日記

2000年6月30日

有機合成。最終生成物までたどりついた。 紙の上でのことなので実際にこの反応でいけるかはかなり疑問だが、 素人でここまでやれば許してくれるだろう。さあ、次は論文だ。 その前に授業。

有機合成を仕上げ、論文をこれから読む。 死ねというのか。

明日の何時に東京へ向かえるかはまだまだ不確定。

清水んちでうちわを印刷してくる。とりあえず4枚だけだが、まあいいや。 その間オレは涼しいクーラーのある環境を生かして寝ていたが、 3時間半ではやはり足りない。もう少し寝てから論文読んで資料を作らねばならない。 日が変わるまで寝かせてくれ。

2000年6月29日

帰ってきたらもりりん氏の原稿がちゃぶ台の上に置かれていた。 帰ってくるといっぺいが寝ているというのはもう驚かないが、 帰ってくると原稿が置いてあるのは少し新鮮だった。 だが、もうその手は通用しない。

自分の分のアレルゲンの原稿が片づいた。ちと出来が悪いが、 今回は仕方ないかもしれない。さあ、今度は頼まれた原稿だ。 その前にレポートとゼミ資料を作らねばならないのだが、 そんなに時間は食わんだろう。

23時。アレルゲン印刷完了。200部だ。刷りすぎなのは確かだが、 これだけ刷ってかかった金が1500円に満たないのだから問題ないのである。 しかし、400枚の紙を折るのはしんどかった。いっぺいと二人だったから まだマシだったが、一人だったらどんなにか時間がかかっただろう。

有機化学の発表が火曜日になってしまった。ひどすぎる。 OHPに合成経路を書いてみんなの前で説明せねばならん。 わかるかそんなもん。でもやらないと単位が出ない。 加えて月曜はゼミ。頼まれた原稿を送って間にあう期限は 火曜の昼。いつ?いつやるの?とりあえず、ゼミ資料を ちょっと寝てから作って、有機合成は土曜の朝にともかくも形にし、 あとは電車の中やらなにやらを使ってコンテと下書き。 そして帰ってきてから光の速さでペン入れ、加工。 間にあうのか自信はないが、間にあわなければオレはチキンだ。

こんなことを書いているのは、 忙しいから原稿は無理だと言っているようで情けなさすぎる。 ダメだ。そんなことでは。

7月末の研究室の旅行の幹事があたっているので、 場所を決めていたのだが、人数が多くて普通な旅を求められると とても面倒だ。一人だったらどこまででも18切符で行くが、それができない。 結局木曾駒高原に行くことにした。無難だ。今日は貴重な時間がそのための 調べものにずいぶんと費された。明日も。だから時間ねえっつうの。 なんでこう集中してくるのだ。

インテルの次期主力CPUであるwilametteの商品名がPentium4になった。 もういいかげんにしろよ。

2000年6月28日

てきとうにサイトを見てまわると、VIAのAthlon用チップセットが クサレているとの意見がとても多い。性能をまともに発揮できないと評判だ。 やはりAliかSiSが出るまでDuronは待ちか。

アレルゲンの表紙をとりあえず完成とする。 かなり注意深く用意周到にやらないと コンピュータを使って絵を描くのはかえって面倒くさいことになるので 注意が必要だ。ともかくも領域ごとに別に描いてとりこむ必要がある。 さらに完成した状態を想像しながらペン入れせねばならないわけで、 それはもう大変だ。そのへんに気をつかってやれば、 もっと作業が楽になるので、そうすると当然もっと丁寧に、 手のこんだものを描く気にもなる。

金曜の夜に東京に行くことはできなくなった。 土曜の午前中に研究室の仕事が入ったからである。 仕方ないので用事が済み次第新幹線で行くことにしよう。 もはや金を惜しんでいる場合ではない。

明日までのレポートがあるのだが、 「人間が水中で生活するために必要な器具をどうたらこうたら」 というよくわからないテーマで、出した方もたぶんまともな答えは期待してはいな いだろうから、てきとうに書いて出すことにする。 酸素透過膜でエラを作り、二酸化炭素と酸素のガス交換の効率がいかに高いものを 作るかがミソなのだろうが、高分子工学は専門ではないのでわからない。 単位さえくれればいいのだ。くれればだが。

2000年6月27日

「鼻行類」が再版されたらしい。文庫で。 説明するのも面倒なのでここでは省くが、 おそらく検索すれば山と記述が見られるだろう。 ヒマを見つけて買わねばならない。

なお、鼻行類に興味がある人は、そのものズバリ鼻行類で検索してみましょう。 一発で大量に見つかります。アニメを作った人達までいました。 恐るべし日大アニメ研。

もりりん氏といっぺいが修羅場に来る。 今回もアレルゲンは出せそう。

自分の役に立ってる気がしない勉強をしていると だんだんイヤになってくる。そこで、むりやり役に立たせることにした。 生物学コーナーを作って、今までつけた知識をひけらかすのである。 誰が読むかは知らないが、「ホームページ更新の役に立った」 と思うだけでも少しはマシだろう。 しかし、さすがにダラダラ書いても誰も読まないので、 もりりん氏の「うちゅーQ&A」のように、生物学に関する質問を 受けて答える形式にしたらいいかもしれない。

寝てから原稿の予定。金曜夜に東京へ出発するには水曜日中にアレルゲンを片づけて、 木曜日中に論文を読んで資料を作って、金曜日中に頼まれた原稿の 下書きを済ませねばならない。土曜は一日良月のウチでダラダラしつつ 原稿をそこそこに進め、 日曜には狂ったように遊び、月曜に京都に帰って発表が済んだら光の速さで 原稿を上げて、火曜の昼に「翌朝10時必着郵便」で送る。 まさに完璧なスケジュールだ。土日にとらハでダラダラしていなければこんな ことにもならなかったのだが、気分がのらなかったんだから仕方ない。 しかし、明日は授業中にレポート試験。木曜までのレポートが一つ。 月曜までのレポートがひとつ。それでもなんとかせねばならない。 すみませんね。必ず上げますから。それにしても他の連中はどうしてるんだろう。

2000年6月26日

表紙下書き終了。七瀬だ七瀬。 それにしてもオレは何ページ描けばいいのだ。

鬱のエキスパートからお叱りを頂いた。 死にたくならないうちは鬱を名乗ってはならないとのきびしいご意見。 なるほど、心に留めておこう。

2000年6月25日

日が変わったとたんに雨。そこそこ激しい。来客はなさそうだ。寝ようか。

ONE本アレルゲン。今回のダラダラっぷりはすごい。 グリコーゲンと対決せねばならないというのにまるで闘志がわいてこない。 いかんわ。とらハ2のせいにしている場合ではない。

自分でできることだけに神経を使おう。自分でがんばってもどうにもならんことに 気をつかうのをやめよう。責任なんて元からなかったんだと思えばそれも 自然に受けいれられる考えだ。そもそもオレは万能になりたいだけで万能ではない。

チャットは時間を盗んでいく。オレがつい返事を待ってしまうからだ。 他のことをしながら片手間にできる器用さは、オレにはない。

Ktoreishi氏が夜中にきて昼までいた。逸平はすぐ寝てしまったので、 えんえん2人でダラダラ話をしていた。 ああ、すこしやる気になった。が。

とらハ2。漫画家終了。こりゃすごいわ。 ちょいとクサいところもあるが、 とにかくいい人がえんえんと描写されている。 話も陳腐。展開も陳腐。でも、いいじゃないか。 ギャルゲーのキャラでこんなにかっこいい人は 今までにはいなかった。また、Hシーンもちゃんと作品の一部になっている。 エロくはないが、キャラを描くために必要な要素になっているのだ。 ところで、これだけまともなシナリオをやってしまうと、 残りが恐い。超能力者とか、祓い師とか、猫耳ガキとか、いかにも シナリオがヤバそうな奴等が残っているからだ。

このゲームで 告白して受けいれられた時の「おめでとう!おめでとう、俺!」 という台詞はたまらない響きがある。オレにもそういうことを言う機会をくれ。

選挙だったな。行くか。忘れてたよ。というわけで行ってきた。 そういえば若いのは自由党の人だった。訂正。

トレース台ガラスが割れた。人知れずどこかに放置してこよう。 ともかくもきれいにまぷたつになってくれてありがとう。ケガをせずに済んだ。

ONE茜再び。アレルゲンのために妄想を練ろうと読んでいたが、 とてもそれどころではなかった。すごすぎて。打ちのめされて。 自分にはこんなにすごいものを作ることは絶対にできないのだということが、 ただ感じられて、考えるまでもなく感じられて、悲しかった。 ただでもこんな気分の時に、腹も減っていて、 そこにONEのダメージは大きすぎる。 パロディ漫画なんて描けるのだろうか。 こんな一言一言が響いてくる 言葉は、自分の世界からは生まれないのに。 ネタを求めて文章をさらうことも、ツッコミ可能な場所を探すことも、 その行為そのものがこの作品を汚すもののように思えてならない。 でも、オレはそれでも描かねばならないのだ。 決めたことはやらなければ。「ねばならない」はオレの得意技なのだから。

とりあえず腹を満たそう。金に糸目はつけていられない。 すこしでも明るい気分になるホルモンを出させないと、 とても描くことなんてできない。薬で済むのならそれでもいいくらいだ。

演出過剰な日記だと自分でも思うけれども、 近頃は誤字以外は推敲しないことにしているから、 昔よりは素直な日記になっていると思う。 ああ、恥ずかしい文章。きっとこの気分が晴れてしらふになったら 消したくなるのだろう。

カレー屋でネタは浮かんだ。あとはエネルギーだけ。

2000年6月24日

鬱ー、鬱だよー。朝ごはん食べても学校行きたくないよー。 というわけで、鬱です。この字読めますか? オレもたぶんこの字が「憂鬱」という言葉の中になかったら読めません。 ドットの少ない端末だとなんだかよくわからない塊にしか見えませんし、 この字は使うべきではないと思うのですが。

