ひつじこ

2010年5月31日

1ヶ月健診。電車を3本乗り継いで病院へ。ドッキドキだったがなんとかなった。授乳服とケープが大活躍だった。この2つがあれば、車内でもホームでも座れていれば授乳が出来る。泣かせずにすむ。

健診結果は母子共に良好。酷いと思っていた湿疹も乳児湿疹の範囲内と言われて一安心。石鹸で綺麗に洗ったらよくすすぎ、乾いたタオルで水分を拭き取るように言われた。意外だったのは、クリームやローション類は何もつけないで良いと言われたこと。ジョンソンのサイトとかでは、生まれた日から使いましょうって書いてあったけど、別にいらないのか。

同じ病室だった人達も健診に来ていた。みんな同じように1ヶ月間子育てをしてきたのだなぁと、当たり前のことを改めて思った。何人かと喋って、なんか心が強くなった。薄い同窓会のような気持ち。私は久しぶりに人と話したので、少ししどろもどろになってしまった。

とっても感じのよい人達で、近かったら「お友達になりたいです」と告白しているよなーと思いつつ、永遠のさよならをさりげなくした。里帰りは健診が自腹なのも辛いが、こういうところがとても不幸だ。

1ヶ月健診に持って行った物のメモ。

帰りの電車で、その1。髪を後ろに束ねているチェックのシャツのニイチャンが颯爽と席を譲ってくれた。向かいに立ちながら、終始たまちゃんに笑顔ビームを送ってくれていた。

帰りの電車で、その2。改造制服を着た女子高生の集団の一人が「うわー、超ちっちゃい!あれ、みてみ!かわいい!あれ、やばい!」とたまちゃんを指差して、仲間に教えていた。生後33日の人は、確かに超ちっちゃいです。

健診時に、たまちゃんの目について訊ねたら、「眼科にかかって」と言われたので、地元に帰って近所の眼科に行った。お医者さんは、たまちゃんの小ささに戸惑いながら淡々と診療してくれた。最後に、「いや、かわいいよ、うん、かわいいよ、赤ちゃんって、かわいいんだなぁ、いいね、いいね、いいこだね、いいこだよ・・・・」と呪文のように繰り返してくれて、なんだか温かくなった。

今日一日で、この数日の心配や不安が吹き飛んだ。たまちゃんも、ひらしょさんも、私も、がんばったよ。また、明日から宜しくお願いします。

2010年5月30日

たまちゃんがよく眠る。心配になるくらい。

明日は健診なのだから、色々聞いて診てもらおう。

2010年5月29日

3日連続で、朝方は1時間おきに起きておっぱいを欲しがる。4時から10時くらいまで。この時間が一番しんどい。

生後31日ということで、家から200mくらいの神社に行って3人で安産のお礼とこれからのご挨拶をしてきた。

だっこ紐デビュー。ひらしょさんが。

今日も、たまちゃんはモリモリ飲む。おっぱいは油断はできないが、まあまあスッキリだ。

おやつに甘いものが食べたくなったので、まずグレープフルーツを食べてから黒ゴマプリンを食べた。

うんちやおなら前のたまちゃんは、苦しげで気の毒だ。泣きそうというより泣いている。

たまちゃんを抱きながら、パカパカ行進曲というラジオを聞いて大笑いした。上半期ベストテンだったので、どの話も天才的に面白かった。ひらしょさんに教えたくても、自分が先に笑ってしまって無理だった。暫くは思いだし笑いに注意だ。

たまちゃんが健康に育ちますように。

一ヶ月でたまちゃんの表情が豊かになった。泣き声以外の声を出すようになった。ご機嫌で起きている時間が出来た。首を持ち上げるようになった。だっこを要求するようになった。手を振り回して何かを主張するようになった。指をよく動かすようになった。顔をじっと見つめるようになった。色々できるようになった。

2010年5月28日

夜中、胸が痛くて目が覚めた。ガチガチに固まって熱っぽい。気を付けてマッサージしていたが量が出るようになって、色々追い付かないようだ。

夜中の3時から、たまちゃんがまともに寝ません。1時間おきに起きます。私が眠れません。辛い。

沐浴後、私の胸に乗せてうつ伏せ寝をしたらやっと寝た。14時40分。ふう。

シャワー、バナナ、抹茶プリン、麦茶、流し掃除、歯磨きしてスッキリ。世界ふれあい街歩きとどれみふぁワンダーランドを見て、さらにスッキリ。これでまた頑張れる。たまちゃん、もういつでも起きていいぜ。

たまちゃんの湿疹が増えて心配になったので、今日の沐浴は試供品のジョンソンベビーシャンプーを使った。重曹と洗剤、たまちゃんにとってどちらが良いかわからないけど、たまに洗剤も使おうかと。

いつでも搾乳ができるように、哺乳瓶を丁寧に洗って煮沸した。たまちゃんが飲んでもまだ痛かったら搾乳しよう。そして夜に飲ませよう。人肌に温めるのが面倒だなぁ。

今までみたいに、ひらしょさんとゆっくりお話する時間がない。なので、ちょっとの時間に無理矢理喋ろうとすると無茶ぶりになるようで、ひらしょさんがよく固まる。私は元々、下らない話しか出来ないので、貴重な時間だからといって密度の高い話をしようとしてもソヨウがないから出来ない。「ねぇ、これからおネエ言葉で喋ろう。」とか「おネエ言葉が嫌ならサムライ言葉でもいいよ。」とか。「そんなこと言っていないで少しでも寝たら?」と言うのは全面的に正しいのだけど、やっぱりお喋りがしたい。たまちゃんとお喋りするのと、ひらしょさんとのお喋りは別なの。

