日記

2002年12月29日

コミケ。今は寝ないといけないので詳細は後で。

アニ同のギャルゲー本を読んで、もし私が編集の場にいたならば D.C.を擁護する原稿をその場で書いただろうにと悔やしがった。 もっとも、どれも実にもっともな意見なので反論する気はない。 点数もそこそこだったので別につまらんというわけでもないのだろう。 しかし、どうにもマイナスに寄って見える感想が多いので淋しくなった。 ところで、私の文章は立場が一定しないので何がいいたいのかわかりにくい。 自分の書いていることが信じられないのでどうしても不確かになるのだ。 であるならば、最初から自分を二つに分離してその対話という形を 取ってはどうだろう。二つに分ければ一貫性を持たせやすくなる。 あとは進行役が一人いれば良かろう。そのうち試してみる。

そんな便利なものがあるのですね。 VCLというのは知りませんが、 今使ってる機械用のものもあるのでしょうか。 バレバレですが一応言わない方が良さそうなので言いませんけれども、 ゲーム機なのでかなり怪しい気がします。 そもそも売り物であれば私の一存ではどうにもなりませんし。 しかし、あんなややこしいことを自動でできるものなのでしょうか。 やる前とやった後ではループの外もいろいろ変わってますし、 メモリに書きこむ内容も違っているのですが。 と、ここまで書いて思ったのですが、 私がやっていたのはその「ループアンローリング」 ではないような気がしてきました。 サンプルコードの前書きに「最適化の定跡としてループのアンロールがあります」 みたいなことが書いてあったので、その後に書いてあった最適化コードが やっていたことがそのループのアンロールなのだろうと勝手に思ってしまいましたが、 なにか違うような気がしてきました。 ループ内の処理を何段階かに分割して 並列に並べて1ループの長さを短くする、というようなことなのですが、 それってやっぱり違うでしょうか。

上の件についていろいろ教えて頂きました。 ちゃんとループアンローリングとのことです。 ありがとうございます。調べてみよっと。

仕事。今年はこれでおしまい。 3億割る60割る640割る448という数字が手足の指の数で足りるくらいの規模の 数であるということが衝撃だった。うまく行かないものである。

明日はコミケに寄って仙台に帰る。ところで、疲れた状態でカラオケをすると 次の日はカゼ、というのが半ば法則と化しているのだが、 やはりそれは衰えの現れなのか。

マキアヴェッリの君主論をちょろっと読んだ。 悪のオーラがバリバリに出ていてかなりおもしろい。 もちろん悪のオーラというのは私の勝手なイメージの話で、 この本の主旨は君主はどうすれば権力を 保ちつつそれをさらに拡張できるか、ということであり悪でも何でもない。 しかし、やはりこの人は悪役決定だろう。 獲得した領土の元の君主の血筋はきちんと抹殺しておくべきである、 などと書く人が正義の味方であるはずがない。悪っぷりに惚れる。 もちろん議論の進め方もかなり男らしい。 なんでもかんでも二つの極端な場合に代表させ、 その間に位置する事象はとりあえず無視、というあまりに潔いスタイルである。 まずは極端な場合を考えておかないと間も何もないというのはもっともだが、 これだけ潔いのはなかなか見られない。

生身で話せる人間と文章で議論することの意味はどのようなものか。 自分が何故そのような行動を取っているのかを考えるべきだろう。 そして自分にとって心地良い動機は常にウソだと疑ってかかるべきではないか。 むろんそんなことはできやしないのだが。

行きます。よいお年を。

2002年12月28日

久しぶりに日が変わるまで働いた。 ぬるいなあ。

今日は感動した。最適化はいい。 ループをアンロール、という考え方を覚えたのが大きい。 おかげで1回まわるのに42サイクルかかっていたのが19サイクルになった。 元はスカスカだったのに今はギチギチに詰まっていて美しい。 1クロックたりとも無駄にしていない。 しかし描画側に待たされるのでそれほどの意味はなかったりする。 これに味をしめてバンバンコードを書こう。これでできそうな処理は 片っ端からこれにしてやる。しかし問題の数学的いきづまりは放置したまま。

29日は仕事。デザイナさんと約束をしてしまったので覆せません。 島本はアテができたので実のところ29に実家に帰ってもいいのだが、 約束してしまったので仕方ない。初日の出を会社で拝まなくて済むだけでも 十分恵まれていると思うべきである。

激しく寝過した。11時。これから行って大丈夫だろか。とりあえず行こう。

2002年12月27日

あいつとかあいつとかに相談したらあっさりやり方を思いつくのではないだろうか。 数学やらパズルにめっぽう強い奴が何人か思い浮かぶ。

島本カレンダーをゲットするまで帰ってくるなと今電話で言われた。 そこまで欲しいかうちの親。 仕方ないので30日もまともにコミケに行くことにする。 どれくらい真面目に並ばないといけないのか教えてください。 誰かついでに買ってくれたら最高なんだがなあ。

リピュア最終回については人のサイトを読んで納得したので、ロクに書けることがない。 しのぶさん とか ソガさん とか。とりあえずあの誉め讃えっぷりは嫌だ。 シスプリはもっと上品であるべきだろう。 兄がありえないくらいスーパー兄なのはいいし、 もし妹の方がスーパー妹でもまあそれはいい。 しかしああしてただただ誉め讃えるだけの妹はスーパー妹ですらない。

2002年12月26日

私の心は汚れているのだろうか。今日のリピュアは正視できなかった。 シスプリ者失格か。

とりあえず、この讃えられている兄はオレじゃねえ。 それは同時に、こいつらがオレの妹ではないことを意味する。 面と向かってここまで誉め讃えるこいつらは尋常ではないし、 それを受けとめる兄もまた尋常ではない。 いまさら言っても仕方ないのだが、 今日は何故かそれに耐えられなかった。

前の兄は慕われてることに反応してなにやらがんばってたのがいいのですよ。 妹どももなにせ初めて会うのだから、 好き好きっぷりが少々飛んでてもアリだった。しかし。 こう言うと怒られるかもしれないが、 兄含めてみんな妙に妙にロボっぽくて怖い。今日は特に怖かった。

日を改めて見たら印象も変わるだろうか。わからない。

この時期に押し寄せる仕事。仕方ないので一時趣味は中断。 しかし、まさかとは思うが正月明けて会社に出てきたら渡した素材が画面に出てる、 なんてことを期待しているのではあるまいな。 たぶんそうだろう。明日中に可能な限り片づけねばならない。

2002年12月25日

寝袋から出られない。寒い。眠い。動かない。 それにしてもベッドは嫌いだ。布団が落ちる。 この前は自分も落ちた。なんでわざわざ高いところで寝ねばならんのだ。

また新たに数学でつまった。それも、 書いたはいいがなんで動かないのかわからないというのではなくて、 そもそもどうやってやって書いたらいいかわからないという状態。 とりあえず他にやれることをやる。しかし避けては通れない課題だ。

金をおろし忘れて、所持金が3ケタ。250円くらい。 そして、腹が減った。夕飯食ってない。米はあるがおかずはなく、 寝てしまおうにも50分後にリピュア。 今日は給料日なのになぜこんなことで苦しまねばならないのだろう。

親に島本和彦のカレンダーをゲットしてくるように言われたのだが、 見たら30日だった。どうしよう。

2002年12月24日

考えたら昔はパジャマに着替えて寝ていた。 しかし大学に入ったら一瞬でそんな習慣は消えてなくなった。 復活することはあるのだろうか。

今日もそこそこ進んだが、数学的につまった。しかし明日解決されるだろう。 しかしそれにしても今日は早く帰る人がやけに多かった。 そもそも昼から人が少なかった。特別な日であるらしい。

三角形一個とゲーム画面の間にあった断絶が完全に埋まろうとしている。

娘3、かりな。内容ねえ。しかしなんだろう。こいつはたぶん一番困った 子なのだが、一番放っておけない。 ところで、びうらもやっぱりひどい子だ。 一番まともなのはえーたであるような気がするが、 確かに一番無害なのはびうら。

