日記

2002年5月31日

おねティ5。最近アニメの話の構成がどんな感じに作られているのかが わかってきた。これも教科書通り。悪く言えば焼き直し。全部読める。 だが、それでもいい。どっかで「ラブコメを正面から描き切った」 とか書いてたのは過大評価だが。

2002年5月30日

また日が変わってる。おねティは朝に回そう。 だがその前に先輩に借りたものをちょっとでも消化しておかねばなるまい。

ロードは遅いものなのだ。

フリクリ1話。さっぱりわからんが、見なれないものを見た ということだけはわかる。 しかし、見慣れないだけでおそらく私でない誰かが属している 文化圏のものではあるのだろう。 さて、おもしろいのかと言われると、よくわからん。 全く好みでないのは確かだが、「ああ、こういう文化圏に属する人もいるのか」 という感覚は悪くないので、見ていて辛いわけではない。 とりあえずもう一話見てみるとしよう。

おねてぃ3,4。教科書通りの展開。 いまひとつ主人公二人の頭の中がよくわからんが、そういうもんだろう。 この手のものに言っても仕方ないことではあるが、先生惚れすぎ。

なに、バカな。今日が木曜だと。すると明日が金曜だと言うのか。 メモリスロット見てると何本あるかわからなくなることってあるだろう。それだ。

ところで、フリクリは何故か中国語の字幕が入る変なバージョンだ。 あー、こんなんなるんやー、ってな感じでおもしろい。 ひょっとして中身よりもそっちをおもしろがってなかったか。 日本人にしかわからんネタなんかは微妙に省かれていて、 水野晴夫は省かれているが藤子不二雄は訳されているとかいう おもしろいことがおこる。「エッチ」の中国語が「三級」ってのも おもしろかった。本当にその意味なのかはわからんが、 セリフが「エッチ」の時に字幕が「三級」だったのは確かだ。 それはともかくとして、かなり無理して訳してるっぽい。 そもそも題名が「FLCL」。どうしようもなかったんだろう。

日が変わる前に帰ってきた。明日は入社直後並みに早く帰る。

2002年5月29日

帰ったら日が変わってた。でも金曜は早く帰る。

職場ですもものフィギュアを発見。

早起きしておねティ2まで。おもしろいじゃないか。普通に。 なんじゃそりゃあとか言いながらやけに楽しんでいた。 いろいろ鼻につくがこの程度で気にするようならギャルゲーなどやってはいない。 それにしても、このピンクはすごい。セル塗料では絶対に出ない色だ。

本当になんでもよくなってきたのかもしれん。もはや批評とか評価とかいう 知的なことは一切できん体になってしまったようだ。 私にそんな高度なものは期待しないでくれ。 最近「おもしろい」という言葉の価値がカス同然になってしまったような 気もする。何を見てもおもしろいと言っている人間のおもしろいなど 誰も信用すまい。

2002年5月27日

あずまんが2。なごむ。むっちゃなごむ。このダルさがいい。

やっぱ、楽しく作るなら楽しいもんを作らんとアカンな。 そして鬱なもんは鬱な人が作らんとアカン。 あ、でも鬱な人が楽しいもん作ろうとするのは場合によってはオーケーだ。 絶対なにか歪みがでてそこがおもしろい。 痛々しさだけが出てしまう失敗例もあるが。

そうだよ。アクセス解析すると うちにはられたリンクがわかってしまうんだよ。すっかり忘れていた。

押しよせる数千のファイル。

CPUファンなまらうるせえ。

2002年5月26日

みずいろで妙に気にいったのが、朝兄妹が学校の下駄箱で別れる時に互いに 「がんばって」と声をかけるところ。ただいまとおかえり、なんて ありきたりなものよりも、こっちの方がよほどいい。 変わっているのに自然だ。

なお、麻美シナリオの雪希は本当にいい。このシナリオの雪希は きちんと兄のことが好きなのである。 それだけに、麻美は本当にどうでもいい。 しかし麻美とくっつくことが許せなくなることがむしろいいのだ。

チンゲンサイと赤黄ピーマンを炒めて、カキ油と豆板醤と醤油と固形トリガラスープ と片栗粉で作ったタレをかけて仕上げる。が、うまくない。味付けの問題ではない。 ギリギリの時間しか加熱していないから 水びたしになって味が外に逃げているわけでもない。これは、野菜が元々マズイのだ。 醤油を数滴たらしただけでもチンゲンサイの炒め物はびっくりするほど おいしいもののはずだが、これはどうしたことだろう。 特有の臭みだけが強くて味がないのだ。野菜ジュースの方がおいしいと思える ようでは野菜炒めなんて作る意味がない。

猫がいた。前脚の片方だけを地面につけずに歩いている。ケガをしているらしい。 脚を地面につけないのは痛いからだろう。やっぱり猫も痛いのだ。

元々FreeBSD機にはC3-933MHz、windows機にはC3-800MHzがついていた。 昨日それを交換した時、FreeBSD機が熱暴走した。 ヒートシンクの取り付けが甘かったのかもしれない。 そして、それにしばらく気づかなかった。 あわててファンをつけてみたが、同じように死ぬ。 viで打ってるとktermごと落ちるというどうしようもない死に方だ。 温度は40度。熱暴走ではない。仕方ない。このCPUは死んだのだとあきらめて CPUを元通りにした。windows機は死んでいてもさしあたっては困らないからだ。 しかし、そのwindows機はなんの問題もなく動いた。なんだ、死んでないじゃん。 なんかよくわからんが一安心である。 が、今freeBSD機にmake worldさせたら11で止まった。 まさか、壊れたのはCPUではないのか。それとも、両方のCPUが壊れたのか。 と思ってCPU見たらヒートシンクがちゃんとついてなかった。温度が90度。 危ない危ない。

結論。C3はファンどころかヒートシンクが外れていても19時間の間 何事もないように動けるすごい奴だ。他のものではこうは行くまい。 AthlonやPentium4はファンが止まると秒のオーダーで焼け死ぬと聞いたことがある。 60Wとか、それ絶対おかしいだろ。はんだごて2本分以上だ。 それで50度とかに保たないといけないなんて無茶もいいところではないのか。 はんだごてになんぼ風を送ったところで触れる熱さになるとは思えん。

ふとテレビをつけたら「だぁ!だぁ!だぁ!」。すげえおもしろい。 こんなにコテコテなテンションは久しぶりだ。ヒロインだけ声優が下手っぽくて それがまたいい。こんなにおもしろかったのか。 あと、終わった直後に透明人間が制服着て踊りまくるようなオープニングムービー が流れて何かと思ったら中学生日記だった。最近のNHKのセンスはブッ飛んでいる。

アクセス解析復活。名前で引けると自前でやれるのだということをさっぱり 忘れていた。 しかしまあ自分で作ったのに使い方忘れてる。 でもあーこらアカンわ。動くには動くがこれじゃ重すぎる。 しかも汚ねえ。仕方ないので徹底的に書き直してやろう。 掲示板で作った関数群がほぼ使える。すぐだ。