チーズケーキ美味しかったなぁ。

一日かけて沢山飲んでくれたから、今はおっぱい痛くないよ。ありがとうね。

いつも美味しいご飯をありがとう。ご馳走様です。

2010年5月27日

今年もまた、アフロ欲が出てきたよ。クルクルしたいなー。

数時間で頭の中にも湿疹があらわれた。治れー。

たまちゃんがおっぱいを飲んでくれると、おっぱいが楽になるので助かります。遠慮せずに、いっぱい飲んで下さい。このおっぱいは全部たまちゃんのものです。

ひらしょさんが夜に眠れるように別々に寝ましょう。私はたまちゃんと奥で寝ます。その方がいいですよね、やっぱり。

2010年5月26日

昨夜のたまちゃんは深夜3時〜6時まで起きていた。元気過ぎ。

たまちゃんの額と目尻に赤い小さな湿疹が出来た。朝に顔を拭くこと、昼下がりの沐浴に丁寧に顔を拭いて清潔を心がけているけど、まだ足りないのかな。

ひらしょさんに床の掃除をしてもらった。スッキリ。ありがとう。

おっぱいもおむつもゲップも大丈夫。それでも泣くときは、だっこして寝たいとき。だっこは疲れるので添い寝で誤魔化そうとするが、たまちゃんはなかなか誤魔化されてはくれない。結局1時間ばかり経過してしまい、こんなことなら最初に少し頑張ってだっこをして、さっさと寝てもらえばよかったよ、と後悔する。

ただ、だっこ寝をしてしまうと、布団においた瞬間に泣くのよね。

寝たと思って、大急ぎでシャワーを浴びて出てきたら激泣きしていた。あちゃ。

たまちゃんのうんちの見た目が緑茶の茶がらに見える。臭いは焼き芋のような、たい焼きのような。

大きくなったように見えるよ。健診が楽しみだね。

2010年5月25日

頭では客人カモーンなのだけど、どうも本能というかホルモンは違うようだ。子育て中のウサギを人がかまい過ぎると、親ウサギが荒れるみたいな心理に近い。たまちゃんとふたりで。ゆったりと密に濃厚な時間を過ごしたい。そんな訳で、遊びに来られる方は1〜2時間弱を目安にお願いします。すみません。

とか書くと誰も来れなくなっちゃうよなぁ。これは今日の気分であって、数日後の私は別人だと思うので、あまり気しないで遊びに来て下さい。

目が痛い。使いすぎた。寝なきゃ。

ご機嫌なのは良いですが、寝ないのかい?しっかり寝てくれたらシャワー浴びたいのよ。今日も飲むねぇ。出すねぇ。

洗濯ありがとう。取り込んで畳んでタンスにしまいました。サオは大変なので、ひらしょさんに片付けてもらおう。

たまちゃんが寝たので、明るい時間にササッとシャワーを浴びた。明るいからあちこち見えてしまう。もう少し体力が回復したらお風呂掃除をしようと思う。

明るいついでに。体を姿見で観察した。おしりが垂れたというより、平べったくなっている。腰、仙骨の周りに4つのくぼみがある。昔お風呂屋さんで見掛けた、いわゆるオバチャンの腰つきだ。妊娠前はこのくぼみの辺りからおしりの立体感が始まったのに、今は真っ平で腰が長い。腰痛や恥骨痛はこの平べったさからきているのだろう。後ろ姿がどっと老けている。これは直しがいがある体つきだ。なんとかしよう。なんとかしなきゃ。ジーンズを穿いてもこの尻はカッコ悪い。

たまちゃんが沢山寝てくれる間、おっぱいがチリチリ痛みだしてくる。お乳がどんどん製造されている。

家事をしたいけど、今無理をして後々まで引きずるのが怖いので、もう暫くおとなしくしています。負担をかけっぱなしですみません。よろしくお願いします。

たまちゃんは顔に肉が付いてきて、ガッツから魁皇になった。親なので可愛くて可愛くて仕方がないが、頂いた桂由美のピンクのリボンとフリルのベビー服が全然似合わないことは痛いくらいわかる。

ベビー服を作るなら、日本人の赤ちゃんに似合う服をデザインするべきだ。モデルに白人ベビーを使うのは反則だ。日本の赤ちゃんに似合う、着物っぽいシンプルな形の服とかが売られていないってことは、私の考えはやはりマイナーなのかな。

でも。魁皇に純白フリルの帽子は無理です。

2010年5月24日

たまちゃんは今日くらいの気温が心地好いみたい。よく寝てよく飲み、そしてあまり泣かない。

起きているときに声を出すようになった。

Amazonでミルサーか体重計か鰹節削り機のどれかを買いませんか。

明日は晴れるらしい。洗濯しよう!

ラジオを聞いて。コジマケイコとビビる大木が好きになってしまった。

長島エピソードを集めまくって大笑いしたい。面白いんだよ。

2010年5月23日

たまーに。たまちゃんは寝ながらピカーっと笑う。たまりません。

ゲップを出す達人になりたい。

ちょっとブラがずれていた。おもらしをしたかと思うほどあちこちがビショビショになった。粉ミルクは会社行きだと思う。

夢の中で、2歳前後の子の面倒をみていた。トイレに付き添ってから、レッグウォーマーをはかせていた。どんだけ子育てよ。

たまちゃんは、手足の状態がはっぱ隊の踊りになっていることが多い。なので私の頭の中ではいつも、「ヤッター!ヤッター!」って歌とナンチャンがグルグルしている。おめでたい。

洗濯物が。今までとは比べ物にならない増え方だ。水曜まで晴れないなんて死ぬ。

数十分で起きてしまう時は、大抵ゲップが出きっていない。

パシーマを折り畳んでベッドにしたら移動が楽でなかなか良い。軽いバスタオルが掛布団。

お腹が空くよ。何でも底無しに食べられるよ。今なら二郎を「マシマシ」で食べられるよ。って、行ったことないから聞きかじった言葉を書いてみた。

生後25日。毎日おっぱい飲んで、お風呂に入って、うんことおしっこして。どんどん大きくなっている。

ひらしょさんへの愛情とたまちゃんへの愛情は種類が違う。たまちゃんの愛情の方が、ラベル先生の言っていた愛に近い気がする。たまちゃんが成長するに連れて、この愛情も変化するのだろう。