久しぶりにプロローグを見てみた。この悲しみはなんだろう。 最初の親が死ぬシーンの文章なんて最高に刺さる。 最初に見た時はナメ切っていると感じたが、今度は違った。 この作品はどこを見てもやけに濃厚なあきらめオーラが出ていてそれが刺さる。 何か行動を選び取るとか道を切り開くとか、そういう臭いがまるでしない。 際限なく優しく、そしてダメだ。

2002年12月23日

コミケ合わせで何か作るという祭にあこがれることしきりなのだが、 発売日もコミケ同様に祭なので一緒だということにする。 ところで考えてみると、うちらは10万とかいう単位で物を売る予定でいるのである。 仮に10枚で1リットルとすれば、10万枚は10立方メーター。 なお、私の部屋はだいたい4畳半くらいだと思うので、 体積は大き目に見積っても3*3*2.5で22立方メーターくらいである。 つまり、22万枚売れるということは、この部屋に入り切らないほどの 数を売ったということであり、22万枚売れないということは、 この部屋に入り切る程度にしか売れなかったということなのである。 大きいのか小さいのかさっぱりわからない。

すげえ夢見たな。犬だよ犬。父親が実は犬というすごいファンタジー。 誰一人として現実の人間が出てこない完全なフィクション。そして泣ける展開。 明かされる真実。細部はムチャクチャだったが。 「お母さんはね、その時恋をしたの」「犬とかよ!」 「それは置いておきなさい」なんだその会話。

もったいないのでもっかい寝たらアレンジされた別の夢になった。 父親はやはり犬なんだが、娘が娘3キャラ。 娘達には父親は犬にしか見えないのだが、他の人間には人間に見えるらしい。 しかし、娘にはやっぱり犬にしか見えない。物心ついた時から 親父は犬だったので違和感もなにもないのだが、たまに考えてみると どう考えてもおかしい。あまりの不条理にさいなまれつつもまあいいかと思う娘達。 眠りが浅かったのか妙にまともな夢だった。けっこうまともに見られる出来。 しかしなんであいつらが出演してるんだろか。 確かにインパクトの強い奴等ではあるが。

しかし本当に夢かこれ。作ってるだろオレが。そりゃ夢も作ってるものには違い ないんだが。

仕事をした。きちんと進んだ。 今日改めて思ったのだが、プログラムは正しく書けば必ず動く。 動かない時は必ず間違っている。 それを確信できれば怖い物などない。 本当の戦いはこれからだ。

中途半にヒマだったので娘3。こういう時に便利な作品。 で、あるた君。結婚決める時のやりとりが最高におかしかった。 でも、あんなもんなのかもしれん。 そんなこんなで、これ、 ひょっとしてむちゃくちゃおもろくないですか。なんか音楽もいいし。 なんていいアレンジだろう。ところで、一番まともそうなびうら君も やっぱり困った子でした。あと先生の声って織男の人なんですね。 すげえや。マジで。どうやってやるんだろああいう芸って。

何というか、綺麗事チックさがぜんぜんないんですな。この作品は。 やたーわたし感動したよー、とかいう感じには感動しない。 そのかわり、たまに刺さる。それも不意打ち。 さらに刺さったことに一瞬気づかないほどの鋭さ。 刺さったナイフ見てなんじゃあこりゃあと言った後に痛みが来ます。 その元ネタは見たことはないんだが。 かりな君が一番わかりやすいだろうか。金とかはビビった。 ともかく、どいつもこいつもどうしようもないのだが、放ってはおけない。 にしてもだ。この親父、父親が誰か知っているんですね。 知っていて、ああ。すごいわこいつ。

8点つけりゃよかった。

前のスーパーでクリスマスチックなチキンやらピザやらが半額で叩き売られてて、 つい買ってしまったが、マズい。わかっていたことなのに。 いや、わかっていなかったのだ。買っちまってるんだから。 明日の朝暖めて食おう。ちっとはマシだろ。

2002年12月22日

土曜は道場の後、 アホんところのクリスマス会もどきに行ってギャバンとか見ながらダラダラしていた。 話はわけわからんが、主役が実に良く動くのでおもしろい。 変身してない状態の方がアクションが多いしかっこいいのである。 しかし何話も続けて見るのはさすがに疲れる。 その後昼まで寝て、生郎(元ラーメン二郎吉祥寺店)。 麺は細くなってしまったが、やっぱり川崎の二郎よりもおいしいと思う。 その後カラオケして帰ってきた。起きたばかりは声が出ない。

そういえば、おねティ13話を見た。普通。テレビでは放映できそうにないが、 その程度。しかし私はかなりああいうどうでもいいものも 相当に嫌いではないらしい。かなり呆れられていた気もする。

そういえば、パンツァードラグーンオルタを人がやってるのを 見てて闘志が湧いた。どうやればできるかだいたい想像がついたので試してみよう。 機械と私の性能次第ではあれくらいできるかもしれん。

そういえばメガテンNINEの画面を見た。むちゃくちゃ見にくかった。 絵としてもそれほどすごくなかった。ロードが多くて長かった。 ちょっとやりたいかなあと思っていたが、 さっぱりその気が失せた。本体ごと借りられてかつヒマならやるか、というくらい。

世界ノ全テのDVD版がまるで別物になっていてすごいと聞いたので 買ってくる。しかし今は実験が先だ。 絆箱と一緒で良かろう。

なんかちらっとシスプリの話題になった時に「おまえ黙ってていいのか」 と言われて、「オレは亞里亞のアニキじゃないし、亞里亞のにいやには すごい人がいてかなわないからいい」みたいなことを言ったら かなりダメ人間扱いされた。シスプリファンじゃなくて良かった とか言いやがる。普通じゃん。そんな会話。 楓ちゃーんとか言ってる人間と何が違うのかまるでわかりませんな。

ラグナロクオンラインとやらのオープニングムービーを見たが、 いつの時代のアニメかと思った。 しかし考えてみたらFF等流行りのRPGは いまだにあのノリなのであって、 ということはあのノリもまだ現役なのだということだ。 すげえなあ。

生郎食いたい。生郎の臭いのするゲップをする度に思い出される生郎。 おかしい。何かヤバいものでも入ってるんじゃないのか。 そういえば二郎は本当に生郎になっていた。

夜になってヒマだが、こんな時間から会社に行くのも何か気がひけたので 娘3。えーた。これ、おもしろいなあ。何がおもしろいのか さっぱりわからないんだが、おもしろいなあ。 音楽だって、ものすごく芸がなく主題歌のアレンジばかりが流れるのに とっても気持ちいい。 絵なんてもっとすごい。色違いで別のキャラと言い張るゲームなんて 初めて見た。この素材の使用効率の高さは一体なんだ。

2002年12月21日

どうにか日が変わる前に書き上げた。本当なら今すぐにでも編集場に乱入して 学生気分を味わいたいところだが、そんなことは不可能である。 あー参加してえ。他の人の原稿読みてえ。 本は冬コミでください。冬コミ後の宴会には行く予定なので。

久しぶりにWEB検索大会。やる気でるー。この仕事たまりませんよもう。 しかし、発売して私が何作ってるか知れたら面倒が起こったりはしないだろうか。 するわけないな。自意識過剰。 そういやうちのチームにサイト持ちはいないんだろうか。 かなり持ってそうな気配の人が一人いるが、逆探知される 危険があるので聞けん。

家族計画のサンプルボイスを改めて聞いて、声付き版を買うことが決定した。 この寛、ノリが若本すぎ。 というか、本人か。なんぼなんでも似すぎだ。 しかしこんなにこの人の声濁ってたっけかなあ。 年なのかもしれん。

気になったのでちょっとしたおねがい。 もし私を生身で知っている人で、「まさか私が読んでるとは思うまい」 という感じな人がいましたら、よろしければ名乗り出てください。 高校、中学、その他。誰もいないとは思いますけど一応。

