日記

2004年4月29日

クラナドネタバレ注意。ある程度は避けますが、 事故を避けるためにも当分読まない方が無難です。

クラナド中。ヤバい。人間がヤバい。普通の萌えキャラもいるようだが、 萌えどころかひたすらにこちらを不安にしてくるキャラがいる。 Airの再来だ。そしてやはり会話が変。 会話がことごとく破綻しているにも関わらず 何かがちゃんと通じているようにも見える。

fateの愼二も春原くらいの愛敬があればまだ微笑ましく見てやることも できたかもしれないな。しかし愼二は愼二だ。ああいう奴なんだから仕方ない。

やっぱりこの絵はヤバいよなあ。KANONやAIRが ここまでヤバかった記憶はないのだが、それは美化されているだけなのか。

激しく落胆され、かつ軽蔑される夢。

実家帰ります。いつ戻ってくるかな。

2004年4月28日

サド「ソドム百二十日」をさわりだけ読んでみた。いきなりすげえ。 なるほどこれが悪か。鬼畜というのはこういうことであったか。 少し長いが目についた場所を引用してみよう。 策略と汚職で想像を絶する財を成した4人の外道が催した宴会が どのようなものであったかについて説明した箇所の一つである。

四番目の宴会は処女のための宴会であった。 七歳から十五歳までの少女だけが入場を許された。 条件はみな同じで、ただ容貌だけが問題であった。すなわち、 美貌の少女が望まれた。 少女たちの初物については、間違いなく正真正銘のものでなければならなかった。 洗練された道楽もあればあるものである。

最後の一文がおかしい。 もう一つ。さらってきた子供を凌辱した後、発覚を防ぐために拷問の後に殺害した ことについてのコメントである。

かように、秘密にすれば何でもできないことはないので、 いやしくも悪徳のなかに足を突っこんだ道楽者であれば、 殺人というものがいかに肉欲に対して偉力をふるうものであるか、 いかに完頂を小気味よく促進するものであるか、その辺の事情はちゃんと 知っているものなのである。これは一つの真実であって、 この学説はこの本のなかでいろいろな形に展開されるはずだから、 読者諸氏もこれくらいのことは予備知識として知っておいた方がよい。

どうよこの文章。そりゃ発禁になるわな。 これは200年も前の作品であるわけだが、 もしかして現代の鬼畜はさらに凄まじいところまで行ってしまっているのか。 想像もつかん。というか、この時点ですでについていけん。 とは言いつつ、サドの文章は澁澤パワーもあってか えらく読みやすいのでたぶんこれは最後まで読むと思う。

前のプロジェクトの終了宴会。ネパール料理。全部カレーだった。

クラナドゲット。明日実家に帰ってひたすら読む予定。 その後はピクミン2。

9まで休みにしてしまった。拳法が二週間も空くけど許してください。

5くらいに京都に行きそうな気がする。

2004年4月27日

2.5インチHDDのUSB接続ケースが便利。 3.5インチは電源が別に必要という点と実は結構デカいという二つの問題点が あって持ち歩きにくいのだが、2.5インチはその点で圧倒的に勝る。 容量の問題は確かにあるが、20GBもあればたいがいの用途には足りるだろう。

USBハードディスク箱がFreeBSDから使えることがわかった。 しかしntfsのディスクをまともに読むにはただマウントするだけではダメらしい。 中身がwindowsからは見えないよくわからないものになっている。

やはり私は数学が苦手だと思う。 勉強した分野に関してはどうにか用語とイメージくらいはつかめたが、 数式は理解できないし、証明は追えないし、 プログラミングに翻訳するのもえらい苦労をしてしかもまともに動かない。 勉強しているという事実と知った用語をハッタリに使っているだけ で中身はスカスカだ。 私が今やっていることなど、おそらくその道の人にとっては笑止千万だろう。 しかしそれでもなお私はその手のことをやりたいのだから、 そのためにもハッタリを実体に変える努力をせねばならない。 本来ならば私などよりももっと適任がいるはずだが、 この「はず」はあくまで「はず」にすぎないのである。 「はず」や「べき」が通用するのはせいぜい自分に対してだけだ。

しかしそれはそれとして、 情報工学の修士を出ておいて私よりも数学や物理、ましてプログラミング さえもできないというのは何かが間違っていると思う。 そんな状態で修士論文を書けるものなのか。

今私がこんなことをやっていられるのは衝突判定や物理がゲームにおいて さほど重要なものとみなされていないからだろう。 衝突はゲームを作る度に作っても大した手間ではないような、その程度のものと みなされているし、負荷も描画に比べればカスみたいなものだという認識が 支配的だ。物理に関してはなおさらで、 そんなものがゲームに使えると思っている人は 変わり者と言っていいほどにマイナーである。 どこぞでコナミの偉い人も「ゲームなんぞロケットが 飛んでるように見えたらいいのであって、 実際に飛ばすエンジンを作る必要はない」というようなことを言っておられた。 そういうことを考えるとちょっとへこむ。

wiz小説をあるだけ読んだ。おもろい。人間ドラマが深い。

2004年4月26日

線型計画法の本がかなりわかりやすい。 だいぶアルゴリズムを改良できそうだ。 しかし問題は線型計画法ではなくて非線型計画法の方なのである。

非線型計画法の理解に時間がかかりそうだったので、 さしあたりインチキで実装してしまってから後で差し換えることにした。

2004年4月25日

弟に今のメインマシンをやることにしたので、 今からマシンの移行を行います。 とりあえずネットにつながるだけの機械になるので 少なくとも掲示板が使用不能になります。 自作の奴はバグが見つかっているし、かといって直すのも面倒なので どこかをサクッと借りて終わりにする気がします。 アクセス解析も同様。しばらく私が巡回していない日記からのツッコミは 検出できなくなります。それと、ftpサーバもたぶんしばらくは動きません。 これらが再開されるのは私がやる気になった時と思われます。

wgetでバックアップ中。たぶん間違い。 一番早いのは新しいマシンに古いマシンのHDDをつないで コピーすることだが、何故か二台つなぐと動かない。 nfsマウントしてtarで流しこもうと思ったが、何故か拒否される。 いいやもう眠いしwgetかけて寝るよ、とこういう次第である。 にしても、こいつ明らかに遅いな。さすが533MHz。