布団敷きっぱなし。妊娠中もそうだった。いくらひらしょさんが気にしない人だからって、あまりにだらしがない。

名前を褒められると嬉しい。無垢なカードをありがとう。

仕事しているのか遊んでいるのか、区別がつきません。仕事中に下らないことを沢山話しかけて、すみませんでした。

2010年5月22日

蒸し暑いから?全然寝ません。王様のレストランを何回も見た。

2010年5月21日

たまちゃんは毎日だいたい14時頃に沐浴する。首の皺や股の皺、手指の間の汚れや皮脂を重曹風呂でよく落とす。

新生児らくせつはもうじき終了。胎児時代の肌がほぼ一皮剥けて、いわゆる赤ちゃん肌になった。

布団カバーと冬物と、もらってきたタオルを洗濯した。合い間、合い間にね。いっぺんには無理だから、たまちゃんをみながら少しずつ。

片乳が出ていたよ。気付かなかったよ。そんな時は教えてよ。タラチネのハハだ。

恥骨と仙骨が痛い。骨盤が閉じてくれていないのかな。仰向けに寝てしまうと起きた時に激痛が走る。

そりゃ円周33.5cm、直径10cmちょいのモノを通すために骨盤を思いきり広げたんだから、暫くは痛かったり色々するだろう。すごいよなぁ、人体。

蚊がいるね。気を付けなきゃ。

おやつは、ひよこ豆ぜんざいと麦茶。あんことひよこは意外に合う。これから熱くなる前に、もっさりな髪を切りたいなぁと思いながら食べた。

たまちゃんは、だっこか隣で寝ていれば長く寝る。3時間くらい。私も今から一緒に寝よう。夜に備える。

お布団カバーはつけてもらおう。あとは取り込んで畳んでしまえる。産後23日、ちょっと家事も出来るようになりたい。

今後の外出に備えて、授乳服とケープを買っておきたいです。たまちゃんは乳さえくわえていれば、ある程度は静かにしていられるから、公共スペースでも授乳できるアイテムを持っておきたいです。急な外出があるかもしれないし。2つで5000円あれば足りると思います。ね。

真っ赤になって汗をかきながら飲む。心配になるよ。窓開けるか。

2010年5月20日

家事や自分のことが出来ない。まだ、たまちゃんのリズムの合い間を使って何かをすることが出来ない。追い追いね。

2010年5月19日

新生児用の紙おむつのパッケージに10時間分の吸収力と書いてあるのはどこか変な気がする。10時間も寝ないし。10時間も換えないなんて有り得ないし。

オウチに帰ってきた。車が空いていたこともあり1時間10分程で着いた。これは思っていたよりずっと近い。

ウェディングドレスとひらしょさんのスーツを紙袋に入れた。空けた引き出しはたまちゃん用にして、衣類、バスタオル、タオル、ガーゼ等を入れる。

いつも入れていた時間に沐浴させたよ。ひとりでもそれなりに出来るものだねぇ。湯温計、大活躍。買ってよかった。

たまちゃんのおくるみは、私が赤ちゃんの時に使っていた物。兄も妹も、妹の娘も使った物。かわいらしい小花の模様のキルティング。

片付けが中途半端だけど、たまちゃんと眠ろう。夜のことを考えると、今の内に少し寝た方が良い気がする。

目が覚めて。横のたまちゃんはまだ寝ていた。急に二人きりを強く感じてドキドキした。私がこの子を育てていくんだなぁという気持ちが押し寄せてきた。

たまちゃんを見ていたら、おっぱいがポタポタ垂れていた。起きたらまたいっぱい飲んでもらおう。

実家と違ってオウチは静かだ。何か音を流そうか。たまちゃんと話すといっても、正直、まだ犬よりもリアクションが薄い。ぬいぐるみに独り言を聞かせている感じに近い。

ラーメン、おいしかったなぁ。

2010年5月18日

妹の娘が私の前でしゃがみこみ、胸を指差しながら「パイパーイ、パイパーイ」と言う。「えー。欲しいの?お母さんのにしたら?」と言っても「パイパーイ、パイパーイ」と言い続ける。「そんなに欲しいなら良いけど。お母さんと違うよ。見るだけ見てみる?」と乳を出した。妹の娘は、私の乳を凝視してから「ふうん。」とやや不満げな声を出した。「ほうら。やっぱり違うでしょう?」「うーん。」「お母さんのがいいでしょう?」「うーん。」「そうだよ。お母さんのおっぱいが一番だよ。」「うーん。」と話しながら彼女はどんどん後退りして、妹の元に帰って行った。

明るい部屋にもすっかり慣れたよ。ただ、明るいことで、だっこ寝の要求が烈しくなったのと、眠りが浅くてすぐに目が覚めてしまう気がするのは気のせいかな。

目のマッサージの仕方を教わった。目がしらにある、米粒くらいのコリコリをこれでもかーという強さで圧す。一日3回位。ギャッと泣いてもやれとのこと。

たまちゃんはどんどん大きくなっているよ。汗をかきながらおっぱいを飲む。

帰りの服が。いつの間にか世の中は夏だ。それから荷物が多いなぁ。衣装ケースの引き出し1個分ある。まとめなきゃ。

お。ほのかに乳房がピリピリと痛い。これが有名なお乳が張る状態かな。たまちゃんが起きたら、ガッツリと飲んで貰おう。

実家最後の夜はお赤飯。ちょっと切ない。

たくさん心配をかけましたが、無事に元気な子を産むことが出来ました。25日間(産前2日、入院8日、産後15日)本当にお世話になりました。明日からは向こうで、ひらしょさんと協力してたまちゃんを育てます。ありがとうございました。

