アタマジラミ事件。 ひつじこと子供達が謎の痒みで小児科に行った所、 シラミと判明した。 どうやらひつじこがどこからかアタマジラミをもらってきてしまい、 子供達の頭にも伝染ってしまったようだ。 私だけは伝染らなかったのが謎。 スミスリンシャンプーを薬局で買ってきて三日に一度使う、 ということになった。 処方されてないので保険がきかない。 ひつじこは虫がいる状態が面白かったらしく、 最初のシャンプーでほぼ虫が絶滅してしまったのが物足りないらしい。
会社の正月企画に巻き込まれて、 こんなゲーム を作る羽目になった。詳しくは後で技術ブログに書くつもりだが、 最近やることが多すぎて技術ブログが書けないのでここでも宣伝しておこうと思った。 会社のサイトなんて放っておいたらそんなに人は来ないし、 ロクに拡散の算段もしてなかったのでイマイチ人が来ない。 一週間以上使ってしまったのに人が来ないのでは悲しいので、 ここでも宣伝しておこう。もはや誰が見ているのかもわからないが。
完全手書きJavascript製。WebGLで3D。 無駄に隠し要素も入れてみたし、アニメーションなんかもそれなりには作ってみた。 原型は別の人がUnityで作ってくれたので、基本的にはその移植で 大したことはしていないのだが、 Unity製のプロトタイプを短期間でJavascript化できる人に あまりアテがなかったので私がやることになった。 私もできるかよくわからなかったのだが。
昨日は同僚とオタマの3人で横浜の楽器店に行ってバイオリンを見てきた。 同僚がバイオリンを始めたい、というので、 楽器店に同行することになったのだ。ついでなのでオタマも同行。 数万で初心者用の奴が置いてあるだろうと思ったのだが、 横浜のクロサワバイオリンはもっと上の価格帯しかない。 数万のものは子供用だけだった。 たまたまヤマハに行ってみたら8万円のセットがあったので、 触らせてもらうことにした。 完全に予算外だが16万のも触らせてもらった。 同僚は完全初心者なので、とりあえず私が弾いてみる。 音の違いは同僚にもわかったらしい。 8万の方でもそれなりに鳴るのでそれでいいと思うが、 高周波の鳴りが少なくて音量自体も小さいのは確かだ。 低価格帯の方が値段の差がわかりやすい。 さすがにその場で即決というわけには行かず、 パンフだけもらって帰ってきた。さてどうするのかな同僚。
バイオリンパレットというネットのバイオリン店には、 3-4万円の初心者用セットがある。 大手と違って広告費その他がかからず店舗もないので コストダウンしやすいという。 値段の割にスペックが高いという話だ。 加工賃が安く済む国なら、 材料のグレードが同じでも安く作れる。 加工のレベルがある程度あれば、 低価格帯においては材料と工法の差が一番大きいはずで、 ネットでもいいのではないかという気はする。 しかし、私は自分でそれを試す理由がないので確かめようがない。
そんなことがあって、オタマのバイオリンについて考えるきっかけになった。 そして、今日の朝の練習で、気づいた。 こいつの弓、ショボい。 ザイツのロンドはスタッカートの重音が続く所があって、 弓に圧力が強くかかる。 そこで十分鳴るだけの圧力をかけると、 弓の棒が耐えられずにつぶれて弦に触れてしまうのだ。 棒と毛が平行になるくらい張れば耐えられるが、 そこまで張ると長い音を出す時に弾きにくくなる。 棒が毛と平行でなく曲がった状態で設計されていることには意味があるのだ。
問題は、オタマがあと1年くらいで大人サイズに移るということだ。 今高い買いものをするのは避けたい。 しかし、1年は長い。 明らかに弾きにくい状態で1年も練習するのは練習効果を下げてしまう。 理想は「この状況をギリギリ打開できる性能のものを可能な限り安く買う」 だが、「いくら払えばいいのか」が全くわからないのだ。
とりあえず情報がないのではどうしようもないので、 昨日行ったクロサワバイオリンにオタマを連れていって、 触らせてもらうことにした。もちろんオタマのバイオリンを持っていって 比較対象とする。12万のちょっといい感じの奴と、 5万の中国製、あと元20万の国産弓の中古で10万の奴を 出してもらった。結論から言えば5万で十分改善する。 かなりの圧をかけてもザイツのロンドの重音でつぶれない。 12万は同じ強度をより細い材料で出せていて、 触った感じも良いが、そんなにかける気はない。 10万の奴は単純に棒が弱くて、圧を強めにかければつぶれる。 経年劣化だろう、とのお話だった。 弓は半分消耗品で、棒の強度は経年劣化するそうだ。それ、知らなかった。
