日記

2002年4月30日

「水月」と書いてあったら普通は「すいげつ」だろう。 みぞおちのこと。前蹴りをクリーンヒットさせるといいです。

今作ってる掲示板はいずれ日記に使う予定。 5メガとかになると線型検索なんざしていられないので、 そのための固定長レコード方式である。 長さがまちまちであることを考えれば絶対に複数レコード対応が必須なんだが。 そうなると新しい順に並んでいることを保証できなくなる。 とりあえず削除と挿入がO(logN)でやれないと辛い。 O(logN)というのはカスみたいな計算量で、O(1)とそう大して変わらない。

2002年4月29日

たかが掲示板だが、Cで書くとなるとそこそこ大変なような気もする。 あの便利なstring型を含むSTLを今回は使ってない。それだけでこのザマだ。 前もって何文字あるのかがわからないというのはこんなに大変なのである。 どう考えても端まで行ったら勝手に拡張するようにしないと 実用にならない。固定文字列と変数を組み合わせて新しい文字列を作るのは sprintfを使えばいいのだが、結果が何文字になるかわからなくては 配列を準備できない。100%安全でありつつ最小の長さを 求めるのもかなり大変である。 結局ギリギリまで分割しっぱなしにしておいて、 最後にストリームに流しこんでいるので、コードは実に汚い。 下手に別の場所に固定文字列をまとめておいても、 使う場所から遠くなるために かえってわかりにくくなることもある。 それに、CGIで何が大変かと言えば、相手が人間で入力データが 文字列だということである。 何を入れてくるかわからないからチェックが莫大にいる。 特定のhtmlから呼ばれることすら仮定できない。 どこからでもスクリプトの場所さえ指定すればデータを送ってこられるのが CGIである。わけのわからんものが送られてくる可能性もある。 そして、ロックは機種依存。加えて漢字コード。 技術的と言うには程遠い課題が大量にある。

ひょっとして、エディタってけっこう大変なんじゃないのか。 人間が打つ速度が遅いからどうにかなっているだけで、 実は一文字打つたびにかなり大変なことになっているのではなかろうか。 たぶんものすごい工夫が随所にちりばめられているのだろう。 一体データ構造はどうなっているのだろうか。

ハピレス見ようと思ってたのに過ぎてしまった。 同居人の目に耐える覚悟までしたのに。 ダメか。ダメなのか。

そういや、秋葉原のアニメイトの何階だったかにぴろ(KANONの猫)が 首吊り状態になっていて恐かった。

そういや、流れていたちょびっツをちらりと見て にわかにブルーになった。今はかわいい女の子が出てくりゃそれでいい時代なのか。 パソコンかよ。 シスプリ小説読んでのけぞってる人間が言っても説得力がないが、 シスプリも知らん人間が言うよりは説得力があるとは思わないか。

今期のアニメはどれもダメそうで、実に見たい。 しくじったな。いっそこの3日間京都でも行って誰かに徹夜で見せてもらえばよかった。 無駄に掲示板を作ることに費してしまった。

Happy Worldアニメ化。いっぺいに見せて文句を言わせたい。

そういやイベントがあるから来いとか言われてた気がする。 が、もう二時。

マクロはコンパイラのチェックに引っかからないので恐いのだが、 マクロにしかできないことはあるものだ。 固定文字列中に入れられることの便利さは何者にも替え難い。 変数が出てくるところで分割しておくというアホウなマネをせずに済む。 しかしだからこそ恐いのも事実。絶対に出てきようがない文字列にしないと いけない。

しっぽ6話again。すげえ。改めて見るとすげえ。 ものすげえいい話。やはり当人にギャルアニメを作っているつもりが なさそうなのがいい。おまえら、本気でいい話書いてるだろ。 なお、お子さま3人がまだ下手くそなのも新鮮だ。 すぱげっちょ。

毒天4。なんかマジでおもしろいんですが。 目とか耳とか脳とか、まあいろいろと腐れてるのは事実だろうが、 にしたってなあ。キャラのイメージここまで破壊していいんですかあなた。 ミドリさん最高。この悪ノリっぷりは他のものにはない特徴だと思う。 くそー、しっぽを知らん奴集めて上映会したいわい。 たぶん間違いなく引かれるが。そして白い目で見られるんだ。 絶対そうだ。くそう。いいけどな別に。

掲示板はとりあえず一段落。明日から会社なのでこんなもんで遊んではいられない。 まあ三日で書いたにしては上出来か。

2002年4月28日

つまらん理由のためにプロセス間通信の勉強を することになってしまった。しかし おもしろい。地面に埋めておいたものを後で取り出すみたいな 回りくどさがいい。こういう原始的くさい機構を どうにかしてこんなに複雑な系ができているわけだ。 今日の教科書は「詳解UNIXプログラミング」。

少林サッカー上映会。素晴らしい。笑いのセンスが かなり古くさいので内容はどうでもいいのだが、 とりあえずハイレベルなCGとハイレベルな肉体の融合。 そして、やりすぎ。ドラゴンボールの実写映画は こんな感じになるんだろうか。

二本パイプを用意して、標準出力に送ったものを標準入力から受けとろうとしたが、 止まる。nkfはバッファリングをしていて、その関係で デッドロックしているのではないかと、本の受けうり。 さて、もしそうなら擬似端末を使えばいいらしいのだが、わからん。 forkptyとかを使って自分でどうにかせねばならんのだが、 この本をきちんと読まないと無理そうだ。 そもそも、なんでライブラリが動かないのか。それがどうにかなれば 何の苦労もないのに。いっそ自分で変換を書くという手もあるが、 それも何か無駄だ。動くように修正するのが一番楽な気もする。

しっぽDVD4。カレンダー、小林先生やりすぎです。 3に続いてこれとは、少々調子に乗りすぎじゃないでしょうか。 なお、やはりネタにしか見えないのでエロいとは全然思いません。 なんでしっぽはこう全身全霊で微笑ましいのだろう。

1+1=2を疑うというのは、1+1=2という定義が妥当かどうかを疑うという意味なので、 1+1=2という定義を前提にしてなお1+1=2を疑っているわけではない。 要するに、定義は疑えるものではないのである。 定義のやりかたを疑うのはそれとは全く別の事だ。

シスプリポケットストーリー3。すげえや。なんでこんなにすげえんだ。 どうやったらこんなものを書けますか。さっぱりわからねえ。理解の外だ。

私の脳内再生スキルもなかなかに高まってきた。 シスプリ及びしっぽのほぼ全員の声がきちんと鳴る。 しかし、実際に耳に聞こえるのと区別がつかないというレベルまで はまだ遠い。というか、行こうと思って行ける境地ではない。 行ってどうする。