なぜウツか。簡単に言うと、物事が自分の思い通りにいかないのが腹立たしい のである。そうなるのがイヤなので思い通りにいくようにいくように がんばるのだが、これがまたそう簡単ではない。 最大の要因は、不確定性がオレの手に負えないほど大きくなることだ。 不確定性をより減らしつつ、より大きいゆらぎに耐え得る設計をするのが 常識的な対処だが、 それ以上に何が起こっても気にしない心を持つことの方がてっとり早いだろう。 おかしいなあ。オレも小学生のころはたいがいのことには動じない大物だと 担任の所感に書かれたものだが、今ではセコいことセコいこと。

自分が100の世界に生きていれば1と2の違いはどうでもいいが、 自分が10の世界に生きていれば1と2の違いは無視できない。 オレが最近セコいのは、見ている世界、つまりは夢や目標のようなものが セコくなったからだ。天だけを見て、足元に転がる有象無象を蹴散らして のぼっていく人生を思い描いていたというのに。

とらハ2はヤバい。麻薬じみたヤバさがある。 理由もなにもなく幸せに時間が過ぎる。何もしたくなくなる。 がんばる気も失せる。これはヤクだ。 特にイヤなことがあった時には効果てきめん。 よく効きます。そして、やめた時にそのイヤなことを思い出すダメージが より大きくなるのだ。まさに麻薬と同じ依存症状。 このゲームの出来がいいからか、オレがたまたまそうなる心理状況にあったからか。 そんなことは知らない。

明日は選挙。テレビや新聞からここ数ヶ月遠ざかっていたので 詳しいことは知らないが、街頭を走っている車から聞こえるアレだけで 誰に入れたくないかだけははっきりとする。 自民党は最悪だ。「民主党にダマされてはいけません」などということを 大声で叫びながら走るような下衆に入れる気はしない。 ペプシとコカコーラの戦いの方がまだしも上品でフェアだ。 それでまともな主義主張があるならまだいいが、景気回復の一語しか知らんような 奴に入れるのはあまりにつまらない。 かといって民主党もダメ。若い(28歳)からイヤなのではない。 演説の調子があまりにも頭悪そうだったからイヤなのだ。 ちょうど中核派の連中の演説に似ていた。 「われわれはー、どうのこうのー、ほにゃららー」と語尾を のばすアレだ。内容を聞く前に知性を疑う。 ちなみに共産党もイヤだ。言っていることは他の連中よりははるかにマシだし、 ああいう連中が議会のまあ10分の1くらいを占めるのは健全な議会を形成する上で とても有益だ。つまり25人くらいはいてほしい。 奴らが25人になるまでは入れてもいいのだ。しかし、どうにもイメージが悪い。 なんといっても共産党である。名前があれだ。そしてボスの 印象が強烈である。 確かにあそこの党の連中ほど勉強している奴等はいないだろうし、 汚職とも無縁ではあろうが、なにぶん妙なイヤさがある。 「共産党には10分の1になるまではがんばってほしいが、自分で入れるのはヤだ」 というのが結論だろうか。 さて、他にも政党あったよな。でないとどこにも入れられん。

選挙に行くのは法律上はともかく社会の構成員としては間違いなく義務であるのだが、 たいがいの人間はどれに投票してもいっしょだろうと投票する気にならない。 オレもだ。 しかし、おそらくそれは「一番信頼できる人間に入れよう」 と思うからではなかろうか。 「一番害が少なさそうな奴に入れよう」と思えば、なんぼか気も楽になるし、 投票する気にもなる気がする。 立候補する奴等も見た目ほど頭が悪いわけではないのだろうから こういう言い方は失礼なのかもしれないが、 だったら見た目に頭が良さそうにふるまってくれないと 我々一般庶民にはわからない。 能ある鷹ならトンビのマネはよしてもらいたいのである。 でないと、本当にトンビだと思ってしまうではないか。 もちろん本当にトンビだというオチは最悪なので却下だ。 政治などというとんでもなく高度なものを志す人間が アホウだというのは悪い夢であるべきだろう。

確かに、世の中そんなに頭のいい奴ばかりではないというのも 知っておくべきことではある。だがそれ以上に、自分がアホウなのかどうかを 常に問い続けることこそが必要だろう。 自分がアホウなのかという問いを発し続けている限り、 今以上にアホウになることはないだろうからだ。

他人をバカと言う奴はなるほどバカであろうが、 前のバカと後のバカはおそらく違う意味だ。 前のバカは何らかの能力のバカであり、後ろのバカは社会性のバカであろう。 つまり、「バカと言うことが適当ではないということを知らない」 という意味でバカであるということである。 ところで、きっとバカと言う人は、社会性においてバカであると言われる ことを覚悟しているだろうから、「バカと言う奴ほどバカだ」と言われてもまるで こたえないに違いない。他人をバカと言うからには自信があるのであり、 そのことが引きおこすリスクを、あさはかで不十分ではあるかもしれないが 覚悟していそうなものであろう。後で言ったことを後悔したとしても。

2000年6月23日

27000。たぶん次の更新はとらハ2の感想ではなかろうか。

CyrixIIIはやはりダメらしい。大人しくDuronを買う算段をすることにしよう。

考えるということ、言いかえれば入力に対して出力を及ぼすその仕方 (これをシステムという)が 大きくわければ2種類あるということが知られている。 一つは概念で一般化して、花を見たときに「これは花」馬を見たときに「これは馬」 とする考え方。一般に理性とか悟性とかいわれる。もう一つはそのまんま、 ことごとしい手順をふまず、それまでの経験によって培われた直観によって、 漠然とした印象を得る考え方。センスとかそういうふうに言われることが多い。 前に「ゴリゴリ法」「なんとなく法」とこの日記で分類したのを、 最近読んだ本をもとにわかりやすそうに名前をつけなおすとこうなる。 さて、前者のやり方は誰がいつやっても同じ出力を及ぼすので、 おカタいことには便利であり、頭の悪い人もいい人も訓練をして 用心深く行えばみな同じ結果を得ることができる。 しかし、逆に言うと同じものしか得られない。 創作をするにあたって重要なのはむしろ後者のセンスだし、 学問においても根本的な発想はセンスにこそある。 ちなみに、一度センスを爆発させた後に、もう一回理性によってチェックを行うのも 人が理解できるものを作るのには重要である。 センスは互換性がないものなので、 センスだけで作ると誰もわからないものになってしまうのだ。 すごいがわからない芸術というのはそういうものであろう。 ウチらの描いている漫画はそういう類のものではないので、 やはり互換性は捨てがたい。

「意識と本質」を読み終わる。むつかしいので一回ではわからないが、 だいたいわかった気がするので良しとしよう。 とりあえず、やっぱ漫画描くなら無意識の海から出てくる何者かの認識が 欲しいところだ、ということを改めて感じた。 人はそれをセンスと言う。座禅とはセンスを磨く訓練なのだ、 と言うといろいろと不正確だが、それほど間違ってもいまい。 センスという言葉の定義次第ではあるけれども。

太陽出版の予約をとる。2冊分。エネルゲンと葵本だ。 新刊は4ヶ月ぶりになる。一人でやっているわけではないから仕方ないけれども。 アレルゲンはその点どんなに状況が悪くても オレ一人がんばればなんとかすることができるのだから、 なんとも単純なものである。それを確認するためにも、 人に頼りようがない個人本というものを作っておく必要がある。 他人というものの存在を考慮する必要がない時に、オレの能力は高まるのか、 それとも落ちるのか。それを確認するために。

中国拳法をやるのは座禅をやるのと似ているのかもしれない。 言葉の束縛を離れて、制限のない精神の働きを総動員せねば 勁力は流れない。仏教ならば解脱である。仏教でいう空やら無やらは、 太極拳で言う無極太極と似たようなものに違いない。 山を山として認識するから、山は山でしかないのであり、 人が山として見なければ、それは山ではない。 勝手に山などという名をつけてその姿を制限するから、 真の世界は見えてこないのである。 同様に俗世のイメージや観念にとらわれていては勁力は流れないのだ。

オカルトとは、深層意識について考察した知の体系を、 表層意識のみをもってあさはかに理解しようとして 生じたものであるという。 解脱という言葉の意味がオカルトっぽく聞こえるのは解脱という言葉の意味を知る 人がほとんどおらず、あさはかな理解をもってしか知られていないからである。 カバラ然り、ブラフマン然りだ。もっとも、それを元にしておもしろい漫画や小説 が多く生まれていることを考えればそれでもいいとも言えるかもしれない。 ちなみに、女神転生シリーズはオカルトをあくまでオカルトとして オカルトの範囲内で扱いつつも、 本来の思想を表現する努力をも怠っていない希有な例である。 また、昔ドラゴンマガジンで連載されていた「雷の娘シェクティ」も そういうものと言えるだろう。

ラミネーターというものがある。薄いプラスチックのフィルムに紙なんかをはさんで、 両側から熱をかけてプラスチック同士をはりつけて、紙を保護するものだ。 よくビデオレンタル屋のカードなんかがこういう処理をされている。 さて、この機械を手に入れることにした。イベントでよく見られる、 小さい紙に絵をかいてラミネート処理をしたグッズも作れるし、 値札も偉そうになるし、 他にも名刺やらなにやらうさんくさいものをたくさんつくれる。

まさしろが大発見をした。七瀬の両しっぽを切ってみるのだ。 ショートカット七瀬。メチャクチャ似合う。 中学時代はこうだったということにしようではないか、 同志よ。やっぱ長い髪の毛で剣道はしんどいって。 ちなみに、長い髪の毛では中国拳法もしんどかった。

とあるところで知ったのだが、パラパラと略されているものがいいらしい。 ギャルゲーは何かとほれられる一方だが、ホレるということが表現されているらしい。 それは見たいものだが、一体正式名称はなんなのだ。

