だだもれ

2021年05月31日

ふと気になって世界の人口推定のこと調べたら、 ランセットに2100年に88億、というだいぶ少ない論文出てたのみつけた。 避妊や女性の教育が進めばもっと減ると。

大抵の推定は「一旦出生率が1.5とかになっても、1.8までは戻る」 という謎の前提が採用されていて、ずっと外れてきたわけだが、 この論文はそういうのを採用してない。

女性の社会進出が進めば出生率が上がるというが、本当だろうか。 本当だとしても、移民抜きで2を超える所まで回復する例はないようだし、 フランスも結局下がってきている。 医療が進歩して子供が死ななくなり、娯楽があふれ、 女性が経済的に余裕が出るまで出産を抑えれば、 そりゃ子供は減るだろう。

2021年05月29日

オトモの特性を理解するのは容易じゃないと思うけどなあ。 ABAという枠組みを知っててもなお難しいのに、 それなしで立ち向かえる物じゃない気がするが。

オトモに限らず、誰かを叩いてる所を目撃したとして、 なんで叩いてるのか、を推測することは容易じゃない。 健常な子であっても、それを知らずに「叩くのはダメでしょ」 と言って納得するのは難しい。オトモの場合はシンプルに不可能だ。 健常の子であれば先生の権威を認めて渋々その場では引き下がるかもしれんが、 オトモはそんなものガン無視で先生を敵認定する。 そうなれば、あっというまに幼稚園に行かなくなる。 「とりあえず幼稚園には行くものだ」などという思考停止は こいつにはない。オトモにとって行く意味がなければ行かないのだ。 <--

うちらとしては、その致命的な一回を避けないといけないので、 我々親も幼稚園に居座って見ている必要があるわけだが、 まあ邪魔だわな。 誰かに殴りかかりそうになったらオトモを抱き上げて回避するわけだが、 幼稚園側の理念としては「子供同士で解決させるのが成長につながる」 という思いがあるだろう。学びの機会を奪う過保護な行動、 と思われても無理もない。オトモだけであればともかく、 うちらがオトモをそう扱うことは他の子も見ているわけで、 他の子に影響を全く与えないということはできない。 「オトモ君は特別だからねー」という言葉が幼稚園側から出てくるのは、 幼稚園の理念に基いた教育をする範囲を守りたいからかもしれない。

だいたい、ほんの一回そういうことがあるだけで致命傷になる、 ということを幼稚園側に理解してもらうのは難しい。 まず、大半は健常の子なので、そんなに重く見る必要はなく、 今までうまく行っていたという実績がある。 仮にうまく行かず不登園になる子が過去いたとしても、 不登園になった子は視界から消えるのであって、 それで経済的ダメージを負うなどの不利益が園側にない限り、 それほど重大な問題とは考えにくい。 さらに、仮にそれらの可能性を考慮したとしても、 健常の子の教育を優先して、そういった出来事に弱い子に割を食わせる、 という価値判断はありうるし、むしろ妥当性がある。 大人が介入せず子供同士に解決させるという方針は、 育ちの良い健常な子だけであれば最良の方針かもしれないからだ。 鎌倉は金持ちが多いので、その条件は満たされやすい。 しかし、健常でなかったり、親の教育がよろしくない場合には、 それが仇になることはありうる。つうかオトモは無理。

要するに、うちらは少数者なのであって、「うちの子に配慮する理由は 相手にはない」というところから出発せざるを得ない。 入れてもらってるだけで慈悲に感謝すべき、ということは 常にわきまえておかねばならない。でなければ相手と認識がずれすぎる。 それはそれとして、どこまでうちにとってプラスになる ことを相手にやってもらえるか、を模索していくことになる。 「権利」や「法律」のような概念は役に立たない。 「相手側の利益」という裏付けがないことを強いれば どうしても抵抗が生まれるし、長続きもしない。 ぶっちゃけ障害児の相手はコストがかかる。 「障害児が混ざってる方が教師がいろいろ気をつけるので 結果として健常児の成長も促進される」 という研究はあって、インクルーシブ教育が良いとされる根拠になっているが、 それは統計的な話だ。おそらくは、障害児に配慮する意思と腕を持った教育者が いる環境において、という条件がつく。 必要な資源(人員なり給料なり)を投入せずにいきなり インクルーシブとか言い出せば、健常の子にかけられるコストが減るか、 障害児が放置になる。