2002年4月27日

掲示板設置。 直には行けませんが、仕方ないです。なにせIP毎回変わるんで。 とりあえずおヒマな方はなんか書きこんでおかしくなったら教えてください。

とかいいつつも、多機能版を今日中に作ろうかと画策。 設定項目が多いというのは、ただ面倒くさいだけでむつかしいわけではない。 きちんと整理して書けば大丈夫ということだ。

設定項目が多いとifが増える。なんか遅くなりそうだと思ってしまうのは コンピュータというものをまだわかっていないからだろう。 一秒に何千万回も計算できる機械にとって10や20のifなど問題ではあるまい。

掲示板ニューバージョンがとりあえず動くようになった。 あとは削除とか検索とかレスとかスレッド表示とかつければまあいいかなという感じ。 というか、ずっと放置してる漢字変換をどうにかせねば。 今はパイプでnkfに渡している。 出力ファイル名は直書き。ひどい。

2002年4月26日

いいかげんゲームにならないとヤバいんだが、まだ衝突のバグ潰しが残っている。 平日はあと3日しかない。うち1日で片づけば、2日はゲーム的な部分の調整に使える。 その3日は徹夜OKなので、おそらく大丈夫だろう。 休日はきちんと休日にできそうだ。

追加モデルをたくさんもらった。いれなきゃ。ファイヤーフラワーとかもらった以上 火を吐かせねばなるまい。実装自体は大した手間ではないが、 調整がしんどくなる。

漢字コード変換以外は動いた。しかしそこが問題。 まさかCのライブラリはC++から使えないとか、そんなことはあるまいな。

とりあえず別のC++で書かれたライブラリを拾ってきた。 が、ソースがボンとあるだけ。加えて「この文字列をEUCにせい」 とか言うようなお気楽なマネはできない。 かなりいろんなことができるのがウリらしく、 そのために柔軟性が高い構造になっているのだろう。 で、書いたのはいいが、 どうやっても変数の型が一致しないと文句を言われる。 (int,char*,int*)なのだが、何をどうやっても「それは(int&,char*,int*)だ。 一致しない」と言われる。その&は一体何。リファレンスにしか見えないが、 リファレンスなんて宣言した覚えはない。奥が深いC++。

いいやもう。外に渡す。nkf。頭悪いが仕方ない。 後でどうにかしよう。とりあえず動かしたい。

ストリームはflushしよう。いつ本当に書かれるかはわからない。

せっかくindex.htmlを出力するようにして、読むだけなら CGIが呼ばれないようにしたのに、apacheが読ませてくれない。 スクリプトよりも下流のディレクトリにモノを置くのは無理か。 設定ファイルをつけないとどこに置いていいかわからない。

2002年4月25日

掲示板を作っていた。C++で。一応できて、あとはテストとバグ直しだけなのだが、 外からもってきた漢字コードライブラリ とのリンクがうまくいかなくてコンパイルできない。 なんでこんなつまらんところで引っかかるかな。 foo.aを一緒に書いてやるだけではないのか。 帰ったら調べてみよう。

給料日。毎日遊んでるだけなような気もするんだが、いいのか。 今日はいろんな生物を作ろう。もらった部品を組み合わせればいろいろできる。

2002年4月24日

名簿書かねばなあ。漫研とアニ同の両方。いなくなって一年にして 忘れられるのは辛いものがある。

2002年4月23日

滝沢氏と猿が来た。ジョナサンでダベる。

新宿より向こうは遠そうだ。自転車で行くのは相当に骨が折れる。 増して池袋より向こうとなればどれほどかかることか。 しかし山の手線領域及びその周辺であればそう苦労なく行けるという確信はある。 二時間半くらいがやる気になる限界か。

大惨事という言葉がある。歳がヒトケタのころ、私はこれを第三次だと思っていた。 事故にも地震みたいにレベルがつけられているのかと思っていたのだが、 そんなわけねえ。ふと思い出した。

下から叩かれて爆散するレンガ。楽しい。明日は音をつけよう。 剛体衝突ルーチンは後だ。とりあえず見栄えを良くしておく方が先。

オイラー角はもう古いらしい。ジンバルロックという缺点があるからだ。 90度回すと大変なことになる現象である。 そこで救世主になるのがクォータニオンとかいう感じの名前の数学。 虚数の拡張らしい。虚数単位を3種類用意して、 違う種類のとかけると残った一種になり、同じのをかけると-1になる。 なんといっても虚数といえば回転だ。 3つあれば三次元回転ができそうな気がしてくる。 が、それだけの情報ではさすがに無理だ。 とりあえずその関係の本を手に入れねばなるまい。 同期がGame Programing Gemとかいう本をもっていて それにいろいろと手法は書いてあるのだが、 基礎になる知識がない状態で読んでも「ふーん」という感じで使えない。

偶然プロジェクトX。Jリーグ誕生。ものすげえ劇的だ。演出がアレであることを 差し引いても。Jリーグはサラリーマンサッカーから始まったのである。 当たり前といえば当たり前だが、 プロが始まった時には誰一人としてプロではなかったのだ。 こういうのがあるからたまにはテレビも悪くない。

アクセス解析を利用した日記等による通信は、 互いに見ていないかもしれないという不確定性があるからこそ しがらみがなくていい。 逆に言えば、ツッコんで反応がなかった時に、見ていないのか無視したのかを 特定できてはならないのである。なんらかの事情で特定できそうな場合でも 特定できないことにしておいて忘れなければならない。 しかし、そうさっぱりと忘れられる人ばかりでもないだろう。 いまひとつアクセス解析を再開する気になれないのは 自分がそういうものにひどく取りつかれやすいタイプだからである。

情報が伝達される限り人と人との結合はゼロにはなり得ない。 結合がゼロでない以上、しがらみは完全に断ち切れない。 互いにそのあたりを承知して作法を守れば良いのだが、 なかなかそうは行くまい。 リンクを張られることを嫌がるのは至極自然だ。 そういう心理の人に対して参照の何が悪いなどと言っても 通じるわけがない。電話番号を教えるのと同じだと考えれば 無断リンクは無礼であるという感じ方も無理はないのだ。 WEB上のものは誰に見られても良いようにしておけというのは 実にもっともであり、本来全員が了承すべきではあろうが、 残念ながらそれを本当に納得できる人はおそらく少数だろう。 そう思うと、ますます人様にリンクを張るのが恐くなってくる。 やはり面倒なしで使える通信手段などこの世にはないのだと思う。 むしろ、私が面倒だと思わない通信手段はこの世にはない、と言うべきか。 しかしやっぱり淋しくなったりもするわけで、困りものなのだこれが。