さて迷う。5万で買える弓の材料でも望む強度が得られる。 であれば、ネットで買えばより安い弓でも同グレードの材料を使ったものが 買えるだろう。バイオリンパレットの2.4万の弓とか、3.2万の弓とかでも 十分行けるのではないか。 しかし、2.4万なら大丈夫か、3.2万なら大丈夫か、はたまた4万のでないと ダメか、というのがわからない。 今のオタマの弓がいくら相当なのかがわからないのだから当然だ。 安全側に振って4万出すなら、今ここで買うのと1万しか違わない。 弓は個体差も大きいらしく、 今まさに試したこいつを買えるということの安心感には比べるべくもない。 というわけで、5万のを買って帰ってきた。
オタマ、フルサイズ移行の時がきたらどうするかなあ。 オタマ用を買うか、私の貸すか。まあどっちかだ。 貸すのはタダだが、子供なので破壊の危険性があるのと、 一緒に弾けない問題がある。 まあそれは私がオタマの3/4で弾けばいいとも言えるのだが、 私が持ち出すとオタマが弾けなくなるのは問題だ。
今日の昼間は近所で餅つきイベントに行った。 どういう動機でやってるイベントかはわからないが、 アンケートが配られたり、名前登録したり、 lineグループへの参加を勧められたりしたので、 純粋な地域行事的なものではなく、 何かしらのビジネスか、何かしらの活動かの臭いがした。 親同士の交流の機会、ということで、 養生テープの名札とか、交流したらシールを貼るみたいなシステムも 用意されていた。 でもそれはそれとして、餅はおいしかった。 近所の和菓子店がそのへんの用意をしてくれていて、 きなこやあんこのレベルも高かったのだ。
なお、シノンは食いすぎた。オタマもだいぶ食べていた。 オトモは餅にはさして魅かれなかったが、一緒においてあった 大量のビスコを食べまくっていた。 私も5個切れくらい餅を食べて、 かなり胃にもたれ、それが消化された後は低血糖で 空腹感がひどくて参った。本当糖質よくない。うまいけど。
その後は海浜公園で外遊び。シノンはストライダーで 自転車の予備練習をずっとやっていた。 オトモもラジコンを追いかけて走りまくってたし良いのではないだろうか。 ラジコンは走らせもするが、操作することの楽しさはまだわかっておらず、 レバーを倒したまま走っていくだけでコントロールしようという気はない。 そこ時間かけて教えたら発展するかなあ。
オトモ、4歳児に言うことではないが、2歳後半くらいにはなってると思う。 今もひつじことボールの蹴り合いしてる。蹴って相手の所に送ろうとしてるし、 転がってきたのを追える。1年前はボールを追うこともできなかった。 また、積み木で煙突作ってる。ただ積むだけならともかく、 見立てができる。そう考えればすごい進化なのだが、 ドラッカーの言う「半分水が入ったコップ」と「まだ半分しか入っていないコップ」 の話になる。何もなければ増えた分だけうれしいが、ある程度増えてくると 不足に目が行くようになるから、主観的にはむしろ幸せ度が減る。 実際、このまま行って2年ちょい後に小学校に入ってやっていけるか? と言われれば、自信を持って無理だと言える。 上二人もいるわけで、コスト全振りというわけには行かない。 なりゆきに任せて強い介入をあきらめる、という一番安い選択肢から、 仕事を削ってでも強力に介入するという高くつく選択肢まであるが、 その間のどのへんでやるかをちゃんと考えた方がいい。 真面目にやるなら仕事と両立は不可能だと思う。
時間削って働くためには、「時間に比例して成果が出る仕事」をやらないといけない。 何の役に立つのかわからん仕事、不確実性が高い仕事は、 確実性がない上に、家に帰ろうが会社にいようがそのことばっかり考えてないと 成し遂げられない。 しかし、私は「時間に比例して成果が出る仕事」が苦手だ。 「仕様実装します」系の仕事は大して優秀ではないから、 それをやるなら時給下げないと釣り合わない。 ゴール定めてそこに向かって線を引くタイプでなく、 同じことを正確高速に繰り返せるタイプでもない。 何をやりたくなるかは予測不能だし、 同じことは面倒くさくなって繰り返しても練度が上がるどころか下がる。 仕事と家庭の両立とか、効率良く成果出すとか、確実に成果出すとか、 そういう「正しい働き方」からかけ離れた性格と能力なのだ。 時短みたいな器用な働き方ができるとはとても思えない。
「できる気がしない」というのは甘えなのかなあ。 「できるようにしよう!」と思って努力すればいいんだろうか。 うちの社長が「成長するにはコミットするしかない。それを避けるのは恐怖があるからだ」 みたいなこと言ってて、確かに恐怖はあるなあと思う。 「できるようになります!」と宣言しちゃってからどうにかすればいいのか? そうなのかもなあ。
