていても仮定が偽なら全部ダメ、 というのは男性的な考え方なのだろう。 いまだに西守歌がリョウを好きでいる理由が気になるあたり 私もその例に漏れない。もうここまで来るとどうでもいいのだがな。 8。妹。こうやって心中穏かじゃないことを ちゃんと表現してくれると安心する。また同時にそれが妹の領分を逸脱 していないことにも安心できた。 ところでリョウのこの気持ちは表現としては極端だが、結構わかる。 私も身内のフロが不自然に長かったりするとやけに不安になるのだ。 そしてやはり「でこタッチ」は標準なのか? 9。楽しいバカ話。それ以上でもそれ以下でもない。 10。畳み始めた。あとはもうそうそう妙なこともできまい。 11。時間がないだけに展開が早い。細かいことだが屋上のアレも畳んである。 そしてこの力の入り方は素晴らしい。結構本気で見てしまった。 それにしてもこれ最終回じゃないだろうなまさか。そんな後味が悪いエンディングは 嫌だぞ。このヘタレが、ヘタレが、ヘタレが。 しかし、とは言えこれで首を縦に振るのは無責任な気もしないでもなく、 今回はどちらの味方にもなれない。 にしても物語のきっかけは実にまあ取ってつけたようなものだった。 考えてみればうる星やつらのラムの押しかけ方もひどいものだったわけで、 ヒロインが押しかける理由なんてこんなもんでいいのかもしれんが。

結局あるだけ一気に見ちまったよ。 シスプリに慣れた自分を発見した時にたいがいのものには 慣れてしまえることを知ったが、今回それを再確認できた。 しかしそれでもなお実写セラムンは格段に壁が高いように思う。

日曜日は特にイベントがない限り断食、というのは悪くない気がする。 時間の使い方に制約がないと、増進した食欲がフル稼働して 街を買い食いしながらうろつくようなことになりがちだ。 それに比べればはるかにマシだろう。 それにある程度の空腹耐性を保持するのは大切なことだと思う。 食いたい時に食ってしまうのは堕落だ。

ローゼンメイデン10。おはよう性悪人形。今回の幸せさはすごい。 なるほどこれのことか。コマ割り(に相当する何か)がものすごく良くて、 何と言うかいろんなものがかみあっている。 11。行けヘタレ野郎!男ならやってやれだ! こうして自分のことを棚に上げてフィクションで高揚している私は 一体何なのだろうな。 ある意味とても説教臭いテーマの作品だとは思うが、 私はこれを説教臭いと感じるほどにはまだスレていないらしい。 恥かしいことだが、少し安心している。

最近アニメ見すぎだろ。 私は熱しやすく冷めやすいが、しかし熱する際の温度はおそらく人並より高い。 引越したらピアノも再開しよう。弾いていない間にも 思考をピアノにするようには心がけていたので脳内の指はまだ動く。 後はこの脳内の指を実際の指に重ねる訓練をして、 物理的な性能さえ元に戻れば前以上に弾けるだろう。 それはヴァイオリンも同じだ。しかしその認識に甘えて鍛練を怠っているのも また事実である。できるような気がするとそれだけで満足してしまう 私の性格は性能への寄与という意味ではプラスに働いてきたと思うが、 しかし人間的な強さを養う上では甚だマイナスだと思う。

しかし、引越した頃には某から沙汰があるかもしれん。 そうなれば仕事以外は全力でそれに当たらねばな。 一度作り始めたものを途中で放り出すのはヘタレのやることだ。 そのためにもやはり今のうちに本業をしっかりとやっておかねばならない。

世間一般には萌えアニメと分類されているであろうローゼンメイデンを見て こんなに元気になるとは、私もどうかしている。さあ拳法に行こう。 もし覚えていたら原作も買ってこようと思う。