僕と僕らの夏

  僕と僕らの夏。貴理。すごい。このゲーム、すごいわ。 何がすごいか説明するのはむつかしいが、 とにかく、まともだ。真面目だ。 前雅史エンドになった時は無理にエロゲーにしようとした部分 ばかりに目が行ったので印象が悪かったのだが、 今回はそんなことはどうでもいい。貴理がすごい。 萌えだとかかわいいとかいうのはともかく、描写がすごい。 よくここまでガチンコで書く。君望のような仰々しさもなく、 良い。実に良い。恭生のヘタれ具合も確かに腹立たしいが、わかる。 ストーリー的にどうかとか、そんなこともどうでもいい。 クライマックス付近の貴理だけで十分である。 そして、全くもって他のシナリオを読む気にならない。 貴理以外に行くなんて絶対に許されないからだ。 始めのあたりで服を選んでる貴理を見ておいてなお 他のキャラに行こうという人間は悪人であると断言してよかろう。 そういうわけで、貴理である。よっぱらってまくしたてるあたりは ド肝を抜かれた。あそこが決定的だっただろうか。 そして、それシーンのものすごさは私の中ではまさにトップレベルである。 とらハを超える。おそらくは声優さんのパワーもあろう。 かなりうまい人なんじゃなかろうか。

  あと、このゲームは選択肢がいい。 国語の問題という奴は、解いてる時には迷うものだが、 答えを聞かされてみればなるほどと思えてしまうことが多いものだ。 なんと言うか、そんな感じである。 とにかくあからさまでないのだ。ちょっとした気配りが選択肢の文章に隠されていて、 選んだあとで気づいて驚いたりする。 選択肢のところでセーブできないので選ぶ時の葛藤はなおさら大きい。 狙ってセーブできなくしたのだとすればすごいかもしれない。 たぶんそれはないが。

  もう一つ。このゲームのキャラはどいつもこいつもとても礼儀正しい。 あんなにまともな礼儀作法は現実にもそうそうお目にかかれるものではない。 そして、それに不自然さがない。ダムの知識とかは調べました感が全開だが、 ああいう受け答えはそういうにわか感が全然ないのだ。 全体に漂う育ちの良さそうな感じはこういうところがあるからなのだろうか。 たぶん、書いた人はとても育ちのいい人真面目な人なのだと思う。 それだけに、ギャルゲーの文法が枷になっているとしか思えない。

  一回目と180度違うことを言っている。しかしそれでいて、 たぶんもうやらないだろうという気もしている。 だいたい有夏とくっつくシナリオなんて そもそも存在するのか。どう考えてもあり得ない。 二重三重にそれがあり得ないような制限が課せられている。

2002年5月25日

また給料日になってしまった。とりあえず秋葉原に行こう。 いろいろと買うものがある。

ウィルスがたくさん来る。流行っているのか、それとも私が攻撃されているのか。

みずいろ終わり。麻美シナリオは本当にどうでもよかった。 しかしヒロイン以外の奴等はいい。

ゲームやってるとおぼろげにどうやって動いてるかが想像できるようになった。 週60時間くらいはプログラミングしてるわけで、そら上達もするだろう。

yaccとlexはまだ結局使えていない。平日はじっくり勉強をするヒマなどないのだ。 そういうわけで力技でてきとーに書いてしまったが、 文法がえらく厳しい上にエラーチェックが甘く、さらにはバグが 潜んでいる可能性も高い。そいつらを使って書き直せば おそらくコードが数分の一になるので、バグ発生率は数分の一以下になるだろう。 「if(s.find("なんとか") != string::npos){」というクソ長い行が なくなるだけで相当見易くなるに違いない。 パラメータ指定ファイルをバイナリにするだけのプログラムだが、 人間が入力するものを最小限にしようと思うと、 自動的に数を数えて情報を付加したり エントリの終わりが省略されているのを補ったりする 処理が必要になるので、かなり面倒なのである。 そのへんをプログラム側でやればエラーチェックも少なくて済む。

ソースを減らすためなら遅くなってもいい。 また、速くするためならソースが増えてもいい。 どっちも時と場合により正しい。しかし、きちんとできてないうちは 前者の論理で進めるべきだと思う。増やしてしまってから欠陥が見つかるというのは 悪夢以外の何者でもない。似た関数が複数あるのは罪だ。

次のプロジェクトではC++で開発できるといいなあ。 オブジェクト指向はすごい発明だ。Cでオブジェクト指向は辛い。 できんことはないが。

是非お願いしますです。 やったー。実は今日秘かにコンパに行こうかとか思ったりしたんですが、 さすがにやりすぎですなそれは。せめて3連休だったらなあ。

秋葉原。セレロンは買わなかった。1ギガが8000円で買えるのを見て、 別にそんなんいらんしなあとか思って700MHzくらいのを探したがなくて、 533MHzがあったがメンドシノはさすがに辛いよなあとか思って、 結局面倒くさくなって帰ってきた。たぶんカッパーマインの533MHzもあれば どうせ700MHzとかで回るしそれで十分なのだが、 ないもんは仕方ない。小細工をして微妙に速くしてみることにする。 それでどうにかなればいいし、ならなかったらまた考えよう。

あずまんが大王を見ることに成功。なんか、ダラダラしたアニメ。悪くない。

セレロンいらない。933MHzをwindows機にやったら十分動画も見られるレベルになった。 というか、そういや発熱がきつくてファンがないと耐えられないからって クロックを落としてたんだった。今日はファンを買ってきたのでこれで大丈夫。 差しかえる必要もなかったかもしれん。

毒天はおもしろいなあ。

ひざにとまった蚊を殺そうとして手を上げたが、 ある何かが私の手の軌道を変えたせいで外れ、蚊は逃げていった。 何が頭にちらついたのかは言わない。

みずいろおまけ含めてコンプリート。相変わらずひどい。 しかし実に楽しそうなのでもう気にならない。 ゲーム作ってる人間のノリなんてこんなもんだ。 止める人が上にいるかいないかの差でしかない。 私の職場はおもちゃで埋めつくされている。

2002年5月24日

朝9時に京都にいてどこをどうやっても会社に間に合わないという夢を見た。

2002年5月23日

名簿取りに行かねばなあ。仕事が危険な状態になる前に一回 京都に行っておかねばなるまい。クリスマスと正月がないことはほぼ確定している。 NFも微妙だ。

若本規夫。やりすぎ。見たい。

みずいろ。麻美。力うどんsecond。何もかもがどこかで見たようなもので辛い。 おもしろくなるにしてもあと1時間くらいはかかりそうだ。今日はもう寝る。

2002年5月22日

無意味に添字にcharを使ったところとんでもないことになった。 unsignedだったので0-1が255になってしまい、 微妙に近いメモリ番地を書き換えて回っていたのだ。 OSが止めてくれないのでなかなか気づかない。 どうでもいい変数はどうでもいいことを示すためにもただのintにしよう。掟。

ここらで最適化についてドカンと勉強すべきだ。チマチマした最適化なんて カスみたいな意味しかないことも多いのだが、 今後えんえん使うような類の関数なら1%でも速い方がいいし、 それがクセになれば手間ゼロで速くなる。 手間がゼロなのなら例え1000分の1でもお得だろう。

最適化を勉強するというのは、つまりコンパイラがとういうコードを吐いて、 そのコードが機械にとってどういうものなのかを知るということだ。 何を読めばいいのだろう。そのうちおいおい経験的にわかってくるのだろうが、 一回ドカンと知ってしまう方が好みだ。いい本があったら教えてください。 最終的にはゲーム機の仕様がかかれた 奴を読むことになるのだが、その前に一般的な知識がないと読んでもわかるまい。