昔の日記をちらっと読んだらあまりにも耐え難かった。 それもたかだか1年前で。 最近つまらなくなったと良く言われるが、それはあのあたり以前と 比べてのことだろう。とすると、あれがおもしろかったということだ。 なるほど、おもしろいかもしれん。他人なら。

次のgeforceはベクタ演算器がたくさんついてて勝手にスケジューリング するらしい。クロック数えながら自力でやるなんて時代遅れなんだろう。 だいたいハードウェアと命令セットが一対一対応することが保証 されてないと自力でやるなんて無意味だが、そんなのはゲーム機だけだ。 もしかして今私はかなり後々役に立たない技術を学んでいるのではないか などと思ったりしたが、さしあたり今は必要なのでいい。

にしても私がやってることって、改良とか整理とか効率化とか自動化とか、 まあおおよそ創造的とは到底言えんことばかりだ。 ゲームを作る、ってのがまだわかってない。 一方うちのリーダーはそのへんがすごくていつも驚く。 いつの間にか頼まれもしないのにかっこいい演出を追加してたり やけに楽しいおまけを作ってたりする。デザイナとか企画とか そういう区分けに収まらない。作ってみたんだけどどうかな、 という感じなのだが、あんまり出来がいいのでボツになんてならないのである。 すごい。あれがクリエイターかと思う。かっこいいなあプロ。

2002年12月20日

方針が決まらない。そこでとりあえずコーヒーを買ってきてみた。苦いよこれ。 半端に甘いから余計に気持ち悪い。高校の時たまにruinがいれてくれた コーヒーは苦いなりになにか良かったものだが、こいつはダメだ。 こんなものは薬物である。薬物を期待して買ったのだから文句を言う筋合はないが、 それでも釈然としない。これで薬効がなかったら本当に価値がない。 悔やしかったら目を覚まさせてみろ。 それにしても、いざかしこまって何か書こうと考えるとまるで浮かばなくなる。 こんな日記は思考がダダ漏れの文章でもなんでもない代物なので楽だが、 紙にするならそうは行くまい。 日記まんまでは紙にする意味がなくなってしまうからだ。 そして下手をすると日記よりつまんなくなってガッカリ。

ごめん。寝ます。まとまらないがタイムリミット。明日早退して 書き上げる予定ですが、ダメなら切ってください。 早退できるかどうかも怪しいですし。電話します。

土曜は京都に行こうかなあどうしようかなあ、という状態でしたが、 予定が入りました。今回は行けません。コミケ後に会いましょう。 実はそれも保証の限りではないのですが。

7時半に会社を出ることができた。書く。会社でも書いていたが。 しかしそれはそれとして今日は仕事が進んだ。 吐くほどややこしいと勝手に思っていたが、 実際やってみればどうにかなりそうな気がしてきた。気合いの問題である。 思えばポインタもそうだった。今になってみれば、 どういう意味でポインタがむつかしいと言っていたのかさっぱりわからない。 同様に数ヶ月もすればアセンブラが どうむつかしいのかがさっぱりわからなくなっているだろう。 そうなるべきだ。問題は発売に間に合うかどうかである。

2002年12月19日

文章。方針が決まらない。 決まれば文章の2ページごとき数十分で書けるはずだが。

リピュア。前半はどう言ってわからない。で、後半だが、 これはやはりどう言っていいかわからない。 こんな咲耶は初めて見た。そして、泣いたまま終わり。 白雪のあれの直後に咲耶のこれ、というのは何か感慨深い。

昨日の問題は解決した。前の転送データと混ざっていたらしい。 終わるまで待つと書いてあるので そんなはずはないのだが、明示的に待つコードを入れたら動いた。 ともかく解決したので次へ行く。 しかしその次でまた詰まった。今度は数学的な詰まり方なので 解決が保証されている。明日はそこを越えて実用の域に達する予定。

早く帰ろうとする日に限って仕事が押し寄せてくる。 デザイン素材待ちが一番辛い。 それでも10時半に帰ることに成功した。どうにか考える。

2002年12月18日

ゼルダが出たからか休む人が多い。

また引っかかった。落ちる落ちる。 いろんなところがよくわからないタイミングで いろいろと送り合っているので、ある時にどうなっていたかがとてもわかりにくい。 明日は解決できるだろうか。

2002年12月17日

去年のアニ同の本を読んでて、 炎多留をせめて一人くらいはやっておくべきだったと思った。

テイルズオブなんとかが60万以上売れてるらしい。 ポケモンはルビーサファイア合わせて200万だそうだ。 一方、XBOXで出たメガテンは人気シリーズにも関わらず15000。 この落差はなんだ。

動いた。うれしい。明日はもっとうれしいだろう。 しかし順調に行けば明後日あたりから作業になる。

2002年12月16日

アニ同のギャルゲー本の原稿第一弾をとりあえず上げた。 やったギャルゲーの短い感想集。あとは長い奴を書かねば。 しかしどうしたものか。

転送は越えた。しかしコード本体が動かない。 極力単純な奴に置き換えて実験しよう。

かなわない。そう思った。

2002年12月15日

会社に行って、十二国記の「魔性の子」を読む。これホラーだ。 エスカレートっぷりがたまらない。 そして、やっぱり結構説教くさい気がするのだが、何故か気にならない。不思議。 というわけで屍鬼でも読むか。どこかから手に入れよう。

ついでにお仕事。またの名を趣味の実験。わけわからねえ。 プログラム本体がどうこう言う前に それを転送するところがうまくいかない。 詳しい人に聞きたいところだが近くにはいない。 一晩寝てスッキリしたらあっさりと原因がわかったりするのだろうか。 とりあえずわからなかったら力技で切り抜けて次へ進もう。 速度は落ちるが今はとりあえず動くようにしたい。

日曜は文章を書こう。久しぶりに。日記は文章のうちに入らない。

Z80もいじったことないのか、みたいなことを言われた。 それも年下に。それ、そんなに基本教養なのか。 でも知らないものは仕方ないし、 今から勉強すべきことでもないように思う。 私はあれが使えさえすればそれでいい。

そのへんに置いてあった古橋をつい読みふけってしまう。 無反動香炉って、どんな武器だと思いますか。 誰か絵にしてみてください。

松原正氏の紹介コーナというのを読んでいた。 この人は頭が良すぎる。こんなにしっかりと考えて言葉を使うなんて 到底できそうにない。少しきちんとした文章を書こうという気になった。 しかしいざまともに書こうと思うと自分の語彙の少なさに驚く。 特に接続詞がひどい。文章の流れをどうやって整えていいのか まるでわからなくなる。

ドリアンを思い出した。きちんと果物になったドリアンを食べたい。 でも一人では食べたくない。 誰か私が京都に行く時にそんなイベントをやってくれないものか。 そういえばカタログにある範囲内で25000円分 の物をタダで買える制度というのが会社にあるのを思い出した。 25000円分の魚だか肉だか果物だかを京都の誰かに送りつけて イベントのネタにしてしまうのが一番有益な使い方だろう。検討してみる。

近頃バカイベントに飢えている。 同期の人々は実に自然に懐石料理を食べに行ったりできてしまうので、 どうもイベントくささがないのだ。「オレ達は無理をして変なことをするんだ」 という覚悟がない。 そんなものはないのが当たり前なのだ、ということに気づいたのは つい最近のことである。

駅で同期に会った。どこに行くのか聞いたら横浜で食事だと言う。 優雅だなと言うと、いやただのデートさと言われた。 「デート」を「ただの」で修飾できる身分は どれほど私と隔たりがあるものだろうか。 ちなみにその後は品川で映画だと言う。すごい。本当にデートというのは そういうものなのかと感心してしまった。

