熱が下がったら落ち込みも消えた。あの落ち込みは熱のせいだったのか、落ち込みたかったから熱が出たのか。
お友達が家に来た。来てもらうと楽~。で、オトモの様子というか、私のかかわり方を見てだいぶ驚いていた。
まあ、そうだよね。
療育、あっさり分離して60分できるのがすごい。そしてプロ。ずっと楽し気にやっていた。「どっち?」は聞いた後に『ピっ』と言いながら指をさしそうな方を手前にするような工夫はどうかと提案頂いた。
あああ!プロ!
1週間も熱が38度~39度台なので、一応病院に行った。インフルでも溶連菌でもなく、酷い風邪との診断。
3番目の息子が自閉症で4月から療育に通い出したのだけど、その生活が受け入れがたくてずっと熱なんか出しているんだと思います。と伝えたら、看護師さんがいっぱいハグしてくれた。ハグって。病院でハグって。お医者さんは、成長は予測できないこと、できるだけ色んな窓口を持って話せる場を持った方がいいとのアドバイスをもらった。
で、泣いた。
オトモ、お風呂に入ろうとしないで遊んでいる。私が「あ!いいこと考えた!今日のお風呂は、象さん達と一緒に入ろう!きっと楽しいよ~!」と言ったら、脱衣所にサクサク移動して、(はやく、ぞうさんをもってきて!)私が象を持ってきたら、さっさと服を脱いでお風呂に入った。そして尿意を感じたらしく、トイレに戻っておしっこをしてから再度お風呂に入った。ちゃんと言葉が分かったんだね。
シノンがお家に呼んで遊びたいお友達に声をかけてお誘いから約束までした。もう一世一代の告白のようなドキドキで、こちらにまで伝わってきた。そのママさんに、「オトモちゃんの接し方で気を付けることとかなーい?」と聞かれたが、あると言えばあるし、無いと言えばない。カミングアウトをしたので今後そういう風に聞いてくれるママは増えるだろうから、何かいい感じの答え方を用意しておきたい。
普通の子と同じとは言い切れない。言葉での理解は通じないと考えて貰ったほうが早いよなぁ。穏やかな時に目線を合わせてから話す、トラブルは注意を最小限にしながら本人を制するのではなく、問題になっている物や周りを素早く除去する、みたいな感じかな。
簡単な説明としては、反応が鈍いです!1歳になったかなー?くらいの頃の子供だと思って接してもらえるとありがたいです。(日本語は基本通じませんが、否定語に過敏で否定的なことを言われると癇癪を起しやすいです。)って感じかな。括弧の所を言ったら、皆かかわろうとしないか。
月火水と発熱していたが、今日は復活。
入園式以来、やっとオトモを連れて幼稚園に行けた。
オトモの担任の先生に改めてご挨拶。オトモが先生のことを分かって懐くように、とにかく色々やってみる。
今日は先生に「顔ビーム」と「くすぐり」と「名前の言い方のコツ」みたいなものを伝えてやってもらったのだけど、園児が大勢いる中では、なかなかオトモの視点が先生に向かず、名前を覚えるところまでいけなかった。明日は少し早めに行って、人が少ないときに名前を言って貰おう。すんなり覚えるかもしれない。
園長先生にも改めてご挨拶。「登園は平山さんの思う時期でいいですからね」と。もう、やさしいー。
シノンと私がダンゴムシを探している間に、4歳児が二人でうどん屋さんごっこをしている中にオトモが入って、一緒にフライパンを混ぜ混ぜしていた。しばらくそれなりに参加していた感じ。
シノン、蝶、ミミズ、ダンゴムシ、オタマジャクシを捕まえる。何を捕まえても良いから、殺さないで欲しいな。
オタマ「褒められるのは子供扱いだからすごく嫌」なんだって。
でも、これ、バイオリンや絵や文章や漫画に限ったことだと思う。行動に関してはすごく褒められたがっている気がする。