ローゼンメイデン買うの忘れた。うぐぅ。

えらく久しぶりにある男に会ったが、まんま記憶通りだった。 人はそうそう変わらないものらしい。

2004年12月17日

舞HiME11。オチがつかなかった。それなりに話が進展しているのか。

ファンタジックチルドレン11。ついに合流。じわじわと進んでいく。 一番話が楽しみな作品だ。

神無月の巫女2。ロボ騒ぎよりも唇を奪ってしまったことの方が大事だったらしい。 この展開の乱暴さもネタの一部か。 そして以上に頑丈なチカネちゃん。 その衝撃はすでに死んでいるだろう。そして生身の人間に躊躇なく 矢をブチこむのも惚れる。つうかいろいろひでえなこのアニメ。 特に脚本が。もういいかなあ。

巌窟王11。ゲームでもこれくらいのCGにはしたいよなあと思うようなCGっぷり。 ダブルスチールの画面と大差ない。話はそれなりに動いている。

何故かギャバン1話。速すぎる。このてんこもり感はすげえ。 第一話終わりかと思ったら15分だった。 そして後半は前半なんて目じゃないくらいてんこもりだった。

2004年12月15日

PSPは現状ロクにアクションゲームがないが、 作りたくても作れなかったということかもしれん。

うたかた11。おまえずいぶん普通の格好して出てきたなおい。 にしてもやっぱり未だにさっぱりわからん。 設定がどうとか言うんではなく、こいつらの心理が全然わからん。 特に舞夏。おまえ何がしたいのよ。最終的に納得できるとは到底思えんのだが、 しかしともかくあと2話だ。

演出は毎度なにやらいい感じで雰囲気は出ているが、 つまり何なのかがさっぱりわからんアニメという印象が未に拭えない。 ニャは第一話のやけに感動的なジン召喚シーンを 「ムー的」と評している。言い得て妙だ。 演出は感動的なシーンであることを全身全霊で表現しているのだが、 しかし何が感動的なのかは全く伝わってこないのである。

φなる・あぷろーち1。妙に評判がいいので見てみているが、 オープニングを見ているだけで激しく脳がダメにされていく。 つうか、オープニングですでに絵が崩れてるぞ。大丈夫かこのアニメ。 そして中身もいきなり素晴らしく辛い。 しかしこの一話だけでは何もわからんな。もう一話くらい耐えてみるか。

えらい早く帰ってきた。10時。

実写セラムンを見ようとしてわずか3分で臨界を突破。恐い。 一定の強制力の下でなければ到底全うできそうにない。

なのは11。ラスボス戦寸前。いわゆる衝撃の真実。 どうしてこんなに典型的な展開をやれるのかわからん。 ネタとしか思えないありがち展開を ネタでやっているとは到底思えないこのクソ真面目さでやってのけるあたり、 さすがに都築先生である。人には勧められないなあ。

ムスメット、3分で撃沈。φなる・あぷろーちの辛さなんて これに比べればかわいいものだ。痛すぎて見てられん。

サムライガン、合わん。 かっこいいものとして作っているのだろうが、 私にはさっぱりかっこいいとは思えん。 演出がダサすぎる。話もつまらん。 冒頭の乳尻アップも作品のコンセプトをぼやけさせていて腹立たしい。

W-Wish。久しぶりなノリのギャルゲーだなあ。すげー。 そして何もないまま終わったぞこの第一話。すげー。 しかし直球だなこの兄妹。どう考えても見る理由がない。

φなる・あぷろーちと神無月の巫女はもう一話くらい見てみるか。 そういやプラネテス借りる約束をしてるんだが、たぶん忘れてるなこりゃ。

2004年12月14日

神無月の巫女1。ゲラゲラ笑いながらおいてけぼり。全くわからない。 ガオガイガーみたいなロボットがすげえ勢いで暴れつつごきげんよう。 そしてチラホラ出てくる何かが間違ったコスチューム。 すげえよこれ。一体何がしたいんだ。

