だだもれ

2020年10月28日

療育手帳、たぶん更新できないが、 更新できないということがはっきりわかるのはめでたいことなので、 丸一日使ってでも再判定に行ってこよう。

2020年10月26日

2,3日ナッツとチョコレートを避けてたら 痒みがさほどでもなくなった。マジか。 アレルギー反応が過敏になること自体を どうにかする方法ってないのか。

アレルギーを緩和する漢方なかったかなあ。 柴胡黄ゴンのペアの長期服用で改善するという話どっかで見たけど、 胡散臭いし、このペアの長期服用は間質性肺炎で死人を出した奴だ。 黄蓮解毒湯系の半年以上の服用もサンシシの副作用でマズいしなあ。

防風通聖散+通導散を3ヶ月くらい試してみるかな。 サンシシ入っててもそれくらいなら問題ないだろう。 報告されてるケース全部5年以上だし。

いかんポップの件やらないと。

2020年10月24日

陰部のかゆみ、これやはり金属アレルギーとかなのか? チョコレート食べた次の日に猛烈に悪化したぞ。 チョコレート食べてなくてもかゆいあたり、 チョコレート特異的というよりは、チョコレートに入ってる ニッケルやクロムのせいと言われる方がそれっぽい。

オトモにもらった風邪がそこそこしんどい。 熱はないのだが。小柴胡湯めいたものを飲んで対処しているが、 効くかどうかはわからない。改善してるとは思うが、 放っておいても治るかもしれないからなあ。

昨日はひつじこが親戚の所にお見舞に行ってお泊りだったが、 さほど苦労せずに寝かせられた。 オタマとシノンの横でオトモも寝ていた。 私が横で寝る必要もない。

2020年10月22日

直感を大事にしていいと思うけど、何か書いて渡すなら一晩置いた方がいいと思う。

インフルエンザ、今年は危険が低いはずなのにものすごい混みようで、 なんでだろ感がすごい。 オトモの扱いに慣れてない医者に連れていっても大変なだけだからなあ。 それならナシでもいいのではという気もしてくるが、 そこの判断は自信がない。 なにせこの20年はインフルエンザにかかった記憶がないので、 どれくらいマズいのかがよくわかっていない。

2020年10月20日

ひつじこの指が腫れて膿んでたので 川キュウと当帰多めで排膿のための薬を煮たが、 その後頭痛。副作用かと思って芍薬と甘草だけ煮たら 軽減したっぽい。川キュウと当帰は多く使う時は芍薬入れないとダメだな。 でも、そんな大した量でもないので、そもそも風邪なんだろう。

そして私も風邪。出社しないで家仕事にした。

感染源はたぶんオトモ。一番先に鼻水と咳が出て、 今は一番重い。こんなに昼寝して汗かいてる。 私も明日そこそこ重くなりそうな気配あるなどうしようか。

後でドクダミと甘草と桔梗を多めに煮よう。 汗出てるから麻黄と桂皮はいらない。葛根も余ってるし入れるか。

2020年10月19日

だいぶ前に「早く行け」と言ってたんだけどなあ。 ひつじこが二日三日いなくてもどうにかなる。 これ以上長くなるなら仕事を混ぜる方法を考えないといけなくなるが、 それでも事の大切さを考えれば大した問題ではない。

2020年10月18日

藤沢まで自転車で行って、鬼滅の22を買ってきた。 あとダイの大冒険の新装版が出ていたので1冊買ってみた。 それとミステリと云うことなかれの7。

クリエイトでオトモ用プロテインバーを買い、藤沢のビックカメラの 上の本屋、ビックカメラのおもちゃ売り場、 帰りに手広のブックオフ、という感じで、結構な距離だ。 オタマはモーターのない自転車でよく走る。

オタマもシノンも結構手伝ってくれる。 昨日も今日も日課を早い時間に終わらせてくれたし。 私が「やってくれないとオレが困る」と言うのが大事なのだろう。 「自分のためだから勉強しろ」みたいな台詞はダメだ。 理由を納得させられるだけの説明ができないなら、 「オレが困るからやってくれ」「オレのためにやってくれ」でいい。 それなら理由がよくわからなくてもオーケーになる。 仕事では納得させるだけの説明をするべきだが、 いつもそれが可能なわけではない。同じ手を使うべき時もある。