なお、こんなこと書いてますが、私は勝手リンク歓迎です。目立ちたがりなので。 もっとも、リンクされたことに気づく確率はかなり低いと思います。 アクセス解析を再開しようかとも思っていますが、 なにせサーバがないので手も足も出ません。 って、考えたら目立ってるかどうかを知ることもできません。 もはやアクセス数すら謎。 結局、顔が思い浮かぶ誰かが読んでるかどうか、というのが問題で、 たまに読んでることを表明してくれていればそれでいいのです。 できればそういう顔の思い浮かぶ人を増やしたいなあと思うのですが。

2002年4月22日

物理にかまけすぎてゲーム的な部分をなにもやってなかったのでおこられた。

2002年4月21日

みずいろ。清香。と言いたいところだが、3日目で中断。 著しくどうでもいい。悪口の応酬に気持ち良さがない。 そしてストレスを倍加させてくれるのが反応の遅さ。 絵の表示中には字が進まないという仕様のせいだろう。 画面を変化と文字表示を独立にやってくれればこんなうっとうしい思いを しなくて済むのに。ところで、清香の表情がいちいち不自然で困る。

衝突判定。もはや学問。しかし、日本においては学問の主役は 下手をすると院生である。院生なんてのはたかだか数年の修行で 論文を書けるまでに成長するわけで、ということは今からやっても間にあう。 物理と計算機の世界へ行こう。

物理からの逃避行動として接続監視スクリプト。perl本をあげてしまったので、 かねてからの計画通りrubyへ移行してみた。気持ちいい。特にループが。 a.each {|i| print i}で配列aに入ってるもんが順番にプリントされる。最高。

ほしのこえ、見たいなあ。くそー、東京にはそういうもん見て云々という種類の 友達はおらんしなあ。買えってことか。しかし、誰ともそれを見て話をするという 楽しみを共有できんものに金を使う気にはどうもならない。 そんなことは関係なく欲しいから買う、というのが真のファンなんだろうが、 私はダメだ。 「オラ、あれ買ったぜ」と無邪気に自慢したり、「あれどうよ」と話をしたりする 生身の人間がいない状態ではどうも金を使う気にならない。 とらハのファンブックを買えなかったのもそのへんかもしれんな。

掲示板つくろ。もう少し人とつながらんとアカン。

新学期だぉ天使のしっぽ

  行ってきた。しっぽイベント。何を書いていいものか。声優イベントはすごい。 忘れがちだが、子供は子供なりに一生懸命生きている。改めて感じた。 平野綾が抜けてちびっこトリオ解散ということで、最後の挨拶で 長谷川静香が泣き出したのである。 隣の清水茅衣も連鎖反応。異常にしんみりしたエンディングとなった。

  にしても、大丈夫かあの子達。 並の子には体験できない希有な経験でそれはいいと思うし うらやましくもあるのだが、たかる人間の質が質だ。なにせ我々である。 「あやちゃーん」とか叫ばれるのに慣れるのがいいのかどうか。 まあ、それはまだ作法のうちなのでいいが、そこから逸脱した痛い奴も多い。 あと気がついたのだが、ハピレスの時は皆無だった女の子がそこそこ客に 混ざっていた。知らんで来たなら引くんちゃうかと思ったが、 前の方で激しく盛り上がっている 中学生くらいの一団がいて、ああ、と思った。 例の三人とほとんど同じような年代だろう。共感がわくのだろうか。 男でも中学生か高校生くらいの子が多く混ざっていて、 その道何年の強者とのギャップが目立った。 そういや明らかに場違いなおばさんもいたが、隣に小さい女の子がいたので おそらく保護者だろう。あの場の空気をどう思ったことか。 考えたくない。

  内容について。13話上映、フリートーク、生演技、歌。 とりあえずわかったことは、 ゲーム版の対主人公呼称12人分と、第二期シリーズ製作決定、 キャラデザのドハデな変更。 そうそう。13話はおもしろかった。素直に。 あとは、仁後真耶子が生身でアレですげえと思いつつ、 それじゃ古山きみことキャラかぶりすぎじゃないかとか思ったり、 清水茅衣の声が並外れて強烈だということを思い知ったりした。 才能もあろうが、やはり若さゆえのものだろう。 子供の声というのはそういうものなのであり、後は訓練の問題なのである。 子役を使うという決断は正しかった。

  呼称12人。下から順に。ちゃん。パパ。お父さん。?。?。アニキ。 先生。キャプテン。あなた。旦那さま。ダーリン。婿どの。 不覚、タマミとミドリ覚えてねえ。ミドリはおにいさんだったかおにいちゃんだったか、 とにかくそんなの。にしても、ネタすぎだこれ。 悪ノリもここまでくると呆れ返って拍手喝采である。 マジでどんなゲームやねん。さっぱりわからんわ。 たぶん品質だけは無駄に高いものになるのだろうな。シスプリと違って。

2002年4月20日

歳差運動がわかった。唐突にわかった。が、コケないのがいまひとつしっくりこない。 重力でもらう運動エネルギーが全部歳差運動に行ってしまって軸を傾ける方に 回らないからコケないのだが、この前提になっている角運動量保存則自体が かなり不思議だ。とりあえず自分で導かねばダメである。 どうせ角運動量というものがわかってないからこういう疑問が生じるのに違いなく、 わかってしまえば当たり前になるに決まっている。慣れ親しむことが肝要だ。 ところで、一つのことを二通り以上の言葉で表現できなければ それは理解してはいないのだ、と誰かが言ったらしい。 もっともである。

接続が切れる。それも、ifconfigにIPアドレスが書いてあるまま切れる。 そこを見て判定するのはダメだということだ。 次切れた時によく見てみよう。つながってる時と何か違いがあるはずだ。

上野まで行ってきた。もちろん自転車で。東京駅の前の本屋に用があったのだが、 気がついたら秋葉原についてしまって、ついでだからさらに先まで行ってみることに したのである。今回はフル歩道。たまに歩道では横断できないイヤな交差点が あったりしたが、それ以外は歩道。というか、路面駐車が多すぎて車道を 走れなかったのである。で、けっこうおもしろかった。 まずは銀座。テレビでしか見たことない銀座という場所に自転車に乗って 自分がいるというのがそもそもおもしろい。別に町そのものには用はないが。 次が秋葉原。どう考えても自転車に乗っているべき場所じゃない。 ついでなのでアニメイト。とらハ3のファンブックを見つけて、 悩んだ末、買わないで出てきた。チキンだ。とらハ3の小説のレン編も出ていて、 裏表紙の裸を見て悶え苦しんだが、やはり買わないで出てきた。チキンだ。 そして上野ではアメ横を歩いてきた。 あそこは物価がおかしい。とりあえず割箸に刺したパイナップルを買って歩きながら 食う。で、もののはずみでトロ推定500g前後を1000円で購入。 値札の8000円は一体なんなのか。 で、そのおかげで急いで帰らないといけなくなってしまった。 最後に八重州ブックセンターでまた8000円分くらい物理の本を買いこんで帰途につく。 せっかくなので日比谷通りを通ってみた。皇居がある。 なるほどこれが皇居か。これもテレビでしか見たことのない風景だった。