2000年6月22日

とらハ2。関西人(大)終了。もうこの幸せさはなんだ。 このイチャイチャさはなんだ。そして、なによりおそろしいことに、 ちゃんとしている。ストーリーがちゃんとしているのだ。 もちろん、あまりにも都合がよすぎるという弱点はあるのだが、 そういうツッコミをなしにして心の変化の流れだけを追ってみれば、 とても自然でよくできている。山場としても地味ながら申しぶんない。 こんなものがかけるなら、この路線で行けばいいのにと本気で思った。 おそらく、キワモノにしようとしてムリをするからああいうこと(1のように) になるのだろう。また、あざとくしようとか、ギャルゲーにしようとか思うから ああいうこと(1のように)なるのだろう。 普通に、自然に女の子の心というものを描写すればそれで十分いいものが作れる 人なのだ。是非3は無理な設定や展開に頼らず直球で勝負してもらいたい。

なお、とらハ2について言えば、「このキャラ萌えじゃ」という良さよりも、 「こいつらなんでこんないい奴等なんじゃ」という良さが支配的である。 ものすごくインパクトがあることをやるわけではないが、 その都度幸せな気分になるような台詞をみんなして吐き続けてくれる。 というわけで、後から思い出して「このセリフがどうで」などとは言えないのだが、 ただ幸せだったという記憶だけが残るのである。 それでもいいのだ。

同人誌作りやすくていいなぁ。これ。好きな人あんまり多くないだろうから、 売れはせんだろうし、タダで配ってもあんまりもってってはくれないだろうけども。

ふと思ったのだが、人間に論理的思考を求めるのは、 人間であるという制約ゆえにたいがい無茶らしい。 「議論というものは論理的に進めるべきものだ」 というのは正しい考えであると今でも思うし、自分ではそうしようと 思いはするが、到底徹底できるものでもないし、まして人に強制できるものでもない。 強制するのが筋違いであるということ以上に無駄だ。

2000年6月21日

昨夜からずっといっぺいのHDDにFreeBSDを入れていたのだが、 CDROMがないために大変な手間だった。その上、今でも満足に動いていない。 4.0-RELEASEのちゃんとしたCDROMを手に入れないとダメだろう。 ところで、本来ならばわざわざうちにHDDをもってくる必要などなく、 研究室のマシンに普通に入れれば済む。しかし、どういうわけか フロッピーでもCDROMでもFreeBSDが起動できないという妙な機械なので その場ではインストールできないのである。 困った話だ。妙な工夫をこらす前にその機械のどこがおかしいのかを 解明する方が先な気もする。BIOS入れ直したらブートするようになるだろうか。

CD-Rがそろそろ冗談じゃなく必須になってきた。 たまにインストールに使えるCDROMを焼いておかないと 何かあった時に大ダメージを受けることになるのだ。 2倍でいいから安く手に入れねばならない。

次のアレルゲン及び、頼まれた原稿。この所疲れがたまっていてどうも エネルギーがたまらない。なんとかしなくては。 今週末でアレルゲンを片づけ、 来週の金曜までに頼まれた原稿を上げて直に東京に運ばねばならないのだ。 しかも、7/3は研究室の雑誌会というやつで、てきとーに論文を読んで、 その内容を説明せねばならない。論文の選択もまだだし、 読むのにもそこそこの時間はかかる。かなりのピンチだと言えるだろう。 金曜の夜には出たいのだが、果してそれができるかどうか。

とらハなどやっているヒマはない。ONEをやって妄想を溜めなければ アレルゲンが出せない。 それにしてもアレルゲン、大丈夫なのか。

ONEはパロディーがしにくい。とんでもなくしにくい。 大食いやら甘党やらの使いやすい特徴は使い尽されているし、 出来がいいのでツッこむところも少ない。 どうにもならん。

2000年6月20日

とらは2。プログラムのショボさがたたる。 遅いこと。そしてカチカチクリックしているうちに選択肢になっていて、 とんでもないのを選んでしまうというワナ。 この2つのためにプレイが著しく妨害されている。 それ以外は目をつぶれるので、余計に気になるのだ。 それにしても「歌う関西人」はいい。 いや、いまのところ、全キャラいい。 キャラの存在感というか厚みというか、そんなのだったらTo Heartよりも上である。 ストーリーの出来やキャラの属性設定を足して考えるとTo Heartの方が はるかに上になるが、近頃はそういうところをあまり評価しなくなったので、 オレ内部ではとらハもかなりのレベルである。 ただ、残念なところが多すぎるだけだ。

ところで、オレが「出来が悪い」と書いたり言ったりすると、 オレがその作品を嫌っているとか、バカにしているように思われる。 「出来が悪い」というのは客観視しようとがんばった時にどう見えるかであって、 好き嫌いとは無関係なのだ。 「ダメだ」と「嫌いだ」はイコールではない。 好きなものはほめ、嫌いなものはけなす、 というのが素直で好ましい態度であるらしいが、 それではオレはとらハについて何も言えないことになる。 言っておくが、オレは1、2共にとらハは好きである。 しかし、どう考えてもストーリーの出来は悪いし、 絵はうまくないし、曲もそれなりだ。 他の作品と比較した時に、「日常描写が幸せでいい」 ということ以外にほめるところはまるで見つからない。 好きなものはけなしていけないとするならば、 とらハの感想文は「日常が幸せです」の一文で終えねばならないことになる。 それは困るだろう。 やはり感想文には採点を含めるべきかもしれない。

ひとつの採点方法。まず項目を設け、それぞれに点数をつける。 次に、ゲームの特性に応じて各項目に重みをつけて合計し、それをもって点数とする。 ついでにオレ特有の重みづけでも合計を出し、これを「どれくらいオレが好きか」 の指標とする。例をあげてみよう。 ここでは採点項目を、絵、シナリオ、音楽、システムの4つとしてみる。 これらについて5点満点で採点した時、 それらが順に、5、1、4、3点であれば単純な合計点は13点となる。 ここではわかりやすいように5をかけて100点満点の65点としよう。 次にこのゲームのジャンルを考慮して項目に重みをつける。 ここではこのゲームがノベルであるとしよう。 100点満点になるように重みの乗数の合計が20になるようにやるとすれば、 例えば絵が×5、シナリオが×10、音楽が×4、システムが×1あたりが妥当だ。 これで採点すると、5×5+1×10+4×4+3×1=54点となり、 ゲームの特性を考えると点数が低くなるのがわかる。 ここで、オレの主観的な重みづけをした時にどうなるかもやってみよう。 仮に絵が×1、シナリオが×12、音楽が×5、システムが×2、とする。 そうすると総合得点は5×1+1×12+4×5+3×2=43点となる。 これくらいめんどうなことをやったら、 オレが好きと出来がいいを分けているのがわかるだろうか。

2000年6月19日

サークル。 今までは元をとることまで考えてやっていたが、所詮無理だということが 十分にわかった。 イベントに出まくる割に売れる本は出せず、毎回アレルゲンのごときタダ本に 精を出していては、黒字など夢のまた夢。 黒字というのは自分達のつくっているものが価値があるということの証拠だから 是非とも黒字になってみたかったのだが、そもそも無理だし、 それにこだわっていると心が必要以上に汚れてくる。 決めた。もう金の心配はせん。 オレも大量に描いてやる。 見ていろ!誰に言っているのか知らんが。

申込書をかいた。4つ。あとは清水からサークルカットが届けば完了。 朝までにちゃんと来ていればいいのだが。 なにしろ一枚は20日必着なのである。

コミックキャンバス2が開催中止になった。主催者が逃げたらしい。 というわけでアレルゲンの予定がひとつ減った。がっかりすればいいのか 安心すればいいのか。

やる気がわかない。気分がダレている。 修羅場に行くつもりがもう4時。 あと14時間で締切だ。どうする。どうする。 今回かかなかったら一年間漫研から消えたことになるぞ。 しかし、その言葉は意地と誇りを捨ててふぬけたオレにはどうも届きそうにない。

まさひろから電話。みな修羅場でがんばっているという。 活気づいているという。だが…。

朝9時。清水を待っている間に天啓が降りた。3ページ4コマ5つ。構想は5分でできた。 セリフまみれなので速いはずだ。よし、行くぞ。あと9時間。

原稿は上げた。ペン入れの直前までは絶好調だったのだが、 日頃コンピュータに頼り切っている上に、 時間がないと焦ってペン入れを雑にやったために画質は最悪である。 同人で細々とでもやっていこうという人間にしてはひどすぎる出来だ。 内容はそこそこおもろいのではないかと思ったりもするが、 絵がひどければ読んでもくれないものなのである。 世の中、絵だ。 それにしても、セリフ、ワクセン、フキダシはやはりコンピュータを使いたい。 味がどうとか言うまえにオレの漫画はネタ勝負なので、 できるだけ労力を使わずに汚く見えない手段をとりたいところなのだ。 今回もいつも通り使っていれば、あれほど汚い原稿にはならなかっただろう。 面倒でも帰って字くらいは打つべきだった。経験としては生身のみで描くのも 悪くないが、その経験のために一つの機会を無駄にするのは作品にも 漫研のみなにも失礼にあたる。

薄くなるぞ薄くなるぞと思われた今回の風車小屋(部誌)もなんとか 150ページ前後に落ちつき、 近年まれにみる薄さというほどではなくなった。 ひとまずおめでとうと言っておこう。 ただ、今回ほとんど原稿を落とした者がなかったにもかかわらずこのページ数 ということは、元々たくさん描く気のあった人間が少なかったことを意味する。 その上、このページ数のうち40ページ以上がOBによるものであり、 現役部員のパワーは著しく落ちているといわざるを得ないだろう。 ちなみに、そのヘタレ部員の中にはオレも入っている。 もっとも、みんなが少ないページを描くという状態は予算の面から言えば理想的 なのかもしれない。 と、これはもりりん氏の意見。 確かに限られた人が大量のページを描くよりは平等で活気があるともいえる。

ビール工場見学会はサボり。後からゼミもサボってしまったかと心配したが、 どうやら授業が休みの日はゼミも休みになる研究室であるようだ。 だんだんペースがわかってきたので、これからはバリバリ原稿を描ける。