朝起きたら終わってた。マシンを止めます。

移行完了。とりあえずmuttの設定もしておいた。読める。 送れるかどうかはまだ試してない。

美鳥の日々1巻。 友達とバカ話してたネタをそのまま漫画にしたような 狂った設定だが漫画は普通に面白い。続き買いそう。アニメも見たい。

久しぶりに電撃大王を読んでみた。弟がよつばのフィギュア欲しさに 買ったので読ませてもらったのだ。しかし、やはり辛い何かだ。

極大射程おわり。アメリカのヒーロー丸出し。しかしこれが面白い。 完成度が高いのだ。題材や構成、仕掛けといった知的な部分の完成度は大切だと思う。 あまりに教科書通りでわかりやすいという面はないでもないが、 しかし結局のところこういうタイプの娯楽が一番安心して楽しめるのである。 映画にしたらたぶんいかにもなアメリカ映画になって、 そしてきっとそこそこ以上にはおもしろいものになるだろう。 こんなのをひたすら読んでたら頭がダメになる気もするが、 エンターテインメントの世界標準を確認する意味でも流行りのアメリカ映画 や小説を読んでおくのは悪くない。そもそもわざわざ翻訳されるくらいなのだから 面白いのも当然なのだ。

今日ニャが歯切れ悪くも勧めたそうにしていたカラミティナイトをとりあえず一冊、 変態がすごいと噂のマルキ・ド・サド三冊(悪徳の栄えの上下、ソドム百二十日)、 そして線型計画法と非線型計画法、あと美鳥の日々。

読書は主に電車の中等他に何もやりようがない時間に行われる。 そういう時間は寸断されているため、考えたりメモを取りながらでないと読めない 本は使えない。結果普通に読みやすい小説に限定される。 フロイトくらい読みやすいと例外的に使えるが、あれは本当に稀な例だ。 そして、家で本当にヒマな時にはゴツい本を読むわけだが、今のところ頭が 物理シミュレーションに支配されているため、 そういう時間はほとんど物理と数学に費されている。 また、家においてはギャルゲー等との競合が生じるため ますます哲学系の本に費せる時間は減る。 何らかのスイッチが入った時に読まれることを期待するしかない。 実際長い目で見れば積まれた本の量は平衡しているのだし、問題はないだろう。

PCがどえらく遅いのだが、たぶんXのせいだ。 viでjかkを押しっぱなしにしてスクロールするのがすでに遅い、 画面内の字数に依存してスクロール速度が変わるのである。 ドライバの出来の問題か、それともビデオチップの性能か。

2004年4月24日

スティーヴン・ハンター「極大射程」中。たまらねえ。 はめられた男が逆襲するというよくあるタイプの話だが、 やはりこういうのがエンターテインメントだ。 そして今ヒーロー復活シーン。仲間も増えたし、さあ逆襲だ。

連休どうしよか。4か5くらいまでは実家でピクミンやらクラナドやらしてると思うが、 その後も休みにしてしまうなら何かしないと損だ。京都でも行くかなあ。 北海道行くなら真冬がいいし、奴が落ちついてからの方がいいだろう。 とメールを見たら新歓コンパ来ないかというメールが来ていた。 「速攻でお願いすますっ!」とか書かれているので早いところ返事しないと いけないっぽいのだが、さてどうしたものか。

2004年4月23日

昼休みに昨日見つけたwiz小説を読んでいた。まだ続いている。 ありがたいことに人物リストのcsv版を置いてくださっていた。 ますます多数の人物がからみあってきている。 うさぎに首をはねられたりとツボは押えているので wizファンにはたまらないのかもしれないが、 しかし大筋としてはwizがどうとか言う作品ではなく不思議。

エクセル読む奴は便利そうなので使ってみます。open office。

2004年4月22日

食わなくても寒くないせいか少しづつ痩せ始めた。 やはり食いすぎていたというだけのことか。

いかん。 偶然見つけた 和風ウィザードリー小説なのだが、存外長い。 今日はここらでやめておこう。 しかし、これまとまるんだろうか。 すでに登場人物がものすごい数になっていて、すでに誰が誰だかわからない。 登場人物の表が置いてあるのだが、エクセル形式なので読めない。 エクセルのファイルを読めるものに変換するフリーウェアを探したが、 動くのが見つからない。 一つは起動すると「エクセルがインストールされてねえ」と文句を言う 何を考えているかわからんソフトで、UIも最悪。 もう一つはプログラム初心者の臭いがプンプンしているもので、 案の定起動と同時に死ぬ。探せばあるんだろうがもういい。会社で変換してくる。

誰だ6時間寝れば十分なんて言った奴は。やっぱシロウはすごいよなあ。 科学が保証してくれたらがんばるんだが、そういう資料は見当たらん。

電話買おう。固定電話。 誰からかかってきたかを表示する機能がないのでえらく不便だ。 今もトイレにいる間にかかってきて慌てて出たが、変なボタンを押して 電話を切ってしまった。操作性が悪すぎる。一体誰からだったんだろう。 再びかかってくる気配はないのでフロに入る。

2004年4月21日

LCPがなんとなく動いているが、系統的なテストはまだ。存外手こずった。 所詮行の基本変形と若干の選択をするだけのことなのだが、 この手のトリッキーなアルゴリズムをメモリ配置を鑑みてプログラミング言語に 翻訳するのは言うほど簡単ではない。