反応ありがとうございます。最適化そのものよりも、 むしろ何をしても遅くならないのかが知りたいと言った方が近いです。 コードが読みやすい以上の善はありませんから。 ところで、 うちはアクセス解析をしているので偶然見つけたお返事しか読むことができません。 他に反応してくださった方がおられましたらごめんなさい。

ひょっとして、最適化という言葉の意味をどうも私は知らなかったらしい。 いろんな人の文章を読んでいると、どうも最適化というのは 特にチマチマしたことを差した言葉であるようだ。 アルゴリズムやデータ構造含めて速くする工夫全般を最適化と 言うものだと思っていた。まあ、今回問題になったのはそのチマチマした 所の知識のなさが原因なのでいい。コンパイラがどこまでやってくれるのかを 知っていればいらぬことに頭を悩ませる必要もなくなる。

doubleからfloatに変換する関数が身悶えするほど遅い。 0.0fを0.0と書いてしまっただけでとてつもない遅さになる。 それはコンパイラがどうにかしてくれるもんではないのか。

ウィルスっぽいメールがまた6通も来てた。もう20通くらいは来てる。 ジャマなことこの上ない。

WEB見てるとできそうなプログラマがそこら中に満ちているような気がしてくる。 たぶんアンテナを経由して見てるせいなんだろう。 早く「私はプログラマです」と言えるようになりたい。

2002年5月21日

こりゃ仕方ないわ。並の精神力で抗えるもんじゃない。いまさらのようにわかった。

毎日11時帰り。みずいろを片づけようと思ったが、やめる。

「これはIE6.0用のパッチです」とかいうメッセージつきでウィルスらしきものが 来た。しかもそんなのが連続して6通も来た。引っかかる人もたくさんいるだろうに。

mpeg4がまともに再生できる機械にしたいが。 あのフレームの落ち方からしてクロックが倍になっても落ちるだろう。 古いセレロンを試しに買ってきて差してみるか。 たぶんそっちの方が動画に関してはずっと速い。もはやwindows機に関しては 音がどうとか言っていられる状態ではない。中古を漁ろう。 誰かセレロン余ってませんか。

2002年5月20日

みずいろ。清香。悪くない。なんか、悪くない。

だんだん知能レベルが下がってきている気がする。 要するに、清香はどういう理屈で動いてるのかよくわからないことが多々あった のだが、他人なんだからわからないのがあたりまえで、それはそれで 見守ってやるしかないか、という気になるのである。 特に清香はちょっとお子さまなので、 そのへんは特に気をつかってあげないといけない。 とか漠然と考えてしまった。ダメだ。頭が腐ってる。 ところで、この主人公もこのシナリオではなかなかにいい男で良い。

精神が弱っているとしか思えん。 フィクションに優しさを注ぐ前にすることがあるはずだ。 何かが間違っている。昔はこんなに不健康ではなかった。 「どうでもいい」の一言で切り捨てて然るべきだろうこんなもの。

Cに標準的な正規表現ライブラリがないのは、みんなlexを使うからなのだろうか。 相当に便利っぽい。とりあえず最後まで読まんとわからんが。

美しければいいというものではないらしいが、とりあえず美しく作ってから 考えよう。きれいと速いと小さいは同時に達成できるものと信じよう。 もちろんゲーム機なので最後までそう言っていられないことは重々承知している。

よかったな。やかま進藤さん。 こんなにファンがいて。

2002年5月19日

たぶん複素解析は死ぬほどおもしろい学問だ。 幾何と関連が深いので、なにかとグラフィカルに表現しやすい。 そして、虚数というよくわからんものを使うことで さまざまなものが恐ろしくエレガントに統一される様を見ることができる。 そしてなによりも物理にも応用が効く実学である点が素晴らしい。 知っているか。フーリエ級数とテイラー展開は、実は同じものだったのだ。 なんでかはよくわからない。 たまたま買った「ヴィジュアル複素解析(培風館)」はとても 読みやすくおもしろい本である。ただし、中身の1割も理解してないので 内容がまともであるかどうかについては判断しかねる。

数学ができる人間というのは相当に限られているのだろう。 線型代数演習や微積演習の受講人数の減りっぷりを考えれば あれができる方がイレギュラーなのである。 しかしだからこそ価値がある。無理してでもできるようになっておけ大学生。

いいなあ。猫。いいなあ。猫。猫。猫。猫。いいなあ。あと3年は絶対に飼えない。

みずいろ。なんでこんなにストレスがたまるんだろうと思って考えてみると、 やはり絵やら声が出るのが遅いせいだとわかった。 文章の中身は並なので、挫折するほど辛いとは思えない。 しかしプログラムはいつものnscripterだ。強制的に一定時間待つように されているのかもしれないが、そこら中にそんな命令を書く手間をかけるとも 思えないし、そもそもそんなことをする理由が考えられない。 プログラム側の問題なのだろうか。謎だ。

秋葉原失敗。ビデオデッキを買おうとしておじけづいた。 だって、本当に必要か。録画しまくったとして、ちゃんと見るのか。 結局誰かに話題になった奴を貸してもらう方がずっと楽なんじゃないのか。 BSチューナー単体で手に入りゃそれでいいんだがなあ。 すでにビデオデッキそのものは同居人がもちこんであるのだし。 あるいはBSチューナつきキャプチャーボード。 そういえば結局とらハのファンブックすら買わずに帰ってきた。 戦利品は「lex&yacc(アスキー出版局)」のみ。 ちらっと見ただけだが、かなり楽になりそうな予感。 「プログラミングするのにこれも知らんのか貴様」と言われるような ツールがまだあるに違いないが、とりあえずはこれを片づけよう。

みずいろ。進藤さん。別人やんか。しかし、このシナリオノリノリだ。 はっずかしーと叫び回りながら読み進む。 なんかやけにおもしろかった。 オチなんか最初からわかってるんだが、これでもかと引っぱる 無茶さ加減が最高。キャラは正直どうでもいい。 雪希おまえそれでいいのかとか、 そのへんのことはかなり気になるが、 どうもみずいろはシナリオによってキャラが別人になろうが 設定が変わろうが一切意に介さないのが芸風みたいなので、まあいいだろう。 無理して実は雪希も心中穏かじゃないのだとか、 たぶん進藤さんなんて眼中にないから平気でいられるのだとか、そんな感じに 邪推してもいいんだが、そんなことをしても何もおもしろくならない。 素直にシナリオによって別人なのだと思っておく方がよかろう。 ところで、うるさい方が好みの人はどうすればいいのだろうなとふと思った。 そのへんは清香でということなのだろうか。 てっきり同じ顔をしたうるさい奴がババンと出てきて大変なことに、 とかいう展開になるものだと思っていたので、ある意味拍子抜けではある。 だって、それでは他のシナリオに出てくるあのうるさい人はなんなんだという 話になるではないか。志保いいなあと思って志保シナリオに突入したら いきなり志保の皮をかぶった琴音が出てきた、というようなものである。

遅いのは絵だ。はしっこの日付表示とかをキャラと同じ時間をかけて 表示し、しかもそれをキャラ絵や字や声と一緒にやっていないから ストレスを感じるのだ。 日付なんて目がいかないので、ただ単に待たされているように感じてしまう。 nscripterは非同期に絵を出したり声を出したりはできないのだろうか。 たぶんできないのだろう。「絵出しといてね」と別プロセスに頼んでしまえば いいだけではないのだろうか。いや、プロセスはダメか。 スレッドという奴がいいのかもしれない。全然知らんが。