2004年12月13日

ニャ長電話。そして4時。終わった。 有意義だったのでいいが、明日の午前中は一切仕事にならんのは確実。

腹減ったなあ。明日起きられるんだろか。

2004年12月12日

眠りが浅かったのか、今日の夢は凄まじい。 アニメを10話分くらい見ていたわけだが、それが全部架空のものだった。 しかもそれなりに内容を覚えている。 もちろん今考えてみればムチャクチャな内容なわけだが、 これだけハデな夢は久しぶりである。

PSP発売。しかしどうやら相当な品薄らしく、もう完売状態だそうだ。 携帯型ゲーム機を買う理由が見当たらないので私には関係ないが、 企画が立てば無関係でもなかっただろうにと思うと悔しい。

そういえば今日何も食ってない。そして11時を過ぎてしまったので もう食えない。週に一日くらいは何も食わなくてもいいのかもしれない。

2004年12月11日

ここ3日は2,2,3時帰り。月曜までにやらねばならないことがゴチャンと積んで あるので土日もない。拳法の後は会社。しかし何か買っておかねば ならないものがあったような気が。そういや昆布もうないな。 椎茸もないぞ。まあ引越してからにするか。

会社の福利厚生ポイントが余っているので何かに使わねば ならんのだが、例によって使い途がない。 うちの会社の通販でゲームが買えるのでそれが一番まっとうな使い方だが、 なんとなくイマイチだ。 旅行の宿泊費などに回すのが本来の使い方らしいが、 宿に泊まるような旅行をする気はさらさらない。 鍋グッズを大量に買うのもいいが、あれで買うのは 自分で市場に行って選ぶのに比べるとかなり面白味に欠ける。 実際以前それで鮭を買って送りつけたがどうにもいまひとつだった。 やはり同じ種類の魚が大量にあると辛いのである。特に鮭は格別に辛い。 とりあえずまずは買えるものを調べておかねば。

坂の上の雲2。ますますおもろい。やはり全編通して妙に明るい。 エグイ侵略なのだがやけに楽しげだ。中立的に語ろうとしてはいるのだろうが、 しかしやはり無邪気さが隠し切れないという印象である。 おかげでテンポがとても良い。 フィクションとしての戦争がいかに魅力的なものかがよくわかる。 ところで、紹介されていた「五月雨や大河を前に家二軒」という俳句が やけに印象的だった。何がいいのかはさっぱりわからないが、何かがいい。

2004年12月10日

巌窟王10。動いてる動いてる。話が動いてる。 原作にない展開を見せ始めたぞ。忘れてるだけかもしれんが。

2004年12月9日

ファンタジックチルドレン10。相当おもろくなってきた。 いろんなことがつながりつつある。 しかし、今回の話はちょっと無茶。刑事侵入しすぎ。死ぬだろそれは。

2004年12月7日

「ぱんださんはね、人間襲うよ?」。わけわかりませんが良し。 でも音楽としては猫鍋の方がいいかなあ。貸してくれてありがとう。 あとジジイのがなんか良かった。 しかしこの声の人気合い入ってんなあ。本当に同人か? まあ今時同人だからといって素人とは限らんのだろうが。

sin(x)*cos(x)^kが積分できてうれしい。置換積分法万歳。 しかし、これsin(x)がついてなかったらお手あげだ。 運が良かったのか、それともこれが自然の計らいなのか。 今日はモンテカルロの基礎がわかったのが最大の収穫。

それなりな頻度で11%台が出るようになってきた。 しかし、どうも外見はむしろ太くなっている気がする。 使った筋肉の近くの脂肪が優先的に減る、なんてことが保証されていたら 話は簡単なのだが。