2000年6月18日

ktoreishi氏よりお借りした「とらハ2」。 ものすごく出来が悪いということはわかった。 さて、これがおもしろさに変わるのはいつなのだろう。 関西人が出てくるまではねばってみるか。

漫研修羅場に行くも、天啓が降りてこず原稿が描けない。 いや、正確に言うとネタはあるしけっこういける気がするのだが、 どうにもやる気がわかない。 修羅場の雰囲気のせいにするのは筋違いだし、 今回の部誌が異常にうすくなりそうだから、というのも理由にはならない。

そういえばもう一つ気分がのらない理由があった。 それは漫研には関係ないのだけれども。 そういうわけで次のアレルゲンは気合い入れねばな。 しかし、今日は気合いが入らん。すまんとしか言えん。

まじかるパーティーの申し込みの一次締切をすぎていた。 マズい。とりあえず二次締切までに忘れず出そう。 明日他の2つと一緒に申しこんでしまわねば間にあわん。 ああ、どうせだから他のも全部申しこんでしまえ。 一気にやらんと忘れてしまうわ。

とらハ2。一番無難と思われるキャラを終えた。 非常にシナリオそのものはどうでもいい。 しかしこのゲーム、日常のどうしようもなくどうでもいいやりとりが ものすごく幸せなのだ。その幸せさは1以上。 1ではまだ出来の悪さが許せない程度の幸せさだったが、 2では許せてしまうほどに幸せだ。 山も谷もなにもあったものではないが、 それこそダラダラとそのへんをうろついて 会話しているだけで異常に幸せになれるのだからすごい。 キャラもみないい。地味な良さだが、いい。 1同様ムチャな設定つきが多く、 おそらくシナリオはメチャクチャになるのだろうが、 それを無視してやってもいいくらい日常が幸せだ。 だったらてきとーに日常会話だけやってればいいと思うかもしれないが、 やはり個別のシナリオは気になる。おかしい設定がどうからんでくるかは気になるし、 どれくらいムチャなシナリオになるかも興味がある。 しかしなによりも、できるだけ多くシーンを見たい。ある種とんでもないゲームだ。

「めぞん一刻」、「優&魅衣」と近いかもしれん。 話そのものの設定も似たようなもんだし。 ところで、今「魅衣」が一発で変換された。SKKの辞書は奥が深い。

しかしそれにしてもシナリオの出来は相変わらず最悪だ。 恋愛感情が深まる描写のそれはもう下手くそなこと。 とてつもなく唐突にそういうことになってしまった。 ヤマ場になるシーンは本当にどうでもいいし、せっかく日常のシーンで築きあげてきた キャラは急にいいかげんにされるし、陳腐でやりすぎだし、本当にヒドい。 てきとーな日常だけでは確かに作品にはならないのでこれも仕方ないには仕方ないが、 だったら誰かちゃんとした展開を考えられる人に監修してもらえばいいのにと思う。 思えばONEの久弥と麻枝はそういう関係だったのではなかろうか。

というわけで、この人を「定常状態専用型」と分類することにした。 高橋龍也は「万能アレンジャー型」、久弥直樹は「展開重視泣け型」、 麻枝準は「匂いフェチバカ日常ポエム型」。原田うだるは 「過剰マジポエミー型」。 そんな感じでどうか。

ちなみに今の時点でネタバレにならない範囲でキャラの設定を列挙すると、 ネコ耳ガキ、一人でピアノを運ぶ怪力女、霊剣の霊魂で盲目な外人、 無口エスパー少女、明るいエスパー少女別名ニセ初音、拝み屋、 漫画家、普通の関西人音大生、普通のおっとりオーナー。 普通なのは最後の2人で、強いて言えば漫画家も現実にいるということで普通。 あとはもうメチャクチャだ。 このメチャクチャさがどうシナリオに結びついてくるか… については期待しないことにしよう。

ところで、ライディーンの「おれはあきらだ」の歌詞と思われるものが出てきた。 相当マニアかもしれん。他にもチラホラとあった気もする。

明日はキリンビールの主催で、修士一回の工場見学会がある。 なんだそりゃ?求人の伏線マルダシである。 貴重な創立記念日(授業休み)をそんなことに使えるか。 オレはビール屋なんぞで働く気はない。 というわけでサボリ決定。便所行ってる間に 置きざりにされるくらい影が薄いのだから、 きっと誰も気付かないに違いない。

SocketAマザーがついに発売。来週あたりには広く出回ることだろう。 CPU、マザーともに値段が初物のわりには安く、 まともに流通が始まればかなり安くなるものと思われる。 狙いは当然Duron600MHz。ひょっとしたらマザーとCPU合わせて 2万円ちょいで済むかもしれない。 もっとも葵本の表紙のデータ入稿のために CD-Rを絶対に買わなければならないので金がどうなるかはわからないが。

痕の初音オンリーイベントが1月に、楓オンリーイベントが2月に予定されている。 当然申しこむが、こんなに狭いイベントが開かれていいのか?

そのイベントのホームページアドレス。"ruriruri.moemoe.gr.jp"はどうか。

出るイベントが増えた。 メチャクチャ増えた。これにアレルゲンも伴って出るとすると、 マジで死ねます。どこかでやめないと1ページ漫画しかかけない体になってしまう。 ああ、どうしたものか。ま、3月末までは走るという約束だったのだし、 オレがここで挫けてはダメなので、それまでは続けることにしよう。 そのうち本気でイヤになったらやめればいい。

2000年6月17日

Bleem!が届いたので試したのだが、CD-ROMドライブがおかしいらしく使えない。 Bleem!に関係なくCDからHDDにコピーする時にまでエラーが出たので 間違いないだろう。買いにいかねばならない。

清水にPC版ペルソナを貸した。おもしろがっているようだ。 とりあえず良し。

CDROMドライブを買ってきた。4300円で40倍。よく見たらメーカーも速度も同じだが、 微妙に新型なようで音も静かで良い。ついでにsavage4をつんだビデオカードを5000円で 仕入れてきて機械がまた今強化された。さてBleem!を動かしみてみたところ、 これがまた見事な速度と品質。ただし3Dな時に限るのがおもしろい。 2D描画とかはエミュレーションが大変らしいが、3D機能はsavage4にまかせてしまって ラクちんという感じだろう。画面が微妙におかしいが、ハードウェアの個性 と言うべきかもしれない。また、一方で音はおかしく、 やはり万能というわけではないようだ。 さて、果たしてPC版とどちらが快適に動くだろうか。 エミュレータ上のものに負けるようではアスキーの移植技術が情けなさすぎるので、 できればPC版に勝ってもらいたいところなのだが。

ちなみにペルソナ2は動作しない。

「輝く季節へ」(ONEのPS版)を求めてしばらくうろついたが、 中古は皆無であり、新品は5800円とかする。動くかどうかわからないものに それだけの金を払うのはさすがに気がのらない。 あんなキワモノがまるで値が下がらないのは、あんなキワモノだからなのだろうが、 それでは一方のキワモノであるトゥルーラブストーリーがあれだけ 暴落しているのとの差は一体なんだというのだろう。 やはりキワモノ度の差か。

教養としてこれくらいやっとけ、 というPSソフトがありましたらお貸しください。

漫研の修羅場が行われているが、どう考えても頼まれた原稿が先である。 部誌用の数ページ漫画に適当なアイディアも出てこない。 電気屋帰りにあいさつしただけに留めた。 さて、なんとか頼まれた方の原稿のメドをつけて、明日の夕方くらいには 漫研の修羅場にも参加しておきたい。でないと、いいかげん忘れられてしまう。 みやざき君などまだコンテを描いているような段階にもかかわらず 19日(月)夕方までに20ページ描くらしいので、負けてはいられないのだ。 しかも、話によると濡れ場(Hシーン)がある漫画らしい(未確認)。 仮にそれが本当ならうちの部誌も新時代をむかえることになるだろう。 別に禁止されていたのではなく、ただ誰もかかなかっただけだとは思うが。

ビデオカードが余りました。RIVA128ZXをつんだメモリ8MBの品。AGP。 画質もなかなかですし、2D描画の速度も相当なものなので3Dゲームをしない一般的な 使い方をしている方になら誰にでも勧められます。解像度は2048x1536までOK。 3000円(交渉次第ではもうちょっと安く)くらいなら欲しいかな、という人いませんか?

ふと思ったけど、AGPつんだマザー使っている人まわりにあんまりいないや。

下の弟にこの日記を読まれたことが発覚。 わが弟はエミュレータその他に関してオレよりもよく知っているのだが、 なにぶんまだ中学生なので機械をいじれるスキルを得るには至っていない。 おそらくあと数年もすればオレよりも はるかに立派なコンピュータマニアになっていることだろう。

考えれば奴はオレよりもエリートである。 生まれた時にはすでに千以上の漫画が家にあり、ゲーム機もあり、 すでに家族4人が全員漫画アニメゲームを楽しんでいるという環境に生まれたのだ。 最も学習することの多い時期を「漫画・アニメ・ゲーム」の三大メディアに 囲まれて育ったことになる。 それだけにあるのが普通という感じでかえって熱意はないのだが、 見てきた物の数と種類では並のオタク予備軍など敵ではなかろう。 もし奴が積極的にこの道に入ることを決意したならば、 それはもう恐しい男になるに違いない。

AMDのDuronが発売された。新しいAthlonの安い方だが、 なんと600MHzで1万円を切っている。初物価格でこれということは、 まともに出てくればもっと安くなるということだ。まだマザーがないので いかんともしがたいが、できるだけはやく手に入れたい。 7月中にはクロック600の世界に入ることができるだろう。

2000年6月16日

帰ってきたら日が変わっていた。

今日、いや昨日はソフトボール大会だったのである。 朝から炎天下の中えんえんとソフトボール。 といってもオレは足が壊れているので数回打席に立っただけだが。 しかしなぜだろう、ソフトボールがイヤなのは変わらないにしてしも、 少しだけここにいられる気がしてきた。 これも慣れなのかどうかはわからないが。