触れないライブラリ関数がものすごい回数メモリ確保を呼んでいる。 一回につき数百のオーター。 その度にノードのリンク分とアライン用のつめもの分だけ メモリが無駄になり、かつメモリ確保にかかる時間は増えていく。 確保が連続していて間に解放が一回も入らないという保証があるなら 連続確保を考慮したメモリ割り当て装置を作って渡してやることもできるが、 しかしそんな保証があるのかどうかは調べてみなければわからない。 放っておいたら改良されるかもしれないので今は放置するが、 案外このままにされるかもしれん。まあ要求だけは出してみよう。

2004年4月20日

どこか外国行って合法的に子供をゲットしてこよう、とか思うバカが 結構いたりするんじゃないのか。リアルよつばと。 いや、実はちょっといいなあとか思った。思っただけ。

あきばおー、って一体何の店なんだ。さっぱりわからねえ。 ところで低反発NASA素材枕(中国製)が2400円で売られていて 手触りもかなりいい感じに不思議だったが、 中の紙に「定価10000円」って書いてあったのと、リュックに入らない大きさ だったのとで買わずに帰ってきた。つくづく自分のチキンさが嫌になる。

妙に精神が昂ぶっているので蹴りの練習をしてきた。 柔軟性が足りているはずなのに左がショボい。 固かった頃の呪縛からまだ自由になれていないのだ。 回数をこなして徐々に呪いを解く以外に手はないが、 並行して左の柔軟性をより強化しなくてはならない。 少しでも痛みがあると体がビビッてしまうからだ。 左はしばらく蹴りを低目にして少しづつ矯正していこうと思う。

不思議な勢いでBフレッツを申しこんでしまったが、建物が対応していなければ ダメですと返されるだけだろう。

我々が自分の身体どころか精神に対してすら 主人と言えるほどの支配力を持っていない、 ということをフロイトは主張していて、彼によれば そのことが当時人々の反感を買った最大の要因なのだと言う。 実際サルトルはそうやって猛反発した一人らしい。 が、やっぱり一番マズかったのは性欲性欲言ったことだったような気はする。 一番わかりやすくおかしいし不愉快だろうし、 反対派がツッコミを入れやすいのもそこだ。 反対派のイメージ戦略に格好のネタを提供してしまっている。

精神系の科学に関してフロイトの次に何を読んだらいいだろう。 もう少し今主流の考え方に近いものも見ておきたい。 できればフロイトの弟子にあたる人であると フロイトとの比較がしやすくていい。ユングは有名だし、 こういう文章を読むとものすごくおもしろそうに見えるが、 著作は大変なことになっている気がするので読む気にはならない。 ラカンとかもよく聞く名だが、なにやら読んでもわからんという評判ばかり聞く。 むしろフロイトがこんなに読みやすいのがおかしいと言うべきなのかもしれない。

一から作って絵が出た。無敵。 ついにLCPを用いた押し戻しをついに実装する時がきた。 これが動けばあとは時間の問題となる。高速化と汎用化は単なる作業だ。

日記が一日ずれている。

情報どうもです。今週末にでも買ってきてみます。 フロイトは読みやすいので安心です。 なんだかんだ言って科学っぽいのが私に合っているのかもしれません。 とりあえず理解できるモデルを作って次第に近似の精度を上げていく、 という方法はとてもわかりやすいと思います。

LCPを連呼しつつ勉強を進めてきたわけだが、 衝突応答は本当にLCPに帰着できるのか。 LCP(Linear Complementarity Problem)を含むカテゴリーであるMP (Mathematical Programming problem)の一種である Quadratic Programming Problemであることは確かなのだが、 これをLCPに帰着させるには条件があって、それを満たしているかどうかが よくわからない。 しかしとりあえずわからんままにLCPソルバーの実装を開始した。 とりあえずできることからやってしまおう。無駄になることはないはずだ。

2004年4月19日

ドラクエ8のムービーを見た。 いろんなものがドラクエのまんまなのに、別のいろんなところが今風の ゲームになってておかしい。FF11を改造して 画面をドラクエ風にしたような印象。 しかしそれはそれとしてすごい。 町の人は話す度になにやらモーションするし、 戦闘はコマンドを選んでいる時はあの画面なのに いざ行動が始まると敵味方が分かれて立って交互に殴りモーションが 出るFF形式になる。町も洞窟も半自分視点3Dで、 洞窟のパズルはほとんどゼルダと化している。 それゆえに面白くなるかと言われると微妙だが、 今風であることそれ自体に意味があるのでもはや善悪の問題ではないのだ。 それにしても一体どれだけの物量よ。 7並のボリュームのままでこれやったら本当に死ぬぞ。

なお、一番衝撃だったのは女の子キャラの走りモーションで 乳揺れしていたことである。ドラクエも乳揺れする時代か。 画面のクォリティは良いとは言え想像の範囲でさほどの衝撃も受けなかったが、 こればかりは効いた。 今気づいたが、きっと鳥山先生はエロいんだろう。 微笑ましいだけに思えたドクタースランプの エロネタも、大人になって思い返してみればまた違った印象を与える。 絵柄にダマされているだけなのではないか。 胸の上半分が露出した服装の何と多いことだろう。

しゃべる熊の子供をどこからか拾ってくる夢。 無邪気に「ボク君よりずっと大きくなるんだよ!」などと言う彼に 「ああ、そんな時まで一緒にはいられないのだ」と言ってしまいそうなのを ぐっと押し殺して微笑みかける私。加えて家族が揃ってる。 家族プラス動物。理想的な何かだ。たぶん最近淋しいんだと思う。 そしてその淋しさを加速したのはその手のゲームのストーリーなのではなかろうか。 SNOWとかな。