って、またすぐ来るけどね。

2010年5月17日

夜中、たまちゃんの右目は目やにで開かなかった。これは眼医者だ。

と夜は思ったが、朝にひらしょさんに電話してお話を聞いて、考えが変わった。すべきことをしながら様子を見る。

私はアタフタしがちで駄目だねぇ。

たまさんはうんちをたくさんする。1時間に5回とかする。おむつ換えのタイミングがわからない。かぶれさせたくないから、今はすごいマメに取り換えちゃうけど、慣れたらもう少しケチっていくと思う。布も考える。

オウチに帰ったら毎回オシリを洗うかも。おしりふきは上手く拭けないし、こすり過ぎていそうで。

たまちゃんは朝の5時から10時過ぎまで起きていましたよ。あまりに起きているから「たまこさんとお散歩に行くの歌」が出来ましたよ。歌いながら家の中をぐるぐる散歩したよ。

分娩所要時間は7時間33分だった。その内、陣痛室は7時間ちょい、分娩室は30分弱。これが長いのか、辛かったのか、他人の体験と比べようがないので判断ができない。体重は3590gだったと言うと「お産が大変だったわねぇ。」と労ってもらうことが多いが、これも小さい赤ちゃんを産んだ体験がないから、大変だったのかよく分からない。私のお産の感想は、産む時は痛みも気持ち良いくらいで楽勝だった。辛かったのは、点滴をつけているせいで自由に動けなかったことと、助産師が新人さんで呼吸指導も何もかもがチグハグで「なんか違うなー」と思いながら委ねていたことと、促進剤の痛みのリズムが体と合わずに心地好くなかったことの3点だ。産むことだけを取り出せば、かなり気持ちのよい体験だった。そこに対しては大変な思いはしていない。

ひらしょさんは全てに付き合ってくれた。辛がる人を7時間以上直視し続けるのは、当事者よりも余程辛い体験だっただろう。私は最後に出産してスッキリハッピー体験に昇華したが、ひらしょさんにはそれが無いから、まちがいなく私よりも辛い記憶として脳に刻まれた筈だ。ひらしょさんには頭が上がらない。絶対、私よりも大変な思いをしたよ、この人。

もし次の機会があるなら、立ち会い出産を私から希望することはないと思う。私が苦しむ様子を、私以上に苦しみながらただ見るような体験は、もうさせたくない。それか、超安産で苦しむ姿を全く見せないお産をするかだ。

たまちゃんは10時過ぎから4時間ほど、小さく小さく丸まって寝た。気分はまだ胎児なんだね。

体重は戻っても、体型はほど遠い。

畳まれていた耳が大きくなってきたよ。圧縮型スポンジが水を吸っていくみたいな。

パジャマは太陽の匂いがする。実家ならではだわ。

ゆっくりと帰る準備。

普通の明るさの中で、普通に過ごせているよ。風を通して。気持ちがいいよ。

舐められないように強くなりましょう。

2010年5月16日

ひらしょさんが一日一緒にいてくれた。

たまちゃんのお腹はプックリと膨らんでいて心配になる。飲みすぎじゃない?

たまちゃんの右目が気になる。どうも目やにが黄緑がかっている。明日の朝も酷ければ眼医者に行こう。保険証とかまだだけど、母子手帳でなんとかなるよね。

午後はまったく寝なかった。毎時間おっぱい、オシメ、あやすを繰り返していた。夜はどうなるか。

一緒にいてくれてありがとう。

2010年5月15日

激泣きをあやしていた最中に猛烈にトイレに行きたくなった。漏らすわけにはいかないので、たまちゃんを布団において大急ぎで用を足した。戻ってまた抱こうとした時、たまちゃんは激泣きをスッとやめ、そのまま寝た。放置時間は3分前後だと思う。あまり使う気にはなれないけど、こういう手があるのを知った。

おならとうんちを出すときのたまちゃんの苦しみっぷりは、なかなかかわいそうだ。せめて泣かないで出せるようになれたらと思う。

たまちゃんのうんちは母乳が腸内で完全に発酵したモノに見える。甘酸っぱいヨーグルトの匂いがする。黄色くさえなければ、間違って食べちゃえそうだ。

夜は3時間ほど一気に眠るが、今日の昼間はちっとも寝なかった。8時から12時まで毎時間、うんちとおならで泣き、乳を欲しがった。今日から少し室内を明るくしたせいかもと、雨戸を少し閉めて暗くしたらすぐに寝た。明るすぎて寝つけなかったのか。

大泉門がピクピクしてる。さすが新生児。大人だったらホラーだよ。

たまちゃんと一緒に1時間ほど熟睡できればスッキリして元気になる。やっぱり出産後は何か出ているに違いない。

たまちゃんのことだけの日記から卒業して、自分のことを綴る日がくるのだろうか。想像できない。

お風呂前、体重を計ったら4kgあった。誤差200g位はあるとしても、まあ順調だと思う。大きくなったよ。

2010年5月14日

たまちゃんに寝ながら授乳していたら、妹の娘がきた。私達の様子を見て急に「パイパーイ、パイパーイ」と言って妹のおっぱいを催促して立ち飲みしだした。1歳児、面白い。

親戚が御祝いにきてくれた。たまちゃんは知らない声の束に興奮したのか、あるいは私の気疲れに気付いたのか、いつもの寝るタイミングを全て逃して5時間も起き続けた。すみません。寝てください。

親戚そろって「とても生まれて16日目には見えない」と。「男の子みたいにしっかりした顔立ちだね」と。まあ、でかいです。

妹が料理中で手が離せなかった時、妹の娘がおっぱいを催促した。母が「お母さんは忙しいから、代わりにばあばの飲んでみる?」と乳を出した。妹の娘はちょっと迷ってから吸い付いて、すぐに離した。ばあば、面白いけど体を張り過ぎ。

眠い。眠れるときに寝ておこう。やっぱりお客さんのお相手をするにはまだ早かったよ。疲れた。

顎がスッキリしている。腫れやらむくみが完全に取れた。久しぶりに本来の顎のラインを見た。妊娠前の顎だ。そうそう、私、こういう輪郭していたよ。

いつ帰るか。産後3週間、生後21日ってことで19日に帰ろうか。それとも1ヶ月健診がまた面倒なことになるから、頑張って6月まで待つか。ああ、出来たら帰りたいです。すみません。だって一緒に居たいんです。3人で暮らしたいんです。本当にすみません。