2002年12月14日

無謀な戦いを挑んで、やっぱり逆襲されて醜態を晒し、 よせばいいのに逆ギレして恥を上塗りする。 そんな光景を良く見る。第三者から見てどちらが勝者に見えるか ということを考えたらかなりいたたまれないものがあると思うが、 やってる本人にはそんなことを考える余裕はないものだ。 しかしそのわりに中途半端に保身に気が回るのが常で、 最初の宣戦布告がいやに手の込んだ婉曲でイヤミでなものになったりする。 逆襲された時には別に攻撃の意思はないなどと言うのだが、 それを信じる読者がどれだけいるかは疑問だろう。 不様だ。なるほど他人から見るとかくも不様なものに見えるのである。

しかしまあ、気に食わない文章を読んで何か言わずにはいられないが やはり直接名指しで書くのは怖い、ということはなんぼでもあるもので、 そこで逃げない勇気を出すのは並大抵のことではない。 これも当然何かを見て書いているわけで、 ある条件を満たした人には何を見て書いたがモロバレなのだが、 私はチキンなのでそれを明に書くことはしない。 そういうわけで最近は人の文章にあまり反応しなくなった。怖くて。 議論になった時に勝てるとは到底思えないし、 そもそも言いたいことをうまく言葉にできる自信もなければ、 今日言いたいことが明日言いたいことと同じであるという保証もない。 チキンになったものだが、そのおかげで最近は比較的平穏な日々を送れている。

考えてみれば技術系の話題というのはあまり人間性の入りこむ余地が ないので安全なのかもしれない。

そうだ。おかしい。私はいままでいろいろなことに首をつっこんで来たが、 会話をするにはいつも知識が足りなかった。 ヴァイオリンはそこそこ弾けるが、クラシックの知識はまるでない。 弾いた曲しか知らないからだ。 漫画も描いてたりしたが、描いていた時期にはあまり読んでいなかったので 会話のネタにはいつも困っていた。 拳法をやってたりもするが、K-1とかを見てるわけでもないし、 格闘家の名前なんかまるで知らない。 プログラムもだんだんなんとかなってきたが、やはり知識はロクにない。 ゲーム作ってるくせにまるでゲームをしない。 たぶん私は自分でやったことしか知らないし、 自分でやることに関係することしか知ろうとしないのだろう。 それ、人と話できねえじゃん。何か構造的欠陥に気づいた風味でブルー。

ニャから借りたクロウリーの本を読んでみた。 とてもわかりやすい。目的がはっきりとしかも段階的に設定され、 それぞれについて手段が明確に書かれているからだ。 特に素人用に書かれた本であるということも当然あるだろう。 オカルト系の用語も控え目で、書いてあることは至極まっとうであるように思える。 さて、この手のものを読んだ時にいつも問題になるのは、 それで私が実際に修行をするのか、ということである。 しないのならば知識のコレクションにしかならない。 しかし私は所詮日々の雑事と訣別するわけにはいかないのであって、 生き方を若干修行気味にする、という以上のことはできまい。 それはこのような書物では常に否定される自己満足に過ぎないのだが、 さしあたって私がそれ以上を望んでいないのだから仕方ないだろう。 いずれそのような精神状態になることもあるかもしれないが、 それは少なくとも今ではない。おそらく致命的なつまづきが必要なのだと思う。

平日だと常に予期しないタスクが割り込んでくる危険がつきまとうが、 土日は違う。この機を逃さず仕事をしよう。他にやることもない。 ところで、うちの会社は業界の中でも相当ぬるい部類に入るらしい。 確かにこれだけ開発が佳境なのに土日に平気で休めるというのは 聞いていた話とずいぶん違う。当たりを引いたのだ。でも仕事に行く私。

2002年12月13日

昨日の白雪はかわいかったなあ。

もっちーは偉大なお方だなあ。雇いたい。 なにせ我々は好きな声優を雇い得る立場にいるのである。 決めるのはディレクターだが、そのディレクターは毎日隣に座ってるわけで たぶらかす機会はいくらでもある。 けっこう声優なんてそういうロクでもない経緯で決まってたりするのでは なかろうか。 そのへんを聞いてもらうためにも、もう少し強い人にならないといけないな。 こいつにやらせれば安心、と思われるようにならねば。 ところで、試しに脳内でとあるキャラの声をもっちーにしたらものすごく良かった。 むしろ、やりすぎ。

せめて収録くらいは見せてもらえないものだろうか。 もし見せてもらえたら人に自慢しまくってやる。

同期に誘われて5000円もする懐石料理を食ってきた。 さすがによくできている。茶碗蒸しの食感にはおどろいた。そして湯葉。 何か黒い小さなイクラのようなものがあったが、あれが噂に聞くキャビアだろうか。 味がわかるほどの量ではなかったのでなんとも言えないが、 キャビアを食ったのかオレは、と思うと何か変な気分になれる。 しかし、結局のところブリを丸ごと買ってきてイヤになるまで食う方が 性に合っているようだ。ところで、他の人々は食い物や宴会の類に これくらいの金を使うことを屁とも思っていないようである。

2002年12月12日

リピュアの前にやってる変なドラマが気になる。 待ってるとかかるので見ざるをえず見てしまうのだが、 まるでわけがわからない。とりあえずオヤジの声がいい。

リピュア。咲耶はいつも通りなのでまあ良し。今日は白雪だ。 驚くほどかわいい。何か気の効いた言葉でかわいいと言えれば いいのだが、浮かばないので良しとする。 さて、絵もきれいだったが、やはり声だ。「ですの」を抑えた脚本で、 しんみりと白雪なのが良い。 考えてみると話も良かったかもしれない。 はしょりすぎて意味不明ということもなく 過不足なく語られているように感じる。

かわいい妹になつかれているかっこいい兄貴の例を見たいものだ。 12人は無理にしても、2人もいたらリアルシスプリの称号を与えても良いと思う。

次回はメイドらしいのだが、それはどうか。前半のコンセプトが いまひとつ見えない。 ところで、果たしてあの格好をしたプロのメイドというのは 世界に何人いるのだろうか。これだけ有名なのだからいないことはないのだろうが、 当然私は見たことがない。

久しぶりに挑戦開始。これがうまく行けば ある種の用途においては性能がはね上がる。 あとは、そのある種の用途を最大限に活用すればいい。

弾いてて一番トリップできるのは何と行ってもバッハ。 あの無伴奏の色気たっぷりながら秩序に満ち満ちた旋律を 奏でていると頭がからっぽになってとても気持ちいい。 ところで、たまに音楽の話になったりすると、いつも自分は音楽が好きでは ないのではないかと思って不安になる。なにせCDを買いもしなければ 聴きもしないし、演奏家の名前なんて片手で足りるくらいしか知らない。 自分で弾くとは言っても道具には無頓着だしせっせと知識を集めたりもしない。 圧倒的な疎外感。相手は当然音楽には詳しいものだと思って話してくるので かなり気まずいことになる。 実は大学2年までは音楽サークルに入っていたのだが、 そういうことが続いたのでやめてしまった。 ベートーベンを好きだと言った人が陰口を叩かれているのを見たのが 致命傷だったかもしれない。そういえば私がやめたのとほぼ同じ時期に もう一人やめた奴がいた。 彼とはそこそこ親しくていろいろと演奏家を教えてもらった。 カルロス・クライバーを知ることができたのは彼のおかげだ。 知識もすごかったが、ただの音楽オタクとは違う人種だったように思う。 で、私は漫研、彼はアカペラ。実はアカペラにも 行ってみようかと思ったこともあったのだが、結局実行には移さなかった。

2002年12月11日

最近出た忍というアクションゲームをちょこっとやった。 爽快感があってよく出来ていると思うが、 圧倒的に古くさい。ムービーが間に入るだけで、 あとは単なる面クリ型のアクションにすぎず、 やっていることとストーリーにまるで関係がない。 そしてムービーがけっこうショボい。 古くさいことをウリに玄人受けを狙うなら間違ってはいないが、 もしこれを普通の人間に売ろうと思っているとしたら大きな間違いだ。 とかいいつつ無関係でもないので売れてほしいところではある。