知的なものがどんどん嫌いになってくる。もちろんこの「知的」の定義は 普通とはかけ離れたものだが。知的と無邪気は矛盾しない。 むしろ互いに増幅しあうことの方が多い気がする。

2002年5月18日

次の日が休みだと思うと調子に乗る。ついつい日が変わるまで仕事 してしまった。しかし、チームの半分はまだ残っている。 締切がさし迫っているわけでもないのにこれだ。 強制されて残っているわけではないのが、ある意味余計にタチが悪い。

都合がいい時期に入ったものだ。さし迫って何かに追われることがないので、 存分にソースを解読したり手術をしたりできる。 もっとも、早いところ何かしら動作に貢献しないと 周りから役立たずかと思われかねないのでそのへんは辛いのだが、 なんと言ってもまだ環境が整ってから一週間だ。 まさか今すぐにバリバリと役に立つとは思っていまい。 もちろんだからこそできるだけ早く結果を出してアピールしたいというのはある。

コンパイラとかみたいに人間の書いたものを解釈して どうにかするプログラムは一番書きたくない部類のプログラムだ。 技術的に難しいわけではなく、きちんと場合分けして整理しながら書けば 書けないことはない。ただ、問題はその量だ。えんえん else ifが並び、コードの半分くらいがイレギュラー対応というのは あまりに嫌すぎる。とにかく面倒くさい。ブラウザの類もこんななのかと思うと 絶対に書きたくない。

XMLは終了タグが必須で、それは一つにはプログラムを簡単にするためだと言う。 それがそこそこもっともであることが自分で書いてみてわかった。 終わりが指定されているのとされていないのでは処理の厄介さがまるで違う。 入れ子レベルを正しく把握するのがかなり骨なのだ。 あり得る要素の数が増えればテーブルを作るとかして やらないといけなくなる。 解釈本体に先だって終了タグを補って回る処理を行っておくとかなり楽に書けるが、 もちろん二度手間になって遅くなるし、無駄にメモリを食わないように それをやるのはけっこう面倒だ。そんな辛いプログラミングは確かに したくなかろう。

まさひろへ。そういやリンク貼り忘れとった。すまん。今貼った。

ビデオデッキ。あってもどうせ家にいる時しか使えない代物だ。 しかし忘れがちなことだが、ビデオデッキは録画もできるのである。 もしかしたら劇的に生活を変えてしまうかもしれない。 日曜にでも秋葉に行ってみるか。今度こそとらハ3のファンブックを 買えそうな気もする。

水月というのがどうもおもしろいらしい。おもしろいらしい、で買える 金銭感覚になったら買おう。金は順調に余っていく気はする。

話題の東京ミュウミュウの1巻を買ってきた。アホだ。そりゃみんな喜ぶだろ。 話とか展開はもうお約束なのでどうでもいいが、 わかっていてもあの決めゴマは吹き出してしまう。それだけで良い。 ただ、漫画が下手なのが少々気になる。 アニメの方はまだ見てないが、たぶんそっちの方が出来はいいのだろう。 声がつくのかあれに。見たい。やはりビデオデッキは買わなければならない。 明日行くとしよう。

enumというのがけっこう便利であることを学んだ。 何に使うんだろうと思っていたが、実際に使われているのを見ると納得できる。

ヒマなので掲示板にリスト表示機能がついた。 あと、時刻の表示形式がシンプルになった。

あんまりにもヒマだ。時間を無駄にしないためにもみずいろでもやるかと思ったが、 挫折。あまりの定型っぷりにどんどん気が遠くなってくる。複素解析の勉強を する方がよほどましだ。やっぱり会社で仕事してりゃよかった。

みずいろ、雪希。なんかだんだんおもしろくなっていった。 このコンプレックスっぷりが良い。かわいそうだが、 雪希の言う通り日和の勝ちだろう。 最後に引いてやるところまで含めて日和の勝ち。 主人公をゲットしたのは結局雪希なので雪希の勝ちとも言えるが、 この二人はこの先かなり日和に負い目を感じることになるだろう。 恐しいものだ。ところで、こういうのがうらやましいとは言いつつも、 こんな状況になったら面倒くさくて仕方ないというのが正直なところである。 私はこういう状況になって相手を気遣えるほどにいい男ではない。 そもそも、私は特定の人間を本気でいとおしく思ったことがあるのだろうか。

一度迷って買わなかったものってのは後で余計に欲しくなるものだ。 それと同じで、みずいろも一度挫折してみると、妙にそのままには しておけないという思いが強くなったのである。 そして、5人中2人もやってしまうと、残りも気になる。

2002年5月17日

おかげで、めでたく名前で引けるようになった。ありがとうございます。 「hirasho.ath.cx」。とてもうさんくさい。 所詮無料サービスなのでいつまでも引けるとは思えないが、 ちょっとした遊びなので別にいい。

先輩の机にあずまんが日めくりカレンダーが。 ならば自分は何を置くか。

2002年5月16日

掲示板に機能を加えた。クエリーで記事番号を指定すると直接その記事を 表示してくれる機能。つまり、記事に直リンクが張れる。 段落アンカーよろしく記事番号にアンカーがついた。 w3mで見る時にはtabで記事一つづつ移動できるので余計に便利。 ところで、GETでもらう文字列が空でない場合はargcが1より大きくなる。 コマンドライン引数扱いらしい。 おかげでデバグ用のコードが発動して大変なことになっていた。

というわけで、掲示板におもしろいことが書かれた時には ここからリンクを張ります。って、よく考えたらIPが不定だから 張りようがねえ。機能を加えてから気づくとはなんと愚かな。 やはり浮動IPではダメなのか。

だいぶむつかしい問題にぶち当たった。今週中に 自分のコードをコミットするという目標は果たされそうにない。 急がないとデータがどんどんやってきて手術どころではなくなってしまう。 こりゃ土日しかないか。特に予定もないしかまうまい。

2002年5月15日

デザイナーすげえ。あんなもんをドカンドカンモデリングして アニメーションまでつけてしまう。バケモノだ。 プログラマがだんだんバケモノに見えなくなってきたかわりに デザイナーがバケモノに見えてきた。なるほどあれがプロか。

一日の労働時間はだいたい13時間くらい。まだまだぬるい。 11時までに帰れればフロに入ってウェブを見てさらに8時間寝られるわけで、 まだまだ問題ないレベルである。 それに、労働とは言っても、時間のほとんどが私にとっては修行なので 無駄にしている気は全くしない。

掲示板の書きこみがたまってきた。0から100件古い順に表示、とかやると 0から順に並んで気持ちいい。 何もなければ今週末に機能拡張をやるとしよう。 次はリスト表示と検索とURL自動リンク化と一行レス機能くらいか。 しかし検索はどこをどうやっても線型検索しかできないので たまればたまるだけ遅くなってしまう。正規表現はまた今度にして、 とりあえずはstrstrをドンとかけておしまいにしよう。