どうでもいいが、帰りに見たカラスが立派だった。 デカイ。30センチ以上はあった。色も青っぽくてかっこいい。 あと、可憐のコスプレかと思うような一団とすれ違ったが、 考えてみればなんのことはないただの女子高生だった。頭がド腐れている。 なお、時間的には横浜の時と大差ない。同じくらいの距離だと思っていいだろう。 地図を見ると新宿も上野とほぼ等距離である。 今度行ってみよう。なお、明日池袋に用事があるのだが、 さすがに自転車では行かない。帰るのが遅くなりすぎると仕事が辛い。

さて、買ってきた本を読むとしよう。勉強すべきことが莫大にある。 金に糸目をつけない無駄な買い方だが、これで剛体物理及び解析力学が わかれるなら安いものだ。金をケチったために必要なことが書いてなくて ガッカリというのは一番萎える。近くにデカい本屋がないのでなおさらだ。

考えたら、1フレームごとに力、速度、変位を計算して足していくというのは 積分なのだ。そして、バカ正直に長方形を足していくと誤差がデカくなる。 なにせ1フレームは60分の1秒とかなりデカいわけで、 できるだけ誤差は小さいに越したことはなかろう。 というわけで、台形法に変える。スーパーマリオ でそんなことが問題になるとは思えないが、 今のうちに考え方をしっかりとさせて実装してみるというのはいい経験になる。 それに、きちんとやればほとんど同じ手間で マリオだけでなくフライトシミュレータもどきも作れるのである。 というか、作る予定。データは無理でも基本部分さえできていれば 十分おもちゃにはなる。さて間に合うか。

自転車。前に走ると車輪に左方向の回転ベクトルが生じる。 この左というのは、 右ねじの進む方向に進むのがベクトルの向き、という定義によるもので 別に実体があるわけではない。で、仮にフラついて左に傾くとしよう。 傾くというのは車輪と路面の接触点を中心に回転が生じるということで、 それは後ろ向きの回転ベクトルだ。これを合成すると、 左向きの回転ベクトルがわずかに後ろ向きになる。 角運動量保存則より、この向きに回らなくてはならなくなる。 つまりハンドルが左に切れる。 逆の右に傾くと、自転車全体の回転ベクトルは前向きになり、 車輪のベクトルと合成するとわずかに前にズレる。 それはつまり、ハンドルが右に切れることにつながる。 重力からもらった運動エネルギーはそれに使われるので、 傾きは増えない。つまりコケない。 よし、自転車がコケない理由がなんとなくわかった。なんかあやしいが。 本を読み終えたら修正されるかもしれん。

2002年4月19日

問題にブチ当たった。剛体力学がわからん。わからんと言うより知らん。 モーメントという言葉を学校で習ったことはないのである。 こまがなんで倒れないのかまだ理解してない。 とりあえず本を読んで初歩はわかったが、初歩では足りない。 そもそも、x,y,z軸の回転を記述しても、 それからどう行列を作ってどうやってモノを回せばいいのかがとんとわからない。 仕方ないので明日もう少し高度な本を買ってくることにする。

2002年4月18日

今日はさらに確信が深まった。行ける。できる。

みずいろ。ひより。漢字で書くとかわいくないのでひらがなで書く。 で、内容はなんというか、いい話。 かなり致命的に釈然としないものがあるが、しかし、いい話。 書いた野郎の顔が見たいぜケッ、とかいう感じにやさぐれるくらいにいい話。 しかしそれでも、いい話はいい話なのである。 自分の脳ミソがいかに「いい話」という種類のものに弱いかが よくわかる。考えてみれば、私はカレーが好きである。 そして、カレーであれば味の良し悪しはそれほど問題ではない。 おいしい方がいいのは確かだが、皆がまずいと言うものでも平気で喰えてしまう。 無理矢理説明すればそういうことだ。しかしまあ、最後の超絶蛇足さえなければ 十分にいい話と呼べるものではあっただろう。 そしてそれも結局ハッピーエンドの方が好きなので これはこれでかまわない。 にしても、どこに分岐する余地があったのだろう。 最初の一回は強制的にひよりなのだろうか。わからん。

ガキのころの選択肢で全部決まっちまうのか。そりゃすげえ。

エロ後日談と、おまけ1個。後日談の方はいかにも 本編で不足したものを補おうという主旨のものだが、 しかし書いてる人たぶんノリノリだ。それはそれで良い。 そして問題のおまけの方は銀色同様にジョジョ。 寒い。寒すぎる。2個目のおまけは一発ネタとしてはおもしろいが 意味不明なのでもういいや。さて、本編の方もさらにやるべきかどうか 迷うところなのではあるが、 とりあえず気になるアンテナ娘くらいはやっておこう。 なにせあの表面積だ。見た瞬間ド肝を抜かれてしまった。 あれはデカい。シナリオも期待できる。 それがおもしろかったらたぶん全員やってしまうことになると思う。 そういや妹も微妙に気になる。それくらいはやるか。

そういや、床が濡れる云々は単なる味つけで、説明はないのか。 ところでひよりはかわいいが、それだけだ。 到底これでは数々の屈強な者共と渡りあえるものではない。 あと全然関係ないが、雪希(妹)の声がかわいくない。 無理矢理表現するならば、芸のない桑谷夏子。 これはこれでアリなのかもしれんが、定跡通りでないのは確かだろう。 さらに関係ないが、この絵は笑うとみんなマルチになる。 目が開いてないと絵柄の特徴が出にくくなるのでありそうなことではあるが、 それにしたって妹の笑顔はマルチすぎる。

こんなにギャルゲーなギャルゲーは久しぶりだ。

2002年4月17日

ウシオと長電話。ウシオも久しぶりだが、長電話も久しぶりだ。

そういや忘れていたが、うちの電話番号は 古い電話番号の各桁に順に0680410511を加えたもの。 各桁くりあがりはない。最初の2桁は03だ。

なんか携帯電話なんてなくてもいいような気がしてきた。

掲示板作ろう。自分ちで。とりあえずたまに切られるので それを認識してPPPを立ちあげ直す必要がある。 幸いifconfigにはIPアドレスとそのインターフェイスを開いたPID が書かれている。わけのないことだ。 後は掲示板本体だが、せっかくだからこのあいだ読んだ本に書いてあったデータ 構造の実験台にしよう。うまく行けば日記に応用できる。