機械の性能という奴についてよく考えてみたところ、 理論値という奴が恐ろしく高いところにあることがよくわかった。 例えばあの機械で5000万スプライト出すためにはどんな条件が必要か、 ということである。そのあたりから逆算してどんな絵を作るかの方針を立てないと 本当はダメなのだろうなと思った。ZOEの画面を思い出してみれば 実に理にかなっている。あれはあれでいろんなものを捨てているとは思うのだが。

ボーナスが加わったおかげで、私の貯金は文字通りケタ違いになった。 自分の金としてこのケタを見るのは生まれて初めてである。 下手をすると次のケタを見る機会は一生来ないかもしれないので 今のうちにありがたがっておくことにする。 なお、ちょっとでも使うとケタが減るギリギリ状態。 どうせ給料日まで保たない。

2002年12月10日

寒いですう。東京もナメたものではない。

隣の同期とヤバいよなあという話をえんえんしていた。 ヤバいよなあ。外には漏らせないヤバい話。 ヤバくても私のせいではないが、こういうのは集団的な業なので 誰のせいなどと言うこと自体が無意味なのである。力を尽そう。できる範囲で。

なるほどと思いました。実のところ何がどうなるほどなのかを 説明するのもむつかしいのですが、「ああ」という感じです。 これ以上文章が続きません。 ところで、そのeloginの奴は発売前だったんですね。 私が読んだのはやった後だったような気がします。 たぶん友達の家に転がっているのを読んだのでしょう。

うちに暖房があることが発覚した。今日隣の人と話していて教えてもらったのだ。 ただのクーラーではなかったのである。 今まで寝袋まで使って寝ていたのがバカみたいだ。 しかしやっぱり寝袋は使うと思う。

何故か急に二郎が食いたくなった。おかしい。ありえない。

第二ボタンの風習って、本当にあるものだったんですね。衝撃。 番長と同レベルに伝説上のものだと思っていました。 私もそんな経験をしてればあの歌に10点つけていたでしょう。 ところで、採点の時は厳しい点をつけたのですが、 実のところ今はけっこう気にいってたりして、 頭の中でしょっちゅうかかってます。理由は不明。

なんか、20万アクセスとか行ってる。アクセス数なんて どうでもいいみたいなことを言っている私だが、 もちろん実はうれしい。普段は「XXXX踏みました!」とかいって盛り上がるのを バカにしているものの、こんな時はそんなのがうらやましかったりする。 ところで、なんでこんなに増えたのかよくわからない。 身内しか見てない状態からどうやってこうなったのかはいまだに謎だ。

2002年12月8日

ニャ長電話。自分が実に拳児に近いところにいることを実感した。 拳児に出てきたキャラのモデルが2ホップというのはそうそうあることではない。 漫画以上に荒唐無稽でわけがわからない現実にそこそこ近いところに私は生きている。 せっかくだからもっと練習してその世界に近づこう。 というか、しないと大恥かく恐れすらある。 他にもいろいろ聞いて情報価値大。 なお、 ニャ側の日記にはもう少し詳しく書いてある。

ハロワそんなに酷評されてるのか。あんなにおもろいのに。 長くてタルいとか、主人公のセリフがテンポ悪すぎとか、 独りよがりでついていけねえとか、シナリオ不整合がひどいとか、 とにかくみんなひどい。 もっともで実によくわかるので反論はできないのだが。 それにしても、批評とか感想とか、まあそんなものは結局好きだとか嫌いだとか いうのに後からいろいろと理由をつける作業にすぎないのだなあとか思いつつ、 人間にはそれしかできないのだし仕方ないのだなあとか思うわけである。

何かまとまった文章を書きたくなるようなネタはないものか。 とか思いつつも、いざハロワのようになんか書けそうなものが出てきても 書けない。いや、書けそうなことはたくさんあるが、 そのたくさんがバラバラなのでまとまらないし、 もはやハロワの話ではないところに行ってしまっている。 ハロワはけっこう遠大な企みのもとに作られていると私は勝手に思っているのだが、 勝手に遠大にしてああだこうだ言ってもハロワ本体には関係のないことなので なんとも言えない。とりあえず、ハロワを酷評する人に生身で話を聞きたいと 思うのだが、誰かいませんか。もちろんハロワが大好きな人も可。

ぼくここ、メイン二人プラスどうでもいい奴二つおわり。 あっというまに終わった。が、メイン二人はいい感じ。 キャラがでなく、話が。もっと言えば、設定が。 あの構造がすごい。ネタバレしてまで主張するほどのこともないので これ以上は書かないが。そして恐ろしくどうでもいい他のキャラエロ補充シナリオ群。 これ、突貫工事で作ってとりあえず出しちゃえ、って感じなのではないだろうか。 まだ一名まだ見ぬキャラがいるので片づけるつもりではあるが、 たぶんどうでもいいのだろう。

いいかげん会社にいない時間に何をやるかを考えるべきであるように思う。 などと言い始めたということは会社に新鮮味がなくなってきたということだ。 こんな日が来るとはな。それもこんなにも早く。 もっとももうすぐそんなことを言っている余裕はなくなると思う。 正月休みがあるかどうかも微妙だ。

もらった激辛袋ラーメンをついに食った。「辛」とかいうまんまな名前の 韓国ラーメン。マジで辛い。そして、後悔した。この腹の感じからして、 たぶん明日は腹痛だ。今吐けば間に合うが、そんな度胸は私にはない。 座して腹痛を待つのみである。下手をすれば尻も痛くなるだろう。 最近めっきり辛いものを食ってなかったので余計にダメージはデカい。 しかし私は食えるものがそこに置いてあることに耐えられない性分なので、 これは避けられない結果だったのだと思う。

ぼくここコンプ。驚くほどどうでもいい。最初の二周以外はまるで価値がない。 最後なんねもういいから血つながってろよと言いたいが、 ソフ倫で禁止されているので仕方ない。半端につまらんところにこだわるものだ。 家庭内でつい、なんてのはけっこう現実に起こってるのではないかと思うのだが、 どうなのだろう。知る術もないことだが。

sultanさようならエンド。これは萌えられなければカスなゲームと見た。 そして、どう考えても最大の萌えキャラは弟なわけだが、 どうやら他のヒロインを全員片づけないと弟シナリオへは行けないらしい。 私にそんな苦行を強いるというのか。強いて言えばロリだが、 私はそんな属性持ちではない。日を改めて挑戦しよう。 スキップでエフェクトが飛ばないので非常にタルいのだ。 今幼なじみと姫を一度に片づけようと幼なじみが出てくるまで 姫ルートで来たのだが、いざ幼なじみ出現というところでセーブしそこねて 姫一直線になってしまって心が折れた。

はっきり言って、いいところがない。 実のところロリとショタは萌えーなので捨てたものではないのだが、 しかし見るべき点があるというほどではない。 ショタシナリオでそれがあるのかどうかだけが気になって気になって仕方ないのだが、 そこに至る道のりは遠く険しい。 それにしてもこの手のお手軽ファンタジー風味物は久しぶりに見た。 まだ絶滅してはいなかったのか。過ぎ去った時代を思い出す。 そして、十二国記直後だけにどうしても比べてしまう。 あれに比べると恐ろしくお遊びだ。萌えーであることが最も重要なのだから そんなことはどうでもいいのだが、しかしそれでも引っかかる。 お遊びならお遊びと割り切っていればいいのだが、 変に真面目くさって戦争がどうのこうの言ってみたりするので そこでまた引っかかる。私はお手軽ファンタジーにはどうも馴染めないらしい。 昔さんざん関わったのでもうおなかいっぱいなのである。 自分でもつまらんことだとは思うのだが、そうそう簡単に自分の 感情を制御できるわけでもない。カタカナを適当に並べた名前が バンバン出てくる世界はもうダメだ。せめてもっと硬派か、 あるいはそんなことがどうでもよくなるくらい激萌えーならば、 いや、せめてスキップでエフェクトが飛びさえすればこんなことは 無視できただろうに。作りはきちんとしているしまるで悪くはないのだが。