ひつじこ楽しんでそうで良かった。 3ヶ月に一回くらいはこういう感じでどこかに行くといいと思う。

30年で日本人は貧しくなった、みたいな言説本当にたくさん見るけど、 よくわからない。うちが金持ちだから、ということはあるのかもしれない。 平成21年の統計で見ると、うちの世帯収入は750万前後だから上位25%前後だ。 ただ、年代で切ってないので、40代だけで見ればランクはもっと下がるだろう。 全く貧乏だとは思わないが、それほど豊かというわけではない。

電子ピアノの進歩は、ピアノを置ける家の価値を相対的に下げる。 エアコンの普及と温暖化は、広い家の価値を相対的に下げる。 何かが進化したり、世界が変化したことで、 相対的にコストパフォーマンスが悪くなるものはたくさんある。 家もそうだし、子供もそうだし、結婚もそうだ。 家が持てない、子供が持てない、結婚できない、 という言い方をするが、 「家を持たない」「子供を持たない」「結婚しない」 と自発的にその選択をしている側面はかなりあるのではないかと思う。 男女差別が緩和したことで労働人口が増えれば、 当然給料は下がるのだし、 それは世界が良くなったことの表れなんじゃなかろうか。

でもまあ、子育てが相対的に高くつくようになったことで、 社会が危機に瀕しているのはわかる。 出生率が2を超えない限り人間は減り続ける。 「子孫作ることに執着がない遺伝子から先に消えていくので、 いずれ子孫作りたい遺伝子が濃縮されて回復する」 的なことを言ってた人もいるが、 遺伝要因がそれほど強いかわからんしなあ。 テレビやネットが普及して、女性の教育レベルが 同じになったら、もうどうしようもないんじゃなかろうか。 「子育ては割に合わない」 という話になれば、金配っても他のことに使うだけだ。 子供に関するコストを減らす方向でないとダメな気がする。 子供作るとお金もらえる、とかだと諸々嫌な副作用が考えられるし。

でも世界人口10億割るまではこのまま減る方向でいい気はする。 持続可能な人口って10億を超えないと思うんだけどな。

コロナで世界がリモートワークに慣れることで、 移動のコストが相対的に高くなった。 移動に余計なエネルギーを使わなくなるのは進歩だし、 いいんじゃないかという気はしている。 移動は旅行に取っておくべきで、 通勤ごときに使うのはもったいない、みたいな。 そもそも移動しなくていいように近所に住めよ、 という考えもあるし、私もそうしているが、 「そもそも会社に行く必要なくね?」 という考えは広がる一方だわな。 「そもそも人間関係やコミュニケーションが問題になる仕事の仕方が間違ってる」 という所まで行くだろうし。

2020年10月17日

ひつじこは身延山に行った。3日間4人で過ごす。 月曜は会社休みだ。

雨なので基本ダラダラ日。オトモが動画を見たがって仕方ないので、 ある程度見たらドリル。

ひつじこがから「うどん食べた」というメッセージが来て、 それで子供らのうどん欲に火がついた。 500g入りを買ってきて全部ゆでた。 残ったら油で和えて後で肉と炒めようと思っていたが、 全部食われた。すごいな。 白い炭水化物はうちにないから、たまに出すとすごい食う。

2020年10月14日

なるほど。伴奏と関係ない調で歌えるなら確かに問題じゃないな。

音楽という奴は、やってる人とやってない人の差が激しい。 やってない人はやってる人のスキルが本当わからない。 ひつじこは私から見れば「やってない」側だが、 「自分が歌っている音が和音に照らしておかしいか」 がわかる段階で、「全くやってない」層とは全く違う。 多くの人は音楽を聞く経験は多いので、 聞いたものの音が合っているかどうかは多少わかるが、 自分が出している音を聞くことはなかなかできない。

音楽というスキル性が強い行為を、スキルを気にせずに楽しむのは 良いことだと思う。ウクレレという楽器はそれに適しているし、 出している和音と全く関係ない音を歌うことで 音楽を楽しめるならそれで良い。 そこにスキル性を持ち込めば、いろんなものが壊れてしまうだろう。 「聴いている他者」を意識するのはとりわけ辛くて、 例えば録音して聞けば自分達が何をやっているから一発で 明らかになってしまい、楽しむどころではなくなってしまう。 目的が「楽しむこと」なのであれば、そういう所にツッコミを入れてはいけない。

問題は、「幼稚園児を集めて聞かせる会」ということだ。 真の目的が「ママ達がやりたいからやる」であるにしても、 建前として「子供を楽しませる」というのが入ってくるならば、 子供という他者を意識すべきだと考えるのは間違っていない。 「どうせ子供は好きな音で歌うからなんでもいい」 と開き直るのがオーケーかどうかは、 本音と建前のバランスをどこで取るか次第だ。

さて、この状況で子供に楽しんでもらいたいという意識を 持って参加するとしたらどうするか?