行ける。行けるぞ。最悪でも ゴールデンウィークを犠牲にすればどうにかなる。 ゴールデンウィークの休日出勤は許可された。 期限に間に合わないことを恐れて大規模な手術をためらっていてはいけない。 しかし、実はまだルールが決まっていないのである。 物理法則の実装とお題の関係上最低限求められる処理に関しては時間の問題だが、 ゲームのルールが決まらない。 お題はスーパーマリオで、いかにもスーパーマリオな物体データをもらってある。 しかし、スーパーマリオまんまのルールにしようと思えば そこそこの長さのステージデータを作る必要があり、それはあまりに面倒くさい。 それに物体データが三次元なので、二次元にするのはなんか負けた気分だ。 マリオ64にしてしまう手もあるが、あれをやるなら斜面が欲しい。 しかし斜面を作るとなると衝突と摩擦の処理がさらに面倒になる。 ステージデータ入力の面倒さも比ではない。 さてどうしたものか。たかが研修だが、この出来が五月からの扱いを大きく 左右するのは間違いないのだ。

確かに危ないです。 車道走行。さすがに恐いので順方向オンリーにしてはいますが、 それでも恐いです。車の人からどう見えるかなんて考えてませんでした。 ところで、そんなに近くに住んでいらっしゃったんですね。 というかWEB日記でよくつながっている人達はみんな 東京近辺に住んでいらっしゃるのではないのでしょうか。 確かに自転車で行ける距離はレアかもしれませんけど、 電車でチョロっと行ける範囲だったらどこでも一緒ですしね。 にしてもWEB日記を読み合っているような関係で 生身で会ったことがないというのは、当たり前であるようでもあり ちょっと変なようでもありという感じで不思議です。 生身で会うから日記も読み合う、という順番の方が私にとっては自然 に思えますが、考えてみれば文章でしか知らない人の方が 数はずっと多いんですよね。当たり前なのですが、不思議です。 私がそのような人の日記を知ることになった経緯も、 会ったこともない人が私の日記を知ることになった経緯も。

よくわかりませんが、なにかの意味で買って頂いてるようなので うれしいです。有野さんという方は始めて知りましたが、 同じく新入社員ですね。なんか同じプログラマでも明らかに レベルが違ってますが。やっぱり真の理系の人は違います。 生物屋はたいがい偽の理系です。

2002年4月16日

鬼哭街終了。読んでる途中に「どうせこういう終わり方だろ」 と思ったわけではないが、しかし終わってみると 「やっぱり」と思うような終わり方。 しかし、そんなことはどうでもいいのである。 おもしろかったのだから。 ところで、一番おもしろかったのはやっぱりロシア章である。 ボリュームが足りないのは事実だが、むしろ失速気味である方が気になる。 綺麗に終わらせようとしすぎたのかもしれない。

ところで、鬼哭街はバカみたいに重い。ヴェドゴニアも重かったが、輪をかけて重い。 だんだん明るくなるよう処理で、 たった4か5しか段階がなかった。仮にも800MHzの機械でだ。 おかしい。おかしすぎる。 プログラムがむつかしいとは到底思えん。

ゲームのしくみが少しわかってきた。 わかってくるとありがたみが失せてくるものだが、 同時にその圧倒的な量の恐ろしさもわかってきたのでそれどころではない。 関数の数。データの数。さらにはハードウェアに 特有の事が何と多いことか。

2002年4月15日

〜〜罠。えらい昔葉っぱ系の同人誌で見たことがある。 おそらくはだいぶ昔のネタであるに違いない。

攻撃されると焦って頭が回らなくなって、 つい「いや、自分の勝手な主観なので、そんなに熱くならないでください」 という逃げに回ってしまう。それでも執拗に攻撃されると、逆ギレして 相手の人格を攻撃して内容を見なくて済むようにしようとする。 仕方ないのだ。戦い慣れてない人はこうなってしまう。 自分が何を言っているのかもよくわからなくなってしまう。 これは一度体験しないとわからない。 二度目はないようにしたいものだが。 どんな嫌な奴が言っていることでも、内容と人格は分けて考えないといけない。 だいたいなにかしら一理あるものだ。

行ける気がしてきた。 人に何も言われなければ調子に乗っていられるらしい。 この分ならゴールデンウィークを空けられるかもしれんな。

鬼哭街ロシアの章まで。盛り上がってきました。ネタバレ御法度とあるので 詳しくは書かないが、とりあえずロシア最高。 「やった、これだよ!」と心の底から叫びながらも、 バカ笑い。しかしバカにしているわけでもなく、やっぱり惚れているという この複雑な状態。ニトロはこれだからたまらない。男の子万歳。 だが、明日のために今日は寝る。

2002年4月14日

長沼伸一郎著「物理数学の直感的方法」。三体問題が何故解けないかを 行列を使って示していたりして、新鮮だ。そして恐ろしくわかりやすい。 とりあえず、ここで説明されているネタを物理や数学で勉強してから 再度読んでみよう。rotとか使ったこともないし、ラグランジュアンとかも 見たことすらない。金曜の宴会で先輩が「コンパクト性とか知ってるか」 と聞いてきて、知らんと言ったらかなり呆れられていたのだが、 この本を読んでわかった。手遅れかもしれんが、かまわん。 誰もが超人になれるわけではないし、超人だけで会社が回るはずもない。 会社としても平均より上であれば使わざるを得ないのであり、 そうなれれば私は生きていける。

ところで、sin以外でも内積を取って0になる関数(=直交)同士であれば フーリエ級数展開に使えるということも書いてあった。 sinだけが特別なわけはないだろうと前から思っていたが、 突き詰めて考えれば確かにそうだ。離散的に言えばΣf(x)g(x)=0。 うまいこと簡単な関数を選べばsinの計算をせずに フーリエが使えて便利かなどと思ったりもしたが、 どうせ表にしてしまうので計算の手間はないも同じなのである。 周波数を整数倍した関数が全て直交する(Σsin(x)sin(kx)=0:k=1,2...) という恐ろしく便利な性質を思えば、sin以外を使うなんて考えられないだろう。

物理の本を読んでいたら知らぬ間に昼寝してしまっていたため、 どうせだからと 自転車で横浜まで行ってみた。実は20kmくらいあって1時間半近くかかってしまった。 行って何をしたかと言えば中華街で肉まんの買い食いをしたくらい。 あとみやげにザーサイ1kg。あと、せっかくだからと山下公園で 太極拳の練習をしてきた。帰りに川崎のヨドバシで鬼哭街を買って帰る。 本当に何をしに行ったのかわからない。 なお、歩道を通ると著しく速度が落ちて不利だということに気づいて 帰りは車道を全力で走ってきたため、1時間程度で帰ってこれた。 鍛えればさらに短縮できるだろう。 しかし、わざわざ自転車で行く意味が あるかと考えると、ない。 できるだけ意味があるという結論を導こうとしたが、無理だった。