たまさんのつむじはひとつだ。成長と共に増えていくとか無いよね。ひらしょさんと同じ毛の流れで、ひらしょさんと同じ所がはねる。

ゲップがなぁ。もっと素早く出せたらなぁ。苦しませずに済むのに。

たまちゃんをだっこで寝かし付けた場合やゲップが完全に出きっていない場合、猫背の曲線をキープして布団に置かないと、目をさまして泣いてしまう。枕を2つ組み合わせてチャイルドシートのような状態を作っておいて、そこに寝かせると違和感なく寝てくれる。平たい布団に寝かし付けることを何度も失敗して困ったときに、奥の手として使う。

2010年5月13日

おたまは元気に乳を飲み、泣き、おしっこをする。少し苦しげにおならをし、うんちをし、ゲップをする。困ったようにしゃっくりをする。

私を目で追う。

お昼は蒸かし芋をリクエストした。あとは蒸し野菜とオレンジとレンズ豆のペースト。

たまちゃんはどんどん太っていく。母乳は本当に制限なくあげていいのかな。すごいよ。モンゴルの力士みたいな顔だよ。

あさだまおちゃんって、赤ちゃん顔だね。

昨日のたまちゃんは、3回も服を替えた。沐浴、嘔吐、おもらし。おもらしは大量で服を越えてパシーマまで達した。立派です。

たまちゃんのおしりに赤い湿疹が数個。わー。どうしよう。毎回おしりを洗うべき?おしりふきをもっと丁寧にやるべき?

私の体重は48.6に。僅かだけど、ウエストにくびれが現れだしたよ。意外と早く戻るものだね。あとは色黒になった皮膚が戻って欲しいよ。妊婦性湿疹以降、私のお腹は腹黒いから。

おやつはレンズ豆とカロリーメイト。紅茶。

おまたの痛みが消えたら、かなりのことが出来るようになりそうなんだけど、まだ痛いんだよなぁ。いつまで痛みが続くのかな。

手形、足形をとりたくない?

今は薄暗い部屋で過ごしてきたけど、だいぶ目も開いてきたから、明日から少しずつ明るさに慣らしていこうかな。月末までには明るい部屋でもぱっちりおめめになるように。そうなれば写真も撮りやすいしね。

2010年5月12日

生後14日。めでたい。髪が耳にかかってきたよ。伸びてるよ。爪も伸びるし。きっと背も伸びてるね。

たまちゃんは談志師匠のような仕草をする。「あのね、君ね、なんていうんかなー…」みたいな手振りと表情になる。しぶい。

たまちゃんの初めてのギャグは、指をピースにした時に「2さいです!」って言うの。もちろん1歳3歳4歳5歳バージョンもあります。あ、3歳は親指と人指し指と中指で3歳ね。

仙骨マッサージと足の指股をマッサージをする。仰向けに寝ると、起きたとき腰に激痛が走るので、仙骨は念入りに揉む。足の甲と足裏と足首も。そして呼吸をする。悪露も出やすくなる気がする。

たまちゃんの後ろの髪が縮れてきた。寝るときに擦れちゃうみたい。

ああ、オウチに帰りたいなぁ!この貴重な日々をひらしょさんと体験したい!私がたまちゃんを独り占めしていることが申し訳なくて涙が出る。1ヶ月健診前に自宅に帰るのは、やはり無謀なのかしら。

泣き声がとても立派になりました。大きくなった証しでしょうか。父や母がびっくりします。妹の娘は固まります。

1歳の妹の娘は、お気に入りのぬいぐるみを可愛がるように、たまちゃんの頭を撫でようとする。さっき、私のディフェンスを抜けて、たまちゃんの頭を撫でた。スリリングだ。

シャワーを浴びたら気が晴れた。いつの間にか気が塞いでいたようだ。これが有名な産後の落ち込みなのかも。自分が落ち込んでいることに全然気付いていなかった。

たまは可愛いよ。鼻幅と鼻下の筋が妙に立派だよ。妹が指摘して大笑いしたよ。確かによく見ると笑えてくる。でもさ、女の子だし。妹も失礼だよなぁ。

沐浴の後はいつも良く寝る。平均3〜4時間は寝てくれる。この時間にたまちゃんは大きくなるんだろう。

ほっぺたが落ちてきたよ。と言うのは、頬にお肉がついてきたよってこと。

寝ていたら、妹の娘にイーコイーコされた。顔面を平手でバシバシ叩かれた。それからお下がりをもらった。靴下以外はしばらく買わないで大丈夫かも。

2010年5月11日

昼間はおっぱいを飲みながらすぐに寝てしまい、量を飲むことができなかったみたい。まとまって眠れずに30分毎に起きては泣いた。それだと私も辛いので、夕方からは最低でも15分は起こしつつ飲ませるようにした。

というわけで、今日は眠くてあまり日記が書けません。

退院した日に買ったオムツとおしりふきが切れました。だいたい1週間で使いきる感じかな。節約できる物ではないので、ひらしょさんに頑張って稼いで貰おうねー、たまちゃん。

たまちゃんと私のゲップへの闘いは続く。

そうそう、湯温計を買いましょう。毎日沐浴していて、やっぱり必要だと。1度の違いでたまちゃんは泣いたりのぼせたりするよ。

ヒトって、どちらかというと魚に近いのかもね。何かと魚の臭いだよ。私、生臭いよ。

私はちょっとずつ元気になっているよ。たまちゃんはちょっとずつ「人の温もり好き」になっているよ。

2010年5月10日

昨夜のたまは元気だった。深夜2時から4時30分まで起きていた。目を見開いてキョロキョロしたり、ニコニコしたり、私の顔を追ったりと、なかなか楽しそうに過ごしていた。