たぶんエタメロの類もダメなんだろうなと思った。 世界観云々以前にたぶんゲームらしゲームをするのが面倒で挫折するだろうとは思うが。 ゲームするならゼルダやってる方がよほどおもしろいと思ってしまうのである。 私はギャルゲーをゲームとみなしていないフシがある。

ところで、私はやはり無愛想属性であるらしい。 髪が黒くて長ければなお良し。 またこの変形として、ぶっきらぼう男言葉女も範疇に入る。 武家系姫属性も場合によっては含まれ得る。 今まで見たキャラに対する自分の反応を 思い返すにそれはもはや動かしがたい事実のようだ。 何がいいのかよくわからない。 実際そんなのがいたとして、果たしてそういうのに構ってやろうと思うだけの 勇気が私にあるとは到底思えないのだが。いやむしろそうだからこそかもしれないが。

ぼくここでいいなあと思ったのは、タマ編がタマ一人称であることだ。 属性丸出しのキャラも一人称になるとたいがいその属性を保てなくなる。 あんなバカ丸出しの子もそれなりに物を考えているということが はっきりと描写される。そうなると表面の属性なんてものは 吹きとんでしまって「バカロリっ娘萌えー」などとは言っていられなくなるのだが、 それがいい。こいつも人間だったか、と思えるからだ。 属性、つまり好みのタイプというのは否応なくあるので それはいいのだが、できればそれだけで話はしたくない。 ところで、いつぞやなにかでKANONキャラの一人称ショートストーリーを読んだのだが、 舞だけ何故か佐由理さんだった。作者すら舞の内面描写を舞らしさを保ってやることは できなかったということだろう。考えてることを言葉にしないと一人称は 成り立たないわけだが、人間がいつも言葉で考えているわけではないから 一人称はいつも不自然に論理的な人格に化けたような印象を与えてしまう。 舞でそれをやると致命傷になりかねない。敢えてやってほしかった気もするが、 あれで良かったという気もしている。しかし、佐由理さんの方が人気があるから という理由だったのではないかという気もしているので、やっぱり腹立たしい。

せっかくなのでその手のキャラみたいな生身の人間が 私の記憶の中にあるか探してみたのだが、 やけに都合のいい、 あるいはギャルゲー風にあまずっぱい記憶ばかりが見つかっておかしい。 もしかすると、思い出した情報をギャルゲー的文法で解釈してその解釈した 情報を上書きする、というプロセスが繰り返された結果ではないだろうか。 私の場合ギャルゲー的と言うよりは少女漫画的と言うべきなのだが、 ここのところその二つの距離はあってないようなものなのでどちらでもいい。 適当に記憶を取り出しててきとうなコマ割りをすれば あっというまに少女漫画のはずかしい1シーンになる。 なにせ恋愛なんてものを体験したことがないので フィクションのイメージしかないのだ。 そのへんのギャルゲーの恋愛がたいがいそんな感じなのは、 書いてる人が私同様ロクな経験もなく書いているからなのか、 それともああいう少女漫画的なものは現実にもそこそこ存在するからなのか、 あるいはみんなそういうのが大好きだからなのか。 私は判断する材料を持っていない。 しかし、全然ジャンルの違うものを読んでても少なからず少女漫画的 シチュエーションは見つかるので、案外普遍的なのかもしれないとは思う。 エミールで理想の生徒と理想の嫁が恋におちるあたりを えんえん妄想する下りがあるのだが、あれは実に少女漫画的だった。 100年以上前の本なのだから、やっぱりあのノリは普遍的なんだろう。

腹痛にはならなかった。韓国ラーメンは日本のそれほど化学的ではなかったらしい。 トウガラシの刺激もそれほどではないようだ。よかった。

メール。「ゲームをこなした数は現役生にも劣らない」。 衝撃。それってつまり、仕事以外はギャルゲーしかしてないということではないか。 でもいいや別に。一年くらいダレた生活してもバチは当たらんだろ。 たぶんこの生活をダレてると言える奴はアニ同にも漫研にもいないと思うし。 いや、そうとも言えんか。OBになっても漫画描いてる人に比べりゃフヌケと言われて も仕方ないしな。というわけでなんか書きます。でも漫画はどうだろう。

私は、私が好きじゃないような類の馴れ合いは好きではない。 無意味なトートロジーに思えるだろうが、 実感をもってよく考えてみればそれほど意味がない言葉ではないと思う。 馴れ合いは嫌いだ、というのは誰にとってもずいぶんと粗い近似なのではないだろうか。 婉曲な表現でごめんなさい。

やっぱ尻痛い。赤かった。トウガラシは適量がいい。 そういや関係ないがツーリングエクスプレスというやおい漫画で それの後の朝に受けキャラがコーヒー飲んで刺激物はしみるようとか 言ってたのを思い出した。なんという感性。あの漫画家はすげえいやらしい。 かわそうますみ。字は忘れた。私の知る限りではやおい漫画プロの最高峰。 ストーリーもちゃんとしてておもしろく、そして驚くほどいやらしいやおいシーン。 少女漫画雑誌だけにそのものズバリな描写はないのだが、 にもかかわらずあのいやらしさ。あんなにいやらしいキスシーンを描ける 漫画家はレアだ。本橋けいこ(やはり字は忘れた)も やおい漫画プロとして名を馳せているが、 あっちはずいぶんとあけっぴろげでいやらしさに欠けるし、 漫画としてのおもしろみもいまひとつだ。絵は妙に濃いのでけっこう好きなのだが。 なお、別に私はやおい漫画ファンではないのでお間違いなきよう。 しかし、考えてみればやおい物を観賞することに関して拒否反応はまるでない。

私はたぶん少女漫画的文脈でギャルゲーをやっている。 読んだ数なら少年漫画と青年漫画を合わせたよりも、 少女漫画の方が多いかもしれないので無理もない。 ところでふと思ったのだが、ニトロゲーって少年漫画や青年漫画よりは 少女漫画に近くはないだろうか。ただし花ゆめ。 どれもスーパーヒーローが女の子を助けに来るのだが、 助けられる女の方もただ黙って待っているだけではない。 トラウマで震えてるのを一方的に拾い上げるのとはわけが違うのだ。 ところで、ハロワの和樹君は2chのお姉さま方に大人気だそうである。

改めて まさひろんとこの日記(11/29)を見て。 あー十二国記アニメに珠晶出てきたのかー。才麟までー。すごい見たい。 珠晶は今のところ十二国記最強の萌えキャラ決定。 前見た時はまだ読んでなかったのでなんのこったかさっぱりわからんかった。 正月帰った時見ようっと。うちの家族はそろって十二国記ファンなのだ。 弟(大)はしばらく会ってないのでわからんが。 ところで、ちゃんとリンクできるようにしてくれー。 あとでファイル名が変わるところにリンクしてもしゃーない。

かのルソー先生も「小さなうち男と女は驚くほどよく似ている。 こんなに似ている生物は同じ名前で呼んでさしつかえない」 みたいなことをおっしゃっているので、 つまりショタとロリを同等に扱う価値観は正常だということだ。 それにしてもルソー先生が今の人だったらさぞやおもしろい WEB日記を書いていただろうと思う。本当に思想家なのかあの人。 エミールしか読んでないのでさっぱりわからない。

2002年12月7日

ぼくらがここにいるふしぎ、ちょっと。 正直バカ会話は少々うっとうしいのだが、たまにかなりおもしろいし、 微妙にマジになった時の言葉がやけに刺さるのでこの人は好きだ。 ずっとマジだとこれもまたうっとうしいし、そういうのはそこら中に氾濫しているので そのことを考えるとこれくらいでいい。 なお特定のキャラにこれといって萌えるわけではないが、 こいつらがいる空間は心地良いので好きだ。 しかしやっぱりセリフの後のカッコ付き文章はこう多いとうっとうしい。