2002年5月14日

多い。多すぎる。

2002年5月13日

無邪気。この言葉を私は四葉に用いる時以外のほぼ全ての場合で悪い意味で使うが、 下のケチョンケチョンな感想文を一言で言えばその三文字になる。

今回の感想文は書いててかなりブルーだった。 私のは批評ではない。この上なく主観だ。 最近そうするしかないと思うようになった。 批評はできない。何故なら自分にとってどうでもいい要素については けなす気にも誉める気にもならないからだ。

ついに仕事ができる環境が整った。これからは作った物が 売り物の一部として世に出るのだ。そう思うと気合いが入る。 が、今日は寝不足のせいか眠くて仕方ないので普通の時間に帰ってきた。

「なの」と聞いて出て来るのが澪ではなくなった。 私を裏切者と呼びたければ呼ぶがいい。

腐り姫

  なんと言えばいいやら。良くできていたとは思う。おもしろかった ような気もする。が、なんだろうか。さっぱりわからん。 ああ、こういうテイストのものを作ってみたのだな、という感じか。 風味、と言ってもいい。何か本気が感じられない。楽しそうに作っているのは 伝わってくるが、迫力がない。加えて話がさっぱり見えない。 だからなんなのか。設定がどうだとか、 筋がどうだとかいうのはおそらくきちんと整理してやればわかるのだろうが、 そんなことはどうでもいい。つまりなんなのかがわからん。 そもそもそういうものがあるのか。つまり、おまえは、何が言いたいのだ。

  このメーカーに関して良からぬ偏見があるのは事実だろう。 サフィズムは「おもしろかった」。あれはああいう物だったから、 あれで良かったのだと思う。しかし、これもそういうものとして見てほしいのか。

  少々客観的なことを。絵柄がすげえ。変な絵。一枚絵の質はかなりのものだし、 雰囲気も独特だ。他のものとかぶらない。色使いが独特なせいだろう。 立ち絵と似てなさすぎないかと思うが、まあ別に大したことではなかろう。 演出も高レベルだ。実にそれっぽく仕上がっている。 音楽も高レベルにそれっぽい。操作性には多少難があって、 右クリックで元の画面に戻らないのは不便だと思ったりした。 あとは、たまに字が出ないのは演出なのだろうか。 仮に演出なのだとするならば声が出終わってボタンを押してもいいことを 何らかの手段で知らせてほしいものだが。

  やはり腑に落ちない。つまらないとか、出来が悪いと言っているのではない。 腑に落ちないだけだ。最後のいきなりの宇宙設定はなんやねんとか、 そのへんのことすらもはやどうでもいい。 そこかしこに入っている内輪ファクターも、もっと根本的な 性質の発露にすぎず、それ単体で気に入らないと言うのも意味がない。 あんたらはマジなものが描きたかったわけではないのか。 何故茶々を入れずにおけない。一体何を描きたかったのだ。わからん。

  とりあえず、私には合わなかった。合わないという表現が適切だろう。 今までのライアーの作品とだいぶ色が違うと言われているようだが、 そうとは思えない。もちろん私はサフィズムとあといくつかを数分見た だけなので到底知っているとは言えないのだが、少なくともサフィズムとは 同じ芸風だと思う。

  なんかブルーになってきた。やっぱり宇宙はいけないと思う。 MOON.の真相と同レベルにショボい。それとも、これは笑うところで あって、そういうふうに真面目に受けとってはいけないのだろうか。 そうかもしれない。これは全編パロディで真面目に読むべきものでは ないのかもしれない。そういうふうにすら思えてくる。 最初盲点を何も知らんでONにしてしまったのが悪かったかもしれないが、 あんなもん入れてる段階で真面目じゃないと受けとって良いとしか思えん。 銀色のジョジョはおまけだからまだ救いようもあったが、これ、ド真中だろ。 あのラジオとか。オタクが寄り集まってネタ会話やってるノリのまんまで 作られては辛いものがある。いや、そういう部分と本筋をきちんと 分けて見ればいいのか。そんな器用なマネは私にはできんが、 それが正しい楽しみ方なのかもしれない。

2002年5月12日

下のを書いて思った。恋愛話は毒だ。危険物だ。 昔の他愛のない思い出がなにやら青春チックに脚色されて心をさいなんだり、 普段気にもとめてないどうでもいいことにとりつかれてみたりする。 恋愛したことがない人間には良くない。中学生くらいなら まだ未来があるからいいが、私はもう24である。手遅れだ。 別にそんなものは生きるのに必要ではなく、 むしろあったあったでたぶんうっとうしいと思うのだろうが、 しかしそれでもこういうものを読むとどうでもいいとは思えなくなる。 まあ、会社行って働いて寝るような生活をしてる分には そんなことは頭から完全に追い出されてしまって異次元に行ってしまうのだが。 あと5年も経てば本当にどうでも良くなるだろう。 微妙にそうなる前に誰か現れんものかとは思うが、探しに行くものでもあるまい。

ロードオブザリング。普通におもしろかったが、ものすごく中途半端に終わった。 続きはまだか。 原作をほとんど知らないのでツッコミを入れようもなく普通に楽しめる。 どうやって撮ったのだろうかとかなり不思議に思う。 いちいち後で身長を縮めて回ったのだろうか。

レヴォ。特に用もなくとりあえず会場全域を一筆書きしてみた。 ジャンルの組成を調べてたような感じだ。月姫は強いなあとか、そんな感じ。 なお、しっぽの同人誌は一冊もなかった。そんなもんだろう。 シスプリもジャンルとしてはまとまってはいなかったようで、 ちらちらとありはしたが特に目を留める気にもならなかった。 ところで、会社の上司に会った。それと会場内でではないが、同期二人にも会った。 彼等もその道の人なのだろうか。少々注意してみる必要がある。 だが、気をつけろ。先にこちらについて知られてはならないのだ。

世界ノ全テ

  久々にゲーム感想でかなり長いのを書いた。

  全般に、青春。オレにもよこせという感じに青春。 智子シナリオに関してはほとんど文句はない。流れとしては いろいろおかしいしネタもいまひとつショボいのだが、 しかしそれはそれとして智子がかわいいのでそんなことは どうでもいいのである。なにしろ「不幸」という最大の条件を 見事に満たしている上に「無愛想」だ。このように属性分析をすると イヤな気分になるが、それはあくまで説明のために用いているだけで 実際にはより複雑にからみあったファクターが私にかわいいと 思わせているのだということに注意されたい。

  さて、そういうわけで智子シナリオは良い。 明らかにこのゲームは智子シナリオが本体で、他はおまけだ。 おまけは本当におまけでしかない。そして、そのおまけの出来は 私にとっては最悪に近いものがあった。 出来が悪いのかただ嫌いなのかはすでにわからない。 キャラが気にいらんわけではない。 どう考えてもこの男が智子以外に転ぶ選択肢はあり得ないと言っているだけだ。 むしろ、あってはならない、と言うべきかもしれない。 ほのか、あるいはかすみシナリオは本気で主人公に殺意を感じた。 若いしいろいろ大変な家庭だし、そうでなくても人間の心というのは むつかしいものなのでそういふうに感じて考えて、 そういうふうに走ってしまうこともあるかもしれないとは思うが、 しかしそれはそれとしてこいつは殴る。親友キャラの一人が 私の気持を見事に代弁して殴ってくれはしたが、 しかしやるせない気持でいっぱいである。 なによりも、他のキャラのルートの時はほとんど智子には接触していないのに 気がついたらラブラブだというのが納得が行かない。 気まずい三角関係を作るためだけに 不必要に智子とラブラブにさせているようで非常に気分が悪い。 そのルートのヒロインもいつ好きになったのかわからんうちに好きになってくれる。 おかしい。white albumではまるで腹が立たなかったが、どうもこれはダメだ。 急に一箇月たったりするので、その間に描かれてないことが たくさんあったんだろうと想像すればいいのだが、 やっぱり読んでいる時に素直にそう思うのはむつかしいものがあるのである。