ちなみに、オレよりも強烈なのが一人いるので、オレの協調性のなさは それほど目立たずに済んでいる。彼はソフトボールのさなかに「おもろない」 と言ったという強者であり、オレなどは到底及ばない男らしい。

いっぺいの家にFreeBSDの環境設定に行った。 WEBに接続し、日本語環境を整え、メールの設定までやった。 そして、最後にSCSIを読めるようにカーネルの再構築をしたのだが、 ああ、やらなければよかったのである。 起動しないのだ。加えて緊急起動用のフロッピーもCDROMも ないことが発覚し、予備のカーネルもないことがわかった。 加えて彼のは98なので、うちのも流用できない。 結局再インストールとなったが、今日は時間が時間なのでおひらき。 いつか結着をつけてこねばならない。 しかし、一体なぜカーネルがちゃんと起動しなかったのか。 まさか98用じゃないカーネルを作ってしまった、とかいうとんでもない オチはないであろうし。なんにせよ、カーネルの再構築はやはり危険を伴うのだ ということを忘れてはいけない。近頃あんまり無造作にやっていたので 作ったカーネルが動かないなんてことは考えもしなかったのだ。

一限がタルいので、えんえんと調べもの。これで結着がつく。

研究室にコンピュータが2台入った。アップルとPC。 アップルの方のスペックは、G4-500MHz、DVD-RAM、zip内蔵、メモリ256MB+増設128MB、 機器もないのにSCSIボード。PCの方はceleron533。 無駄なスペックのものを買うのは知らん人間の常なのでまあいいとしよう。 問題は別にある。場所がないのだ。 モニタは両方とも17インチのCRT。ブラウン管。 液晶という代替手段があたりまえのようにあるこの時代に、 せまくてあえいでいる研究室において、ブラウン管である。 その上、コンピュータを買った動機が「台数が欲しいから」であって、 「性能が足りないから」でないので、 古いのを捨てる気がないのである。別にコンピュータが足りなくて 人が待っているわけでもないのだが、どういうわけか増えてしまった。 その上プリンタがPM3300C。A3が刷れる、お絵描き専用といっていいプリンタだ。 おせじにも研究に最適とは言えない。デカくて遅くて、役になど立つまい。 なぜ液晶にしないのか。本体もデカい。プリンタもデカい。 もう部屋はパンパンである。オレもボスに不平を鳴らしたいのだが、 まだ立場を悪くするには早すぎるので、言えない。 他の人も言わない。 うちのボスは人に意見されるのを好まない人である気がする。

さて、これを災厄として見るだけではおもしろくない。 なんとか利用する方法はないものか。そう思うと、 意外な利用法があることに気付いた。DVD-RAMを書けるということは、 うちでDVDドライブを買えば研究室で大量にダウンロードしてDVDに書きこんで、 うちにもって帰ってくるという芸当が可能になるということである。 悪くない。

ソフマップ京都店で、LS-120(120MBフロッピー)が6000円で売っていた。 古くさい専用ケーブルを追放し、 一枚で緊急起動用ディスクを構築することができる容量である。 即座に買ってきてもいいくらいだ。

2000年6月15日

予測していた最悪の事態になった。最悪とは言いつつ最も確率は高かったし、 「仮にこうなったらこうせざるを得ない」ということを覚悟してはいたので、 驚きも混乱もない。問題はこれをふまえて次どうするか、だ。

つまり7/2にオフセットの新刊が出ないわけだが、 であれば何か匹敵するネタを提供せねば来て頂いた客に申しわけがない。 アレルゲンとグリコーゲンで、計24ページの無料配布物があるわけだが、 これでも足りん。何か強烈なものをさらに用意せねば到底立ちゆかん。 では、何を置く?色のついたものを用意せねばならんのは当然としても。

2000年6月14日

あまりに実験の待ち時間が長かったので、散歩に出た。 ぶらぶらしているうちにうにの家の方向であることに気づき、 いきなり訪れて漫画を読んでONEを借りて研究室に戻った。 何をやっているのだろう。

12時間をかけた実験が無惨に失敗した。 いつものことだが腹立たしい。 あんまり腹立たしかったので、天一でも食って体をいじめてやろう。

開いてなかった。

帰ったら、まさひろがコンテ描いてた。

うにの家で読んだ極楽りんごの感想でも書いておこうか。 3巻以降である。残念ながらアホさは相当に減っている。 無理矢理なギャグがウリだったのに、その勢いがまるでないのだ。 そのかわり、妙なセンスのようなものが感じられるようになってきていて、 それはそれでおもしろい。とりあえずいろんなものに顔と手足をつける、 という発想からよくあれだけえんえんと描くものだ。

ONE。最初の1分でKANONとは格が違うことがわかる。 さしあたって次の式が成りたつことに気付くだろう。
名雪 + あゆ < 長森

つまらないものも、つまらないと思わなければつまらなくない。 たとえば野球がつまらないのはつまらないと思うからで、 おもしろいと思えばおもしろいのである。 つまらないものが多いよりもおもしろいものが多い方が楽なので、 であれば世の中につまらないものなど一つもなくなるはずなのだが、 そうならないわけがある。 つまり、野球がおもしろいと思う自分をおもしろい(またはかっこいいその他)と思うか どうかだ。これをプライドという。 こういうことが多い人ほど不器用で、頑固で、つまりはバカである。 人間の精神もエントロピー増大法則に従うわけで、 デカい快楽とデカい苦痛がドカドカ襲ってくる状態よりも、 特に快楽もないがとりたてて苦痛もない状態の方が楽であり、 そういう状態へ向かう傾向がある。 心理学は法学や生物学よりも物理学に似ている。

エネルギー順位の高い粒子は他のよりエネルギー順位の低いものと相互作用し て次第にエネルギーを失い、ついには平均的なエネルギー順位に落ちてくる。 熱いお湯は空気と相互作用してぬるくなるということだが、 実は人も同じだ。とんがった人は丸い人にもまれているうちに だんだん丸くなるものである。 それを避けるためには、つねにエネルギーをどこからか補給してとんがった状 態を保つか、できる限り隔離して相互作用しないようにするくらいしかない。 人に影響を与える人はそれだけ相互作用しているわけで、エネルギーを失い やすい。多くの人に影響を与える人というのはそれだけエネルギーの高い 人なのだろう。 しかし高エネルギーは不安定を意味する。不安定は不安を呼ぶ。 不安は不幸を呼ぶ。偉人といわれる人のどれだけが 自分を幸せだと思っていたのだろうか。

Bleem!注文してしまった。ダメ人間すぎる…。

以下読書感想文

  のじり氏に勧められた反哲学史を読み終えた。 あののじり氏がわざわざインドから掲示板に書きこんで勧めてくるくらいだから よほど理由があるに違いないと思ったが、そんなことを考えることを忘れるほ どこの本はおもしろかった。そして、おもしろかったと同時に、痛い本でもあった。 その理由を事細かにここに記せるほどまだ謙虚にはなれないし、 それをすることはきっとせっかく調子にのって暖まった頭を 冷ましてしまうに違いないので、今はやめておこう。 哲学などといういかめしい名前がついているわりにとても読みやすい本なので、 ヒマな人は読むといいのではないかと思う。 「哲学って何?」という疑問を抱いている人にはかなりいい入門書になるだろう。 とりあえずこの本をある視点において要約すれば、 「哲学もナマモノなのだ」ということになるだろうか。

  思えば学部時代に受けた哲学の授業で、この本と似たような内容のものがあっ た。京大の小川なんとか という教授の授業で、西洋社会思想史基礎論とかいう名前だったが、 やけにおもしろかったのを覚えている。 内容は「この哲学者はこういうことを言った人だ」ということをえんえん 繰り返すもので、いかにも哲学入門という感じだったのだが、 これがまたなぜかおもしろかった。登録者こそ千人を越えるが、 実際に出ている人は十数人で、かつまともに聞いているのは数人であとは寝て いるなり話しているといういかにも悲惨な授業だったが、 先生が本当に好きで楽しんで哲学をやっているのがわかって、 かつとてもわかりやすい話し方をしてくれたのがよかった。 ボソボソと無表情に話す先生なので一見失礼ながらハズレっぽいのだが、 ちゃんと聞いてみると話は非常に整理されていたし、 一貫した視点があった。ちなみに、なぜか単位はくれなかった。

  続いて同じくのじり氏に勧められた「意識と本質」を読み始めた。 30ページほど読んでまた痛くなった。 詳しいことを書くととんでもなく長くなる上に、 どうせわかる文章にはならないであろう。 短く書くと「あるものを見るときにそれがなんであるかを考えて見ることは そのものの真の姿を殺すことだ」ということになるだろうか。 花を見る時に「これは花だ」という意識で見れば、 もうどのような花も同じ花であり、そこに感動はない。 それが愚かだと言うのである。 さて、プラトンはイデアというものを提唱した。 花が花であるのは現実の花そのものがあるからではなく、 花というものの本質があるからだ、と。 そこにある花は「花の本質(イデア)」という抽象的なものの写しにすぎないと する考え方だ。西洋はこの考え方を基にして一般化、定量化というものを 身につけて今の科学文明にたどりついたわけだ。 どちらが優れているとかいう話ではないが、 自分があまりに西洋的な、それもプラトン的な考え方に偏っていたことが 改めてわかった。

  世の中には言葉を使わないで考える方法というのが確かにあるのである。 それはのじり氏の影響で考えるようになったことだったが、 今回もまたのじり氏のおかげでそれを再確認するはめになった。 これは、一所懸命考えて描いた漫画よりも、 てきとーに描いた漫画の方が、少なくともオレに関してはウケるということ と無関係ではない。言葉というものを通した瞬間に物事は無味乾燥なものに 変えられてしまうからだ。言葉を通さずに、感じたままをぶつけるのが、 最もみずみずしい表現をする方法であろう。 西洋においても、近代に入ってそういうことを言う人が現れた。 芸術を尊いものとする風潮が高まったのはそういう人の影響だと言う。 科学技術の悪影響が見えてきた時代の話である。 考えれば漫画もイラストもそういう話の流れから行けば芸術の範疇に入るものだ。 そこで言う芸術とは、技術や科学のように一般化によって扱われる ものと対立するものとして考えられているからである。 であれば言葉で語れないもの、正確に言えば、本質などというものを考えない で感じるままのものをぶつけなければならない。 オレのような人間にはどうしようもなくむつかしいのだが、 最近なにやら糸口がつかめてきたようにも思う。 おそらく言葉で考えることに挫折したからだろう。