弟にいろいろ貸したりあげたりした。PS2ごとSNOWを押しつけたり。DQ5も一緒。 後でピクミン2が出たらGCごと借りる予定。 それと、前から気になっていた「よつばと」「苺ましまろ」「アニメ店長」を買い、 とりあえず読む。「よつばと」は当たり。幸せになる。まずい。 娘ほしい。嫁いらないから。たぶんそういう奴が何万人かいるんだろうこの国には。 「苺ましまろ」は難しい作品。 心の防御を二段階くらい開くと何かが見えてきそうな気もするが、 素面のままでは「なんかすげえ」以上のことを言えそうにはない。 「アニメ店長」は実世界との連動が著しく、 漫画に描かれていない何かを想像させてくれるのがたまらない。 アニメイトをやってる会社はすげえと思う。 うちもこれくらい笑いが取れる会社になればいいのに。 社名を言うと吹き出されるような会社になってほしい。 そうしたいと社長も言っとった。

ゲーム会社の生活も漫画にしたらかなりおもろい気がする。 ただ、仮に私が描くと仮定すると、ネタとして使えるのは会社としてダメなところ ばかりなので、ちと複雑なものがある。 そういうのは知らん奴がちょっと取材したくらいで描くからいいのであって、 本当に中にいる人間が描いたらシャレにならん。 しかし少なくともゲームクリエイター列伝のような胡散臭さとは 無縁のものが出来上がるのは確かで、それは漫画としては好ましい気はする。 コンテだけ描いて誰かに送りつけたら描いてくれるかな。無理か。

フロイト「精神分析入門」の上巻がやっと終わった。 事が性欲の定義に及んでやっと面白くなってきた。 なるほど、退行とか固着とかいうのはこのへんの話から出発しているのか。 「幼児期の性欲」という一見胡散臭い言葉もなんとなく 筋が通っているような気がしてきた。倒錯の話は特にいい。 自分についてこの理論をあてはめてみるとなかなかに得る物も多い。

下巻の5分の1くらい。 リビドーと不安の関係に話が及んで、ますます面白くなってきた。 自我による抑圧や代償行為など、なるほどと思う事がたくさんある。 例えば、私は高い所が苦手だ。それもかなりハンパじゃないくらい苦手である。 むろん普通に苦手なのもあるのだが、少し分析してみると実は、 いきなり私の体が意思に反して飛び降りるのではないか、 さらに正確に言えば、私の意思に急に飛び降りたくなるような変化が訪れないとも 限らないのではないか、というはっきりいってバカげた不安に根差していることが わかる。そしてもっと重要なことは、 この手のバカげた衝動が稀に現実の行動に変換されて 致命的な結果を及ぼすことがある、 ということを私が知っていることである。 よく魔が差して痴漢をしてしまうような話を聞くが、 私の不安がそれと同程度に起こり得ることなのであれば私は飛び降りるかもしれないし、 あるいは同じように痴漢をするかもしれないのではないか、 と考えてしまうことが症状をさらに悪化させているのである。 と、このようなことについて考えるのに一つの筋道を 示してくれるという意味においてこの本はおもしろい。

調律の話をされたことを思い出して思い出したのだが、 ロサ・カニーナの回の歌手はピッチがかなり悪い。 半音以上標準音より高い上に不安定である。加えて 伴奏のピアノが妙に低いので余計に傷が広がっている。 石づくりの巨大な建物で歌うような場合、反響によって倍音が増幅されるので 音程のズレによる調和の乱れの影響は想像以上に大きい。 向こうの宗教歌においては致命的なのではないか。 まあどうでもいいことだが。プリブラのチェロと同じくらいどうでもいい。 つまり私にとってはかなりどうでもよくない。 そういえばfateのサントラが出ていたが、あれ音楽どうよ。

なんかいいところで終わっちゃった精神分析。 せっかくなので続精神分析入門に突入する。 なんにせよ、無意識に放りこんでいるものを良く見ろということだ。 しかしこの直視するってのは思いの他辛い事である。 考えただけでパニックに陥るような類のものは特にだ。 ふと思考にのぼった瞬間に「やめろ!消えろ!」とかなんとか奇声を上げてでも 振り払いたくなるような思考ってのが誰にでもあるだろう。 慎重に意識に乗せつつ「それがどうした」と念じ続ければパニックは 避けられるのだが、それは実際のところ克服したことにはなっていないのである。 やるならその衝撃が実際に来た時にそれを自覚して戦いを挑まねばならない。 確かに逃げ回りながら死ぬのも不様な話なのでそろそろ打ち負かすべきではあるのだが。

「夢は願望充足だと言うが、それでは悪夢はどう説明するんだ」 という反論に対して、「夢は願望充足の試みであり、 悪夢は何らかの障害によってその試みが失敗した結果なのだ」 と答えている。どこかインチキくさいんだが、 そういうこともあるかもしれない。願望充足とみなせる夢を見る率は 実際相当に高いのだ。起きた後で悪夢と認識するような夢であっても、 夢を見ている間に不安でないなら悪夢ではない。 フロイトは弟が死ぬ夢の例を挙げて、 子供の頃に弟に親の寵愛を奪われたことによる憎しみ が無意識に残っていたとするならば、現在の知識を使って そのような場面を形成することも考えられる、と言っている。 そういうわけで、悪夢は例外にすぎない、というのを 単なる言い訳として退けるのは短慮が過ぎるだろう。 とは言え全体に夢判断の話は胡散臭い。容れ物は女性器を象徴している、 などと言われても一体どうすればいいのか。

2004年4月18日

ギャルゲーのシナリオじみた話というか設定というかキャラというかを 妄想していた。 そいつの気持ちになって考えれば考えるほど他人ではなくなってくるので、 次第に萌え度は下がってくるのだが、 それだけ他人には思えなくなる。当たり前だが。