たぶん、このレベルに「健常の子と違う」子が 入ったことはほとんどないんだろう。 あっても、短期間で出ていくことが多かったのだろう。 加えて、うちらは並の親よりもその手のことに詳しいし、 なにせうるさいからなうちら。

こちらの方針としては、 向こうに負担にならず、理念を妨げない範囲でオトモが困る場面を減らす交渉をする。 親が幼稚園にいさせてもらうために、 他の子への接触は極力避けねばならない。 明らかに手薄なので手伝った方が向こうも助かるだろうという気はするし、 現場の先生的には助かるのではないかと思うが、 理念の重要性を考えると、 例えばオトモでない子が喧嘩してる所に介入するのはマズいということになる。 仮に片方が発達障害気味でABA的に介入した方が良いと思われるケースでも、 幼稚園的にはそう考えないだろう。 当人同士で解決するまで待つのが良いし、 介入するとしても専門家たる職員が介入すべき、と考えるだろう。素人の出る幕はない。 片づけの時間に具体的な指示をしないのも理念から来ているのであれば、 注意して回る子が現れるのは止めがたい。 オトモがその被害を受けないようにすることのみを考え、 無理そうなら卒園まで片付けの時間には外に連れ出すなり、 絵本の部屋に篭らせるなりして対処することになる。 -->

2021年05月18日

AERAという雑誌の発達障害特集で、オトモが通ってる療育が取り上げられてて、 そのついでに取材を受けた。 名前や顔が出ないように気をつけますからと言われたが、 むしろ本名でいいと伝えた。 仮名で書かれた記事を信用しない人も多いだろう。 こういうのが広く知られることはうちらの利益になるし、 身元が知られて何かまずいことになる状況も想像できない。 全くないわけではないだろうけど。

2021年05月10日

オトモ、支援学級の路線でとりあえずは進める感じかなあ。 今後10ヶ月の伸び次第では普通学級に行くことも ありえなくはないが、その場合は学校行く日をまびいたり、 早退しまくったり、親がついてく日を作ったりする 必要がありそうな気がする。

今日はひつじこが就学相談で大船まで行ってる間、 私が幼稚園で一緒にいた。 特に問題は起きなかったので、 頻繁にひつじこが留守にしてもまあ問題はない。 最後まで幼稚園にいられず、 親が園にいないといけない状況は問題と言えば問題なのだが、 たぶん時間で解決する類の問題なので、 気長に待ちつつ工夫できればする、という程度だろう。 字もじわじわ読めるようになってるし、 おしっこもうんちもトイレでできるようになった。

身を飾るのはいいと思うけど、 私全然何がいいのかわからないので、 好きにやってほしいとしか言えない。 プレゼントするのはいいんだが、 食べ物とか花と違って、 欲しくないものもらうと本当どうにもならんので、 選んでほしい。

どうせクレカで買ってるので見ようと思えば 履歴は見られる。面倒だから問題にならない限り見ないが。

シノン、twitterアカウント作って 一日一回ツイートさせるか。 原稿用紙埋めるような作文は負荷が高すぎるし、 そもそも字を書くのが苦手なので 負荷が二重になっている。 タブレット入力で書く負担を減らして、 「何書くか考えること」に集中して改善した方がいいだろう。 フォロー関係が発生しなければ 誰に見られることもなかろうしな。 ローカルで日記書かせるより管理が楽だ。


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