マイナポイント放置してたのを思い出した。 家族5人分ともなると無視できない。
とりあえずカードはすでに全員分ある。 銀行口座、記名SUICA、があればポイントを全額受け取れる。 私のは子供は3人とも記名SUICAがあったので、そこはクリアだが、 ひつじこのSUICAは無記名だったので、記名SUICAを作成。 記名SUICAはJREポイントサイトで登録。この際にメアドが必要で、 オトモとシノンはなかったのでgoogleの子供アカウントを作成。 銀行口座はオタマはソニー銀行のがあったので、それを利用。 シノンとオトモは口座がないのでオタマと揃えてソニー銀行の口座開設。 子供は郵送でしかできなくて住民票が必要。 そしてひつじこのマイナンバーカードは電子証明書が失効していたので、 それも合わせて役所で手続き。
というわけで残作業は、電子証明書が復活する2,3日待ってからひつじこの手続きと、 シノン+オトモはソニー銀行の口座が開設されるのを待って、公金なんとか口座の登録。
全員別々の銀行口座、記名SUICA、メール、が必要なので、 家族だと大変だが、複数人が同じSUICAにポイント入れられるとかになると 悪いことが起きそうな予感がするので、まあこれは仕方ないだろう。
私はどこかで「権利は実在しない」と思っていて、 「権利というものが存在するとした方が有利な時に使う」 というくらいにしか思っていない。 あらゆることはコストの問題と無縁ではいられないので、 コストがかかる権利ほど実質的な保証はされない。 障害児の教育なんて半端ないコストがかかるわけで、 全体の効率を優先すれば真っ先に捨てられるはずだ。 こっちは捨てられる側なので黙ってはいないが、 大多数にとっては、限りある資源を障害児に重点的に割くことは感覚的に正義ではない。 公平でもなく、平等でもない、と感じるだろう。 うちの子に資源を割けば、他の子に割く資源は減るわけだから。
そういう状況で現場と話す際に「権利」のような理念上の言葉を振りかざせば、 相手の感情はほぼほぼ悪化する。 慈悲に訴えるか、実利を提供するか、現場より上の力を利用するか、あたりが事実上取れる手だ。 なので、現場の人と話す時には「権利」のような言葉は避けた方が無難だ。 現場はキャパシティの範囲で最善を尽しているのであって、 「権利を侵害している」というような言い方は、相手に悪意があるとみなす行為で、 感情的に受け入れられない。 「キャパシティの範囲で現場は最善を尽している」 が疑わしく感じられることは多いが、 能力や意思は立派な資源であって、それもキャパシティのうちだ。 能力の不足、意思の欠如はコストを投入しなければ改善しない。 そして保護者の立場からそのようなコストを投入するのに使える方法は限られている。
ぶっちゃけ、いろんなことが無理だと思う。 ただし、やってもらって困ることを明確に禁止するお願いはできるし、 関係が良好であれば「こうやるともっといいと思います」 を伝えて改善を期待することも完全に無理というわけではない。 また、現状を現場の外に伝えて、外から圧力をかけることは長期的には有効だ。 さらに、関係が深まって、こちらの姿勢や考えを理解してもらえる 兆しが出てくれば、「権利」のような強い言葉を使うことで 相手の行動を良い方に変化させられることだってありうる。 できることがないわけではない。できることはある。 しかし、効果を期待してやれば、大半は裏切られるだろう。 そして、効果を期待しないからといって、やらなくて良いわけではない。
がん保険、現状維持と伝えた。 「通院で万単位の治療を続けるような状況は、もう助からず延命している状況であり、 そう長くもないので、そういう保障はいらない」と言ったら、 粘らずに電話が終わった。
そしてすぐ解約書類をwebで取り寄せる。
月2000円のがん保険、新卒の時に入ってそのまま放置になっている。 しょっちゅう「新しい奴にしませんか」と言ってきていて、 ついに電話に出て「考えます」と言ってしまった。
