サービス提供者とサービス利用者の利害は合致しない。 向こうには向こうの事情があり、考えがある。 それがなんであれ、こちらがそれを変えようと考えるのは賢い選択ではない。 利用者と提供者は対等な関係ではないので、 「今のサービスを利用することがプラスか?」 と考えて、諸々合わない事があっても総合がプラスならそのまま利用し、 マイナスなら利用をやめる、というのが基本姿勢になる。 もちろん、改善をおねがいするという選択肢はあるが、 提供者と仲良くなって、相手が気持ち良くこちらのために 何かしてくれる関係を作ってから、 相手の考えに反さず、コスト的にも許容できることをおねがいする、 という基本を守らないといけない。終始にこやかに、だ。
「どうしても利用し続けないといけないが、 改善してもらわないと困る」と思ったら、 「どうしても利用し続けないといけない」か「改善してもらわないと困る」 のどちらかが間違っている。それは望みが高すぎる。 しかしそこを出発点とした上で、どうやったらお願いを聞いてもらえるか、 相手が快くお願いを聞いてくれる気になるか、を考えるのはいい。 利用者で団結するというのは、絶対にないとは言わないが、 警戒心を起こさせてしまうと事がややこしくなるので、たぶんいい手ではない。
小学校がどうなるかはわからんけど、 基本姿勢は上のようなものになるだろう。 毒も薄めれば薬になるので、行く頻度や時間を減らすなどして 対応することも視野に入ってくるし、 転校は「当然ありうる選択肢」として常に頭に置いておかねばならない。 そりゃ普通に通えて問題なければそれが一番いいが、 我慢させて二次障害の原因になったり、 成長を阻害したり、好ましくない学習の原因になったりするなら 手を打たないといけない。そもそも学校に行かせず家で教育する、 ということすらありうる。義務教育とはいえ罰則はなく、留年もないからだ。 支援級の先生がどれくらいの腕を持っているか次第だろう。
会社に入って合わなかった、みたいなのは若干違うけどな。 社員は利用者というより構成員だから、 働きかけて良くする義務を負うとは言える。 しかし会社がデカくて、自分が下っ端で、 みたいなことになると、提案が通る可能性は低く、 そもそも提案自体が歓迎されなければ立場が危うくなる。 何か不満を持っていても言わずにいるのは妥当な選択であり、 会社なりチームなりを良くするヒントが欲しいと本気で思う管理職は、 「放っておいたら社員は何も言わない」という前提で、 どうにかして探り出す努力をしないといけないということになる。 不平不満をにこやかに言ってもらえる信頼関係を築き、 真剣に改善したいと思っていることを繰り返し伝えないといけない。 サービス提供者も本気で良くしたければ同じことをする必要があるのだが、 それは上司が部下に聞くのよりずっと難しいだろう。 利用者は不満を言うくらいなら利用をやめていなくなってしまうからだ。
幼稚園は「普通の子」に最適化されてるのが普通だと思うし、 そうしないと「普通の子」の親は不満だろうから、まあ仕方ない。 普通じゃない子も参加できるようにいろいろ工夫した方が、 普通の子にとっても利益になるという説はあるが、 それは工夫するコストをかけられる余裕があっての話だろうからなあ。
今更クロノトリガーをクリアした。 過去改変して世界の幸せを増やしていく構成は面白いし、 黒幕の目的にも新しさを感じた。スケールデカい。 レベル上げて物理で殴る、で越せないように hpが1になる技や、間違えると反撃を食らうルール、 属性などをかなり強めに入れてあって緊張感があるのだが、 途切れ途切れにやってるとその手のノウハウを丸ごと忘れるので 再開が辛い。まあ時代的にそんな時間がない奴を客として想定はしてないと思うけど。
産まれて初めてポケモンを始めた。シールド。 わかっていたことだけど、人と遊ばないと面白さが全然味わえそうにないなあ。 しかし子供らは遥か先まで進んでるので共闘や対戦をするのは遥かに遠い。