少し暗い方が、しっかりと目を開けて見ることが出来るから楽しいのではないかと思う。明るい部屋は、大人的には感じも気持ちも良いけれど、赤ちゃん的には眩しくて目をまともに開けられずイマイチな世界かもしれない。

成長すれば絶対に明るさに慣れるのだから、今は少し薄暗い部屋で目と目を合わせていよう。

たまちゃんの爪は鋭く、自分の顔をよくひっかく。昨日は鼻脇をひっかき、ホクロのようなカサブタを作った。赤ちゃんの顔の鼻脇にホクロ。ちょっとしたコントのようで、なかなか味があって吹き出してしまう。

昨日のリビングで、妹と私が並んで授乳をしていることに気付いて笑った。私達姉妹は、親になった。

お向かいのおばちゃんが御祝いに来てくれたよ。Mサイズのオムツをくれたよ。「小さいサイズはすぐに使えなくなって余らせやすいから大きいのを。」って。

歯肉の血行が悪いなぁ。ささくれが酷いことに。爪に段差が出来ている。体のちょっとした所が痛んでいる。休もう。

体重は変わらず。安定したみたい。

階段の上り下りをまめにしても、それほど苦じゃなくなった。

たまちゃんが眠るときに自分も眠るようにはしてるけど、やっぱり睡眠時間が減っている。まとまって眠れる時間がない。長くても2時間弱くらい。それなのに意外と平気で過ごせるのだから、出産後の女性は何か出ているんだろう。

病院の助産師さんから大丈夫コールがきた。そうか、もう退院してから1週間近く経つんだ。改めて、自分とたまちゃんは順調に過ごせているなぁと思った。本当に感謝。たまちゃんはお陰さまでとても元気。ありがたい。

医者のすすめるまま、3月の終わりに帝王切開で産むことにならなくて良かった。あの時から、たまちゃんは約1ヶ月も長くお腹に居た。この1ヶ月は医学的にはリスクを高めるだけの期間だったかもしれないけど、私にはそうは思えない。体格の成長は終わっても、この1ヶ月に今の医学がまだ解明していない大切な成長がある気がしてならない。もし本当に必要な期間でないなら、自然分娩でも36週や37週で産む人が一番多い筈だ。自然分娩だと40週や41週で産む人が多いのだから、やっぱりその期間には何かある。私は一緒に居ても問題のない体だったのだから、早めに取り出さずに一緒に居られて本当に良かった。

泣き声パワーアップ。

キュルって声?を出すよ。

2010年5月9日

たまちゃんの御祝いに来てくれたよ。よかったねぇ。たまちゃんが生まれたことを喜んでくれる人が沢山いるんだよ。すごいことだねぇ。ありがたいねぇ。

妹の子を抱いてびびった。顔がでかい。体がでかい。なにより重い。一年後のたまちゃんはこうなるのか。

素早くゲップを出すことできずに、長い時間辛い思いをさせてしまう。早くコツを掴みたい。

たまちゃんはだっこ寝が本当に好きだ。布団に置くと起きて泣く。これも生きるための本能なのかな。

Noi?のシュークリームうまーい!クリームがフワフワ!

沐浴させることが上手になったよ。

ひらしょさんがお仕事に集中できるように。私もしっかりします。

たまちゃんの足の皮がポロポロ剥けていて、これがホントのベビーフットだなぁと思った。

私もたまちゃんも授乳すると体温が上がる。たまちゃんは頭に汗をかく。私はただ暑がる。

2010年5月8日

生後10日目。たまちゃんはおっぱいをごきゅんごきゅん飲む。今朝はずいぶんと飲むなーと思ったら、ケロッと吐いた。飲ませ過ぎた。ベビー布団として使っているパシーマを母に洗ってもらう。晴れていて良かった。

たまちゃんを抱いてあやすことと、お乳を飲ませること、ゲップを出させること、オムツを換えること、沐浴させること以外は、何もしていない。それが24時間続くだけ。

妊娠中より今の方が更にユルイ。寝ていないのにイライラもせず、ただボゥッーと包まれている。

只今たまちゃんは一皮剥けている。

重曹風呂。洗剤はなくても脂は十分落ちていると思う。

だっこ寝が好きみたい。布団に置くと泣く。再度寝るのにまたおっぱいを飲むから、お腹がパンパンになってしまった。

奥二重だ。私似だ。まつげが出てきた。

臍の緒が取れた。箱に入れた。

2010年5月7日

ひらしょさんの話を付け足すと。病院で会った妊婦さんは切迫早産の可能性があると診断されたそうだ。「うちでは緊急事態になってから対応するのは難しいから帝王切開になります。そして取り出した赤ちゃんに何かあった場合、小児科が無くて対応出来ないから亀田までヘリで運ぶけど、それでよければうちでどうぞ。」と言われたそうだ。彼女は上の2人もその産院で生んでいるし、この子も出来たらここで生みたいと思っていたけど、37週前に帝王切開で取り出すなんて嫌だし、しかもそれで赤ちゃんが小さかったり何かあった場合に、赤ちゃんだけ亀田(鴨川)なんかに行ってしまったら、どうしていいかわからないと拒否したところ、今の病院を紹介されたそうだ。今の病院では即入院安静で点滴になったけど、赤ちゃんがしっかり成長するまで待てるし小児科もあるから安心している、みたいなことを言っていた。

たまちゃんを生んだ病院には色々な人がいた。私と同室で、私が棒を入れて唸っていた夜に励ましてくれた新米ママは、妊娠高血圧症で3ヶ月も入院していたそうだ。赤ちゃんを抱いて退院する日は、私よりも余程感慨深かったのではないかと思う。基本的に「ちょっと大変な人」が多いからか、妊婦も産婦も面会者も声を掛け合う空気が出来ていて、私も病院にいる皆さんに助けられながら楽しく生活した。本当に良い環境だった。