ADSL用にLANカードを買ってきたが、ロープロファイルPCIとかで金具の 形が違う。バカな。しかし、強引に金具を曲げて差してみたところ、 問題なく動いた。ネジ止めしてないが、とりあえず良し。 地震は来ないものとする。

昨日の話だが、営業の人もギャルゲーばかりが 売れている今の状況は無視できないものらしい。 ギャグとしてみ○い○をみんなで踏みつける映像を流していたりしたが、 たぶん半分以上ギャグではないのだろう。にしてもあんな映像を良く作る。

鬼哭街1章。虚淵すぎ。第一話としては申し分ない出来。 しかし、なんとなくどんどん小さくまとまってきているような気がしないでもない。 事前に聞いていた「サイボーグ武芸者」と「電磁発勁」以上の ムチャがなくて今のところ今ひとつ盛り上がらない。 それとも、私がこの芸風に慣れてしまっただけか。 なお、武術関連の描写は雰囲気以上のものではないので あまり信じないように。内家は電磁パルスは吐かないし、 外家が力まかせなんてこともない。

同居人に家族計画をやらすことに成功。実家から諸々の物を 取り寄せて順次どうこうする予定。

あれ。ADSLつながるぞおい。15日のはずでは。うお、はええ。 なんだこりゃ。とりあえず、常時接続完成。そのうちIP固定にしたり ドメイン名せしめたりするやもしれないが、とりあえずはそれどころではない。

あ。シスプリ聞きそこねた。すみすみはいい。寝る。 予言が現実になった。

2002年4月13日

部局の歓迎会。一次会は良かったが、問題は 人数が減った二次会。圧倒的にへこむ。超人まみれ。

今もらっている課題が仮にまともに完成させられなくても さしたる問題にはなるまいと思っていたが、ダメだ。 しかも、完成させるだけではいけない。自分の趣味や主張というものを これで表現しないといけない。そうでなければ捨てられる。 本気で捨てられる。概してできる人は判断が早いものだ。 一度「無能者」の烙印を押されればもう修復は不可能になるだろう。

セガ全社員が集まって行われた事業計画発表会。 おもしろすぎて疲れ果てた。セガファンにはこのセンスがたまらないのだろうが。

物理本を買ってきた。勉強する。金を惜しんでいるヒマはない。

頭のいい人は決断が早い。理解も早いが、 理解しなくてもいいやという決断も早いので、 実はあまり人の話を聞かない。 次から次へといろんなものを見ては第一印象で対象を二分し、 気に入ったものはすぐに理解するが、気にいらないものは 片端から「別にいいや」というラベルを貼ってゆく。 しかし、タチが悪いことに、 それでもせっかくだからと話題に参加してしまうことがあるのである。 参加するだけあってそれなりに考えているつもりでいるのだが、 なにぶん心の奥底で「別にいいや」マークをつけてしまっているので実際は真面目に 聞いていないし、理解したかどうかの確認もいいかげんだ。 増して相手の言いたいことが何なのかを考えるなどという面倒なマネを するはずもない。かくして言うことは言いがかりにしかならなくなることも多い。 そして、イチャモンをつけられた側が必死に抵抗しても、 つけた側にとってはもう過去のことだし、なにせどうでもいいのだから、 当然放置あるのみである。 できる人にとって優しさは与えるもので、受けるものではない。 できる人が優しくないのはそんなものが必要だったことがないからだ。

2002年4月11日

微妙になんとかなるような気がしてきた。 カメラをグリグリ動かしたり物理法則を弄んだりして遊ぶ。 しかし、こんなもんなんとかなって当たり前なのだ。 これだけ環境が整っているのだから。 さて、必要な機構の実装の目途が立ったら今度は ゲームシステムを考えないといけない。 今のところ会社の命令で束縛される時間は大して長くなく土日も休めるのだが、 この課題をこなさない限り未来はないので土日も使うことにする。

恥ずかしいと耳が熱くなります。

物理が足りない。土日に物理の本を買いに行く。 質点力学だけでは話にならないので剛体力学が必要。モーメントがわからねば死。 本来なら弾性体にしたいのだが、そこまでは望めまい。

シスプリ全話持ってるとかいう奴が現れた。 オレの趣味じゃないとかネタとしてだとかいろいろ言い張っていたが、 あれは間違いない。同類だ。他にもはじめてのおるすばん、 などという単語まで口にしていたし、 Airを買いに行って皆勤を逃したとも言っていた。 その場にいる人間の趣味が掴めていない状態で そこまで危険なワードを吐くあたり、彼は本物だろう。 いずれ接近を試みてみようと思う。 だが、今はまだ早い。なお、同居人もKANONはやっていたらしい。 案外同居人も同志かもしれないが、まだわからない。

unixが周りで不評だ。理由はわからない。 しばらくすればwindowsにも精通できるだろうから、 自分でその意味を判断できるだろう。 また同様に、グラフィカルな開発環境は絶対に必要だ、という意見が正しいかどうかも いずれ自分で判断できることだろう。 それまでは一切保留だ。判断できるだけの材料を私は持っていない。

キーバインド表を見つけないと仕事にならない。 homeキーも矢印キーも遠すぎる。増してマウスははるか彼方だ。 正規表現マッチのキーもわからない。5行カット、とかいうやり方もわからない。 とりあえず表を手に入れて手に染みつかせよう。 今は打つことよりも考えることの方が多いので問題にならないが、 慣れてきたら手が絶対にボトルネックになる。

2002年4月10日

さて、今度は本業の研修だ、と思ったら、 いきなり「試しにゲーム作って」と言われた。 どんなゲームを作るのか明日までに考えて来い、だそうだ。 一応のお題とサンプルを渡されはしたが、大した説明もない。 開発環境も馴染がない。途方に暮れる。 一方、同期はある程度この手のものには慣れているらしく、 余裕しゃくしゃくである。後ろから聞こえるバリバリキーを叩く音が辛い。 捨てられたくなければ死ぬ気でやれということだな。わかった。

2002年4月9日

歌月十夜。本編はなかなか凝っていておもしろかった。長かったが。 おまけはもういいや。それにしても、説明モードと通常モードが スイッチのように切り換わるこの芸風はどうも好きになれない。

同居人がプレステ2とゼノサーガを買ってきた。 横で見ていたが、なんだこりゃ。わけのわからん勝手な用語を並びたて、 キャラのイメージもできてないうちからショボくさい日常会話を見せ、 でもやっていることはただのおつかい。 ポリゴンのモデリングもショボくさくて田中くにひこの絵も台無しになっている。 音楽もそれっぽすぎてショボい。 システムは知らんが、それ以外はダメなものにしか見えない。 何がいいたいの。何を表現しているの。同居人はペリーを知っていた。