最近自分で書いてるもんが実につまらん。もっと気の効いたことを書かないと 誰も読んでくれないだろうに。何書いたらおもろいんでしょうな。

気持ちはわかるんだが、 やっぱり中古は違法だとかいって裁判起こすゲーム屋は美しくないし、 音楽はタダではないのですとか言ってる人も美しくない。 みんな自分が得するように動くのは当然だが、しかし美しくはない。 何をどう言ってもそれが自分が得するための言葉なのは明らかで、 そのへんが気に食わないという気持ちはどうしようもないのだ。 しかしもし「貴様らオレに金払えー」と直に言ってれば たぶん気にならないどころか好きになるだろう。 会社ん中ではみんなそうなのに外に向かって何か言うと途端に ウソくさいお題目に変わってしまう。大人の社会はむつかしい。

大人の社会がむつかしいのは みんな大人じゃないからではなかろうか。

拳法。妙に調子が良くパンチが出た。やっぱり雲手。 これを確認するためにはるばる新宿まで行っているのだ。

品川でJRと京急の乗り換えでSUICAが使えるようになっていた。 なぜもっと早く装備しなかったと言いたいが、 装備されてしまったので良し。 ところで、あそこの自販機には何故かしるこドリンクが置いてあってつい飲んでしまう。 昔から消えないところを見ると地味にそこそこ売れているのだろう。 不思議な飲み物だ。なおストーブに置いて爆発させたことはない。

驚くべきことに、ボーナスというものがもらえるのだ。 ちまちま一次関数で溜まっていたのに急に巨大な金が入る。 およそ4ヶ月分の増分に等しい。 しかし何に使う予定もないのだなこれが。 溜まれば溜まるだけ使うのが惜しくなる一方で、 日常のどうでもいいことに使う金はじわじわと増えていっている。 十二国記を全巻衝動買いできるあたり昔の私ではない。 これが生活水準の向上という奴なのだろうが、やはり無駄遣いでないと確信できない 金の使い方は控えるべきだろう。 なお、食費に並んで大きい出費は遠くへ行くための電車賃。

2002年12月6日

娘3。母バッドとびうら。ストーリーもクソもないなこれ。 それシーンの導入も意味不明。それシーンそのものもどうでもいい。 しかしそれでもなんかそんな感じにおもろいのだが、 何がおもろいと聞かれるとかなり困る。 そしてやけにコンプリートしたくなるように作られた達成感画面。

それにしても、娘こんなんだったら大変だなあ。 この親父はずいぶんといい奴だ。ダメだけど。

絵もなんか変だし、背景はショボいし、ストーリーもかなりどうでもいいが、 全体としてなにやらおもしろい。サブタイトルやら、エピソードセレクト画面の 演出やら、選択肢を選ぶ時の効果音やら、達成感表示画面やら、 そういういろんなものが一丸となっておもしろさを醸し出している。 それに加えて、ひょっとしてこのシナリオけっこうしみじみとした 実感に満ち満ちていていい感じなような気がしてきた。 ストーリーはないが、局地的におもしろい。

ところで、道産子が太って見えるのは私だけではないはずだ。 立ち絵以外では太って見えないので、別に太っているキャラなわけではない。

会社でGジェネNEOを見ていた。ムービーが多い。今のゲームはこうでないと アカンのか。ガチャポン戦記からそう進化したようには見えないのだが、 それはゲーム本体の話であって、私が枝葉末節だと思っているところは おそろしく進化している。そういうところにはどうも無頓着でいかん。

ライティングが良くなればゴツいモデル作ったりしなくてもなんとなく見栄えが 良くなって手間の割においしいのだが。 テクスチャをリアルタイムで変調すれば原理上はなんでもできるが、 速度的に無茶だ。

社長の話を聞く会。いろいろ考えてるんだなあと思った。

今作ってるものは売れるんだろか。 私が果たすべき役割はそこそこ重要だが、売れるかどうかということには あまり関係ない。もう信じるしかないのだろう。

2002年12月5日

ハロワの歌が頭の中で流れっぱなし。いい歌だと今になって思う。

娘3をちょこっと。これ、ひょっとして、かなりおもろくないですか。 親って大変だなあとか思ったりしつつ。 シナリオがどうとか言う前に、全てのものがちゃんとその空気を 出すためにきちんと作り上げられているのがいい。 素材の量は少ないが最大限にそれを活かしているのでショボく感じない。 監督してる人がえらい。 たぶんシナリオを書いてる人が要になっているのだろう。

考えてみればウチのゲームは誰の個性がどうとかいうことはまるでない。 そのあたりギャルゲーはうらやましかったりもするが、 ギャルゲーだってその一人以外は余計に目立たないわけでその他大勢は同じだ。

リピュア前半。いつになくわかりやすいお話。咲耶だとこうならざるを得ないのか。 それはそれとしてかわいいから良し。 それにしても、実際こんな妹がいたらどうなのだろう。 想像してもわからない。こんな妹がいたら私はこんな私ではないだろうからだ。 確実に言えるのは、今急に現れたら間違いなく歓迎するだろうということだけである。

リピュア後半。 そんな服で散歩に出る病人がいるか、 とかいうツッコミ 以前にそんな服そのものがダウト。 そんなこんなでなにやら絵がエロゲくさかった。 天広先生の絵でそう感じたことはないのだが、何故だろう。 ところで、何が表現されているのかいまひとつピンと来ないのだが、 それは相性の問題で済ます他ないのだろうか。 正直感じるという言葉に値するほどのものは何も受けとれなかった。 実のところ毎回けっこうそうで、印象は薄い。 鈴凛の話も、表現として良いとは思ったし絵も かわいかったが、鈴凛そのものが私に迫ってきたようには感じられなかった。 原作を読んだ後で概要を知ってしまっていたからだろうか。 それとも、こういう雰囲気というものを受けとめるだけの感性が 私にはないからだろうか。あるいはハナっからシスプリと認めていないの かもしれない。真相はわからない。しかしそれはそれとして このアニメは見ずにはいられない。

やれることがあるのに11時前に帰るフヌケっぷり。数日ヒマだっただけで こんなに堕落する。

2002年12月4日

11時間寝てしまいました。アホか。

仕事中に関係ないことをするのは気がひけるのだが、 昨日並みにやることがなかったら仕方あるまい。 みんなけっこう漫画読んだりWEB見たりしてるし。 あそこにいて要求に即座に対応できる、ということに対して 金をもらっていると思おう。 もっとも一度仕事が来ればそれでてんてこまいになってしまうのだが。

今日は仕事をロクにしなかった。が、明日すべきことが見つかったので それで良しとする。

十二国記。出てる分は読み尽したようだ。 今日読んだのは小さい女の子が昇山する話と、陽子が地方のゴタゴタに まぎれこんで活躍する話。やっぱりおもろかった。後者は水戸黄門っぷりが たまらない。わかりやすい話はいいなあと思う。 考えてみると結構説教くさい小説なのだが、不思議と気にならない。 なお、もちろん仕事中読んでいた。かなり罪悪感にかられるのでもうしない。 明日はやることがあるし、もう読む本もない。

クリスマスコンパのお誘いが来た。毎度律義なことだ。 だが行けるかどうかは不明。 とか言っておいて今までことごとく行っている気がするが、 今回はどうかな。

2002年12月3日

一つの区切りが終わってダレていたので 早めに帰ってきて十二国記を読む。しかし考えてみればこんなもんは 会社で読むべきだ。家ではギャルゲーをすべきである。 いろいろ借りたのでやらねば。

積和万歳。かけ算とたし算が同時に。最高。 やっとアキュムレータのありがたみがわかった。

十二国記。短篇集。原作はおもしろいが、それとは別に アニメの構成は大したものだとも思う。 いろんなところからちらちら持ってきてうまいこと退屈させないようにつなぎ、 絵的にハデになるような変更をうまく加えている。 大したものだ。

64はPS2すら及ばないほど開発が楽しいハードウェアであったらしい。

あまりにやることがなくて8時に帰ってきた。このムラをどうにかしてくれ。 で、娘3動物園を起動。ナメくさった作風が実に良い。頭悪そう。楽しめそうだ。 それにしても絵が変だ。とりあえず目が痛いので今日はもう寝る。