  多少は理性的な事も書こうか。 プログラムは近年稀に見るまともさだ。自動セーブ、簡易セーブ、 字の描画エフェクト、その他もろもろ非常によくできている。 音声の再生がボタンを押してもすぐには打ち切られずフェードアウトし、 次の音声と重なったりするあたりもいい。読み返しの時に声が 鳴るとより良かったかもしれない。あとはダブルバッファの技法を使っていれば ちらつきがなくて良かったのだが、DirectXを使っていない以上 それも仕方ないことだろう。 また絵だが、塗りや背景がショボくて妙に古臭いのを 除けばだいたい好みなので良い。ただ、良くも悪くも普通の絵である。 主人公の面がヤサ男すぎて少々気になるが、まあその程度だ。 うまいとは言えないが、度を越して下手なわけでもない。 ムービーの構図などの含めて全般に絵的なセンスに乏しい作品ではある。 次に音楽だが、良い。音楽系の部活をする少年少女の物語だけあって、 手の混んだ曲が多い。テーマ曲はかなりこびりつく。ヴァイオリンも さほどうまいとは思わないが、しかしヴァイオリンの即興的フレーズを 入れるというアイディアがそもそも新鮮で良い。

  さて、キャラは総じて良い。智子がかわいいのは言うまでもないが、 先生やら他の奴等もとても良い。ほのかが少々内気メガネ属性に 支配されすぎていることが多少気になるが、その程度である。 何よりもセリフがかなり自然でしかも気が効いている。 君が望む永遠のような仰々しさがなく、あれに比べればはるかに自然だ。 ただ一人兄貴の台詞は不自然に臭いが、そういう不信感を抱かせるようなキャラとして 描写されているのでまるで気にならない。それも最後にはなにやら いい兄貴に思えるようになってしまった。 ただし、もちろん青春シーンになるとものすごくクサい。 始まった直後やポエムになると目を背けたくなるほどはずかしい。 しかし本人達もクサいことを言っているのを 自覚しているような気がしてくるのであんまり気にならない。 若者はこうなのかもしれんとも思うし、これで良い。 それに考えてみればONEもこれくらいはずかしい文章だった気がする。

  細かいところに行こう。まず主人公の面がドンと描かれてしまっているのがいい。 明らかにプレイヤとは別の人格なのだ、ということを前面に押し出している。 だから名前を変えることもできない。あくまで読物を読ませようという コンセプトなのだろう。潔い。あと、微妙に他のゲームのキャラのオマージュか と思うような要素が見られる。 関西弁。その髪型と体型。なにより師匠。そして本人でこそないが、 隣に心臓病キャラ。それはとらハ3のレンだろう。 偶然とは思えない。ヒロインの智子も 当然関西弁だし無愛想キャラだ。委員長の顔がちらついて仕方ない。

  そう、言い忘れたが、このゲームのキャラは主人公の一家と少数のサブキャラ を除いて全員関西弁である。どこの関西弁かは知らないが、 かなり強烈な関西弁である。実際関西にいたが、こんなに強烈な関西弁は そういない。例が古くて恐縮だが、 うる星やつらのテンちゃんくらいの関西弁である。 あるいはto heartの智子くらいと言っても良い。 しかし声優さんの演技がハイレベルでそう不自然には感じないのだ。 新鮮だし、だんだんものすごくかわいく聞こえてくる。 声質も「萌え声優」的な声はほとんどなく、むしろけっこう 低めのトーンが目立つのだが、それが良い。むしろ良い。 ただ、3人もそういう声でかつ関西弁だと 声だけでキャラの識別がしにくいというのはある。 特にほのかはイメージ的にもっと可憐な声なので、 たまに姉貴の方と区別がつかなかったりもした。

  最後に。智子がかわいいと言うのは、おそらく普段「レン萌えー」とか 「舞萌えー」とか「四葉萌えー」とか言っているのとは質が違う。 おそらくもっとふつうの意味での 「かわいい」だ。より生臭い「かわいい」であると言ってもいい。 なんと言っても、こいつはほとんど変な奴じゃないのだ。 その意味において、 実は智子が不幸であることは智子のかわいさとはあまり関係がない。 たぶん智子は不幸でなくてもかわいかっただろう。 実際無愛想モードの智子はけっこうどうでもいいのである。 あの無愛想は筋の都合で無理矢理作られた無愛想で智子ではない。ニセ智子だ。 無愛想が解けてからも、 あっと言う間に意味不明に主人公を好きになってしまうので、 そのあたりの機微もロクにない。心の流れを描くのは下手クソなんだろう。 しかし、シーン単位でかわいいので、それでいい。 思えばガンパレの芝村舞もこの種類のかわいいだった。 なお、珠季は両方ハイレベルなので非常に強力である。

2002年5月11日

胃が痛いと良く言うが、これのことか。 これのことなら前にもあった。辛い場所で我慢している時にはいつもこうなる。

宴会がどんどん嫌いになっていく今日このごろ。 ついに言われた。「会話なんだから一人だけの方を向かないでよ」。 そう言われては事情を話さざるを得まい。もちろん引かれた。 その怨念を力に変えて別のところでがんばるのだが、 所詮元が怨念であるからして、そうそううまく行くものでもない。 むしろうまく行けば行くだけ、それがかえって事を悪い方向に向かわせてゆく。 みなさん。お子さんがおふく風邪になったら注意してください。 子供は自分でも異常に気づかないものなので、 直ったらすぐに何もなくても聴力検査に連れていくことをお勧めします。 この難聴はなりかけなら治るのです。しかし、なってしばらくしたら もはや現代の医学では治せません。

今一番欲しいスキル。軽口。思ってもいないことをてきとーにしゃべるスキル。 場をつなぐためだけに言葉を使うスキル。だが、それが仮にあったとしても 相手が二人いればもうお手あげだ。役にも立つまい。 そう思って別のところに怨念エネルギーを注入してゆく。 わかってはいても、もはや止めようがない。 遠からず仕事ができる人間に分類されるようになる自信はあるが、 結局問題は注目している事象がどうであるかなので、 今この瞬間にはそんなことは救いにはならない。 要は「知るか、仕事ができりゃ文句ないだろ」 と思えればそれで健康でいられるわけだが、そんなわけには行かないだろうという 常識的判断がその救いを遠いものにしているのである。こうやって自分の頭の中を 文章にして出力することも怨念の発露にすぎず、結局はより怨念を増大させる ことになる。感情は金と違って使えば使うだけ増える。 そして、考えることはそれを止める役には立たず、むしろ加速する。 必要なのは考えるのをやめるという決断だ。 つまり、早く寝ろということである。