横浜か秋葉原まで自転車で行こうと思ったが、雨っぽい。 それにしても、アニメを見るならビデオデッキが必要だ。 それもBSチューナーつきのが。共用の居間に同居人がテレビを置いてくれているが、 夜中のアレなものを共用空間で見るのは気がひける。

東京駅の八重洲口を出たところにある八重州ブックセンター。 デカい。多い。岩波文庫であれだけ面積を占めているのを初めて見た。 それに、前勧められたような気がする「UNIXカーネルの設計」という本もあった。 それにしてもこの手の本は高いな。自分で稼ぐのだと思うと微妙にこたえる。

浅草のかっぱ橋で包丁を買ってきた。上野の浅草口から東へずっと歩くと左側に 入口がある。実際に買ったのはそのだいぶ北の方にある釜浅という店。 ブランド物も安いし、無銘のものはさらに安い。 PCで言えばバルク品か。 無銘のものを買うとその場で好きな文字を彫ってくれる。 展示してある包丁の種類がかなり多くて、しかも自由に触れるのがいい。 というわけで牛刀(普通の洋包丁)を買ってきた。 高級な中華包丁を買おうと思ったのだが、 結局前持っていた奴が十分高級品だったということがわかったので、 だったら別のにしてみようと思ったのである。 前のが安かったのは無銘だったからであって モノはそのへんのブランド品と同じなのだそうだ。考えたら買ったのこの店だった。 タダであげちまったのはもったいなかったかもしれんと思うが、 仕事が始まったらどれだけ使ってやれるかもわからんし、 よりやる気満々な人に使ってもらえた方が包丁もうれしかろうということで 良しとする。ところで、包丁はどんなブランド(一文字光秀とか有次とか) だろうと結局数人の同じ職人が作っているらしく、 店が銘を入れているだけらしい。

プロジェクトXを初めて見た。IBMと闘った富士通の技術者の話。 出来すぎ。こんなの見たらオレもがんばるぞーという気になるに決まっている ではないか。あそこでトンカツはAIRの青空くらい卑怯だろう。 カメラワーク含めて微妙にやりすぎな気もするが、 ここでやさぐれてもいいことはない。なにせあれは実話なのだ。 といわけで素直に感動しておく。家族計画もそう。私は感情主導の人間なので、 理性がダマされるかクソと思うくらいでは感動に水を差すことはできないのである。 というか、そういうことにしとけ。

置いてあったなまくらと新品の牛刀を比べてみたら、雲泥の差。 固いにんじんがほとんど抵抗なく切れる。なまくらはなまくら。 包丁には1万くらい払ってもいいと思う。いいものは研ぐのも簡単だ。 最近のステンレスは性能が良く、ハガネとそう変わらないレベルの 切れ味になるらしい。研ぐ頻度が若干大きくなるが、サビないという利点は その缺点を補って余りある。ハガネは本当にサビる。 実際前買った出刃はここぞという時にしか使わない。 お湯をかけて乾燥させる手間が絶対に必要だからである。

2002年4月8日

神谷明ラジオ。うめえ。とにかくうめえ。しかもものすげえ若そうだ。 もういい歳だろうこの人。しかしうますぎてうさんくせえ。 始終演技状態。なお、相棒の女性(豊口めぐみ)の方は知らない。 調べたらかなり新人っぽかった。

15日にADSL開通予定。8Mらしい。どれくらい速いのは想像もつかん。

100円ショップでいろいろ買ってきた。買っておいてなんだが、あれはおかしい。 あんなまともな皿やらなにやらを100円で売って利益が出るというのは 何かが絶対におかしい。

急に休みになると何をしていいかわからん。いいから仕事させてくれ。 仕方ないので鬼哭街でも買ってくるか。 そういやさよならを教えてを借りっぱなしなのだが、やってない。し かしどうもやる気がしないのだ。

自転車で川崎まで行ってきた。ヨドバシカメラを発見。これで 自転車でエロゲを買いに行けることが確認できた。しかし、鬼哭街は売り切れ。 dosパラもあったので、パーツ屋も確保できた。また、中は見ていないが 途中でデカいイトーヨーカドーがあったので、 とりあえずいろいろ買う時には便利そうである。 横浜まで行っても良かったが、すでに夕方だったので今日のところは撤退。

東京の地図を見たら、江戸だった。 何か東京というと現代風なイメージがついて回るが、 地図を見れば構造も地名も江戸だ。そこで昔何をしていたかがすぐわかる。 それはいいとして、東京中心部へ自転車で行くことも不可能ではなさそうな感じだ。 第一京浜を行けば迷わずに東京駅周辺までは行ける。

2002年4月7日

研修終了。一生ゲーセンには行かないぞと今は思う。

ズボンを脱いでも臭くておかしいと思ったら、脚まで臭くなっていた。 匂いが貫通している。そんな瘴気の充満した空間に行く 機会は必要最低限にしたい。ところで、そういう思いは抑えても表面に 出てくるもので、まして私のような正直者ならなおさらである。 しばらくすれば私を敢えてそういう場に誘おうという者はほとんどいなくなるだろう。 もちろんそれも困りものなのでそうならないようにと考えねばならないのだが、 おそらくは避けられない運命となる。

昼食がフランス料理。たかだか1000円のランチだが、当然夕飯で入ったら 2500円くらい取られるような店なので、雰囲気はかなりそれっぽい。 物も上等だった。手間をかけていそうな代物だ。 しかし、わからん。

エミール中おわり。本気でキリシタンである。しかしその一方でものすごい合理主義 者でもある。これに火のように激しい気性が加わっているおかげで ルソーというキャラはまばゆいまでに光り輝いている。小川先生(哲学の教授)が ルソーの本はおもしろくておもしろくて仕方ないと言っていたのは本当だった。 下も買ってこよう。

渋谷駅東口のシュークリーム屋を試した。サクサクして楽しい。 なお、カナートの地下もほぼ同レベルである。

シスプリラジオ。惰性。桑谷夏子のダルそうなしゃべりはけっこう好きなので 聞けるなら聞くかもしれないが、楽しみにするものでもない。 なお、次の時間帯には川澄綾子と誰だかのラジオが 始まっていたが、どうもどうでも良さそうな予感。 どうせ聞けるヒマもなくなるだろうし丁度いい。