2002年12月2日

ニャ長電話。異常に不快な文章を書く人を教えてもらった。 演出に魂を奪われて言葉をないがしろにしている。 内容がない。バカ文にも風格というものがあろうに。 2chのどこぞで大人気らしく、 ずいぶんとネットで業を重ねている人物であると言うことだ。 バカにして楽しむ余裕すらないくらい不快に感じる。 とこんなことを書いて紹介するわけにはいかないので、書かない。

とかいいつつ、私の文章もこれと同じに扱われ得るということはわかる。 である調の文章でネタがギャルゲーというだけで すでにそれは冗談だ。私自身真面目に書いているという自信はないのである。

ニャからとんでもないサイトを教えてもらった。 が、これがとんでもない意味を持つのは地上に ニャと私くらいだし、逆探知されたくないので書かない。 しかし、なんという普通さだ。リンクの一部以外には私の知るそれが見えない。 おそらくここを来訪する人間の大半はこのサイト名の意味すら知るまい。

海原エレナという人の声をとあるもので聞いたが、これまた白雪に聞こえる。 私の耳はおかしいのか。というか、海原エレナって霧江さん(ハロワ)じゃないか。 あんな怖そうなおばさんの声とこれが同じなのか。 と思って霧江さんの声を脳内再生してみたところ、確かに組成が似ている。 もうわけわかんねえや。似た声の人ってのはいるんだなあ。 そういえば高名なハピレスのモノマネの回が見たいものだが。 何故あの時私は力尽きたのか。惜しい。惜しすぎる。

カゼひくと声がシブくてなんかいい気分。 しかし考えてみりゃ他人にどう聞こえてるのか全然知らんな。 メガテンの悪魔の声みたいに社員でなんかやる機会とかあったらいいのに。

眠れん。ハロワが思い出されて怖い。若佳菜エンドはマジで怖いと思う。 鉄砲に撃たれた傷の写真を見たことがあるが、その記憶が結合して 余計に怖い。あれは白黒だったが、手術のカラー写真とかと てきとうに合成すれば想像できてしまうし、 想像だけに際限なく怖くなる。ただでも怖いのに絵まで怖くなるのは反則だ。 ところで、ギャルゲーやってて自分の経験とか記憶と 結合してしまう人は怖い人だ。ギャルゲーに限らず フィクションにマジになる人は怖い人なのである。 しかし、それなしでフィクションを見てもただのフィクションにすぎないわけで そんなものは単なるヒマつぶしのネタにしかならないとも思う。 私はマジになりたいようでもあり、なりたくないようでもあるらしい。半端者だ。

どうでもいいことだが、 私の舌はけっこう奥まで届く。 舌を上顎に沿って奥へ持っていくとやわらかいところに出るが、 私の舌はそこを過ぎてのどちんこのさらに上まで行ける。 たぶんここから鼻だろというところまで行けるので、 指が届かないくらい奥で乾いて固まっているハナクソを舌で取り出したり、 そのへんが乾いて痛い時に湿らせたりする。 いや、特に意味はない。

2002年12月1日

若佳菜シナリオは思った通りエロ担当だったが、 それも他に比べてという程度でどうでもいいことである。 ところで、よっぱらったさっちゃんと純子さんは最高だと改めて思う。 声優さんうますぎ。「頭痛い。気持ち悪い。吐きそう。水」。 マジで吐きそうな声。なお、このシーンで後ろで困っている遥香の顔が 一番かわいい。奈都美が一番かわいいのはケーキを食ってるところ。 深佳はそこら中かわいいが、強いて言えばニンジンをより分けているのを見つかって 怒られてスネているところか。どれも記号的な表情で 本来メインとなるべき絵ではないのだが、私はそういう方が好きだ。 KANONもかわいいのは寝る名雪である。

ハロワは表情がいい。顔だけでなくポーズでも表しているのがいい。 しっぽも同じ理由で好きだ。あっちは正真正銘絵がうまいので 少々格が違いはするが。 一方シスプリは表情はかなりうまくない。オリジナルストーリーズの扉の鈴凛等 たまにハマる時もあるが、たいがいは張りついたような不自然さを感じる。 ああいう細かい絵を描く人はえてしてそういう傾向があるようなので 驚くには値しないが、残念ではある。亞里亞のいい泣き顔が見たいと 願うのは私だけではあるまい。 なお、表情がいい絵といえば何といっても藤田和日郎である。 あれほど表情に気迫を感じる漫画家は他に知らない。 一方で原哲夫の表情はもう評価云々の次元を通り越してしまったので別格とする。 ニコリと微笑むジジイの顔だけで十二分に原哲夫だ。

考えてみりゃ絵が好きだと自信を持って言えるギャルゲーは すずうたくらいではなかろうか。しっぽが出ればその列に加わるだろう。 やってるうちにかわいく見えてきて万歳というのはたくさんあるが、 ゲーム内容に関係なく絵がかわいく見えて仕方ないのはすずうたくらいのものである。 しかしあの人が絵を描いた他のゲームは全く知らない。 いい話を描く人と組んでほしいものだが。

かわいい絵追加。苦しみにうずくまるそあら。不謹慎かもしれない。 ところで、やっぱり世界のどこかでは人体実験とかで人が死んでるんだろうなあ と思うと嫌な気分になる。マウスを実験のために殺した経験があるが、 あれは嫌なものだった。しかし、嫌といいつつ、たかだか大学の単位のために 私は生き物を殺せるのである。もっと切羽つまっていれば人くらい殺すだろう。 願わくばそういう状況にならないことを祈る のみである。かおるんは非常事態に及んでは 吐くほどうっとうしいバカ娘だが、非常でなければそんな嫌な面を見ることもなく 実に明るく元気でかわいく義侠心にあふれる女の子だ。 逆に純子さんは非常事態だからこそあれだけの魅力を発揮した。 人間の評価は状況と切り離すことはできない。 誰しもいい人として振る舞える状況というのはあるのではなかろうか。 そう評価されないのはたまたまそういう状況でなかったからだ。 しかし、全てをそれで片づけられるほど甘い世界でもない。

フィクションを使って物を考えるのはよくないな。逃避だ。

私は18から24までの6年と、24から30までの6年の価値が違うとは 考えたくない。同時に20から30までの10年と50から60までの10年も 価値が違うとは考えたくない。 それは確かに性質の異なる時間だが、何かをやろうという意思に基いて行動する 限りにおいてその価値は同じであるはずだ。 ハロワをやってたらちょっと科学に未練が出てきたのか、そんなことを考える。

春歌を笑えねえ。たぶん同じくらい妄想属性だ。 ちょっと気を抜くと行ってしまう。

ハロワ、若佳菜ノーマル。キツい。キツすぎる。5人の中で最もキツい。 エンディングの情け容赦なさだけでなく、 純子さんの死に様のあっけなさもキツい。 深佳の時のように盛り上がった死に方をしてくれなかった。 このシナリオ書きの人、すごくいい。 ファントムやヴェドに比べると熱さこそ足りないが、 それを補って余りあるほどの悲しみがある。 さて、そういえばまだかおるんの前半を見ていなかった。 そこからかおるんトゥルーに行って、ハロワは終わりとしよう。 最後は幾分かでも明るいエンディングにしておきたい。

ハロワ、完。名作です。生身で勧めて回る気はないので、 文章くらいは力一杯勧めておこう。やれ。以上。 ところで、アルファのムービーとやらが依然見られません。 別にいいけど。

十二国記5冊目。最初に読んだのは陽子が来る奴、 次に読んだのは要君のお話、次が要君のその後。 これおもろいわあ。「この世界おかしかねえか?」という疑問を キャラが持つに至るあたり何か作者の壮大な企みを感じる。 後で何かやらかすつもりだろうか。 それにしても フィクション読んで感動してると自分が生きてることを忘れそうになる。

気に食わない文章はたまに好きな文章よりも気になることがある。 私の文章が嫌いであるが故にいつも読んでいる人というのもきっといるのだろう。


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