だだもれ

2022年12月15日

またずいぶん空いた。twitterとキャラかぶっちゃうからな日記。

うまくない美容師は儲けられずにいなくなるが、うまくない学校の先生はなかなかいなくならない。 昔の電気屋がほとんど壊滅したのと同じように、 規制がなくなればうまくない先生がいなくなる可能性はあるだろう。 しかし、教育は成果が測定し難い。成果を求めるタイプの親以外はそもそも測定できたとしても気にしない。 そして成果が出るには場合によっては年単位を要し、短期的な成果で判断されると長期的に死ぬ。

とりあえず先生の給料が高くなり、本当に大事なことに集中できる職場環境になれば、優秀な人が志して改善する可能性はある。 何もかもは解決しないとしても、社会保障の額に対して投資が少なすぎるわけだから、 そっちに金つっこんだらいいのにとは思う。

実際問題「誇りを持って仕事に当たり、常により良いやり方を探す」 という姿勢を持ってる段階で、相当優秀な人だし、 実際には「より良いやり方を探し、評価し、試すための能力」を備えてないと意思だけでは 間違った方向に行きかねないから、さらに条件は厳しくなる。 そういう人が現場にゴロゴロしていることを期待するのは相当に無茶なのではなかろうか。 ちゃんと測定したわけではないが、「プログラマ」の称号を持ってる人が テトリスのロジックを書ける率は50%行かないと思う。 同じように、「子供を自分と同格の人間として扱う」ことができる先生も50%はいないのではなかろうか。 部下を自分と同格の人間として扱うのは結構難しいことだと思うが、 相手が子供だとこれはなおさら難しくなる。


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