からすのパン屋さん、八百屋さん、お菓子屋さん、天ぷら屋さん、蕎麦屋さんの順番かな。全部まとめて読みたいんだって。シノンが。まあ、音読は私だけど。
朝、早めに幼稚園に行ったら、どの先生もオトモとすれ違う時にくすぐってくれた。すごい。オトモは最初はくすぐり先生たちに出会うたびにゲラゲラ喜んでいたが、プロすぎる先生方に楽しまされすぎて喜びの範囲を飛び越えてしまったらしく、しばらくして泣きながら私の元に走ってきた。昨日担任の先生に言ったことを職員全員で共有してくださって実践してくださったのが本当にわかる。もう、本当にありがたい。
園長先生ともおはなしした。先生たちのオトモへの対応に感謝していることと、現状、幼稚園の空間では園児や自然などの視覚情報と音声情報が多すぎて、先生の働きかけが沢山あっても、顔や声を選択できていないことを話した。まだ人がいるとインプットできていない。少しずつ、今度は静かな所で話しかけてもらう機会も作りつつ、先生たちと一緒にいると安心できて楽しい!先生たちの言う声を聴いてみたい!と覚えるように持って行きたいとお話しした。
シノン。卵のパック2個を幼稚園に、ビー玉を幼稚園児に見立てて、一人でごっこ遊びをしている。自分で想像して、面白い世界作り上げられる人は強いと思う。シノンの描く絵の世界もそうだけど、シノンの頭の中の世界はシノンにしか作れないものだから大事にしてやりたい。今後、誰かに馬鹿にされたりしても、壊されないくらい強いものであって欲しいと思う。
幼稚園の保護者会。保護者全員が集まり、先輩ママに自転車の置き方やら通園の注意などを習う会。オトモは3時間の会に一緒に参加した。過去2回は10分と居られなかったのに、他の子供たちと一緒におもちゃで遊んだり、持ち込んだおやつを食べたり、絵本を見たりしながら落ち着いて過ごせた。
最後の30分、地区ごとに集まって自己紹介したりする時間があって、そこが人の熱気やら音がマックスになったんだけど、そこもそれなりにクリアできた。一応、私は「この子(オトモ)も先日の入園式で年少組に入園させてもらったんだけど、ちょーっと発達がゆっくりなので、登園は徐々に、園長や先生たちと、子の様子を見つつーって感じになっています。」みたいな言い方をした。 初、全体へのカミングアウト。まあ個人にはめちゃめちゃ話しているんだけど。
入園式の後、物凄い悪寒がして。熱を測ったら39度5分あった。久々に風邪を引いた。
オトモの匂いが風邪っぽい。移ったかな。
一晩経って、37度から38度台を行ったり来たりしているのだが、どうにもしんどいので、子らの面倒が見れていない。オトモにスマホを渡してしまった。
入園式、涙が。それなりに参加できた嬉しさと、でも明日から普通に預けるわけにはいかないことの葛藤が涙になった。
そして緊張のあまりか、久々に風邪引いた。発熱。
やばい。療育、しんどい。
オトモができないことを明らかにして、そこを繰り返し根気よく訓練するのってしんどい。
ああ、この子は本当に普通の子があっさりできることが、全然できないんだなぁ。普通に育てていてはダメなんだなぁと。改めて崖から突き落とされる感じ。しかもこの辛い訓練を受けたからって伸びる保証もない。
でもなぁ。やらないと本当に一生オトモは何もできない人生になるから。今年はこれをやってみる。
自分のメンタルをどうやって維持しようか。どういう風にとらえていけば、この苦行を乗り越えられるのか。
ああ、幼稚園サイドで分かってくれる人が欲しいなぁ。
こんなにつらいつらいと書いているが、オタマは元気だし、シノンは上機嫌だし、オトモはふざけているしで家族はとてもいい感じだ。
まずは私の睡眠時間をなんとかしよう。