今日は鬱。

CDを焼こうとしたら焼けない。わけがわからんが、エラーが出る。 前から変わったところはないかと考えてみると、 いつだったか理由もなくカーネルをリビルドした覚えがある。 カーネルだけ4.5で他が4.2のままだ。さすがにダメだったのか。 いい機会なので、それが原因かどうかはともかくとして久しぶりにmakeworldして OS丸ごとバージョンアップをすることにした。

make buildworldに-j4オプションをつけたらバカみたいに速くなった。 最大4つまでプロセスを増やしてコンパイルを並列処理するという意味である。 入出力で手まどっている間に別プロセスでコンパイルを進めてしまうらしい。

日曜は指輪の映画を見て、その後レヴォに行くこととなった。 今日中に掃除とか洗濯とかしておこう。

make worldしたら焼けるようになった。無用にカーネルをリビルドしないように しよう。

2002年5月9日

やたらめたら時間が経つのが早いのだが、どういうことか。 明日で今の仕事場に来て一箇月である。 えんえん研修のスーパーマリオを作っていたのだが、 いまひとつ後半は充実してなかった。手術を避けてつまらん調整と 追加ばかりしていたからだ。もっと物理を知っていれば 剛体とクォータニオンを実装してやれたのに。 下手をしたら永遠にそんなプログラミングを する機会はないかもしれないのだ。 現実問題ゲームにおいて幾何は絶対的に重要だが、 物理は大していらないようである。

時間が経つのが早いのは、頭を使ってないからだ。 より正確に言うならば、何に頭を使うかを自分で考えずに頭を使っているから、 と言うべきか。人生の大半がこのように過ぎていくとすれば 確かにあっと言う間だろう。

3DCGに挑戦。本当のところはプラグインさえ作れればいいのだが、 やはりデザイナーの人が何をどうやって絵を作ってるのかを知らないと いい仕事はできんだろう。

2002年5月8日

C言語。テンプレートがない。当然STLもない。 リファレンスがない。bool型がない。クラスがないので メンバ関数が作れない。インラインがないからマクロでやらねばならない。 関数オブジェクトがない。演算子再定義がない。そしてなにより型チェックが弱い。 ああ、考えたら//コメントまで使えない。まあそれは通るだろうが。 とにかく、死ぬほど不便じゃないか。ソースも読みにくくなる。 デカいものを作ったら絶対破綻すると思うのだが、 現実にあんなデカいものができているのだからがんばればできるのだろう。 えらい。えらすぎる。そして私はそのえらい人の仲間入りをしなければ ならないわけだ。C++は本当に楽だと思います。

ライブラリの説明書を読む。わからん。射影行列とかZバッファとかその他もろもろの 用語とそのしくみを知らないからだ。テクスチャの扱い方すら知らん。 ミップマップとか、シェイダーとか、とにかく専門用語が多すぎる。 3DCGを軸としてその手の技術を説明した本を一冊読もう。とりあえず用語の意味と 方法を知らねばソースを見てもわからん。

マリア様流行ってる。ちょっと前にアニ同で流行っていた。 あの時に全部読んでおけばと今になって思う。二冊しか読んでない。

リンクで切れてるのと行った先が閉鎖されてるのを消しました。 できたら復活してください。なお、約一名に対してはこう言いましょう。 復活しろ。近況がわからんと不便だから サイトをやめるなと言ったのは誰だったか。たぶんいろいろ大変なんだろうけど。

2002年5月7日

名簿を書いた。スキャナもプリンタもタブレットもないので フル手書き。白い。 インクがないのでペン入れもできない。 おかげで水性ボールペンだが、ショボい。 そしてやっぱりまるで似ないんだが、それはもういい。

致命的にダメな夢を見た。胸クソ悪くなるほどダメだ。 とてもではないが内容を書けるものではない。 しかしまあ、私らしいといえば私らしいか。

自分のプログラミングのスキルがそうショボイものではないような気がしてきた。 もっとも、明日にはその自信が粉微塵になっているかもしれない。

ギャルゲー用のプログラム。今ならけっこうさっくり書けそうな気がする。

キャラ絵が出たり消えたりする間字が進まないとか、 そういうのはイヤだ。ようするに、絵を出すとか音を出すとかいうのが 別プロセスとして動いているかのような状態にすればいいわけだろう。 スレッドってやつか。タイマーによる割り込みは面倒なので、 1/60秒を1サイクルとして回せば楽にそれに近いことができる。気がする。 いや、それじゃダメか。間に合わない処理を入れた時にフレーム落ちするようでは いけないのだから。

好き放題後戻りができて、かつその任意の位置から再開できるようにすることは可能か。 状態の変化(変数にしろ画面にしろ音声にしろ)は 全て元の状態を記録せねばならずかなり大変そうではあるが、 できそうな気はする。

結局、一番問題なのはシナリオファイルの形式ではなかろうか。 実行時にはバイナリの方が読みやすいことを考えれば、 コンパイルする方がいい。命令種1バイト、引数の数1バイト、 1番目の引数のバイト数2バイト、1番目の引数本体... n番目の引数本体、みたいな感じか。そしてもちろんコンパイルする前の ソースの文法もまた問題だ。読みやすく書きやすく、 量が多くなっても整理しやすくバグりにくい、 となるとなかなかむつかしいものがある。 変数が全部グローバルで宣言不要となると複数人で書く時に厄介の種になるし、 かといってスコープがどうのと言い始めると本格的すぎる。 言語を一つ作るとなるとなかなか面倒だ。

2002年5月6日

シスプリのポケステを見てたら、たまにかなり別人に見える絵が混ざっていることに 気がついた。3巻の92ページの雛子とか、かわいいが雛子ではない別の生物だ。 雛子はしばしば別人になるように思われる。その次は四葉か。 おそらく絵柄の変化が一番大きく影響を与えているのが雛子なのだろう。 華奢でいささか尖りがある絵柄だったのが丸さが増す方向に進化しているため、 ちまいキャラほど影響が大きいのではないだろうか。 キャラコレのころから見てもずいぶんと変わった。 あとどうでもいいことだが、 片目をつむってもいいキャラと、つむると何か違うものになるキャラが 明瞭に分かれているような気がする。それと、やっぱりこの人泣き顔は苦手 らしい。これはこれでかわいいが、かわいいだけでなく 微妙に胸を締めつけるような泣き顔を期待したいところである。 私は一体何を書いてるのか。

絶対会社の人間にはバラさん。こんなもん見られたら即死だ。

フロで歌ってて特定の音の高さの音だけやけに響くのを経験したことは ないだろうか。波動の式に叩きこむと見事にフロ場の広さが導き出されて 感動できるに違いない。

僕と僕らの夏、失恋エンド。本当に何も起こらず終わった。 とりあえずこれではわからんので もう一回行くかと思ったが、実用に耐える速度のスキップがない。 そういえば選択肢が出てしまったらセーブできないようで、 一度もセーブしていない。プロローグ中はセーブその他ができないっぽい。 加えて動作が異様に重い。どうしろと。

今のところ、音楽が不必要に強そうで場違いという 特徴以外には取り立てて言うべきことはない。 こういうのは何か好きだ。曲が変なのはいちょうの舞う頃以来である。 内容は普通。絵に描いたような優柔不断主人公っぷりも、 絵に描いたような親友っぷりも、絵に描いたようなヒロインっぷりも普通。 冬子さんが若干いい感じにお姉さんだが、しかし普通。 好きになる手がかりがない。せめて操作系さえ快適なら。