まず、正論めいたことを言って雰囲気を壊すのは下策だ。 過去の私にも同じことを言いたい。 そもそも目的が一致していないのだ。正しさとは 目的に適合する度合いなのだから、そもそも正しさを 測ること自体が無理なのである。 要は「結果として望む方向に近づけば良い」のだから、 音域を下げたいのであれば、 「もっと簡単に弾ける調見つけた」とだけ言えばいい。 C調と同等以上にF調が楽なら、それでいい。 また、「自分で歌いやすい音域で歌う」 というのは自分一人で歌う時の話で、 横で大きな音で歌っている人がいれば、 その音程にひっぱられるのが常だ。 隣の人と違う音を出すのはもはやスキルであり、 ひつじこがデカい声でC調で歌えば、 周りもそれにひきずられることになる。 その時には何も言わなくても「なにこれすごい高いわ」 ということが感覚としてわかるわけで、 何か言うのはその後だ。 その時に、同等以上に弾きやすいF調の コードがスッと出てくれば、抵抗も特にないだろう。 あるいは、適当な理由をつけて録音してみるのも良い。 録音すれば、それを聞く自分は他者になる。 「いやこれはさすがに...どんな歌か全然わからないぞ」となれば 軌道修正する気になるかもしれない。

仮にそうならなくても、ひつじこはC調のまま歌えるのだから、 気にせず全力で、圧倒的に大きな声で歌えば良い。 そうすれば、全体としてはウクレレの和音に合った歌になり、 音楽は壊れない。一番高い音がミなので子供でも辛い子はいるだろうが、 まあ幼稚園児だし多くは出せるだろう。

というところまで事前に説明したんだけどなあ。

2020年10月13日

ひつじこ、自分でやったことにビビってる。 やるべきだと思ってやったのに、 次の日になると怖くなって何も手につかなくなる、 みたいなのは私も24くらいまではしょっちゅうあったな。 我ながら落ちついたなあと思うが、それでも完全になくなったわけではない。 うちの会社は360度評価というものがあって、 ある程度踏み込んだことを他人に対して書く必要に迫られるのだ。 そういう緊張感を強いる機会が定期的にあるのはいいことだろう。 ドキドキするけど。

幼稚園のイベントでウクレレをやるという。 ひつじこも参加するそうだ。 しかしだいぶ問題がある。 ウクレレで弾きやすいC調にすると音域が高くなりすぎて 地声ダイレクトしかない子供には歌いにくいし、 なまってる大人や、アルトな大人にも辛い。 音域をいい具合にすることと、ウクレレの性質で妥協すると FかGだが、それでもウクレレ素人には難しい。 弦の配置が特定の和音を楽に出すことに特化しているので、 そこから外れると初心者には到底無理な指の形を要求される。 見てる本が初心者用だからかもしれないが、 コード記号と出てる音が一致してないケースまであってややこしい。 コードがD7なのにD入ってないとか。 そういえば昔ギターを触らせてもらって、恐しく難しく感じられたことを 思い出した。

手元にある本によると、初心者が楽に出せるのは10個の和音らしい。 Gだと2つ、Fだと3つがこの範囲にない。Fの方は素直に移調した際に出てくる C7をCに置換しても違和感がないので、その置換をすれば2つだ。

2020年10月12日

昼間みんなで外出したので、ひつじこは疲れてさっさと寝てしまった。 なのでゼノブレイドクロス。 たぶん私、このゲームの戦いの基本がまるでわかってない。 攻略記事見ても「ドール(ロボ)があれば楽勝」って書いてあるボスに 3回負けた。ロボあるのに。 ロボに何装備させてどう戦えばいいのかが全然わからん。 ロボ破壊されるとペナルティがデカいので負けそうになったらロボから降りて死ぬ、 みたいなことになってるし。

オタマもシノンも走るのが遅い。真面目に走ってないのもあるし、 そもそも走り方を知らないのもある。 しかし、「正しい走り方」なんて教えてもらえないし、 教えてもらっても個性があるので合うとは限らないという問題がある。 たくさん走れば鍛えられるし、最適化が自然にかかるので それなりにはなるだろうが、別に速く走るのは目的ではないからコストはかけたくない。 そもそも走る練習なんてしたくない。 別にかけっこで一番になりたい子達ではないので、 身体の利用効率が上がった副産物として速くなればそれでいい。