体そのものの健康さはそれなりなレベルになっているが、 拳法をやるにはそれだけでは全然足りない。 もっと精密な話が必要になる。 ニャ参照。 ここんところ進化してるのかどうかさっぱりわからん。 脚は上がるようになりつつあるし、パンチも前よりマシな気はする。 しかし圧倒的に足りないのが頭の方だ。 例えば体は頭の速度以上は出せないのである。 同時に頭も体の速度以上は出しにくいものなので、 両方を並行して鍛えていくことが必要になるが、 今不足しているのは頭の速度。 ところで関係ないかもしれないが、 仕事してるとたまにクロックが何倍にもなることがある。 あれを自在に出せたらいいんだろうきっと。 昔からたまになっていたのだが、どうすればああなるかはさっぱりわからない。 加えてそうなったからといって能率が上がるわけでもない。 異様に周囲の情報が入ってくるのでかえって集中できなかったりするし、 自分の手がキーボードを叩く速度がもどかしいほどに遅く感じられて イライラするのである。

PS3のGPUはGeForceモドキらしい。 シェーダはたぶんCGだろう。HLSLほとんどそのまんまだ。 CPUがべらぼうに速いとすれば頂点シェーダはCPUで肩代わりすることになる かもしれないが、そんなのは大した問題ではない。 想像を絶して変な機械を期待していたのでガッカリだが、 移植が楽にできるとすれば喜ぶべきだろう。

次世代機は楽しみだが、たぶんもう素人には画質の違いなんてわからんと思うぞ。 というか、たぶん全部の機種で同じシェーダが走ることになるので 出来る絵は全く同じになる。 性能に応じていくらかの調整はするだろうが、 それで劇的に画質が変わることはない。 レイトレースやラジオシティが実用になる性能が得られた時に また大きな変化が来るとは思うが、 その変化は一般人にはわからん変化だろう。 しかし任天堂の次世代機は噂すら聞かないが大丈夫なのだろうか。

HAVOK(物理エンジン)の説明会に行ってきた。 物理やりたけりゃ買うのが早かろう。 金を惜しんで自力で作ったところで、質も時間も、そして下手すると金も 無駄に失うことになる。

2004年12月5日

離散的にサンプリングした微分値から元関数を推定するということ の困難が今身に染みてわかった。そしてそれにフーリエ変換を用いることが いかにエレガントな解答であるかもわかる。 ところで、今大量の曲について点数をつけているのだが、 絶対評価で点数をつけるのは困難であり、 どうしても相対評価になってしまう。 つまり「前の曲が5点だから、こいつは6点」 というようなロジックでつけざるを得ない。 これは絶対評価の形を取りつつも言わば微分値を記録しているようなものだ。 こういうことをやっていくとどんどん誤差が蓄積して 最後の方では評価基準が全然違うものになってしまう。 後でその誤差を平均化する工程を入れねばな。

やはりI'veはエロゲ系の中ではズバ抜けているのだが、 ムラがありすぎて駄作は相当駄作である。 その点コンシューマ系はちゃんとプロを雇っているので不安がない。 本来なら可も不可もないレベルを5点に据えたいが、 そうすると大半が5点に満たなくなるので、I'veの駄作が5点になる程度にした。

佐藤裕美が素人臭いのは 発声した瞬間の音程がほとんど例外なくズレている上に、 安定するまでの時間が長いせいだろう。 ただし、下手糞に見られるように ジャンプが大きいほど着地点の誤差が大きくなるというわけでもないので スキルの問題である以上にクセなのではないかと思う。 わざと着地点を外すことで色をつける技法が裏目に出ているのではないか。

Fateの二曲はやはりひでえな。音が小賢しいくていかん。 OPの方は伴奏がせっかくの声をサポートせず、ひたすら わずらわしい茶々を入れるのみで伴奏の仕事を果たしていない。

2,3年前のに比べれば全体的にマシで音楽になっていないものは減ったが、 その一方破壊力があるものが減った。 やはり最初のが一番おもろかったな。 ネタ系も突き抜け切れず、ニトロも桃井もない。 主役不在である。