さて、今日も子育て。というか、これから何十年と子育てするんだなぁ。

師範に教わった「スゥー」って呼吸をやると、たまちゃんが落ち着く。私に必要なことだから一石二鳥。

昼間3時間も起きていた。びっくり。そしてよく泣いたので、少し途方に暮れた。

私の体重は49.6。減らないように頑張ってたべる。

昼下がりから夜にかけて今度は5時間も寝た。この子は夜は眠れるのかしら。そして私は。

生後9日目。指が太くなったよ。ひらしょさんに毎日見せたいよ。今日は黄色の肌着だよ。ひよこちゃんだよ。

この数週間のひらしょさんは、動きすぎました。栄養をとって、夜は早く休んで欲しいです。私はたまちゃんと幸せに過ごしていますから、心配しないで下さい。ご飯もたくさん食べています。

ゲップを出すのがちょっと難しい。そのうち慣れると思うけど。

2010年5月6日

おっぱいを沢山飲んで満足して眠る直前、たまちゃんは頻繁に満面の笑顔をみせる。ただの原始反射の一つだとわかってはいても、この笑顔をみると何としてでもこの子を育てていこう、そしてまたこの笑顔をみるために満足するまでおっぱいを飲ませようと思う。周りの人の感情に訴えるように、赤ちゃんに反射機能を持たせた人間の進化は面白くて不思議だ。子の本能が必死に生きようとしている。父も母も、子の仕掛けた罠にはまって必死に育てる。客観的にみると、うちの子はどう頑張ってもガッツで、オムツのパッケージの赤ちゃんモデルの顔立ちの濃さと整い方に驚くのだが、それはそれとして可愛くて可愛くて仕方がない。

お股がいたーい。来週入院費用を払いに行くときに、一緒に診察もしてもらおう。大事な所なだけに心配だもの。

たまちゃんは日に日に太っていく。一日で違いがわかるほど。肌のちりめんが消えた。二重顎が太くなった。太股に三重の皺ができた。100%母乳なので制限なくあげるように指導されたし、あげないと乳が張るのでガンガン飲ませてしまうけど、近い内に凄くジャンボになるかもと思う。

同じリズムで一緒に眠る。

母の協力のもと、昨日と同じ時間に沐浴。首の皺の中の皮脂の量にびっくりした。見た目も触り心地もさらっとしているのに、実は彼女は脂でコーティングされているみたい。

沐浴→授乳でご機嫌なうちに、私もシャワーを浴びた。体重を量ると49.6kg。慌てておやつにミューズリーとバナナを食べた。食べているのに。1週間で体重が3kg近く減っているよ。お乳に影響しないように頑張って食べなきゃ。

分娩入院費用515200円、出産一時金420000円との差額95200円。100000円用意すれば足りますね。

たまちゃんは、かなりな勢いでお乳を吸い込むので、しっかりゲップをさせないと苦しそうに泣くから注意。

グレープフルーツが美味しい。

2010年5月5日

昨夜はやっと自分に帰れた気がして泣けた。妊娠中の体は未知のモノと同居しているから、一人の感覚がずっとなかった。昨日、ぺしゃんこでたるたるのお腹でひらしょさんにくっついた時、この肉体に自分一人しかいないことを実感した。なんか、すごーく泣けた。たまちゃんとひらしょさんを交互に見ながらわんわん泣いた。

たまちゃんは、よく眠り、よく飲む。手足をよく動かし、よく泣く。よくうんことおしっこをする。とても良いと思う。

おっぱいが張るのでどんどんあげることにした。家で搾乳するのは面倒だし、そもそも補乳瓶を持っていなかった。

たまちゃんはゴキュンゴキュン飲んで寝る。一回にだいたい20分くらい頑張って飲む。

股が痛い。今度はくっついて欲しい。祈りたくなる。

沐浴一日目がしょうぶ湯になった。元気な子に育ちますように。

ねむたのしいね。

体重が50.6kgだった。すごい勢いで減っている。おっぱいを一日あげていると、お腹が減るし喉も渇く。気を付けないと減りすぎそう。

夕方、たまちゃんは20分以上泣き続けた。体力がついたようだ。この世の終りのように泣いていた。最後はおっぱいで落ち着いた。ずっと差し出していたのに。そんな気分だったのね。

たまちゃんが起きているとき、抱っこして歌をうたった。椰子の実、この道。ひらしょさんがのんびりハモってくれた。

2010年5月4日

深夜3時に起きてオシメを換えて授乳。タオルを使ってオチビをくるんで、胎児の時の姿勢をつくると早く寝ることがわかった。

よく飲んでいる時はヒーヒーいうから心配してしまうが問題ないそうだ。

5時にうんちとおしっこ。おっぱい。オチビはおっぱいを飲んだ1時間後にまずおしっこ、そのあとすぐうんちをする。まだ快便とはいかないらしく、用を足す際、烈しく泣く。私はお腹マッサージの補助に入る。

オチビは泣き声が低い。しかもハスキー。かなり独特なので他の部屋の妊産婦さんにも「(他の子と)声が全然違うから、夜に、あ、あの子が泣いてるなーって超分かるよ。」と嬉しいような悲しいような声かけをされる。産まれたてのゴジラみたいな低いハスキー声。しかも他の子より1kg近くでかいからか声もでかく、パワフルで持続力があり、ガッツがある。若干、気の毒がられている空気を感じる。

退院してきた。良い病院だった。帰り道に前の病院の前を通った。「なんで私はここで産めなかったんだろう。」と思ったけど。まあ、済んだ話だ。私はほどぼどに良いお産が出来た。

可愛いおべべ着せた。妹の子のお宮参りの時の服。うんちで汚さないかドキドキした。

入院するときは冬で。退院するときは夏だった。

紙を用意して命名書いた。たまちゃん。気合い入れて頑張って書いた。臍の緒と一緒に神棚に置いてご挨拶した。

たまちゃんはよく寝てくれた。一度に2〜3時間は眠ってくれた。ご機嫌で起きている時間も増えた。

眠いよ。おやすみなさい。

2010年5月3日

昨夜はほとんど泣かなかった。搾乳が効いた。11時と2時と5時に授乳とおむつ換え。

同室の人は経産婦さんだから、全ての動きがお手本になる。効率のよいオムツ交換の手順とか、泣かさないで授乳にもっていくタイミングのはかりかたとか、泣いた時のあやしかたとか。