ところで、カレンダーに記念日が書いてあるのはいいアイディア。

オマケにスクリプトの書き方講座があった。 提供された素材を使ってSSができちゃうという話だが、これでどうしろと。 まともなプログラム作ってから言ってくれ。

この類のものをやるたびに思うが、なんでプログラムがこんなにショボイのか。 絶対まともに設計してないだろ。 描画とかそんなのはDirectXにやってもらえばやることはあるまい。 自前でドンと書かねばならんのはシナリオの構文解析器くらいだ。 確かに、巻き戻しが無制限でお望みの場所から再生可能にしたり、 字とか絵とか音とかが全部独立に動いてて中央のタイマーがそいつらに メッセージを送ることで制御するようにしたりすると 多少は考えねばならず面倒になるが、そうでなかったら どう考えてもやることがない。内容以外でつまらなくするのはやめてくれ。

ばあちゃんちからもってきたタケノコを煮る。 莫大な量だったような気がしていたのでつい大量のダシを取ってしまったが、 実は大した量じゃなかった。 具が尽きても汁が余るので何かに使わないといけない。 しいたけと酒を足してうどんでも食えばよかろう。 なお、ダシは安物コンブと安物削り節でとった即席。 水2リットルくらいについて昆布を50g、かつおぶしを120g。 味はいまひとつ。

KOH氏の日記経由で ハピレス地方巡業情報をゲット。そしてこれを弟に流す。

2002年5月5日

帰ってきた。が、たぶん明日は同期に会社に呼び出されるだろう。

偶然ぴたてんを見た。かなりどうでもいい。この手のものは、 かわいいと思わなければまるでおもしろくない。 しかし、かわいいと思えさえすれば急におもしろくなるのは他の例で実証済みだ。 だが、今の私の頭に入りこむ余地はないようである。 つまらんわけではなく、不快になるわけでもないのだが、 どうにもプラスの感情がわき起こってこない。

複素解析の本を買いに東京駅に寄ったら、仙台にいるはずのたきぽんに会った。 しばらく東京で暮らすらしい。いずれまた。

複素解析万歳。今のところ何が書いてあるかよくわからんが、 わかったらかなりおもしろそうでかつ使えそうな気がする。 球面幾何とか、クォーターニオンとか。 なんで大学の時に非ユークリッド幾何とかやってなかったかと思うが、仕方ねえ。

キェルケゴール「死に至る病」をちょろっと読んだ。 何が書いてあるか正直いまひとつわからんが、 とりあえずこの人はかなり不幸そうである。中原中也ばりに不幸そうである。 絶望は辛くて危険なものだが それを知らんからといって幸せで問題なしと言うわけではないのだ、 みたいなことが書いてあった気がするが、 それは裏返せば「もう少し考えて生きろおまえら」ということにもなるのだろう。 多くの頭がいい人が遭遇するタイプの不幸に、 この人はモロにブチ当たってしまったらしい。 それと強烈なキリスト教精神との相乗効果がこの 大変な迫力を醸し出しているのだろう。 読みやすい本とは到底言えないが、薄いしがんばって最後まで読んでみようと思う。 絶望という言葉の意味が普通の意味でないということに気づいたおかげで いささか読みやすくはなった。確かに絶望なんていう言葉は まんまの意味で外国語にありそうな言葉ではない。おそらく無理矢理当てたのだろう。 あるいはこの人独自の意味かもしれないが。

名簿描かな。田舎で書いてくる予定だったが、ものすごくダラダラしてて 結局何もしなかった。明日呼ばれるまで描こう。

2002年5月3日

ほしのこえ。大したもんだ。どうも一人で作ったらしい。 どれだけかかったか知らんが、信じられん。 しかしそれはそれとして、話とかは普通。

機械が遅くて困る用途ができた。動画再生。933MHzで半分落ちるような 圧縮かけるんじゃねえという感じだが、やはりこのCPUが悪い。 浮動小数が遅すぎる。

2002年5月2日

リスト。要素アクセスにO(n)かかるというのはそんなにも恐ろしいことなのか。 凝ってリストにしたがために大変な目にあう光景をまのあたりにしてしまった。 添字使ってる一行を書き加えただけでフレームレートが40から10に。怖すぎる。 愚直に配列使っといてよかった。

あーあ。高速化したりソースをきれいに掃除する時間はないな。 どうせ誰が読むわけでもないからいいんだが、気に食わない。 美しくないプログラムはダメなプログラムだ。

クォーターニオンの勉強が間に合えば追尾ミサイル作れたんがなあ。 しかし、本当にオイラー角ではまっすぐな回転はできないのか。 本当にできないとしたら、何故できないのか。勉強させろ。

微積、線型代数、力学、電磁気学、統計力学。 使える学問の代表5つ。後ろ3つは前2つの使い方 を具体的に学ぶのに必要だし、なにせ世界の原理だ。 工学部の化学でない連中はこのへんが強いわけで、 それはそれはうらやましい。使わないとわからんのだこういうものは。 ゲームを作るってのはこの五つを効果的に勉強するいい教材になると思う。 実際に使えるというレベルでは前3つが、 考え方のレベルでは5ついずれもが必須だろう。

しっぽDVDについてくる小冊子にいろんな人が絵やらコメントを書いているのだが、 たいがいそのコメントが誉めてない。いいのかと思うくらい誉めてない。 おもしろすぎる。

良月その他へ。朝早く福島行かねばならんので、いない。 すまんが、いない。電話しようと思ったが番号なくしてわからない。 そういうわけで、できるだけ早くもどってくる予定なので、 帰ってからにしてくれ。なにせかなり長いこと会ってないのだ。 それと。うちは部外者立ち入り禁止なので、 部屋は見せられん。そのつもりでいてくれ。

課題飽きた。時間が十分にあれば抜本的な手術をして別物にしてしまえるが、 時間がないのでそれはできない。かといって何もできないほど時間がないわけ ではないので、オブジェクトを足した調整をしたり演出を足したりする。 が、そういうのはあまりスリリングな作業ではないので飽きる。もういいだろ。 休み明けたらいよいよ配属されて真の仕事に入れる。 やったものがまんま売り物の一部になるとなれば気合いも入るだろう。 ほとぼりが覚めたころに「ここオレがやったんだぜー」とか言って 自慢するのだ。が、どうせそのころにはどうでもよくなっているのだろう。 みんな過去にやった作品なんてものはどうでもよくなってくるものらしい。

2002年5月1日

配属決定。言えんけどな。辛そう。 そのうちスタッフロールに名前が乗ります。たぶん。 それまでは秘密にょ。

自分はできない方ではないと思えるようになってきた。 マリオがファイアー撃って反動でのけぞってるのを見るにつけ、 ファイヤー食らってクリボーやカメが回転しながら吹き飛ぶのを見るにつけ、 ああオレでもこんなもん作れるんやと思う。 もちろんライブラリとこのベラボーに速い機械があるからできるのであって、 自分の力なんて何割もないのだが、それでもだ。

同居人が決戦2をやっていたので見ていた。なんじゃこりゃ。 戦術ゲーの体裁をしているなら戦術ゲー的な考え方が ちょっとくらいは通用しても良さそうなもんだが。 しかし、たぶん通用しない方がおもしろいんだろう。 魔法撃ってるし。他人のおもしろいは全くもってわからない。


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