  たぶん、センスがないという人はセンスを自分でツブしているだけなのだ。 言葉や概念で一般化したところにセンスなどない。 センスがある人というのは、 感じることを感じたままに出せて、 かつ、どこか人と違った入力(経験)を受けてきた人だ。 後者の部分はたいがいどうしようもないが、 前者の部分は誰にでも開かれている。 完全に同じ入力を受けて育った人間がいない以上、 必ずどこかに自分だけが持つものがあるはずだ。 もしそれをいらないことでジャマせずに外に出せたとすれば、 きっとそれだけでもセンスがあると言われるに十分なものは作れるだろう。 たとえどんなに平凡な人生を歩んできたとしても、 少なくとも何十人かにおもしろいと言ってもらえる同人誌くらいは 作れるに違いない。

  拳法の勁力の理論とよく似ているな。言葉で考えてもダメという点において。

  なお、こんなに長く言葉で語っている段階で、東洋的にはもうダメだ。 所詮やっぱり西洋かぶれ。

2000年6月12日

ONEの小説を3冊借りた。一冊目は長森。悪くない。 原作に及ばないのはともかくとして、悪くない。 書き手がオリジナルを愛していることがわかるのはやはり悪くない。

二冊目も読んだ。茜だ。これはかなり妄想入ってていい。 よほど頭をひねったに違いない。文章は未熟だが、 この愛の深さはすばらしいではないか。

26000。がんばって更新します。 アレルゲンもよろしく。

三冊目終わり。ああ、みさき先輩はいい人だ。 しかしながら、この小説の出来だけを言えば、 ONEであることが足枷になっている気がしないでもない。 みさき先輩という人格はONEなしでは存在しなかったとは言え、 永遠うんぬんの要素がこの作品の焦点をボヤけさせている気がする。 いや、悪くないし、むしろいいのだが。

夏コミ受かった。驚くほどレアな出来事ではないにしろ、 喜ぶには十分である。さて、また一つ地獄を確保。

いろいろ危うい。さ、アレルゲンがんばるか。次はONEだぞ。 そうだ、ペルソナ漫画もかこう。実家から攻略本を送ってもらわねば。 あの攻略本は資料集もかねているのだ。 さあ、夏コミのアレルゲンは何にしようかな。

虚構はリアリティがないと認めてもらえないが、 現実はリアリティがなくても認めてもらえる。 オレの高校時代の生活をそのまま漫画にしたら、 きっとリアリティーがないといってバカにされるだろう。 「現実は小説より奇だ」と言うのは、「小説は現実ほど奇ではダメなのだ」 という意味に違いない。

2000年6月11日

アレルゲンの予定を書いていてふと思った。 これ、いつまで続けるんだ? とりあえず今年度一杯(2〜3月まで)はやってみようと思うが、 それでも20号程度は出ることになるわけで、たぶん飽きる。 しかし、アレルゲンどうのこうの以前に 他のみなの状況が変わるだろうから、 4月以降このサークルそのものが続くかどうかすら疑わしい。 結成一年にして解散というのもなかなかおもしろいが。

アレルゲンの構成を6号から変える。 エネルゲンの宣伝ページに1枚割くのはやめることにした。 すでに5号では半ページに落とされていたのだが、これをさらに推し進めて 2ページ目の一部に押しこむ。 これで募集ページが5ページだ。 広く描きたい人を募っているので、 我こそはという人は是非ご参加頂きたい。 もちろん1ページ漫画限定でジャンルまで限定ではそれほど参加する人は いないだろう、という読みの上でこういうことを言っているのだがね。 全然知らない人から申し出があるなんてまずあり得まい。

7/2発行予定のONE KANON本にもりりん氏も参加することが決まり、 これで完全に割り当てが決まった。 計8人というなかなかの大規模プロジェクトだ。 結局オレが描くページ数は1ページ漫画×3+中表紙+作者紹介。 それこそ楽勝なのでさっさと描いてしまおう。 問題は中表紙だが、真面目に絵を描いても仕方ないので せいぜいおもしろいネタを練るとしようか。 一応言っておくが、アレルゲンにかまけてエネルゲンの公式本を いいかげんにしているわけではない。オレにはオレの役目というものがあり、 それを果たす関係上今回はオレにまわってきたページ数が これだけだったということだ。どうせオレは編集すなわち雑用人。 「作家を大事にしろよ」などと言われるということは、 オレは作家ではなかったということだ。 作家なんてご大層な言葉だと確かに違うなと思いもするが、 これをクリエイターと言いかえるとそこそこブルーになる。

アレルゲンはストレス解消の手段。 どんなストレスがあるかって? 聞くなよ。

とらは。チビとお姉さんを終える。かなり普通だった。 なんといっても、終えた数分後でありながらシナリオの流れを思い出せないのだから その普通さは群を抜いている。 確かにところどころ楽しげなのだが、それだけとも言える。 あとたぶん中国人シナリオもあるのだろうが、 後半にならないと出てこないので面倒くさい。 やはりキワモノ度の高いシナリオが売りということか。 それにしてもあのシーンのしつこいことしつこいこと。

掲示板で話題になっていた最終兵器彼女だかを読んだ。 一話だけなのでよくわからんが、兵器ってマジで兵器なのな。 そこがおもしろかったが、あとはただ普通にいい話。 通して読まないとよくわからないだろう。

アレルゲン5号掲載。なゆけっと開始とほぼ同時だ。

ONE本を作るのだしと思ってONEをもう一度読もうとしたが みつからない。やはりみつからない。誰に貸した覚えもないが、 この狭い部屋でなくなるとも思えない。一体どこにあるのだろう。 KANON共々。 とりあえず仕方ないので借りることにする。 一応記憶だけでもなんとかなるにはなるのだが、 やはり妄想を強めるにはモノに触れねばならない。 Airが出る前にONEの決算をしておこう。 KANONは今回のなゆけっとで一応終わり。 やっぱ、KANONはONEの足元にも及ばない。好きだけど。

ペルソナ。win版を借りたのはいいが妙に動きがぎこちない。 全般に遅いのではなく、基本的にはなめらかに動く性能はあるにもかかわらず、 何かタイミングやらがおかしくてひっかかっているような感じだ。 3D機能を切ればまともに動くが、今度はCPUの速度が足りない。 オレとしては「II罪」よりもキャラが好きなので、 できればもう一度やってあわよくば同人誌を作りたいのだが、 この動作状態ではちとキツい。ドライバとdirectXを入れかえてもダメだった ので、機械そのものを替えるしかない。相性のいいビデオボードを発見するのと、 より早いCPUを手に入れて無理矢理ソフトエミュレートで動かすのと どちらが早いだろうか。 bleem!(プレステのソフトをwindowsで動かすソフト) でプレステ版をそのまま動かす方が早い気もするが。

アホから電話。アレルゲンが85部もはけたらしい。 残りはわずかなので適当にバラまくそうだ。 65サークルしかない小規模イベントでこれだけはけたというのはとてもうれしい。 もう調子にのるぞ? 次のBright Seasonはいっそ200部作るか? ちなみにそれでもかかる金は1000円ちょい。 仮に大量にあまっても次に使えばいいし、ジャマなら捨ててしまえばいいだけだ。 しかし…、これだったらオフセットつくるよりずっと楽で安くて、 安いどころかタダでいいから人にもってってもらいやすくて、 前の日くらいに上がってれば大丈夫で、大阪行く手間もなくて…。 エネルゲンの方はともかく、アレルゲンやら個人本やらはこれで十分。 手続きとかいっぺいに習っとかないとな。 24時間使用可能というのもすばらしい。

なに?ペルソナ漫画を夏コミまでに描かないか、だと? なんとタイムリーな。そんなことを言われたらそりゃ描きたくなりるさ。 というわけで地獄をまた一つ追加。 しかし、II罪だった場合はちょっと記憶が怪しいな。 IだったらIだったでこれまた前述の問題があるのでしんどいのだが。

Bleem!買ってこよう。どうしてもペルソナをやらねばならん理由ができた。 あいまいな記憶では妄想がわかんのだ!

2000年6月10日

Thunderbird(新Athlon)発売。 秋葉原恐るべしである。 しかしSocketA版で、そんなマザーはまだない。 買っても試せないというアホウな状態だが、 売り出されたということの意味は大きい。 マザーもすぐにドカドカとでてくるだろう。 なお、初物価格なのでまだ高い。 700MHzが28000円。 さあ、清水、マザーが出しだい買え。

研究室のノートパソコンのシステムが壊れた。 なんとかXを動かそうとしてprobeonlyをかけたら画面がおかしくなり、 リブートしたらカーネルが死んでいた。 もうダメだ。再インストール。 FreeBSD4.0の初期カーネルでPCCARDを使えるなら古い3.4ベースのPAOを使わず に済むのでありがたいのだが、果たしてどうだろう。

長いメールかいとった。 すっげえ疲れた。

まだ詳しいことは明かせんが、11/26はアレルゲン2冊同時発刊だ! イベントはBright Season 7と覚醒夜3。 もちろん当選したらだがね。

また長いメールかいとった。 すっげえ疲れた。

編集って、すっげえ大変です。 こんな同人誌ごときでコレなんだから、 それこそ商業誌の人は死ぬような思いをしていることでしょう。 それでほとんど報われないあたりが編集の醍醐味でしょうか。 みなさん、マシリトを責めてはいけません。

言ってるそばから清水がAthlon買った。ただし古い奴。650MHzだ。 メモリまで足して512MBらしい。 これでA4の600dpiでも描けるとか言っていた。 とりあえず、これで新Athlonを味見することはできなくなった。 自分で買うのはちょっと先すぎる。