また股を縫われた。傷が閉じていなかった。イテー。痛いと体力を消耗する。

今日のオチビはすごく成長した。布団をはいで手足をバタバタしている。水槽に入れられた陸亀が裏返ったかのように、透明なベビーベッドに頭を擦り付け押し進もうとする。森永乳業の栄養士の営業トーク30分を静かに起きて聞くことが出来た。

さらに。ぐずりなきを覚えたようだ。場所を移動したり、だっこの仕方を変えると泣きやんだり。スゴイスゴイ。日に日に出来ることが増える。

入院中、ひらしょさんは面会時間の全ての時間を一緒に過ごしてくれた。遠い病院なのに。毎日玄米を持ってずっと一緒にいてくれる。ありがたい。

オチビの頭が円くなってきた。

おしっこ、うんち、おならをするときの踏ん張り方が半端ない。真っ赤になって全身に力を入れている。そして烈しく泣く。

乳首をはなさない。

私は眠いよ。オチビは眠くないの?

眠っているときのオチビの暴れっぷりは面白い。特に夜。まるで拳法の達人。手足がブンブン動き回る。胴体がうねる。手首や足首や指を妙な方向にひねる。動画に撮りたいけど、今のところ夜しか繰り広げないので撮れない。

夜は暗いので、オチビは目をパッチリと開けてニコニコしている。かわゆい。夜の特権。

2010年5月2日

オチビは深夜2時に起きてお乳を求め、おしっこをし、おならをした。引き泣きで私をハラハラさせた後、3時半頃寝た。うん。これが夜泣きなのね。今は夜中に泣かしてしまうと大部屋なので神経を使うが、退院して離れのような我が家に戻れば気兼ねがなくなる分だけ扱いが楽になるように思う。

泣いてテンパって手に負えなくなっても、やっぱり赤子は可愛いのう。不思議だ。

昼は、寝て泣いておっぱい飲んでの繰り返しだった。夜になってから、それに加えて、ご機嫌に起きていることが出来るようになった。お腹がいっぱいで、うんこもお腹に溜っておらず、オシメも濡れていないとき。両目を開けてキョロキョロと周りを見たり、じっとカーテンを見たり、ほわーっと色々な表情を作ったりしている。

うちの子でかい。。しっかりしていて抱きやすい。それが取り柄。

今日のうんこはおっぱいオレンジつぶつぶうんこ。

入院した頃は寒くて、春コートにウールのカーディガン、ウールのスカートにレギンス、レッグウォーマーを着ていた。退院時も同じ服装になる。どうしようかと思う。

今夜は寝るかなー。泣くかなー。

不思議で仕方がない。この子は私が生んだのか。

子供ってうまれるんだね。時期がくればうまれるんだね。妊娠中はどこか信じきれていなかったし、促進剤を投与され続け苦しんでいた時も、生まれることがどこか信じられなかった。多分、自然の陣痛だったらもう少し自分やオチビを信じられたかもと思うが、それはそれとして。なんだかよかった。

次は自然の陣痛を体験してみたいよ。ひらしょさん。

オチビがベビーベッドに頭をぶつけるほど動き回る。お布団役のバスタオルを全て手ではぎ、足で蹴る。生後4日でこんなに動けるのか。つうか、暑いのね。

2010年5月1日

オチビは夜の間に6回もうんちが出た。大変だ。今日はしっかりお通じがあるように母乳を沢山出せるといいな。

体重は52.6kg。出産で6kgくらい減ったみたい。あと4〜5kgはどうやって減らすんだろう。

沐浴実習。楽しい。今までみたことない心地よさそうな顔。

オチビは朝うんこ。2回も!嬉しい!黄色いミルクうんこ。なお、昨日はつぶつぶうんこ。

ほうれん草カレー→つぶつぶ茶色うんこ→黄色ミルクうんこ。これからどうなるかな。

眠気との闘い。♪おっぱい飲ませてー寝んねしてーうんこ換えておしっこ換えてまた明日♪の無限ループ

オチビにとっては、私のおっぱいがでかいらしい。おくちにいっぱいになってしまって、オエーと苦しんでいる。もう少し大きく成長してくれるまで少し辛そうだ。

午前と午後のオチビは人が違ってしまったようだ。午前は一人でとてもよく寝ていたが、午後のオチビは私が抱いていないとドヒャンと泣く。ベッドに置けないから眠れない。うーん。トイレも怪しい。

理由がわかった。オチビには私のおっぱいが大きすぎて、ちゃんと飲めていなかった。体重を量って摂取乳汁を差し引くと5g〜10gしか飲めていない。1回に30mlくらい飲ませた方が良いらしいので、そりゃ泣くよ。

おっぱい自体はよく出るんだけどなぁ。ただ乳腺刺激ポイントがオチビの口に入らない。それじゃあ、いくら吸ってもお乳が出ない。困ったなぁ。早く大きくなって、口におっぱいを沢山含んでもらうしかない。それまでは搾乳しよう。

ひらしょさんが来てくれると嬉しいな。明日も来て欲しいな。

オチビの両目が開いたよ。少し可愛くなったよ。

オチビはかわいいのう。まだ慣れなくて何もかもドキドキだけど、私の宝物だよ。たまらないよ。

夜7時過ぎに授乳。オチビには届かない乳腺刺激ポイントを私が手で刺激して飲ませたら、20分で20g飲んだ。搾乳した15mlも飲んだから今夜はしばらく大丈夫かもしれない。

昨夜の反省を踏まえて、夜の9時におしりを刺激してうんちを出した。さらに大丈夫かもしれない。

まあ、今日は添い寝だね。オチビは眠れても、私が眠れないかな。

それにしても、こんなに小さく、生後3日でも感情がある。気に入らないと泣く。面白い。


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