10点は二つ。一つは猫鍋。盛り上げ方というものを良くわかっている。 音作りもネタとしての完成度もバカ度も高い。 しかも聞いていて妙に心地良く洗脳度も高い。 しかしこれ原典一体何なんだ? もう一つはclannadから「ふたつのてのひら」。 こちらに関しては何も言うことはない。

明け方4時、寮全域で火災報知器が豪快に鳴った。大騒ぎである。 誰かが押した痕跡はなく、誤作動と思われる。 この風と無関係ではあるまい。今ようやく止まった。

なのは10。脚本があまりにも優しい。さあ決戦だ。

ファンタジックチルドレン10。話が少しづつ着実に動いている。 話が少しづつ見えてくるこのスリルがたまらん。

ローゼンメイデン7。いい話。登校拒否が吐き気に行くあたりが少しリアルだ。 ところで、今見ているアニメの中では最もキャラがかわいい。 真紅に罵ってほしいと思うのは私だけではあるまい。 原作買ってこようか。ついでに8,9。性悪人形が退場とは淋しくなるなあ。

うたかた10。やっぱりそう来たか。衝撃的な引きで釣っておいてこれ、 というのはなかなかにダマされた気分だが、まあこうなるわな。 急激に暗黒モードが終わってやけにまっとうな展開になっている。 後は最終話まで順調に盛り上がってくれればいい。 文句は終わってからまとめて言おう。しかし漫画版どうするんだろなこの暗黒展開。 今のところ話はアニメとだいたい同じなので あれを避けて通ることはできないと思うのだが、 わずか200ページにも満たない分量でこの心理的な揺れ動きを 描くのは相当に大変だと思う。 アニメはどうも心情面の描写が筋に引っぱられて不自然なので 是非漫画版ではその点を改良して欲しいのだが、 それを少ないページ数でやろうと思えば萩尾望都ばりの圧縮が必要だろう。

ところで、サブタイトルは毎度何か変である。「恋愛の痛痒」とか、「近接の夜空」 とか。「濡肌の微熱」はなんかいいけど、「木末の嫉妬」なんて読めもしないぞ。 なお木末(こぬれ)は木の末、すなわち梢のことらしいが、 やはり意味がわからない。 まあ話は確かに嫉妬なのだが、 木末がどういった比喩的な意味合いを帯びているのか がわからないのである。 ググると上位はほとんどうたかたで占められ、何ページかめくって 初めて和歌か何かのサイトに当たる。見た感じ単純に名詞であり、 比喩的な使われ方をしているものは見当たらない。 これが苗字の人もいるので、比喩的な意味合いがあるとは考えにくい。 ちなみに、 「散華の衝動は」そのまんま「死にたい」でした。 ただ、作中で花を渇望する人物が出てきたり、 花がバラまかれるシーンがあったりはするので、 死の比喩としての散華だけでなく実際の花の意味合いも持たせているのは 確かですが。でもやっぱ変。

学園アリス6。始終にやけていられる幸せアニメ。 にしても何話やるんだろう。26話もやれば追いつくぞ。 そういえば舞HiMEは26話ペースだなあ。

坂の上の雲を探しにBookOffに行ったのだが、 何故かまんが道をえんえん立読みしてしまった。すげえよプロ。 あれ読んでプロになろうと思う奴なんているのだろうか。 比較的Aの方は地味目に描かれているが、それでも十分超人だ。 例えば徹夜の回数がハンパではない。人間にそんなことができるのか。 私はまだまだぬるい。

TEATIMEのプログラマは私より上だろうか。 あのサイトを見ていると猛烈に闘志が湧いてくる。

猛烈に料理したくなったが、我慢。あと一箇月もすれば引越して 巨大な冷蔵庫を買えるのだ。

2004年12月4日

巌窟王9。毒殺開始。やはり原作を知らんと辛いような気がしてきた。 伯爵が何者なのかがまださっぱりわからないだろう。 もう少しヒントを出した方がいいような気がする。