トライアングルハート。幽霊と猫耳吸血鬼を終える。 これ、キワモノだったのか。 忍者の時にある程度わかっていたことではあるが、 改めて考えてみると本当にメチャクチャだ。 To Heartにあやかってキワモノ系を目指したのだろうが、 無理にやりすぎで力一杯キワモノを目指しているあたり 逆に何かほほえましい。絵も妙にぎこちなくて、 シナリオも荒削りどころかメチャクチャ。 キャラも場面もクソあざとい。 客観的に誉める要素はそんなにないのだが、 なぜかそう嫌いでもない。 主人公の描写のせいか?それともキワモノに魅かれてるだけか? たぶん全キャラやってしまうのだろう。

明日はなゆけっと。ストライク平助さんの本も持ってゆくし、 神風スタイルの綾香本も持ってゆく。 名雪オンリーイベントの割にはよくわからん委託本だ。 実はうちにしたところで名雪オンリーなのは アレルゲンの8ページ本一つなので人のことは言えないのだが。

2000年6月9日

漫研の例会に行って、少しダラダラしたのだが、 その後とある家で酒でも飲むかという話になった。 明日授業がない奴等だ。オレは帰らざるを得なかった。 ちゃんと寝ないと授業中に寝てしまって さっぱりわからなくなるのである。

BS受かってた。これで地獄を一つ確保。

いっぺいが東京に行って二郎の「ましダブ全地獄」を食ったらしい。 「まし」はサイズで、特盛と思えばいい。小、大、まし、と大きくなる。 「ダブ」は「ダブル」で、 チャーシュー(というか豚の角煮)の量。 「全地獄」はトッピングで、とうがらし、汁の辛さ、野菜、脂、にんにくなどが それこそ大変な状態になっているものだ。 あの男そんなものを食いつくしたと言うのか。 オレの限界は「大ダブ全地獄」。 地獄にすると辛さで味もわからなくなるので二度とやらない。 オレは「小ぶたとうがらしちょっぴりあと全部」 くらいでちょうどいいのである。 ちなみに小でも並の大盛りよりキツい。 ましはどう少く見積ってもその倍は大きいのでオレには到底無理だ。 大ですら食っててめまいがする。

うちの本に描きたいという人がちらほらいてとてもうれしい。 今回のBS合わせの本も良月の友達が8ページ描くし、 次の夏コミ合わせの本も描いてくれる人がいそうだ。 こうやって関係が広がるのがたまらなくいい。 がんばって原稿を描いて、もっとたくさんの人が参加したくなるような本をつくろう。

自分が書き言葉モードと話し言葉モードを分けてないことに気がついた。 よく「お前の文章は堅い」といわれるが、 オレは普段もこんなしゃべり方をしているので、 これは話し言葉なのである。確かに「である」は使わないので、 完全に話し言葉でもないのだが、まあノリはこうだ。 そういえば掲示板とかチャットとかに、話し言葉でもなく 普通に文章に使う言葉でもない言葉を使う人が多いのだが、 オレはそれもいっしょ。自分をどう見せるかということにいかに無頓着かを 改めて思い知った。サンダルにTシャツ、半ズボンで一年の半分くらいを過ごす という段階で問題があるのだろうが、もういいや。 初対面の人に会う時くらいはまともな格好をして、 まともな話し方をした方がいいのだろうが、 とりあえずまともな服はもってないし、 まともな話し方もロクにわからないのでダメそうである。 アホにまで不器用不器用いわれるのだから、たぶんよほどヒドいのだろう。 いや、アホはある方面では異常に器用なのでもっともではあるのだが。

掲示板、チャット用に別の話し方を用意しておくのはとてもまっとうな気がしてきた。 「(笑)」とかがいい例だ。オレはどうも好きになれず使わないのだが、 そのおかげでいらん誤解を招くことが多い。 チャットとか掲示板とかに書く文章の特性は書き言葉と話し言葉の中間の性質を もつことにある。つまり、話し言葉っぽい言葉をつかったり、 あまり推敲しなかったりということが現象として表われてくるわけだ。 話し言葉っぽく、かつ、文章で声が聞こえないという特性を最大限に活かした 言葉づかいというものが求められるのだろう。 オレもさすがにあまりなじみのない人と会話(掲示板などで)する時には いろいろとそういうことを考えて書くが、どうにもぎこちない。 書き言葉か、話し言葉か、そのどちらかにどうしても寄ってしまう。 多くの人とWEB会話していれば自然と身につくのだろうが、 オレは自分から人に話しかけるのが苦手だからそれもなかなかむつかしい。 とりあえず「(笑)」を使う訓練でもしてみようか。

と、「(笑)」を使いまくった文章を書いてネタにしようと思ったが、 なんか「(笑)」を多用する人をバカにしていると思われそうで恐いのでやめておく。 オレはこんなに真面目なのに、真面目と思われないことが多いので 下手なことはできないのだ。 たぶん「人を楽しませるものを作る」ということに関しての真面目さは、 「そのためにはどんなものでもネタにする」ということに直結するので、 「ネタにするような奴は不真面目だ」というイメージにひっかかって 不真面目だと思われるのだろう。 この前いかにもな日記を書いてネタにした時も、 直後に「コレはマズかったかもしれん…」と思ったものである。

今日はBS本の穴埋め申告締切。これでオレが何ページ描くかが決定する。 幸い実験がうまくいってないために土曜くらいはあきそうなので 下書きくらいは片づけてしまうことにしよう。 しかし、月曜の報告会で新しいネタを用意できそうにない以上は いろいろと調べて最大限にハッタリを効かさねばなるまい。

雨が降っている。この音を「シトシト」と表現した奴は強者だ。

2000年6月8日

京大漫研の会誌に何か描こうと思っていたのだが、 予定がつまりすぎている。6/19締切なのだが、 そのあたりにはONE本の漫画を描かないとマズい。 今週末も使用不能だ。事実上来週末だけでONE本の原稿を描くことになる。 何も考えずに修羅場にのりこんで、その場で4ページくらい描いて提出するという 計画があったのだが、どう考えてもそんなことはしてられん。 今後のスケジュールでも書いてみるか。

これは死ねる。「燃えてくるぜ」の一言で済まされるかどうか怪しいレベルだが、 自分でまいた種は自分で刈りとらねばもったいない。 オレのものだ。

ちなみに、BS及び夏コミに落ちていた場合、 かなり楽勝なスケジュールに化けてしまってネタとしておもしろくない。 当落が出ないうちに書いたのはそういうことである。 サンクリ受かってたらアレルゲンがもう一号追加されていたのだから、 それに比べれば大したことはない。

2000年6月7日

実験が忙しさを増してくる。なんといっても来週の月曜は まだ中間報告で、新しいネタを提供しないと「無能」のレッテルが はられてしまうからだ。今週ばかりは土日を逃げおおせることは不可能である。 二次元電気泳動、ペプチドシークエンス…。 やったことがない操作を大量に覚えねばならないので 退屈することはないだろうが、時間は完璧に奪われる。

2000年6月6日

名雪本を刷り終わり、切羽つまってやることが急に消えてしまった。 さほど切羽つまってないことはたくさんあるのだが。

自分が律速でないと思うとオレはとたんにダメになる。 「オレが最後でなきゃいいや」と思ってダラけてしまうからだ。 しかし、逆に自分一人で作るとなれば当然自分が律速だから かえってがんばれる気もする。

葵漫画の妄想を練ろうとするも、 どうしても葵漫画じゃなくて格闘技漫画になってしまう。 葵、葵、葵…。ゴツい三兄弟の体がチラついて まるでTo Heartにならない…。もうダメだ。オレの頭。

トライアングルハート。大女シナリオ終了。 普通。それ以上どう言えばいいというのだろう。 せっかく大女というめずらしい設定なのにそれをまるで生かしてない。 キャラもあざとさが目立ちすぎていかんともしがたい。 設定はおもしろいのだが…。

トライアングルハート。忍者シナリオ終了。 なにこれ?何がいいたいのだ?このシナリオは。 部分部分をとってみればそこそこまともに思えたりもするが、 話がもりあがってくるにつれて意味不明なシナリオに化けてくる。 最後の方の展開は一体なんなのだ。脈絡も伏線もあったものではない。 そもそも、この世界どういう世界だ? キャラとしては悪くないが、シナリオがわけわからなすぎて どうしていいかわからない。 設定はおもしろいのだが…。

2人しかやってないが、とりあえずキャラ設定は悪くない。 悪いのはシナリオだ。片方は普通すぎてダメ。片方はキワモノを狙いすぎてダメ。 主人公は今までのものとは少し違ったタイプだし、 濡れ場突入時の主人公の心理描写もなかなか見るべき点がある気はするのだが、 それはウリにはならんだろう。とりあえず、もっとキャラの人格を良く練って、 シナリオの主題というものを考えた方がいいのではなかろうか。

Winchip再び。予定されていたWinchip4がCyrixIIIの名でVIAから発表された。 10W以下の消費電力がウリらしい。けっこう心がひかれたりもする。 クロックも667まで出るらしいので、そう悪くない。 今は巨大なファンでブンブン冷しているので、 いつ止まるか気が気でないのだ。 どうせクソ安いだろうからとりあえず試すだけ試してみたいものである。 AthlonはDuronにせよ熱いことに変わりはないのだし、 何よりも変なものの方がおもしろい。 さて、問題は本当に量産されて売り出されるかどうかだ。 発表だけで終わる例もけっこうあるのである。

2000年6月5日

午前3時。編集終わり。もりりん氏と二人して自分の漫画でウケまくる。 日があけてもおもしろいといいな。 しかし、まさひろが原稿を上げてこないので、印刷そのものは月曜の夕方。 自分が律速(一番遅いこと)でないというのは気持ちがいい。

アレルゲン5号の表紙をアレルゲンに設置。 やはりデカい顔を描くものではないなと切に思った。 どうやったらデカい顔をちゃんと描けるものだろうか。 デカいと全体を一度に把握できないためにどうしてもバランスが狂うし、 線が長くなるのでそれだけヨレる。訓練あるのみなのだが、 近い未来にどうにかなる気はしない。 なお、似てないのは承知の上ですが、どうぞ責めてください。 描いたものには責任を持たねばね。