2002年4月6日

ズボンが臭い。致命的に臭い。部屋に入っただけで匂ってくる。

スピーカーを買ってきた。1万円。ヤマハMS35D。USB接続付き。 音なんて鳴りゃあいいと思っていたが、いざ買うとなると選んでしまう。 店で聞き比べてみた結果これになった。考えてみれば小さいスピーカでは 物理的に低音は出せないのであって、であれば必然的にある程度の大きさのものが 必要になる。そして、ある程度の大きさのものは当然高いのだ。 安くても7000円くらいはしてしまう。で、どうせだからUSB接続付きの 変な奴を買うことにしたのである。windows機からはそれで接続。 マザー上のサウンドチップにはおねんねしてもらった。 音はたぶんそこそこ良いと思う。少なくとも割れたり雑音が入ったりすることはない。 モニタについてるおもちゃみたいなスピーカでは出なかった低音がきちんと出る。 ウーファというのは低音専用のデカいスピーカのことであるらしく、 それがついている。昔実家にあった巨大なスピーカは直径が30cmくらいあったが、 あれの左右を一つにして独立させたものだろう。確かにデカいのが2個もあると ジャマで仕方ないので賢い選択ではあるかもしれないが、当然2個あるのよりは 劣ることになる。しかしどうせ私には2個あっても仕方ないので全くこれで問題ない。

エミールも佳境。「サヴォワ助任司祭の信仰告白」がすごい。 自分の名前で言うとヤバいので聞いた話という体裁にしたのだろう。 とにかく大迫力。全身全霊で言いたいことをブチまける。 道徳は要請として存在すべきであるとカント先生がいくら言っても この人は聞くまい。これが信仰か。小賢しさのかけらもない豪快な 主張がたまらない。哲学なのかもしれないが、 彼自身は哲学とは読んでほしくないようなので、哲学とは呼ばないことにする。

ところで、ゲーセン店員もだんだん慣れてきた。 私でも無意識にいらっしゃいませと言えるのである。 そういうわけで昨日に比べればはるかに楽だ。

研究室ボスからメール。論文書けだそうだ。書けるわけないだろ。 やんわりと無理ですと書いて返信したが、それに対する答が 「ゆっくりとでいいので、できたところから送ってください」。 無理だっちゅうねん。他の人が書くにあたって必要になるであろう 指針や注意点を細かく書いたのだが、全部無視だ。 だいたいもう近くに論文雑誌が置いてあるような図書館はなく、 研究室からのアクセスでなければWEBからのpdfダウンロードもできない。 まさか東大の図書館行って拾ってこいとでも言うつもりか。 なお、特許化なんて仮にやる価値があるとしても3年もかかったら意味ないぞと 書いたのだが、それに対する答は「私達におまかせください」。 それは口を出すなということかおい。説明もねえのかよ。 知らねえ。もう知らねえ。 私がやったという事実が消えてもいいから放っておいてくれ。

2002年4月5日

ゲーセン店員研修一日目。 辛い。が、耐えた。一日耐えたならあと二日耐えることもできる。 土日は混むだろうから辛さは今日の比ではないだろうが。 しかし、接客をするという経験はなにかしら後に役に立つだろう。 そうとでも思わねばやっていられないではないか。

それにしても、タバコ。あの匂いが気にならないということが信じられない。 私もせいぜい頭痛がする程度でそう重大なダメージを受けるわけではないが、 着ている服やら髪の毛にあの匂いがベッタリとつくことが気にならないというのは あまりに無神経ではないのか。 そういえば中学の時も服からあの匂いをさせた教師がいて嫌だった記憶がある。 ワキや汗や口の匂いは悪くてもタバコの匂いは問題ない、 というのが暗黙の了解であるというのはどうにも気にいらない。 もっとも、自分の足の匂いと他人の足の匂いは別物だが タバコはそうではない、ということと深い関係があるとすれば 理解できないことでもないだろう。

私一人田舎者だ。田舎から来たから田舎者というわけではない。 京都においても私は田舎者だった。ただ、それが問題にならない場所にしか いなかっただけだ。都会的であることや洗練されていることを今はまだ良いと は思えない。

今日は食費で1500円以上飛んだ。 あの店はおいしいこの店はおいしいと皆言うが、 カツ丼はカツ丼の範囲を出ず、ラーメンはラーメンの範囲を出ない。 レベルの高低がわかっても、それが喜びにつながらないなら何の意味があろうか。 結局、私には料理の味の善し悪しなどわからないのであり、 そんな奴は自分でエサを作って食っていればそれで十分だ。 家に帰れない時もトリのエサ(=ミューズリ)さえ備蓄しておけばそれで生きられる。

2002年4月4日

TOEIC。相変わらず聞き取りがまるでダメだ。チューニングが なかなか合わず英語モードになれない。 読解の方はいくらかマシだと思うが、果たしてどうか。

2002年4月3日

みんな当たり前のように男女の仲 の話で盛り上がっているのだが、私には恋愛をした経験すらない。

誰か耳直してくれ。本気で。会話ができない。 唇の動きを読めるのは同時に一人なのでどうしても限界がある。 増して酒が入ったらそれすら困難になる。 屋外で立ったまま話すなら位置を調整できる上に ノイズが少ないのでどうにかなるのだが、これが屋内で椅子となると半ば絶望的だ。 加えて音楽がかかってたり、周りに客がたくさんいたり、人数が多かったり、 早口な人がいたり、あまつさえ左に座られたりするともうお手あげだ。 数日にしておそらく私は飲み会に向かない人というイメージを持たれている。 ただでも話題がわからなくて辛いのに、耳の性能のせいで何度聞き返したか知れない のだから仕方あるまい。必死でがんばってついていこうとしているつもりだが、 おそらくは辛そうに見えていることだろう。タバコの煙が苦手なのも状況を 余計に悪化させている。 思えばルネテラスや中央食堂前は本当にいい場所だった。

2002年4月2日

入社式+宴会+二次会でグロッキー。 すげえ会社だここ。さっさと寝る。

接続回復。ただし、モデムを一時的につないでるだけで、つないである間電話が 不通になるため、一日に数分だけつないでメールだけ読みます。 気分がのればこれも上げます。しかし、今のところ会社でいっぱいいっぱいなので あんまり更新しませんたぶん。

そういやノワール完結。おかしい。あまり思い出せない。 内容そのものはあんまり上等なものではなかったということか。 美学には共感するのだが。

初炊飯。うますぎるぞ納豆と玄米。おかずは割り干し大根を戻しただけのもの。 とっても甘くておいしい。体力を損わないためにも食い物には細心の注意を 払わねばなるまい。 また、ビタミンCの大量摂取がカゼの予防や早期回復に効果があることは 確かめられているので、これを気休めとして使おう。 この空気の汚さから考えてビタミンC及びEの必要量は相当に大きいはずである。

2002年4月1日

しっぽラジオ最終回。エミールを思い出した。


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