説明が足りなかったというわけではなく、 「説明が良ければ望む結果が得られるだろう」 という期待そのものが難しい、ということではなかろうか。 「配慮をおねがいします」と言っても、どう配慮すればいいかは 向こうにはわからないだろう。ロクに障害児なんて見てないだろうし。 こっちで要求を具体的に出すしかないが、 こっちはこっちでどんな環境で何をやるかもわかってないので、それも難しい。 なので、やるとしたら、 「こうなったら無理なので帰ります」ということを伝えるくらいだろう。 例えば「嫌がったら帰ります。例えば10分以上待つ状況になるとたぶん無理だと思います」 のようなことを伝える。「学校に嫌な印象を持って不登校になるのを避けるため」 ということを足せば、多少は相手もどうにかする気になるかもしれないし、 ならないかもしれない。 職務上障害児に配慮をする義務があったとしても、 向こうが「配慮はしました」と言えばそれまでだし、 現場にいる人が実際それを自分の仕事だと思っていて、 かつ、その能力がない限り、結果は期待できない。 なので、基本他人への働きかけは全て「ダメ元」で、 ダメな時に自分がどうするかを決めておくなり、 ダメだった時に驚かずに対処できる平常心を持つなりするしかない気がする。
今日は念願の不二家ケーキ食べ放題に行ってきた。 ひつじこによれば不二家善行店が一番近いという話だったが、 調べたら戸塚の方がずっと近かった。
オトモは普段食べないクリームたっぷりのケーキを食べ、 シノンはドリア1人前+ケーキで満腹、 オタマはあんみつ+ケーキ二つで「食べ放題がどういうものかわかった」 と苦しんでいた。 まあこの3人は食べ放題にしなかったのだが。3つ以上食えるわけがないからな。 私とひつじこは食べ放題にして、私は5個、ひつじこは4個。 無理をすればもう一個行けたが、もう大人なのでそういうことはしない。
トラブルがないわけではないにせよ外食ができ、 周りが食べてるものが食べたくなってケーキを食べた、 というのは結構な進歩だと思う。
オタマ、アレグロアッサイがそこそこ弾けるようになってきた。 バッハ無伴奏は大きく分けて、重音地獄系と、高速移弦地獄系の 2種類あるのだが、アレグロアッサイは高速移弦系なので、 次は短い重音系がいいだろう。パルティータ3のメヌエットかな。
重音やると音程に敏感になる。というか、重音やらないと 音程がそれほど気にならない。やっといた方がいい。 音程良くするのが目的なので、おさえにくい必要はない。 3,4,5,6度の2重音をたくさん経験すればいい。 途中で指動かさないといけない4重音や、 4指で2本押えないといけない奴は、そんなに重要じゃない。 そんなのプロでもない限り人に聞かせられる音にならないからな。 指1本で2本の弦を押えるとどうしても微妙にズレて汚ないし、 その状態でビブラートをかけるのは至難なので音の面白みもなくなる。
シノン、3桁×3桁の乗算がそこそこできるようになった。 一旦問題集のレベルを落として速度に振る。
うちのビオラは音が鳴りにくいのだが、理由がよくわからない。 単純に個体差なのか、デカいと鳴りにくいという話なのか、 大きさが中途半端だとダメなのか、何なんだろう。 よく最後のが理由として挙げられるが、 それなら1/2のバイオリンだって鳴りにくいはずだ。 小さいバイオリンでも鳴りにくいわけではない。 大きいほど鳴りにくいなら、チェロはもっと鳴りにくいということになる。 ビオラが中途半端だから悪いわけではないだろう。 それに、バイオリンだって4本弦があるわけで、 どれかの弦に丁度良ければ他の弦は割を食うはずだが、 そういう話は聞かない。 うちのビオラでは高いA弦も鳴りにくいからな。
単純に楽器の出来なんじゃないんだろうか。 高いビオラ弾かせてもらったら違うのか実験したい。 一回クロサワ楽器でも行って弾かせてもらったらいいんだろうか。 残念ながら買えるわけでもないので、 別の何かを買って手数料代わりにしたいけど。
でも普通にデカい方が鳴りにくい気はする。 楽器の板を振動させるのに必要なエネルギーがデカいはずだ。 共振状態にするまでにつっこむエネルギーがデカく、 しかも周波数が低ければ、時間がかかるのもわかる。 チェロの方が鳴りにくいんじゃなかろうか。実際問題そんな速い曲弾かないからなチェロ。
youtubeでビオラプロの演奏聞いても、 なんか音が冴えないこと多いんだが、 腕と曲が同じならバイオリンの方がうまく聞こえるだろうとは思う。 音が低いほど音程のズレのダメージが大きく、より精度が要求される。 鳴りにくいのが高い楽器でも同じなのであれば、 共振させるのをしくじる率は高くなるし、 曲が速ければ速いほど困難になる。 私もここ数日ビオラで5度下げてアレグロアッサイ弾いてるが、 凄まじく難しい。しかしすごく練習になる。 左右両方で要求される精度がケタ外れに高くなるからだ。 音ちょっとズレるとひどいことになるし、右手も少し雑になるだけで 雑音が乗ったりかすれたりする。