Windowsプログラミングも悪くないな。 ウィンドウ制御が少しづつわかってきたし、 リソースエディタにも慣れてきた。 だが私はツール屋になるつもりはない。

舞HiME10。今回もアホじゃのう。忍者姫追加。 いいね、こういう安心して見られる毒にも薬にもならん話は。

トヨタの鳥脚ロボット乗りたい。あれそのうち走るようになるんかなあ。

どこの会社もこんなに理不尽なのだろうか。 後から話を聞くだけでこれなのだから、 もしそのミーティング本体に出席していたたらどうなっていただろう。

司馬遼太郎「坂の上の雲」1巻。日露戦争なんてさっぱり知らなかったので 知識として面白い。人物も生き生きしている。 作者はよほど幕末から明治にかけての 日本が好きらしく、やけにポジティブなオーラが漂ってくるのが気持ちいい。 状況をよく考えてみれば侵略の軍隊を刻々と整えているわけで 手放しで喜んでいいものでもないのだろうが、 こうなってしまうともはやフィクションであり、気にはならない。 全巻読むことになるだろう。司馬遼太郎は初めて読むので文体も新鮮だ。

2004年12月3日

さてどうしたものかな。ツテを頼ってようやく入手したはいいが、 ちと状況が変わってきた。

2004年12月2日

平日だが宴会。どうも最近さらに宴会が苦手になっている。 話を聞いているだけでおもろいのだが、 口を挟めない。話題が私の守備範囲から外れすぎていているからだ。 印象悪いよなあ絶対。

2004年12月1日

うたかた6。今度はネックレスを落とすのかおまえは。 それにしても今回ジンを使った理由は セイさんとサヤさんを覗きたかった、 という事でいいのだろうか。相当エグいな。 ところで妙に感動的に晴れ上がりが演出されているが、 さっぱり意味がわからん。

うたかた7。吹き荒れる嫉妬の嵐。 それだけ自覚していてよくぞこれだけ。 この子やっぱり相当エグいぞ。 そして、この子の性格がエグいのは伏線だったことを知った。 今までの違和感が解消されつつある。全て意図的だったのか。

うたかた8。暗黒展開。「死にたい」。そしてトドメはゲロ。 散華の衝動なんていう言葉を使いたくなるのもわからんでもない。 そして何よりもエグいのは、人一人を抹殺しかけた呪いの力 から逃れられるチャンスを、好きな人からもらった飾りを惜しんで ふいにするこの子の歪んだ価値観である。律義などというレベルはとうに 通り越している。ジンの力によって精神が変調を受けている、 というというのでもない限りにわかには納得しかねるエグさだ。 そして、一夏を裏切らないと誓った直後に、 悪そのものとしか思えない口ぶりで一夏を追い詰める舞夏。 一体どういうことそれ。

うたかた9。なおも高まる暗黒。主人公以外まで黒い設定が炸裂。 つうか、その高純度の悪意がこもった偶然は一体何よ。 「よーし、不幸にするぞー」という感じの勢いがバリバリに伝わってくる。 それはともかく、話がついに収束に向かい始めた。 さんざん文句言ってたし、今でも釈然としないことが山ほどあるが、 しかしこれをどう畳むのかは見届けねばなるまい。

うたかたの歌のどこが効くんだろうと思ったら、 最初のあたりの歌詞が「はかない」と思われる部分の「は」。 ここゾクゾクする。それにしてもこの歌の歌詞はさっぱり聞こえてこない。 この歌声は楽器だ。それはそれで悪いことではない。

ドラクエやってないと言ったら非国民扱いされた。 やはり流行に乗り遅れるべきではなかったか。 ところで、FF11にハマっているある先輩は、 ドラクエをやっている間FFができないのが嫌だと言って PS2の本体をもう一台買ったらしい。そこまでしてドラクエをやるものなのである。


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