走り方いろいろあるんだよな。それはたぶん、 競争に勝つための走り方とそうでない走り方の違い、 想定する距離が違うことによる違い、 想定する訓練時間による違い、などが混ざった結果なのだろう。 勝つことは目的ではなく、想定する距離は効率重視なので長距離寄り、 そして訓練時間は取りたくない、といううちのニーズを満たす方法な何なのか。

重心が動くと、効率が悪い。エネルギーを使う。 例えば走って重心が上下動すると、落ちたものをまた持ち上げるのにエネルギーを使う。 反発係数が1の弾性衝突でバウンドできればいいが、 そんなわけはない。 左右動はさらにタチが悪い。地面に摩擦をかけて戻さないといけない。

重心の上下動を抑えるには、 脚で地面を蹴って身体が浮いた分だけ腕や上半身を下げれば多少は補償できる。 あとは、歩幅を小さくして着地回数を大きくすれば、 上下動を減らせる。しかし着地はブレーキがかかるので、 ブレーキがかかりにくい着地をやる必要がある。 着地を胴体の真下かそれより後ろに持っていき、 かかとはつかない。そうなると前傾姿勢でつまさき着地になる。 左右動は足の着地を中心線に近づけ、 脚の前後動に伴う重心の左右のブレを極力骨盤の左右動で打ち消す。 打ち消し切れない分は腕で補償。 みたいなことをやるには身体をいろいろ動かした時に 重心がどう動くかを感覚でわからないといけない。 走る前にそっちやった方がいいんだろうなあ。

2020年10月11日

ゆるキャン、知らなかった。 もうアニメ何やってるかすらわからない状態になってる。

ひつじこは聖地巡礼のアニオタには見えないと思うけど、 どういう人が行ってるのか知らないからなあ。

最近結構忙しい。製品の数が多いとわけがわからなくなってくる。 別にそのせいというわけでもないが、トラブって今日は働いている。 すまぬ。

なんつうか、100人で一つの製品作る、とかは嫌だなあと思っていて、 30人でも多いなあと思いつつ、5人くらいになってくると分業しにくくなって 辛いこともある。そして1人で作るとなると私には完全に無理だ。 遊びの勘所を自分で考えるセンスがないといけない。 できちゃったものの運用と改善なら1人でもいいかなと思わなくもないが、 1人で2製品やるとなるとたまにしんどい時がある。何か起こった時とか。 そして、そろそろ3製品に増える。

2020年10月08日

オタマのswitch、修理出そう。

シノンの方にアカウント作ってネットで連携させればいくつかのソフトは両方で遊べる。 しかしポケモンはアカウントの引越しをしないとダメっぽい。 明日引越しをして送るか。 修理帰ってきたら再度引越しして戻す感じだな。 どうぶつの森はダメだが、データ消えずに修理帰ってくることを期待するくらいしかない。

2020年10月07日

ひつじこ最近たくさん歩いてていい。 再来週に日蓮宗の総本山に旅行してくるらしく、 その準備として歩いたり体操したりしている。 あと、オーケーの買い出しも特に意味はないが一緒に行くようにしている。 自転車で4km半で、途中結構な坂があるので運動になる。

学校での教育相談サービスが役に立たなかったらしい。 ひつじこから見た風景しかわからないから公平に判断できるわけではないが、 元から期待してないし、こんなもんだろうとは思う。 結局のところ、「優秀な人はお金がもらえる所でお金がもらえる仕事をしている」可能性が高い。 いろんな事情で、全然儲からない所に優秀な人がいてがんばっていることは多数あるが、 全体としてはそうだ。 タダで受けられるサービスに質を期待するのは難しい。 金を払うサービスに比べて質を上げる圧力が小さく、 成果を出すことよりも面倒を避ける方向へ行きやすい。 「それは発達障害っぽいから療育やった方がいいですよ」 なんて言って、相談した親がブチ切れたらオオゴトだ。 親がショックを受けて子供に当たる恐れすらある。 虐待の引き金を引いた、なんて言われたらたまらないし、 実際そうなるのはマズい。 医者や専門家に回そうとするのは、 医者や専門家が言えば権威があるのでブチ切れる危険が減るからだ。 「病気です」と言われる方が楽なことは多々あるが、 素人は「それは病気ですよ」と言う権利を持っていない。