キング「ゴールデン・ボーイ」。うますぎる。 成績が落ちたのを知られないように成績表を偽造する くらいの微笑ましい悪事が気がついたらこんなことになっている。 最後の一文のそっけなさには特に痺れた。

2004年4月17日

そういえばGDCのマイクロソフトの講義で 「正式な標準仕様は一回見といた方がいいぞ」と言われたのを唐突に思い出した。 標準仕様にはインターフェイスだけでなく実装が保証しなければならないことも 事細かに書いてあるらしいので勉強になっていいだろう。 で、ANSIのサイトを探したら有料だった。 有料のPDFというのはどうも気に食わないが、作るのにかかった手間は きっと大変なものだろうから仕方ないとあきらめる。 2台以上にコピーすんなとか、LANで見えるところに置くなとか、 とにかく何かとケチくさいが、それもまあ仕方ない。

750ページ以上あった。 かなり細かく書いてあるし、例もたくさんついていて これだけでちゃんと読める。 どうなってるのかわからない時の頼みの綱になるだろうし、 STLの所は印刷して手元に置いておけばきっと便利だ。

2004年4月16日

自力で動く企画書(=試作ゲーム)を作って見せるくらいしないとダメだ。 何と言ってもプログラマには動く企画書を作れるという特権があるのである。 さしあたり漠然と考えていた奴を作ってみよう。 初めて自分で一からゲームを作ることになる。 配属命令が来る前にそれなりに動くようにしておかなくては。

というわけでやる気になってきたので、機種非依存な部分はうちで書こう。 プロジェクトが修羅場ってない状態で土日に行くと怒られるしな。 それにしても、そんなナメたこと言ってるうちの会社はどうよ。 給料払わないといけなくなるから来るな、なんて言われると激しく萎える。 ゲーム会社ってのはそういうもんじゃないだろう。 もっと地獄っぽさがないとダメなんじゃないのか。 私が最初に参加したプロジェクトは今に比べれば地獄度が高かったが、 それでもまだ生命活動に支障が出るほどではなかった。 しかしそうは言っても誰も私にそんな状態になるまで働けという命令はしてくれない。 自分で自分の主人になって命令するしかあるまい。

はてなに登録しようと思ったが、はじかれた。 そういえばずいぶん昔に一回実験してみようと登録してみたことがあった。 そのまま放置していたのでアカウントは消滅しているのだが、 どうも一度登録された名前は受けつけないという方針らしく再登録ができない。 登録名を変えてもメールアドレスが同じだとはじかれる。 対処してほしければ管理人までメールを送れと書いてあったが、まあいいや。 さようならはてな。縁がなかったということだ。

2004年4月15日

昔一括して日記に何らかの変換をかけた時に スクリプトにバグがあったらしく、そこら中にいろんなゴミが残っている。 自分の日記はこの世で最も見たくないものの一つなので まるで確認していなかったのだが、どうやらそのゴミのせいでIEが 凍るケースすらあるらしい。 報告を頂いた部分とその周辺はほぼ修正が終わったが、 まだ過去日記になんぼか残っている。明日にでも直すことにしよう。

最近書くことがない。こうなってはもはやサイトを持つ意味もない。 さしあたり日記をはてなにでも移行して、サイトの方は 死亡宣言して放置するのが吉かもしれない。 書いたものをまとめて何らかの形式でゲットするしくみがあるなら さっさと移行してしまうか。

2004年4月14日

プログラミングってどうやって教えたらいいんだろう。

問題を入力、出力、それをつなぐシステムの3つの要素でモデル化する。 もし入力と出力の距離が大きい場合には相互作用のない複数の問題に分割する。 本当に大切なのはたぶんこの手続きを理解することだけだ。 これはプログラミングに限らないが、 プログラミングにおいてはこれが非常に具体的に現れてくる。 入力、出力、システムは例えば引数、返り値、関数という3つと完全に対応している わけで、プログラミングほどその原則をあからさまに適用できる分野は他には あるまい。 よって、この根本手続きさえ理解していれば、物理やらカメラやらモーションやらの 個別の知識において得手不得手がありはしても、 プログラミングそのものができないことはないはずなのである。 しかし逆に言えば、それができていない場合は何をやってもダメということに なり得る。そのへんをまずはどうにかすべきか。

LCP勉強中。なかなかに手が込んだ手法で理解するのが大変だ。

2004年4月13日

アメリカから帰ってからずっとダレていてロクに練習をしていなかったのだが、 今日こそはと思って再開した。 型の動作の一部を左右繰り返しつつ公園を一周。すでにヘロヘロ。 その後ヨガ本のカリキュラムに沿ってヨガ。 これまたヘロヘロ。最初は柔軟性以上に筋トレになるようなポーズばかりだ。 予定通り事が推移すれば、 半年かそこらで「それなりに体が柔らかい人」の称号が得られ、 一年半程度で「ちょっと愉快なポーズ」が取れるようになる。 そのへんまでは行きたいものだ。 なお、誰が見てもヨガっぽいポーズを修得するのには3年程度かかるらしい。 しかもそのへんのポーズになると独学はかなり危ない。

2004年4月12日

LCPを使えばコリジョンが解決できる、ということがなんとなくわかった。 一対一の時の反射処理が理想の処理だが、 複数関わるとめりこむ危険があるためそう簡単には行かない。 そこで、理想の処理に近いほど小さな値を返す関数を用意して、 絶対に守らねばならない条件を満たす範囲内でその関数が一番小さくなるような 反射処理をする。その「ある条件下で何かを最小化するような問題」 のうち「ある条件」が一次不等式の集合で表されるものをLCPと言うっぽい。

慣性テンソルが何なのかがなんとなくわかった。 いろんな方向に回した時に回りにくさを一つの行列で表したものだ。 ベクタを前後からかけるとそのベクタを軸として回した時の回りにくさが スカラとして取り出せる。すげえ。 なぜそんなことが可能なのかはまだわからないが、 きっと近いうちに理解できるに違いない。