咳が邪魔くさい。鼻の奥や喉の痛みがさしてなく、 風邪の症状自体は軽いのに、咳だけは強い。 これは麦門冬湯じゃなくて麻杏甘石湯の咳だよなあ。 リン酸コデインじゃなくて気管支拡張と消炎で対処するタイプの奴。
えらい久しぶりだが、無職転生を読み終えたので感想書く。 少し前に読んだ本好きの下剋上の方が好きだが、これもかなり新鮮だった。
主人公が事件の中心にいない。 勝利条件を満たすまでループし続ける、というのは普通は 主人公の役割だと思うが、この話では脇役がそこを担っている。 主人公はループせず、人生は一回しかない。 まあ転生しているので二回目ではあるのだが、しかしそれで終わりだ。 加えて老衰で世を去る所まで描かれ、 戦いはその子孫に引き継がれていく。 それでいて、話がさらに続くことはない。 あくまで主人公の人生が主題なので、そこで話は終わる。
日本から召喚された別のキャラも出てくるが、 最終的にどうなったのかははっきりとは語られない。 チラ見せした情報は全部つながって終わるべきだ、 という主義で読むと甚だ中途半端感があるのだが、 主人公は全てを知り得ないのだから、主人公を描いたこの話を 読んだ読者もまた全てを知り得ないのだ、と言われれば、 まあそうかなという気がしてくる。 その割に地の文でごっそり説明してしまうことは多いので、 小説のスタイルとコンセプトが合っているのかはよくわからないが、 とりあえずこのコンセプトは面白い。
主人公は転生物のお約束通りムチャクチャに強いのだが、 それでももっと強いのがいくらでも出てくるし、 ほどよく油断するのでしょっちゅう負けるし、ボロボロになる。 自分で全部やらずに人に頼るのもいい。 毎度ボロボロになっても都合良く助かるのだが、 「助けてくれる人がいる」というのがこの主人公の最大の強さ、 と考えれば、まあアリだなと思う。
男女の仲は外せない題材だが、最後は妻が3人になる。 読者のハーレム願望を満たすためと言うこともできるが、 人との関係を広げて組織として戦い、 さらには子孫に戦いを引き継いでいくわけだから、 妻が複数いるのはアリだろう。
おもしろかった。
本好きの下剋上はさらに別格に面白かった。 こっちはチラ見させた要素が大抵つながるので、そこの快感がすごい。 途中途中はエグくても、ラストは非常に綺麗に終わって、気持ちがいい。 理想論や熱血、道徳で話が進まないのも現代的で好感が持てる。 政略結婚が当然の世界だったり、尋常じゃない格差社会だったりするのも、 「理想からかけ離れた状態であり破壊されるべき」 というノリでは描かれない。 「今そうなっているのには理由がある」という前提から出発して、 各方面の利害を調整することによって自分にとって良い方向に変えていこうとする。 また、時には武力や権力を使う展開になるのもいい。 転生して未知の社会のルールに馴染む努力をしつつ、 転生者であることの強みを、うまく周りにとって利益になる形で発揮して 居場所を作っていく。 これって、転職してやることと同じだ。 読みながら、「転職した後うまく馴染みつつ居場所を作っていくためにどうするか」 を何度も考えさせられた。 致命的にしくじったとは思ってないが、もっとうまくやれた気はするんだよな。 今からでも何ができるだろうかと考えてしまう。 会社を儲けさせればいいんだけどな簡単に言えば。
世襲の貴族はどう正当化されるか。 より多くのコストを教育につっこんだのだから優秀なはずで、 優秀なのだから裕福で当然、というロジックは現実にも成立する。 親が金持ちかどうかは相当効く要素だ。 そこに魔力という要素を足してくる。 魔力があれば貴族、なければ平民。 夫婦の魔力に差があれば子供ができず、 妊娠中にどれだけ魔力を注いだかで産まれる子供の魔力も左右される。 そういう設定があると、世襲の正当性は相当に強くなる。 土地に魔力を注がないと農作物はできず、 一定以上の規模の建築物は魔法で作るのが当たり前。 本の印刷は平民がやるが、最後まで建築や軍事は貴族の独壇場で、 「打倒格差社会!」みたいな思想は影も形もなかった。
弟、結婚するんだって。正月帰ったら相手の方も来ていた。
漁港だった小名浜に水族館ができたのはずいぶん前のことだが、 最近イオンができて、ずいぶん変わっている。 地方物産ストアやイベントスペースもできていて、 今日はアルパカやひつじに触れるイベントをやっていた。 泉のあたりにもヨークベニマルが建って便利になった。 地震で北から引っ越してきた人によって人口が増えたせいだろう。