それに、前の発達相談でも思ったことだが、 「とりあえず話聞いてもらえれば満足する人」 というのがたぶん世の中には結構な割合でいる。 「効果のあるアドバイス」などそもそも求めていないのだ。 「効果のあるアドバイス」なんてもらったら、 行動を変えないといけない。行動を変える覚悟がある人なんて、 たぶんそう多くはない。 であれば、そういうサービスの人は聞いてるフリさえできれば良く、 余計なことを言わないのが正解だし、 真面目な人であればあるほど「それが正しい相談の受け方で、貢献する道だ」 と思うようになるかもしれない。 たまにうちみたいにガチで解決策を欲しがる人が現れても 戸惑ってしまうだろうし、 それが稀にしか現れなければ「単なるイレギュラー」としか思わないだろう。

実際、発達障害の気配が濃い子供は結構見るが、 そういう子の親がその手の勉強をしてる例は多くない印象がある。 子供の特性が理解できなくて困っている親は多いだろうが、 そういう時の対処が「子供と距離を置く」になる例は 結構多いのではなかろうか。 子育てもスキルの一種である以上、上手い下手もあるし、好き嫌いもあるし、 才能の有無もある。向いてなくてやりたくない人が親になるケースなんて 珍しくもない。そういう状況で子供が発達障害ともなれば、 見なかったことにしたくなるのも仕方ないだろう。 もちろんそれによって事態は悪化するし、 本人の人生の可能性は狭まるし、 社会にとっても良くないのだが、 家庭の外から手をつっこんで助けてくれる誰かがいなければそのままになる。 本来それが公的サービスの意義なのだが、 そこに「金を稼げる優秀な人」を多数配置しなくては結局成果は出ない。

ひつじこがこれを改善したければ、作戦を立てて「運動」をする必要があると思う。 まあとりあえず、教頭先生には「役に立たないし有害だからどうにかしろ」 と言ってもいいと思うが、「効果が期待できる言い方」は考えないといけないな。

「おかしい」と思うことがあったら、「どういう条件があったら、そのおかしいと思うことが 起きてしまうか」を考えるといいと思う。 たぶん現実にその条件があるからそうなっていて、 それを変えないと仕方ない。 道徳の問題にせず、経済学と行動科学の問題にしよう。 オトモのABAと本好きの下剋上から学んだことを他にも使うべきだ。

2020年10月01日

ひつじこは正義を行おうとする傾向が強い。 良いことだと思うが、正義を行うには、 自分が正義だと思わないことが必要だ。 交渉相手を悪とみなしていることが相手にわかってしまえば、 悪とみなされた方が協力してくれるはずがない。

何かする時には、 「それによってうちは何を得ようとしているのか」 を明らかにする。それは私利私欲でやることで、正義ではない。 オトモが楽に生きられるようにする、というのは私利私欲で、 うちらの要求を通すための策を考えて実行するだけのことだ。 そう思えば正義に毒されずに済む。 また、「単にうちらが利を得たいだけならやらないこと」 をやる場合もあって、 例えば「他に同じ境遇の親がいたら楽にしてあげたいから、 うちはもうすぐ関係なくなるけど敢えて改善提案をする」みたいなことだ。 ひつじこは結構それが多いし、 それはどうしても「正義を行う」ノリになりやすいので、 注意がいる。なので、私はそれを「運動」と呼ぶことにしている。 「よし、それは運動だな。徒党を組んで運動してこい」 みたいに言うと、なにせ「運動」という言葉のイメージが悪いので、 「運動は嫌だなあ」となって若干冷静になってくれる。

うちが得したくてやることは私利私欲。 それ以外は「運動」。そう位置付けた上でやれば、 変な正義感で交渉相手を頑なにさせることが減って、 成功率が上がるだろう。たぶん政治家の人の中には、 身近なことを解決しようとしていろいろ交渉とかしてるうちに 仲間が増えて話が大きくなって、気がついたら運動家 みたいになってて、果ては政治家、 みたいな人もいると思うんだよな。 ひつじこはたぶんそういう素質があるタイプだと思うし、 それが花開くならいいんだけど、 現実に何かをしようとすれば、交渉が必要になる。交渉は戦いじゃない。 交渉ってのは相手にとっても得になることを提示しないと どうにもならない。正義を動機にすると、そこがわからなくなる。

本好きの下剋上から学べることは大きい。


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