2004年4月11日

エスタークに瞬殺される。

エスタークを15ターンで倒すと何かもらえるらしい。 短期決戦と仮定すると、4人中3人は殴る役で、残る一人が回復ということになる。 回復役はそれなりにレベルを上げたホイミスライムで足りるのでどうとでもなるが、 問題は殴り役だ。最強クラスの破壊力が必要なので、 ゴーレムと同等以上の破壊力を持った奴が3人もいることになる。 つまりゴーレム3匹が一番安いわけだが、そんなの絶対無理。 このあたりが潮時か。これをやろうと思えばあと10時間は軽くかかる。 しかもその10時間は完全な作業だ。

PS2版固有だと思うが、クリア後のおまけイベントがすごくいい。 パパスとマーサの過去がちょろっと。

それにしても全員が触れるとも限らないような 要素にこれだけの労力を払うというのは 大変なことだ。見習ってちゃんと作りたい。 なにせ物を売るには信用が必要だ。 時間がないとか言って適当な状態で出すとシリーズ化の芽を殺してしまったり 会社の信用を失ったりして結局損をすることになる。 まともなものを作る気がないならハナっから参入しない方がマシだ。 まあ大人の社会だけに事はそう単純ではないのだが、 いくらなんでも限度というものがあるだろう。 次のプロジェクトは私の権限がなんぼか増しそうな予感がするのでがんばろうと思う。 そのためにも物理の勉強なんぞはさっさと片づけねばな。 ドラクエからがんばる力をもらった。

キング「刑務所のリタ・ヘイワース」。脱獄ものだが、 主眼が脱獄描写にないのが新鮮。地味ながらも真実味あふれる描写が じわじわ迫ってくる感じでどんどん引き込まれる。 そして爽やかなラストシーン。うますぎる。 うまいというのはこういうことか。 脱獄するのが主人公ではないことによるこの一歩引いた視点がいい。 ダイの大冒険におけるポップみたいなものか。

縁あってバーチャロンのオラトリオタングラムをやってみた。 人にできるゲームとは思えん。 右で追い込んでレーザーを繰り返していればエンジェラン面までは行けるが、 そこで限界。根本的な何かが変わらないとここから先へは行けない。 まして対人なんて絶対無理。むろん修練を積めばどうにかなることを知ってはいるが、 問題は修練を積む気になる前に心が折れてしまっているということなのである。 格ゲーや縦シューと同じくマイナージャンルに落ちていったのも仕方ないだろう。 救いがあるとすれば、格ゲーや縦シューと違って このジャンルのゲームはこれしかないということくらいか。

さっき携帯を見たら電話がかかってきていたことに気づいた。ごめんなさい。 一応持ち歩くようにはしているんですが、リュックの中で鳴っても 気がつかないことが多いみたいです。 ズボンのポケットに入れるのを徹底しよう。できるだけ。

ニャ電話。なんか流行りの話題がないなあというマターリ状態。 fateも流行り物の割には会話のネタにならない。

2004年4月10日

ドラクエ5完。名作だ。 エンディングで町を回るのだが、 誰かに話しかける度に仲間と話した時に言うことが変わる。 凄まじい物量。そしてビアンカ最高。 ビアンカを美人だと言う人と話した直後に仲間と話すと、 「ちょっと、今の人の話ちゃんと聞いてた?聞いてなかったらもう一回話しなさいよね」 などと言われる。ゲームにおいてストーリーはいかにして語られるべきか、 というのは半ば永遠の課題とも言える難しい問題なのだが、 ドラクエはずっと前から一つの形を示していたのである。 しかし、ドラクエ以外のゲーム、例えば面クリア型のアクションゲーム においてムービー以外の方法でストーリーを語る方法はあるだろうか と考えてみれば、まるで思いつかなくて困ってしまうのだ。

2004年4月8日

死んだと聞かされた母さんが実は生きていて 世界を破滅させる魔王を必死で抑えているという設定を見て、 うしおととらを思い出した。 それにしてもドラクエ5の母さんの死に方は凄まじく浮かばれない。 やっと会えた我が子のために魔王の魔力を抑えようと力を振り絞れば いきなり出てきたゲマに殴られてバッタリ。主人公がゲマを倒した後 再度最後の力を振り絞るもあっさりと魔王に反撃を食って再びバッタリ。 そこに父さんの霊が降りてきて「我が子は私達よりも先を歩いているんだ。 もうまかせようじゃないか」。そして二人成仏。 がんばっては殴られるのを二度も繰り返すと半ばコントのようで笑えてしまう。 感動的なシーンのはずなのに。

父さんがパパスで母さんがマーサというのは素晴らしすぎるセンスだ。

うしおととらの女性キャラで一番外見がかわいいと思うのはうしおの母ちゃん。 あの眉毛がすごく好き。一目で惚れた。

2004年4月7日

ミルドラース変身後に殺される。 それにしてもロープレは接待だ。 敵はあからさまに手加減している。 それが悪いとは言わないが、たまに空しい。

仕事が少し楽しくなってきた。

2004年4月6日

ラストダンジョン前まで。果てのない戦闘に疲れた。 このゲーム敵出すぎだ。加えてザコがえらく強い。 これだけ苦労するザコと何十回となく闘って ボスまで辿りつかねばならないというのは、げんなりするに十分なことである。 ドラクエよりも物理の勉強の方が必要エネルギーが小さくなるくらいに ザコ戦が辛い。

あと一回クリックしたら20インチ液晶を買ってしまう、 というところで止めてある。そしてこのまま買わない可能性大。

悪魔のミカタ12。ものすごくいいところで終わっていて困った。 続きだ。続きををよこせ。こんなにおもろかったっけかこれ。 前の巻で溜められたストレスのダムが今まさに決壊するところなのだから そりゃ面白かろう。