なゆけっとに行くような強者なら「次郎」の意味くらい 軽々とわかるに違いない。もちろん「二郎」ではない。

100部のアレルゲン。何部はけることやら。 表紙がショボいのが致命傷にならないようにネタを盛りこんではいるが、 つまらなかったら終わりだね。 タダでもいらんもんはいらんのだし。 ところで、今回のアレルゲンは限界までスペースを使っている。 なんと8ページのうち5.5ページを漫画化することに成功した。 結果エネルゲンの宣伝ページが半ページに減らされたが、 アレルゲンに欠けているのはボリュームなので、このくらいは我慢してもらおう。 なお、ページを増やせばいいじゃないか、というのは言わない約束だ。

アレルゲンも半年くらいやってたら好きな人が出てくるかもしれない。 そうしたらタダであることは強みになるはずだ。 タダであることで警戒する人はいるだろうが、 長期的に見ればタダが一番人に見てもらえることは疑いようがない。 もちろんそれは顔が知れるくらい長く同人を続け、 かつ、オレがどんどんうまくなっていけばだが。 創刊して一か月半でそんなことを考えるのもどうかと思うが、 もう5号だしいいだろう。できればこのまま隔週並のペースで出したいものだが、 なにぶんそんなにイベントがない。

アレルゲン5印刷完了。いっぺいがちょうど東京へ行くので、 彼に託すことにする。今回はコピーでなくリソグラフなので、 一部5.2円というすばらしいコストを実現できた。 100部で520円である。印刷はコピーに比べれば汚ないし、 さわっていると手が汚れるタイプの印刷なのだが、 タダ本にそんなことで文句を言われてもこまるし、 印刷の品質でもってってくれる人が減るわけでもあるまい。

AMDの対celeron兵器であるDuronが発表。 600MHzが13000円ということで、とんでもなく安い。 これで古いAthlonより速いというのだから絶対買いである。 清水が買ったら計ってみて、それでいつ買うか決めよう。

2000年6月4日

さあ修羅場だ、と思ったが、うちに来る人間が誰もいない。 さみしいのでみやざき君の家にいってクソゲー観賞。 クソってのは本当にクソですな。 ついでにPC版のペルソナを借りることに成功してヒャッホウ。 1、2ともに是非同人誌を作りたい作品なのだが、 まわりにやった奴がいないのでやるとしたら一人でやることになる。 アレルゲンを一人で作るのも悪くはないが。

原稿描く前から眠くなってどうするのだろう。 しかし、眠いものは仕方ない。ネタはあるから描きはじめればそれこそ一瞬で 終わるのはわかっているのだが、わかっているだけにやる気がなかなか起きない。 人が来ればなあ。というわけで朝まで延期。

借りたトライアングルハート。20分くらいやってみたが、特徴がなさすぎて どうしようもない。忍者な女の子がいるのはおもしろいが、 それだけではいかんともしがたい。 どなたかこれがおもしろくなることを知っている方がいたら情報ください。 このままでは到底耐えられませんが、後でおもしろくなるというなら 耐えてみせましょう。

借りたペルソナ。動作がおかしい。ギクシャクする。 CPUが足りないとかそういうことではなさそうだ。 誰かPC版をまともに動かすために必要なことを知っている人がおられましたら 情報ください。

ウシオと電話してたら4時近くだ。原稿どうしよう。 いいや。上がるって。表紙と4コマ2つなんて半日で十分だ。 つまり寝る。

昼間まさしろから電話。「今日中には上がらねえ」。 あー、ダラダラすっかー。下書きあがったしー。

もりりん氏が横で原稿を描いていたが、 お互いに一段落したためにダラダラモード。 修羅場用にと買っておいた肉をカレー風味やら醤油風味やらといろいろ変えては焼き、 ソバをゆで、メシを炊く。 自分待ちにならない保証があると人はこんなにもダラダラしてしまうのである。 もちろん締切が近いのはこれだけではないのだが、 一つが片づくまでは次にいけない体質なのだ。 だったら早く描けよと言いたくなるが、ごめんなさい。

2000年6月3日

サンクリ落選したらしい。不確定な情報だが、 たぶん間違いじゃないんだろう。 アレルゲンごときを委託することもできんので、 サンクリのアレルゲンは中止だ。 グリコゲンは予定通り出すらしいが、とりあえず勝負はなし。 さて、これのせいで時間が空いてしまうので、 他の企画を考えよう。

夏コミは受かるだろうか。半分以上落ちるとも聞くし、 落ちると思っといた方がいいかもしれない。 しかし落ちたら企画がかなりおじゃんになってしまう。

それ以前にBS大丈夫だろうか。抽選になりそうだという話だ。 これ落ちたらウチのサークル終わりだぞ。

マジで。

これだけブルーになっておいてサンクリ落ちたってのが誤報だったら、 すっげえバカバカしくてうれしさ1000倍だな。

さしあたって描かなきゃいけないもの。

なんだ少ないじゃないか。

今回のONE本も穴埋め要員として大活躍の予定。 長い漫画はまた次回。一体いつの次回かは知らないが。

75GBのハードディスクが発売され、60GB品は3万を割った。 一年で倍以上になるのは絶対どうかしている。

下に降りてみると新聞屋の袋が置いてあった。 ふと見てみると、なんじゃこりゃ、だ。 即 変な写真コーナーに加えてしまった。

「ぼくんち」をちょっとだけ読む。なんだこりゃ。 絵がシンプルなわりに内容はヤケに黒い。 強烈だ。

2000年6月2日

足がまだなおらない。さすがに痛みはほとんどひいているのだが、 妙な違和感がえんえんとつきまとう。 とりあえず正座できるようになったらなおったことにしようと思っていたのだが、 まだ痛くてできない。 たぶん蹴りでもしようものならとんでもなく痛いだろう。 毎週拳法行ってるのが原因だろうか。 しかしよく考えてみれば普段から結構歩いてるし自転車にも乗ってるし、 安静からは程遠い。捻挫ってのもやっかいなものだ。

まだ左右のくるぶしで形が違う。 右がふくらんでいるのだ。めんどくさがって湿布も包帯もしなかったのが 悪かったのだろう。 また包帯の日々。大袈裟と思われようと治るまで続けよう。

ところで今日も道場だがどうしよう。

とりあえず行くだけ行くか。でも、行ったら全力でやってしまうんだな、これが。 このまんまダラダラ治らなくて8月の試合に出れないというのだけは避けたいのだが。

そうしたら夏コミいけるな。そういう問題じゃないが。

アレルゲンjpg化完了。ついでにあいさつページも載せておく。 大丈夫だろう。もしこれはヤバいだろう、と思われる方がいたら 私を諌めてください。即座にモザイクでもかけます。

道場で先輩に見切りの相手をしてもらった結果、 近頃見切りがロクにできなかったわけがわかった。 反射神経が鈍くなっていることもないでもないが、 それよりも体が硬くなっているために手を動かすのが間にあわないのだ。 雲手と型だな。これは。

昨日のことだが、なんとなくドラクエIIの戦闘MIDIをアレンジしなおして、 4回ループするようにした。出来がよくなったとは思うのだが。

2000年6月1日

アレルゲンの公開形式をpngからjpgにした。 劣化が問題にならないならこっちの方が減るらしい。 しかし、この作業は面倒くさいので今日は4号だけ。 そのうち1から3もjpgに変換する。

実験中、ビーカーを「プロージット!」と叫びながら 床に叩きつけたい衝動にかられた。

本を探しに南部生協に行った。医学部のおひざもとだけに それ系の本が並ぶ。その中に性カウンセリングに関する本があって、 つい読みふけってしまった。 日常口に出すのがはばかられるような言葉が、 学問的にというか早い話えらそうに書いてある。 気持ちよくするそういう技術やらに〜〜法(〜〜は学者の名前)などと 名前がついていたりと、ギャップがなんともいえないのだ。 特におもしろかったのがカウンセリングの実例で、 女性下着フェチの男性の例などについてまともにお堅い文章で記述して あるのが絶妙。
「彼は女性物の下着を身につけることに性的な興奮を感じることを告白した。 (うんぬん)なお、間もなく妻は離婚を申し出た。」
のようにオチまでついていたりしてもう止まらない。 ほとんど全部読んでしまった。ネタとして買っておきたかったのだが、 学術書だけに4800円もするので断念。 本人達にとっては深刻な問題だし、性は人類社会の根本要素の一つであるだけに 茶化していいものでもないのだが、 やはりこういうものをおかしいと感じてしまうのは仕方なかろう。 自分がそういうことにまだ無縁だというのも大きいのだろうが。

本当に無縁だな。

それにしても、 性カウンセリングの専門家ってひょっとしてものすごい人種じゃなかろうか。 同人誌印刷屋の受付の人はどんな原稿が出てきても 表情を変えてはいけないわけで、それはそれで大変だが、 カウンセラーは加えてちゃんと一緒に真剣に考えて やらねばならないのである。考えるだにオレには無理だ。

整形手術の本も読んだ。中に性転換手術の項があって、 特にすごかった。人体なんて所詮肉人形。 あっちを切って、こっちにつないで、……。 あんなものからそんなものまで作ってしまうのである。 写真がグロいことグロいこと。

名雪本の表紙でえらい苦労している。 それというのもデカい顔が描けないからだ。 直径5センチを越える顔を描こうとすると どうにもバランスがとれなくなる。 まして今回は10センチ以上。至難だ。 小さいのを描いて拡大したのを半トレース、 という手もあるが、何か負けたようで気にくわない。 根性で描くか、構図を変えて顔を小さくするかどちらかにしよう。

本当にオレはギャルゲー同人には向いてないな。 向いてないことをウリにするしかないのだろうが。

サンクリいきてえ。夏コミ行けないかもしれないだけに なおさらいきてえ。金はともかくとして時間が…。


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