今のを解約すると30万弱の払い戻しがある。 そして、保険料が4000弱に跳ね上がる。 2000円×12で年2.4万、仮に85までの40年入っていれば、 96万の追加出費となる。 つまり、96万の価値があるかを見ればいい。
正直全く考えたくもないが、 毎月高額医療の限度額になるような治療をして、 3年生き延びるような状況になった時にかかる額は、 10万×36ヶ月、みたいな額になる。 これがどの程度軽減されるのか。
今の奴だと、初回診断で100万出る。二回目はないが、 二回目というのは転移でほぼ確定で助からないので、 そこからは長くない。まあ金がかかるのはその「長くない延命治療」ではあるが。 一発目の癌が治癒可能な状態で見つかって、治癒するのであれば、 今の保証の100万と、手術の20万、入院の1万/日、その後の通院5000/日、 でおおよそお釣りが来る。 陽子線治療のようなものを受けた場合にも140万までは保障がある。 もっとも、陽子線が効くケースに当たる率はそう高くはなかろうが。
内視鏡、超音波、腫瘍マーカーは毎年やっていくので、 ヤバい奴でなければ治癒可能なレベルで見つかる公算は大きい。 大きいが、人の30%は癌死するのであって、前立腺癌あたりを5年10年患って死ぬケースもある。 ただこのケースはそれほどの治療費にはならない。
そもそもいらんのではないかという気がしてきた。
会社のslackとtwitterで足りちゃって、ここに何か書く意味が薄れているが、 会社のslackはいつか見られなくなるのであって、 できるだけここに書くべきなのだろう。 セガ時代も社内でしか見えない場所に大量の文章を書いたが、 全ては失われてしまった。
1/30だったか療育手帳の再判定のために児童相談所に行ってきた。 2年前は「非該当」判定になり、その頃からは大幅に伸びて会話もしやすくなっているので、 判定する意味ないだろうと思っていたが、やってみたらまた該当になった。 IQなのかDQなのかは忘れたが70。 できることが増えていても、並の7歳と同等というわけには全く行かないし、 時間で解決しない差異はどこまで行っても残る。 知性によって「エミュレーション」的に解決できることも増えるだろうが、 それにはかなり余計な知性が必要になるので、 まだそれを期待できる状況ではない。 やれることをやるしかないなあという印象がある。
しかし、0から3を続けて足していって30になるまで唱える、 というような、乗算の準備ができる状況になっているのは結構すごいことだ。 ひらがなはおおよそ書けるし、数個の漢字も覚えた。
会社の技術ブログ書いた。 自分で作った2個目の製品であるMannequin Downhillの開発が落ちついたので、 これまでやってたことの概要をまとめ、ついでに自分の職歴も文章化して公開した。 ダウンロード数が億超えの製品2つに関わった、というのはそれなりに名誉なことだろう。 ただ、あの手のカジュアルゲームは何せ仕様が小さく、 プロトタイプ段階でもうほぼ完成している。 レベルを増やして完成度を上げて、といった作業にどれほどの意味があるのかはあまりわからない。 やはり自分で考えたものを作る方がいいのだろう。それが許されるならば、だが。
食べきる前にカビそうなライ麦パン、 塩して時間置かずに加熱したために食感が悪い低温調理ブタ肉、 明日20個来るのにまだ20個近く余っている卵、 冷凍して大量にあるシュレッドチーズ、 をチャーハンめいた手順で炒めて食べた。うまい。 一緒に安い赤ワイン(OKで999円で2L)。 私、料理だいぶうまいんじゃないかと勝手に思っているのだが、 外食で出てくるようなものとあまりにモノが違いすぎるし、 自分の味覚に微塵も自信がないので、人様に食わせられる気はしない。 うちの子でもシノンはめんつゆやら市販のカレールーやらの方が食うしな。 オタマはその手のもの使わない方が好きっぽいのだが。 まあ私、料理に砂糖やみりんを入れないから、そのへんなんだろう。 甘くないと食べにくい、というタイプはいる。 なお、オトモはいずれにせよ食べない。