2004年4月5日

ブオーンに瞬殺される。 子供二人が15レベルでは無理か。

人間が四人になってモンスターがいらなくなってしまった。 あんなに強かったスライムナイトも技を 極めてしまった後は置いておかれる一方だ。 スライムは論外だし、エンプーサとおばけきのこにも ジャミ戦で限界を感じた。殴れるだけではダメだ。 最近拾ったオークキングも力がそこそこあるだけで全然使い途がない。 しばらくは育ててみるが、おそらく双子の成長速度の前ではカス同然だろう。 やはり人間は最後まで使えるという安心感がある。

フローラは別の人と結婚して幸せに暮らしているようである。 ビアンカを選んで本当に良かった。 どこをどう考えてもフローラと結婚するなんてありえない。

ドラクエ5はストーリーの部分はとても良いのだが、 ゲームは単調な気がする。 特にダンジョンが辛い。仕掛もおもしろくないし、 何よりエンカウント率が高すぎる。 戦闘そのものも中盤にさしかかると敵の個性がどうでも良くなって 著しく作業になる。買い物も モンスターに買い与えるものを考えるのが面倒くさくなって、 とりあえず一軍にその都度買えるだけのものを与えておしまいとなる。 どんなモンスターでもある程度はどうにかなるようにという 配慮があるのかボスもあまり強くないので、結構ゴリ押しで 進めてしまって良くない。

昨日が鞠絵春歌オンリーだったことには気づいていたのだが、 なにぶん二人のことは鈴凛ほどには良く知らないので 本を買うには至らなかったのである。 にしてもなんであのサークルはそういう主旨のイベントにも関わらず 鈴凛ばかりだったのだろうか。 あるいは早い時間には彼女らの本があったのかもしれない。 だとすれば惜しいことをした。

スピカ最終回。すげえいい話。 マリみてアニメ最終回。こんなもんかという感じ。 どちらにせよ見ていたものが終わってしまって淋しい。

会社のモニタは優秀だ。色も飛ばないし、残像もほとんど気にならない。 買いだ。差し迫ってやることもないので 明日は会社をサボって弟の新居の見物に行くつもりなのだが、 ついでに買おう。 というわけで、弟よ、見ていたら携帯に電話せよ。早朝に行く予定。

新しいおもちゃを手に入れてこれから仕事が楽しくなる予感。 しかしいろいろと面倒がつきまといそうなのがちと不安。

ブオーンに瞬殺される。子供達もレベル20を超え立派なものなのだが、 それでもなお全く勝てる気がしない。

2004年4月4日

ドラクエ結婚。 やはり世界の全てがビアンカと結婚するべきであることを示している。 ビアンカが眠れない夜を過ごす一方でフローラが平気で寝ていたり。 現在の使用モンスターはおばけきのことスライムナイト。

出産まで。現在までのモンスター。

スライム
スクルト、ルカナンを持ちブーメランを装備できる上に すばやさが高く非常に使いやすい。 ただし他の能力値があまりに見劣りする。二軍落ち(馬車送り)したものの、 ボス戦ではスクルトとルカナンのために呼び出している。 また非常時のリレミトも重宝する。
ブラウニー
そこそこの腕力とHPを誇るが、複数攻撃武器を装備できず ザコ戦では使いにくい。また、特技が皆無なのでボス戦でも使えない。 最初に二軍落ちし、かつ最初に三軍落ち(モンスターじいさん送り)した。
おばけきのこ
複数攻撃武器であるチェーンクロスを装備でき、そこそこ高い腕力と 突出した防御力を持つ。しかし若干HPが低く盾にするには頼りない。 不満はあるが現状一軍である。
エンプーサ
いかにもどうでも良さそうなモンスターにも関わらず グループ攻撃可能な上に攻撃力も高いモーニングスターを装備でき、 加えて異常なほど力が高い。ザコ戦では無類の強さを誇るが、 何分特技にロクなものがないのでボス戦では使いにくい。 とは言うもののこいつにバイキルトをかけてひたすら殴らせている。
スライムナイト
高いHPと魔法耐性、そして回復魔法を持ち、 また強力な武器防具を装備できる非常にバランスの良いモンスターである。 ただし、複数攻撃武器を装備できないためザコ戦では今一つ使いにくい。 とは言うものの回復魔法を使える者が一軍に二人はいないと辛いため、 やむを得ず一軍に加えている。
ドロヌーバ
異常な腕力とHP。加えてスクルト。しかしそれしかない。 早々に三軍落ちした。

学校を出よう4。宮野と茉衣子の漫才がひたすら続く幸せな作品だが、 幸せなだけでいいものだろうか。ユキちゃんもちょっとだけ顔を見せてくれて うれしいが、うれしいだけでいいものだろうか。 ネタは面白いがいまいち盛り上がらなかった。 もっともこの作品の性質上盛り上がらないのは作者の計算通りである気も していて、文句を言う気はない。

マリみて、チャオ・ソレッラ。あまりにも盛り上がらない。 旅行日記をキャラを使ってやっただけのものに思える。 とは言いつつ、もうこの世界が好きになってしまっているので、 こいつらがダラダラ会話をしていればそれだけで嬉しいのであって、 始終にやけっぱなしであった。しかし、面白いとは思わない。

そういやアメリカで書いていた日記をどうしようか。 会社レポートに使ったものだが、考えてみれば おおっぴらに行われたイベントの事なのだから しゃべって悪いことなど何もない。 まんまここに置いてもいい気がする。

まさひろに呼ばれてシスプリイベント。 久しぶりにオタク分を補給した。鈴凛本もゲットできて幸せである。 ついでに液晶モニタを買いに行ったのだが、 勇気が足りなくて買えなかった。 L567がすごくいいという複数の情報を得て行ったわけだが、 目の前で見ても何がすごいのかがよくわからない。 それに、反応速度に難ありという話もあって不安である。 などと思っていると、 どうせ買い換えるならあからさまにすごいものにしないと面白くないような 気もしてきた。いっそ21.3インチのH540Sはどうだろうなどと思ったが、 20万をいきなり出す勇気は当然出ない。 それに店頭で見ると21.3インチと言ってもあんまりデカくは見えないものである。 たぶん実際に買ってきて横に並べ、さらにktermを並べてみて 初めて実感できるのだろう。

ノートPCと同じ画面をL365に出してみた。 適当にウィンドウをスクロールしてみてぼやけ方を見るのと、 適当な絵を出して白飛びと黒つぶれを見るので二つのテストができる。 結果は両方ともノートPCの圧勝。L365がいかにショボいかがよくわかった。 あとは同じことを職場の2001FPで試す。 もし2001FPがこのノートPCと互格以上の性能を持つなら買いだ。 2001FPの性能がショボかった時はガッカリしてしばらく待つことにしよう。

2004年4月3日

学会で東京に来たいっぺいとダラダラする。 いっぺいにシグルイを薦めたり、 ドラクエ5を見てたりとか。すげえよドラクエ。 ビアンカとしゃべりまくり。そして序盤からフローラ が出てきたりして二人の格差も縮小されているっぽい。 原作ではどう考えてもフローラを選ぶ奴は人でなしだが、 もしかして互格になるところまでフローラが株を上げるのだろうか。 そしてオケ演奏。どうでもいいザコボス戦でも否応なく盛り上がる。 ティンパニが!ティンパニが! 戦闘のテンポは7よりも良いし、ロード時間もまるで感じさせない。 樽やツボを投げた時に壊れアニメーションが終わるまで動けないのが 若干ストレスではあるが、それくらいしか不満がない。

その後いっぺいの友達とメシ。アニ同の5つ上の先輩でもある人。 またお会いすることもあるでしょう。

スクラン4巻。こんなにバカなのに恋愛漫画になっているのが不思議だ。 漫画も下手だしぎこちない。でもこんなに心地良い。

パパス!パパス! ドラクエ16歳。フローラは出てこなかったが、無理もない。 ところで、牢獄で十年の後死体搬出ルートに乗って脱出、 というのはモンテクリスト伯っぽい。

2004年4月2日

さんざん期待させてそれかよ! 数学の本を読んでいて、話が衝突判定の話になってきて、 さあどうやって三体以上の衝突を解決するのかとワクワクしていたのだが、 「こんな手がある。詳細は以下の参考文献を見ろ」で終わり。 というわけで、実装は二冊目を読んでからだ。 次はズバリ「Pyisics in Games」。なぜ最初にそっちを読まなかったかと言うと、 理解するには数学が足りなそうな気がしたからである。 一番知りたいことが書かれていなかったとは言え、 数学の基礎も思い出したし、知っていて当然のことはだいたい学べたと 思うので無駄ではなかった。では気合いを入れて臨もう。 新しいおもちゃを手に入れた子供状態で、物理と数学が楽しくて仕方ない。

答えを見る前にもう少し考えてみよう。

それぞれのめりこみ距離の和が最小になるように各物体に移動を施したい。 移動はすでに衝突判定によって算出された衝突法線方向の長さで表現される。 よって、物体がn個あれば移動はn個のスカラで表現できる。 うち衝突していない物体は法線がないのでスカラは0とする。 つまり、今当たっていない物体は動かさない。 よって実際のスカラの数は衝突している物体の数であるm個になる。 この条件下でめりこみ距離の和をそのm個のスカラの関数として表せれば、 この関数の値を最小化するm個のスカラを得る問題に帰着できる。 さて、面倒なのはめりこみ距離というものが区間によって挙動が違う関数であることだ。 距離が一定以上なら全部0だが、一定以下では線型に増加する。 こういう厄介な関数をうまく表現できるだろうか。 そして、そういう厄介な関数を最小化するスカラの組なんてものは果たして計算可能 だろうか。 前もって「めりこみ距離」というものをもっと簡単に扱えるものに直して おくべきである気がする。 そしてさらに根本的な問題がある。仮にこの処理がうまくできたとして、 それで本当にすり抜けが起こらないことが保証されるだろうか。 加えて、問題の物体間距離という奴がn*(n-1)/2個も存在しているあたり かなり危険な匂いがする。当たっている物体だけを見ていては押し出しの結果 今まで当たっていなかったものにめりこみ可能性を検出できない。 これも含めて最小化する必要がある。 しかし、他のものを相手にすると途端にものすごい計算量になる恐れがある。 一体どうするんだろうか。答えを見よう。

2004年4月1日

電話を交換した時に設定がなくなっていたらしく、 携帯メールが使用不能になっていた。再設定。 というわけでテロにも逢わず無事帰って参りました。ありがとう。

知りあいの落書漫画サイトなのだが、本当にほとんど毎日増えてる。 呼吸するように絵を描けるらしい。 例のファミレス24時間イベントの時も 放っておくとものすごい勢いで落書きが増えていた。

ドラクエ5はポリゴンにしただけでは飽き足らず 音楽が全部N響オケ演奏らしい。いつかやるとは思っていた。

雑談レベルのことが本気で動き始めてしまいそうな予感。 そのためにも物理を完成させねば。 さしあたりコリジョンさえ完成すれば実用に移せる。 残った問題は3つ以上の物体が同時に衝突した際の処理だけであり、 これを私の知らない数学で解決できるならば敵はない。 減衰する一方であるはずなのに運動エネルギーがゼロに収束しない、 というのも問題ではあるが、上の問題に比べれば些細なものだ。


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